JP2006025048A - 遠隔診断システム及びこれに用いる統合制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明は、車両の診断に的確な情報を効率的に外部装置に送信することができる遠隔診断システムの提供を目的とする。
【解決手段】 車両から外部装置に送信されるダイアグ情報に基づいて該車両を診断する遠隔診断システムにおいて、車両内で発生する所定の事象に応答して、車両内の複数の電子部品に係るダイアグ情報を取得し、当該取得したダイアグ情報を一括して前記外部装置に送信する統合制御装置10を車両側に備えることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、車両から外部装置に送信されるダイアグ情報に基づいて該車両を診断する遠隔診断システム及びこれに用いる統合制御装置に関する。
従来から、車両から故障発生を知らせる故障情報を受信したセンタが、故障の診断に必要な情報項目を選定し、それらを送信するように車両に要求し、これに応じて車両が上記情報項目をセンタに送信する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、車両に異常が生じた場合に当該異常を故障情報としてセンタに送信する同様の構成において、故障情報を送信した車両の異常が解消された時に、当該異常の解消を知らせる修理済みコードをセンタに送信し、センタからの不要な修理・点検の要請(車両のユーザに対する要請)を無くす技術が知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開2002−109690号公報 特開平11−223578号公報
しかしながら、上記の従来技術では、センタと車両との間で情報のやり取りが複数回必要とされるので、通信効率が悪いという問題点がある。即ち、車両は故障情報をセンタに送信した後、更にセンタから要求される情報項目を取得・送信する必要があり、通信回数や通信費用、通信時間の観点から問題がある。また、センタへの故障情報の通知後、時間的又は地域的な変化による電波状態の変化によって、センタに情報項目を送信できなくなる事態も考えられる。
そこで、本発明は、車両の診断に的確な情報を効率的に外部装置に送信することができる遠隔診断システム及びこれに用いる統合制御装置の提供を目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の一局面によれば、車両から外部装置に送信されるダイアグ情報に基づいて該車両を診断する遠隔診断システムにおいて、
車両内で発生する所定の事象に応答して、車両内の電子部品に係る複数のダイアグ情報を取得し、当該取得したダイアグ情報を一括して前記外部装置に送信する統合制御装置を車両側に備えることを特徴とする、遠隔診断システムが提供される。
本局面において、前記所定の事象は複数存在し、前記統合制御装置は、それぞれの事象に応じた所定の電子部品に係るダイアグ情報を取得及び送信してよい。また、前記統合制御装置は、前記取得及び送信処理に用いるマップを有し、該マップは書き換え可能であってよい。また、前記マップには、車両内で発生する事象であって、前記取得及び送信のための処理を開始する際の事象が定義されてよい。また、前記マップには、電子部品のそれぞれに対するIDコードが定義され、該IDコードは、前記統合制御装置と前記電子部品との間の通信において通信先及び/又は通信元を特定するために用いられてよい。また、前記マップには、前記IDコードと共に統合制御装置から送信されるコマンドが定義され、電子部品は、コマンドに応じたダイアグ情報を前記統合制御装置に送信してよい。また、前記統合制御装置は、イグニションスイッチがオンからオフにされるまでを一単位とした1動作期間における所定の事象の発生の有無を判断し、今回の動作期間における判断結果が、前回以前の動作期間における判断結果と異なる場合、前記取得及び送信処理を実行してよい。また、前記統合制御装置は、車両状態に応じて、前記ダイアグ情報の取得処理の実行タイミングを変更してよい。
また、本発明のその他の局面によると、車両から外部装置に送信されるダイアグ情報に基づいて該車両を診断する遠隔診断システムにおいて、
車両内で発生する所定の事象に応答して該事象に関する情報を前記外部装置に送信する統合制御装置を車両側に備え、
該統合制御装置は、書き換え可能なマップを有し、前記所定の事象は、書き換えにより追加若しくは削除可能であることを特徴とする、遠隔診断システムが提供される。
本局面において、前記統合制御装置は、イグニションスイッチがオンからオフにされるまでを一単位とした1動作期間における所定の事象の発生の有無を判断し、今回の動作期間における判断結果が、前回以前の動作期間における判断結果と異なる場合、前記送信処理を実行してよい。
また、本発明のその他の局面によると、車両から外部装置に送信される情報に基づいて該車両を診断する遠隔診断システムにおいて、
車両内の電子装置が警告灯の点灯又は点滅を要求する事象に対して、前記外部装置に送信すべき情報であるか否かの判断を行う統合制御装置を車両側に備えることを特徴とする、遠隔診断システムが提供される。
本局面において、前記統合制御装置による判断は、前記電子部品に関わるシステムの異常を表わす事象であるか否かに基づいて実行されてよい。また、前記統合制御装置は、前記判断の基準となる判断基準が定義されたマップを有し、該判断基準は書き換え可能であってよい。また、前記統合制御装置は、一の電子部品からの前記要求に対して前記外部装置に送信すべき情報であると判断した場合、該一の電子部品のダイアグ情報と共に、該一の電子部品に関連した他の電子部品に係るダイアグ情報を前記外部装置に送信してよい。
本発明によれば、車両の診断に的確な情報を効率的に外部装置に送信することができる遠隔診断システム及びこれに用いる統合制御装置を得ることができる。
以下、図面を参照して、本発明を実施するための最良の形態の説明を行う。
図1は、本発明による遠隔診断システムの一実施例を示すシステム構成図である。本実施例の遠隔診断システムは、車両側に搭載される統合制御装置10と、車両に対して遠隔位置に設けられる外部装置40とを備える。
外部装置40は、典型的には、所定のサービスエリア毎に設けられるセンタであるが、例えば、カーディラー等にカーメーカーから支給されるツールであってもよい。外部装置40は、以下詳説する如く、車両を診断するのに有用な各種情報(車両内の電子部品に係る情報)を車両からダイアグ情報として受信する。外部装置40が受信したダイアグ情報は、外部装置40自体(例えば、センタ内の適切な端末)若しくは別の端末(例えば、ツールを介してダイアグ情報を受信するカーディラー内の端末)により適切に処理され、車両の診断に利用される。
統合制御装置10は、外部装置40との双方向通信が可能な通信モジュール12と、マスタ制御装置20とを備える。通信モジュール12は、マスタ制御装置20と一体的なモジュールであってよく、若しくは、マスタ制御装置20に取り外し可能に接続されるユニット(例えば、携帯電話のような情報端末)であってよい。あるいは、通信モジュール12は、マスタ制御装置20に無線通信網やLAN等を介して接続されるユニットであってよい。
マスタ制御装置20には、バスを介して車両内の複数の電子部品70が接続される。電子部品70は、車両に搭載される通常的な電子部品の他、メーターECU72のような各種の電子制御装置(ECU)及びセンサを含む。バスは、CAN(controller area network)、BEAN(双方向多重通信ネットワークの一種)、LIN等の通信プロトコルに基づくものであってよく、例えば、パワートレイン系の電子部品(例えば、エンジン、ブレーキ)にはCAN(高速)が用いられ、ボデー系の電子部品(例えば、ドア、シート等)にはBEANやCAN(中速)が用いられる。
マスタ制御装置20と各電子部品70との間では、種々の情報・データがバスを介して送受される。マスタ制御装置20には、各電子部品70からそれぞれの電子部品70に係るダイアグ情報がバスを介して送信される。
マスタ制御装置20は、外部装置40からダイアグ情報の送信要求を通信モジュール12により受信した際、若しくは、車両内で所定の事象が発生した際、適切なダイアグ情報を選別・収集し、通信モジュール12を介して外部装置40に当該ダイアグ情報を送信する。このようにマスタ制御装置20は、外部装置40と車両の各電子部品70との間の通信を統括する役割を果たす。以下、マスタ制御装置20の構成を詳細に説明する。
図2は、マスタ制御装置20の機能ブロック図である。マスタ制御装置20は、外部装置40へのダイアグ情報の送信(通知)の必要性を判断する送信要否判断部22と、送信すべきダイアグ情報を決定・取得するダイアグ情報取得部24とを備える。また、マスタ制御装置20は、マップ格納部26を備える。なお、マスタ制御装置20は、マイクロコンピューターから構成されてよく、マップ格納部26は、書き換え可能な不揮発性メモリ(例えば、EEPROM)として具現化されてよい。
図3は、本実施例のマスタ制御装置20による処理の流れを示すフローチャートである。
送信要否判断部22には、メーターECU72から警告発生状態を表わす信号(以下、警告情報)が送信される。尚、メーターECU72は、通常的な構成であってよく、各電子部品70(典型的には、ECU)から送られてくる警告点灯/点滅要求信号(以下、「ウォーニング信号」という)に応答して、警告ランプ(典型的には、インパネ部のインジケータランプ)を点灯/点滅させる。本実施例では、便宜上、送信要否判断部22は、メーターECU72からの警告情報を介して警告発生状態を検知するが、各電子部品70からのウォーニング信号に基づいてダイレクトに個々の電子部品70の状態を検知する構成であってもよい。
送信要否判断部22は、メーターECU72からの警告情報(ウォーニング信号)の種類に基づいて、外部装置40へのダイアグ情報の送信の要否を判断する(図3のステップ100)。この際、送信要否判断部22は、メーターECU72からの警告情報の種類に基づいて、外部装置40に送信するダイアグ情報を決定(選別)する。ダイアグ情報は、単なる故障(異常)の有無のみを知らせる情報、故障の箇所や程度を知らせる情報、更には故障発生前後の動作データ(システムやそれを構成する各電子部品の作動データ、フリーズフレームデータ)、故障(異常)の発生時点、その時点の車両位置や車速等の広範な情報を含んでよい。送信要否判断部22は、メーターECU72からの警告情報の種類に応じて、どのようなダイアグ情報が故障診断に有用であるかを判断する。尚、この判断は、マップ格納部26内のマップに基づいて実現されてよい。
このようにして送信要否判断部22により、外部装置40に特定のダイアグ情報を送信する必要があると判断されると、ダイアグ情報取得部24は、当該特定のダイアグ情報を収集・取得するために、特定の電子部品70に向けてダイアグ情報を要求する要求信号を送出する(図3のステップ110)。特定の電子部品70は、当該要求信号に応答して、ダイアグ情報をダイアグ情報取得部24に送信する(図3のステップ120)。
尚、このダイアグ情報取得部24によるダイアグ情報の取得処理は、ウォーニング信号の発生後可能な限り速やかに実行される。これにより、ウォーニング信号の発生時点の有用なダイアグ情報の取得が可能となる。また、同様の観点から、ウォーニング信号を生成した電子部品70は、ウォーニング信号の生成時点(若しくはその前後を含む)のデータ(典型的には、フリーズフレームデータ)を保持し、要求に応じてダイアグ情報取得部24に送信するように構成されてよい。
このようにして取得されたダイアグ情報は、そのデータ量に応じて圧縮の必要性が判断され(ステップ130)、通信モジュール12を介して外部装置40に一括して送信される(ステップ140,150)。尚、電波状態等の影響で通信モジュール12と外部装置40との間の通信が確立しない場合、送信データが一時的に記憶保持され、所定時間後に通信モジュール12から再度送信が試みられてよい。
このように、本実施例によれば、例えばセンタに通知すべき事象(特定のシステム異常)が車両内に発生した場合、当該事象に応じて必要とされるダイアグ情報の内容が車両側で判断され、必要なダイアグ情報が取得された段階で一括してセンタに送信される。このため、本実施例によれば、外部装置40との間で複数回通信を確立させることを要せず、必要なダイアグ情報を外部装置40に効率的に供給することができる。
また、事象によっては、ウォーニング信号を発生させた電子部品70(図3の部品B)に係るダイアグ情報のみならず、他の電子部品70(図3の部品C〜E)に係るダイアグ情報も取得され且つ一括で送信されるので、必要に応じて多くのダイアグ情報を効率的に(即ち一回の通信で)外部装置40に供給することができる。
次に、図4を参照して、本発明による遠隔診断システムの第2実施例の要部を説明する。以下で特に明示しない構成については上記実施例と同様であってよい。
本実施例の送信要否判断部22は、メーターECU72からの警告情報の種類に基づいて、外部装置40に当該情報を送信すべきか否かを判断する。尚、送信要否判断部22は、各電子部品70からのウォーニング信号に基づいて直接的に判断を行ってもよい。この判断は、各電子部品70からのウォーニング信号のビット列の相違に基づいて実現されてよい。この場合、ウォーニング信号には、送信の要否の相違に応じて異なるビット列が割り当てられる。例えば、図4に示すように、2つの異なる電子部品70から若しくは同一の電子部品70から2種類のウォーニング信号が、送られてきた場合、“送信要”を示すビット列(本例では、“0,0,1・・・”)に係る警告情報のみが通信モジュール12を介して外部装置40に送信される。尚、このようなウォーニング信号のフィルタ機能(即ち、外部装置40に送るべきものとそうでないものを切り分ける機能)は、メーターECU72側に設けられてよい。この場合、メーターECU72は、“送信要”を示すビット列を受信した際のみ、マスタ制御装置20に当該警告情報を送信するようにすればよい。
本実施例において、“送信要”のビット列が割り当てられるウォーニング信号は、システム異常を表わす信号である。システム異常とは、システムに何らかの異常(故障)が発生し、正常に作動することができない状態をいう。例えば、パワーステアリングコンピューターの場合、トルクセンサの断線、アシストモータのハーネスの断線等であり、パワーステアリングコンピューターの回路の故障(電圧異常や高温による回路素子の破壊)等を含む。また、システム異常は、オイル劣化やタイヤ空気圧不足等のメインテナンスをユーザに促すべき状態を含んでよい。従って、本実施例によれば、ウォーニング信号が生じた場合であっても、システム異常に関連しない信号(例えば、周囲環境の異常や、作動条件が整わない場合の異常を示す点灯/点滅要求信号、システム(車間制御システムや、ABS等)の作動中や制御中を示す点灯/点滅要求信号、バルブチェック時の点灯/点滅要求信号)であれば、外部装置40に送信されることは無い。これにより、無用な通信が防がれ、外部装置40の情報選別の負荷(又は外部装置40における不要な情報の蓄積)を低減することができる。
尚、本実施例において、外部装置40にマスタ制御装置20から送信される情報は、システム異常を表わす警告情報を含むが、上述の実施例と同様に、ウォーニング信号を発生した電子部品70のダイアグ情報や、他の関連したダイアグ情報が含められてもよい。この場合、当該他のダイアグ情報は、上述の実施例のように、マスタ制御装置20のダイアグ情報取得部24が警告情報の受信に応答して収集してもよく、若しくは、マスタ制御装置20に事前に取得されているものであってもよい(例えば、マスタ制御装置20のダイアグ情報取得部24がウォーニング信号の有無に拘らず定期的にダイアグ情報を取得する構成の場合)。何れの場合であっても、情報は外部装置40にマスタ制御装置20から一括に送信される。
この第2実施例の変形例として、ウォーニング信号に係る情報の送信要否の判断基準は、マップ格納部26内のマップに定義され、送信要否判断部22により参照されてよい。この場合、マップ格納部26内のマップ(判断基準)は、更新や変更のために書き換え可能とされる。例えば、この書き換えは、外部装置40から書き換えデータをダウンロードすることにより実現されてよい。なお、書き換えは、外部装置40側の要求又はユーザ側の要求の何れに基づくものであってよい。これにより、カーメーカーやユーザの都合に容易に対応することが可能であり(即ち判断基準の柔軟な変更が可能であり)、外部装置40をセンタとした場合、センタによる車両の管理が容易となる。
また、マスタ制御装置20のダイアグ情報取得部24が警告情報の受信に応答してダイアグ情報を取得・送信する構成の場合、ダイアグ情報取得部24が取得すべきダイアグ情報(即ち、外部装置40に送信されることになるダイアグ情報)は、警告情報毎にマップ格納部26内のマップに定義されていてよい。これにより、無用なダイアグ情報の取得が防止され(図5参照)、これに伴って、無用なダイアグ情報(図5では部品Eに係るダイアグ情報)が外部装置40に供給されることが防止される。この場合、同様に、マップ(即ち定義内容)は、更新や変更のために書き換え可能とされる。これにより、カーメーカーやユーザの都合に容易に対応することが可能となる。
次に、図6を参照して、本発明による遠隔診断システムの第3実施例の要部を説明する。以下で特に明示しない構成については上記第1実施例と同様であってよい。
本実施例のマスタ制御装置20は、マスタ制御装置20に接続されているはずの電子部品70(図6の部品D)が接続されていない状態に対処する。マスタ制御装置20は、事前に(即ち、ウォーニング信号が発生する前であって、例えば、イグニッションオン後の所定時間経過後に)マスタ制御装置20に接続されている電子部品70を把握しておく。これは、例えば要求信号に対する応答信号の有無に基づいて判断されてよい。マスタ制御装置20のダイアグ情報取得部24は、マスタ制御装置20に接続されていない電子部品70(図6の部品D)に対しては、ダイアグ情報の要求信号を送信しない(即ち、本来的にダイアグ情報の要求信号を送信すべき対象であっても送信しない)。これにより、必要なダイアグ情報のみを効率的に収集でき、また、接続されていない電子部品70からのダイアグ情報の到着待ちによる遅延を防止できる。
また、第3実施例の変形例として、マスタ制御装置20は、マスタ制御装置20に接続されている電子部品70を検出した際、外部装置40としてのセンタにその旨を通知してよい。この場合、センタ側においても未接続の電子部品70を把握することができ、以後送られ得る当該車両のダイアグ情報解析の際に補助情報として有用となる。尚、本実施例において、マスタ制御装置20に接続されていない電子部品70は、オプション設定の電子部品70として想定されてよい。この場合、車両毎の細かい仕様の相違に対しても共通のマップで対応することができる。
次に、図7〜図9を参照して、本発明による遠隔診断システムの第4実施例の要部を説明する。以下で特に明示しない構成については上記第1実施例と同様であってよい。
本実施例のマスタ制御装置20の送信要否判断部22は、同じ種類の事象が何度も発生した際に外部装置40への送信が頻繁になるのを防止するため、フィルタ機能を有している。以下、フィルタ機能について具体的に図7を参照して説明する。
図7は、ウォーニング信号の種類(チェックエンジン、エンジン油圧、ABS、エアバック等)を表わすビット名(AAA、BBB等)、及び、それに対応する動作規定が定義されたマップを示す。図8は、本実施例のマスタ制御装置20による処理の流れを示すフローチャートである。尚、図7のウォーニング確定時間は、ウォーニングが確定するまでの連続時間を示し、チャッタリング防止のために設定されている。送信要否判断部22は、ウォーニング信号がウォーニング確定時間連続して発生する場合には、ウォーニング事象が発生したと判断する(ステップ200)。送信要否判断部22は、マップの定義内容に基づいて、当該ウォーニング事象を外部装置40に送信すべき事象であるか否かを判断する(ステップ210)。外部装置40に送信すべき事象であると判断した場合、送信要否判断部22は、当該ウォーニング事象が前回の動作期間で生じていたか否か(即ち、前回の動作期間中に既に外部装置40に送信した事象か否か)を判断する(ステップ220)。ここで、動作期間について、イグニションスイッチがオンからオフにされるまでを1動作期間としてよい。
ウォーニング事象が前回の動作期間で生じていない場合(即ち、初回のウォーニング事象の場合)、上述の実施例と同様、マップの定義内容に基づいて、ダイアグ情報を取得する必要があるか否かが判断され(ステップ230)、その判断結果に応じて、ダイアグ情報取得部24による処理が実行される(ステップ240)。例えば、送信要否判断部22は、チェックエンジンに係るウォーニング信号が今回の動作期間で初めて発生した場合、送信要否判断部22は、図7のマップの定義内容に基づいて、外部装置40への送信が必要であると判断すると共に、ダイアグ情報取得部24によりダイアグ情報を取得する必要があると判断する。この際ダイアグ情報取得部24が取得すべきダイアグ情報についても、上述の実施例と同様、ウォーニング信号の種類と関連付けてマップに規定されていてよい。また、上述の実施例と同様、マップ(即ち定義内容)は、更新や変更のために書き換え可能とされてよい。このようにして得られた情報は、外部装置40に送信される(ステップ250)。
一方、今回の動作期間で発生した同一のウォーニング事象が前回の動作期間でも生じている場合、送信要否判断部22は、今回の動作期間では、外部装置40への送信が不要であると判断する。これにより、外部装置40に頻繁に同様の情報が送信されるのを防ぐことができる。尚、この送信要否判断部22によるフィルタ機能は、各ウォーニング事象毎に適用される。
図9は、送信要否判断部22によるフィルタ機能の好ましいその他の例を示すシーケンス図である。本例では、各ウォーニング事象毎にウォーニングカウンタWCが設定される。ウォーニングカウンタWCは、初期値が0であり、WC=0の際にウォーニング事象が発生した場合には最大のカウンタ値(本例ではWC=7)にカウントアップされる。WC=1〜6の際、一動作期間内にウォーニング事象が少なくとも1回発生した場合にはインクリメントされ、WC=1〜7の際、一動作期間内にウォーニング事象が発生しない場合にはデクリメントされる。送信要否判断部22は、ウォーニングカウンタWC=0のときは“正常”と判断し、WC≠0のときは“異常”と判断する。
本例の送信要否判断部22は、“正常”から“異常”若しくはその逆といったように状態変化がある場合に、外部装置40への送信が必要であると判断し、状態変化がない場合には、外部装置40への送信が不要であると判断する。従って、本例では、図9に示すように、ウォーニング事象が発生した後の各動作期間において、ウォーニング事象が発生し続ける場合には、外部装置40への送信が行われず、外部装置40に頻繁に同様の情報が送信されるのを防ぐことができる。一方、ウォーニング事象の発生状態が変化した場合には、車両の状態を再度診断する必要性が高く、また、有用なダイアグ情報が得られる可能性が高いため、外部装置40への送信が実現される。
次に、上記の各実施例に適用可能なダイアグ情報取得部24の好ましい実施例について説明する。
ダイアグ情報取得部24は、図10に示すように、ダイアグ情報を収集するため、ダイアグ情報の要求先の電子部品70に要求信号を送信する。この要求信号には、要求内容(即ち要求するダイアグ情報)を示すコマンドと共に、要求元であるマスタ制御装置20を示すIDコードと、要求先である電子部品70を示すIDコードとが含められる。従って、この要求信号を受けた電子部品70は、要求元であるマスタ制御装置20に向けて、要求内容に応じたダイアグ情報を送信することになる。
本実施例のダイアグ情報取得部24は、図11に示すように、ダイアグ情報の要求先となりうる各電子部品70(特に各種ECU)のIDコード、及び、各電子部品70に送信するコマンドが定義されたマップ(以下、「ダイアグテーブル」という)を用いて、要求信号を生成する。このダイアグテーブルは、上述の他のマップと同様、例えば外部装置40(特にセンタ)からダウンロードすることにより取得され、マップ格納部26内に保持される。
ダイアグテーブルは、更新や変更のために書き換え可能とされてよい。例えば、ダイアグテーブルは、上述の他のマップと同様、センタとしての外部装置40からの書き換え要求に応じて書き換えされてよく、若しくは、例えばバッテリ着脱等が原因で消去してしまった場合、マスタ制御装置20から自発的に外部装置40にアクセスすることで再取得されてよい。
外部装置40は、好ましくは、車種やグレード毎に、搭載されている電子部品70やバスの種類(LAN構成)に応じたダイアグテーブルを作成・保持する(上述の他のマップも同様、以下同じ)。外部装置40は、例えば所定の情報提供サービスの契約時に、契約車両の車種やグレードに対応するダイアグテーブルを契約車両のマスタ制御装置20に供給する。尚、外部装置40は、カーメーカーからの情報に基づいて、契約車両の車両型式を(例えば、車両ID等により)特定して車種やグレード(仕様)を判断できる。マスタ制御装置20は、当該ダイアグテーブルをマップ格納部26内に格納し、以後、このダイアグテーブルを用いて上述の処理を行う。これにより、搭載されている電子部品70や方式の異なるバスに対応できる各車両共通のダイアグテーブルを用いる構成に比して、各車両で保持するダイアグテーブルの容量を低減できる。また、ダイアグテーブルを書き換え可能とすることで、後発的な機能の拡張を含む改良や変更に柔軟に対応することができる。例えば、図10に示すように、同一車種においてマイナーチェンジにより車間制御システムが追加された場合でも、それに応じて新たな仕様のマスタ制御装置20を新規設定する必要が無く、単にダイアグテーブルを書き換えるだけでよくなる。
次に、図12を参照して、本発明による遠隔診断システムの第5実施例の要部を説明する。以下で特に明示しない構成については上記第1実施例と同様であってよい。
本実施例のマスタ制御装置20は、車両状態に応じて、ダイアグ情報取得部24により処理内容を変更する。例えば、図12(A)に示すように、車速が所定閾値を超える場合(本例では100km/h)等、車両の負荷が高い状態では、マスタ制御装置20は、外部装置40から要求があっても、当該要求に応答しない(即ち、ダイアグ情報取得部24による処理が実行されない)。この場合、車両の負荷が正常な負荷に復帰した段階で、ダイアグ情報取得部24による処理が開始されてよく、取得されたダイアグ情報が外部装置40に送信される。
また、マスタ制御装置20は、図12(B)に示すように、個別の電子部品70の負荷状態に応じて、ダイアグ情報取得部24により処理内容を変更してもよい。本例では、エンジン回転数が所定閾値を超える場合(本例では6000rpm以上)ため、ダイアグ情報取得部24は、エンジンECUにはダイアグ情報の要求信号を送出せず、残りの電子部品70に対してのみダイアグ情報の要求信号を送出する。この場合、エンジン回転数が正常に復帰した段階で、エンジンECUに要求信号を送出し、全ての必要なダイアグ情報を取得した後に、全てのダイアグ情報を一括して外部装置40に送信してよい。
同様に、マスタ制御装置20は、図12(C)に示すように、バスのトラフィックの混雑状態に応じて、ダイアグ情報取得部24により処理内容を変更してもよい。本例では、ボデー系のバスのトラフィックが混雑状態であるため、ダイアグ情報取得部24は、ボデー系のバスで接続された電子部品70には要求信号を送出せず、残りの電子部品70からダイアグ情報を収集する。この場合、トラフィックの混雑状態が解消された段階で、ボデー系の電子部品70に要求信号を送出し、全ての必要なダイアグ情報を取得した後に、全てのダイアグ情報を一括して外部装置40に送信してよい。
このように本実施例では、上述の場合の他にも、ECU演算高負荷時や制御不安定時等のような、システムとしてダイアグ情報取得に相応しくない場合には、本来的な制御を優先させ、車両としての外乱を可能な限り取り除くことで、遠隔診断システムの有用性と車両制御の高い安全性を両立させることができる。尚、同様の観点から、各種マップのダウンロード処理に対しても同様の中断・一時停止条件が設定されてよい。
以上、本発明の好ましい実施例について詳説したが、本発明は、上述した各実施例に制限されることはなく、本発明の範囲を逸脱することなく、上述した各実施例に種々の変形及び置換を加えることができる。
例えば、上述の各実施例では、外部装置40からの要求や、メーターECU72に供給されるウォーニング信号(ウォーニング事象の発生)に応答して、ダイアグ情報の取得・送信処理が実行されているが、各種ECUから直接的に供給されるダイアグコードに応答して、若しくは、メーターECU72に供給されない種のウォーニング信号やフェイル信号等に応答して、同様の処理が実行されてもよい。
また、外部装置40と統合制御装置10との情報にやり取りは、必ずしも無線通信である必要は無く、例えば外部装置40が携帯型のツールである場合、外部装置40と統合制御装置10とが電線で接続され、有線通信により情報のやり取りが実現されてよい。この場合、外部装置40との接続がなされるまで、統合制御装置10は送信データを内部で保持していてよく、或いは、外部装置40との接続がなされ、外部装置40からの要求に応答してダイアグ情報の取得・送信処理が実行されてもよい。
また、上述の各実施例の電子部品70は、ウォーニング信号を発生し、その後、マスタ制御装置20からの要求に応じてダイアグ情報をマスタ制御装置20に送信するものであったが、ウォーニング信号と同時に所定のダイアグ情報をマスタ制御装置20に送信してもよい。この場合、マスタ制御装置20のダイアグ情報取得部24は、当該電子部品70に対してダイアグ情報を要求する必要が無くなる。この際、他のダイアグ情報が不要な場合には、即座に(他の他のダイアグ情報の取得処理を経ることなく)、ウォーニング信号を発生した電子部品70に係るダイアグ情報を外部装置40に送信できる。
本発明による遠隔診断システムの一実施例を示すシステム構成図である。 マスタ制御装置20の機能ブロック図である。 第1実施例のマスタ制御装置20による処理の流れを示すフローチャートである。 遠隔診断システムの第2実施例の説明図である。 無用なダイアグ情報の取得が防止される例を示す説明図である。 遠隔診断システムの第3実施例の説明図である。 ウォーニング信号の種類に対応する動作規定が定義されたマップを示す表図である。 第4実施例のマスタ制御装置20による処理の流れを示すフローチャートである。 送信要否判断部22によるフィルタ機能のより好ましい実施例を示すシーケンス図である。 ダイアグ情報取得部24の好ましい実施例の説明図である。 ダイアグテーブルの一例を示す表図である。 遠隔診断システムの第5実施例の説明図である。
符号の説明
10 統合制御装置
12 通信モジュール
20 マスタ制御装置
22 送信要否判断部
24 ダイアグ情報取得部
26 マップ格納部
40 外部装置
70 電子部品
72 メーターECU

Claims (15)

  1. 車両から外部装置に送信されるダイアグ情報に基づいて該車両を診断する遠隔診断システムにおいて、
    車両内で発生する所定の事象に応答して、車両内の電子部品に係る複数のダイアグ情報を取得し、当該取得したダイアグ情報を一括して前記外部装置に送信する統合制御装置を車両側に備えることを特徴とする、遠隔診断システム。
  2. 前記所定の事象は複数存在し、前記統合制御装置は、それぞれの事象に応じた所定の電子部品に係るダイアグ情報を取得及び送信する、請求項1記載の遠隔診断システム。
  3. 前記統合制御装置は、前記取得及び送信処理に用いるマップを有し、該マップは書き換え可能である、請求項1記載の遠隔診断システム。
  4. 前記マップには、車両内で発生する事象であって、前記取得及び送信のための処理を開始する際の事象が定義される、請求項3記載の遠隔診断システム。
  5. 前記マップには、電子部品のそれぞれに対するIDコードが定義され、該IDコードは、前記統合制御装置と前記電子部品との間の通信において通信先及び/又は通信元を特定するために用いられる、請求項3記載の遠隔診断システム。
  6. 前記マップには、前記IDコードと共に前記統合制御装置から送信されるコマンドが定義され、前記電子部品は、前記コマンドに応じたダイアグ情報を前記統合制御装置に送信する、請求項5記載の遠隔診断システム。
  7. 前記統合制御装置は、イグニションスイッチがオンからオフにされるまでを一単位とした1動作期間における所定の事象の発生の有無を判断し、今回の動作期間における判断結果が、前回以前の動作期間における判断結果と異なる場合、前記取得及び送信処理を実行する、請求項1記載の遠隔診断システム。
  8. 前記統合制御装置は、車両状態に応じて、前記ダイアグ情報の取得処理の実行タイミングを変更する、請求項1乃至7の何れか1項に記載の遠隔診断システム。
  9. 車両から外部装置に送信されるダイアグ情報に基づいて該車両を診断する遠隔診断システムにおいて、
    車両内で発生する所定の事象に応答して該事象に関する情報を前記外部装置に送信する統合制御装置を車両側に備え、
    該統合制御装置は、書き換え可能なマップを有し、前記所定の事象は、書き換えにより追加若しくは削除可能であることを特徴とする、遠隔診断システム。
  10. 前記統合制御装置は、イグニションスイッチがオンからオフにされるまでを一単位とした1動作期間における所定の事象の発生の有無を判断し、今回の動作期間における判断結果が、前回以前の動作期間における判断結果と異なる場合、前記送信処理を実行する、請求項9記載の遠隔診断システム。
  11. 車両から外部装置に送信される情報に基づいて該車両を診断する遠隔診断システムにおいて、
    車両内の電子装置が警告灯の点灯又は点滅を要求する事象に対して、前記外部装置に送信すべき情報であるか否かの判断を行う統合制御装置を車両側に備えることを特徴とする、遠隔診断システム。
  12. 前記統合制御装置による判断は、前記電子部品に関わるシステムの異常を表わす事象であるか否かに基づいて実行される、請求項11記載の遠隔診断システム。
  13. 前記統合制御装置は、前記判断の基準となる判断基準が定義されたマップを有し、該判断基準は書き換え可能である、請求項12記載の遠隔診断システム。
  14. 前記統合制御装置は、一の電子部品からの前記要求に対して前記外部装置に送信すべき情報であると判断した場合、該一の電子部品のダイアグ情報と共に、該一の電子部品に関連した他の電子部品に係るダイアグ情報を前記外部装置に送信する、請求項11記載の遠隔診断システム。
  15. 請求項1乃至14の何れか1項に記載の遠隔診断システムで使用される統合制御装置。
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