JP2001093608A - 電気コンタクト及び電気コンタクトユニット - Google Patents
電気コンタクト及び電気コンタクトユニットInfo
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- JP2001093608A JP2001093608A JP26852699A JP26852699A JP2001093608A JP 2001093608 A JP2001093608 A JP 2001093608A JP 26852699 A JP26852699 A JP 26852699A JP 26852699 A JP26852699 A JP 26852699A JP 2001093608 A JP2001093608 A JP 2001093608A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 高温であっても、適切な接触圧を維持して所
望の電気接続状態を維持する。 【解決手段】 ステンレス鋼からなる板状体に、接続受
部材を挟持して接続する2つの接続受部11,12を設
ける。この接続受部11,12は、打ち抜いて形成した
一対の圧入片15又は折り曲げて形成した対向する一対
の舌片18で構成する。
望の電気接続状態を維持する。 【解決手段】 ステンレス鋼からなる板状体に、接続受
部材を挟持して接続する2つの接続受部11,12を設
ける。この接続受部11,12は、打ち抜いて形成した
一対の圧入片15又は折り曲げて形成した対向する一対
の舌片18で構成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気コンタクト、
特に、大電流の通電に適した電気コンタクト及び電気コ
ンタクトユニットに関するものである。
特に、大電流の通電に適した電気コンタクト及び電気コ
ンタクトユニットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電気コンタクトとして、黄銅やリ
ン青銅等の弾性率の大きな導電性材料からなる弾性接触
片を、ステンレス鋼鋼等からなる弾性率の小さい材料か
らなる弾性補強片で補強するものがある(特開平7−2
20791号公報、特開平10−134872号公報等
参照)。この電気コンタクトによれば、端子等の接続受
部材に弾性接触片が圧接して十分な撓み量を維持しつ
つ、弾性補強片で適切な接触圧を得ることが可能であ
る。
ン青銅等の弾性率の大きな導電性材料からなる弾性接触
片を、ステンレス鋼鋼等からなる弾性率の小さい材料か
らなる弾性補強片で補強するものがある(特開平7−2
20791号公報、特開平10−134872号公報等
参照)。この電気コンタクトによれば、端子等の接続受
部材に弾性接触片が圧接して十分な撓み量を維持しつ
つ、弾性補強片で適切な接触圧を得ることが可能であ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記電
気コンタクトでは、大電流を通電することにより、接続
受部材と弾性接触片との接触部分が発熱して高温となる
場合や、高温雰囲気下で使用する場合には、弾性接触片
の弾性力の低下に伴う応力緩和が発生する。このため、
弾性補強片の存在に拘わらず、所望の安定した接触圧を
得られない。しかも、接続受部材の接続で弾性変形する
のが、弾性接触片と弾性補強片の材質の異なる2部材で
あるため、接触圧にばらつきが生じることを避けるのは
困難である。
気コンタクトでは、大電流を通電することにより、接続
受部材と弾性接触片との接触部分が発熱して高温となる
場合や、高温雰囲気下で使用する場合には、弾性接触片
の弾性力の低下に伴う応力緩和が発生する。このため、
弾性補強片の存在に拘わらず、所望の安定した接触圧を
得られない。しかも、接続受部材の接続で弾性変形する
のが、弾性接触片と弾性補強片の材質の異なる2部材で
あるため、接触圧にばらつきが生じることを避けるのは
困難である。
【0004】また、前記電気コンタクトは、一般に、合
成樹脂等からなるケース内に収容して使用される。この
ため、前記接続受部材と弾性接触片との接触部分の発熱
が、熱伝導性の高い材料からなる弾性接触片によってケ
ースにまで伝達すると、溶融等の不具合が発生する恐れ
がある。
成樹脂等からなるケース内に収容して使用される。この
ため、前記接続受部材と弾性接触片との接触部分の発熱
が、熱伝導性の高い材料からなる弾性接触片によってケ
ースにまで伝達すると、溶融等の不具合が発生する恐れ
がある。
【0005】そこで、本発明は、高温であっても、適切
な接触圧を維持して所望の電気接続状態を維持すること
のできる電気コンタクト及び電気コンタクトユニットを
提供することを課題とする。
な接触圧を維持して所望の電気接続状態を維持すること
のできる電気コンタクト及び電気コンタクトユニットを
提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するための手段として、電気コンタクトを、ステンレ
ス鋼を基材とする高剛性板材に、接続受部材を挟持して
接続する2つの接続受部を設け、該接続受部を、打ち抜
いて形成した一対の圧入片又は折り曲げて形成した対向
する一対の舌片で構成したものである。
決するための手段として、電気コンタクトを、ステンレ
ス鋼を基材とする高剛性板材に、接続受部材を挟持して
接続する2つの接続受部を設け、該接続受部を、打ち抜
いて形成した一対の圧入片又は折り曲げて形成した対向
する一対の舌片で構成したものである。
【0007】この構成により、ステンレス鋼を基材とし
ても、打ち抜きや折り曲げによる簡単な加工であって
も、所望の接触圧を得ることができる接続受部を形成す
ることが可能となる。しかも、大電流を通電したり、高
温雰囲気下で使用する結果、高温になったとしても、接
続受部材と接続受部との接触部分で応力緩和が発生しに
くくなる。
ても、打ち抜きや折り曲げによる簡単な加工であって
も、所望の接触圧を得ることができる接続受部を形成す
ることが可能となる。しかも、大電流を通電したり、高
温雰囲気下で使用する結果、高温になったとしても、接
続受部材と接続受部との接触部分で応力緩和が発生しに
くくなる。
【0008】また、本発明は、前記課題を解決するため
の手段として、電気コンタクトユニットを、ステンレス
鋼を基材とする高剛性板材に、接続受部材を挟持して接
続する2つの接続受部を設け、該接続受部を、打ち抜い
て形成した一対の圧入片又は折り曲げて形成した対向す
る一対の舌片で構成してなる電気コンタクトと、該電気
コンタクトが複数個並設された状態で、脱落不能に収容
されるケースとから構成したものである。
の手段として、電気コンタクトユニットを、ステンレス
鋼を基材とする高剛性板材に、接続受部材を挟持して接
続する2つの接続受部を設け、該接続受部を、打ち抜い
て形成した一対の圧入片又は折り曲げて形成した対向す
る一対の舌片で構成してなる電気コンタクトと、該電気
コンタクトが複数個並設された状態で、脱落不能に収容
されるケースとから構成したものである。
【0009】この構成により、ケースを電気コンタクト
の搬送容器として使用することができる上、ケースを設
置するだけで、直ちに使用可能となる。
の搬送容器として使用することができる上、ケースを設
置するだけで、直ちに使用可能となる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る実施形態を添
付図面に従って説明する。
付図面に従って説明する。
【0011】図1は、本実施形態に係る電気コンタクト
ユニットを示す。この電気コンタクトユニットは、ケー
ス1と、このケース1に収容される電気コンタクト2と
から構成される。そして、電気コンタクト2には、電気
接続線3に連結されたタブ端子4が接続される。
ユニットを示す。この電気コンタクトユニットは、ケー
ス1と、このケース1に収容される電気コンタクト2と
から構成される。そして、電気コンタクト2には、電気
接続線3に連結されたタブ端子4が接続される。
【0012】ケース1は合成樹脂材料を箱体形状に形成
したものである。ケース1の一端側(矢印A方向)に
は、幅方向(矢印B−B’で示す。)の4箇所に矩形孔
5が形成されている。矩形孔5の入口は、電気コンタク
ト2を挿入しやすいように面取りされている。また、矩
形孔5を構成する上下内面中央部には、矢印A−A’方
向にガイド溝6がそれぞれ形成されている。一方、ケー
ス1の他端側(矢印A’方向)には、上下に対向するガ
イド壁7が形成されている。ガイド壁7の先端は、図示
しない端子を挿入しやすいように傾斜している。また、
ガイド壁7の対向面には、前記矩形孔5に連続する凹部
8がそれぞれ形成されている。そして、前記矩形孔5と
上下凹部8とで電気コンタクト2の収容室9を構成して
いる。前記ケース1の上面中央には、前記各収容室9に
連通する係止孔10がそれぞれ穿設されている。
したものである。ケース1の一端側(矢印A方向)に
は、幅方向(矢印B−B’で示す。)の4箇所に矩形孔
5が形成されている。矩形孔5の入口は、電気コンタク
ト2を挿入しやすいように面取りされている。また、矩
形孔5を構成する上下内面中央部には、矢印A−A’方
向にガイド溝6がそれぞれ形成されている。一方、ケー
ス1の他端側(矢印A’方向)には、上下に対向するガ
イド壁7が形成されている。ガイド壁7の先端は、図示
しない端子を挿入しやすいように傾斜している。また、
ガイド壁7の対向面には、前記矩形孔5に連続する凹部
8がそれぞれ形成されている。そして、前記矩形孔5と
上下凹部8とで電気コンタクト2の収容室9を構成して
いる。前記ケース1の上面中央には、前記各収容室9に
連通する係止孔10がそれぞれ穿設されている。
【0013】電気コンタクト2は、図2に示すように、
一端側に第一接続受部11、他端側に第二接続受部12
をそれぞれ備える。第一接続受部11は、第一係止片1
3を備えたガイド片14と、その両側に位置する圧入片
15とからなる。圧入片15は、スリットを形成するこ
とにより得た一対の圧入片部16で構成され、各圧入片
部16の先端内縁には突起17がそれぞれ形成されてい
る。第二接続受部12は、所定間隔で対向する舌片18
の前半部を近接するように内側に折り曲げたものであ
る。上方側舌片18の先端には、切り起こしにより、前
記ケース1の係止孔10に係止する第二係止片19が形
成されている。
一端側に第一接続受部11、他端側に第二接続受部12
をそれぞれ備える。第一接続受部11は、第一係止片1
3を備えたガイド片14と、その両側に位置する圧入片
15とからなる。圧入片15は、スリットを形成するこ
とにより得た一対の圧入片部16で構成され、各圧入片
部16の先端内縁には突起17がそれぞれ形成されてい
る。第二接続受部12は、所定間隔で対向する舌片18
の前半部を近接するように内側に折り曲げたものであ
る。上方側舌片18の先端には、切り起こしにより、前
記ケース1の係止孔10に係止する第二係止片19が形
成されている。
【0014】前記電気コンタクト2は、ステンレス鋼を
基材とする高剛性板材、例えば、ステンレス鋼板の表面
に金や銅等の導電性材料をメッキしたものや、ステンレ
ス鋼と導電性材料とからなるクラッド材等を、打ち抜き
及び折り曲げ加工することにより形成する。詳しくは、
まず、高剛性板材を打ち抜いて、図4に示すように、一
端側に、第一係止片13を有するガイド片14と、その
両側から略L字形に突出する圧入片15とを形成すると
共に、他端側に、二股で舌片18を形成する。そして、
舌片18を点線Aで折り曲げる。このとき、舌片18の
先端部分を円弧状となるように屈曲させる。続いて、ガ
イド片14を点線B、舌片18及び圧入片15を点線C
でそれぞれ折り曲げる。これにより、舌片18の先端が
所定間隔で接近あるいは互いに当接する。この場合、舌
片18の先端がスプリングバックによって広がったとし
ても、近接する方向であり、接続される端子との接触圧
を低下させることはない。なお、前述の通り電気コンタ
クト2は高剛性板材から形成しているので、薄肉として
も変形しにくく、各保持部11,12では変形量が少な
くても十分な力を得ることができる。したがって、コン
パクトに形成することが可能である。
基材とする高剛性板材、例えば、ステンレス鋼板の表面
に金や銅等の導電性材料をメッキしたものや、ステンレ
ス鋼と導電性材料とからなるクラッド材等を、打ち抜き
及び折り曲げ加工することにより形成する。詳しくは、
まず、高剛性板材を打ち抜いて、図4に示すように、一
端側に、第一係止片13を有するガイド片14と、その
両側から略L字形に突出する圧入片15とを形成すると
共に、他端側に、二股で舌片18を形成する。そして、
舌片18を点線Aで折り曲げる。このとき、舌片18の
先端部分を円弧状となるように屈曲させる。続いて、ガ
イド片14を点線B、舌片18及び圧入片15を点線C
でそれぞれ折り曲げる。これにより、舌片18の先端が
所定間隔で接近あるいは互いに当接する。この場合、舌
片18の先端がスプリングバックによって広がったとし
ても、近接する方向であり、接続される端子との接触圧
を低下させることはない。なお、前述の通り電気コンタ
クト2は高剛性板材から形成しているので、薄肉として
も変形しにくく、各保持部11,12では変形量が少な
くても十分な力を得ることができる。したがって、コン
パクトに形成することが可能である。
【0015】前記電気コンタクト2は、図5に示すよう
に、ケース1の各矩形孔5から挿入され、収容室9内に
完全に収容された時点で、その第二係止片19がケース
1の係止孔10に係止することにより抜け止めされる。
この状態で、第一接続受部11が矩形孔5内に位置し、
第二接続受部12がスリット内に位置する。電気コンタ
クト2の納品は、このようにケース1内に収容した電気
コンタクトユニットの状態で行われる。したがって、搬
送途中で、電気コンタクト2が変形したり、埃等が付着
する等の不具合が発生しにくい。また、納品先では、電
気コンタクト2を収容したケース1をそのまま所望の箇
所に簡単に設置することができる。つまり、前記電気コ
ンタクトユニットによれば、取り付けに利用するケース
1を、電気コンタクト2の搬送時の保護等にも兼用する
ことが可能である。
に、ケース1の各矩形孔5から挿入され、収容室9内に
完全に収容された時点で、その第二係止片19がケース
1の係止孔10に係止することにより抜け止めされる。
この状態で、第一接続受部11が矩形孔5内に位置し、
第二接続受部12がスリット内に位置する。電気コンタ
クト2の納品は、このようにケース1内に収容した電気
コンタクトユニットの状態で行われる。したがって、搬
送途中で、電気コンタクト2が変形したり、埃等が付着
する等の不具合が発生しにくい。また、納品先では、電
気コンタクト2を収容したケース1をそのまま所望の箇
所に簡単に設置することができる。つまり、前記電気コ
ンタクトユニットによれば、取り付けに利用するケース
1を、電気コンタクト2の搬送時の保護等にも兼用する
ことが可能である。
【0016】また、前記電気コンタクトユニットの第一
接続受部11には、図1及び図3に示すように、電気接
続線3の端部にかしめ固定したタブ端子4が接続され
る。タブ端子4の両側部には、前記ケース1のガイド溝
6をスライドするガイド突部4aが形成されている。ま
た、タブ端子4の先端中央部には、前記電気コンタクト
2の第一係止片13を係止される係止受孔4bが穿設さ
れている。タブ端子4は、矩形孔5からガイド突部をガ
イド溝6にガイドされると共に、片面をガイド片14に
ガイドされながらケース1内に挿入され、ガイド突部4
aを電気コンタクト2の圧入片15の突起17に挟持さ
れる。タブ端子4は、収容室9内に完全に収容された時
点で、係止受孔4bに第一係止片13が係止することに
より抜け止めされる。なお、第二接続受部12では、図
示しない板状の端子が挿入され、上下一対の舌片18に
挟持される。
接続受部11には、図1及び図3に示すように、電気接
続線3の端部にかしめ固定したタブ端子4が接続され
る。タブ端子4の両側部には、前記ケース1のガイド溝
6をスライドするガイド突部4aが形成されている。ま
た、タブ端子4の先端中央部には、前記電気コンタクト
2の第一係止片13を係止される係止受孔4bが穿設さ
れている。タブ端子4は、矩形孔5からガイド突部をガ
イド溝6にガイドされると共に、片面をガイド片14に
ガイドされながらケース1内に挿入され、ガイド突部4
aを電気コンタクト2の圧入片15の突起17に挟持さ
れる。タブ端子4は、収容室9内に完全に収容された時
点で、係止受孔4bに第一係止片13が係止することに
より抜け止めされる。なお、第二接続受部12では、図
示しない板状の端子が挿入され、上下一対の舌片18に
挟持される。
【0017】前記電気コンタクトユニットは、大電流を
通電する場合に適している。すなわち、大電流を通電す
ることにより、電気コンタクト2と端子4等との接触部
分が高温となった場合でも、電気コンタクト2にステン
レス鋼を基材とする高剛性板材が使用されているため、
応力緩和が起こりにくい。したがって、当初設定した所
望の接触圧を維持することができ、通電状態が悪化する
ことがない。また、電気コンタクト2からケース1に伝
達する熱量も抑えられるので、ケース1が熱変形するこ
ともない。
通電する場合に適している。すなわち、大電流を通電す
ることにより、電気コンタクト2と端子4等との接触部
分が高温となった場合でも、電気コンタクト2にステン
レス鋼を基材とする高剛性板材が使用されているため、
応力緩和が起こりにくい。したがって、当初設定した所
望の接触圧を維持することができ、通電状態が悪化する
ことがない。また、電気コンタクト2からケース1に伝
達する熱量も抑えられるので、ケース1が熱変形するこ
ともない。
【0018】なお、前記実施形態では、電気コンタクト
2に、スリットにより得た第一接続受部11と、舌片1
8を折り曲げて対向させることにより得た第二接続受部
12とを形成したが、いずれか一方のみを備えた構成と
してもよい。
2に、スリットにより得た第一接続受部11と、舌片1
8を折り曲げて対向させることにより得た第二接続受部
12とを形成したが、いずれか一方のみを備えた構成と
してもよい。
【0019】また、電気コンタクト2の一方の接続受部
を図6に示すように電線を直接接続できるようなスリッ
ト20で構成するようにしても構わないし、両方をスリ
ットで構成したり、対向する舌片18で構成してもよ
い。
を図6に示すように電線を直接接続できるようなスリッ
ト20で構成するようにしても構わないし、両方をスリ
ットで構成したり、対向する舌片18で構成してもよ
い。
【0020】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係る電気コンタクトによれば、打ち抜いて形成した一
対の圧入片や、折り曲げて形成した対向する一対の舌片
により接続受部得たので、高剛性材料を使用することが
でき、高温時の応力緩和を抑制し、所望の接触圧を維持
して適切な電気接続状態を得ることが可能となる。ま
た、単一部材で構成できるので、接触圧の設定が容易で
ある。
に係る電気コンタクトによれば、打ち抜いて形成した一
対の圧入片や、折り曲げて形成した対向する一対の舌片
により接続受部得たので、高剛性材料を使用することが
でき、高温時の応力緩和を抑制し、所望の接触圧を維持
して適切な電気接続状態を得ることが可能となる。ま
た、単一部材で構成できるので、接触圧の設定が容易で
ある。
【0021】また、本発明に係る電気コンタクトユニッ
トによれば、予めケース内に電気コンタクトを収容して
おくことができるので、搬送中に変形したり、埃が付着
するといった不具合の発生を防止することができる。ま
た、電気コンタクトがステンレス鋼を基材としているた
め、熱が伝わりにくく、従って電気コンタクトと接続受
部材との接触部分が高温となってもケースに悪影響を与
えることはない。
トによれば、予めケース内に電気コンタクトを収容して
おくことができるので、搬送中に変形したり、埃が付着
するといった不具合の発生を防止することができる。ま
た、電気コンタクトがステンレス鋼を基材としているた
め、熱が伝わりにくく、従って電気コンタクトと接続受
部材との接触部分が高温となってもケースに悪影響を与
えることはない。
【図1】 本実施形態に係る電気コンタクトユニットの
分解斜視図である。
分解斜視図である。
【図2】 図1の電気コンタクト及びタブ端子の斜視図
である。
である。
【図3】 図2の電気コンタクト及びタブ端子の組立斜
視図である。
視図である。
【図4】 図1の電気コンタクト完成前の打ち抜き状態
を示す平面図である。
を示す平面図である。
【図5】 図1の組立部分断面図である。
【図6】 他の実施形態に係る電気コンタクトの斜視図
である。
である。
1…ケース 2…電気コンタクト 4…タブ端子 5…矩形孔 8…凹部 9…収容室 10…係止孔 11…第一接続受部 12…第二接続受部 13…第一係止片 14…ガイド片 15…圧入片
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高盛 智 京都府京都市右京区花園土堂町10番地 オ ムロン株式会社内 (72)発明者 逸見 幸伸 京都府京都市右京区花園土堂町10番地 オ ムロン株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 ステンレス鋼を基材とする高剛性板材
に、接続受部材を挟持して接続する2つの接続受部を設
け、該接続受部を、打ち抜いて形成した一対の圧入片又
は折り曲げて形成した対向する一対の舌片で構成したこ
とを特徴とする電気コンタクト。 - 【請求項2】 ステンレス鋼を基材とする高剛性板材
に、接続受部材を挟持して接続する2つの接続受部を設
け、該接続受部を、打ち抜いて形成した一対の圧入片又
は折り曲げて形成した対向する一対の舌片で構成してな
る電気コンタクトと、該電気コンタクトが複数個並設さ
れた状態で、脱落不能に収容されるケースとからなるこ
とを特徴とする電気コンタクトユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26852699A JP2001093608A (ja) | 1999-09-22 | 1999-09-22 | 電気コンタクト及び電気コンタクトユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26852699A JP2001093608A (ja) | 1999-09-22 | 1999-09-22 | 電気コンタクト及び電気コンタクトユニット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001093608A true JP2001093608A (ja) | 2001-04-06 |
Family
ID=17459752
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26852699A Pending JP2001093608A (ja) | 1999-09-22 | 1999-09-22 | 電気コンタクト及び電気コンタクトユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001093608A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011060480A (ja) * | 2009-09-08 | 2011-03-24 | Mitsumi Electric Co Ltd | 接続端子及びacアダプタ |
WO2021145447A1 (ja) * | 2020-01-15 | 2021-07-22 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | 端子 |
JP6931731B1 (ja) * | 2020-08-17 | 2021-09-08 | 日本航空電子工業株式会社 | コネクタ |
-
1999
- 1999-09-22 JP JP26852699A patent/JP2001093608A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011060480A (ja) * | 2009-09-08 | 2011-03-24 | Mitsumi Electric Co Ltd | 接続端子及びacアダプタ |
CN102013592A (zh) * | 2009-09-08 | 2011-04-13 | 三美电机株式会社 | 连接端子及ac适配器 |
WO2021145447A1 (ja) * | 2020-01-15 | 2021-07-22 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | 端子 |
JP6931731B1 (ja) * | 2020-08-17 | 2021-09-08 | 日本航空電子工業株式会社 | コネクタ |
WO2022038848A1 (ja) * | 2020-08-17 | 2022-02-24 | 日本航空電子工業株式会社 | コネクタ |
KR20230026508A (ko) * | 2020-08-17 | 2023-02-24 | 니혼 고꾸 덴시 고교 가부시끼가이샤 | 커넥터 |
KR102700013B1 (ko) | 2020-08-17 | 2024-08-29 | 니혼 고꾸 덴시 고교 가부시끼가이샤 | 커넥터 |
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