JP2001088635A - 運転状態監視装置 - Google Patents

運転状態監視装置

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JP2001088635A
JP2001088635A JP26912999A JP26912999A JP2001088635A JP 2001088635 A JP2001088635 A JP 2001088635A JP 26912999 A JP26912999 A JP 26912999A JP 26912999 A JP26912999 A JP 26912999A JP 2001088635 A JP2001088635 A JP 2001088635A
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JP
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vehicle
unit
accident
abnormal driving
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JP26912999A
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English (en)
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Michimasa Taoka
道正 田岡
Katsushi Oneda
克司 大根田
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Marelli Corp
Original Assignee
Calsonic Kansei Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 事故前における車両の走行情報を確実に記録
できる運転状態監視装置を提供する。 【解決手段】 GPSからの位置データに基づいて車両
の位置を所定時間毎に検出する車両位置検出手段と、異
常運転を検出する異常運転検出手段と、計時手段と、前
記異常運転検出手段によって運転者の異常運転を検出し
たとき、前記車両位置検出手段から出力される位置デー
タを、前記計時手段からの時間データと共に記憶するメ
モリとを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、居眠り運転等の
異常運転によって発生する交通事故の解析に必要とされ
る事故データを記録する運転状態監視装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の装置としては、例えば特
開平6−107031号に示されているようなものがあ
る。すなわち、図5において、移動装置1は、センサ部
21からの出力信号をインタフェース部22でディジタ
ル化し、車両の走行情報として制御部27のマイクロコ
ンピュータ271を介して記憶部28に書き込む。記憶
部28はSRAMで構成され、その記憶領域は350に
分割され、その各記憶領域への書き込みはマイクロコン
ピュータ271によって制御される。
【0003】また、移動装置1にはGPS受信部25が
設けられ、人工衛星からの測位用電波を受信して位置演
算部26に供給し、その出力に基づく車両の現在位置を
マイクロコンピュータ271に走行情報として出力す
る。さらに、移動装置1には衝突事故を検知する加速度
センサ23が設けられており、該加速度センサ23から
の検出出力がA/D変換器24でデジタル信号に変換さ
れてマイクロコンピュータ271に入力され、マイクロ
コンピュータにおいて、重大衝突か否かの判断が行わ
れ、重大衝突と判断された場合には記憶部28に記憶す
ると共に、マイクロコンピュータ271は、通信部3を
介して記憶部28に記憶された事故データを基地局の固
定装置4に送信する。
【0004】固定装置4のデータ記録部7は、通信部
5、制御部6を介して受信した走行情報を一括保存す
る。データ記録部7に接続されたデータ解析装置9は、
データ解析部91と出力部92とで構成され、データ記
憶部7にアクセスして事故データを読み出し、読み出し
た事故データから事故状況の解析を行う。
【0005】次に、上記構成の動作説明を行うと、マイ
クロコンピュータ271で事故発生と判定された場合に
は、位置演算部26がGPS受信部25からの検出信号
に基づいて車両の現在位置を計算する。また、加速度セ
ンサ23で検出された車両の加速度データとセンサ部2
1で検出された各種の検出信号のデータを記憶部28に
記憶する。記憶部28は、書き込み時刻の最も古い走行
情報データをキャンセルし最新のデータに更新する。
【0006】また、制御部27のマイクロコンピュータ
271が加速度センサ23からの入力に基づいて重大衝
突と判断した場合には、通信部3を制御して基地局の固
定装置4に電話をかけ、電話がつながると、まず通報信
号を送信し、車両ナンバー、計測された車両の位置、自
車両において事故が発生した旨、その日時のデータで構
成されるものを、順次送信する。基地局では固定装置4
の制御部6が送信されてくるデータを受信すると、通報
部8に事故発生を表示し、オペレータに知らせ、これに
より解析に付すべき車両の走行情報の存在が報知され
る。次いで事故前後の走行情報データを順次、受信し、
データ記録部7に書き込む。
【0007】このように事故データは事故後に直ちに基
地局のデータ記録部7に保存されるから、事故処理作業
の進捗とは無関係に確実に記録に残り、速やかに事故状
況の解析に付される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来の運転状態監視装
置は以上のように構成されているので、データ記憶部7
に記憶された各種データは、古い順から廃棄され、新し
いデータに更新されるため、交通事故が発生する直前の
データしか記録されず、事故に至るまでの兆候が事前に
あったのか否かが判らないという問題点があった。
【0009】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、事故前における車両の走行情報を
確実に記録できる運転状態監視装置を得ることを目的と
する。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明に係る運転状態
監視装置は、GPSからの位置データに基づいて車両の
位置を所定時間毎に検出する車両位置検出手段と、異常
運転を検出する異常運転検出手段と、計時手段と、前記
異常運転検出手段によって運転者の異常運転を検出した
とき、前記車両位置検出手段から出力される位置データ
を、前記計時手段からの時間データと共に記憶するメモ
リとを備えるものである。
【0011】この発明に係る運転状態監視装置は、異常
運転検出手段が、車両位置検出装置から出力される車両
の位置に基づいて異常運転の種類を判別し、時間データ
と共にメモリに記憶されるものである。
【0012】
【発明の実施の形態】図1に本発明の運転状態監視装置
の全体図を示す。運転状態監視装置は車両に搭載される
移動装置10と、警察等の基地局に設置される固定装置
40より構成される。
【0013】移動装置10は、情報収集部20と通信部
30とで構成され、インタフェース部202でディジタ
ル化されたセンサ部201からの検出信号は、車両の走
行情報として制御部207のマイクロコンピュータ20
71を介して記憶部208に書き込まれる。記憶部20
8の記憶領域は350に分割されている。分割された各
記憶領域には、異常運転判断部2072が車両の異常運
転が検出された場合及び加速度センサ203からの加速
度信号に基づいてマイクロコンピュータ2071が重大
衝突であると判断した場合に、マイクロコンピュータ2
071から順次供給される。
【0014】また、移動装置10にはGPS受信部20
5が設けており、人工衛星からの測位用電波を受信し、
その位置演算部206がGPS受信部205から供給さ
れる検出信号に基づいて地上における車両の現在位置を
算出する。さらに、移動装置10に設けられた加速度セ
ンサ203は、車両の加速度を検出し、加速度センサ2
03から出力されるアナログの検出信号はA/D変換器
204でデジタル信号に変換されてマイクロコンピュー
タ2071に入力される。マイクロコンピュータ207
1は、その検出信号に基づいて重大衝突によるものであ
ったか否かを判断して、重大衝突が発生したと判断した
場合には、この判断を行った時刻を時計回路209から
時刻を読み取って、それを記憶部208の、アドレスの
小さい方から順に所定の記憶領域、すなわち前回書き込
んだ記憶領域の隣の記憶領域に書き込む。
【0015】また、マイクロコンピュータ2071に
は、通信部30が接続され、その通信部30によって記
憶部208に記憶されたデータを基地局の固定装置40
に無線で送信されると共に、基地局の固定装置40の電
話の呼び出しを事故の発生後に自動で行う。第2通信部
50で受信された走行情報は、制御部60を介してデー
タ記録部70に書き込まれる。
【0016】次に、上記構成のものの動作を図2〜図4
により説明する。図2は移動装置10の制御部207の
メインルーチンを示すもので、先ず電源が投入される
と、ステップ101からステップ102に進み、ステッ
プ102ではマイクロコンピュータ2071において記
憶部208への記憶が可能か否かを記録可フラグより判
定する。記憶が禁止されていなければカウント変数Nお
よび事故フラグをリセットし(ステップ103,10
4)、所定時間毎に起動する割り込み処理を開始する
(ステップ105)。
【0017】そして常時、事故発生の有無及び異常運転
の有無を判定して(ステップ106)、A/D変換器2
04を介して供給される加速度センサ203からの検出
信号に基づいて重大衝突事故発生と判定した場合及び異
常運転と判断された場合には事故フラグ及び異常運転フ
ラグを1にする(ステップ107)。また、ステップ1
06で重大事故は発生していないと判断された場合に
は、ステップ106で待つ。
【0018】次に、図3に示す割り込み処理のフローで
は、異常運転フラグが1、すなわちステップ201にお
いて、異常運転が行われた時は、ステップ205に進
み、また異常運転フラグが0で、異常運転が行われてい
ない時には、ステップ202に進み、ステップ202に
おいて事故が発生していない時は、ステップ205に進
み、位置演算部206がGPS受信部205からの検出
信号から車両の現在位置を計算する。
【0019】そして、センサ部201で検出された車両
の各種データと位置演算部206で算出された車両位置
データを記憶部208の中の、書き込み時刻の最も古い
データが記憶された記憶領域に上書きされ(ステップ2
06)、割り込み処理は終了する(ステップ207)。
すなわち記憶部208は、事故又は異常運転が発生して
いなければ割り込み処理ごとに書き込み時刻の最も古い
走行情報データが最新のデータに更新され、常に現在ま
での長い期間に亘って走行情報データを記憶している。
【0020】事故が発生すると、事故フラグが1(図2
のステップ107)となるから上記割り込み処理におい
て、ステップ202からステップ203に進みカウント
変数Nをインクリメントし、ステップ204でカウント
変数Nが規定値かどうかを判定する。規定値に達してい
なければ上記ステップ205〜207を実行する。カウ
ント変数Nは、割り込み処理ごとにステップ203で1
ステップずつ増加するからN回上記ステップ205〜2
07が実行される。
【0021】カウント変数Nが規定値に達すると(ステ
ップ204)、ステップ208に進み割り込みを禁止
し、制御部207が通信部30を制御して基地局の固定
装置40に電話をかける(ステップ209)。電話がつ
ながるとまず通報信号を送信する。通報信号は車両ナン
バー、最後のステップ205において計測された車両の
位置、自車両において事故が発生した旨、その日時のデ
ータで構成される(ステップ210)。次いで記憶部2
08に記憶された走行情報のデータを順次送信する(ス
テップ211)。
【0022】図4は基地局に設置される固定装置40の
制御部60のメインルーチンで、通信部50に受信があ
ると(ステップ301)、まず上記通報信号が読み込ま
れる(ステップ302)。事故発生を知らせるものであ
れば(ステップ303)、通報部80のCRTに事故発
生を表示させると共に、ブザーによりオペレータに知ら
せる(ステップ304)。これにより解析に付すべき車
両の走行情報の存在が報知される。次いで事故前後の所
定時間の間の走行情報データを順次、受信し、通報信号
のデータおよび事故前後の走行情報データよりなる事故
データをデータ記録部70に書き込む(ステップ30
5)。
【0023】事故データのデータ記録部70への書き込
みが終了すると、ステップ306に進む。ステップ30
6では、所定時間の間の車両の加速度のデータに基づい
て事故が重大かどうかを判定し、その旨を通報部80の
CRTに表示する(ステップ307)。
【0024】以上のようにこの発明によれば、異常運転
がされた時刻が記憶されているので、交通事故に至るま
での運転状況を確実に把握できる効果がある。
【0025】この発明によれば、異常運転の種類が解析
されてメモリに記憶されているので、メモリの記憶容量
が少なくて済む効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の運転状態監視装置のブロック図であ
る。
【図2】この発明の運転状態監視装置の作動を説明する
第1のフローチャートである。
【図3】この発明の運転状態監視装置の作動を説明する
第2のフローチャートである。
【図4】この発明の運転状態監視装置の作動を説明する
第3のフローチャートである。
【図5】従来の運転状態監視装置のブロック図である。
【符号の説明】
10 移動装置 20 情報収集部(走行情報収集手段) 30 通信部(送信手段) 40 固定装置 50 通信部(受信手段) 70 データ記録部(記憶手段) 80 通報部(通報手段) 203 加速度センサ(事故検知手段)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 GPSからの位置データに基づいて車両
    の位置を所定時間毎に検出する車両位置検出手段と、異
    常運転を検出する異常運転検出手段と、計時手段と、前
    記異常運転検出手段によって運転者の異常運転を検出し
    たとき、前記車両位置検出手段から出力される位置デー
    タを、前記計時手段からの時間データと共に記憶するメ
    モリとを備えてなる運転状態監視装置。
  2. 【請求項2】 異常運転検出手段は、車両位置検出装置
    から出力される車両の位置に基づいて異常運転の種類を
    判別し、時間データと共にメモリに記憶されてなること
    を特徴とする請求項1記載の運転状態監視装置。
JP26912999A 1999-09-22 1999-09-22 運転状態監視装置 Pending JP2001088635A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002347541A (ja) * 2001-05-24 2002-12-04 Denso Corp 車載用制御装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002347541A (ja) * 2001-05-24 2002-12-04 Denso Corp 車載用制御装置
DE10222869B4 (de) * 2001-05-24 2009-07-09 DENSO CORPORARTION, Kariya-shi Bordsteuersystem und -verfahren für Fahrzeuge

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