JP2001094854A - 電子スチルカメラ - Google Patents

電子スチルカメラ

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JP2001094854A
JP2001094854A JP26925299A JP26925299A JP2001094854A JP 2001094854 A JP2001094854 A JP 2001094854A JP 26925299 A JP26925299 A JP 26925299A JP 26925299 A JP26925299 A JP 26925299A JP 2001094854 A JP2001094854 A JP 2001094854A
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speed continuous
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/60Control of cameras or camera modules
    • H04N23/667Camera operation mode switching, e.g. between still and video, sport and normal or high- and low-resolution modes

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 被写体の一瞬の動きを撮影可能な電子スチル
カメラを提供する。 【解決手段】 電荷蓄積型撮像素子1により被写体輝度
分布に応じて電荷を蓄積し、撮像素子1から蓄積電荷を
画像データとして読み出して記憶手段6に一次記憶した
後、画像データを圧縮して記録媒体7に記録する電子ス
チルカメラに、複数駒を高速連続撮影する超高速連写モ
ードを新たに設け、撮像素子1による電荷蓄積と撮像素
子1からの画像データの読み出しとを繰り返し行うとと
もに、次の駒の電荷蓄積期間中に前の駒の画像データの
圧縮を行う。これにより、最初と最後の駒を除くすべて
の駒の撮影動作において、次の駒の電荷蓄積期間中に前
の駒の画像圧縮を行う、いわゆるパイプライン処理を行
うので、撮影時間を短縮することができ、被写体の一瞬
の動きを捕らえる超高速連続撮影を可能にすることがで
きる。また、画像圧縮を行うことにより、記憶手段の記
憶容量を少なくすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子スチルカメラに
関し、特に、被写体の一瞬の動きを撮影する超高速連続
撮影を可能にしたものである。
【0002】
【従来の技術】複数の画素が二次元状に配列された撮像
素子により被写体を撮像し、この撮像素子の画素から画
像データを読み出して記録媒体に記録する電子スチルカ
メラが知られている。この種の電子スチルカメラでは、
シャッターボタンを押すと1駒の撮影を行う単写モード
と、シャッターボタンを押している間、撮影動作を繰り
返し、複数駒を連続撮影する連写モードとを備えてい
る。また、連写モードには、すべての圧縮率で画像記録
が可能な通常の連写と、所定の圧縮率と画像サイズでの
み画像記録が可能な高速連写と、予め設定された撮影駒
数だけ撮影を行うマルチ連写などがある。
【0003】しかしながら、従来の電子スチルカメラで
は、連写モードで撮影を行っても、連写速度が遅いので
被写体の一瞬の動きを撮ることができないという問題が
ある。
【0004】本発明の目的は、被写体の一瞬の動きを撮
影可能な電子スチルカメラを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】(1) 一実施の形態を
示す図1および図6に対応づけて請求項1の発明を説明
すると、請求項1の発明は、電荷蓄積型撮像素子1によ
り被写体輝度分布に応じて電荷を蓄積し、撮像素子1か
ら蓄積電荷を画像データとして読み出して記憶手段6に
一次記憶した後、画像データを圧縮して記録媒体7に記
録する電子スチルカメラに、複数駒を高速連続撮影する
超高速連写モードを新たに設け、この超高速連写モード
では、撮像素子1による電荷蓄積と撮像素子1からの画
像データの読み出しとを繰り返し行うとともに、次の駒
の電荷蓄積期間中に前の駒の画像データの圧縮を行う。 (2) 一実施の形態を示す図1に対応づけて請求項2
の発明を説明すると、請求項2の電子スチルカメラの撮
像素子1は複数の画素を有する撮像素子であり、超高速
連写モード設定時には撮像素子1の一部の画素からのみ
画像データを読み出すようにしたものである。 (3) 一実施の形態を示す図2に対応づけて請求項3
の発明を説明すると、請求項3の電子スチルカメラは、
超高速連写モード設定時には、超高速連写以外の撮影方
式設定時の撮像感度よりも高い撮像感度を設定する
ようにしたものである。 (4) 一実施の形態を示す図3に対応づけて請求項4
の発明を説明すると、請求項4の電子スチルカメラは、
超高速連写モードでは、超高速連写以外の撮影方式の自
動露出モードのプログラム線図よりも高速シャッター
速度側にシフトした自動露出モードのプログラム線図
にしたがって露出を設定するようにしたものである。 (5) 請求項5の電子スチルカメラは、超高速連写モ
ードでは、機械式シャッターを開放にしたまま撮像素子
による電荷蓄積と撮像素子からの画像データの読み出し
とを行うようにしたものである。 (6) 請求項6の電子スチルカメラは、超高速連写モ
ードでは、連写速度に対応するシャッター速度を長秒時
限界としたものである。
【0006】上述した課題を解決するための手段の項で
は、説明を分かりやすくするために一実施の形態の図を
用いたが、これにより本発明が一実施の形態に限定され
るものではない。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は一実施の形態の構成を示
す。撮像素子1はCCD方式やXYアドレス方式による
固体撮像素子であり、複数の画素が二次元状に配列され
ている。撮影レンズ(不図示)により撮像素子1上に被
写体像が形成されると、撮像素子1は被写体像の輝度分
布に応じて電荷を蓄積し、画素ごとに蓄積電荷を電圧に
変換して画像信号として出力する。画像処理回路2は、
撮像素子1からのアナログ画像信号に対してゲイン調整
などの処理を行った後、A/D変換してホワイトバラン
ス調整、輪郭補償、ガンマ補正などの画像処理を行い、
原画像データとして出力する。圧縮/伸長回路3は、原
画像データをJPEG準拠の方法により圧縮し、また圧
縮画像データを原画像データに伸長する。
【0008】測光装置4は被写体輝度BVを測定し、焦
点調節装置5は撮影レンズの焦点調節状態を検出して合
焦させる。バッファーメモリ6は撮像後の原画像データ
および圧縮後の画像データを一時的に記憶するメモリで
あり、SRAM、VRAM、SDRAMなどを用いるこ
とができる。メモリカード7は取り外し可能な記録媒体
であり、フラッシュメモリなどを用いることができる。
モニター8は撮影した画像を表示する液晶表示器であ
り、撮影モード設定時には、画像処理回路2から送られ
る原画像データを画像生成回路9により表示用画像デー
タに変換して表示するとともに、再生モード設定時に
は、メモリカード7から読み出した圧縮画像データを圧
縮/伸長回路3により伸長し、画像生成回路9により表
示用画像データに変換して表示する。LCD10は撮影
モード、画質モード、撮影駒数などの撮影に必要な情報
を表示するための表示パネルである。機械式シャッター
11は撮像素子1の前に設置され、撮影時に必要に応じ
て開閉する。
【0009】コントローラー12はマイクロコンピュー
ターとその周辺部品から構成され、カメラの各種演算と
シーケンス制御を実行する。コントローラー12には上
述した回路および機器2〜7、9〜11の他に、撮影モ
ードスイッチ13、シャッターボタン半押しスイッチ1
4、レリーズスイッチ15、露出補正スイッチ16など
の操作スイッチ類が接続される。
【0010】撮影モードスイッチ13は、セレクトレバ
ー(不図示)が撮影モード位置に設定されたときにオン
する。レリーズ半押しスイッチ14はシャッターボタン
(不図示)の半押し時にオンし、レリーズスイッチ15
はシャッターボタンの全押し時にオンする。また、露出
補正スイッチ16は露出補正ボタン(後述)が操作され
たときにオンする。
【0011】この実施の形態の電子スチルカメラは、単
写、連写、マルチ連写および高速連写などの従来の撮影
方式に、シャッター11がレリーズされると毎秒30駒
の超高速で40駒の連続撮影を行う”超高速連写モー
ド”を備えており、この超高速連写モードについて説明
する。
【0012】撮像素子から撮像データを読み出す方式に
は、通常の読み出しモードと高速読み出しモードとがあ
る。単写、連写、マルチ連写および高速連写などの従来
の撮影方式では、撮像素子のすべての画素から画像デー
タを読み出す”通常読み出し”が行われる。これに対し
超高速連写では、撮像素子の一部の画素からのみ画像デ
ータを読み出す”高速読み出し”、いわゆる”間引き読
み出し”を行い、撮像素子からの画像データの読み出し
時間を短縮して、被写体の一瞬の動きを捕らえる超高速
連続撮影を可能にする。
【0013】この実施の形態の超高速連写における間引
き読み出しでは、行と列の二次元状に配列された撮像素
子の画素の中から行単位で画素を間引き、3行跳びに全
体の1/4の行の画素からのみ画像データを読み出す。
これにより、撮像素子から読み出す画像データの量が1
/4になるので、超高速連写時の画像データの読み出し
時間は従来の他の撮影方式の読み出し時間の1/4にな
る。なお、読み出した行単位の画像データはさらに行ご
とに1/4に圧縮されて画像を形成するので、画像単位
では撮像素子の全画素の1/16になる。
【0014】なお、この実施の形態ではCCD方式の撮
像素子を用い、二次元状に配列された画素から行単位で
間引き読み出しを行う例を示すが、XYアドレス方式の
撮像素子を用いた場合は、画素単位の間引き読み出しを
行うことができる。
【0015】次に、超高速連写では速い動きのある被写
体を撮影することが多く、このような被写体に対して少
しでもシャッター速度を速くしてきれいな写真を撮るた
めに、一実施の形態の電子スチルカメラでは銀塩写真フ
ィルムのISO感度に相当する撮像感度を、超高速連写
時は他の撮影方式による撮影時よりも高くする。なお、
撮像感度の変更は、画像処理回路2において撮像素子1
からのアナログ画像信号に対してゲイン調整を行う際の
ゲインを変更することにより行う。
【0016】被写体輝度に応じて撮像感度を自動的に変
更する”感度変更モード”が設定されている場合、超高
速連写時以外は高輝度被写体に対する撮像感度を100
に固定し、超高速連写時は高輝度被写体に対する撮像感
度を200に固定する。さらに、被写体輝度が低くなる
にしたがって撮像感度を次のように変更する。
【0017】図2は、感度変更モードにおけるプログラ
ム線図(a)と感度線図(b)を示す。なお、プログラ
ム線図(a)の縦軸は被写体輝度BV、横軸はシャッタ
ー速度(1/T)を示し、感度線図(b)の縦軸は被写
体輝度BV、横軸は撮像感度を示す。感度変更モードで
は、超高速連写以外の撮影方式による撮影時は、プログ
ラム線図と感度線図に沿って撮像感度を自動的に変
更する。すなわち、被写体輝度BVが低下するにしたが
って絞りが開放になり、シャッター速度Tが長くなる
が、1/4秒以下の短いシャッター速度Tに相当する被
写体輝度BVの場合は、撮像感度を100に固定し、1
/4秒より長いシャッター速度Tに相当する被写体輝度
BVの場合には、輝度の低下に応じて撮像感度を400
まで増感する。それでもなお適正露出が得られない低輝
度の場合は、撮像感度を400に固定したまま最大1秒
までシャッター速度Tを長くする。
【0018】一方、感度変更モードでの超高速連写時
は、プログラム線図と感度線図に沿って撮像感度を
自動的に変更する。すなわち、被写体輝度BVが低下す
るにしたがって絞りが開放になり、シャッター速度Tが
長くなるが、毎秒30駒の超高速連続撮影を行う超高速
連写モードでは、シャッター速度を1/30秒より長く
することはできない。そこでこの実施の形態では、1/
30秒より短いシャッター速度Tに相当する被写体輝度
BVの場合は撮像感度を200に固定し、1/30秒以
上の長いシャッター速度Tに相当する被写体輝度BVの
場合は、輝度の低下に応じて撮像感度を400まで増感
する。なお、図2に示すプログラム線図は、シャッタ
ー速度1/45秒を毎秒30駒の連写速度に対応するシ
ャッター速度の長秒時限界速度としている。
【0019】超高速連写モードではまた、被写体の一瞬
の動きを捕らえるために、被写体輝度に応じて常に適正
露出となるように絞りとシャッター速度との組み合わせ
を自動的に設定するプログラム自動露出モードのプログ
ラム線図を、超高速連写以外の撮影方式のプログラム線
図よりも高速シャッター速度側にシフトしたプログラム
線図にしたがって露出を設定する。
【0020】図3はプログラム自動露出モードのプログ
ラム線図を示す。なお、縦軸は絞りFを、横軸はシャッ
ター速度1/Tを、斜軸は被写体輝度BVを示す。線図
は超高速連写以外の場合のプログラム線図を示し、線
図は超高速連写のプログラム線図を示す。図から明ら
かなように、超高速連写時には他の撮影方式による撮影
時に比べてより高速のシャッター速度を設定する。
【0021】さらに、超高速連写時にはシャッター速度
の長秒時限界を変更する。単写、連写、マルチ連写およ
び高速連写などの超高速連写以外の撮影方式による撮影
時は、シャッター速度の長秒時限界を8秒とし、超高速
連写時にはシャッター速度の長秒時限界を1/30秒と
する。この超高速連写時のシャッター速度の長秒時限界
は、毎秒30駒の超高速連続撮影を可能にする限界のシ
ャッター速度であり、これより長くならないようにす
る。
【0022】なお、超高速連写モードの仕様、性能につ
いてはこの実施の形態に限定されない。また、超高速連
写時に、シャッター速度が長秒時限界より長くならない
ように制限せず、長秒時限界より長いシャッター速度が
設定されたら警告を行うようにしてもよい。
【0023】次に、超高速連写時の撮像から記録までの
基本的な動作を説明する。図4は、超高速連写以外の撮
影時の撮像から記録までの動作を示すタイムチャートで
ある。また、図5および図6は、超高速連写時の撮像か
ら記録までの動作を示すタイムチャートであり、図5は
第1の超高速連写方法による動作を、図6は第2の超高
速連写方法による動作をそれぞれ示す。
【0024】まず、図4により超高速連写以外の撮影時
の動作を説明する。単写、連写あるいは高速連写時に
は、シャッター11がレリーズされると撮像素子1によ
る電荷蓄積が開始され、設定されたシャッター速度後に
いったん機械式シャッター11が閉じられる。ここで、
撮像素子1の電荷蓄積が開始されてからシャッター11
が閉じられるまでのシャッター速度が超高速連写以外の
撮影方式の露光時間である。機械式シャッター11が閉
じられると撮像素子1から蓄積電荷の読み出しが開始さ
れ、全画素の蓄積電荷が電圧信号に変換され、画像処理
回路2を介してバッファーメモリ6へ画像データとして
記憶される。蓄積電荷の読み出しが完了したら機械式シ
ャッター11が閉じられる。電荷読み出し中に機械式シ
ャッター11を閉じるのは、露光時間以外に不要な電荷
が蓄積されるのを防止するためである。次に、バッファ
ーメモリ6に記憶されている画像データは、圧縮/伸長
回路3により画質モードに応じた圧縮率で圧縮され、バ
ッファーメモリ6からメモリカード7へ転送されて記録
される。
【0025】次に、図5により第1の超高速連写方法に
よる撮影動作を説明する。第1の超高速連写では、シャ
ッター11がレリーズされると毎秒30駒の速度で撮像
素子1による電荷の蓄積と、蓄積電荷の間引き読み出し
とを繰り返す。超高速連写では電荷蓄積時間が露光時間
である。40駒分の電荷蓄積と蓄積電荷の間引き読み出
しを終了したら、バッファーメモリ6に記憶されている
40駒の画像データを圧縮/伸長回路3により画質モー
ドに応じた圧縮率で圧縮し、バッファーメモリ6からメ
モリカード7へ転送して記録する。なお、図4に示す超
高速連写以外の場合は電荷読み出し時に機械式シャッタ
ー11を閉じるようにしたが、超高速連写では電荷読み
出し中も機械式シャッター11を開放したままとし、機
械式シャッター11の開閉時間だけ撮影時間を短縮して
超高速連写を可能にする。
【0026】さらに、図6により第2の超高速連写方法
による撮影動作を説明する。第2の超高速連写では、上
述した第1の方法と同様に、シャッター11がレリーズ
されると毎秒30駒の速度で撮像素子1による電荷の蓄
積と、蓄積電荷の間引き読み出しとを繰り返す。第1の
方法と異なる点は、この電荷蓄積と蓄積電荷の読み出し
動作において、次の駒の電荷蓄積期間中にバッファーメ
モリ6に記憶されている前の駒の画像データを圧縮/伸
長回路3により画質モードに応じた圧縮率で圧縮し、バ
ッファーメモリ6へ記憶し直す。ただし、最後の40駒
目は、蓄積電荷の読み出しが終了したらすぐに画像デー
タを圧縮し、バッファーメモリ6へ記憶する。40駒の
撮像と画像圧縮が終了したら、バッファーメモリ6に記
憶されている圧縮後の40駒の画像データをメモリカー
ド7へ転送し、記録する。なお、この第2の超高速連写
においても機械式シャッター11を開放したままとす
る。
【0027】第2の超高速連写では、最初と最後の駒を
除くすべての駒の撮影動作において、次の駒の電荷蓄積
期間中に前の駒の画像圧縮を行う、いわゆるパイプライ
ン処理を行うので、40駒の電荷蓄積と読み出しが完了
した後に40駒分の画像圧縮をまとめて行う第1の方法
よりも、撮影時間を短縮することができる。さらに、バ
ッファーメモリ6に読み込んだ画像データを次々に圧縮
して記憶し直すので、読み出した原画像データをそのま
ま記憶する第1の方法よりもバッファーメモリ6の記憶
容量を少なくすることができる。同一の記憶容量であれ
ば、第2の方法の方がより多くの駒の画像データを記憶
することができ、超高速連写を続けて実行することが可
能になる。
【0028】なお、この第2の超高速連写では、40駒
の超高速連写を行う前のシャッターボタンの半押し時
に”予備撮影”を行い、撮影結果に基づいてJPEGの
圧縮パラメーターを設定する。JPEGの圧縮パラメー
ターを設定したら、予備撮影の画像データを廃棄する。
【0029】次に、超高速連写で撮影した画像を画像記
録中に削除する方法を説明する。超高速連写は被写体の
一瞬の動きを捕らえるような撮影を目的としたものであ
り、この実施の形態では毎秒30駒の速さで一度に40
駒の連続撮影を行う超高速連写を説明しているが、この
例では40駒の超高速連写に要する時間はわずか1.3
秒程度である。このような短い時間に被写体の一瞬の動
きを捕らえることはある程度の熟練を要するが、もし超
高速連写により意図した被写体の動きを捕らえることが
できなかったとすると、40駒の不要な画像がメモリカ
ード7を占有することになり、次の撮影を行うときに記
録容量が不足するおそれがある。
【0030】そこで、この実施の形態では、図5および
図6に示すように、超高速連写最後の40駒目の蓄積電
荷の読み出し後に、40駒目に撮像した画像を静止画像
としてモニター8に所定時間表示する。最後の40駒目
の画像を見れば、意図した被写体の一瞬の動きを捕捉で
きたかどうかを判断することができる。なお、40駒目
の静止画像を表示するとき以外は、毎秒30駒の速さで
撮像素子1により撮像した画像を間引き読み出ししてモ
ニター8に表示する。
【0031】この40駒目の静止画像には、図7(a)
に示すように、ウエイトマーク21とクイックデリート
マーク22および静止画延長マーク23を重畳して表示
する。ウエイトマーク21はメモリカード7への画像記
録中を示すマークである。また、クイックデリートマー
ク22は撮影した画像を削除するためのマークである。
なお、静止画延長マーク23は画像記録中の静止画表示
を延長するためのマークである。
【0032】超高速連写後、モニター8に表示された4
0駒目の静止画像を見て、意図した被写体の一瞬の動き
を捕捉できていないと判断した場合は、図7(b)に示
すようにクイックデリートマーク22の矢印が指し示す
露出補正ボタン24を押すと、画像を削除してよいかど
うかを確認する画面(不図示)が表示される。その画面
を見て削除に同意する操作があれば超高速連写により撮
影した画像のメモリカード7への記録を中止するととも
に、すでにメモリカード7に記録された今回の超高速連
写による撮影画像をすべて削除する。
【0033】超高速連写により撮像された画像は、図8
に示すように、1回の超高速連写ごとに新しいホルダー
を作成し、各ホルダー内に1回の超高速連写による40
駒分の画像ファイルを収納する。超高速連写の画像記録
中に削除を行う場合には、今回の超高速連写に対して作
成されたホルダーとホルダー内のすべての画像ファイル
を削除する。また、超高速連写により撮影された画像を
再生する場合にも、ホルダー単位で画像ファイルの読み
出しを行う。
【0034】このように、1回の超高速連写ごとに新し
いホルダーを作成し、ホルダー内に1回の超高速連写に
よる40駒分の画像ファイルを収納することにより、超
高速連写により一度に多くの画像ファイルが生成されて
も、それらの取り扱いが簡便になる。なお、超高速連写
ごとに必ずしもホルダーを作成し、超高速連写により撮
影された画像ファイルをホルダーに収納する必要はない
が、少なくとも超高速連写で撮影された画像を削除する
場合には、1駒ずつ削除する必要性はないため、1回の
超高速連写で撮影された画像ファイルをすべてまとめて
削除する。
【0035】図9〜図12は、一実施の形態の撮影制御
プログラムを示すフローチャートである。これらのフロ
ーチャートにより、一実施の形態の動作を説明する。セ
レクトレバー(不図示)により撮影モードが設定されて
撮影モードスイッチ13がオンすると、コントローラー
12はこの撮影制御プログラムの実行を開始する。
【0036】ステップ1において、焦点調節装置5によ
り自動焦点調節を開始する。ステップ2で、撮影方式を
選択するメニューから単写モードが選択されているかど
うかを確認し、単写モードが選択されている場合はステ
ップ3へ進む。ステップ3では、レリーズ半押しスイッ
チ14によりシャッターボタンが半押しされているかど
うかを確認し、シャッターボタンが半押しされるとステ
ップ4へ進み、そうでなければステップ2へ戻る。
【0037】単写モードにおいてシャッターボタンが半
押しされたときは、ステップ4で測光装置4により被写
体輝度BVを測定し、測定結果に基づいて周知の露出演
算を行い、単写モードのプログラム線図(例えば図3に
示す線図)にしたがってシャッター速度Tと絞り値F
を設定する。さらに、ステップ4では撮影レンズの駆動
を禁止(フォーカスロック)する。
【0038】ステップ5において、レリーズスイッチ1
5によりシャッターボタンの全押し操作(レリーズ操
作)が行われたかどうかを確認し、シャッター11がレ
リーズされたらステップ6へ進み、そうでなければステ
ップ3へ戻る。ステップ6では、設定されたシャッター
速度Tだけ撮像素子1の電荷蓄積を行って露光する。続
くステップ7で、機械式シャッター11を閉じて撮像素
子1から蓄積電荷を読み出し、画像処理回路2を介して
画像データをバッファーメモリ6へ記憶する。なお、単
写モードでは、撮像素子1のすべての画素の蓄積電荷を
読み出す。
【0039】電荷読み出しが終了したら、ステップ8で
機械式シャッター11を開放するとともに、撮影した画
像を画像生成回路9を介してモニター8に所定時間表示
する。この画像には上述した図7(a)に示すクイック
デリートマーク22が点灯され、マーク22が指し示す
露出補正ボタン24を操作することによって撮影画像の
記録を中止し、すでに記録した画像データを削除するこ
とができる。ステップ9でバッファーメモリ6に記憶さ
れている画像データを圧縮/伸長回路3により圧縮し、
続くステップ10で圧縮した画像データをメモリカード
7へ転送し、記録する処理を開始する。
【0040】ステップ11において、露出補正スイッチ
16により撮影画像を削除する操作が行われたかどうか
を確認し、削除操作が行われていればステップ12へ進
み、メモリカード7への画像データの記録を中止すると
ともに、メモリカード7にすでに記録された画像データ
を削除する。その後、ステップ2へ戻る。
【0041】ステップ2で撮影方式を選択するメニュー
から単写モードが選択されていない場合は、ステップ2
1で連写モードが選択されているかどうかを確認する。
連写モードが選択されている場合はステップ22へ進
む。なお、連写モードには通常の連写、マルチ連写およ
び高速連写などがあるが、画質モードや画像サイズが異
なるだけで基本的な撮影動作は同じである。ステップ2
2では、レリーズ半押しスイッチ14によりシャッター
ボタンが半押しされているかどうかを確認し、シャッタ
ーボタンが半押しされるとステップ23へ進み、そうで
なければステップ2へ戻る。
【0042】連写モードにおいてシャッターボタンが半
押しされたときは、ステップ23で測光装置4により被
写体輝度BVを測定し、測定結果に基づいて周知の露出
演算を行い、連写モードのプログラム線図(例えば図3
に示す線図)にしたがってシャッター速度Tと絞り値
Fを設定する。さらに、ステップ23では撮影レンズの
駆動を禁止(フォーカスロック)する。
【0043】ステップ24において、レリーズスイッチ
15によりシャッターボタンの全押し操作(レリーズ操
作)が行われたかどうかを確認し、シャッター11がレ
リーズされたらステップ25へ進み、そうでなければス
テップ22へ戻る。ステップ25では、設定されたシャ
ッター速度Tだけ撮像素子1の電荷蓄積を行って露光す
る。続くステップ26で、機械式シャッター11を閉じ
て撮像素子1から蓄積電荷を読み出し、画像処理回路2
を介して画像データをバッファーメモリ6へ記憶する。
なお、連写モードでは、撮像素子1のすべての画素の蓄
積電荷を読み出す。電荷読み出しが終了したら、ステッ
プ27で機械式シャッター11を開放するとともに、バ
ッファーメモリ6に記憶されている画像データを圧縮/
伸長回路3により圧縮する。
【0044】ステップ28において、レリーズスイッチ
15によりシャッターボタンが全押しされたままかどう
かを確認し、全押しされたままであればステップ25へ
戻り、上述した露光、電荷読み出し、画像圧縮の撮影動
作を繰り返す。一方、シャッターボタンが開放されてい
る場合はステップ29へ進み、連写により撮影され圧縮
された画像をバッファーメモリ6からメモリカード7へ
転送し、記録する。その後ステップ2へ戻る。
【0045】《第1の超高速連写方法》単写モードも連
写モードも設定されていないときは、ステップ41で超
高速連写モードが設定されているかどうかを確認し、超
高速連写モードが設定されている場合はステップ42へ
進む。まず、上述した図5に示す第1の超高速連写の撮
影動作を説明する。
【0046】ステップ42では、レリーズ半押しスイッ
チ14によりシャッターボタンが半押しされているかど
うかを確認し、シャッターボタンが半押しされるとステ
ップ43へ進み、そうでなければステップ2へ戻る。超
高速連写モードにおいてシャッターボタンが半押しされ
たときは、ステップ43で測光装置4により被写体輝度
BVを測定し、測定結果に基づいて周知の露出演算を行
い、図3に示す超高速連写モードのプログラム線図に
したがってシャッター速度Tと絞り値Fを設定する。上
述したように、超高速連写時のプログラム線図は、超
高速連写以外の場合のプログラム線図よりも高速シャ
ッター速度側にシフトした線図である。さらに、ステッ
プ43では撮影レンズの駆動を禁止(フォーカスロッ
ク)する。
【0047】ステップ44において、レリーズスイッチ
15によりシャッターボタンの全押し操作(レリーズ操
作)が行われたかどうかを確認し、シャッター11がレ
リーズされたらステップ45へ進み、そうでなければス
テップ42へ戻る。ステップ45では、設定されたシャ
ッター速度Tだけ撮像素子1の電荷蓄積を行って露光す
る。続くステップ46で撮像素子1から蓄積電荷を読み
出し、画像処理回路2を介して画像データをバッファー
メモリ6へ記憶する。上述したように、超高速連写モー
ドでは撮像素子1の画素の中から行単位で画素を間引
き、3行跳びに全体の1/4の行の画素からのみ画像デ
ータを読み出す。また、超高速連写モードでは電荷読み
出し時も機械式シャッター11を開放したままにする。
【0048】ステップ47で、超高速連写の40駒の撮
影を終了したかどうかを確認し、終了していないときは
ステップ45へ戻って上述した手順で次の駒の撮影を行
う。40駒の撮影をすべて終了したときはステップ48
へ進み、40駒目に撮影した画像を画像生成回路9を介
してモニター8に所定時間表示する。この40駒目の画
像が表示された画面には上述したように図7(a)に示
すクイックデリートマーク22が点灯され、マーク22
が指し示す露出補正ボタン24を操作することによっ
て、超高速連写により撮影した画像データの記録を中止
し、すでに記録した画像データをホルダーごと削除する
ことができる。
【0049】ステップ49において、バッファーメモリ
6に記憶されている超高速連写の画像データを圧縮/伸
長回路3により圧縮する。続くステップ50では、今回
の超高速連写により撮影した画像データのメモリーカー
ド7への転送と記録処理を開始する。上述したように、
超高速連写により撮影した画像は新たにホルダーを作成
し、そのホルダー内に収納する。ステップ51で、露出
補正スイッチ16により超高速連写の撮影画像を削除す
る操作が行われたかどうかを確認し、削除操作が行われ
ていればステップ52へ進み、メモリカード7への画像
データの記録を中止するとともに、メモリカード7にす
でに記録された今回の超高速連写の画像データをホルダ
ーごと削除する。その後、ステップ2へ戻る。
【0050】《第2の超高速連写方法》次に、上述した
図6に示す第2の超高速連写の撮影動作を説明する。ス
テップ61において超高速連写モードが設定されている
かどうかを確認し、超高速連写モードが設定されている
場合はステップ62へ進む。
【0051】ステップ62では、レリーズ半押しスイッ
チ14によりシャッターボタンが半押しされているかど
うかを確認し、シャッターボタンが半押しされるとステ
ップ63へ進み、そうでなければステップ2へ戻る。超
高速連写モードにおいてシャッターボタンが半押しされ
たときは、ステップ63で測光装置4により被写体輝度
BVを測定し、測定結果に基づいて周知の露出演算を行
い、図3に示す超高速連写モードのプログラム線図に
したがってシャッター速度Tと絞り値Fを設定する。さ
らに、ステップ63では撮影レンズの駆動を禁止(フォ
ーカスロック)する。
【0052】上述したように、この第2の超高速連写で
は、40駒の超高速連写を行う前のシャッターボタン半
押し時に予備撮影を行い、予備撮影結果に基づいてJP
EGの圧縮パラメーターを設定する。ステップ64にお
いて、予備撮影のために撮像素子1の電荷蓄積を行って
露光し、蓄積電荷を読み出す。続くステップ65で、予
備撮影により得られた原画像データに基づいてJPEG
圧縮パラメーターを設定する。圧縮パラメーターの設定
が終了したら予備撮影の画像データを削除する。
【0053】ステップ66において、レリーズスイッチ
15によりシャッターボタンの全押し操作(レリーズ操
作)が行われたかどうかを確認し、シャッター11がレ
リーズされたらステップ67へ進み、そうでなければス
テップ62へ戻る。ステップ67では、設定されたシャ
ッター速度Tだけ撮像素子1の電荷蓄積を行って露光す
る。続くステップ68で撮像素子1から蓄積電荷を読み
出し、画像処理回路2を介して画像データをバッファー
メモリ6へ記憶するとともに、バッファーメモリ6に記
憶されている前の駒の原画像データを圧縮/伸長回路3
により圧縮し、ふたたびバッファーメモリ6に記憶す
る。なお、超高速連写モードでは撮像素子1の画素の中
から行単位で画素を間引き、3行跳びに全体の1/4の
行の画素からのみ画像データを読み出す。また、超高速
連写モードでは電荷読み出し時も機械式シャッター11
を開放したままにする。
【0054】ステップ69において、超高速連写の40
駒の撮影を終了したかどうかを確認し、終了していない
ときはステップ67へ戻って上述した手順で次の駒の撮
影を行う。40駒の撮影をすべて終了したときはステッ
プ70へ進み、40駒目に撮影した画像を圧縮/伸長回
路3により圧縮してバッファーメモリ6に記憶する。ま
た、40駒目に撮影した画像を画像生成回路9を介して
モニター8に表示する。この40駒目の画像には上述し
たように図7(a)に示すクイックデリートマーク22
が点灯され、マーク22が指し示す露出補正ボタン24
を操作することによって、超高速連写により撮影した画
像データの記録を中止し、すでに記録した画像データを
ホルダーごと削除することができる。
【0055】ステップ71では、今回の超高速連写によ
り撮影した画像データのメモリーカード7への転送と記
録処理を開始する。上述したように、超高速連写により
撮影した画像は新たにホルダーを作成し、そのホルダー
内に収納する。続くステップ72で、露出補正スイッチ
16により超高速連写の撮影画像を削除する操作が行わ
れたかどうかを確認し、削除操作が行われていればステ
ップ73へ進み、メモリカード7への画像データの記録
を中止するとともに、メモリカード7にすでに記録され
た画像データをホルダーごと削除する。その後、ステッ
プ2へ戻る。
【0056】
【発明の効果】(1) 以上説明したように請求項1の
発明によれば、電荷蓄積型撮像素子により被写体輝度分
布に応じて電荷を蓄積し、撮像素子から蓄積電荷を画像
データとして読み出して記憶手段に一次記憶した後、画
像データを圧縮して記録媒体に記録する電子スチルカメ
ラに、複数駒を高速連続撮影する超高速連写モードを新
たに設け、この超高速連写モードでは、撮像素子による
電荷蓄積と撮像素子からの画像データの読み出しとを繰
り返し行うとともに、次の駒の電荷蓄積期間中に前の駒
の画像データの圧縮を行う。つまり、最初と最後の駒を
除くすべての駒の撮影動作において、次の駒の電荷蓄積
期間中に前の駒の画像圧縮を行う、いわゆるパイプライ
ン処理を行うので、撮影時間を短縮することができ、被
写体の一瞬の動きを捕らえる超高速連続撮影を可能にす
ることができる。また、次の駒の電荷蓄積期間中に前の
駒の画像圧縮を行うことにより、記憶手段の記憶容量を
少なくすることができる。換言すれば、1回の超高速連
写で撮影された画像の記憶容量が少ないので、超高速連
写を続けて実行することができる。 (2) 請求項2の発明によれば、超高速連写モード設
定時には撮像素子の一部の画素からのみ画像データを読
み出すようにしたので、超高速連写モードにおける撮像
素子からの画像データの読み出し時間が従来の撮影方式
による連写の場合よりも短縮され、被写体の一瞬の動き
を捕らえる超高速連続撮影を可能にすることができる。 (3) 請求項3の発明によれば、超高速連写モード設
定時には、超高速連写以外の撮影方式設定時の撮像感度
よりも高い撮像感度を設定するようにしたので、従来の
撮影方式の連写よりも高速のシャッター速度を設定する
ことができ、被写体の一瞬の動きを捕らえる超高速連続
撮影を可能にすることができる。 (4) 請求項4の発明によれば、超高速連写モードで
は、超高速連写以外の撮影方式の自動露出モードのプロ
グラム線図よりも高速シャッター速度側にシフトした自
動露出モードのプログラム線図にしたがって露出を設定
するようにしたので、従来の撮影方式の連写よりも高速
のシャッター速度が設定され、被写体の一瞬の動きを捕
らえる超高速連続撮影を可能にすることができる。 (5) 請求項5の発明によれば、超高速連写モードで
は、機械式シャッターを開放にしたまま撮像素子による
電荷蓄積と撮像素子からの画像データの読み出しとを行
うようにしたので、従来の撮影方式よりも機械式シャッ
ターの開閉時間だけ撮影時間を短縮でき、被写体の一瞬
の動きを捕らえる超高速連続撮影を可能にすることがで
きる。 (6) 請求項6の発明によれば、超高速連写モードで
は、連写速度に対応するシャッター速度を長秒時限界と
したので、確実に超高速連続撮影を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 一実施の形態の構成を示す図である。
【図2】 感度変更モードにおけるプログラム線図と感
度線図を示す図である。
【図3】 プログラム自動露出モードのプログラム線図
を示す図である。
【図4】 単写、連写、マルチ連写、高速連写などの超
高速連写以外の撮影方式の撮像から記録までの動作を示
すタイムチャートである。
【図5】 第1の超高速連写時の撮像から記録までの動
作を示すタイムチャートである。
【図6】 第2の超高速連写時の撮像から記録までの動
作を示すタイムチャートである。
【図7】 モニターに表示された撮影画像とクイックデ
リートマークを示す図である。
【図8】 超高速連写により撮影された画像データのメ
モリカードへの記録方法を示す図である。
【図9】 一実施の形態の撮影制御プログラムを示すフ
ローチャートである。
【図10】 図9に続く、一実施の形態の撮影制御プロ
グラムを示すフローチャートである。
【図11】 図10に続く、一実施の形態の撮影制御プ
ログラムを示すフローチャートである。
【図12】 図11に続く、一実施の形態の撮影制御プ
ログラムを示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 撮像素子 2 画像処理回路 3 圧縮/伸長回路 4 測光装置 5 焦点調節装置 6 バッファーメモリ 7 メモリカード 8 モニター 9 画像生成回路 10 LCD 11 シャッター 12 コントローラー 13 撮影モードスイッチ 14 レリーズ半押しスイッチ 15 レリーズスイッチ 16 露出補正スイッチ 22 クイックデリートマーク 24 露出補正ボタン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/91 H04N 5/91 J 5/92 5/92 H Fターム(参考) 5C022 AA13 AB12 AB17 AB18 AB20 AC03 AC13 AC32 AC42 AC52 AC69 AC80 5C052 AA16 CC11 DD02 EE02 EE08 GA02 GA03 GA07 GB06 GC05 GE08 5C053 FA06 FA08 FA27 GA11 GB21 GB28 GB36 JA30 LA01 LA06

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電荷蓄積型撮像素子により被写体輝度分布
    に応じて電荷を蓄積し、前記撮像素子から蓄積電荷を画
    像データとして読み出して記憶手段に一次記憶した後、
    画像データを圧縮して記録媒体に記録する電子スチルカ
    メラにおいて、 複数駒を高速連続撮影する超高速連写モードを新たに設
    け、この超高速連写モードでは、前記撮像素子による電
    荷蓄積と前記撮像素子からの画像データの読み出しとを
    繰り返し行うとともに、次の駒の電荷蓄積期間中に前の
    駒の画像データの圧縮を行うことを特徴とする電子スチ
    ルカメラ。
  2. 【請求項2】請求項1の電子スチルカメラにおいて、 前記撮像素子は複数の画素を有する撮像素子であり、超
    高速連写モード設定時には前記撮像素子の一部の画素か
    らのみ画像データを読み出すことを特徴とする電子スチ
    ルカメラ。
  3. 【請求項3】請求項1または請求項2に記載の電子スチ
    ルカメラにおいて、 超高速連写モード設定時には、超高速連写以外の撮影方
    式設定時の撮像感度よりも高い撮像感度を設定すること
    を特徴とする電子スチルカメラ。
  4. 【請求項4】請求項1〜3のいずれかの項に記載の電子
    スチルカメラにおいて、 超高速連写モードでは、超高速連写以外の撮影方式の自
    動露出モードのプログラム線図よりも高速シャッター速
    度側にシフトした自動露出モードのプログラム線図にし
    たがって露出を設定することを特徴とする電子スチルカ
    メラ。
  5. 【請求項5】請求項1〜4のいずれかの項に記載の電子
    スチルカメラにおいて、 超高速連写モードでは、機械式シャッターを開放にした
    まま前記撮像素子による電荷蓄積と前記撮像素子からの
    画像データの読み出しとを行うことを特徴とする電子ス
    チルカメラ。
  6. 【請求項6】請求項1〜5のいずれかの項に記載の電子
    スチルカメラにおいて、 超高速連写モードでは、連写速度に対応するシャッター
    速度を長秒時限界とすることを特徴とする電子スチルカ
    メラ。
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