JP2001067194A - 印刷制御システム及び方法 - Google Patents

印刷制御システム及び方法

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JP2001067194A
JP2001067194A JP24031699A JP24031699A JP2001067194A JP 2001067194 A JP2001067194 A JP 2001067194A JP 24031699 A JP24031699 A JP 24031699A JP 24031699 A JP24031699 A JP 24031699A JP 2001067194 A JP2001067194 A JP 2001067194A
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data
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JP24031699A
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Masaya Yagi
政哉 八木
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 文字、図形、イメージの混在した印刷データ
を適切に転送し、処理する。 【解決手段】 IEEE1394I/Fを介して授受し
た印刷データを処理する印刷システムは、印刷データを
構成するデータの種類を判断する判断部と、その判断の
結果に従い、データの種類に適した転送方式でデータを
転送する転送部と、種類別に転送されたそれぞれのデー
タを同調させて合成する合成部とを備え、その合成の結
果を印刷データとして処理する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、制御信号とデータ
を混在させて通信することが可能なデータ通信バスを用
いて接続されるホストコンピュータと印刷装置における
データ通信を行う印刷制御システム及び方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】ホストコンピュータ(PC)とプリンタ
の間をシリアルバスにより接続してデータ通信を行なう
バス構成を背景として、従来例の動作に関する説明を図
2を用いて行なう。図2の101はPCであり、61は
PCに搭載された1394I/F部、62はシステムバ
ス、63はCPU、65はD/Aコンバータも内蔵して
いるディスプレイ、66はHDD、67はROM、68
はキーボードやマウスといった操作部である。102は
プリンタ、19はプリンタにおける1394別I/F
部、20はCPUプリンタコントローラ内のバスの制御
等ROM21に記録されているプログラムにしたがって
各部の統合的な制御を行う。23はCPUで制御される
以外のメモリ制御、データ伸張等制御を行う。22はR
AMでデータの展開、一次格納等に用いられる。
【0003】画像データ及びコマンドデータは、139
4I/F61でIEEE1394I/Fの仕様に基づい
てケーブル上を印刷データが転送されプリンタ102が
受信する。コマンドデータも転送される。各データの転
送方式については、主に静止画でIsoデータとしてI
sochronous転送方式で転送し、コマンドデー
タはAsyncデータとしてAsynchronous
転送方式で転送する。プリンタ102では、1394I
/F部19に入力したデータは、RAM22に一次格納
される、文字・図形データはROM21内の図示しない
フォントROM情報等を参照しベクトル展開し、RAM
22内の図示しないビットマップメモリ領域に保存され
印刷部I/F部24を介してプリンタエンジンに26に
出力される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例ではPDL(Page DescriptionL
anguage:ページ記述言語)を使用したシステム
ではホストから印刷データを印刷装置へ送信する際の転
送エラーなどによる印刷データの破損をプリンタコント
ローラでは検知することが困難なためそれを補いながら
転送を効率的に行うことが課題となる。
【0005】
【課題を解決するための手段】従来抱えている問題を解
決するため、IEEE1394−1995ハイパフォー
マンス・シリアルバス(IEEE1394I/F)を用
いて、IEEE1394I/Fの最大の特徴であるAs
ynchronous(非同期)転送とIsochro
nous(同期)転送の特徴を最大限に活用してPDL
の弱点を補いながら効率的な印刷データ転送を可能にす
る。前記目的を達成するべく本発明にかかる印刷制御シ
ステム及び方法は以下の構成からなることを特徴とす
る。
【0006】すなわち、IEEE1394I/Fを介し
て授受した印刷データを処理する印刷システムは、印刷
データを構成するデータの種類を判断する判断手段と、
前記判断の結果に従い、前記データの種類に適した転送
方式で該データを転送する転送手段と、前記種類別に転
送されたそれぞれのデータを同調させて合成する手段と
を備え、前記合成の結果を印刷データとして処理する。
【0007】また、前記印刷制御システムにおいて、前
記印刷データは文字、図形、イメージの混在した画像デ
ータである。
【0008】また、前記印刷制御システムにおいて、前
記転送手段は前記データの種類が文字若しくは図形であ
る場合はIEEE1394I/Fの転送方式である非同
期転送により転送し、イメージデータである場合は同期
転送により転送する。
【0009】また、IEEE1394I/Fを介して授
受した印刷データを処理する印刷制御方法は、印刷デー
タを構成するデータの種類を判断する判断工程と、前記
判断の結果に従い、前記データの種類に適した転送方式
で該データを転送する転送工程と、前記種類別に転送さ
れたそれぞれのデータを同調させて合成する工程とを備
え、前記合成の結果を印刷データとして処理する。
【0010】また、前記印刷制御方法において、前記印
刷データは文字、図形、イメージの混在した画像データ
である。
【0011】また、前記印刷制御方法において、前記転
送工程は前記データの種類が文字若しくは図形である場
合はIEEE1394I/Fの転送方式である非同期転
送により転送し、イメージデータである場合は同期転送
により転送する。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明にかかる実施形態によれ
ば、IEEE1394I/Fを介して接続され、かつP
DLを使用するホストとプリンタのシステムにおいて、
元画像で図形、文字、イメージが混在している印刷デー
タをプリンタに転送する際にPDLでは図形、文字、イ
メージの3種類を別々に転送する。本発明では文字デー
タの様にデータの破損による文章中の文字の欠落や図形
の欠落など印刷画像として不良が顕著に現れるデータを
ack(受信確認用返送コード)を必要とする転送の際
の安全性を保証されたAsynchronous(非同
期)転送を使用し、高解像度のイメージのビット欠けの
ように文字データよりデータ破損がわかりにくいイメー
ジデータをIsochronous(同期)転送を使用
して送信する。
【0013】以下、本発明の実施形態について図面を参
照しながら説明する。
【0014】図1に本発明を実施するときの、ネットワ
ーク構成の一例を示す。
【0015】ここで、本発明では、各機器間を接続する
IEEE1394I/Fを用いるので、IEEE139
4I/Fの特徴といえる技術の部分を説明する。
【0016】<Asynchronous(非同期)転
送>Asynchronous転送は、非同期転送であ
る。図5にAsynchronous転送における時間
的な遷移状態を示す。図5の最初のサブアクション・ギ
ャップは、バスのアイドル状態を示すものである。この
アイドル時間が一定値になった時点で、転送を希望する
ノードはバスが使用できると判断して、バス獲得のため
のアービトレーションを実行する。
【0017】アービトレーションでバスの使用許可を得
ると、次にデータの転送がパケット形式で実行される。
データ転送後、受信したノードは転送されたデータに対
しての受信結果のack(受信確認用返送コード)をa
ck gapという短いギャップの後、返送して応答す
るか、応答パケットを送ることによって転送が完了す
る。ackは4ビットの情報と4ビットのチェックサム
からなり、成功か、ビジー状態か、ペンディング状態で
あるかといった情報を含み、すぐに送信元ノードに返送
される。
【0018】次に、図6にAsynchronous転
送のパケットフォーマットの例を示す。パケットには、
データ部及び誤り訂正用のデータCRCの他にはヘッダ
部があり、そのヘッダ部には図6に示したような、目的
ノードID、ソースノードID、転送データ長さや各種
コードなどが書き込まれ、転送が行なわれる。
【0019】また、Asynchronous転送は自
己ノードから相手ノードへの1対1の通信である。転送
元ノードから転送されたパケットは、ネットワーク中の
各ノードに行き渡るが、自分宛てのアドレス以外のもの
は無視されるので、宛先の1つのノードのみが読込むこ
とになる。
【0020】以上がAsynchronous転送の説
明である。
【0021】<Isochronous(同期)転送>
Isochronous転送は同期転送である。IEE
E1394I/Fの最大の特徴であるともいえるこのI
sochronous転送は、特にVIDEO映像デー
タや音声データといったマルチメデイアデータなど、リ
アルタイムな転送を必要とするデータの転送に適した転
送モードである。
【0022】また、Asynchronous転送(非
同期)が1対1の転送であったのに対し、このIsoc
hronous転送はブロードキャスト機能によって、
転送元の1つのノードから他のすべてのノードへ一様に
転送される。
【0023】図7はIsochronous転送におけ
る、時間的な遷移状態を示す図である。Isochro
nous転送は、バス上一定時間毎に実行される。この
時間間隔をIsochronousサイクルと呼ぶ。I
sochronousサイクル時間は、125μSであ
る。この各サイクルの開始時間を示し、各ノードの時間
調整を行なう役割を担っているのがサイクル・スタート
・パケットである。サイクル・スタート・パケットを送
信するのは、サイクル・マスタと呼ばれるノードであ
り、1つ前のサイクル内の転送終了後、所定のアイドル
期間(サブアクションギャップ)を経た後、本サイクル
の開始を告げるサイクル・スタート・パケットを送信す
る。このサイクル・スタート・パケットの送信される時
間間隔が125μSとなる。
【0024】また、図7にチャネルA、チャネルB、チ
ャネルCと示したように、1サイクル内において複数種
のパケットがチャネルIDをそれぞれ与えられることに
よって、区別して転送できる。これによって同時に複数
ノード間でのリアルタイムな転送が可能であり、また受
信するノードでは自分が欲しいチャネルIDのデータの
みを取り込む。このチャネルIDは送信先のアドレスを
表すものではなく、データに対する論理的な番号を与え
ているに過ぎない。よって、あるパケットの送信は1つ
の送信元ノードから他のすべてのノードに行き渡る、ブ
ロードキャストで転送されることになる。
【0025】Isochronous転送のパケット送
信に先立って、Asynchronous転送同様アー
ビトレーションが行われる。しかし、Asynchro
nous転送のように1対1の通信ではないので、Is
ochronous転送にはack(受信確認用返信コ
ード)は存在しない。
【0026】また、図7に示したiso gap(Is
ochronousギャップ)とは、Isochron
ous転送を行なう前にバスが空き状態であると認識す
るために必要なアイドル期間を表している。この所定の
アイドル期間を経過すると、Isochronous転
送を行ないたいノードはバスが空いていると判断し、転
送前のアービトレーションを行なうことができる。
【0027】つぎに、図8にIsochronous転
送のパケットフォーマットの例を示し、説明する。
【0028】各チャネルに分かれた、各種のパケットに
はそれぞれデータ部及び誤り訂正用のデータCRCの他
にヘッダ部があり、そのヘッダ部には図8に示したよう
な、転送データ長やチャネルNO、その他各種コード及
び誤り訂正用のヘッダCRCなどが書き込まれ、転送が
行なわれる。
【0029】以上がIsochronous転送の説明
である。
【0030】<バス・サイクル>実際のIEEE139
4I/F上の転送では、Isochronous転送
と、Asynchronous転送は混在できる。その
時の、Isochronous転送とAsynchro
nous転送が混在した、バス上の転送状態の時間的な
遷移の様子を表した図を図9に示す。
【0031】Isochronous転送はAsync
hronous転送より優先して実行される。その理由
は、サイクル・スタート・パケットの後、Asynch
ronous転送を起動するために必要なアイドル期間
のギャップ長(サブアクションギャップ)よりも短いギ
ャップ長(Isochronousギャップ)で、Is
ochronous転送を起動でさるからである。した
がって、Asynchronous転送より、Isoc
hronous転送は優先して実行されることとなる。
【0032】図9に示した、一般的なバスサイクルにお
いて、サイクル#mのスタート時にサイクル・スタート
・パケットがサイクル・マスタから各ノードに転送され
る。これによって、各ノードで時刻調整を行ない、所定
のアイドル期間(Isochronousギャップ)を
待ってからIsochronous転送を行なうべきノ
ードはアービトレーションを行い、パケット転送に入
る。図9ではチャネルeとチャネルsとチャネルkが順
にIsochronous転送されている。
【0033】このアービトレーションからパケット転送
までの動作を、与えられているチャネル分繰り返し行な
った後、サイクル#mにおけるIsochronous
転送がすべて終了したら、Asynchronous転
送を行うことができるようになる。
【0034】アイドル時間がAsynchronous
転送が可能なサブアクションギャップに達することによ
って、Asynchronous転送を行いたいノード
はアービトレーションの実行に移れると判断する。
【0035】ただし、Asynchronous転送が
行える期間は、Isochronous転送終了後か
ら、次のサイクル・スタート・パケットを転送すべき時
間(Cycle Synch)までの間にAsynch
ronous転送を起動するためのサブアクションギャ
ップが得られた場合に限っている。
【0036】図9のサイクル#mでは3つのチャネル分
のIsochronous転送と、その後Asynch
ronous転送(含むack)が2パケット(パケッ
ト1、パケット2)転送されている。このAsynch
ronousパケット2の後は、サイクルm+1をスタ
ートすべき時間(cycle synch)にいたるの
で、サイクル#mでの転送はここまでで終わる。
【0037】ただし、非同期または同期転送動作中に次
のサイクル・スタート・パケットを送信すべき時間(c
ycle synch)に至ったとしたら、無理に中断
せず、その転送が終了した後のアイドル期間を待ってか
ら次サイクルのサイクル・スタート・パケットを送信す
る。すなわち、1つのサイクルが125μS以上続いた
ときは、その分次サイクルは基準の125μSより短縮
されたとする。このようにIsochronous・サ
イクルは125μSを基準に超過、短縮し得るものであ
る。
【0038】しかし、Isochronous転送はリ
アルタイム転送を維持するために毎サイクル必要であれ
ば必ず実行され、Asynchronous転送はサイ
クル時間が短縮されたことによって次以降のサイクルに
まわされることもある。
【0039】以上が、IEEE1394I/Fの説明で
ある。
【0040】ここから、図1のようにIEEE1394
I/Fで各機器が接続されたときの説明を行なう。図1
でのバス構成は、実線で描いたIEEE1394I/F
で接続された、プリンタ装置、パソコン(PC)で成り
立っており、IEEE1394I/Fの仕様に基づいた
データ転送が行なえる。
【0041】<システムの構成>図1のようなバス構成
を背景として、本発明の実施形態の動作に関する説明
を、図10を用いて行なう。201はPC(ホストコン
ピュータ)で、ROM57のプログラム用メモリに記憶
された文書処理プログラム等に基づいて図形、イメー
ジ、文字等が混在した文書処理を実行するCPU53を
備え、システムバス52に接続される各デバイスをCP
U53が統括的に制御する。50はRAMで、CPU5
3の主メモリ、ワークエリア等として機能する。55は
ディスプレイ。56はハードディスクで、ブートプログ
ラム、種々のアプリケーション、フォントデータ、ユー
ザーファイル、編集ファイル等を記憶する。なお、CP
U53は、例えばRAM50上に設定された表示情報R
AMへのアウトラインフォントの展開(ラスタライズ)
処理を実行し、ディスプレイ55上でのWYSIWYG
を可能としている。
【0042】また、CPU53はディスプレイ55上の
不図示のマウスカーソル等で指示されたコマンドに基づ
いて登録された種々のウィンドウを開き、種々のデータ
処理を実行する。58はキーボードやマウスといった操
作部である。54はホスト制御部で前記印刷データ(文
字、図形、イメージ)を1394I/F部に送る。51
は1394I/F部で、IEEE1394I/Fを介し
てプリンタ202に接続されて、プリンタ202との通
信制御処理を実行する。本発明では文字データの様にデ
ータの破損による文章中の文字の欠落や図形の欠落など
印刷画像として不良が顕著に現れるデータをack(受
信確認用返送コード)を必要とするAsynchron
ous(非同期)転送を使用し、高解像度のイメージの
ビット欠けのように文字データよりデータ破損がわかり
にくいイメージデータをIsochronous(同
期)転送を使用して送信する。
【0043】次にプリンタ202の動作について説明す
る。システムバス75に接続される各デバイスをCPU
70がROM71内の図示しないプログラムにしたがっ
て統括的に制御する。IEEE1394I/F部79に
入力したそれぞれのデータは一時的にRAM72に格納
される。文字図形データはCPU70及び制御部73に
よりROM71の図示しないフォントメモリー等のデー
タを参照しながらRAM72のワークエリアにラスタラ
イズを行う。文字図形データのラスタライズが終了した
ところでイメージデータと合成が行われ印刷部I/F部
74へ送られる。印刷部I/F部74からプリンタエン
ジン76に印刷データとして出力される。操作部77は
紙送りや、リセット、インクチェック、プリンタ動作の
スタンバイ/開始/停止等の動作を指示入力するための
ものである。次に、1394I/F部79に入力したデ
ータが、プリンタ102に対するコマンドデータであっ
たときは、CPU70に制御コマンドとして伝達され、
情報に対応したプリンタ102各部の制御がなされる。
【0044】次に、このときのPCの動作をフローチャ
ート図3に基づき説明する。
【0045】S1において画像データを文字、図形、イ
メージをそれぞれPDLコード化し、S2においてコー
ド化されたデータをメモリへ保管する。
【0046】S3において印刷命令を実行する。
【0047】S4においてコード化されたデータを種類
別に分類し文字、図形データの場合はS5へ処理を移行
し、イメージデータの場合はS11へ処理を移行する。
【0048】S5においては、文字、図形データの送信
待ちの状態である。
【0049】S6においてsubaction gap
の検知を行い、検知されたらS7へ処理を移行し、S7
においてルートへバスの使用要求をだす。
【0050】S8においてルートが使用要求の調停を行
い、S9においてバス使用要求の許可を待ち、許可され
ない場合は次のsubaction gapを待つため
処理をS6に戻す。許可が確認された場合、処理をS1
0へ進める。
【0051】S10において文字図形データのAsyn
chronous転送を行う。
【0052】一方、データの種類がイメージデータの場
合は、処理をS11に進めてイメージテータの送信待ち
の状態とする。
【0053】S12においてisochronous
gapの検知を行い、検知されたら処理をS13へ移行
し、ルートへバスの使用要求を出す。S14においてル
ートが調停を行う。
【0054】S15においてバス使用要求の許可を待っ
て、許可されない場合は次のisochronous
gapを待つためS12へ移行し、許可が確認されたら
S16へ移行する。
【0055】S16において文字図形データのIsoc
hronous転送を行う。
【0056】次に、このときのプリンタでの動作をフロ
ーチャート図4に示す。
【0057】S1においてルートからの転送許可がおり
る。
【0058】S2においてデータ転送の種類を判定し、
Asynchronous転送ならS3へ移行し、Is
ochronous転送ならS6へ処理を移行する。
【0059】S3において文字図形データを受信して、
S4において受信した文字図形データをメモリに一次格
納する。S5において文字図形データをフォントデータ
等を参照しメモリの展開領域にラスタライズを行う。
【0060】S6においてイメージデータを受信し、S
7においてイメージデータをメモリに一次格納する。
【0061】S8においてラスタライズ済みの文字図形
ビットマップとイメージと合成を行い、S9において印
刷データをプリンタエンジンに送る。
【0062】S10において印刷処理を実行する。
【0063】以上説明したように、本実施形態によると
IEEE1394I/Fを介して接続し、かつPDLを
使用するホストとプリンタからなるシステムにおいて、
文字データの破損による文章中の文字の欠落や図形の欠
落など印刷画像として不良が顕著に現れるデータをac
k(受信確認用返送コード)を必要とする、転送の際の
安全性が保証されたAsynchronous(非同
期)転送で転送し、高解像度のイメージのビット欠けの
ように文字データよりデータ破損がわかりにくいイメー
ジデータはIsochronous(同期)転送を使用
して送信することによって画像データの種類により適切
な転送を行ないエラーを減少させ、転送エラーなどによ
る印刷データの破損をプリンタコントローラでは検知す
ることが困難であるという弱点を補うことができる。
【0064】
【他の実施形態】なお、本発明は、複数の機器(例えば
ホストコンピュータ、インタフェイス機器、リーダ、プ
リンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一
つの機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ
装置など)に適用してもよい。
【0065】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるい
は装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュ
ータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログ
ラムコードを読み出し実行することによっても、達成さ
れることは言うまでもない。この場合、記憶媒体から読
み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の
機能を実現することになり、そのプログラムコードを記
憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。また、
コンピュータが読み出したプログラムコードを実行する
ことにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけ
でなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピ
ュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)
などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理に
よって前述した実施形態の機能が実現される場合も含ま
れることは言うまでもない。
【0066】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示
に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備
わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0067】本発明を上記記憶媒体に適用する場合、そ
の記憶媒体には、先に説明した(図3または図4に示
す)フローチャートに対応するプログラムコードが格納
されることになる。
【0068】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によるとI
EEE1394I/Fを介して接続し、かつPDLを使
用するホストとプリンタからなるシステムにおいて、文
字データの破損による文章中の文字の欠落や図形の欠落
など印刷画像として不良が顕著に現れるデータをack
(受信確認用返送コード)を必要とする、転送の際の安
全性が保証されたAsynchronous(非同期)
転送で転送し、高解像度のイメージのビット欠けのよう
に文字データよりデータ破損がわかりにくいイメージデ
ータはIsochronous(同期)転送を使用して
送信することによって画像データの種類により適切な転
送を行ないエラーを減少させ、転送エラーなどによる印
刷データの破損をプリンタコントローラでは検知するこ
とが困難であるという弱点を補うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態のネットワーク構成のー例を
示した図である。
【図2】従来例を適用したプリンタ、ホストコンピュー
タ(PC)のブロック図である。
【図3】本発明にかかる実施形態のPCの動作の流れを
示すフローチャートである。
【図4】本発明にかかる実施形態のプリンタの動作の流
れを示すフローチャートである。
【図5】非同期転送の時間的な状態遷移を表す基本的な
構成図である。
【図6】非同期転送のパケットのフォーマットの一例を
示す図である。
【図7】同期転送の時間的な状態遷移を表す基本的な構
成図である。
【図8】同期転送のパケットのフォーマットの一例を示
す図である。
【図9】IEEE1394I/Fで実際のバス上を転送
されるパケットの様子を示したバスサイクルの一例を示
す図である。
【図10】システムの構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
19 IEEE1394I/F 20 CPU 21 ROM 22 RAM 23 制御部 24 印刷部I/F 25 システムバス 26 プリンタエンジン 27 操作部 50 RAM 51 IEEE1394I/F 52 システムバス 53 CPU 54 制御部 55 ディスプレイ 56 ハードディスク 57 ROM 58 操作部 59 1394I/F 60 RAM 61 IEEE1394I/F部 62 システムバス 63 CPU 64 制御部 65 ディスプレイ 66 ハードディスク 67 ROM 68 操作部 69 IEEE1394I/F 70 CPU 71 ROM 72 RAM 73 制御部 74 印刷部I/F、 75 システムバス 76 プリンタエンジン 77 操作部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 IEEE1394I/Fを介して授受し
    た印刷データを処理する印刷システムであって、 印刷データを構成するデータの種類を判断する判断手段
    と、 前記判断の結果に従い、前記データの種類に適した転送
    方式で該データを転送する転送手段と、 前記種類別に転送されたそれぞれのデータを同調させて
    合成する手段と、 を備え、前記合成の結果を印刷データとして処理するこ
    とを特徴とする印刷システム。
  2. 【請求項2】 前記印刷データは文字、図形、イメージ
    の混在した画像データであることを特徴とする請求項1
    に記載の印刷システム。
  3. 【請求項3】 前記転送手段は前記データの種類が文字
    若しくは図形である場合はIEEE1394I/Fの転
    送方式である非同期転送により転送し、イメージデータ
    である場合は同期転送により転送することを特徴とする
    請求項1に記載の印刷システム。
  4. 【請求項4】 IEEE1394I/Fを介して授受し
    た印刷データを処理する印刷制御方法であって、 印刷データを構成するデータの種類を判断する判断工程
    と、 前記判断の結果に従い、前記データの種類に適した転送
    方式で該データを転送する転送工程と、 前記種類別に転送されたそれぞれのデータを同調させて
    合成する工程と、 を備え、前記合成の結果を印刷データとして処理するこ
    とを特徴とする印刷制御方法。
  5. 【請求項5】 前記印刷データは文字、図形、イメージ
    の混在した画像データであることを特徴とする請求項4
    に記載の印刷制御方法。
  6. 【請求項6】 前記転送工程は前記データの種類が文字
    若しくは図形である場合はIEEE1394I/Fの転
    送方式である非同期転送により転送し、イメージデータ
    である場合は同期転送により転送することを特徴とする
    請求項4に記載の印刷制御方法。
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