JP2001090848A - 弁体の駆動機構 - Google Patents

弁体の駆動機構

Info

Publication number
JP2001090848A
JP2001090848A JP26990799A JP26990799A JP2001090848A JP 2001090848 A JP2001090848 A JP 2001090848A JP 26990799 A JP26990799 A JP 26990799A JP 26990799 A JP26990799 A JP 26990799A JP 2001090848 A JP2001090848 A JP 2001090848A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piston
cylinder
drive mechanism
fluid
housing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP26990799A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuichi Hayashi
和一 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Electron Ltd
Original Assignee
Tokyo Electron Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Electron Ltd filed Critical Tokyo Electron Ltd
Priority to JP26990799A priority Critical patent/JP2001090848A/ja
Publication of JP2001090848A publication Critical patent/JP2001090848A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Drying Of Semiconductors (AREA)
  • Lift Valve (AREA)
  • Fluid-Driven Valves (AREA)
  • Details Of Valves (AREA)
  • Actuator (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 パーティクルが発生し難く,必要スペースが
小さく,必要コストが少なく,さらに空間の密閉を確実
に実現できる,駆動機構を提供する。 【解決手段】 駆動機構10は,シリンダハウジング1
2と第1ピストン14と第2ピストン16とエアシリン
ダ18とLMガイド20とを備えている。エアシリンダ
18によって第1ピストン14を上昇させると,支持部
12dがハウジング9の天井に突き当たりシリンダハウ
ジング12の上昇が止まる。さらにエアシリンダ18に
より第1ピストン14を上昇させると,第1ピストン1
4が第1シリンダ部12a内に押し込まれ流体Fの圧力
を上昇させるため,第2ピストン16が流体Fに押され
て第2シリンダ部12bから押し出され,第2ピストン
16と一体化された弁体7が外壁3に押しつけられる。
結果として,貫通孔に相当する搬送口5が弁体7により
塞がれて,処理室PC1が密閉される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,密閉する空間の外
壁に形成された貫通孔を塞ぎ当該空間を密閉する弁体の
駆動機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来,弁体の駆動機構には,リンク機構
を用いた構成,または2以上の駆動手段を設置する構成
が採用されている。図9には,リンク機構を適用した従
来の駆動機構110を示す。図9に示すように,従来の
駆動機構110は,リンク118を介して弁体112と
リンク保持ブロック116とを接続した構成を有する。
かかる駆動機構110では,リンク保持ブロック116
が駆動手段120に接続されており,弁体112の上部
に摺動体122が設置されている。
【0003】以上説明した構成を有する駆動機構110
は,以下のように動作する。すなわち,駆動手段120
によりリンク保持ブロック116および弁体112を上
昇させると,やがて弁体112上部がハウジング124
の天井に突き当たる。駆動手段120によりさらにリン
ク保持ブロック116を上昇させると,摺動体122が
ハウジング124の天井を摺動し,弁体112が水平移
動する。結果として,外壁126に形成された搬送口1
28が弁体112によって塞がれる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,上記従
来の駆動機構110では,摺動体122とハウジング1
24との接触部やリンク118の支点において,パーテ
ィクルが発生し易い。したがって,密閉空間130を真
空にし密閉空間130内でパーティクルが問題となるよ
うな処理を行う場合に,駆動機構110がパーティクル
の発生源となる可能性がある。また,2以上の駆動手段
を設置する構成の従来の駆動機構では,駆動手段や付随
する構成要素のためのスペース・コストが必要となる。
本発明は、従来の駆動機構が有する上記その他の問題点
に鑑みて成されたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に,本願にかかる発明は,密閉する空間の外壁に形成さ
れた貫通孔を塞ぎ当該空間を密閉する弁体の駆動機構に
おいて,以下のような構成を採用する。
【0006】まず,請求項1に記載の発明は,内部空間
が相互に連通する第1シリンダおよび第2シリンダと,
第1シリンダ内で往復動可能な第1ピストンと,弁体に
固定されており第2シリンダ内で往復動可能な第2ピス
トンと,内部空間に封入されており第1ピストンから印
加された圧力を第2ピストンに伝達する流体と,第1ピ
ストンの駆動手段と,を備える構成を採用する。
【0007】本項記載の発明では,駆動手段で第1ピス
トンを駆動することにより,流体による圧力伝達を介し
て第2ピストンに固定された弁体を駆動することができ
る。したがって,単一の駆動手段を用いることにより,
弁体の駆動が可能となるため,駆動機構の装置構成を簡
素化することができる。
【0008】また,本項記載の発明によれば,第2ピス
トンと流体との接触面積を,第1ピストンと流体との接
触面積より大きくすれば,駆動手段が発生する力より大
きな力を弁体に印加することができる。パスカルの原理
によれば,静止流体内の圧力上昇は当該流体内の全点で
均一に行われるためである。したがって,本項記載の発
明によれば,より大きな力で弁体を駆動して確実に外壁
の貫通孔を塞ぐことができる。
【0009】請求項2に記載の発明は,内部空間が相互
に連通する第1シリンダおよび第2シリンダと,第1シ
リンダ内部で往復動可能な第1ピストンと,弁体に固定
されており第2シリンダ内部で往復動可能な第2ピスト
ンと,内部空間に封入されており第1ピストンから印加
された圧力を第2ピストンに伝達する流体と,第1シリ
ンダの駆動手段と,を備える構成を採用する。
【0010】本項記載の発明では,駆動手段で第1シリ
ンダを駆動することにより,流体による圧力伝達を介し
て第2ピストンに固定された弁体を駆動することができ
る。したがって,単一の駆動手段を用いることにより,
弁体の駆動が可能となるため,駆動機構の装置構成を簡
素化することができる。
【0011】また,本項記載の発明によれば,第2ピス
トンと流体との接触面積を,第1ピストンと流体との接
触面積より大きくすれば,駆動手段が発生する力より大
きな力を弁体に印加することができる。パスカルの原理
によれば,静止流体内の圧力上昇は当該流体内の全点で
均一に行われるためである。したがって,本項記載の発
明によれば,より大きな力で弁体を駆動して確実に外壁
の貫通孔を塞ぐことができる。
【0012】請求項3に記載の発明は,さらに,第1シ
リンダと第1ピストンとの接触部を遮蔽する第1シール
材を備える構成を採用する。本項記載の発明によれば,
第1シリンダ側において,駆動装置外部への流体の発散
を防止することができる。さらに,本項記載の発明によ
れば,摺動部の露出を防止することができるため,密閉
する空間を高真空にする場合にパーティクルの発生を防
止することができる。
【0013】請求項4に記載の発明は,さらに,第2シ
リンダと第2ピストンとの接触部を遮蔽する第2シール
材を備える構成を採用する。本項記載の発明によれば,
第2シリンダ側において,駆動装置外部への流体の発散
を防止することができる。さらに,本項記載の発明によ
れば,摺動部の露出を防止することができるため,密閉
する空間を高真空にする場合にパーティクルの発生を防
止することができる。
【0014】請求項5に記載の発明は,さらに,第2ピ
ストンに復元力を印加し弁体を外壁から離隔する戻し手
段を備える構成を採用する。かかる構成によれば,流体
の圧力を低下させることにより,弁体による貫通孔の閉
鎖の解除を行うことができる。また,請求項6に記載の
発明は,第1シリンダと第2シリンダとは,一体化され
てシリンダハウジングを形成する構成を採用する。
【0015】請求項7に記載の発明は,さらに,弁体が
外壁から受ける反力に対抗してシリンダハウジングを支
持する耐反力手段を備える構成を採用する。本項記載の
発明によれば,シリンダハウジングの支持を介して,弁
体から外壁に効率よく力を伝達することができるため,
弁体により密閉する空間の気密性を向上させることがで
きる。
【0016】請求項8に記載の発明は,シリンダハウジ
ングには,内部空間に流体の不足分を補充する補充シス
テムが接続されている構成を採用する。本項記載の発明
によれば,内部空間の流体量を一定に保てるため,弁体
により貫通孔を塞ぐのに必要な第1ピストンまたは第1
シリンダの移動量の変動を防ぐことができる。したがっ
て,本項記載の発明によれば,安定した動作が可能な駆
動機構を提供することができる。
【0017】請求項9に記載の発明は,さらに,第1ピ
ストンと前記シリンダハウジングとの間に設置され,前
記弁体により前記貫通孔を塞ぐことのできる位置に前記
シリンダハウジングが達するまでの間,前記シリンダハ
ウジングと前記第1ピストンとの位置関係を一定に保持
する弾性体を備える構成を採用する。本構成において,
弾性体には,例えば,コイルバネ,板バネや気体バネ等
のバネ或いはゴムや樹脂などを適用することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下,本発明の好適な実施の形態
について,添付図面を参照しながら詳細に説明する。な
お,以下の説明及び添付図面において,同一の構成及び
機能を有する構成要素については,同一符号を付するこ
とにより,重複説明を省略する。
【0019】(第1の実施の形態)まず,図1〜図7を
参照しながら,第1の実施の形態について説明する。図
1は,本実施の形態にかかる駆動機構を適用可能な処理
装置1の概略構成を示す平面図である。図1に示す処理
装置1において,本実施の形態にかかる駆動機構は,ゲ
ートバルブGV1〜GV6に設置される。処理装置1に
おいて,ゲートバルブGV1〜GV6は,搬送室(Tr
ansfer Chamba)TCと他の部屋(PC1
〜PC4,CR1,CR2)との搬送口間に設置されて
いる。
【0020】処理装置1において,処理室(Proce
ss Chamba)PC1〜PC4では,例えば,エ
ッチング,アッシング,CVD(Chemical V
apor Deposition),PVD(Phys
ical Vapor Deposition)或いは
アニーリング等の各種処理が行われる。搬送室TCに
は,各部屋(PC1〜PC4,CR1,CR2)間でウ
ェハを搬送する搬送アーム(Transfer Ar
m)TAが設置されている。カセット室(Casset
te Room)CR1,CR2には,ウェハを収容す
るカセットが設置されている。
【0021】図2は,本実施の形態にかかる駆動機構1
0を適用した処理装置1のA−A’断面図である。図2
に示すように,本実施の形態にかかる駆動機構10は,
処理室PC1の外壁3に形成された処理室口5を塞ぐ弁
体7を駆動するために,処理装置1のゲートバルブGV
1に設置される。かかる駆動機構10は,シリンダハウ
ジング12と第1ピストン14と第2ピストン16とエ
アシリンダ18とベアリングガイド20とを備えてい
る。
【0022】駆動機構10において,シリンダハウジン
グ12には,連通路12cを介して内部空間が相互に連
通する第1シリンダ部12aおよび第2シリンダ部12
bが形成されている。駆動機構10において,第1シリ
ンダ部12aには,第1ピストン14のピストンヘッド
14aが挿入されており,第2シリンダ部12bには,
第2ピストン16のピストンヘッド16aが挿入されて
いる。
【0023】さらに,第1シリンダ部12aおよび第2
シリンダ部12bの内部空間には,非圧縮性の流体Fが
封入されている。なお,本実施の形態において,流体F
は,例えばフォンブリンなどの蒸気圧の低い液体を適用
することが好適である。万一,駆動機構10外部に漏れ
た場合でも,処理室PC1の真空度向上の妨げとならな
いためである。
【0024】さらに,シリンダハウジング12には,所
定の高さにおいてシリンダハウジング12の上昇を止め
る支持部12dが形成されている。かかる支持部12d
は,弁体7の高さと処理室口5の高さとがほぼ一致した
ときにハウジング9の天井に突き当たる。なお,ハウジ
ング9の天井において支持部12dが突き当たる部分に
は,パーティクルが発生し難い材質の部材を埋め込んだ
り,或いはその様な部材をボルト等で取り付けることが
好適である。
【0025】さらに,シリンダハウジング12には,第
1モレガード12eおよび第2モレガード12fが形成
されている。駆動機構10では,かかる構成により,第
1シリンダ部12a側と第2シリンダ部12b側との双
方で,流体Fの漏れを防止するための2重シール構造が
実現される。なお,第1モレガード12eは,第1シリ
ンダ部12aとピストンヘッド14aとの間から流体F
が漏れ出した場合に,当該漏れた流体Fのシリンダハウ
ジング12外部への発散を防ぐ。また,第2モレガード
12fは,第2シリンダ部14bとピストンヘッド16
aとの間から流体Fが漏れ出した場合に,当該漏れた流
体Fのシリンダハウジング12外部への発散を防ぐ。
【0026】ここで,第1ピストン14と第1シリンダ
部12aと第1モレガード12eとにより囲まれた密閉
空間,および第2ピストン16と第2シリンダ部12b
と第2モレガード12fとにより囲まれた密閉空間に
は,例えば気体などの圧縮性流体が封入される。かかる
構成では,第1ピストン14と第2ピストン16とが移
動したときに,第1ピストン14と第2ピストン16と
を元の位置に戻す力を発生させる気体バネが構成され
る。なお,かかる気体バネは,戻し手段に相当する。
【0027】さらに,シリンダハウジング12には,リ
ターンスプリングである板バネ12gが設けられてい
る。かかる板バネ12gは,第2モレガード12fとピ
ストンヘッド16aとの間に設置されている。板バネ1
2gは,上記気体バネとともに,第2ピストン16に復
元力を印加し弁体7を外壁3から離隔する戻り手段に相
当する。
【0028】さらに,シリンダハウジング12の内部空
間には,補充システム22が接続されている。駆動機構
10において,補充システム22は,第1ピストン14
の往復動および第2ピストン16の往復動により影響を
受けない所定の位置,例えば連通路12cに接続され
る。図4に示すように,かかる補充システム22は,補
充用の流体Fを格納したリザーバタンク22aと,シリ
ンダハウジング12内の流体Fのリザーバタンク22a
への逆流を防止する逆止弁22bとを,備えている。か
かる補充システム22は,シリンダハウジング12内の
流体Fが所定量以下になった場合に,シリンダハウジン
グ12の内部空間に流体Fの不足分を自動的に供給す
る。
【0029】再び図2に示すように,駆動機構10にお
いて,第1ピストン14のピストン棒14bは,エアシ
リンダ18に接続されている。第1ピストン14は,か
かるエアシリンダ18による駆動によって,鉛直方向に
往復動することができる。駆動機構10において,シリ
ンダハウジング12に作用する水平方向の力は,ベアリ
ングガイド20によって支持される。すなわち,駆動機
構10では,ベアリングガイド20によって,シリンダ
ハウジング12の水平方向の運動が抑制される。
【0030】駆動機構10において,第2ピストン16
は,弁体7と一体化されている。第2ピストン16にお
いて,弁体7はピストンヘッド16aの対抗側に形成さ
れている。かかる弁体7には,処理室PC1の気密性を
確保するために,処理室PC1の外壁3との接触面にO
リングRが設けられている。
【0031】さらに,駆動機構10には,シリンダハウ
ジング12を支持するバネ24が設置されている。かか
るバネ24は,例えば,コイルバネであり,第1ピスト
ン14のバネ受け14cとシリンダハウジング12の第
1モレガード12eとの間に設置されている。駆動機構
10において,バネ24は,シリンダハウジング12が
上死点に達していない状態,即ち支持部12dがハウジ
ング9の天井に突き当たっていない状態では,シリンダ
ハウジング12と第1ピストン14との位置関係を一定
に保持する。また,バネ24は,支持部12dがハウジ
ング9の天井に突き当たり第1ピストン14が第1シリ
ンダ部12a内に押し込まれると,第1ピストン14に
復元力を印加し第1ピストン14の戻し手段として機能
する。
【0032】駆動機構10において,ピストンヘッド1
4aの第1シリンダ部12aとの接触部,および第1モ
レガード12eのピストン棒14bとの接触部には,U
パッキンPが設けられている。また,ピストンヘッド1
6aの第2シリンダ部12bとの接触部,および第2モ
レガード12fの連接部16bとの接触部にも,Uパッ
キンPが設けられている。図5には,ピストンヘッド1
6aの第2シリンダ部12bとの接触部に設けられたU
パッキンPを示す。図5に示すように,UパッキンP
は,図中A側から図中B側に向かう流体Fの漏れを効果
的に防止することができる。
【0033】次に,図2および図3を参照しながら,以
上のように構成された駆動機構10の動作について説明
する。図3に示す初期状態においてエアシリンダ18に
よって第1ピストン14を上昇させると,第1ピストン
14の上昇に伴ってバネ24に支持されたシリンダハウ
ジング12が上昇する。弁体7により処理室口5を塞ぐ
ことのできる高さまでシリンダハウジング12が上昇す
ると,支持部12dがハウジング9の天井に突き当た
り,シリンダハウジング12の上昇が止まる。
【0034】さらにエアシリンダ18により第1ピスト
ン14を上昇させると,第1ピストン14は,バネ24
の反力に抗して第1シリンダ部12a内に押し込まれ流
体Fの圧力を上昇させる。結果として,第2ピストン1
6が流体Fに押されて第2シリンダ部12bから押し出
される。第2シリンダ部12bから押し出された第2ピ
ストン16は処理室PC1の外壁3に接近し,やがて弁
体7が処理室口5の周囲の外壁3と接触する。
【0035】さらにエアシリンダ18により第1ピスト
ン14に上向きの力を印加すると,第1ピストン14か
ら流体Fに印加される圧力によって,第2ピストン16
と一体化された弁体7が外壁3に押しつけられる。結果
として,図2に示すように,貫通孔に相当する処理室口
5が弁体7により塞がれて,処理室PC1が密閉され
る。
【0036】ここで,第1ピストン14の駆動力F1と
第2ピストン16の駆動力F2との間には,パスカルの
原理に基づく関係が成立する。すなわち,第1ピストン
14と流体Fとの接触面積をS1とし,第2ピストン1
6と流体Fとの接触面積をS2とすると,F2=F1×
(S2/S1)が成立する。したがって,駆動機構10
では,接触面積の比(S2/S1)を調整することによ
り,第2ピストン16の駆動力F2を増減コントロール
することができる。
【0037】なお,第1シリンダ部12aと第2シリン
ダ部12bとが円筒形をしている場合には,接触面積の
比(S2/S1)は,第1シリンダ部12aと第2シリ
ンダ部12bとの内径の2乗比として与えられる。ちな
みに,かかる場合,第1ピストン14のピストンヘッド
14aと第2ピストン16のピストンヘッド16aとは
円板状となる。したがって,かかる場合,接触面積の比
(S2/S1)は,ピストンヘッド14a,16aの外
径の2乗比と考えることもできる。
【0038】図2に示す状態においてエアシリンダ18
により第1ピストン14を下降させると,第1ピストン
14の下降量が所定量に達するまでは,バネ24の作用
により,シリンダハウジング12が上死点に保持されな
がら第1シリンダ部12a内から第1ピストン14が引
き出される。そのため,流体Fの圧力が下降し,板バネ
12gと第1ピストン14側の気体バネと第2ピストン
16側の気体バネおよびその作用により第2ピストン1
6が第2シリンダ部12b内に押し込まれる。結果とし
て,弁体7が外壁3から離隔し,処理室PC1が開放さ
れる。
【0039】さらにエアシリンダ18により第1ピスト
ン14を下降させると,第1ピストン14の下降に伴い
シリンダハウジング12がバネ24に支持されながら下
降し,支持部12dがハウジング9の天井から離隔す
る。さらに,図3に示す初期状態まで第1ピストン14
を下降させることにより,搬送室TCから処理室PC1
へのウェハの搬入及び処理室PC1から搬送室TCへの
ウェハの搬出を妨げない高さまで,シリンダハウジング
12を退避させる。
【0040】次に,図6および図7を参照しながら,本
実施の形態にかかる他の駆動機構について説明する。図
6に示す駆動機構30は,シリンダハウジングおよび第
2ピストンの構成が,図2に示す駆動機構10と相違す
る。図6に示すように,駆動機構30のシリンダハウジ
ング32には,第1ピストン34のピストン軸に対して
対称に,2の第2シリンダ部32bが形成されている。
かかる駆動機構30では,第2シリンダ部32bのそれ
ぞれに第2ピストン36が往復動可能に挿入されてい
る。ここで,両第2シリンダ部32bの内径は略同一で
ある。また,両第2ピストン36のピストンヘッドの外
径も略同一である。
【0041】かかる構成を有する駆動機構30では,第
1ピストン34を駆動することにより,相互に対向する
外壁3,3’の処理室口5,5’を同時に塞ぐことがで
きる。さらに,駆動機構30では,外壁3の反力と外壁
3’の反力とが釣り合うため,上記ベアリングガイド2
0などのシリンダハウジング32の水平方向運動を抑制
する耐反力手段を別途設ける必要がない。なお,シリン
ダハウジング32内は,真空引きされている。
【0042】また,図7に示す駆動機構70は,駆動機
構10において,耐反力手段に相当する突出部72を図
2に示すハウジング9の天井に形成したものと実質的に
同一の構成を有する。なお,突出部72には,他の部材
と摺動してもパーティクルが発生し難い材質の部材を設
けることが好適である。
【0043】以上説明した本実施の形態にかかる駆動機
構では,処理装置の内部雰囲気に露出する部分には,摺
動部分がほとんど存在しない。したがって,本実施の形
態によれば,処理装置内でのパーティクルの発生が抑制
される。また,本実施の形態にかかる駆動機構では,パ
スカルの原理を応用することにより,駆動手段が発生す
る力より大きな力を弁体に印加することができる。した
がって,処理室の密閉を確実に行うことができる。結果
として,本実施の形態によれば,処理室の真空度を高め
ることができる。
【0044】(第2の実施の形態)次に,図8を参照し
ながら第2の実施の形態について説明する。なお,本実
施の形態にかかる駆動機構も,上記第1の実施の形態に
かかる駆動機構と同様に,図1に示す処理装置1のゲー
トバルブGV1〜GV6に適用することができる。図8
は,本実施の形態にかかる駆動機構90の概略構成を示
す断面図である。図8に示すように,駆動機構90は,
シリンダハウジング92と第1ピストン94と第2ピス
トン96とエアシリンダ98とを備えている。
【0045】駆動機構90において,シリンダハウジン
グ92には,連通路92cを介して内部空間が相互に連
通する第1シリンダ部92aおよび第2シリンダ部92
bが形成されている。駆動機構90において,第1シリ
ンダ部92aには,第1ピストン94のピストンヘッド
94aが挿入されており,第2シリンダ部92bには,
第2ピストン96のピストンヘッド96aが挿入されて
いる。さらに,第1シリンダ部92aおよび第2シリン
ダ部92bの内部空間には,非圧縮性の流体Fが封入さ
れている。
【0046】かかるシリンダハウジング92は,エアシ
リンダ98に接続される支持棒92dを備えている。駆
動機構90では,かかるエアシリンダ98の駆動によっ
て,シリンダハウジング92が鉛直方向に往復動する。
【0047】さらに,シリンダハウジング92には,一
端が第1シリンダ部92aに固定され他端が第1ピスト
ン94の傘部94cに固定される第1べローズ92eが
設けられている。また,シリンダハウジング92には,
一端が第2シリンダ部92bに固定され他端が第2ピス
トン96の傘部96cに固定される第2ベローズ92f
が設けられている。駆動機構90では,かかる構成によ
って,第1シリンダ部92a側と第2シリンダ部92b
側との双方において流体Fの漏れを防止するための2重
シール構造が実現されている。
【0048】さらに,シリンダハウジング92には,戻
し手段に相当するコイルバネ92gが設けられている。
かかるコイルバネ92gは,第1シリンダ部92aと第
1ピストン94の傘部94cとの間および第2シリンダ
部92bと弁体7との間に設置されている。コイルバネ
92gは,第1ピストン94と第2ピストン96とに復
元力を印加し弁体7を外壁3から離隔するリターンスプ
リングである。さらに,シリンダハウジング92の内部
空間には,図4に示す上記補充システム22が接続され
ている。
【0049】駆動機構90において,第1ピストン94
のピストン棒94bは,その端部がハウジング9の天井
に向かってつきだしている。すなわち,駆動機構90
は,ピストン棒94の端部がハウジング9の天井に突き
当たり第1ピストン94の上昇が止まる構成を有する。
ここで,ハウジング9の天井においてピストン棒14b
が突き当たる部分には,パーティクルが発生し難い材質
の部材を埋め込んだり,或いはその様な部材をボルト等
で取り付けてもよい。なお,第1ピストン94におい
て,ピストン棒94bには,上記傘部94cが形成され
ている。
【0050】駆動機構90において,第2ピストン96
は,弁体7と一体化されている。第2ピストン96にお
いて,弁体7はピストンヘッド96aの対抗側に形成さ
れている。かかる弁体7には,処理室PC1の気密性を
確保するために,外壁3との接触面にOリングRが設け
られている。また,駆動機構90において,ピストンヘ
ッド94aの第1シリンダ部92aとの接触部およびピ
ストンヘッド96aの第2シリンダ部92bとの接触部
には,UパッキンPが設けられている。
【0051】次に,引き続き図8を参照しながら,本実
施の形態にかかる駆動機構90の動作について説明す
る。処理室口5が開放されている状態において,エアシ
リンダ98によってシリンダハウジング92を上昇させ
ると,シリンダハウジング92の上昇に伴って第1ピス
トン94が上昇する。弁体7により処理室口5を塞ぐこ
とのできる高さまでシリンダハウジング92が上昇する
と,ピストン棒94bがハウジング9の天井に突き当た
り,第1ピストン棒94の上昇が止まる。
【0052】さらにエアシリンダ98によりシリンダハ
ウジング92を上昇させると,第1ピストン94は,第
1シリンダ部92a内に押し込まれ流体Fの圧力を上昇
させる。結果として,第2ピストン96が流体Fに押さ
れて第2シリンダ部92bから押し出される。第2シリ
ンダ部92bから押し出された第2ピストン96は処理
室PC1の外壁3に接近し,やがて弁体7が処理室口5
の周囲の外壁3と接触する。
【0053】さらにエアシリンダ98によりシリンダハ
ウジング92に上向きの力を印加すると,第1ピストン
94から流体Fに印加される圧力によって,第2ピスト
ン96と一体化された弁体7が処理室PC1の外壁3に
押しつけられる。結果として,処理室PC1の外壁3の
処理室口5が弁体7により塞がれて,処理室PC1が密
閉される。
【0054】次に,エアシリンダ98によりシリンダハ
ウジング92を下降させると,流体Fの圧力が下降す
る。そのため,コイルバネ92gの作用により,第1ピ
ストン94が第1シリンダ部92a内から引き出される
とともに第2ピストン96が第2シリンダ部92b内に
引き込まれる。結果として,処理室PC1の弁体7が外
壁3から離隔し,処理室PC1が開放される。
【0055】さらに,エアシリンダ98によりシリンダ
ハウジング92を下降させると,シリンダハウジング9
2の下降に伴い第1ピストン94が下降し,ピストン棒
94bがハウジング9の天井から離隔する。さらにシリ
ンダハウジング92を下降させることにより,処理室P
C1へのウェハの搬入及び処理室PC1からのウェハの
搬入を妨げない高さまで第1ピストン94を退避させ
る。
【0056】なお,駆動機構90において,第1シリン
ダ部92a内とハウジング9内とは第1ベローズ92e
によって隔離されている。駆動機構90では,かかる構
成により,第1シリンダ部92a内からハウジング9内
への流体Fの漏れ,および第1ピストン94のピストン
ヘッド94aと第1シリンダ部92aとの摺動に起因す
るハウジング9内でのパーティクル発生が防止される。
さらに,第2シリンダ部92b内とハウジング9内と
は,第2ベローズ92fによって隔離されている。駆動
機構90では,第2シリンダ部92b内からハウジング
9内への流体Fの漏れ,および第2ピストン96のピス
トンヘッド96aと第2シリンダ部92bとの摺動に起
因するハウジング9内でのパーティクル発生が防止され
る。
【0057】以上説明した本実施の形態にかかる駆動機
構では,ベローズにより,第1ピストンと第1シリンダ
部との接触部と,第2ピストンと第2シリンダ部との接
触部とが,遮蔽されている。したがって,処理装置の内
部雰囲気に露出する部分には,摺動部分が存在しない。
結果として,本実施の形態によれば,上記第1の実施の
形態以上に,処理装置内でのパーティクルの発生を抑制
することができる。
【0058】また,本実施の形態にかかる駆動機構で
は,パスカルの原理を応用することにより,駆動手段が
発生する力より大きな力を弁体に印加することができ
る。したがって,処理室の密閉を確実に行うことができ
る。結果として,本実施の形態によれば,処理室の真空
度を高めることができる。
【0059】以上,本発明に係る好適な実施の形態につ
いて説明したが,本発明はかかる構成に限定されない。
当業者であれば,特許請求の範囲に記載された技術思想
の範囲内において,各種の修正例及び変更例を想定し得
るものであり,それら修正例及び変更例についても本発
明の技術範囲に包含されるものと了解される。
【0060】例えば,上記実施の形態においては,第1
ピストンで流体の圧力を上昇させ弁体を空間外壁に押し
つけることにより貫通孔を塞ぐ構成を採用する駆動機構
を例に挙げて説明したが,本発明はかかる構成に限定さ
れない。本発明は,第1シリンダで流体の圧力を低下さ
せ空間外壁の向こう側に配した弁体を引き寄せることに
より貫通孔を塞ぐ構成を採用する駆動機構に対しても適
用することができる。
【0061】また,上記実施の形態においては,流体と
して非圧縮性流体を適用した駆動機構を例に挙げて説明
したが,本発明はかかる構成に限定されない。本発明
は,流体として圧縮性流体を適用した駆動機構に対して
も適用することができる。なお,上記実施の形態の如
く,例えば液体などの非圧縮性流体を適用した駆動機構
では,弁体が空間外壁と接触した後は,印加する力のみ
を増加させ第1ピストンをほとんど移動させずに,第2
ピストンに所望の大きさの力を印加することができる。
対して,例えば気体などの圧縮性流体を適用した駆動機
構において,第2ピストンに所望の大きさの力を印加す
るには,弁体が空間外壁と接触した後,第1ピストンを
さらに第1シリンダ内に押し込む必要がある。ここで,
所望の大きさ力とは,弁体による貫通孔の閉鎖が十分に
行われる程度の大きさの力である。
【0062】さらに,上記実施の形態においては,第1
シリンダと第2シリンダとをシリンダハウジングに一体
化した構成を有する駆動機構を例に挙げたが,本発明は
かかる構成に限定されない。本発明は,例えば,第1シ
リンダと第2シリンダとをボルト等の固定手段により相
互固定した構成,或いは第1シリンダと第2シリンダと
がチューブなどの接続手段を介して接続されるのみで相
対運動可能な構成等を有する駆動機構に対しても適用す
ることができる。
【0063】さらにまた,上記実施の形態においては,
第2シリンダおよび第2ピストンを1または2備える駆
動機構を例に挙げて説明したが,本発明はかかる構成に
限定されない。本発明は,例えば,第2シリンダおよび
第2ピストンを3またはそれ以上備える駆動機構に対し
ても適用することができる。本発明では,原動ピストン
である第1ピストンにより印加される圧力が,流体を媒
介にして従動ピストンである第2ピストンに伝達され
る。したがって,第2ピストンの数に関わりなく,パス
カルの原理に基づき,第1ピストンの圧力を各第2ピス
トンに均等に伝達することができる。
【0064】また,上記実施の形態においては,第1ピ
ストンの運動方向と第2ピストンの運動方向とが実質的
に垂直な駆動機構を例に挙げて説明したが,本発明はか
かる構成に限定されない。本発明は,第1ピストンの運
動方向と第2ピストンの運動方向とが任意の角度を成す
駆動機構に適用することができる。
【0065】
【発明の効果】本発明によれば,パーティクルが発生し
難い駆動機構が提供される。また,本発明によれば,単
一の駆動手段により駆動でき,必要スペースが小さく必
要コストが少ない駆動機構を提供することができる。ま
た,本発明によれば,駆動手段で発生する駆動力を自在
に増幅して(すなわち,駆動力を所望の大きさに大きく
または小さくして),弁体に印加することができる駆動
機構を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用可能な処理装置の概略構成を示す
平面図である。
【図2】本発明を適用可能な駆動機構を説明するための
断面図である。
【図3】図2に示す駆動機構を説明するための断面図で
ある。
【図4】図2に示す駆動機構に適用可能な補充システム
についての説明図である。
【図5】図2に示す駆動機構に適用可能なUパッキンに
ついての説明図である。
【図6】本発明を適用可能な他の駆動機構を説明するた
めの断面図である。
【図7】本発明を適用可能な他の駆動機構を説明するた
めの断面図である。
【図8】本発明を適用可能な他の駆動機構を説明するた
めの断面図である。
【図9】従来の駆動機構110の概略構成を示す断面図
である。
【符号の説明】
3 外壁 5 処理室口 7 弁体 10 駆動機構 12 シリンダハウジング 12e,12f モレガード 14 第1ピストン 16 第2ピストン 18 エアシリンダ 20 ベアリングガイド 22 補充システム 24 バネ F 流体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 21/205 H01L 21/205 5F045 21/3065 21/302 B Fターム(参考) 3H052 AA01 BA01 BA31 BA35 CA24 CD09 EA09 3H056 AA01 BB01 BB32 BB41 CA02 CA13 CB03 CD01 CD04 CE10 DD03 GG14 3H066 AA01 BA17 BA23 BA38 3H081 AA01 AA09 AA32 BB05 CC23 DD02 DD26 EE22 EE27 FF21 HH04 HH05 5F004 AA16 BC01 BC03 BC05 BC06 5F045 BB14 EB08 EB09 EB10

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 密閉する空間の外壁に形成された貫通孔
    を塞ぎ当該空間を密閉する弁体の駆動機構であって:内
    部空間が相互に連通する第1シリンダおよび第2シリン
    ダと;前記第1シリンダ内で往復動可能な第1ピストン
    と;前記弁体に固定されており前記第2シリンダ内で往
    復動可能な第2ピストンと;前記内部空間に封入されて
    おり前記第1ピストンから印加された圧力を前記第2ピ
    ストンに伝達する流体と;前記第1ピストンの駆動手段
    と;を備えることを特徴とする,駆動機構。
  2. 【請求項2】 密閉する空間の外壁に形成された貫通孔
    を塞ぎ当該空間を密閉する弁体の駆動機構であって:内
    部空間が相互に連通する第1シリンダおよび第2シリン
    ダと;前記第1シリンダ内で往復動可能な前記第1ピス
    トンと;前記弁体に固定されており前記第2シリンダ内
    で往復動可能な第2ピストンと;前記内部空間に封入さ
    れており前記第1ピストンから印加された圧力を前記第
    2ピストンに伝達する流体と;前記第1シリンダの駆動
    手段と;を備えることを特徴とする,駆動機構。
  3. 【請求項3】 さらに,前記第1シリンダと前記第1ピ
    ストンとの接触部を遮蔽する第1シール材を備えること
    を特徴とする,請求項1または2に記載の駆動機構。
  4. 【請求項4】 さらに,前記第2シリンダと前記第2ピ
    ストンとの接触部を遮蔽する第2シール材を備えること
    を特徴とする,請求項1,2または3のいずれかに記載
    の駆動機構。
  5. 【請求項5】 さらに,前記第2ピストンに復元力を印
    加し前記弁体を前記外壁から離隔する戻し手段を備える
    ことを特徴とする,請求項1,2,3または4のいずれ
    かに記載の駆動機構。
  6. 【請求項6】 前記第1シリンダと前記第2シリンダと
    は,一体化されてシリンダハウジングを形成することを
    特徴とする,請求項1,2,3,4または5のいずれか
    に記載の駆動機構。
  7. 【請求項7】 さらに,前記弁体が前記外壁から受ける
    反力に対抗して前記シリンダハウジングを支持する耐反
    力手段を備えることを特徴とする,請求項6に記載の駆
    動機構。
  8. 【請求項8】 前記シリンダハウジングには,前記内部
    空間に前記流体の不足分を補充する補充システムが接続
    されていることを特徴とする,請求項6または7に記載
    の駆動機構。
  9. 【請求項9】 さらに,第1ピストンと前記シリンダハ
    ウジングとの間に設置され,前記弁体により前記貫通孔
    を塞ぐことのできる位置に前記シリンダハウジングが達
    するまでの間,前記シリンダハウジングと前記第1ピス
    トンとの位置関係を一定に保持する弾性体を備えること
    を特徴とする,請求項6,7または8のいずれかに記載
    の駆動機構。
JP26990799A 1999-09-24 1999-09-24 弁体の駆動機構 Withdrawn JP2001090848A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26990799A JP2001090848A (ja) 1999-09-24 1999-09-24 弁体の駆動機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26990799A JP2001090848A (ja) 1999-09-24 1999-09-24 弁体の駆動機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001090848A true JP2001090848A (ja) 2001-04-03

Family

ID=17478894

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26990799A Withdrawn JP2001090848A (ja) 1999-09-24 1999-09-24 弁体の駆動機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001090848A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006022393A (ja) * 2004-07-09 2006-01-26 Yuzo Mori 超精密処理装置
WO2018168878A1 (ja) * 2017-03-16 2018-09-20 日新電機株式会社 ゲートバルブ装置
JPWO2019193791A1 (ja) * 2018-04-02 2021-05-13 株式会社島津製作所 真空装置および分析装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006022393A (ja) * 2004-07-09 2006-01-26 Yuzo Mori 超精密処理装置
JP4595413B2 (ja) * 2004-07-09 2010-12-08 森 勇蔵 超精密処理装置
WO2018168878A1 (ja) * 2017-03-16 2018-09-20 日新電機株式会社 ゲートバルブ装置
TWI759444B (zh) * 2017-03-16 2022-04-01 日商日新電機股份有限公司 閘閥裝置
JPWO2019193791A1 (ja) * 2018-04-02 2021-05-13 株式会社島津製作所 真空装置および分析装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4919123B2 (ja) 処理基板収納ポッド及び処理基板収納ポッドの蓋開閉システム
US8596312B2 (en) Gas charging apparatus, gas discharging apparatus, gas charging method, and gas discharging method
US8349085B2 (en) Substrate processing apparatus
KR100736376B1 (ko) 곡선의 슬릿 밸브 도어
JP4624458B2 (ja) 密閉容器及び該密閉容器の蓋開閉システム
US6056267A (en) Isolation valve with extended seal life
US9752703B2 (en) Methods and apparatus to reduce shock in a slit valve door
US7134668B2 (en) Differential pumping seal apparatus
US6799394B2 (en) Apparatus for sealing a vacuum chamber
JP5263633B2 (ja) 密閉容器及び該密閉容器の蓋開閉システム
JP2001090848A (ja) 弁体の駆動機構
CN110600394B (zh) 用于半导体热处理设备的排风系统、半导体热处理设备
JP2015035612A (ja) ノズル駆動ユニットおよびガス注入装置
JP4877662B2 (ja) 密閉容器及び該密閉容器の蓋開閉システム
US10578218B2 (en) Vacuum valve
JP3310578B2 (ja) ゲートバルブ
JP5467599B2 (ja) 気密装置シャッタ開閉機構
JP2005030459A (ja) 真空排気弁
JP4632111B2 (ja) 遮断弁の弁構造
KR20100021150A (ko) 로드락 챔버 및 그를 포함하는 기판처리장비
JP3433207B2 (ja) ゲートバルブ
JPH10335406A (ja) ドア開閉機構
JP2002323149A (ja) ゲートバルブ
JP2003148635A (ja) ゲートバルブ
JP6614278B2 (ja) 容器パージ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20061205