JP2001094579A - データ伝送システム及びデータ伝送方法 - Google Patents

データ伝送システム及びデータ伝送方法

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JP2001094579A
JP2001094579A JP27294799A JP27294799A JP2001094579A JP 2001094579 A JP2001094579 A JP 2001094579A JP 27294799 A JP27294799 A JP 27294799A JP 27294799 A JP27294799 A JP 27294799A JP 2001094579 A JP2001094579 A JP 2001094579A
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Makoto Senda
誠 千田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 非同期データの伝送機能しかサポートしてい
ない非同期式装置を含むシステムであっても、同期デー
タを受信することを可能にする。 【解決手段】 データ伝送システムは同期データと非同
期データとを変換して伝送するデータ変換装置(5)を有
し、そのデータ変換装置は非同期式装置(3,4)からの制
御コマンドを受信するコマンド受信ユニットと、その受
信したコマンドに従い指定された同期式装置(1,2)に対
して伝送する同期データを指定された容量分だけ受信す
るデータ受信ユニットと、その受信した同期データを記
憶するデータ記憶ユニットと、その記憶した同期データ
を非同期データに変換するデータ変換ユニットと、その
変換された非同期データを制御コマンドを受信した該非
同期式装置へ送信するデータ送信ユニットとを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、同期データと非同
期データの変換処理を行いデータを伝送するデータ伝送
システムそのシステムにおけるデータ伝送方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、データのデジタル化やマルチメデ
ィア化に伴い、パーソナルコンピュータ(PC)では、
データ、テキスト、グラフィック、静止画像以外に、音
声、映像等のリアルタイムデータ等の処理も可能になり
つつある。これに伴い、PCと周辺機器間とのインター
フェースも、IEEE1394やUSBなどが出現し、
従来のアナログ信号による伝送からデジタル信号による
伝送へと変化し、従来であれば周辺機器に応じて必要だ
ったインターフェースも統合化が図れるようになった。
【0003】これによって、あらゆるデータが同一のイ
ンターフェース上で伝送可能になったが、その場合に伝
送されるデータのリアルタイム性、非リアルタイム性な
ど性質の異なるデータが混在して伝送される場合が生じ
る。
【0004】例えば、音声や映像のようなリアルタイム
性を重視したデータの場合には、ある時間を経過してし
まうとデータとしての価値を失ってしまうので、信頼性
よりも決められた時間内にデータを伝送することが優先
されるので、ある期間を設定してその期間内に確実にデ
ータを伝送する同期式伝送モードが必要になる。
【0005】また、非リアルタイムなデータの場合に
は、時間よりもデータの伝送品質の方が重視されるの
で、誤り検出により誤りを検出されたデータに関して
は、そのデータを再送してデータの信頼性を確保する非
同期式伝送モードが必要になる。
【0006】この場合には、リアルタイム性を重視した
データがリアルタイム性を重視していないデータより優
先されるので、まずリアルタイム性を重視したデータを
伝送した後、次の同期タイミングまでの空き時間に非リ
アルタイムのデータを伝送処理していた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例によれば、同期式伝送モードで伝送される同期デー
タはそのモードをサポートしている同期式装置の間でし
か利用することができないため、非同期式伝送モードの
みをサポートしている非同期式装置は、同期データを利
用することができないという問題があった。
【0008】また、もし非同期式装置が同期データを送
受信できるように同期式伝送モードをサポートする場合
には、同期データ伝送部を搭載しなければならない上
に、同期データを処理する制御部では大容量で高速なメ
モリが必要になる、あるいは、リアルタイム性のあるデ
ータを送受信可能とする処理の高速化や応答スピードを
高くするためのリアルタイム処理が要求されるという問
題がある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するべく
本発明にかかるデータ伝送システム及びその方法は、主
として以下の構成からなることを特徴とする。
【0010】すなわち、非同期データを伝送する複数の
非同期式装置と同期データを伝送する複数の同期式装置
とで構成されるデータ伝送システムは、同期データと非
同期データとを変換して伝送するデータ変換装置を有
し、前記データ変換装置は、前記非同期式装置からの制
御コマンドを受信するコマンド受信手段と、前記受信し
たコマンドに従い、指定された同期式装置に対して伝送
する同期データを指定された容量分だけ受信するデータ
受信手段と、前記受信した同期データを記憶するデータ
記憶手段と、前記記憶した同期データを非同期データに
変換するデータ変換手段と、前記変換された非同期デー
タを制御コマンドを受信した該非同期式装置へ送信する
データ送信手段とを有する。
【0011】また、非同期データを伝送する複数の非同
期式装置と同期データを伝送する複数の同期式装置とで
構成されるデータ伝送システムは、任意の同期式装置が
同期データと非同期データとを変換して伝送するデータ
変換処理手段を有し、該同期式装置は、前記非同期式装
置からの制御コマンドを受信するコマンド受信手段と、
前記受信したコマンドに従い、指定された任意の同期式
装置に対して伝送する同期データを指定された容量分だ
け受信するデータ受信手段と、前記受信した同期データ
を記憶するデータ記憶手段と、前記記憶した同期データ
を非同期データに変換するデータ変換手段と、前記変換
された非同期データを制御コマンドにより指定された非
同期式装置へ送信するデータ送信手段とを有する。
【0012】また、非同期データを伝送する複数の非同
期式装置と同期データを伝送する複数の同期式装置とで
構成されるシステムにおけるデータ伝送方法は、同期デ
ータと非同期データとを変換して伝送するデータ変換工
程を有し、前記データ変換工程は、前記非同期式装置か
らの制御コマンドを受信するコマンド受信工程と、前記
受信したコマンドに従い、指定された同期式装置に対し
て伝送する同期データを指定された容量分だけ受信する
データ受信工程と、前記受信した同期データを記憶する
データ記憶工程と、前記記憶した同期データを非同期デ
ータに変換するデータ変換工程と、前記変換された非同
期データを制御コマンドを受信した該非同期式装置へ送
信するデータ送信工程とを有する。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は、本発明にかかるデータ伝
送システムの構成を示すブロック図である。
【0014】1,2は、IEEE1394バス上に同期
データを伝送する同期式装置であり、3,4は、非同期
データを伝送する非同期式装置、5は、同期データと非
同期データの変換を行う変換装置である。
【0015】図2は、変換装置5の内部構成を示すブロ
ック図である。
【0016】21は装置全体の制御を司るCPU、22
はプログラムを記憶しているROM、23はワークエリ
アおよびデータエリアとして書き込み読み出しが可能な
RAM、24は同期データのフォーマットを非同期デー
タのフォーマットに変換する変換処理部、25は他装置
とのデータ伝送を行うインターフェース部、26は同期
データをバッファする同期データバッファ、27は非同
期データをバッファする非同期データバッファ、28は
同期式伝送の制御を司る同期制御部である。
【0017】次に、バスに接続されている装置のノード
番号や接続構成等を認識する方法を説明する。
【0018】まず、図1のようなシステム構成を確立す
るには、接続される装置の増減によってバスリセットが
発生し、新たに機器間でデータの授受を行なうためのノ
ードの接続関係を確定(ルート確定)する手順に入る。
ここでルートが確定すると、ルートにより各装置にノー
ド番号が自動的に割り振られ、ノード番号を割り振られ
た装置はSelfIDパケットをバス上に送信する。
【0019】各装置はそのSelfIDパケットを受信
することでバス上に接続されている装置および接続され
ている構成を認識することが可能になる。
【0020】次に、各装置(ノード)のより詳細な情報
(ユニークIDや端末情報等)を入手する方法を説明す
る。
【0021】上述したユニークIDとは、各装置に唯一
割り振られた番号であるので、完全に機器個別の識別が
可能になる。このユニークIDは8バイトのデータであ
るが、上位3バイトはIEEEで定められているカンパ
ニーIDであるのでこれにより機器の製造元であるベン
ダを認識することが可能になる。残りの5バイトについ
ては各ベンダで自由に設定することができるが、機器ご
とに個別の番号を割り振る必要がある。
【0022】このユニークIDとノード番号及びシステ
ム構成を対応させて記憶しておくことにより、その後の
装置の増減によるバスの再構成でノード番号の再度の割
り振りがあっても、その新たなノード番号とユニークI
Dを対応させることで、今まで接続されている装置と増
減のあった装置を認識することが可能である。
【0023】同一メーカ内の装置であれば、このユニー
クIDによって機種名や型名が特定できる場合もある
が、通常は特定できないのでより詳細な情報を入手する
ために、各装置のコンフィギュレーションROM情報を
リードすることにより各装置の情報を入手することがで
きる。
【0024】<同期データに送信装置名等の認識>次
に、同期データの送信装置と信号フォーマットを認識す
る方法を説明する。
【0025】アイソクロナスパケットは図3に示すよう
に2クアドレット(1クアドレット=32ビット)の1
394アイソクロナスパケットヘッダーとそれに続くデ
ータフィールド及びデータCRCとで構成されている。
そして、1394アイソクロナスパケットヘッダーには
アイソクロナスパケットを伝送しているチャンネル(C
H)番号がある。
【0026】更に、デジタルビデオ信号やデジタルオー
ディオ信号等のリアルタイムデータを扱う際には、タグ
(tag)フィールドの2ビットが012となり、デー
タフィールドの先頭に2クアドレットのCIP(Com
mom Isochronous Packet)ヘッ
ダーが付加される。
【0027】CIPヘッダーは図4で示される構成にな
っており、SID(ソースID)がこのパケットを送信
した装置の1394バス上のノード番号を示す。CIP
ヘッダーの二番目のクアドレットにおけるFMT(フォ
ーマットIDフィールド)は、このパケットで伝送され
る信号のフォーマットを表す。CIPヘッダーの二番目
のクアドレットにおけるFDF(フォーマット依存フィ
ールド)は、FMTにより指定された信号のフォーマッ
トに閑わる従属情報が入っている。たとえば、タイムス
タンプや信号フォーマットのより細かな種別などが含ま
れている。
【0028】このようにして、各装置はアイソクロナス
パケットの1394アイソクロナスパケットヘッダー及
びCIPヘッダーを解析することで、そのアイソクロナ
スパケットの情報信号のチャンネル番号と送信装置のノ
ード番号、その信号のフォーマットや種別を知ることが
可能になる。
【0029】<同期データの受信装置の認識>次に、同
期データの受信装置を認識する方法を説明する。
【0030】各装置は同期データであるアイソクロナス
パケットを受信している装置があるか否かを調べる場合
には、まず、上述したようにバス上に流れているアイソ
クロナスパケットIPヘッダーにより、そのアイソクロ
ナスパケットを送信している送信装置のノード番号とチ
ャネル番号を知ることができるので、その送信している
装置にある出力マスタプラグレジスタにより出力プラグ
コントロールレジスタ数を調べ、その出力プラグコント
ロールレジスタをリードすることにより、先ほどのチャ
ンネル番号に出力している出力プラグコントロールレジ
スタを特定する。
【0031】この出力プラグコントロールレジスタに
は、6ビットのチャンネル番号データがあるので、これ
を見ることによりチャンネル番号がわかる。ここでこの
チャネル番号に出力している出力プラグコントロールレ
ジスタの内容の6ビットのptp(point to
point)−接続カウンタから、この装置が出力して
いる信号をptp−接続で受信している相手装置数がわ
かる。
【0032】次にどの機器がptp−接続で入力してい
るかを調べるために、各装置は各装置の入力プラグコン
トロールレジスタの内容を読みにいく。ここで、6ビッ
トのチャンネル番号により先ほどのチャネル番号の信号
を入力している入力プラグコントロールレジスタが分か
るので、この入力プラグコントロールレジスタを調べる
ことにより、先ほどのチャンネル番号に出力している信
号をptp−接続で入力している装置のノード番号が特
定することができる。
【0033】本発明の変換装置では、上述した手順を実
行することにより、バスに接続されているすべて装置が
同期データをどの装置からどの装置へどのような信号フ
ォーマットのデータが伝送されているかを把握すること
ができるため、他の装置からの要求に応じて、同期デー
タの伝送状況を伝送したり、また、指定された同期デー
タを確実に受信することが可能になる。
【0034】<同期データから非同期データへの変換>
次に、同期データから非同期データへの変換方法を説明
する。
【0035】図5は、非同期データであるアシンクロナ
スパケットのフォーマットを示している。パケットの先
頭の5クワドレット(20バイト)はパケットヘッダで
ある。パケットヘッダにおいては、このパケットの送信
先のノードが接続されているノード番号であるディスト
ネーションID(バスに対応するバスID(BUS_I
D)とそのノードに対応する物理ID(PHY_ID)
で構成されている、処理のラベルであるtl(Tran
saction Label)、リトライの種別である
rt(Retry Code)、処理のコードを示すt
code(Transaction Code),Pr
i(Priority)が配置されている。
【0036】さらに、送信元のノード番号であるsou
rce_ID、送信先のアドレスの下位48ビットを表
すオフセットアドレス(FCP destinatio
n_offset)、データ長であるdata_len
gth、拡張の処理コードであるextended_t
code、ヘッダ内の誤り検出符号であるheader
_CRC、送信するデータを有するデータフィールド、
および、そのデータに対する誤りの検出符号であるda
ta_CRCで構成されている。
【0037】ここで、アイソクロナスパケットのデータ
をアシンクロナスパケットのデータに変換するには、ア
イソクロナスパケットとアシンクロナスパケットのフォ
ーマットの変換が必要になる。
【0038】その変換方法としては、アイソクロナスパ
ケットのヘッダとその後に続くデータをすべてそのまま
アシンクロナスデータとして処理し、上述したアシンク
ロナスパケットのヘッダにそのデータにつけて送信する
方法がある。
【0039】このデータを受信した非同期式装置側で
は、アシンクロナスパケットヘッダを取り除いた後に、
アイソクロナスパケットのヘッダの解析とその後に続く
CIPヘッダの解析を行い、その後に続く信号データに
対してデータ処理を行う。
【0040】別の変換方法としては、アイソクロナスパ
ケットのヘッダは取り除くが、その後に続くデータをそ
のままデータをそのままアシンクロナスデータとして処
理し、アシンクロナスパケットのヘッダにそのデータを
つけて送信する方法がある。
【0041】このデータを受信した非同期式装置側で
は、アシンクロナスパケットヘッダを取り除いた後に、
CIPヘッダの解析を行い、その後に続く信号データに
対してデータ処理を行う。アイソクロナスパケットのヘ
ッダに関する情報は送られないので、その情報が必要な
場合には別のアシンクロナスパケットにて伝送する。た
とえばCRCチェック等でデータエラーが発生した時な
ど、データエラー発生を上記のような別のアシンクロナ
スパケットを伝送することで伝えることが可能になる。
【0042】更に別の変換方法としては、アイソクロナ
スのヘッダとその後に続くCIPヘッダを取り除き、信
号データのみをデータとして処理し、そのデータにアシ
ンクロナスのヘッダを付加して送信する方法がある。
【0043】このデータを受信した非同期式装置側で
は、アシンクロナスパケットヘッダを取り除いた後の信
号データに対してデータ処理を行う。アイソクロナスパ
ケットのヘッダ及びCIPヘッダの情報は送られないの
で、その情報が必要な場合には別のアシンクロナスパケ
ットにて伝送する。
【0044】次に、変換装置の動作を図6AからCの動
作フローで説明する。
【0045】まず、図6Aにおいて、変換装置が電源O
FFからONするか、あるいは、他の装置の脱着によ
り、バスリセットがバス上で発生しスタートする。
【0046】まず、バスリセット後に、ルートが確定し
各装置にノード番号が割り振られてシステムが構成され
(S501)、各装置が送出するSelfIDパケット
を受信して各装置のノード番号あるいはシステム構成を
把握し各装置の端末情報が格納されているレジスタを読
むことにより端末情報を入手し記録する(S502)。
【0047】次に、バス上を流れるアイソクロナスパケ
ットのヘッダ情報からそのパケットの送信装置のノード
番号とそのデータの信号フォーマットを調べることで、
同期式装置の送信状態を認識し記録し(S503)、次
にその送信中の同期式装置の出力プラグマスタレジスタ
と出力プラグコントロールレジスタとすべての同期式装
置の入力プラグコントロールレジスタを読むことによ
り、同期式装置の受信状態を認識し記録する(S50
4)。
【0048】次に、任意の装置からコマンドを受信した
か否かを調べ(S505)、もし受信していない場合に
はS525(図6C)へ遷移し、もし受信している場合
には、その受信したコマンドを記憶し(S506)、そ
の記憶したコマンドが同期式装置の送信受信状態の問い
合わせか否かを調べ(S507)、もし問い合わせであ
れば、その時点での同期式装置の同期データの送信状態
と受信状態を送信する(S508)。
【0049】もし問い合わせでない場合には、非同期式
装置からの同期データの要求か否かを調べ(S524、
図6B)、もしその要求であれば、指定されたアイソク
ロナスパケットの伝送チャネルから指定されたデータ容
量分だけ同期データを受信し(S509)、その受信し
た同期データにエラーが発生しているか否かを調べ(S
510)、もしエラーが発生している場合には、その同
期データの要求のあった非同期式装置へエラー発生を通
知し(S511)、S512へ遷移し、もしエラーが発
生していない場合には、受信した同期データのヘッダを
送信するか否かを調べ(S512)、もし送信する場合
には、その同期データを要求した非同期式装置へ同期デ
ータのヘッダ情報を送信し(S513)、S514へ遷
移し、もし送信しない場合には、受信した同期データを
非同期データにフォーマット変換し(S514)、その
フォーマット変換した非同期データを要求のあった非同
期式装置へ送信し(S515)、S525へ遷移する。
【0050】次に、S524で非同期式装置からの同期
データの要求ではない場合には、同期式装置からの同期
データの要求か否かを調べ(S516)、もしその要求
であれば、その指定されたアイソクロナスパケットの伝
送チャネルから指定されたデータ容量分だけ同期データ
を受信し(S517)、その受信した同期データにエラ
ー発生しているか否かを調べ(S518)、もしエラー
が発生している場合には、その要求のあった同期式装置
へエラー発生を通知し(S519)、S520へ遷移
し、もしエラーが発生していない場合には、受信した同
期データのヘッダを送信するか否かを調べ(S52
0)、もし送信する場合には、その同期式装置が指定し
た非同期式装置へ同期データのヘッダ情報を送信し(S
521)、S222へ遷移し、もし送信しない場合に
は、受信した同期データを非同期データにフォーマット
変換し(S522)、そのフォーマット変換した非同期
データを指定された非同期式装置へ送信し(S52
3)、S525へ遷移する。
【0051】次に、S525で電源をOFFするか否か
を調べ(S525)、もし電源をOFFしない場合に
は、S503へ遷移し、もし電源をOFFする場合に
は、装置の電源をOFFして(S526)終了する。
【0052】また、バスに接続する装置の増減あるい
は、強制的なバスリセットがあった場合には自動的にス
タートに戻る。
【0053】また、上述したように変換装置としてバス
上に接続する構成もあるが、別の構成例としては、図7
で示すように、ある任意の同期式装置に、上述した変換
装置のもつ機能を搭載させて動作させることも可能であ
る。この構成の場合には、変換装置として別装置を用意
しなくてもよいため、経済的にシステム構築ができると
いうメリットがある。
【0054】
【他の実施形態】なお、本発明は、複数の機器(例えば
ホストコンピュータ、インタフェイス機器、リーダ、プ
リンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一
つの機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ
装置など)に適用してもよい。
【0055】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるい
は装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュ
ータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログ
ラムコードを読み出し実行することによっても、達成さ
れることは言うまでもない。この場合、記憶媒体から読
み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の
機能を実現することになり、そのプログラムコードを記
憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。また、
コンピュータが読み出したプログラムコードを実行する
ことにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけ
でなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピ
ュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)
などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理に
よって前述した実施形態の機能が実現される場合も含ま
れることは言うまでもない。
【0056】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示
に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備
わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0057】本発明を上記記憶媒体に適用する場合、そ
の記憶媒体には、先に説明した(図6A乃至6Cに示
す)フローチャートに対応するプログラムコードが格納
されることになる。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
非同期データの伝送機能しかサポートしていない非同期
式装置であっても、同期データを受信することが可能に
なるため、例えば、今までは利用することができなかっ
た同期データ(リアルタイムな映像データや音声デー
タ)の一部のデータを非同期装置で受信して加工したり
記憶したり表示したり出力したり印刷したりという処理
が可能になる。よって利便性が飛躍的に向上するという
効果がある。
【0059】また、高速処理と大容量メモリを必要とす
る同期データ伝送機能を持たずに、同期データを受信し
てあらゆる処理が可能になるので低コストで大幅な機能
アップを図ることが可能になるため、コストパフォーマ
ンスの向上に効果がある。
【0060】また、シリアルバスインターフェースの変
更なしに変換処理部のみを同期式装置へ搭載することに
よって、変換装置に相当する機能を同期式装置がもつこ
とができるので、その場合には、変換装置を別に用意す
る必要がなく、経済的にシステムを構成できるという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるデータ伝送システムの構成を示
すブロック図である。
【図2】変換装置の内部構成を示すブロック図である。
【図3】アイソクロナスパケットのフォーマットであ
る。
【図4】CIPヘッダのフォーマットである。
【図5】アシンクロナスパケットのフォーマットであ
る。
【図6A】変換装置の動作を説明するフローチャートで
ある。
【図6B】変換装置の動作を説明するフローチャートで
ある。
【図6C】変換装置の動作を説明するフローチャートで
ある。
【図7】本発明にかかるデータ伝送システムの構成を示
すブロック図である。
【符号の説明】
1,2 同期式装置 3,4 非同期式装置 5 変換装置 21 CPU 22 ROM 23 RAM 24 変換処理部 25 シリアルバスインターフェース部 26 同期データバッファ 27 非同期データバッファ 28 同期制御部 6 同期式装置 7 変換処理部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非同期データを伝送する複数の非同期式
    装置と同期データを伝送する複数の同期式装置とで構成
    されるデータ伝送システムにおいて、 同期データと非同期データとを変換して伝送するデータ
    変換装置を有し、 前記データ変換装置は、前記非同期式装置からの制御コ
    マンドを受信するコマンド受信手段と、 前記受信したコマンドに従い、指定された同期式装置に
    対して伝送する同期データを指定された容量分だけ受信
    するデータ受信手段と、 前記受信した同期データを記憶するデータ記憶手段と、 前記記憶した同期データを非同期データに変換するデー
    タ変換手段と、 前記変換された非同期データを制御コマンドを受信した
    該非同期式装置へ送信するデータ送信手段とを有するこ
    とを特徴とするデータ伝送システム。
  2. 【請求項2】 前記コマンド受信手段は前記同期式装置
    からの制御コマンドを受信可能であることを特徴とする
    請求項1に記載のデータ伝送システム。
  3. 【請求項3】 前記データ記憶手段は、前記同期式装置
    及び非同期式装置に固有に割付けられたIDとノード番
    号及びシステムの構成とを対応させて記憶しておくこと
    により、システム構成に変更があった場合でも記憶して
    あるデータに基づき装置を特定することが可能であるこ
    とを特徴とする請求項1に記載のデータ伝送システム。
  4. 【請求項4】 前記データ受信手段は、タグフィールド
    のビット情報とデータフィールドの共通アイソクロナス
    パケットヘッダとにより送信されたデータが同期データ
    であるか非同期データであるかを判断することを特徴と
    する請求項1に記載のデータ伝送システム。
  5. 【請求項5】 非同期データを伝送する複数の非同期式
    装置と同期データを伝送する複数の同期式装置とで構成
    されるデータ伝送システムにおいて、 任意の同期式装置が同期データと非同期データとを変換
    して伝送するデータ変換処理手段を有し、 該同期式装置は、前記非同期式装置からの制御コマンド
    を受信するコマンド受信手段と、 前記受信したコマンドに従い、指定された任意の同期式
    装置に対して伝送する同期データを指定された容量分だ
    け受信するデータ受信手段と、 前記受信した同期データを記憶するデータ記憶手段と、 前記記憶した同期データを非同期データに変換するデー
    タ変換手段と、 前記変換された非同期データを制御コマンドにより指定
    された非同期式装置へ送信するデータ送信手段とを有す
    ることを特徴とするデータ伝送システム。
  6. 【請求項6】 前記コマンド受信手段は前記同期式装置
    からの制御コマンドを受信可能であることを特徴とする
    請求項5に記載のデータ伝送システム。
  7. 【請求項7】 前記データ記憶手段は、前記同期式装置
    及び非同期式装置に固有に割付けられたIDとノード番
    号及びシステムの構成とを対応させて記憶しておくこと
    により、システム構成に変更があった場合でも記憶して
    あるデータに基づき装置を特定することが可能であるこ
    とを特徴とする請求項5に記載のデータ伝送システム。
  8. 【請求項8】 前記データ受信手段は、タグフィールド
    のビット情報とデータフィールドの共通アイソクロナス
    パケットヘッダとにより送信されたデータが同期データ
    であるか非同期データであるかを判断することを特徴と
    する請求項5に記載のデータ伝送システム。
  9. 【請求項9】 非同期データを伝送する複数の非同期式
    装置と同期データを伝送する複数の同期式装置とで構成
    されるシステムにおけるデータ伝送方法において、 同期データと非同期データとを変換して伝送するデータ
    変換工程を有し、 前記データ変換工程は、前記非同期式装置からの制御コ
    マンドを受信するコマンド受信工程と、 前記受信したコマンドに従い、指定された同期式装置に
    対して伝送する同期データを指定された容量分だけ受信
    するデータ受信工程と、 前記受信した同期データを記憶するデータ記憶工程と、 前記記憶した同期データを非同期データに変換するデー
    タ変換工程と、 前記変換された非同期データを制御コマンドを受信した
    該非同期式装置へ送信するデータ送信工程とを有するこ
    とを特徴とするデータ伝送方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009153172A (ja) * 2001-12-15 2009-07-09 Thomson Licensing 時間予約制でのサービス品質の設定

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