JP2001090828A - 自動変速機用電動油圧ポンプ制御装置および方法 - Google Patents

自動変速機用電動油圧ポンプ制御装置および方法

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JP2001090828A JP26984899A JP26984899A JP2001090828A JP 2001090828 A JP2001090828 A JP 2001090828A JP 26984899 A JP26984899 A JP 26984899A JP 26984899 A JP26984899 A JP 26984899A JP 2001090828 A JP2001090828 A JP 2001090828A
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H61/0021Generation or control of line pressure
    • F16H61/0025Supply of control fluid; Pumps therefore

Abstract

(57)【要約】 【課題】自動変速機を搭載した自動車の油圧源として、
無駄な流量を抑えて燃費を向上でき、またエンジン停止
モードを伴う自動車にも用いることができる油圧発生装
置を提供する。 【解決手段】電動油圧ポンプ21および電動油圧ポンプ
制御装置22を設け、自動変速機制御における変速比指
令およびライン圧指令に応じて、また変速時に必要な流
量を確保するのに必要最小限のポンプ元圧を発生させる
様にポンプ電動機を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車用油圧ポンプ
の制御に係り、特に自動変速機の油圧源として、さらに
エンジンが停止するモードを有する自動車に用いるに好
適な、電動機駆動式油圧ポンプの制御装置及び方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】自動車用の自動変速機では、駆動力を伝
達する摩擦部材の押し付け力を与えるために油圧を用い
るのが一般的である。このため従来はエンジン回転力で
駆動する油圧ポンプを自動変速機の中に内蔵していた。
【0003】しかしこのようにエンジンで直接駆動する
方式では、エンジンの回転速度の変化が大きいため、吐
出圧や吐出量を望みの値に調整することが困難であっ
た。すなわちトルクが大きい時ほど変速機の伝達力を大
きくするために高い油圧を必要とするが、トルクが大き
い時に必ずしもエンジン回転数が高いとは限らない。低
回転でも十分な油量・油圧を確保するように設計してお
くと、高回転時に油量が余るため無駄に捨てざるを得な
い。このため例えば「自動車工学、1987年2月号、
P47,第13図」に示すような可変容量型ベーンポン
プを用いて、高回転時にベーンポンプの偏心量を小さく
して吐出量を下げる等の工夫がなされてきた。しかしポ
ンプ出力を制御する範囲は限られており、どうしても余
った圧油をレギュレータ弁で無駄に捨てることになる。
このことはエンジンの出力を無駄に使っていることにな
り、燃費の点で改善が望まれている。
【0004】さらに燃費を向上させ排気ガスを低減させ
るために、一時停止中にもエンジンを停止させるいわゆ
るアイドリングストップ制御を行う自動車では、エンジ
ンで油圧ポンプを駆動すると、発進時等に油圧が不足し
て変速機が正常な動作を行うことができないために、独
立した油圧源が望まれている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的はかかる
要求に対して、エンジンによる直接駆動をやめて電動油
圧ポンプを用いるものとし、変速機が要求する油圧・油
量に基づいて必要最小限の油圧・油量を発生させる電動
油圧ポンプ制御方式を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】このため本発明において
は、原動機、該原動機の出力を変速して車輪に伝達する
自動変速機、該自動変速機の変速比を指令する変速比指
令発生手段、前記自動変速機の摩擦部材に印加する油圧
を指令するライン圧指令発生手段、前記変速比指令およ
びライン圧指令の少なくとも一つに応じて前記自動変速
機の油圧を制御する油圧制御手段、該油圧制御手段に圧
油を供給する電動油圧ポンプ、前記変速比指令およびラ
イン圧指令の少なくとも一つに応じて該電動油圧ポンプ
の電動機出力を指令する電動機出力指令発生手段、該電
動機出力指令に応じて前記電動油圧ポンプの電動機出力
を制御する電動機制御手段を設けた。
【0007】変速比指令発生手段は、車速およびアクセ
ルペダル踏み角やエンジンのスロットル開度あるいは駆
動トルク等に応じて変速比を指令するが、この制御方式
については例えば特開平8−334155 号に開示されてい
る。
【0008】ライン圧指令発生手段は、エンジンのスロ
ットル開度や駆動トルクおよび変速機入力回転数や車速
等に応じてライン圧を指令するが、この制御方式につい
ては例えば特開平8−210449号に開示されている。
【0009】電動機出力指令発生手段は、油圧ポンプの
起動/吐出制御/停止の各段階に応じてそれぞれの回転
数あるいはトルク指令を発生する。
【0010】起動時には遠心力でポンプのベーンを開か
せるため、あるいは油圧制御手段の油圧回路に油を充填
するため、高速の回転数指令を所定の条件で発生する。
停止時には油圧回路に蓄圧された油を放圧するため、徐
々に低減する回転数指令を所定の条件で発生する。
【0011】吐出制御中は油圧制御手段から変速機の摩
擦部材に供給される油量、および油圧制御手段の中の制
御弁から逃がされる油量を計算して、これらを供給する
のに必要な回転数を指令する。あるいはライン圧指令を
実現できる元圧を発生するのに必要なポンプ電動機トル
クを指令する。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は本発明の第一の実施形態で
ある電動油圧ポンプ制御装置を示す。エンジン1の出力
は自動変速機2を介して車輪3を駆動する。自動変速機
2はプラネタリギヤによりギヤ比を変更する方式を例に
示してあるが、平行軸式等他の形式の自動変速機でもよ
い。
【0013】自動変速機2はトルクコンバータ4,プラ
ネタリギヤとクラッチによる変速機構5,終段ギヤを含
む伝達ギヤ列6等より成る。変速機構5には図示しない
クラッチやブレーキ等の複数の摩擦部材が設けられてお
り、これらの摩擦部材を制御する油圧制御手段7が設け
られている。油圧制御手段7には締結する摩擦部材を選
択するための変速ソレノイドバルブ、および締結摩擦部
材に印加する油圧を制御するライン圧ソレノイドバルブ
が設けられている。
【0014】自動変速機制御装置8には変速ソレノイド
バルブを駆動する変速ソレノイド駆動部9,ライン圧ソ
レノイドバルブを駆動するライン圧ソレノイド駆動部1
0が設けられている。
【0015】また自動変速機制御装置8には、クランク
角センサ11で検出したエンジン回転数Ne,タービン
センサ12で検出したトルクコンバータの出力回転数す
なわち変速機構5の入力軸回転数Nin,車速センサ1
3で検出した自動変速機2の出力軸回転数No,アクセ
ルペダルセンサ14で検出したアクセルペダルの踏み角
APO,スロットルセンサ15で検出したスロットル弁
の開度TVO,ライン圧センサ16で検出したライン圧
PL等を入力している。
【0016】自動変速機制御装置8はこれらのセンサ入
力に応じて二つの制御を行う。変速比指令部17は、車
速とスロットル開度あるいはアクセルペダルの踏み角に
応じて最適な変速比を計算し、前記変速ソレノイド駆動
部9に対して変速比指令を与える。ライン圧指令部18
は、スロットル開度とエンジン回転数・入力軸回転数お
よび出力軸回転数から算出される伝達トルクを基に最適
なライン圧を計算し、前記ライン圧ソレノイド駆動部1
0に対してライン圧指令を与える。
【0017】自動変速機制御装置8のさらに詳細な説明
は、本発明の主旨ではなくまた当業者にとっては良く知
られた技術であるので省略する。
【0018】エンジン制御装置19は、クランク角セン
サ11で検出したエンジン回転数および進角度、アクセ
ルペダルセンサ14で検出したアクセルペダルの踏み角
APO,スロットルセンサ15で検出したスロットル弁の開
度TVO,アクセルペダルを踏んでいないときに導通す
るアクセルスイッチ20の信号を入力し、燃料噴射量と
点火進角度を制御するが、詳細な説明は本発明の主旨で
はなく、また当業者にとっては良く知られた技術である
ので省略する。
【0019】本実施形態においてはこれらの従来からあ
る構成要素のほかに、新たに電動油圧ポンプ21および
電動油圧ポンプ制御装置22を設けた。
【0020】電動油圧ポンプ21は自動変速機2の油圧
源として油圧制御手段7に油を供給する。電動油圧ポン
プ制御装置22はポンプ電動機の回転数およびトルクを
制御するもので、自動変速機制御装置8の制御するライ
ン圧を達成するのに必要最小限の油圧・油量を供給する
ように制御する。このため自動変速機制御装置8の変速
比指令部17およびライン圧指令部18の出力,前記ア
クセルスイッチ信号,ブレーキペダルに設けられたブレ
ーキスイッチ34の信号,前記ライン圧PLを入力す
る。
【0021】電動油圧ポンプ制御装置22はポンプ電動
機駆動部23と、ポンプ電動機制御指令部24より成
り、具体的な構成を図2に示す。
【0022】ポンプ電動機駆動部23は半導体スイッチ
25による3相インバータ26を構成しており、油圧ポ
ンプ21に直結された3相誘導電動機27を駆動する。
本実施形態では3相インバータと3相誘導電動機の組み
合わせを示したが、3相同期電動機でも良いことはいう
までもない。いずれにせよポンプ電動機制御指令部24
の指令に応じて、3相交流の周波数によりポンプ電動機
の回転数を制御し、出力電流によりポンプ電動機のトル
クを制御する。そのためにはポンプ電動機の回転数や位
相あるいは電流を検出して、ゲート制御部28において
フィードバック制御を行うことになるが、これは電動機
制御の一般的方法であるので説明を省略する。なお、イ
ンバータ26の代りにチョッパを用い、直流電動機を駆
動してもよい。
【0023】ポンプ電動機制御指令部24は、変速指令
すなわち自動変速機制御装置8の変速比指令部17の出
力,ライン圧指令すなわち同ライン圧指令部18の出
力,ライン圧センサ16で検出したライン圧PLおよび
図示しない油温センサで検出した油温を入力し、そのラ
イン圧を加えたときに油圧制御手段7の中の各バルブか
らドレインに逃がす流量を計算する。本実施形態では各
変速段毎に油温をパラメータにした流量マップ29を用
いているが、個々のバルブの特性を式の形で入れておい
ても良い。こうして算出した流量をポンプ1回転当たり
の吐出量Dpで割ると必要な回転数が求められるので、
ポンプ電動機駆動部23に回転数指令を与える。
【0024】なおポンプを起動するときは起動制御指令
部30が回転数指令を発生する。ベーンポンプを用いた
場合は、遠心力でベーンを開かせるため初めに高速で回
す必要がある。そこで起動制御指令部30が所定時間高
速指令を出すが、実際のライン圧PLが所定値になれば
起動を完了したので、所定時間内であっても通常のポン
プ電動機制御に戻す。
【0025】またポンプを停止するときは停止制御指令
部31が、所定の低減率で回転数を低下させる回転数指
令を発生する。これは油圧制御手段7の中に残った油圧
を徐々に低下させてポンプへの逆流を防ぐためである
が、この場合にも実際のライン圧PLが所定値以下にな
れば停止制御を中断してポンプ電動機の電源を遮断す
る。
【0026】この電動油圧ポンプ制御装置22は、他の
自動変速機制御装置8やエンジン制御装置19と同様
に、マイクロコンピュータによる制御装置として構成さ
れ、図3のようなハード構成である。すなわちマイクロ
プロセッサー101は、センサ16,20のほか図示し
ない各種センサからの入力信号を入力回路104を通し
て入力し、読み出し専用メモリ102からプログラムや
データを読み出し、ランダムアクセスメモリ103を使
って数値演算や論理演算を行う。演算処理した信号は、
出力回路としてのインバータ26を通してポンプ電動機
としての3相誘導電動機27を動作させる。
【0027】ソフトウエアは図4のように構成され、入
力信号処理110でセンサおよび他のロジックからの信
号を入力して、通常制御判定ロジック111で通常制御
状態であることを判定すると、流量計算部112で通常
時の必要流量を計算し、回転数計算部113でモータ回
転数に変換する。流量計算部112の動作を図5のフロ
ーチャートに示す。通常制御判定に続いて状態判定ロジ
ック200において自動変速機の状態を判定する。
【0028】ここで特殊な状態すなわち極低温状態であ
るとか、停車あるいは停車寸前であるとかを判定した場
合は、その状態に応じてあらかじめ決められた流量を設
定する。すなわち極低温時には油の粘性が高いので油圧
制御手段7の動作速度が遅くなり、変速ショックが発生
して変速性能を確保できないばかりでなく、変速時の油
圧上昇が遅いとクラッチが滑って変速機構を破損する恐
れもある。そのためライン圧を最大にして安全性を確保
すると共に、油の循環による発熱を促して早く通常温度
にするようにポンプ流量を最大に制御する。
【0029】一方、停車中あるいは停車寸前では、駆動
トルクや回生制動トルクはほぼ零になるのでライン圧は
必要ない。そこで極低車速を検知したらポンプ流量を最
小に制御する。但しポンプを停めるとベーンが閉じてし
まうので、ベーンが閉じない程度の低速でポンプを回転
させる。
【0030】自動変速機の状態が通常の状態であると判
定されたら、ロジック201において変速モード毎にラ
イン圧ソレノイドバルブから選択されたクラッチに至る
流路を決定し、ロジック202でその流路に充填される
油量を計算する。多板クラッチ押圧ピストンのシリンダ
容積はほぼ一定であるとするが、クラッチ板が擦り減っ
てくるとストロークが増えるので、シリンダ容積を学習
補正するようにしてもよい。特にバンドブレーキのピス
トンは面積が大きい上に、逆向きに変位させる場合があ
るので、状態を区分けして学習補正することが有効にな
る。
【0031】ロジック203ではその流路にある全ての
スプール弁からドレインに逃がされる油量を計算する。
これは指示ライン圧に対する各弁の流量式を用いてもよ
いが、油温により油の粘度が変化して流量が変わるの
で、図6に示すようにあらかじめ油温毎に設定したマッ
プを用いてライン圧で検索してもよい。
【0032】このようにして算出した消費流量に、ロジ
ック202で算出した流量を加えて回転数計算部113
に入力する。
【0033】図4において通常制御判定ロジック111
で通常制御状態でないと判定された場合は、さらに起動
/停止判定ロジック114でキースイッチON/OFF
信号、あるいは上位の総合制御装置からの起動/停止要
求信号により、起動制御か停止制御かを判定する。
【0034】起動制御ロジック115では、油温を考慮
して高速で回すべき時間を決め、ベーンが開くまで高速
の回転数指令を発生する。但しライン圧センサ16で検
出した実際の油圧PLが所定の条件を満足すれば、起動
制御は完了したとみなして所定時間以内でも起動制御を
終了する。
【0035】停止制御ロジック116では、停止制御判
定時の回転数を所定の低減率で減少させ、所定時間保持
した後停止制御終了信号を発生して電源遮断可能を知ら
せる。但しライン圧センサ16で検出した実際の油圧P
Lが所定の条件を満足すれば、停止制御は完了したとみ
なして所定時間以内でも停止制御を終了する。
【0036】本実施形態によれば、自動変速機制御装置
8で制御するライン圧を実現するのに必要な元圧を、必
要最小限のポンプモータ出力で無駄なく発生するので、
燃費を向上することができる。
【0037】以上の実施形態では有段の自動変速機を例
に説明したが、本発明の電動油圧ポンプ制御を無段自動
変速機に適応しても良いことはもちろんである。無段変
速機の場合、一般に変速用ピストンの面積が大きくかつ
ストロークが長いので、ロジック202の変速流量計算
はこのシリンダ容積が支配的になる。変速比は変速用ピ
ストンの位置により決まるので、現在の変速比から指令
された変速比へ移行するのに必要なプーリの変位を計算
し、シリンダに送り込む油量を計算する。この計算は毎
回計算式で行ってもよいが、変速比と変位および流量の
関係をあらかじめ計算してテーブルに記憶させておいて
もよい。
【0038】本発明の第2の実施形態を図7に示す。図
1と同じものには同一符号を付してある。第一の実施形
態と異なるのは新たに始動電動発電機32および電動発
電機制御装置33を設けたことである。
【0039】始動電動発電機32はエンジンに直結して
設けられ、エンジン始動時にはスタータモータとして図
示しないバッテリからの電流で動作し、エンジン回転中
は充電用オルタネータとして、また下り坂においては回
生ブレーキ発電機として動作してバッテリにエネルギを
回生する。
【0040】このため電動発電機制御装置33は、前記
アクセルスイッチ信号,前記ブレーキスイッチ信号,エ
ンジン回転数Ne,出力軸回転数Noのほか、図示しな
いブレーキ制御装置との協調制御を行うための信号,バ
ッテリの充電状況信号等を入力する。このようなシステ
ムにおいては、エンジンの始動/停止が電子制御で実現
できるため、走行時以外はエンジンを停めるいわゆるア
イドリングストップ運転を行うことができる。すなわち
信号待ちなどの一時停止の場合にもエンジンを停止さ
せ、アクセルを踏んだ時にエンジンを始動して発進す
る。こまめにエンジンを停止することで、排気ガスの発
生を抑制するとともに、燃料消費量を抑制することがで
きる。
【0041】電動発電機制御装置33の動作を図8によ
り説明する。入力信号処理400で上記入力信号を読み
込み、モード判定401において、前記ブレーキスイッ
チ信号および前記アクセルスイッチ信号が共にONであ
れば運転者は走行意思がないので、エンジン停止と判定
しエンジン制御装置19に信号を送りエンジンを停止す
る。
【0042】ブレーキを離した時セレクトレバーの位置
がニュートラル(N)又はパーキング(P)以外であれ
ば次のモード判定402に移行する。モード判定402
においてエンジンが停止していたらエンジン始動モード
へ移行する。始動制御は完爆判定404によりエンジン
完爆が確認されるまで繰り返される。
【0043】モード判定402においてエンジンが回転
中であれば発電モードへ移行し、制動判定410におい
て、アクセルが踏まれていないのに加速する時あるいは
ブレーキ力が不足している時には回生制動モードへ移行
する。制動力制御ロジック411では、ブレーキ制御装
置との協調制御のための信号あるいは車速の変化に応じ
て、望みの減速度が得られる制動力制御を行う。
【0044】制動判定410において回生制動モードで
ない場合には充電モードへ移行し、充電制御ロジック4
12は、エンジン出力に余裕があってバッテリの充電量
が少ない時は充電を行う。但しいつでも回生制動モード
に移行できるように、充電量に余力を持たせる制御を行
う。
【0045】このようなシステムにおいては、電動油圧
ポンプ制御装置22は図9のように動作させる。図4と
同じロジックには同じ符号を付けてある。
【0046】通常制御判定111において、起動判定は
最初にキースイッチを入れたときだけ行われ、その後は
エンジンを一時停止させてもキースイッチを切る訳では
ないので、いつも通常制御と判定する。そこで次段にエ
ンジン状態判定ロジック120を設けエンジンの一時停止
を判定する。エンジンが停止中で車速がゼロの時は油圧
は必要なく、バッテリも充電されないので出来るだけポ
ンプを停めるようにしたいが、ポンプを停めるとベーン
が閉じてしまうので、ベーンが閉じない程度の低速で回
転させるエンジン停止中制御を行う。
【0047】本実施形態によれば、電動油圧ポンプをエ
ンジンにより直接駆動しなくてもよいので、エンジン停
止モードを伴う自動車に好適な油圧源を提供することが
でき、必要最小限の元圧を供給して燃費を向上すること
ができる。
【0048】上記実施形態によれば、油圧制御に必要な
最小限の油量を計算して元圧を発生するので、無駄な油
をドレインに落とすことなく、効率の良い油圧制御シス
テムを構築できる。これによりエンジンが直接油圧ポン
プを駆動する必要がないので燃費が向上するという効果
が得られる。さらに、油圧ポンプをエンジンにより直接
駆動しなくてもよいので、エンジンが停止するモードを
有する自動車にも適用可能な油圧源を提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の制御システムの構成
を示すブロック図である。
【図2】本発明の電動油圧ポンプ制御装置の構成を示す
ブロック図である。
【図3】本発明の電動油圧ポンプ制御装置のマイクロコ
ンピュータを用いたハード構成を示す構成図である。
【図4】本発明の電動油圧ポンプ制御装置のプログラム
構成を示すフローチャートである。
【図5】流量計算部のプログラム構成を示すフローチャ
ートである。
【図6】消費流量特性の一例を示す特性図である。
【図7】本発明の第2の実施形態の制御システムの構成
を示すブロック図である。
【図8】本発明の第2の実施形態における電動発電機制
御装置のプログラム構成を示すフローチャートである。
【図9】本発明の第2の実施形態における電動油圧ポン
プ制御装置のプログラム構成を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1…原動機、2…自動変速機、7…油圧制御手段、17
…変速比指令発生手段、18…ライン圧指令発生手段、
21…電動油圧ポンプ、22…電動油圧ポンプ制御装
置、23…電動機駆動手段、24…電動機出力指令発生
手段、30…起動制御指令部、31…停止制御指令部、
32…電動発電機、33…電動発電機制御装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 一彦 茨城県ひたちなか市高場2477番地 株式会 社日立カーエンジニアリング内 Fターム(参考) 3J052 AA14 CA31 FB31 GC13 GC64 GC73 HA01 HA11 KA09 LA01

Claims (36)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原動機と、 該原動機の出力を変速して車輪に伝達する自動変速機
    と、 該自動変速機の変速比を制御する変速比指令発生手段
    と、 前記自動変速機の摩擦部材に印加する油圧を指令するラ
    イン圧指令発生手段と、 前記変速比指令およびライン圧指令の少なくとも一つに
    応じて前記自動変速機の油圧を制御する油圧制御手段
    と、 前記油圧制御手段に圧油を供給する電動油圧ポンプと、 前記変速比指令およびライン圧指令の少なくとも一つに
    応じて該電動油圧ポンプの電動機出力を指令する電動機
    出力指令発生手段と、 該電動機出力指令に応じて前記電動油圧ポンプの電動機
    出力を制御する電動機駆動手段と、を有する自動車の自
    動変速機用電動油圧ポンプ制御装置。
  2. 【請求項2】原動機と、 該原動機の出力を変速して車輪に伝達する自動変速機
    と、 該自動変速機の変速比を制御する変速比指令発生手段
    と、 前記自動変速機の摩擦部材に印加する油圧を指令するラ
    イン圧指令発生手段と、 前記変速比指令およびライン圧指令の少なくとも一つに
    応じて前記自動変速機の油圧を制御する油圧制御手段
    と、を備えた自動車の駆動系において、 前記油圧制御手段に圧油を供給する電動油圧ポンプ、 該電動油圧ポンプの電動機出力を指令する電動機出力指
    令発生手段、 該電動機出力指令に応じて前記電動油圧ポンプの電動機
    出力を制御する電動機駆動手段を設け、 前記電動機出力指令発生手段は、ブレーキが踏まれた状
    態では第一の電動機出力指令を、ブレーキが解放されか
    つアクセルペダルが踏まれていない状態では第二の電動
    機出力指令を、アクセルペダルが踏まれている状態では
    前記変速比指令およびライン圧指令の少なくとも一つに
    応じた電動機出力指令を発生することを特徴とする自動
    車の自動変速機用電動油圧ポンプ制御装置。
  3. 【請求項3】原動機、該原動機の出力を変速して車輪に
    伝達する自動変速機、 該自動変速機の変速比を制御する変速比指令発生手段、 前記自動変速機の摩擦部材に印加する油圧を指令するラ
    イン圧指令発生手段、 前記変速比指令およびライン圧指令の少なくとも一つに
    応じて前記自動変速機の油圧を制御する油圧制御手段、
    を備えた自動車の駆動系において、 前記油圧制御手段に圧油を供給する電動油圧ポンプ、 該電動油圧ポンプの電動機出力を指令する電動機出力指
    令発生手段、 該電動機出力指令に応じて前記電動油圧ポンプの電動機
    出力を制御する電動機駆動手段を設け、 前記電動機出力指令発生手段は、前記変速比指令から算
    出される前記変速用摩擦部材駆動用ピストンシリンダに
    供給する油量と、前記ライン圧指令から算出される前記
    油圧制御手段で消費される油量の和に応じて電動機出力
    指令を発生することを特徴とする自動車の自動変速機用
    電動油圧ポンプ制御装置。
  4. 【請求項4】原動機、該原動機の出力を変速して車輪に
    伝達する自動変速機、 該自動変速機の変速比を制御する変速比指令発生手段、 前記自動変速機の摩擦部材に印加する油圧を指令するラ
    イン圧指令発生手段、 前記変速比指令およびライン圧指令の少なくとも一つに
    応じて前記自動変速機の油圧を制御する油圧制御手段、
    を備えた自動車の駆動系において、前記油圧制御手段に
    圧油を供給する電動油圧ポンプ、 該電動油圧ポンプの電動機出力を指令する電動機出力指
    令発生手段、 該電動機出力指令に応じて前記電動油圧ポンプの電動機
    出力を制御する電動機駆動手段を設け、 前記電動機出力指令発生手段は、前記油圧制御手段の油
    温が所定値以下の時には低温用の電動機出力指令を発生
    することを特徴とする自動車の自動変速機用電動油圧ポ
    ンプ制御装置。
  5. 【請求項5】請求項1〜4において、 前記電動機出力指令は、電動機の回転速度指令であるこ
    とを特徴とする自動車の自動変速機用電動油圧ポンプ制
    御装置。
  6. 【請求項6】請求項1〜4において、 前記電動機出力指令は、電動機のトルク指令であること
    を特徴とする自動車の自動変速機用電動油圧ポンプ制御
    装置。
  7. 【請求項7】請求項1〜4において、 前記自動変速機が有段変速機であることを特徴とする自
    動車の自動変速機用電動油圧ポンプ制御装置。
  8. 【請求項8】請求項1〜4において、 前記自動変速機が無段変速機であることを特徴とする自
    動車の自動変速機用電動油圧ポンプ制御装置。
  9. 【請求項9】請求項1〜4において、前記電動油圧ポン
    プの始動時には、前記油圧ポンプ電動機出力指令発生手
    段が、所定値以上の回転速度指令を所定条件が成立する
    まで発生することを特徴とする自動車の自動変速機用電
    動油圧ポンプ制御装置。
  10. 【請求項10】請求項9において前記所定条件は、実際
    の油圧が所定値以上に達したことであることを特徴とす
    る自動車の自動変速機用電動油圧ポンプ制御装置。
  11. 【請求項11】請求項9において前記所定条件は、時間
    が所定値以上に達したことであることを特徴とする自動
    車の自動変速機用電動油圧ポンプ制御装置。
  12. 【請求項12】請求項1〜4において、 前記電動油圧ポンプを停止させる時には、前記油圧ポン
    プ電動機出力指令発生手段が、所定値以下の回転速度指
    令を所定条件が成立するまで発生してから、前記電動油
    圧ポンプを停止させることを特徴とする自動車の自動変
    速機用電動油圧ポンプ制御装置。
  13. 【請求項13】請求項12において前記所定条件は、実
    際の油圧が所定値以下に達したことであることを特徴と
    する自動車の自動変速機用電動油圧ポンプ制御装置。
  14. 【請求項14】請求項12において前記所定条件は、時
    間が所定値以上に達したことであることを特徴とする自
    動車の自動変速機用電動油圧ポンプ制御装置。
  15. 【請求項15】原動機、該原動機の出力を変速して車輪
    に伝達する自動変速機、 該自動変速機の変速比を制御する変速比指令発生手段、 前記自動変速機の摩擦部材に印加する油圧を指令するラ
    イン圧指令発生手段、 前記変速比指令およびライン圧指令の少なくとも一つに
    応じて前記自動変速機の油圧を制御する油圧制御手段、
    を備えた自動車の駆動系において、 前記油圧制御手段に圧油を供給する電動油圧ポンプを設
    け、 該電動油圧ポンプの電動機出力を前記変速比指令および
    ライン圧指令の少なくとも一つに応じて制御することを
    特徴とする自動車の自動変速機用電動油圧ポンプ制御方
    法。
  16. 【請求項16】原動機、該原動機の出力を変速して車輪
    に伝達する自動変速機、 該自動変速機の変速比を制御する変速比指令発生手段、 前記自動変速機の摩擦部材に印加する油圧を指令するラ
    イン圧指令発生手段、 前記変速比指令およびライン圧指令の少なくとも一つに
    応じて前記自動変速機の油圧を制御する油圧制御手段、
    を備えた自動車の駆動系において、 前記油圧制御手段に圧油を供給する電動油圧ポンプを設
    け、 該電動油圧ポンプの電動機出力を、ブレーキが踏まれた
    状態では第一のポンプ電動機出力値に、ブレーキが解放
    されかつアクセルペダルが踏まれていない状態では第二
    のポンプ電動機出力値に、アクセルペダルが踏まれてい
    る状態では前記変速比指令およびライン圧指令の少なく
    とも一つに応じたポンプ電動機出力値に制御することを
    特徴とする自動車の自動変速機用電動油圧ポンプ制御方
    法。
  17. 【請求項17】原動機、該原動機の出力を変速して車輪
    に伝達する自動変速機、 該自動変速機の変速比を制御する変速比指令発生手段、 前記自動変速機の摩擦部材に印加する油圧を指令するラ
    イン圧指令発生手段、 前記変速比指令およびライン圧指令の少なくとも一つに
    応じて前記自動変速機の油圧を制御する油圧制御手段、
    を備えた自動車の駆動系において、 前記油圧制御手段に圧油を供給する電動油圧ポンプを設
    け、 該電動油圧ポンプの電動機出力を、前記変速比指令から
    算出される前記変速用摩擦部材駆動用ピストンシリンダ
    に供給する油量と、前記ライン圧指令から算出される前
    記油圧制御手段で消費される油量の和に応じて制御する
    ことを特徴とする自動車の自動変速機用電動油圧ポンプ
    制御方法。
  18. 【請求項18】原動機、該原動機の出力を変速して車輪
    に伝達する自動変速機、 該自動変速機の変速比を制御する変速比指令発生手段、 前記自動変速機の摩擦部材に印加する油圧を指令するラ
    イン圧指令発生手段、 前記変速比指令およびライン圧指令の少なくとも一つに
    応じて前記自動変速機の油圧を制御する油圧制御手段、
    を備えた自動車の駆動系において、前記油圧制御手段に
    圧油を供給する電動油圧ポンプを設け、 該電動油圧ポンプの電動機出力を、前記油圧制御手段の
    油温が所定値以下の時には低温用の電動機出力となるよ
    うに制御することを特徴とする自動車の自動変速機用電
    動油圧ポンプ制御方法。
  19. 【請求項19】請求項15〜18において、 前記電動機出力は、電動機の回転速度であることを特徴
    とする自動車の自動変速機用電動油圧ポンプ制御方法。
  20. 【請求項20】請求項15〜18において、 前記電動機出力は、電動機のトルクであることを特徴と
    する自動車の自動変速機用電動油圧ポンプ制御方法。
  21. 【請求項21】請求項15〜18において、 前記自動変速機が有段変速機であることを特徴とする自
    動車の自動変速機用電動油圧ポンプ制御方法。
  22. 【請求項22】請求項15〜18において、 前記自動変速機が無段変速機であることを特徴とする自
    動車の自動変速機用電動油圧ポンプ制御方法。
  23. 【請求項23】請求項15〜18において、前記電動油
    圧ポンプの始動時には、前記油圧ポンプ電動機を所定値
    以上の回転速度で所定条件が成立するまで回転させるこ
    とを特徴とする自動車の自動変速機用電動油圧ポンプ制
    御方法。
  24. 【請求項24】請求項23において前記所定条件は、実
    際の油圧が所定値以上に達したことであることを特徴と
    する自動車の自動変速機用電動油圧ポンプ制御方法。
  25. 【請求項25】請求項23において前記所定条件は、時
    間が所定値以上に達したことであることを特徴とする自
    動車の自動変速機用電動油圧ポンプ制御方法。
  26. 【請求項26】請求項15〜18において、前記電動油
    圧ポンプを停止させる時には、前記油圧ポンプ電動機を
    所定値以下の回転速度で所定条件が成立するまで回転さ
    せてから停止することを特徴とする自動車の自動変速機
    用電動油圧ポンプ制御方法。
  27. 【請求項27】請求項26において前記所定条件は、実
    際の油圧が所定値以下に達したことであることを特徴と
    する自動車の自動変速機用電動油圧ポンプ制御方法。
  28. 【請求項28】請求項26において前記所定条件は、時
    間が所定値以上に達したことであることを特徴とする自
    動車の自動変速機用電動油圧ポンプ制御方法。
  29. 【請求項29】原動機、該原動機の出力を変速して車輪
    に伝達する自動変速機、 該自動変速機の変速比を制御する変速比指令発生手段、 前記自動変速機の摩擦部材に印加する油圧を指令するラ
    イン圧指令発生手段、 前記変速比指令およびライン圧指令の少なくとも一つに
    応じて前記自動変速機の油圧を制御する油圧制御手段、 該油圧制御手段に圧油を供給する電動油圧ポンプ、 前記変速比指令およびライン圧指令の少なくとも一つに
    応じて該電動油圧ポンプの電動機出力を指令する電動機
    出力指令発生手段、 該電動機出力指令に応じて前記電動油圧ポンプの電動機
    出力を制御する電動機駆動手段、を設けたことを特徴と
    する自動車。
  30. 【請求項30】請求項29において、 前記電動機出力指令発生手段は、ブレーキが踏まれた状
    態では第一の電動機出力指令を、ブレーキが解放されか
    つアクセルペダルが踏まれていない状態では第二の電動
    機出力指令を、アクセルペダルが踏まれている状態では
    前記変速比指令およびライン圧指令の少なくとも一つに
    応じた電動機出力指令を発生することを特徴とする自動
    車。
  31. 【請求項31】請求項29において、 前記電動機出力指令発生手段は、前記変速比指令から算
    出される前記変速用摩擦部材駆動用ピストンシリンダに
    供給する油量と、前記ライン圧指令から算出される前記
    油圧制御手段で消費される油量の和に応じて電動機出力
    指令を発生することを特徴とする自動車。
  32. 【請求項32】請求項29において、 前記電動機出力指令発生手段は、前記油圧制御手段の油
    温が所定値以下の時には低温用の電動機出力指令を発生
    することを特徴とする自動車。
  33. 【請求項33】原動機、該原動機の出力を変速して車輪
    に伝達する自動変速機、 該自動変速機の変速比を制御する変速比指令発生手段、 前記自動変速機の摩擦部材に印加する油圧を指令するラ
    イン圧指令発生手段、 前記変速比指令およびライン圧指令の少なくとも一つに
    応じて前記自動変速機の油圧を制御する油圧制御手段、 該油圧制御手段に圧油を供給する電動油圧ポンプ、 前記変速比指令およびライン圧指令の少なくとも一つに
    応じて該電動油圧ポンプの電動機出力を指令する電動機
    出力指令発生手段、 該電動機出力指令に応じて前記電動油圧ポンプの電動機
    出力を制御する電動機駆動手段、 前記原動機に接続された電動発電機、該電動発電機の駆
    動/制動力および発電量を制御する電動発電機制御手
    段、を設けたことを特徴とする自動車。
  34. 【請求項34】請求項33において、 前記電動機出力指令発生手段は、ブレーキが踏まれた状
    態では第一の電動機出力指令を、ブレーキが解放されか
    つアクセルペダルが踏まれていない状態では第二の電動
    機出力指令を、アクセルペダルが踏まれている状態では
    前記変速比指令およびライン圧指令の少なくとも一つに
    応じた電動機出力指令を発生することを特徴とする自動
    車。
  35. 【請求項35】請求項33において、 前記電動機出力指令発生手段は、前記変速比指令から算
    出される前記変速用摩擦部材駆動用ピストンシリンダに
    供給する油量と、前記ライン圧指令から算出される前記
    油圧制御手段で消費される油量の和に応じて電動機出力
    指令を発生することを特徴とする自動車。
  36. 【請求項36】請求項33において、 前記電動機出力指令発生手段は、前記油圧制御手段の油
    温が所定値以下の時には低温用の電動機出力指令を発生
    することを特徴とする自動車。
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