JP2001093596A - 気密端子 - Google Patents

気密端子

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JP2001093596A
JP2001093596A JP27357899A JP27357899A JP2001093596A JP 2001093596 A JP2001093596 A JP 2001093596A JP 27357899 A JP27357899 A JP 27357899A JP 27357899 A JP27357899 A JP 27357899A JP 2001093596 A JP2001093596 A JP 2001093596A
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秀彦 原田
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比呂志 加藤
Kazutaka Oseto
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 金属外環にガラスを介してリードを封着して
なる気密端子において、金属外環とリードとの間の沿面
距離を増大して、両者間の低抵抗化や短絡に起因するガ
ラスの溶融を防止する。 【解決手段】 金属外環1のリード封着孔1eにガラス
2を介してリード3を封着するとともに、金属外環1の
内方側のガラス2の表面に、断面形状が略凹形のガラス
セラミック製の絶縁スリーブ4を、その凹形の側を金属
外環とは反対側に向けて溶着した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、気密端子に関し、
より詳細には、冷蔵庫やエアコン等の圧縮機における導
入端子用に好適する気密端子に関する。
【0002】
【従来の技術】気密端子は、金属外環内にガラスを介し
てリードを気密に封着したもので、気密容器内に収容さ
れた電気機器や素子に電流を供給したり、電気機器や素
子から信号を外部に取り出したりする場合に用いられ、
その用途に応じて各種の構造のものがある。例えば、冷
蔵庫やエアコン等の圧縮機に用いられる気密端子Fは、
図8の平面図およびこの図8におけるB−B線に沿う縦
断面図である図9に示すように、天板部10aと、この
天板部10aの外周端から下方に向かって延びる筒状部
10bと、この筒状部10bの下端から斜め外方に広が
ったフランジ部10cと、前記天板部10aからカップ
の内方側に向かって延びるリード封着孔10dを形成す
る3個の小筒状部10eとを一体に具備するカップ状の
金属外環10を用い、この金属外環10の前記各リード
封着孔10dにそれぞれガラス20を介して封着された
リード30を有する。
【0003】前記の気密端子Fは、3本のリード30に
図示していないけれども端子板を溶接し、この端子板に
モータの主巻線および補助巻線の端子を溶接等で接続
し、圧縮機のケース(図示省略)に穿設された筒状部1
0bの外径寸法よりも若干大きい内径寸法を有する透孔
に、ケースの内方側からその天板部10a側をもって挿
入し、気密端子Fのフランジ部10cをケースの透孔の
周縁部と線接触状態で保持して、両者間に加圧しながら
電流を流す,いわゆる抵抗溶接によって両者を固着して
いる。したがって、ケース内部のモータに外部と気密に
隔離して、かつケースとガラス20により絶縁して電流
の供給が行えるのである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、圧縮機は内
部にモータという回転部分を有するので、使用中に金属
どうしの擦れ合いによって金属微粉末が発生することが
避けられない。もし、この金属微粉末が気密端子Fのガ
ラス20の表面に付着すると、金属外環10の小筒状部
10eとリード30との間の絶縁抵抗が低下し、甚だし
い場合は両者間が短絡して過大な電流が流れ、その発熱
によってガラス20が溶融して、内圧によってリード3
0が外部に抜けて飛び出してくることがあり、危険であ
った。
【0005】そこで、上記気密端子におけるガラス20
の沿面距離を増大するために、各種の構造が考えられて
いる。最も簡単な構造は、図10に示す気密端子Gのよ
うに、ガラス21の量を増大してガラス21をリード3
0に沿ってできるだけ長く這い下がらせることにより、
沿面距離を大きくするものである。この構造はガラス2
1を増量するだけで特別な部品が必要ではないため、原
価上昇もほとんどないという利点があるが、金属外環1
0とガラス21との熱膨張係数差に起因して、ガラス2
0と筒状部10eとの境界部からガラス21に水平方向
のクラックが入り、万一、このクラックからガラス21
が脱落してモータに噛み込まれると、モータに過大な電
流が流れて、同様の事態に陥り完全に課題を解決するこ
とができない。
【0006】また、図11に示す気密端子Hのように、
ガラス22の内面側に、外面が逆テーパ状のセラミック
製の絶縁スリーブ40の小径側の端部40aを、金属外
環10の小筒状部10eに挿入して溶着するとともに、
リード50に前記絶縁スリーブ40の貫通孔40bの内
径寸法よりも大きな外径寸法の膨大部50aを形成した
ものも考えられている(特開昭57−27582号公
報)。しかしながら、このような長尺の絶縁スリーブ4
0を用いると、リード50の残余寸法が短くなり、モー
タからのリード線の接続作業がやりにくなる。一方、リ
ード50の長さ寸法を大きくすると、必然的に気密端子
全体の高さ寸法が大きくなり、圧縮機のケース内部での
占有容積が大きくなるため、圧縮機の小型化を阻害す
る。さらに、絶縁スリーブ40の端部40aを小筒状部
10e内に挿入しているので、金属外環10の熱膨張係
数が絶縁スリーブ40の熱膨張係数よりも大きいことに
起因して、絶縁スリーブ40の端部40aが小筒状部1
0eから圧縮応力を受けて、絶縁スリーブ40の端部4
0aに水平方向のクラックが発生するという問題点があ
る。
【0007】そこで、図12に示す気密端子Iのよう
に、断面形状が凹形を有するセラミック製の絶縁スリー
ブ60の小径の端部60aを小筒状部10eに挿入し、
リード70の前記絶縁スリーブ60の凹部底面60bに
位置する部分に、絶縁スリーブ60の貫通孔60cの内
径寸法よりも大きな膨大部70aを形成したものも考え
られている(特開昭61−135074号公報)。しか
しなから、このような複雑な形状の絶縁スリーブ60を
セラミックで形成すると、焼結時の収縮方向が複雑なた
め、絶縁スリーブ60それ自体でクラックが入りやすく
なり、製造しにくいのみならず、前記と同様に、絶縁ス
リーブ60の端部60aを小筒状部10e内に挿入して
溶着した構造を有するので、前記と同様の理由により絶
縁スリーブ60の端部60aにクラックが発生するとい
う問題点があった。
【0008】また、図13に示す気密端子Jのように、
前記の断面形状が略凹形を有するセラミック製の絶縁ス
リーブ60を、ガラス24の内方側面(カップ状金属外
環10の内方側)のみならず、外方側面(カップ状金属
外環10の外方側)にも溶着することも提案されている
(特開平7−326409号公報)。しかしながら、こ
のような構成のものも、前記の絶縁スリーブ60自体の
複雑な形状に起因する焼結時のクラック発生の問題、お
よび金属外環1と絶縁スリーブ60との熱膨張係数差に
起因する、小筒状部10eの圧縮応力に起因する絶縁ス
リーブ60の端部60におけるクラック発生の問題は解
決されていない。
【0009】そこで、本発明は、絶縁スリーブ単体での
クラック発生がなく製造容易で、しかもガラスに溶着し
た状態における絶縁スリーブと金属外環やガラスとの熱
膨張係数差が小さく、絶縁スリーブにクラックが発生し
にくい気密端子を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
発明は、カップ状の金属外環と、この金属外環に一体に
形成されカップ内方に延びるリード封着孔を形成する小
筒状部と、前記リード封着孔にガラスを介してリードを
封着してなる気密端子において、前記ガラスの少なくと
もカップ状金属外環の内方側に、前記金属外環の小筒状
部の内径寸法よりも大きい外径寸法を有するガラスセラ
ミック製の絶縁スリーブを溶着したことを特徴とする気
密端子である。このように、ガラスセラミック製の絶縁
スリーブを用いることにより、金属外環とリード間の沿
面距離が増大して、両者間の絶縁抵抗が低下したり短絡
することが防止できることはもちろん、ガラスセラミッ
ク製の絶縁スリーブはセラミック製の絶縁スリーブに比
較して、絶縁スリーブ単体でのクラック発生が生じにく
く製造が容易であるばかりでなく、ガラスとの溶着状態
において金属外環およびガラスとの熱膨張係数差がない
か著しく小さいため、ガラスや絶縁スリーブにクラック
が入りにくい。
【0011】本発明の請求項2記載の発明は、前記絶縁
スリーブが、略凹形の断面形状を有し、その凹形面が金
属外環と反対側を向いていることを特徴とする請求項1
記載の気密端子である。このように、絶縁スリーブが略
凹形の断面形状を有し、その凹形面が金属外環と反対側
を向いていることにより、金属外環の小筒状部とリード
間の沿面距離が増大して、両者間の抵抗値が低下したり
短絡することが防止でき、過大電流による発熱によって
ガラスが溶融することが確実に防止できるのみならず、
気密端子の製造時に、前記凹形面がリードのガイドとな
って、リードの絶縁スリーブへの挿入作業が著しく容易
になる。
【0012】本発明の請求項3記載の発明は、前記絶縁
スリーブが、略凹形の断面形状を有し、かつ凹形内面に
ガラスと反対側が径大となるテーパ面を有することを特
徴とする請求項1または2記載の気密端子である。この
ように、前記絶縁スリーブが、断面形状が凹形でかつ凹
形内面にテーパ面を有することにより、前記同様に沿面
距離の増大による効果が得られるのみならず、気密端子
の製造時に、前記テーパ面がリードのガイドとなって、
リードの絶縁スリーブへの挿入作業が著しく容易にな
る。
【0013】本発明の請求項4記載の発明は、前記絶縁
スリーブが、略凹形の断面形状を有し、かつ凹形内面に
ガラスと反対側が径大となるテーパ面と、このテーパ面
の下端に続く平坦面とを有することを特徴とする請求項
1ないし3のいずれかに記載の気密端子である。このよ
うに、絶縁スリーブに、テーパ面の下端に続いて平坦部
を設けたことにより、テーパ面の下端に鋭い角部が形成
されることがなくなり、この角部のクラック発生がなく
なる。
【0014】本発明の請求項5記載の発明は、前記絶縁
スリーブが、略凹形の断面形状を有し、かつ凹形内面に
ガラスと反対側が径大となるテーパ面と、このテーパ面
の下端に続く円筒面と、この円筒面の下端に続く平坦面
とを有することを特徴とする請求項1ないし4のいずれ
かに記載の気密端子である。このように、絶縁スリーブ
の内面に円筒面を設けると、小筒状部とリードとの間の
形状がより複雑化して、両者間の低抵抗化や短絡をより
確実に防止できる。
【0015】本発明の請求項6記載の発明は、前記絶縁
スリーブが、略凹形の断面形状を有し、かつ凹形内面に
凸状曲面と、大円筒面と、凹状曲面と、小円筒面と、テ
ーパ面とを有することを特徴とする請求項1または2の
いずれかに記載の気密端子である。このように、絶縁ス
リーブの内面に、曲面や円筒面やテーパ面を設けると、
絶縁スリーブの内面への付着金属微粉末が連続しにくく
なり、金属外環とリード間の低抵抗化や短絡をより確実
に防止できる。
【0016】本発明の請求項7記載の発明は、前記リー
ドが、前記絶縁スリーブの貫通孔の内径寸法よりも大き
い膨大部を有し、この膨大部が前記凹部内面に接触して
いることを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記
載の気密端子である。このように、リードが、前記絶縁
スリーブの貫通孔の最小内径寸法よりも大きい膨大部を
有し、この膨大部分が前記凹部内面に接触していること
により、万一、ガラスが溶融するようなことがあって
も、リードの膨大部が絶縁スリーブによって阻止される
ことによって、リードが抜けて外部に飛び出すといった
危険な事態を防止できる。
【0017】本発明の請求項8記載の発明は、前記絶縁
スリーブを構成するガラスセラミックが重量比で、ガラ
ス成分:セラミック成分=30〜70:70〜30であ
ることを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載
の気密端子である。このように、絶縁スリーブを構成す
ることにより、絶縁スリーブの成型性がよく製造も容易
であるし、絶縁スリーブのガラスとの密着性も優れてい
る。
【0018】本発明の請求項9記載の発明は、前記前記
絶縁スリーブを構成するガラスセラミックが重量比で、
ソーダガラス成分:フォルステライト成分=30〜7
0:70〜30であることを特徴とする請求項1ないし
8のいずれかに記載の気密端子である。このように、絶
縁スリーブを構成することにより、絶縁スリーブの成型
性がよく製造も容易であるし、絶縁スリーブのガラスと
の密着性もすぐれており、安価なセラミック材料を用い
るので、原価を低く抑えることができる。
【0019】本発明の請求項10記載の発明は、前記金
属外環が低炭素鋼よりなり、前記ガラスがソーダガラス
よりなり、前記リードの少なくとも表面が鉄−クロム合
金よりなることを特徴とする請求項1ないし9のいずれ
かに記載の気密端子である。このように、金属外環,ガ
ラス,リードの材質を特定することにより、金属外環お
よびガラスとも安価な材料であり、かつ金属外環により
ガラスに圧縮応力が加わり、金属外環,ガラスおよびリ
ード間に強固な封着体が得られる。
【0020】本発明の請求項11記載の発明は、前記リ
ードの内部が良導電性の金属材料よりなり、外部がガラ
スとの封着性に優れた金属または合金材料よりなること
を特徴とする請求項1ないし10のいずれかに記載の気
密端子である。このように、リードの内部を良導電性の
材質で構成することにより、大きな電流容量の気密端子
が得られ、外部のガラスとの封着性に優れた金属または
合金材料により、ガラスと優れた気密封着ができる。
【0021】
【発明の実施の態様】以下、本発明の気密端子の実施態
様例について、図面を参照して説明する。
【実施態様1】図1は本発明の第1実施態様の気密端子
Aの平面図で、図2は図1のB−B線に沿う縦断面図で
ある。図1および図2において、1は低炭素鋼等よりな
る金属外環で、円形の天板部1aと、この天板部1aの
外周端から下方に向かって延びる筒状部1bと、この筒
状部1bの下端から斜め外方に広がるフランジ部1c
と、前記天板部1aからカップの内方側に向かって延び
その内部にリード封着孔1dを形成する3個の小筒状部
1eとを一体に具備するカップ状のものである。この金
属外環1の前記各リード封着孔1dに、それぞれソーダ
バリウムガラス,ソーダライムガラス等のソーダガラス
2を介して、全体がガラス2との封着性に優れた鉄−ク
ロム合金等からなるリード3が気密に封着されている。
そして、前記金属外環1の内面側の各ガラス2に、絶縁
スリーブ4が溶着されている。この絶縁スリーブ4は、
材質的には、例えばフォルステライト等のセラミック微
粉末をガラス2と同一組成の例えばソーダライムガラス
やソーダバリウムガラス等のガラス微粉末とをバインダ
とともに混練し、所定形状にプレス成型して焼結したガ
ラスセラミック製のものであり、望ましくはセラミック
微粉末:ガラスが重量比で、30〜70:70〜30の
範囲からなるものである。ここで、セラミック微粉末:
ガラスの組成を前述の範囲内に設定すると、絶縁スリー
ブ4単体でのクラックが生じにくく、所望の形状の絶縁
スリーブ4の製造が容易であるばかりでなく、そのガラ
ス成分により封着用のガラス2との密着性に優れ、しか
も熱膨張係数が金属外環1とガラス2との間の値である
ため、金属外環1およびガラス2のいずれとも剥離が生
じにくくなる。また、形状的には、前記ガラス2を介し
てリード3を封着している小筒状部1eの内径寸法(Φ
e)よりも大きな外径寸法(Φ4)を有する略凹形を呈
し、略円柱状の外周面4aと、平坦な底面4b(図1で
は上方に位置している)と、かつ内部に金属外環1とは
反対側が径大となるテーパ面4cと、テーパ面4cに連
なる貫通孔4dとを具備している。また、前記リード3
は、ストレート状のもので、前記金属外環1の天板部1
aから金属外環1の内方側に延びるリード封着孔1dを
形成する小筒状部1e内に気密に封着されるとともに、
前記絶縁スリーブ4の貫通孔4dを貫通して封着されて
いる。
【0022】上記の構成の気密端子Aによれば、金属外
環1の内方側のガラス2の表面に、ガラスセラミック製
の絶縁スリーブ4が溶着されており、この絶縁スリーブ
4の断面形状が略凹形を有するので、金属外環1の小筒
状部1eとリード3との間の沿面形状が複雑化するとと
もに、その沿面距離が増大して、モータの回転に伴う金
属微粉末の両者間への付着による低抵抗化や短絡が防止
できる。このため、前記両者間に流れる過大電流によっ
て、ガラス2が溶融することが防止できる。また、絶縁
スリーブ4は、その材質がガラスセラミック製であるた
め、アルミナセラミック製のものに比較して、絶縁スリ
ーブ単体でのクラック発生がなく、しかもそのガラス成
分によってガラス2との溶着性に優れており、しかも金
属外環1やガラス2との熱膨張係数差が小さいため、絶
縁スリーブ4それ自体のクラック発生がなくなるのみな
らず、膨張係数がガラス2のそれに近付くためガラス2
にクラックを発生させることがない。さらに、絶縁スリ
ーブ4の外径寸法(Φ4)が金属外環1の小筒状部1e
の内径寸法(Φ1)よりも大きいので(Φ4>Φ1)、
万一、ガラス2が溶融することがあったとしても、絶縁
スリーブ4がリード封着孔1dを突き抜けて、外部に飛
び出るような危険な事態が防止できる。なお、以上は気
密端子Aとしての特長であるが、前記の絶縁スリーブ4
を用いることにより、気密端子Aの製造工程において、
リード3を絶縁スリーブ4に挿入する際に、絶縁スリー
ブ4の内部のテーパ面4cがガイドとなって、リード3
の貫通孔4dへの挿入作業が著しく容易になり、組立効
率が向上するという特長もある。
【0023】
【実施態様2】図3は本発明の第2実施態様の気密端子
Bの縦断面図を示す。図3において、金属外環1,ガラ
ス2,リード3は、前記第1実施態様の気密端子Aと同
様であるため、同一部分に同一符号を付してその説明を
省略する。第1実施態様の気密端子Aとの相違点は、ガ
ラスセラミック製の絶縁スリーブ5の断面形状が略凹形
を有し、円柱状の外周面5aと、平坦な底面5bと、テ
ーパ面5cと、貫通孔5dとを具備する他に、テーパ面
5cと貫通孔5dとの間に、小径の平坦部5eを形成し
たことである。このように、ガラスセラミック製の絶縁
スリーブ5の内部に小径の平坦部5eを形成すると、こ
の平坦部5eの存在によって、テーパ面5cと貫通孔5
dとが離隔するために、金属外環1の小筒状部1eとリ
ード3との間の沿面形状がより複雑化するとともに沿面
距離が増大して、小筒状部1eとリード3間の低抵抗化
や短絡をより一層確実に防止できる。
【0024】
【実施態様3】図4は、本発明の第3実施態様の気密端
子Cの縦断面図を示す。図4において、第1実施態様お
よび第2実施態様の気密端子A,Bと同一部分には同一
符号を付してその説明を省略する。第1,第2実施態様
の気密端子A,Bとの相違点は、ガラスセラミック製の
絶縁スリーブ6が、円柱状の外周面6aと、平坦な底面
6bと、テーパ面6cと、貫通孔6dと、平坦部6eと
の他に、テーパ面6cと平坦面6eとの間に円筒面6f
を具備することである。このように、絶縁スリーブ6の
内部の、テーパ面6cと平坦面6eとの間に円筒面6f
を形成すると、小筒状部1eとリード3間の沿面の形状
がさらに複雑化することによって、この円筒面6fに金
属微粉末が付着しにくくなるばかりでなく、沿面距離も
増大するので、小筒状部1eとリード3間の低抵抗化や
短絡をより一層確実に防止できるという特長がある。
【0025】
【実施態様4】図5は、本発明の第4実施態様の気密端
子Dの縦断面図を示す。図5において、第1,第2およ
び第3実施態様の気密端子A,B,Cと同一部分には同
一符号を付してその説明を省略する。第1,第2,第3
実施態様の気密端子A,B,Cとの相違点は、リード7
が、内部が例えば無酸素銅等の良導電性の金属材料7a
よりなり、外部が例えば鉄−クロム合金等のガラス2と
の封着性の優れた金属または合金材料7bよりなる,い
わゆる銅芯鉄−クロム合金線等の複合構造を有すること
である。このような内外二層の複合構造のリード7によ
ると、その内部の良導電性の金属材料7aにより、大電
流の導入が可能になるとともに、その外部のガラス2と
の溶着性の優れた金属または合金材料7bにより、ガラ
ス2との優れた気密性が確保できるという特長がある。
【0026】
【実施態様5】図6は、本発明の第5実施態様の気密端
子Eの縦断面図を示し、図7は絶縁スリーブの拡大縦断
面図を示す。図6において、第1,第2,第3および第
4実施態様の気密端子A,B,C,Dと同一部分には同
一符号を付してその説明を省略する。第1,第2,第
3,第4実施態様の気密端子A,B,C,Dとの相違点
は、ガラスセラミック製の絶縁スリーブ8の形状にあ
る。すなわち、絶縁スリーブ8は、略円柱状の外周面8
aと、平坦な底面8b(図6では上方に位置している)
と、凸状曲面8cと、大円筒面8dと、凹状の曲面8e
と、小円筒面8fと、テーパ面8gとを有する。前記小
円筒面8fの内径寸法は、リード3の外径寸法よりも大
きい。したがって、ガラス2が、底面8bのみならずテ
ーパ面8gから前記小円筒面8f内にまで濡れ下がり、
ガラス2と絶縁スリーブ8との封着界面距離が増大し
て、封着強度が大きくなっている。また、絶縁スリーブ
8の内面形状が、凸状曲面8cと、大円筒面8dと、凹
状の曲面8eと、小円筒面8fとによって、複雑な形状
を呈し、金属外環1の小筒状部1dとリード3との間の
低抵抗化や短絡をより一層確実に防止できるという特長
がある。
【0027】
【その他の実施態様】なお、本発明の上記実施態様は、
特定の気密端子について説明したが、本発明は上記実施
態様に限定されるものではなく、本発明の精神を逸脱し
ない範囲で、各種の変形が可能であることはいうまでも
ない。
【0028】例えば、上記実施態様においては、絶縁ス
リーブ4,5,6,8による金属外環1の小筒状部1e
とリード3との間の沿面形状の複雑化および沿面距離の
増大により、小筒状部1eとリード3間の低抵抗化また
は短絡が防止できるので、リード3はストレート状のも
のについて説明したが、もし必要であればリード3の中
途部に膨大部3aを形成するようにしてもよい。このよ
うに、リード3の中途部に膨大部3aを形成した場合、
この膨大部3aが図2の絶縁スリーブ4ではそのテーパ
面4cに当接することにより、図3,図4,図5の絶縁
スリーブ5,6ではその平坦部5e,6eに当接するこ
とにより、それぞれ万一ガラス2が溶融しても、リード
3の膨大部3aがそれぞれの当接部で移動が阻止される
ため、リード3が外部に抜けて飛び出してくることがな
くなる。また、図3,図4,図5の絶縁スリーブ5,6
では、それぞれの平坦部5e,6eでリード3の膨大部
3aを支持できるので、リード3を垂直方向にガラス封
着しやすくなる。特に、図4,図5の絶縁スリーブ6で
は、その筒状部6fによって、小筒状部1eの中心軸に
沿ってリード3をガラス封着しやすくなるという特長が
ある。
【0029】また、上記実施態様においては、絶縁スリ
ーブ4,5,6,8の一端,すなわちガラス2と溶着す
る側の底面4b,5b,6b,8bが平面の場合につい
て説明したが、もし必要ならば、従来例と同様に、絶縁
スリーブ4,5,6,8の一端にストレート状またはテ
ーパ状の小径部を設けて、この小径部を小筒状部1eに
挿入してガラス2で溶着してもよい。この場合、従来の
セラミック製の絶縁スリーブと異なり、本発明のガラス
セラミック製の絶縁スリーブは、ガラス成分を含むの
で、ガラス2との溶着性に優れ、また、その熱膨張係数
がガラス2に近いため、小筒状部1eとの熱膨張係数差
に起因して、絶縁スリーブの小径部が受ける圧縮応力が
小さく、したがってこの小径部にクラックが発生するこ
とがない。
【0030】また、上記実施態様においては、いずれも
絶縁スリーブ4,5,6,8を金属外環1の内方側のガ
ラス2の表面のみに溶着した場合について説明したが、
金属外環1の外方側,すなわち図2ないし6における上
側のガラス2の表面にも溶着するようにしてもよい。
【0031】さらにまた、上記変形例のように、金属外
環1の外方側のガラス2の表面に絶縁スリーブ4,5,
6,8を溶着する代わりに、シリコンワニス等の撥水性
を有する被膜を形成したり、シリコンゴム等の撥水性を
有する弾性体を溶着してもよい。このような構成によれ
ば、撥水性を有する被膜や弾性体により、外方側のガラ
ス2の表面に空気中の水分が凝集することが防止でき、
この水分に塵埃が付着して金属外環1とリード3との間
が低抵抗化したり短絡することが防止できる。
【0032】また、絶縁スリーブ4,5,6,8に用い
るガラス成分は、ガラス2と同一組成のものが気密性に
問題がなく、入手しやすくて便利であるが、他のガラス
成分を用いることもできる。
【0033】
【発明の効果】本発明の気密端子は、カップ状の金属外
環と、この金属外環に一体に形成されカップ内方に延び
るリード封着孔を形成する小筒状部と、前記リード封着
孔にガラスを介してリードを封着してなる気密端子にお
いて、前記ガラスの少なくともカップ状金属外環の内方
側に、前記金属外環の小筒状部の内外径寸法よりも大き
い外径寸法を有するガラスセラミック製の絶縁スリーブ
を溶着したことを特徴とするものであるから、絶縁スリ
ーブによって、金属外環とリード間の沿面形状が複雑化
するとともに、両者間の沿面距離が増大するため、両者
間に金属微粉末が付着することによる低抵抗化や短絡が
防止でき、それに伴って過大な電流によってガラスが溶
融するといった事態が防止できる。しかも、ガラスセラ
ミック製の絶縁スリーブは、セラミック製の絶縁スリー
ブに比較して、絶縁スリーブ単体でのクラック発生が少
なく、製造が容易になるのみならず、そのガラス成分に
よってガラスとの密着性に優れており、しかもガラスと
の熱膨張係数差が小さくなり、金属外環の熱収縮で絶縁
スリーブにクラックが発生することが防止できるという
優れた作用効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施態様の気密端子Aの平面図
【図2】 本発明の第1実施態様の気密端子AのA−A
線に沿う縦断面図
【図3】 本発明の第2実施態様の気密端子Bの縦断面
【図4】 本発明の第3実施態様の気密端子Cの縦断面
【図5】 本発明の第4実施態様の気密端子Dの縦断面
【図6】 本発明の第5実施態様の気密端子Eの縦断面
【図7】 本発明の第5実施態様の気密端子Eにおける
絶縁スリーブの拡大縦断面図
【図8】 従来の一例の気密端子Fの平面図
【図9】 従来の一例の気密端子FのB−B線に沿う縦
断面図
【図10】 従来の他の例の気密端子Gの縦断面図
【図11】 従来のさらに他の例の気密端子Hの縦断面
【図12】 従来のさらに他の例の気密端子Iの縦断面
【図13】 従来のさらに他の例の気密端子Jの縦断面
【符号の説明】
A、B、C、D、E 気密端子 1 金属外環 1a 天板部 1b 筒状部 1c フランジ部 1d リード封着孔 1e 小筒状部 2 ガラス 3、7 リード 4、5、6、8 絶縁スリーブ 4a、5a、6a、8a 外周面 4b、5b、6b、8b 底面 4c、5c、6c テーパ面 4d、5d、6d 貫通孔 5e、6e 平坦面 6f 円筒面 7a 良導電性の金属材料 7b ガラスとの封着性の優れた金属または合金材料 8c 凸状曲面 8d 大円筒面 8e 凹状曲面 8f 小円筒面 8g テーパ面

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カップ状の金属外環と、この金属外環に一
    体に形成されカップ内方に延びるリード封着孔を形成す
    る小筒状部と、前記リード封着孔にガラスを介してリー
    ドを封着してなる気密端子において、前記ガラスの少な
    くともカップ状金属外環の内方側に、前記金属外環の小
    筒状部の内径寸法よりも大きい外径寸法を有するガラス
    セラミック製の絶縁スリーブを溶着したことを特徴とす
    る気密端子。
  2. 【請求項2】前記絶縁スリーブが、略凹形の断面形状を
    有し、その凹形面が金属外環と反対側を向いていること
    を特徴とする請求項1記載の気密端子。
  3. 【請求項3】前記絶縁スリーブが、略凹形の断面形状を
    有し、かつ凹形内面にガラスと反対側が径大となるテー
    パ面を有することを特徴とする請求項1または2記載の
    気密端子。
  4. 【請求項4】前記絶縁スリーブが、略凹形の断面形状を
    有し、かつ凹形内面にガラスと反対側が径大となるテー
    パ面と、このテーパ面の下端に続く平坦面とを有するこ
    とを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の気
    密端子。
  5. 【請求項5】前記絶縁スリーブが、略凹形の断面形状を
    有し、かつ凹形内面にガラスと反対側が径大となるテー
    パ面と、このテーパ面の下端に続く円筒面と、この円筒
    面の下端に続く平坦面とを有することを特徴とする請求
    項1ないし4のいずれかに記載の気密端子。
  6. 【請求項6】前記絶縁スリーブが、略凹形の断面形状を
    有し、かつ凹形内面に凸状曲面と、大円筒面と、凹状曲
    面と、小円筒面と、テーパ面とを有することを特徴とす
    る請求項1または2のいずれかに記載の気密端子。
  7. 【請求項7】前記リードが、前記絶縁スリーブの貫通孔
    の内径寸法よりも大きい膨大部を有し、この膨大部が前
    記凹部内面に接触していることを特徴とする請求項1な
    いし6のいずれかに記載の気密端子。
  8. 【請求項8】前記絶縁スリーブを構成するガラスセラミ
    ックが、重量比でガラス成分:セラミック成分=30〜
    70:70〜30であることを特徴とする請求項1ない
    し7のいずれかに記載の気密端子。
  9. 【請求項9】前記前記絶縁スリーブを構成するガラスセ
    ラミックが、重量比でソーダガラス成分:フォルステラ
    イト成分=30〜70:70〜30であることを特徴と
    する請求項1ないし8のいずれかに記載の気密端子。
  10. 【請求項10】前記金属外環が低炭素鋼よりなり、前記
    ガラスがソーダガラスよりなり、前記リードの少なくと
    も表面が鉄−クロム合金よりなることを特徴とする請求
    項1ないし9のいずれかに記載の気密端子。
  11. 【請求項11】前記リードが、その内部が良導電性の金
    属材料よりなり、外部がガラスとの封着性の優れた金属
    または合金材料よりなることを特徴とする請求項1ない
    し10のいずれかに記載の気密端子。
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