JP2001096472A - 釘打ち機のバンパ装置 - Google Patents
釘打ち機のバンパ装置Info
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- B25—HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
- B25C—HAND-HELD NAILING OR STAPLING TOOLS; MANUALLY OPERATED PORTABLE STAPLING TOOLS
- B25C1/00—Hand-held nailing tools; Nail feeding devices
- B25C1/04—Hand-held nailing tools; Nail feeding devices operated by fluid pressure, e.g. by air pressure
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Abstract
向上を図る。 【解決手段】 釘打ち用空気圧シリンダ4の室内の前部
に円環状中空ゴムチューブ形バンパ12を挿入する。バ
ンパ12の通気口12aと緩衝シリンダ13のポートを
管路14にて接続し、バンパ12及び管路14内にオイ
ルを充填する。空気圧シリンダ4のピストン6がバンパ
12に衝突するとバンパ12が圧縮され、緩衝シリンダ
13のピストンが後退して衝突の衝撃を吸収する。
Description
パ装置に関するものであり、特に、耐久性と緩衝性能を
向上させた釘打ち機のバンパ装置に関するものである。
釘打ち機(ステープル打ち機を含む)は、ピストンを内
蔵したシリンダの内底部にゴム製固体バンパを装填して
あり、釘打ち時にピストンがシリンダの内底部に衝突す
る際の衝撃をバンパによって緩衝している。しかし、ゴ
ム製固体バンパは、ピストンが衝突することにより発熱
して徐々に緩衝性能が劣化するので、使用回数に応じて
交換する必要がある。
めに解決すべき技術的課題が生じてくるのであり、本発
明は上記課題を解決することを目的とする。
達成するために提案するものであり、円環状の中空ゴム
チューブに通気口を形成し、釘打ち機に内蔵した釘打ち
シリンダの室内の前部に前記ゴムチューブを挿入すると
ともに、ピストンを内蔵した緩衝シリンダを釘打ち機に
装着し、ゴムチューブの通気口と緩衝シリンダのポート
を管路にて接続し、ゴムチューブ及び管路内に流体を充
填して、釘打ちシリンダのピストンがゴムチューブに衝
突する際の衝撃を緩衝シリンダにより吸収するように形
成した釘打ち機のバンパ装置を提供するものである。
釘打ち機の釘打ちシリンダ内に挿入して釘打ちシリンダ
のピストンの前面に対向させ、釘打ちシリンダのドライ
バをフリーピストンの中心孔へ挿通して貫通させるとと
もに、ピストンを内蔵した緩衝シリンダを釘打ち機に装
着し、釘打ちシリンダの前端に形成したポートと緩衝シ
リンダのポートを管路にて接続し、フリーピストンの前
面側室内及び管路内に流体を充填して、釘打ちシリンダ
のピストンがフリーピストンに衝突する際の衝撃を緩衝
シリンダにより吸収するように形成した釘打ち機のバン
パ装置を提供するものである。
図に従って詳述する。図1は空気圧釘打ち機1を示し、
2はシリンダハウジングであり、3はグリップである。
シリンダハウジング2は空気圧シリンダ4を内蔵し、シ
リンダハウジング2の先端(図1において下)にノーズ
5が結合されている。
合されたドライバ7はノーズ5内の縦孔に沿って昇降す
る。ノーズ5の背面に連結されたドラム形の釘マガジン
8には、ワイヤまたはプラスティックベルトで連結され
た釘がコイル状に巻かれて収容される。
置され、トリガバルブ9のステム9aに対向してトリガ
レバー10が配置されている。また、クランク状に屈折
しているコンタクトアーム11がノーズ5に沿ってスラ
イド自在に装着されていて、コンタクトアーム11の下
端11aはノーズよりも釘の射出方向へ突出し、上端1
1bはトリガレバー10の前面に対向している。
の中空チューブであるゴム製のバンパ12が挿入されて
いる。シリンダハウジング2の下部、且つノーズ5の裏
面側に緩衝シリンダ13が設けられていて、シリンダハ
ウジング2の内底面から緩衝シリンダ13のポートへ通
じる管路14が形成されている。
2aが形成されていて、ニップル部12aをシリンダハ
ウジング2内の管路14の開口部に挿入し、バンパ12
の内部及び管路14内にオイルが充填されている。
ダ4の下部にフリーピストン15を挿入し、空気圧シリ
ンダ4のドライバ7はフリーピストン15に形成した中
心孔を貫通している。
と下部の小径部15bとからなり、大径部15aの外径
はシリンダハウジング2の下部の内径とほぼ等しく、小
径部15bはシリンダハウジング2の下端部の孔に挿入
されている。
の気密性を保つために、フリーピストン15の大径部1
5aとシリンダハウジング2の孔にそれぞれOリング1
6,17を装着し、フリーピストン15の下面側室内及
びシリンダハウジング2の内底面から緩衝シリンダ13
のポートへ通じる管路14にオイルを充填している。
するためにフリーピストン15の上面にゴムシート等の
弾性体を貼付しておくことが望ましい。
18はコイルバネ19によってオフセットされていて、
コイルバネ19のバネ力により管路14内に一定の油圧
を印加して、図1に示すバンパ12を膨張状態とし、図
2の場合は、フリーピストン15を上昇位置へ押し上げ
る。
ンダ20は、ピストン21の背面側空気室に高圧窒素ガ
スあるいは高圧空気を充填した気体封入形緩衝シリンダ
である。
1の動作及びバンパ装置の動作を説明する。先ず、図1
に示すグリップ3の端部のプラグ取付け孔3aにエアカ
プラのプラグ(図示せず)を取付け、エアホースを通じ
てエアコンプレッサからグリップ3内に高圧空気を供給
する。
物に当てて上方へ押し込み、これと同時にトリガレバー
10を引くと、トリガレバー10に枢着しているアーム
22が全体的に押し上げられてトリガバルブ9のステム
9aが押し込まれ、空気圧シリンダ4のヘッドバルブ2
3の上面に作用している圧力空気がトリガバルブ9を通
じて排気される。これにより、ヘッドバルブ23の下面
外縁部に作用する空気圧によりヘッドバルブ23が閉位
置から上昇し、グリップ3内並びに空気圧シリンダ4の
周囲の高圧空気が空気圧シリンダ4へ流入し、ピストン
6およびドライバ7が、同図に示す上方待機位置から下
降してノーズ5内の釘を射出する。
ると、バンパ12が圧縮されてバンパ12及び管路14
内のオイルが緩衝シリンダ13のピストン18を後退さ
せ、バンパ12に加わった衝撃を吸収する。そして、ピ
ストン6の運動エネルギーが減衰して緩衝シリンダ13
のコイルバネ19のバネ力と釣り合ったときにピストン
6が停止する。
すると、トリガバルブ9がオフ位置に切り換わり、ヘッ
ドバルブ23の上面にパイロット圧が供給されてヘッド
バルブ23が下降し、ピストン6の上面の圧力空気が大
気へ排出されるとともに、空気圧シリンダ4の周囲のブ
ローバックチャンバ24に蓄積された圧力空気が、ピス
トン6の下面に作用してピストン6が待機位置へ上昇す
る。
より、緩衝シリンダ13のピストン18はコイルバネ1
9に押されて前進し、オイルがバンパ12に充填されて
バンパ12は初期形状に復帰する。尚、図2のバンパ装
置も上記のバンパ装置と同様に動作してピストン6の衝
撃を吸収する。
25内のピストン26の背面側に設けたポート27とト
リガバルブ9の空気室とを管路28によって接続し、ト
リガバルブ9の空気室から供給される圧力空気によりピ
ストン26を前進位置へオフセットさせている。この場
合は、空気圧シリンダ4と緩衝シリンダ25を接続する
管路14を小径とするか、管路14中に絞りを設けて、
管路抵抗によりピストン6の衝撃を緩衝させる。
5のピストン26の背面に作用している圧力空気が排出
されると、ピストン26はフリーな状態となり、バンパ
12にピストン6が衝突したときに緩衝シリンダ25の
ピストン26が後退し、空気圧シリンダ4のピストン6
の衝撃を吸収する。
気圧シリンダ4のピストン6が上昇するとともに、トリ
ガバルブ9を通じて緩衝シリンダ25の背面側空気室に
高圧空気が供給され、ピストン26が前進してバンパ1
2を初期状態に復帰させる。
9のピストン30にピストンロッド31を設け、図1に
示すノーズ5の背面(図において右)に配置されている
ラチェット式の釘送り爪32にピストンロッド31の先
端を連結している。
4のピストン6がバンパ12を打撃したときに緩衝シリ
ンダ29のピストン30とともに釘送り爪32が後退
し、トリガバルブ9をオフしたときに、空気圧シリンダ
4のピストン6の上昇と連動して緩衝シリンダ97のピ
ストン30と釘送り爪32が前進し、次の釘がノーズ5
内へ供給される。
ものではなく、例えばバンパに充填する流体は、ガス、
空気等の気体であってもよい。また、この発明の技術的
範囲内において種々の改変が可能であり、この発明がそ
れらの改変されたものに及ぶことは当然である。
のバンパ装置は、釘打ちシリンダのピストンがストロー
クの終端に達したときの衝撃を、流体を充填した緩衝シ
リンダによって吸収するので、緩衝性能が良好であり、
従来のゴム製固体バンパに比較して発熱や疲労による劣
化も少なく、釘打ち作業者の疲労度の軽減と釘打ち機の
耐久性の向上に寄与する発明である。
って釘送り爪を駆動することにより、圧力空気にて釘送
り爪を駆動する従来の空気圧釘打ち機よりも空気消費量
を低減することができ、エネルギー効率が向上する。
面断面図。
面図。
Claims (6)
- 【請求項1】 円環状の中空ゴムチューブに通気口を形
成し、釘打ち機に内蔵した釘打ちシリンダの室内の前部
に前記ゴムチューブを挿入するとともに、ピストンを内
蔵した緩衝シリンダを釘打ち機に装着し、ゴムチューブ
の通気口と緩衝シリンダのポートを管路にて接続し、ゴ
ムチューブ及び管路内に流体を充填して、釘打ちシリン
ダのピストンがゴムチューブに衝突する際の衝撃を緩衝
シリンダにより吸収するように形成した釘打ち機のバン
パ装置。 - 【請求項2】 中心孔を形成したフリーピストンを釘打
ち機の釘打ちシリンダ内に挿入して釘打ちシリンダのピ
ストンの前面に対向させ、釘打ちシリンダのドライバを
フリーピストンの中心孔へ挿通して貫通させるととも
に、ピストンを内蔵した緩衝シリンダを釘打ち機に装着
し、釘打ちシリンダの前端に形成したポートと緩衝シリ
ンダのポートを管路にて接続し、フリーピストンの前面
側室内及び管路内に流体を充填して、釘打ちシリンダの
ピストンがフリーピストンに衝突する際の衝撃を緩衝シ
リンダにより吸収するように形成した釘打ち機のバンパ
装置。 - 【請求項3】 上記緩衝シリンダは、緩衝シリンダ内の
ピストンにバネを介装したバネオフセット形緩衝シリン
ダである請求項1または2記載の釘打ち機のバンパ装
置。 - 【請求項4】 上記緩衝シリンダは、緩衝シリンダ内の
ピストンの背面側室内に空気や窒素ガス等の気体を充填
した気体封入形緩衝シリンダである請求項1または2記
載の釘打ち機のバンパ装置。 - 【請求項5】 上記緩衝シリンダの後端部にポートを設
け、空気圧釘打ちシリンダの起動を制御するトリガバル
ブの空気室と緩衝シリンダの後部ポートとを管路にて接
続し、トリガバルブをオフした際にトリガバルブの空気
室を通じて緩衝シリンダへ供給される圧力空気により、
緩衝シリンダのピストンを前端位置へ復帰させるように
形成した請求項1または2記載の釘打ち機のバンパ装
置。 - 【請求項6】 上記緩衝シリンダのピストンにピストン
ロッドを結合し、釘打ち機の釘送り爪を前記ピストンロ
ッドに連結して、緩衝シリンダにより釘送り爪を往復運
動させる請求項1、2、3、4または5記載の釘打ち機
のバンパ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27341499A JP4120111B2 (ja) | 1999-09-27 | 1999-09-27 | 釘打ち機のバンパ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publication Number | Publication Date |
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JP4120111B2 JP4120111B2 (ja) | 2008-07-16 |
Family
ID=17527570
Family Applications (1)
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JP27341499A Expired - Fee Related JP4120111B2 (ja) | 1999-09-27 | 1999-09-27 | 釘打ち機のバンパ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP4120111B2 (ja) |
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---|---|---|---|---|
KR20190063069A (ko) * | 2017-11-29 | 2019-06-07 | 송민재 | 에어타카 |
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-
1999
- 1999-09-27 JP JP27341499A patent/JP4120111B2/ja not_active Expired - Fee Related
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