JP2011005880A - 異常検出装置、異常検出方法、異常検出システム - Google Patents

異常検出装置、異常検出方法、異常検出システム Download PDF

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Abstract

【課題】整備に伴う車載装置の異常が検出されても、サーバが故障による異常情報のみを受信可能な異常検出装置、異常検出方法及び異常検出システムを提供する。
【解決手段】異常が検出された時の位置情報を含む異常情報を記憶する異常情報記憶手段34と、修理工場の位置情報を記憶した道路地図情報記憶手段22と、異常が検出されなくても車両の車両情報を不定期又は定期適等の所定のタイミングでサーバに送信する送信手段33と、タイミングになった場合、異常情報記憶手段に記憶された異常情報の位置情報に基づき、異常を検出した時の車両の位置が修理工場から所定距離内でない異常情報のみを異常情報記憶部34から抽出する異常情報判別手段36と、を有し、送信手段33は、車両情報のみ、又は、異常情報判別手段36が抽出した異常情報がある場合は異常情報及び車両情報をサーバに送信する、ことを特徴とする。
【選択図】図8

Description

車両から情報センタに車両情報又は異常情報を送信する異常検出装置、異常検出方法及び異常検出システムに関する。
車両に搭載される種々の車載装置は、センサが検出する信号やコンピュータの処理結果等の情報に基づき電子制御装置により制御されるが、電子制御装置はさらに当該車載装置が正常に作動しているか否かを診断する自己診断機能を備える場合が多い。自己診断の結果は車両に記録され、後日、サービス工場などで異常の原因を解析するため等に用いられるが、より早期に異常の発生を収集するため、異常情報をその場で情報センタに送信する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
情報センタは、車両の異常情報を収集すると共に車両メーカやディーラーの品質管理サーバに送信するので、車両メーカやディーラーは異常の原因を解析しまた製品開発等に活用することができる。
また、サービス工場などでは、車両に記憶された自己診断の結果を専用のツール(以下、診断ツールという)で収集することがある。診断ツールは故障原因を調査するため疑似的な故障信号を車両に供給することができるので、電子制御装置は疑似信号に対し異常を検出して異常情報を情報センタに送信するおそれがある。このため、診断ツールが車両に接続された場合は、情報センタに異常情報を送信することを禁止する技術が提案されている(例えば、特許文献2参照。)。
特開2006−96325号公報 特開2005−41438号公報
しかしながら、特許文献1に記載されているように、全ての異常情報を情報センタに送信すると、部品交換など車載装置には不具合がない場合にも、異常を検出して異常情報として情報センタに送信してしまうという問題がある。
図1は、従来の異常検出システムの概略構成図を示す。車両110は車庫入れ時等に車両周辺にある障害物を検知し、その距離と方向を運転者に通知するクリアランスソナー装置(車載装置)を搭載している。クリアランスソナー装置は超音波センサ130をバンパ140に内蔵し、超音波センサ130の信号を検出する電子制御装置120は車体に設置されるので、整備のためにバンパ140を交換すると電子制御装置120と超音波センサ130の接続が切断されることになる。
電子制御装置120は超音波センサ130が検出する信号を直接監視しているため、超音波センサ130に何ら不具合が生じていなくても、接続が切断されるとクリアランスソナー装置の異常(断線)を検出する。したがって、この異常情報は情報センタ150に送信される。
かかる異常は、断線は整備のための部品交換時に一時的にのみ生じるものであって超音波センサ130の異常や接続線が断線して生じたものではないが、情報センタ150では異常が一時的なものなのか実際に不具合が生じているのかの切り分けが困難である。このため、車両メーカやディーラーにおける故障発生状況の解析の精度が低下するという問題が生じる。
また、特許文献2記載の技術によれば、情報センタ150への異常情報の送信を禁止できるが、そのためには診断ツールの接続が必要であるため、診断ツールを接続していないと部品交換できないという問題が生じる。また、サービス工場等における整備時には異常情報を情報センタ150に送信しないよう手動で設定することもできるが、設定を忘れることも否定できず、この設定は解除を忘れないようにタイマで元に戻るように(異常情報を送信するように)なっているため、所定時間が経過すると異常情報が送信されてしまう。
本発明は、上記課題に鑑み、整備に伴う車載装置の異常が検出されても、サーバが故障による異常情報のみを受信可能な異常検出装置、異常検出方法及び異常検出システムを提供することを目的とする。
上記課題鑑み、本発明は、車両に搭載された車載装置の異常を検出して異常情報をサーバに送信する異常検出装置において、異常が検出された時の位置情報を含む異常情報を記憶する異常情報記憶手段と、修理工場の位置情報を記憶した修理工場情報記憶手段と、異常が検出されなくても車両の車両情報を不定期又は定期的等の所定のタイミングでサーバに送信する送信手段と、タイミングになった場合、異常情報記憶手段に記憶された異常情報の位置情報に基づき、異常を検出した時の車両の位置が修理工場から所定距離内でない異常情報のみを異常情報記憶部から抽出する異常情報判別手段と、を有し、送信手段は、車両情報のみ、又は、異常情報判別手段が抽出した異常情報がある場合は異常情報及び車両情報を、前記サーバに送信する、ことを特徴とする。
本発明によれば、車両情報を送信するタイミングで異常情報を送信するので、通信機会が低減され異常検出装置の処理負荷を低減でき、また、通信の混雑を回避しやすくできる。
また、本発明の一形態において、異常情報記憶手段に記憶された異常情報の位置情報に基づき、異常を検出した時の車両の位置が修理工場から所定距離内の異常情報を異常情報記憶部から消去する異常情報消去手段と、を有し、タイミングになった場合、送信手段は、車両情報のみ、又は、前記異常情報記憶手段に異常情報が記憶されている場合は異常情報及び車両情報を、前記サーバに送信する、ことを特徴とする。
本発明によれば、修理工場又はその近くで検出された異常情報を消去できるので、異常を検出した時の車両の位置が修理工場から所定距離内でない異常の異常情報のみを送信できる。
また、本発明の一形態において、異常を検出した時の車両の位置が修理工場から所定距離内か否かを判定する異常検出位置判定部、を有し、異常が検出された場合、異常検出位置判定部が異常を検出した時の車両の位置が修理工場から所定距離内でないと判定した異常の異常情報のみを、送信手段が車両情報の送信に優先してサーバに送信する、ことを特徴とする。
本発明によれば、車両情報の送信タイミングを待たずに、車両の位置に応じて異常情報を送信するか否かを判定できるので、より早期に異常情報をサーバに送信できる。
整備に伴う車載装置の異常が検出されても、サーバが故障による異常情報のみを受信可能な異常検出装置、異常検出方法及び異常検出システムを提供することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面と参照しながら説明する。
図2は、本実施例の異常検出システム100の概略を説明する図である。ディーラーは主に車両11の販売店舗であるが、点検、整備、修理完了検査(以下、単に点検等という)などをユーザに提供するサービス工場15を併設するか少なくとも点検等が可能であるので、以下、ディーラーを単にサービス工場15という。また、以下では、期待される機能を提供できない状態(実際に故障している場合)を故障しているといい、実際に故障しているか否かに関わらず検出されるなんらかの不具合を異常という。
異常検出装置20を搭載した車両11A、11B(以下、区別しない場合、単に車両11という)は位置を検出する機能とサービス工場15の位置が登録された道路地図情報とを有している。そして、異常検出装置20は、車両11がサービス工場15から所定距離内の位置で発生した異常については異常情報を情報センタ13へ送信しない。図2では、車両11Aの異常検出装置20は異常情報を情報センタ13に送信せず、車両11Bは異常情報を情報センタ13に送信する。
なお、異常検出装置20は、異常が検出されない場合でも、車両11の位置情報、車速情報等の車両情報を情報センタ13に所定のタイミングで継続的に送信している。
サービス工場15では、点検等に伴う部品交換や擬似的な信号入力に伴い、車載装置が故障していない場合でも異常検出装置20が異常を検出することが多いので、サービス工場15から所定距離内の位置で検出された異常については異常情報を送信しないことで、実際には故障していない車載装置の異常情報を情報センタ13に送信することを防止できる。
また、サービス工場内だけでなくサービス工場15から所定距離とすることで、整備後の確認走行のためサービス工場15の周囲を走行しても、整備が完了していなかったために発生する異常の異常情報を情報センタ13に送信することを防止できる。例えば、磁気式の回転数センサをフロントエンジンフロントドライブの車両11に搭載した場合、カウントギア回転数センサの整備が完了したか否かの判定には、異常検出条件に車速≧○km/hにおける検査結果が含まれる。このため、カウントギア回転数センサの整備の完了は走行により検査することが多いが、本実施例によれば整備後の確認走行のためサービス工場15の周囲を走行しても、異常情報が情報センタ13に送信されることがない。
情報センタ13は、点検等による(本来の故障に起因した異常でない)異常情報を受信することがなく、実際の故障により送信される異常情報のみを受信できるので、故障解析の精度を向上させことができる。
〔異常検出装置20〕
図3は、本実施例の異常検出装置20と情報センタ13とを有する異常検出システム100の概略構成図を示す。車両11は、種々の車載装置による自己診断の結果、異常を検出した場合にその異常情報を収集し、情報センタ13へ送信する異常検出装置20を搭載している。
異常検出装置20は、例えば携帯電話網の基地局12や無線LANのアクセスポイント等を介してネットワーク14に接続し、例えばTCP(Transmission Control Protocol)/IP(Internet Protocol)やFTP(File Transfer Protocol)等のプロトコルを用いて、情報センタ13に異常情報を送信したり、情報センタ13や所定のサーバから交通情報等の種々の情報を受信する。
また、異常検出装置20が情報センタ13に送信する情報は異常情報に限られず、異常が検出されない場合でも異常検出装置20は車両11の位置情報、車速情報等の車両情報を例えば不定期又は定期的に情報センタ13に送信している。不定期に送信する場合には例えば所定の走行距離毎、信号等の一時停止時又は通信が混雑していない状態等で送信し、定期的に送信する場合には所定の時間毎に送信する。
情報センタ13はサーバ40及び情報センタ13が受信した異常情報及び車両情報を記憶する情報DB41を有する。情報センタ13は、異常情報に基づき故障した車載装置や原因を解析し、緊急の故障である場合には車両11に救急車両を派遣したり、車両11の乗員からの要請に応じて整備士を派遣する。また、情報センタ13は異常情報を車両メーカやディーラーの品質管理サーバに送信する。
図4は、異常検出システム100の機能ブロック図の一例を示す。以下では、修理の対象となる部品であるバンパ26と、部品に配置された被搭載部品である超音波センサ27とを例にして説明するが、本実施例の異常検出システム100は、バンパ26と超音波センサ27に限られず適用できる。さらに、図1で説明した点検等により生じる部品と被搭載部品の関係がなくても、サービス工場15から所定距離内で検出される異常に対し一律に適用できる。
異常検出装置20は異常検出ECU25により制御され、異常検出ECU25には、ナビゲーションシステムを制御するナビECU23、基地局12に接続する通信装置24、及び、車両周囲の障害物を検出するクリアランスソナーシステム30が、CAN(Controller Area Network)プロトコルやLIN(Local Interconnect Network)プロトコル等で時分割多重通信する構成を備える。
ナビECU23は、GPS(Global Positioning System)受信機21及び地図DB(Data Base)22と接続されている。GPS受信機21はGPS衛星から発信される電波の到達時間に基づき車両11の位置を検出する。ナビECU23はGPS受信機21が検出した位置に、ジャイロセンサにより検出した車両11の走行方向に車輪速センサにより検出した走行距離を累積して、走行中の車両11の位置を高精度に推定する。
また、地図DB22は、道路網をリンクとノードに置き換え、ノードの位置情報とノード間のリンクの接続情報を記憶する。したがって、ノードとリンクを辿ることで道路網を形成できる。また、本実施例の地図DB22にはサービス工場15とその位置情報が記憶されている。本実施例のサービス工場15は、上述したように点検等が可能なディーラーであるが、点検等が可能であればディーラーである必要はなく、ディーラーと提携した提携工場、独立したサービス工場を含む。なお、ナビECU23は車両11に現在位置や目的地周辺、目的地までの経路の道路地図を表示するためディスプレイを有する。
通信装置24は基地局12に接続すると共に、異常情報及び車両情報を所定のパケットに分解しそれぞれに情報センタ13のIPアドレスとパケット番号、及び、誤り訂正符号を付し、例えばOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)に従うOFDMの送信フレーム信号を生成してベースバンド信号をする。そしてベースバンド信号に例えばπ/4 QPSK変調を施し、この変調波をアンプで増幅してアンテナから送信する。
クリアランスソナーシステム30は、超音波センサ27と超音波センサ27の検出する距離情報に基づき障害物までの距離を検出する障害物検出ECU28とを有し、運転者の死角となりやすい場所に障害物があることや障害物までの距離を運転者に報知する。超音波センサ27は車両前部及び後部のバンパ26のバンパカバーに設けられた孔部に超音波の送受信部が配置されるようにバンパ26の内側に固定されている。前部のバンパ26には例えば左右のコーナに2個、後部のバンパ26には例えば左右のコーナと車幅の中央部に計3個の超音波センサ27が配置されている。
障害物検出ECU28は、超音波センサ27の信号に基づいて車両11に相対的に接近する障害物の有無を検出すると共に、障害物が存在する場合には車両11からその障害物までの距離を検出する。障害物検出ECU28は、バンパ26に配設される必要がなく、また、CPUなどの演算装置を備えるものであるから風雨にさらされるのを避けるため、車両側(例えばインストルメントパネル内)に配設される。
超音波センサ27は、例えば40kHz程度の超音波を発信し、発信された超音波が障害物に反射され超音波センサ27により受信されるまでの時間に応じた信号に基づき、バンパ26から例えば50cm〜100cm程度の障害物を検出する。なお、検知距離はユーザの設定により可変である。
障害物検出ECU28は、警報ブザー及びメータパネルの警告ランプに接続されており、所定距離以内に障害物が存在すると、警報音を吹鳴しまた警告ランプを点滅させるなどして、車両11の運転者に対して注意を喚起する。障害物検出ECU28は、障害物が存在する旨の警報を聴覚的に車両11の運転者に向けて発すると共に、障害物までの距離に応じてその警報パターン(例えばブザーの時間間隔、音の高低)を変えることにより緊急度を通知する。また、警告ランプは、複数ある超音波センサ27のうち障害物を検出した超音波センサ27がその表示パターン(例えば表示位置、領域、色)を変えることにより障害物の方向及び距離を視覚的に車両11の運転者に知らせる。なお、その障害物の車両11に対する位置を音声ガイドしてもよい。
異常検出ECU25は種々の車載装置が検出した異常情報を収集し、故障が検出された場合、メータパネルの警告ランプを点灯する。また、診断結果を示すダイアグコートに応じて、ナビECU23が有するディスプレイに異常の内容などを示すメッセージを表示してもよい。これにより乗員は異常の内容を把握して、適切な行動を取ることができる。
また、異常検出ECU25は、情報センタ13に異常情報を送信するコンピュータであって、CPUがプログラムを実行するか又はASIC(Application Specific Integrated Circuit)等のハードウェアにより、異常検出部31,車両情報収集部32、異常検出位置判定部35及び送信情報生成部33を実現する。また、異常情報記憶部34はフラッシュメモリやハードディスクドライブ等の不揮発メモリにより構成された、異常情報を記憶する記憶手段である。
なお、図4では異常検出ECU25を独立に設けたが、異常検出ECU25は例えばナビECU23のように処理能力の高いECUにより兼用してもよい。また、異常情報記憶部34も例えばナビECU23に接続された地図DB22と兼用し、その一部に記憶しておくことができる。これによりコストを低減でき車載スペースを節約できる。
異常検出部31は、障害物検出ECU28等の車載装置が超音波センサ27等の被搭載部品の異常を検出した場合に異常情報を収集し、また、車載装置に異常の有無を問い合わせ異常のある車載装置の異常情報を収集する。
異常検出位置判定部35は、異常が検出された時の車両11の位置情報に基づき地図DB22を参照し、異常が検出された時の車両11の位置から所定距離内にサービス工場15が存在するか否かを判定する。判定の結果、所定距離内にサービス工場15が存在しなければ、送信情報生成部33に異常情報の送信を要求する。
この所定距離は各サービス工場15に共通の固定値としてもよいし、例えば、サービス工場15に対応づけて個々の所定距離を地図DB22等に記憶しておいてもよい。固定値とする場合、異常検出ECU25の不揮発メモリに記憶されている。サービス工場15に対応づけて個々の所定距離を記憶しておくことで、修理の完了検査のためサービス工場15の周囲を走行する場合の走行ルートに応じた所定距離を登録できる。また、走行ルートが決定されている場合、所定距離でなく走行ルートの位置情報を地図DB22に記憶しておいてもよい。これにより、点検等のための異常か否かを精度よく判定できる。
図5(a)は異常情報の一例を示す。異常情報は、例えば異常が検出された時の緯度・経度・標高から成る位置情報、例えばダイアグコードである診断情報、異常検出時刻、オドメータから取得した走行距離情報、及び、異常が検出された時の車速情報を有する。なお、異常情報は固定的でなくてもよく、異常を生じた車載装置に応じて種々のセンサ情報を含みうる。
車両情報収集部32は、車載装置から情報センタ13に送信する車両情報を収集する。図5(b)は車両情報の一例を示す。車両情報は、例えば、収集時の位置情報、走行距離情報及び車速情報である。すなわち、異常情報と比べ、異常情報及び異常検出時刻を含まない。なお、車両情報の収集時刻等、解析に有効な他の情報を含めてもよい。また、車両情報は、異常検出装置20が車両情報を送信する直前に車両情報収集部32が収集してもよいし、車両情報を例えば定期的に記憶しておいてもよい。
送信情報生成部33は、定期的に車両情報を情報センタ13に送信する。また、異常が検出された場合は、異常情報を情報センタ13に送信する。送信情報生成部33は、図5(a)の異常情報及び図5(b)の車両情報に車両11の識別情報を付し、それぞれを所定のファイルに格納し送信情報を生成する。例えば、ファイルのファイル名により異常情報か車両情報かを区別してもよいし、異常情報か車両情報かを識別するメタデータを添付してもよい。
〔情報センタ13〕
情報センタ13のサーバ40は、CPU、RAM、ROM、不揮発メモリ及び入出力インターフェイスを備えたコンピュータを有し、CPUがプログラムを実行することで実現される情報格納部42及び異常情報抽出部44と、通信装置43を有する。通信装置43はインターネットなどのネットワーク14に接続された例えばNIC(ネットワークインターフェイスカード)である。車両11が送信した車両情報及び異常情報は、携帯電話等の通信会社のサーバを経て情報センタ13に送信される。情報センタ13の通信装置43は、IPアドレスを宛先に送信される車両情報及び異常情報からヘッダ等を取り除きエラー訂正等を施し、パケット番号に従い情報を組み立てて車両情報及び異常情報を受信する。
情報格納部42は、通信装置43が受信した車両情報及び異常情報を情報DB41に記憶させる。そして、異常情報抽出部44は、異常情報のみを抽出して品質管理サーバに送信したり、異常の内容を解析することで故障した車載装置や原因を解析する。これにより、例えば、同じ車載装置が故障しやすい車両11の種別、故障が生じやすい車速などの車両状況等を解析することが可能となる。
〔車両情報又は異常情報の送信手順〕
以上の構成を用いて、異常検出装置20が車両情報又は異常情報を送信する手順を説明する。本実施例では車両情報は定期的に送信することとする。これに対し、異常情報は不定期に検出されるので、車両情報と異常情報を別々のタイミングで送信する手順と、異常情報と車両情報とを同じタイミングで送信する手順が考えられる。本実施例では、異常が検出される毎に異常情報を送信する手順について図6のフローチャート図に基づき説明する。図6のフローチャート図は、例えばIG(イグニッション)がオンになるとスタートする。
IGがオンになると、異常検出部31は、車載装置の起動処理の一環として全ての車載装置に正常か否かを問い合わせる。これにより、走行開始前に異常を検出することを可能とする。
異常が検出されない場合(S10のNo)、異常検出装置20は定期的に車両情報を情報センタ13に送信する処理を繰り返す。車両情報収集部32は例えばタイマをカウントダウンして、タイマがゼロになると車両情報の送信タイミングであると判定する(S20)。この時間間隔は例えば5分〜60分程度の固定である。また、情報センタ13からの要求により可変となっていることが好ましい。例えば、情報センタ13の通信負荷が大きい場合に時間間隔を大きくしたり、交通量が多い道路では十分な車両情報が取得できるので時間間隔を大きくすることで、情報センタ13の負荷を低減できる。
送信タイミングになると車両情報収集部32は、車載装置から車両情報を収集する(S30)。車両情報は図5(b)に示したように、位置情報、走行距離情報及び車速情報である。
ついで、送信情報生成部33は、車両情報収集部32が収集した車両情報に宛先や車両情報であることを示すファイル名を付して車両情報を生成し(S40)、通信装置24から車両情報を送信する(S50)。異常が検出されなければ、異常検出装置20はステップS10〜S50の処理を繰り返す。なお、電波状態が不良のため情報センタ13と通信できない場合、異常検出装置20は電波状態が良好になり次第、車両情報を送信する。
ステップS10に戻り、異常検出部31が異常を検出した場合(S10のYes)、割込みが発生し異常検出装置20は異常情報の送信処理を実行する。異常情報が検出された場合、車両情報の送信タイミングとなっても異常情報の送信は車両情報の送信に優先される。
例えば、障害物検出ECU28が超音波センサ27の異常を検出した場合、その異常が異常検出部31に通知され、その直後に異常検出部31は図5(a)に示したように、位置情報、診断情報、異常検出時刻、走行距離情報及び車速情報の異常情報を異常情報記憶部43に記憶させる(S60)。
ついで、異常検出部31はIGオンの直後の起動処理と同様に他の車載装置に異常の有無を問い合わせる(S70)。このように、1つの車載装置の異常の検出をトリガーに他の車載装置の異常を検出することで、他の異常の看過を防止でき、ある車載装置に異常が生じると対になって異常を生じさせやすい車載装置の異常の検出が容易になる。他の車載装置が異常を検出した場合、異常検出部31は全ての異常情報を異常情報記憶部34に記憶させる。
ついで、異常検出位置判定部35は、異常情報毎に異常を検出した時の車両11の位置がサービス工場15から所定距離以内か否かを判定する(S80)。この場合、検出された一連の異常情報は互いに関連がある可能性が高いので、1つでもサービス工場15から所定距離以内であればステップS80の判定はYesとなる。
異常を検出した時の車両11の位置がサービス工場15から所定距離以内の場合(S80のYes)、送信情報生成部33は異常情報を送信しない(S90)。これにより、点検等のためサービス工場の周囲を走行するなどにより検出された異常情報が情報センタ13に送信されることを防止できる。情報センタ13に送信されなかった、サービス工場15から所定距離内で検出された異常情報は、不要な情報であるとして消去することができる。
異常を検出した時の車両11の位置がサービス工場15から所定距離以内でない場合(S80のNo)、送信情報生成部33は、異常情報に宛先や異常情報であることを示すファイル名を付して送信情報を生成し(S100)、通信装置24から送信情報を送信する(S110)。 なお、情報センタ13に送信された異常情報は消去してもよいし、少なくとも送信済みのフラグを立てておくことで同じ異常情報が情報センタ13に送信されることを防止する。異常検出装置20は、以上の処理を車両11が走行中、繰り返す。
なお、異常検出装置20は、検出された異常が走行に支障があるような場合は運転者に走行中止を要求する。早期にサービス工場15にて修理が必要な異常であれば警告ランプを点灯した状態を継続し、軽微な異常であれば特に乗員に通知しない。
以上説明したように、本実施例の異常検出装置20は、点検等のために検出される異常の異常情報を送信しないため、情報センタ13は故障発生状況等の解析の精度を向上させることができる。また、無駄な異常情報を送信しないので、異常検出装置20及び情報センタ13の通信負荷を低減できる。また、サービス工場15だけでなくサービス工場15から所定距離内を異常情報を送信しないエリアに含むことで、点検等に実際の走行が必要な車載装置にも対応できる。
実施例1で説明したように、本実施例の異常検出システム100では、異常の検出時における車両11の位置に基づき異常情報を情報センタ13に送信するか否かを決定する。実施例1では異常が検出される度に異常情報を情報センタ13に送信することとしたが、異常情報に異常検出時の位置情報を記録しておけば、情報センタ13に送信するタイミングは異常検出の直後でなくてもよい。そこで、本実施例では車両情報の送信タイミングに合わせて異常情報を情報センタ13に送信する異常検出装置20について説明する。
図7は、異常の検出時の位置を基準に異常情報を送信するか否かを決定する異常検出システム100を説明する図である。図7に示すように、サービス工場15から所定距離外で異常を検出した場合、異常情報を送信する時にサービス工場15から所定距離内に存在しても異常検出装置20は異常情報を情報センタ13に送信する。
・サービス工場15から所定距離外で異常が検出された車両11Cでは、その後、サービス工場15から所定距離内に移動しても異常情報が情報センタ13に送信される。
・サービス工場15から所定距離内で異常が検出される車両11Dでは、その後、サービス工場15から所定距離外に移動しても異常情報が情報センタ13に送信されない。
かかる送信手順を規定することで、定期的な車両情報の送信タイミングを設定しておき、異常情報は車両情報と共に情報センタ13に送信する設定となっていても、異常検出時におけるサービス工場15との距離というルールに基づき異常情報を送信するか否かを決定することができる。
図8は、本実施例の異常検出システム100の機能ブロック図の一例である。なお、図8において図4と同一構成部には同一の符号を付しその説明は省略する。
図8の異常検出システム100は、異常検出ECU25が異常情報判別部36を有する。異常情報判別部36は、異常情報記憶部34に記憶された異常情報が有する位置情報に基づき地図DB22を参照し、異常を検出した時の位置がサービス工場15から処理距離以内か否かを判定する。そして、所定距離以内でない異常情報のみ、送信情報生成部33にその異常情報の送信を要求する。
かかる構成により、異常情報を異常情報記憶部34に記憶しておき、異常を検出した時の位置がサービス工場15から所定距離内か否かを後から判定し、所定距離内でない異常情報のみを情報センタ13に送信することができる。
車両情報と共に異常情報を送信する手順について図9のフローチャート図に基づき説明する。なお、図9において図6と同一ステップについては同一の符号を付しその説明は簡単に行う。
異常検出部31が異常を検出すると(S10のYes)、異常検出部31が異常情報を異常情報記憶部34に記憶させ(S60)、他の車載装置に異常の有無を問い合わせる(S70)。送信情報生成部33は異常を検出した時に異常情報を送信せず、車両情報の送信タイミングとなるまで待機する(S20)。他の車載装置が異常を検出した場合は、同様に異常情報を異常情報記憶部34に記憶させる。
そして、車両情報の送信タイミングになると(S20のYes)、車両情報収集部32は、車載装置から車両情報を収集する(S30)。これにより車両情報を送信することができるが、図9では異常情報を車両情報と同じタイミングで送信するので、送信情報生成部33は異常情報記憶部34に異常情報が記憶されている否かを判定する(S35)。
異常情報が記憶されている場合(S35のYes)、異常情報判別部36は異常情報毎に異常を検出した時の車両11の位置がサービス工場15から所定距離以内か否かを判定する(S80)。すなわち、異常情報判別36は異常情報から位置情報を抽出し、位置情報が示す位置から所定距離内にサービス工場15が存在するか否かを地図DB22参照して判定する。異常情報判別部36は、異常を検出した時の車両11の位置がサービス工場15から所定距離以内でない異常情報のみ、送信情報生成部33に情報センタ13への送信を要求する。すなわち、送信情報生成部33は、異常を検出した時の車両11の位置がサービス工場15から所定距離以内の異常情報を送信しない(S90)。これにより、点検等のためサービス工場内で走行するなどにより検出された異常情報が情報センタ13に送信されることを防止できる。
なお、情報センタ13に送信された異常情報は少なくとも送信済みのフラグを立てておくことで同じ異常情報が情報センタ13に送信されることを防止する。異常情報記憶部34から消去してもよい。また、情報センタ13に送信されなかった、サービス工場15から所定距離内で検出された異常情報は、消去せずに記憶しておいても情報センタ13に送信されることはないが、不要な情報であるとして消去してもよいし、故障の解析のために保存しておいてもよい。
異常を検出した時の車両11の位置がサービス工場15から所定距離以内でない場合(S80のYes)、ステップS41に進み、車両情報のみを、又は、異常情報判別部36が送信を要求する異常情報が記憶されている場合には車両情報及び異常情報を、情報センタ13に送信する。送信情報生成部33は車両情報に宛先や車両情報であることを示すファイル名を付し、また、異常情報に宛先や異常情報であることを示すファイル名を付し、送信車両情報を生成し(S41)、通信装置24から送信情報を送信する(S51)。
したがって、本実施例の異常検出装置20は、実施例1の効果に加え、車両情報と異常情報を同じタイミングで送信するので通信機会が低減され、異常検出装置20の処理負荷を低減でき、また、通信の混雑を回避しやすくできる。
実施例2では、異常情報記憶部34に記憶された異常情報のうち、サービス工場15から所定距離内で検出された異常の異常情報は情報センタ13に送信しないこととしたが、送信の前にかかる異常情報を消去してもよい。サービス工場15から所定距離内で検出された異常の異常情報を消去しておけば、異常情報記憶部34に記憶されている異常情報はサービス工場15から所定距離外で検出されたものになるので、異常情報記憶部34に記憶されている異常情報を送信すればよいことになる。
図10は、本実施例の異常情報検出システムの機能ブロック図を示す。なお、図10において図8と同一構成部には同一の符号を付しその説明は省略する。
図10の異常検出システム100は、異常検出ECU25が異常情報消去部37を有する。異常情報消去部37は、異常情報記憶部34に記憶された異常情報が有する位置情報に基づき地図DB22を参照し、異常を検出した時の車両11の位置がサービス工場15から処理距離以内か否かを判定する。そして、所定距離以内で検出された異常情報は異常情報記憶部34から消去する。
かかる構成により、異常情報を異常情報記憶部34に記憶しておいても、サービス工場15から所定距離内で検出された異常の異常情報は消去されるので、所定距離内でない異常情報のみを情報センタ13に送信することができる。
図11は、サービス工場15から所定距離内で検出された異常の異常情報を予め消去しておき、車両情報と共に異常情報を送信する手順を示すフローチャート図である。なお、図11において図9と同一ステップについては同一の符号を付しその説明は簡単に行う。
異常検出部31が異常を検出すると(S10のYes)、異常検出部31が異常情報を異常情報記憶部34に記憶させ(S60)、他の車載装置に異常の有無を問い合わせる(S70)。
そして、異常情報消去部37は、異常情報記憶部34から異常情報を読み出し、異常情報が有する位置情報がサービス工場15から所定距離内の異常情報を異常情報記憶部34から消去する(S85)。
ついで、ステップS20に進み、車両情報収集部32は車両情報の送信タイミングとなるまで待機する(S20)。車両情報の送信タイミングになると(S20のYes)、車両情報収集部32は、車載装置から車両情報を収集する(S30)。これにより車両情報を送信することができるが、図11では異常情報を車両情報と同じタイミングで送信するので、送信情報生成部33は異常情報記憶部34に異常情報が記憶されている否かを判定する(S35)。
異常情報が記憶されている場合(S35のYes)、送信情報生成部33は異常情報記憶部34に記憶されている異常情報を読み出す(S120)。異常情報記憶部34に記憶されているのは、サービス工場15から所定距離内で検出されていない異常情報のみなので、記憶されている全ての異常情報を情報センタ13に送信すればよいことになる。
送信情報生成部33は、車両情報のみ、又は、異常情報が記憶されている場合には車両情報及び異常情報を含む送信情報を生成し(S41)、情報センタ13に送信する(S51)。
したがって、本実施例の異常検出装置20は、実施例1及び2の効果に加え、異常情報記憶部34に記憶された全ての異常情報を送信すればよいので、車両情報の送信タイミングにおける異常情報の取捨にかかる処理を解消し、車両情報の送信タイミングにおける処理負荷を低減できる。
従来の異常検出システムの概略構成図である。 異常情報検出システムの概略を説明する図である(実施例1)。 異常検出装置と情報センタとを有する異常検出システムの概略構成図である。 異常情報検出システムの機能ブロック図の一例である(実施例1)。 異常情報及び車両情報の一例である。 異常が検出される毎に異常情報を送信する手順を示すフローチャート図である。 、異常の検出時の位置を基準に異常情報を送信するか否かを決定する異常情報検出システムを説明する図である。 異常情報検出システムの機能ブロック図の一例である(実施例2)。 車両情報と共に異常情報を送信する手順を示すフローチャート図である(実施例3)。 異常情報検出システムの機能ブロック図の一例である(実施例3)。 サービス工場から所定距離内で検出された異常の異常情報を予め消去しておき、車両情報と共に異常情報を送信する手順を示すフローチャート図である。
符号の説明
11 車両
13 情報センタ
15 サービス工場
20 異常検出装置
31 異常検出部
32 車両情報収集部
33 送信情報生成部
34 異常情報記憶部
35 異常検出位置判定部
36 異常情報判別部
37 異常情報消去部
100 異常検出システム





Claims (5)

  1. 車両に搭載された車載装置の異常を検出して異常情報をサーバに送信する異常検出装置において、
    異常が検出された時の位置情報を含む異常情報を記憶する異常情報記憶手段と、
    修理工場の位置情報を記憶した修理工場情報記憶手段と、
    異常が検出されなくても車両の車両情報を不定期又は定期的等の所定のタイミングで前記サーバに送信する送信手段と、
    前記タイミングになった場合、前記異常情報記憶手段に記憶された異常情報の前記位置情報に基づき、異常を検出した時の車両の位置が修理工場から所定距離内でない異常情報のみを異常情報記憶部から抽出する異常情報判別手段と、を有し、
    前記送信手段は、車両情報のみ、又は、前記異常情報判別手段が抽出した異常情報がある場合は異常情報及び車両情報を、前記サーバに送信する、
    ことを特徴とする異常検出装置。
  2. 車両に搭載された車載装置の異常を検出して異常情報をサーバに送信する異常検出装置において、
    異常が検出された時の位置情報を含む異常情報を記憶する異常情報記憶手段と、
    修理工場の位置情報を記憶した修理工場情報記憶手段と、
    異常が検出されなくても車両の車両情報を不定期又は定期的等の所定のタイミングで前記サーバに送信する送信手段と、
    異常情報記憶手段に記憶された異常情報の前記位置情報に基づき、異常を検出した時の車両の位置が修理工場から所定距離内の異常情報を異常情報記憶部から消去する異常情報消去手段と、を有し、
    前記タイミングになった場合、前記送信手段は、車両情報のみ、又は、前記異常情報記憶手段に異常情報が記憶されている場合は異常情報及び車両情報を、前記サーバに送信する、
    ことを特徴とする異常検出装置。
  3. 車両に搭載された車載装置の異常を検出して異常情報をサーバに送信する異常検出装置において、
    異常が検出された時の位置情報を含む異常情報を記憶する異常情報記憶手段と、
    修理工場の位置情報を記憶した修理工場情報記憶手段と、
    異常が検出されなくても車両の車両情報を不定期又は定期的等の所定のタイミングで前記サーバに送信する送信手段と、
    異常を検出した時の車両の位置が修理工場から所定距離内か否かを判定する異常検出位置判定部、を有し、
    異常が検出された場合、前記異常検出位置判定部が異常を検出した時の車両の位置が修理工場から所定距離内でないと判定した異常の異常情報のみを、前記送信手段が車両情報の送信に優先して前記サーバに送信する、
    ことを特徴とする異常検出装置。
  4. 車両に搭載された車載装置の異常を検出し、異常が検出された時の位置情報を含む異常情報を記憶して、異常情報をサーバに送信する異常検出装置の異常検出方法において、
    異常が検出されなくても車両の車両情報を不定期又は定期的等の所定のタイミングで前記サーバに送信するステップと、
    異常を検出した時の車両の位置が、修理工場から所定距離内か否かを修理工場の位置情報を記憶した修理工場情報記憶手段を参照して判定するステップと、
    修理工場から所定距離内でない位置で検出された異常の異常情報のみを前記サーバに送信するステップと、
    を有することを特徴とする異常検出方法。
  5. 車両に搭載された車載装置の異常を検出して異常情報を送信する異常検出装置と、異常情報を受信するサーバとを有する異常検出システムにおいて、
    前記異常検出装置は、
    異常が検出されなくても車両の車両情報を不定期又は定期的等の所定のタイミングで前記サーバに送信する送信手段と、
    修理工場の位置情報を記憶した修理工場情報記憶手段と、を有し、
    前記送信手段は、異常を検出した時の車両の位置が修理工場から所定距離内でない異常の異常情報のみを前記サーバに送信し、
    前記サーバは、
    車両情報及び異常情報を受信する受信手段を有する、
    ことを特徴とする異常検出システム。
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