JP2008258100A - 圧縮機用気密端子 - Google Patents

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Fumitaka Araya
文貴 荒谷
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Abstract

【課題】沿面距離を増大することで安定した絶縁耐力を有した圧縮機用気密端子を提供する。
【解決手段】天板部1a、天板部1aの外周端から下方に向かって延びる筒状部1b、筒状部1bの下端から斜め外方に広がるフランジ部1c、及び天板部1aからカップの内方側に向かって延びかつその内部にリード封着孔1dを形成する小筒状部1eを備えた金属外環1のリード封着孔1dに、封着用ガラス2を介してリード3が封着され、金属外環1の内面側の封着用ガラス2に天板部1aと平行に小筒状部1eを超えて延在するように絶縁スリーブ4が溶着されているので、一定の大きさの圧縮機用気密端子において、沿面距離を効率よく増大し絶縁破壊を防止でき、材料の使用量を低減することが可能となり製造コストを低減することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、圧縮機に使用する気密端子に関し、より特定的には、高絶縁耐力機能が必要とされる圧縮機用気密端子に関する。
従来の圧縮機用気密端子としては、金属外環とリードとの間が短絡したり抵抗低下したりすることで過大な電流が流れ、その際の発熱によってガラスが溶融しリードが脱落することを防止するために、金属外環とリードとの間の沿面距離を増大する構成を採っているものがあった(例えば、特許文献1を参照)。
図4は、上記特許文献1に記載された従来の圧縮機用気密端子を示した断面図である。
図4において、鋼材にプレス加工を施した金属外環101に円形の天板部101aと、天板部101aの外周端から下方に向かって延びる筒状部101bと、筒状部101bの下端から斜め外方に広がるフランジ部101cと、天板部101aからカップの内方側に向かって延びかつその内部にリード封着孔101dを形成する小筒状部101eとを、一体に備えたカップ状を成している。
金属外環101のリード封着孔101dに、ソーダバリウムガラスやソーダライムガラス等の封着用ガラス102を介して、封着用ガラス102との封着性に優れた鉄−クロム合金等からなるリード103が、気密性と絶縁性を有するように封着されている。
さらに、金属外環101の内面側の封着用ガラス102に、高絶縁耐力でかつ封着用ガラス102に馴染み易いアルミナセラミックやフォルステライト等の絶縁スリーブ104が溶着されているものがある。
この従来の圧縮機用気密端子によれば、封着用ガラス102によりリード103がガラス封着により取着し絶縁されて、さらに、絶縁スリーブ104を封着用ガラス102に溶着し沿面距離を増大することで絶縁耐力を向上している。
特開2001−93596号公報
しかし、上記従来の構成では、絶縁スリーブ104は、高絶縁抵抗と高絶縁耐力とを有し電気的に絶縁する機能を有しているが、絶縁耐力以上の高電圧を印加すると絶縁破壊が生じ絶縁機能が破壊されてしまうという問題がある。
ここで、絶縁耐力は、絶縁スリーブ104の材質とリード103との間隔(距離)に依存することが知られている。さらに、絶縁破壊は、絶縁スリーブ104の表面を介して起こるので、絶縁材の表面の長さである沿面距離を増大すれば良いが、一方で、沿面距離を増大すると圧縮機用気密端子自体の形状が大型になり、材料使用量も多くなり製造コストが増大するという問題がある。
本発明は、上記従来の課題を解決するものであり、沿面距離を増大することで安定した絶縁耐力を有した圧縮機用気密端子を提供するものである。
上記従来の課題を解決するために、本発明の圧縮機用気密端子は、円形の天板部、天板部の外周端から下方に向かって延びる筒状部、筒状部の下端から延在したフランジ部、及び天板部から内方側に向かって延びかつその内部にリード封着孔が形成された小筒状部を備えた金属外環と、金属外環のリード封着孔に封着用ガラスを介して封着されたリードと、金属外環の内面側の封着用ガラス溶着された絶縁スリーブとからなり、絶縁スリーブが金属外環の内面側の封着用ガラスに天板部と平行に小筒状部を超えて延在するように溶着されたものであり、さらに、絶縁スリーブが、金属外環の内面側の封着用ガラスに天板部と平行に小筒状部を超えて延在し、かつ、小筒状部の外周面に沿う鍔部を設けたものである。
かかる構成によれば、沿面距離を効率よく増大し絶縁破壊を防止でき、材料の使用量を低減することが可能となり製造コストを低減することができる。
さらに、絶縁スリーブの金属外環に対する溶着位置精度が向上し、沿面距離のバラツキが低減し絶縁耐力が安定することができる。
以上のように、本発明の圧縮機用気密端子によれば、絶縁スリーブが金属外環の内面側の封着用ガラスに天板部と平行に小筒状部を超えて延在するように溶着することで、一定の大きさの圧縮機用気密端子において、沿面距離を効率よく増大し絶縁破壊を防止でき、材料の使用量を低減することが可能となり製造コストを低減することができる。さらに、小筒状部の外周面に沿う鍔部を設けることで、絶縁スリーブの金属外環に対する溶着位置精度が向上し、沿面距離のバラツキが低減し絶縁耐力を安定させることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における圧縮機用気密端子の断面図である。
図1において、鋼材にプレス加工を施し、円形の天板部1a、天板部1aの外周端から下方に向かって延びる筒状部1b、筒状部1bの下端から斜め外方に広がるフランジ部1c、及び天板部1aからカップの内方側に向かって延びかつその内部にリード封着孔1dを形成する小筒状部1eを一体に備えたカップ形状に形成された金属外環1と、金属外環1のリード封着孔1dにソーダバリウムガラスやソーダライムガラス等の封着用ガラス2を介して、封着用ガラス2との封着性に優れた鉄−クロム合金としてステンレスからなるリード3とが、気密性及び絶縁性を有するように封着され、金属外環1の内面側の封着用ガラス2に高絶縁耐力でかつ封着用ガラス2に馴染み易いアルミナセラミックやフォルステライト等の粉末を金型により成型した後、焼成した絶縁スリーブ4が溶着されている。
絶縁スリーブ4が、金属外環1の内面側の封着用ガラス2に天板部1aと平行に小筒状部1eを超えて延在するように溶着されている点が、従来技術とは異なる。
かかる構成によれば、一定の大きさの圧縮機用気密端子において、沿面距離を効率よく増大し絶縁破壊を防止でき、材料の使用量を低減することが可能となり製造コストを低減することができる。
(実施の形態2)
図2は、本発明の実施の形態2における圧縮機用気密端子の断面図である。
図2において、本発明の実施の形態1と同じ構成は説明を省略する。図2において、封着用ガラス2に馴染み易いアルミナセラミックやフォルステライト等の粉末を金型により成型後した、焼成した絶縁スリーブ4が、金属外環1の内面側の封着用ガラス2に天板部1aと平行に小筒状部1eを超えて延在し、さらに、小筒状部1eの外周面に沿う鍔部4aを設けられている点が、本発明の実施の形態1とは異なる。
かかる構成によれば、一定の大きさの圧縮機用気密端子において、より一層沿面距離を効率よく増大し絶縁破壊を防止でき、材料の使用量を低減することが可能となり製造コストを低減することができる。
さらに、小筒状部1eの外周面に鍔部4aが沿う構成を採ることで、絶縁スリーブ4の金属外環1に対する溶着位置精度が向上し、沿面距離のバラツキが低減し絶縁耐力が安定することになる。
本発明の気密端子は、圧縮機等に利用可能であり、特に高絶縁耐力機能が必要である場合等に有用である。
本発明の実施の形態1における圧縮機用気密端子の断面図 本発明の実施の形態2における圧縮機用気密端子の断面図 従来の圧縮機用気密端子の全体図 従来の圧縮機用気密端子の断面図
符号の説明
1、101 金属外環
1a、101a 天板部
1b、101b 筒状部
1c、101c フランジ部
1d、101d リード封着孔
1e、101e 小筒状部
2、102 封着用ガラス
3、103 リード
4、104 絶縁スリーブ
4a 鍔部

Claims (2)

  1. 円形の天板部、前記天板部の外周端から下方に向かって延びる筒状部、前記筒状部の下端から延在したフランジ部、及び前記天板部から内方側に向かって延びかつその内部にリード封着孔が形成された小筒状部を備えた金属外環と、
    前記金属外環の前記リード封着孔に封着用ガラスを介して封着されたリードと、
    前記金属外環の内面側の封着用ガラス溶着された絶縁スリーブとからなり、
    前記絶縁スリーブが、前記金属外環の内面側の前記封着用ガラスに前記天板部と平行に前記小筒状部を超えて延在するように溶着されたことを特徴とする、圧縮機用気密端子。
  2. 前記絶縁スリーブが、前記金属外環の内面側の前記封着用ガラスに前記天板部と平行に前記小筒状部を超えて延在し、かつ、前記小筒状部の外周面に沿う鍔部を設けたことを特徴とする、請求項1に記載の圧縮機用気密端子。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102388508A (zh) * 2009-04-08 2012-03-21 恩益禧肖特电子零件有限公司 耐高压气密密封端子及其制造方法
KR101578597B1 (ko) * 2014-02-27 2015-12-17 전도학 밀폐형 터미널 조립체 및 그 제조 방법

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