JP2001096432A - 窓サッシ取付け装置 - Google Patents

窓サッシ取付け装置

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JP2001096432A
JP2001096432A JP27477999A JP27477999A JP2001096432A JP 2001096432 A JP2001096432 A JP 2001096432A JP 27477999 A JP27477999 A JP 27477999A JP 27477999 A JP27477999 A JP 27477999A JP 2001096432 A JP2001096432 A JP 2001096432A
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Hideaki Akashi
秀章 明司
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 窓サッシを壁パネルに移動させ挿入する壁パ
ネルへの窓サッシの取付け装置を提供する。 【解決手段】 移動仮合わせ装置3は、壁パネルに対し
て前方および後方に移動しうる走行ブーム6と、走行ブ
ーム6から垂下しかつ走行ブーム6を移動するとともに
前部に窓サッシを保持するサッシ把持具9を有すること
で、後方から窓サッシに近づき保持し、次いで前方に移
動して窓サッシを壁パネルの開口部に仮合わせする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、壁パネルの開口部
に出窓などの窓サッシの取付を能率化しうる窓サッシ取
付け装置に関する。
【0002】
【従来の技術】壁、床、屋根などをパネルを用いて形成
するパネル工法の建築物において、現場施工の作業を低
減するためには、必要な部材を工場において予めパネル
に組込むことが要請され、例えば、開口部を有する壁パ
ネルにおいては、この開口部には工場において窓サッシ
を取り付けることが行われている。
【0003】図11に示すように窓サッシSが例えば出
窓サッシS1である場合には、図10に例示するよう
に、出窓サッシS1の出窓部A周囲のフランジBの屋内
側に形成する矩形の挿入部Cを壁パネルPの開口部Dに
挿着するが、従来このような窓サッシは、パネル搬送ラ
インで立てて巾方向に流れる壁パネルPの開口部Dに人
手によって取り付けていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな窓サッシは比較的大きく、特に窓サッシが出窓サッ
シである場合には重量が大となり、その取付け位置への
出窓サッシの移動にみ例えば2人作業が必要となり、ま
た挿入部Cと開口部Dとは比較的密に遊合するごとく設
定されているため、挿入部Cの開口部Dへの挿入に先立
つ仮合わせ、フランジBの仮止めなどのためには、複数
作業者の協働作業が必要となるなど多大の手間を要し作
業能率に劣るものであった。
【0005】本発明は、前記課題を解決しうる壁パネル
への窓サッシの取付けを容易かつ能率化しうる窓サッシ
取付け装置の提供を目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のうち請求項1記
載の発明は、開口部を有する壁パネルを立てて巾方向に
搬送するパネル搬送ラインに沿って設けられ、かつ停止
した前記壁パネルの前記開口部に窓サッシを取り付ける
窓サッシ取付け装置であって、前記停止した壁パネルと
の間に作業空間を隔てる位置で前記窓サッシを前記壁パ
ネルと平行に載置させるサッシ受け台、及び壁パネルの
停止位置に設けた装置フレームと、作業空間の上方で前
記装置フレームを前記壁パネルの側と該壁パネルから離
れる後方との間を移動できかつ壁パネルと平行な走行ブ
ームと、該走行ブームから垂下しかつ走行ブームを移動
するとともに前部に窓サッシを保持する保持手段を有し
しかも独立して移動しうる一対のサッシ把持具とからな
るサッシ移動仮合わせ装置を具えることを特徴とする窓
サッシ取付け装置である。
【0007】従って、パネル搬送ラインで搬送されかつ
停止している壁パネルの開口部に、サッシ受け台に載置
された窓サッシを、装置フレームを移動する前記壁パネ
ルと平行な走行ブームに移動可能に吊下される一対のサ
ッシ把持具を有するサッシ移動仮合わせ装置によって、
この窓サッシを把持し移送して該窓サッシを仮合わせさ
せうる。そのため、窓サッシが比較的重量物である出窓
サッシであっても、人手を用いることなく開口部に仮合
わせしうる結果、組立作業を能率化でき、かつ作業工数
を低減して一人作業をも可能とし、かつ人手移動の間の
落下などによる損傷の危険を低減しうる。
【0008】請求項2の発明は、前記走行ブームの後方
への移動に際して前記サッシ把持具を、サッシ受け台に
載置された前記窓サッシの両側端とは離れて通過させる
とともに、サッシ把持具を互いに近づけた状態で後方か
ら前記窓サッシに近づきかつ該窓サッシを保持して前方
に移動し該窓サッシを前記開口部の付近に位置に仮合わ
せする制御装置を有することを特徴とし、載置された窓
サッシの取り出し、移送作業を自動化でき、さらに能率
化を図りうる。
【0009】請求項3の発明は、前記サッシ把持具を窓
サッシの前記仮合わせ位置から微調整して該窓サッシを
前記開口部に挿入するための人手により操作される微調
整用の制御箱を具えることを特徴とし、このため、前記
サッシ把持具を窓サッシの前記仮合わせ位置から微調整
して、作業者はその操作により、比較的隙間が小さい壁
パネルの開口部内に、窓サッシの挿入部を正しく挿着で
きる。
【0010】請求項4の発明は、前記サッシ把持具が、
起倒自在かつ倒動によって前記窓サッシ上前縁を係止し
うる係止アームを具えることを特徴とし、このため、係
止アームによって窓サッシを保持しながら移動しうる結
果、作業者が移動する窓サッシをサポートする必要もな
く、確実に窓サッシを移送しうるため、作業を能率化し
かつ窓サッシ等の破損を減少しうる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の一形態を、壁
パネルPに窓サッシSとして出窓サッシS1を取り付け
る場合を例にとり図面に基づき説明する。窓サッシ取付
け装置1は、開口部Dを有する壁パネルPを立てて巾方
向に搬送するパネル搬送ライン2に沿って設けられ、停
止した壁パネルPとの間に作業空間Fを隔てて出窓サッ
シS1を載置させるサッシ受け台3、及びサッシ移動仮
合わせ装置4を具える。またこのサッシ移動仮合わせ装
置4は、壁パネルPの停止位置に設けた装置フレーム5
と、作業空間Fの上方で前記装置フレーム4を移動でき
かつ壁パネルPと平行な走行ブーム6と、該走行ブーム
6から垂下しかつ前部に出窓サッシS1を保持する保持
手段7を有する一対のサッシ把持具9,9とを含む。
【0012】また前記サッシ把持具9の少なくとも一方
には、サッシ移動仮合わせ装置4を制御するための制御
装置11(図2、図5に示す)を有する制御箱12を配
置している。なお制御装置11は、前記作業空間Fの適
所に制御箱12とは別に配置することもできる。
【0013】本形態では前記装置フレーム5は、パネル
搬送ライン2に沿って配した2本の前柱20,20とそ
の後方の2本の後柱21、21との各上端間を、前枠材
22,後枠材23、及び両側の側枠材24,24により
接続した直方体状の骨組み体からなり、かつ骨組み体に
は、両側の前柱20,20から前柱20位置から、前柱
20と後柱21との中間位置程度までかつ側方にはみ出
してのびる作業床25を設けることによりその上方で前
記作業空間Fを形成している。
【0014】前記パネル搬送ライン2は、図1,図2,
図3に示すように、床面に敷設され前記壁パネルPの下
端を支持するローラコンベヤ、スラットコンベヤ、ベル
トコンベヤなどの下部コンベヤ26と、その上方に延在
し壁パネルP上端を支持する上部コンベヤ22とからな
り、壁パネルPを立ててかつ巾方向に搬送するととも
に、窓サッシの取付け装置1で壁パネルPを停止させう
る。なおパネル搬送ライン2は、上部コンベヤ27を、
下部コンベヤ26とともに、又は上部コンベヤ27のみ
を駆動させて壁パネルPを搬送させるなど種々変形しう
る。
【0015】前記サッシ受け台3は、前記作業空間Fの
後方かつ作業床25の下方に配置したテーブルリフタな
どの昇降具29と、その上面に固定され、上昇により前
記作業床25を越える台座を介して前記出窓サッシS1
の出窓部Aを支持する両側の受け台30を具える。出窓
サッシS1は支持されることにより、前記挿入部Cは前
に向きにかつ下部に空間を有して前記壁パネルPと平行
に支持される。従って、リフトトラック、フオークリフ
トなどの作業車、または適宜の搬送装置によって下方の
位置で受け台30上に供給されかつ図示しない保持装置
により保持させたのち、持ち上げて出窓サッシS1を作
業空間Fに臨ませうる。
【0016】作業床25の後縁には、図3に略示するよ
うに、該作業床27と前記サッシ受け台3との間を区画
して作業の安全を図る安全柵14を設ける。この安全柵
14は例えば片側3枚重ねであり、重ねることにより安
全柵14を開くことによって、前記サッシ受け台3に載
置される出窓サッシS1を、安全柵14位置を越えて前
後に移動させうる。
【0017】前記走行ブーム6は、前記一対のサッシ把
持具9,9を吊下して前記装置フレーム5を前後に移動
するものであり、図3に略示するように、ブーム前材3
1,ブーム後材32の両端を短いブーム側材により結合
した横長の矩形かつ前記前柱20,20間を通りうる長
さの基枠体34を有する。またこの基枠体34を、装置
フレーム5の前記前枠材22,後枠材23間下面に、そ
の両端部及び中央両側で架け渡された第1の案内レール
39,39,第2の案内レール40,40に第1,第2
の移動金具36,36,37,37を介して前後に移動
自在に吊下される。
【0018】なお、第1の移動金具36は、図4に拡大
して示すごとく、前記基枠体34に立設した軸受け片3
6Aに枢支した上下のローラ36B、36B間で前記第
1の案内レール39下端で側方に突出する突片39Aを
挟む吊り金具36a、及び前記第1の案内レール39の
他面に設けた案内片36Cを転動する横のローラ36D
を支台に設けた横揺れ防止金具36bとを含む。
【0019】また第2の移動金具37は、前記基枠体3
4に固定されかつ上向きの軸受け片37A、37Aに,
前記第2の案内レール40下端両側の突片40A、40
Aを上下で挟むローラ37B,37Bを具える一体な吊
り金具からなり、第1,第2の移動金具36,37は前
記基枠体34の前後に配される。
【0020】さらに走行ブーム6には、前記前枠材22
と後枠材23の各中間位置で枢支されかつ後枠材23背
面の減速パルス電動機M1(図3に示す)などによって
回転制御されるねじ軸41に螺合するナット金具42が
設けられ、これにより前記ねじ軸41の回転と共に走行
ブーム6は作業空間Fの上方で、前記壁パネルPの側と
該壁パネルPから離れる後方との間を壁パネルPと平行
な状態で前後に移動できる。
【0021】また走行ブーム6には、前記フレーム前材
31の前面に、その全長をのびる直線軸受レール44を
設け、この直線軸受レール44にはまり合う軸受を用い
て前記一対のサッシ把持具9,9上端の移動ブロック4
5を取り付けている。なお、移動ブロック45には図示
しない走行駆動具を設けて、個々に横方向に移動可能と
している。
【0022】前記サッシ把持具9は、図5、図6に詳示
するように、前記移動ブロック45から間隔を隔てて垂
下する各2本の吊下柱47,47に、出窓サッシS1を
その出窓部Aの上下で保持する前記保持手段7を具え、
かつ保持手段7は、前記吊下柱47の胴部に設ける上保
持具50と、吊下柱47の下端に設ける下保持具51と
からなる。
【0023】前記上保持具50は、図7,図8に例示す
るように、前記2本のサッシ把持具9,9の前記吊下柱
47が互いに向き合う横面に固定された、例えばロッド
レスシリンダなどの直線運動器53の昇降体54に、前
方に向かう突片先端で前記出窓サッシS1の出窓部A上
面を押圧しうる上保持板55を有する押え金物56を固
定し、かつ前記昇降体54の後面のロータリアクチュエ
ータなどの回転器59の出軸に、前後方向の垂直面内を
出窓サッシS1に向かって傾動しかつ跳ね上げうる係止
アーム13を固定している。
【0024】この係止アーム13は、その先端に下向き
の第1の爪片60Aを形成し、かつ長手方向の溝によっ
て、下向きに付勢されることにより上に待避可能なピン
状の複数の、例えば第2,第3,第4の爪片60B,6
0C,60Dを位置変え自在に形成している。
【0025】また前記下保持具51は図5,図6に示す
ごとく、前側に突出する受け部62に、電動機M2によ
り作動するトグル機構など適宜機構を用いて昇降する下
保持板63を有する。この下保持具63により保持とと
もに出窓サッシS1の上下位置を調整できる。
【0026】従って、図5に略示するように、中型の出
窓サッシS1aの場合は、この出窓サッシS1aの出窓
部Aaを保持する位置に走行ブーム6を移動してサッシ
把持具9,9が停止する。かつ上保持具50を前記直線
運動器53により適当位置に下ろすことにより上下保持
板55,63間で出窓サッシS1aを保持できる。かつ
係止アーム13を倒動し、第2の爪片60Bが出窓サッ
シS1aのフランジB前方で垂下しフランジBを係止す
ることによって移動時の外れ,抜け落ちを防ぐ。さらに
係止アーム13の高さ合わせによって種々なサイズの出
窓サッシS1を安全に保持搬送しうる。
【0027】前記のように、サッシ把持具9には、制御
箱12を吊下柱47,47に固定している。この制御箱
12は、本形態では、前記サッシ移動仮合わせ装置4を
制御する前記制御装置11と、仮合わせされた出窓サッ
シS1の前記挿入部Cを、サッシ把持具9による横移
動,保持手段7による前後移動の微調整によって前記開
口部Aに正しく挿着するための微調整用の制御装置16
をも含んでいる。なお前記のように制御装置11は別の
位置に配置することもできる。
【0028】この制御装置11は、本形態では、壁パネ
ルPに出窓サッシS1を挿入仮固定後において作業空間
Fの両側の図8の位置X1,X1である基準位置にサッ
シ把持具9がある基準状態(基準位置を安全柵14近傍
の位置X2,X2とすることもできる)において、該制
御装置11がオンされると、安全柵14は自動的に開
き、前記サッシ把持具9を重なった安全柵14の内側か
つ予め搬入された出窓サッシS1の両側端とは離れた位
置を通って、該出窓サッシS1の後方の位置X3,X3
まで走行ブーム6の移動により移行させる。
【0029】かつ該位置X3,X3からサッシ把持具
9,9は走行ブーム6を移動して互いに近づき、出窓サ
ッシS1の保持に適した位置X4,X4まで移動する。
なお保持手段7を保持する出窓サッシS1に適した高さ
に移動させておく。このような、位置X4,X4,及び
保持手段7の設定は、出窓サッシS1の毎にインプット
することも、作業流れとして工程に予め記憶させておく
ことも、他の制御記憶装置からの指令により行うことも
できる。
【0030】この位置X4,X4から前進して位置X
5,X5で出窓サッシS1を把持するとともにそのまま
前進して前記開口部Dの付近の位置X6,X6に仮合わ
せする。なお、近づくに際して係止アーム13が跳ね上
がり、壁パネルPとの衝合を防止する。また開口部Dが
作業空間Fの中央にないときには、サッシ把持具9,9
の横移動により仮合わせする。または開口部Dが常に中
央位置となるように,壁パネルPの停止位置を制御する
のもよい。
【0031】この状態において、作業者は、前記制御箱
12の微調整用の制御装置16を用いて出窓サッシS1
の挿入部Cを開口部Dに挿入する。そのために前記微調
整用の制御装置16は、倒す向きにより、横行、前後動
させうるジョイステイック73,把持開放用、昇降用の
レバー(図示せず)、基準位置X1への戻し用などの適
宜の押しボタン74・・・などが設けられる。なお前記
サッシ把持具9の下端に前記昇降用のレバー75(図
2、図5に略示する)を配置することもできる。
【0032】従って作業者は、位置X6,X6のサッシ
把持具9,9を、ジョイステイック73,昇降用のレバ
ー75などを用いて、通常、開口部Dとの隙間が1mm程
度である該挿入部Cを、微調整しつつ該開口部Dに挿着
(位置X7)して、フランジBを壁パネルPの外面にビ
スなどの固着具により仮止めする。
【0033】仮止めののち、作業者は離れて戻しボタン
を押すことにより、前記サッシ把持具9は位置X6を経
て前記基準位置X1(X2)で待機し、次の指令を待
つ。窓サッシSは作業者により本止めされ、壁パネルは
次の工程に送られる。
【0034】本発明の窓サッシ取付け装置は、このよう
なサイクルの繰り返しによって、壁パネルPに順次能率
よく窓サッシを取り付けでき、かつ出窓サッシなどの
他、把持可能なものであれば、種々な窓サッシを取り付
けうるとともに、各種センサを用いて、窓サッシの開口
部への挿入までも自動化するなど、本発明の窓サッシ取
付け装置は変形しうる。
【0035】
【発明の効果】上述したように、請求項1記載の発明で
は、窓サッシが比較的重量物である出窓サッシであって
も、人手を用いることなくサッシ受け台から壁パネル近
傍まで搬送しかつ壁パネルの開口部に仮合わせてること
もなしうる結果、組立作業を能率化でき、かつ作業工数
を低減して一人作業をも可能とするし、人手による移送
に伴う不注意などによる損傷の危険を低減しうる。
【0036】又請求項2の発明のように、窓サッシの把
持、移動、仮位置合わせなどのサッシ把持具の移動を制
御する制御装置を具備することにより、一連の窓サッシ
移送作業を作業を自動化でき、さらに能率化を図りう
る。
【0037】請求項3記載の発明では、前記サッシ把持
具を窓サッシの前記仮合わせ位置から微調整して該窓サ
ッシを前記開口部に挿入する微調整用の制御箱を具え、
作業者はその操作により、比較的隙間が小さい壁パネル
の開口部内に、窓サッシを正しく挿着できる。
【0038】また、請求項4記載の発明では、係止アー
ムによって窓サッシを係止しつつ移動しうる結果、確実
に窓サッシを移送しうるため、作業を能率化しかつ窓サ
ッシ等の破損を減少しうる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を例示する正面図であ
る。
【図2】その側面図である。
【図3】その斜視図である。
【図4】走行ブームの吊下げ部分の構成を例示する拡大
部分正面図である。
【図5】サッシ把持具を例示する側面図である。
【図6】その正面図である。
【図7】サッシ把持具の上保持部を例示する平面図であ
る。
【図8】その側面図である。
【図9】サッシ把持具の移動工程を説明する線図であ
る。
【図10】壁パネルに窓サッシを挿入した状態を例示す
る部分断面側面図である。
【図11】壁パネルに窓サッシを挿入した状態を例示す
る斜視図である。
【符号の説明】
2 パネル搬送ライン 3 サッシ受け台 4 サッシ移動仮合わせ装置 5 装置フレーム 6 走行ブーム 7 保持手段 9 サッシ把持具 11 制御装置 12 制御箱 13 係止アーム 14 安全柵 16 微調整制御装置 A 出窓部 B フランジ C 挿入部 D 開口部 S 窓サッシ S1 出窓サッシ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】開口部を有する壁パネルを立てて巾方向に
    搬送するパネル搬送ラインに沿って設けられ、かつ停止
    した前記壁パネルの前記開口部に窓サッシを取り付ける
    窓サッシ取付け装置であって、 前記停止した壁パネルとの間に作業空間を隔てる位置で
    前記窓サッシを前記壁パネルと平行に載置させるサッシ
    受け台、 及び壁パネルの停止位置に設けた装置フレームと、 作業空間の上方で前記装置フレームを前記壁パネルの側
    と該壁パネルから離れる後方との間を移動できかつ壁パ
    ネルと平行な走行ブームと、 該走行ブームから垂下しかつ走行ブームを移動するとと
    もに前部に窓サッシを保持する保持手段を有ししかも独
    立して移動しうる一対のサッシ把持具とからなるサッシ
    移動仮合わせ装置を具えることを特徴とする窓サッシ取
    付け装置。
  2. 【請求項2】前記走行ブームの後方への移動に際して前
    記サッシ把持具を、サッシ受け台に載置された前記窓サ
    ッシの両側端とは離れて通過させるとともに、サッシ把
    持具を互いに近づけた状態で後方から前記窓サッシに近
    づきかつ該窓サッシを保持して前方に移動し該窓サッシ
    を前記開口部の付近に位置に仮合わせする制御装置を有
    することを特徴とする請求項1記載の窓サッシ取付け装
    置。
  3. 【請求項3】前記サッシ把持具を窓サッシの前記仮合わ
    せ位置から微調整して該窓サッシを前記開口部に挿入す
    るための人手により操作される微調整用の制御箱を具え
    ることを特徴とする請求項1記載の窓サッシ取付け装
    置。
  4. 【請求項4】前記サッシ把持具は、起倒自在かつ倒動に
    よって前記窓サッシ上前縁を係止しうる係止アームを具
    えることを特徴とする請求項1、又は2記載の窓サッシ
    取付け装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108890244A (zh) * 2018-07-17 2018-11-27 刘道灵 一种机电设备装配用辅助装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108890244A (zh) * 2018-07-17 2018-11-27 刘道灵 一种机电设备装配用辅助装置

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