JP2001088056A - エアツールの消音装置 - Google Patents
エアツールの消音装置Info
- Publication number
- JP2001088056A JP2001088056A JP26735299A JP26735299A JP2001088056A JP 2001088056 A JP2001088056 A JP 2001088056A JP 26735299 A JP26735299 A JP 26735299A JP 26735299 A JP26735299 A JP 26735299A JP 2001088056 A JP2001088056 A JP 2001088056A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- exhaust
- air
- noise
- gear chamber
- silencer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Percussive Tools And Related Accessories (AREA)
- Portable Power Tools In General (AREA)
- Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 歯車室から漏れる歯車の噛み合い音を低減す
ることによって、エアツールの低騒音化を図ることが可
能な消音装置を提供する。 【解決手段】 エアモータ7の回転を研磨材に伝える歯
車11、19を内蔵する歯車室33をケーシング6内に
形成し、上記歯車室33にエアを供給する供給入口35
と、エアを排気する排気出口36とを設けたエアツール
において、上記歯車室33の排気出口36近傍に消音材
32を配置し、歯車室33からの排気エアを上記消音材
32を通して排気する。
ることによって、エアツールの低騒音化を図ることが可
能な消音装置を提供する。 【解決手段】 エアモータ7の回転を研磨材に伝える歯
車11、19を内蔵する歯車室33をケーシング6内に
形成し、上記歯車室33にエアを供給する供給入口35
と、エアを排気する排気出口36とを設けたエアツール
において、上記歯車室33の排気出口36近傍に消音材
32を配置し、歯車室33からの排気エアを上記消音材
32を通して排気する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、エアグラインダ
やインパクトレンチ等のエアツールに好適に実施される
エアツールの消音装置に関するものである。
やインパクトレンチ等のエアツールに好適に実施される
エアツールの消音装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】エアツールにおいては、エアモータを駆
動源としているため、電気モータなどを駆動源とする一
般的な機械における騒音対策に加えて、エアモータに起
因する特有の騒音、即ちエアモータを駆動する圧縮空気
の排出に伴う気流音に対する騒音対策が取られている。
例えば従来例として、特開昭49−116692号公報
に開示されている消音装置では、エアモータの排気孔か
ら本体の排気孔までの排気経路の形状を工夫し、空気の
干渉効果などを利用して騒音の低減を図っている。ま
た、特開平6−246618号公報に開示されている消
音装置では、エアモータのシリンダと本体ケーシングと
の間に円筒状の多孔質消音部材を配置し、エアモータの
排気を多孔質消音部材を通して排気するようにして騒音
の低減を図っている。
動源としているため、電気モータなどを駆動源とする一
般的な機械における騒音対策に加えて、エアモータに起
因する特有の騒音、即ちエアモータを駆動する圧縮空気
の排出に伴う気流音に対する騒音対策が取られている。
例えば従来例として、特開昭49−116692号公報
に開示されている消音装置では、エアモータの排気孔か
ら本体の排気孔までの排気経路の形状を工夫し、空気の
干渉効果などを利用して騒音の低減を図っている。ま
た、特開平6−246618号公報に開示されている消
音装置では、エアモータのシリンダと本体ケーシングと
の間に円筒状の多孔質消音部材を配置し、エアモータの
排気を多孔質消音部材を通して排気するようにして騒音
の低減を図っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の騒音対策
は、主としてエアモータからの排気音を低減させるため
のものであった。しかし、上記騒音の低減に伴い、エア
モータからの騒音の他に、エアモータの回転を研磨材に
伝達するために設けられた歯車の噛み合い音が、騒音の
原因の一つになっていることが明らかになった。すなわ
ち、上記歯車の回転は、無負荷時において7000回転
/分を越えるため、高速回転となり歯車の温度が上昇す
る。このことは歯車の耐久性の低下をもたらすため、通
常、エアモータからの排気エアの一部を歯車が収納され
ている歯車室に供給して、歯車をエア冷却できるように
構成されている。このとき、上記歯車室から排気エアと
共に歯車の噛み合い音が洩れてくるのである。
は、主としてエアモータからの排気音を低減させるため
のものであった。しかし、上記騒音の低減に伴い、エア
モータからの騒音の他に、エアモータの回転を研磨材に
伝達するために設けられた歯車の噛み合い音が、騒音の
原因の一つになっていることが明らかになった。すなわ
ち、上記歯車の回転は、無負荷時において7000回転
/分を越えるため、高速回転となり歯車の温度が上昇す
る。このことは歯車の耐久性の低下をもたらすため、通
常、エアモータからの排気エアの一部を歯車が収納され
ている歯車室に供給して、歯車をエア冷却できるように
構成されている。このとき、上記歯車室から排気エアと
共に歯車の噛み合い音が洩れてくるのである。
【0004】この発明は上記従来の欠点を解決するため
になされたものであって、その目的は、歯車室から漏れ
る歯車の噛み合い音を低減することによって、エアツー
ルの低騒音化を図ることが可能な消音装置を提供するこ
とにある。
になされたものであって、その目的は、歯車室から漏れ
る歯車の噛み合い音を低減することによって、エアツー
ルの低騒音化を図ることが可能な消音装置を提供するこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで請求項1のエアツ
ールの消音装置は、エアモータ7の回転を研磨材に伝え
る歯車11、19を内蔵する歯車室33をケーシング6
内に形成し、上記歯車室33にエアを供給する供給入口
35と、エアを排気する排気出口36とを設けたエアツ
ールにおいて、上記歯車室33の排気出口36近傍に消
音材32を配置し、歯車室33からの排気エアを上記消
音材32を通して排気するようにしたことを特徴として
いる。
ールの消音装置は、エアモータ7の回転を研磨材に伝え
る歯車11、19を内蔵する歯車室33をケーシング6
内に形成し、上記歯車室33にエアを供給する供給入口
35と、エアを排気する排気出口36とを設けたエアツ
ールにおいて、上記歯車室33の排気出口36近傍に消
音材32を配置し、歯車室33からの排気エアを上記消
音材32を通して排気するようにしたことを特徴として
いる。
【0006】上記請求項1のエアツールの消音装置で
は、供給入口35より歯車室33に供給されたエアは、
歯車室33内を通って歯車11、19を冷却した後、排
気出口36から排出され、上記排気出口36近傍に設け
られた消音材32を通って排気するように構成されてい
る。このように排気出口36近傍に消音材32を設けた
ことによって、歯車室33から漏れる歯車11、19の
噛み合い音を低減することができる。
は、供給入口35より歯車室33に供給されたエアは、
歯車室33内を通って歯車11、19を冷却した後、排
気出口36から排出され、上記排気出口36近傍に設け
られた消音材32を通って排気するように構成されてい
る。このように排気出口36近傍に消音材32を設けた
ことによって、歯車室33から漏れる歯車11、19の
噛み合い音を低減することができる。
【0007】また請求項2のエアツールの消音装置は、
上記排気出口36はケーシング6内に形成された排気通
路の空間部31に通じており、上記空間部31は膨張機
能を有することを特徴としている。
上記排気出口36はケーシング6内に形成された排気通
路の空間部31に通じており、上記空間部31は膨張機
能を有することを特徴としている。
【0008】上記請求項2のエアツールの消音装置で
は、上記空間部31は歯車室33に設けられた排気出口
36に対して充分大きな空間として形成されているので
膨張部としても機能する。この結果、歯車室33からの
排気エアの急膨張による音の干渉を利用して消音するこ
とができる。
は、上記空間部31は歯車室33に設けられた排気出口
36に対して充分大きな空間として形成されているので
膨張部としても機能する。この結果、歯車室33からの
排気エアの急膨張による音の干渉を利用して消音するこ
とができる。
【0009】
【発明の実施の形態】次にこの発明のエアツールの消音
装置の具体的な実施の形態について、図面を参照しつつ
詳細に説明する。図1は、本発明の消音装置を適用した
アングルグラインダ1の一部水平断面図であり、図2は
アングルグラインダ1の垂直断面図である。
装置の具体的な実施の形態について、図面を参照しつつ
詳細に説明する。図1は、本発明の消音装置を適用した
アングルグラインダ1の一部水平断面図であり、図2は
アングルグラインダ1の垂直断面図である。
【0010】図1及び図2に示すように、アングルグラ
インダ1は、大略的に、本体部2と、切削部3と、把手
部4とで構成される。本体部2は、略円筒状のケーシン
グ6の先端側にエアモータ7を内蔵している。エアモー
タ7は、シリンダ12内に複数枚の羽根を有するロータ
8を配置して構成され、このロータ8はケーシング6に
取り付けられた一対のベアリング9、10によって回転
可能に支持されている。そして、ロータ8の出力軸の先
端には、切削部3に回転力を伝達するための傘歯車11
が取り付けられている。一方、本体部2の後端部には、
図示しないエアホースが装着される装着部14が形成さ
れている。供給された圧縮空気は、装着部14から所定
の空気通路を通ってエアモータ7に導入される。そして
上記エアモータ7は、圧縮空気を導入することによっ
て、略円筒状のシリンダ12内に配置されたロータ8を
回転させる。上記シリンダ12は、その外周部に排気エ
アを排出するための複数個(本実施形態では4個)の排
気孔13・13を有している。そして、排気孔13・1
3からの排気エアは、後述する排気通路を通って消音部
5内に設けられた排気口22から大気中に放出される。
消音部5は、本体部2の先端側の側部に配置されてい
る。なお把手部4は、本体部2の先端側であって消音部
5とは反対側に取り付けられている。
インダ1は、大略的に、本体部2と、切削部3と、把手
部4とで構成される。本体部2は、略円筒状のケーシン
グ6の先端側にエアモータ7を内蔵している。エアモー
タ7は、シリンダ12内に複数枚の羽根を有するロータ
8を配置して構成され、このロータ8はケーシング6に
取り付けられた一対のベアリング9、10によって回転
可能に支持されている。そして、ロータ8の出力軸の先
端には、切削部3に回転力を伝達するための傘歯車11
が取り付けられている。一方、本体部2の後端部には、
図示しないエアホースが装着される装着部14が形成さ
れている。供給された圧縮空気は、装着部14から所定
の空気通路を通ってエアモータ7に導入される。そして
上記エアモータ7は、圧縮空気を導入することによっ
て、略円筒状のシリンダ12内に配置されたロータ8を
回転させる。上記シリンダ12は、その外周部に排気エ
アを排出するための複数個(本実施形態では4個)の排
気孔13・13を有している。そして、排気孔13・1
3からの排気エアは、後述する排気通路を通って消音部
5内に設けられた排気口22から大気中に放出される。
消音部5は、本体部2の先端側の側部に配置されてい
る。なお把手部4は、本体部2の先端側であって消音部
5とは反対側に取り付けられている。
【0011】切削部3は、本体部2の先端部に配置され
ており、砥石などから成る円盤状の研磨材15が先端部
に取り付けられた回転軸16を有している。回転軸16
は、その回転軸線16aがロータ8の回転軸線8aと直
交するように配置されると共に、ケーシング6に取り付
けられた一対のベアリング17、18によって回転可能
に支持されている。また、回転軸16には、ベアリング
17、18の間において傘歯車19が取着されている。
この傘歯車19は、ロータ8の出力軸の先端に取り付け
られている傘歯車11に噛み合わされており、上記傘歯
車11、19は、ケーシング6内に形成された歯車室3
3内に収納されている。これより、エアモータ7のロー
タ8を回転させると、回転力は傘歯車11から、傘歯車
19、回転軸16へと伝達され、研磨材15が回転す
る。
ており、砥石などから成る円盤状の研磨材15が先端部
に取り付けられた回転軸16を有している。回転軸16
は、その回転軸線16aがロータ8の回転軸線8aと直
交するように配置されると共に、ケーシング6に取り付
けられた一対のベアリング17、18によって回転可能
に支持されている。また、回転軸16には、ベアリング
17、18の間において傘歯車19が取着されている。
この傘歯車19は、ロータ8の出力軸の先端に取り付け
られている傘歯車11に噛み合わされており、上記傘歯
車11、19は、ケーシング6内に形成された歯車室3
3内に収納されている。これより、エアモータ7のロー
タ8を回転させると、回転力は傘歯車11から、傘歯車
19、回転軸16へと伝達され、研磨材15が回転す
る。
【0012】次に排気構造について説明する。図2に示
すように、本体部2のケーシング6内に設けられたシリ
ンダ12は、その外周部に上記ロータ8の回転軸線8a
と概ね平行な方向に並設された複数個(本実施形態では
4個)の排気孔13・13が形成されている。この排気
孔13は、シリンダ12の外周部に沿ってかつ回転軸線
8aに直交する方向に延びて形成された細長い角孔であ
り、回転軸線8aを中心として半径方向に向かって開口
している。
すように、本体部2のケーシング6内に設けられたシリ
ンダ12は、その外周部に上記ロータ8の回転軸線8a
と概ね平行な方向に並設された複数個(本実施形態では
4個)の排気孔13・13が形成されている。この排気
孔13は、シリンダ12の外周部に沿ってかつ回転軸線
8aに直交する方向に延びて形成された細長い角孔であ
り、回転軸線8aを中心として半径方向に向かって開口
している。
【0013】また、上記エアモータ7をケーシング6に
収納した状態において、ケーシング6の内周部とシリン
ダ12の外周部との間には略円筒状の空間が生じてい
る。この空間には、隣接する2つの排気孔13、13の
間において、上記回転軸線8aに略直交する方向に延び
る仕切り29が、ケーシング6の外周部に沿ってほぼ反
対側の位置まで形成されている。このため上記空間は、
排気孔ごとに4つの略円環状の空間に区分されており、
この空間が各排気孔13・13にそれぞれ連通する排気
路30・30となる。尚、排気路30は排気孔13に対
して充分大きく形成されているので、排気路30は膨張
部としても機能する。
収納した状態において、ケーシング6の内周部とシリン
ダ12の外周部との間には略円筒状の空間が生じてい
る。この空間には、隣接する2つの排気孔13、13の
間において、上記回転軸線8aに略直交する方向に延び
る仕切り29が、ケーシング6の外周部に沿ってほぼ反
対側の位置まで形成されている。このため上記空間は、
排気孔ごとに4つの略円環状の空間に区分されており、
この空間が各排気孔13・13にそれぞれ連通する排気
路30・30となる。尚、排気路30は排気孔13に対
して充分大きく形成されているので、排気路30は膨張
部としても機能する。
【0014】さらに、排気孔13のほぼ反対側には仕切
り29が形成されていないので(図1参照)、この空間
部31で4つの排気路30が合流することになる。従っ
て、この空間部31が合流部となる。本実施形態では、
合流部31は、シリンダ12の基端側から本体部2側方
の消音部5まで回転軸線8aと略平行に形成されてお
り、排気路30に対して充分大きな空間となっている。
そして、上記排気路30と合流部31とがエアモータ7
からの一方の排気通路を構成している。
り29が形成されていないので(図1参照)、この空間
部31で4つの排気路30が合流することになる。従っ
て、この空間部31が合流部となる。本実施形態では、
合流部31は、シリンダ12の基端側から本体部2側方
の消音部5まで回転軸線8aと略平行に形成されてお
り、排気路30に対して充分大きな空間となっている。
そして、上記排気路30と合流部31とがエアモータ7
からの一方の排気通路を構成している。
【0015】一方、図1に示すように、シリンダ12に
形成された上記排気路30・30のうち、歯車室33に
最も近い先端側の排気路30には、歯車室33の上方部
側面に設けられた供給入口35に通じる供給通路34が
設けられている。上記供給通路34はケーシング6側面
に沿って回転軸線8aと略平行に形成されており、この
供給通路34から排気エアを歯車室33に供給すること
によって、高速回転している傘歯車11、19を冷却す
ることができるように構成されている。また、上記歯車
室33の供給入口35と略反対側の側面には排気出口3
6が設けられおり、この排気出口36は上記合流部31
に通じている。そして、排気出口36近傍の合流部31
内には消音材32が設けられている。また上記合流部3
1は排気出口36に対して充分大きな空間として形成さ
れているので膨張部としても機能する。そして、上記供
給通路34から合流部31へ至る通路が歯車室33を通
る他方の排気通路を構成している。
形成された上記排気路30・30のうち、歯車室33に
最も近い先端側の排気路30には、歯車室33の上方部
側面に設けられた供給入口35に通じる供給通路34が
設けられている。上記供給通路34はケーシング6側面
に沿って回転軸線8aと略平行に形成されており、この
供給通路34から排気エアを歯車室33に供給すること
によって、高速回転している傘歯車11、19を冷却す
ることができるように構成されている。また、上記歯車
室33の供給入口35と略反対側の側面には排気出口3
6が設けられおり、この排気出口36は上記合流部31
に通じている。そして、排気出口36近傍の合流部31
内には消音材32が設けられている。また上記合流部3
1は排気出口36に対して充分大きな空間として形成さ
れているので膨張部としても機能する。そして、上記供
給通路34から合流部31へ至る通路が歯車室33を通
る他方の排気通路を構成している。
【0016】上記歯車室33からの排気エアと、エアモ
ータ7からの排気エアは、上記合流部31で合流し、排
気口22を有する消音部5へと導かれる。上記消音部5
は、ケーシング6に取付けられた排気カバー20によっ
て消音部5全体が覆われている。排気カバー20内には
筒状部25aの側面中央にフランジ部25bを有する排
気弁体25が、ロータ8の回転軸線8aに対して垂直な
径方向外方を向くように配置されており、このフランジ
部25bと、上記排気弁体25に対向する位置にある排
気カバー20の内面との間に介設されたマフラスプリン
グ26によって、内方に付勢されている。また、上記排
気弁体25の筒状部25aの一端が、ケーシング6側面
に穿設された筒状部25aの直径に相当する孔に嵌入さ
れ、さらにそのフランジ部が、上記孔の周辺部に引っ掛
かるように構成されている。この時、上記排気弁体25
は内外に移動することが可能である。また上記排気弁体
25内部と、排気弁体25に対向する位置にある排気カ
バー20の内面には、それぞれ消音材27、28が設け
られている。
ータ7からの排気エアは、上記合流部31で合流し、排
気口22を有する消音部5へと導かれる。上記消音部5
は、ケーシング6に取付けられた排気カバー20によっ
て消音部5全体が覆われている。排気カバー20内には
筒状部25aの側面中央にフランジ部25bを有する排
気弁体25が、ロータ8の回転軸線8aに対して垂直な
径方向外方を向くように配置されており、このフランジ
部25bと、上記排気弁体25に対向する位置にある排
気カバー20の内面との間に介設されたマフラスプリン
グ26によって、内方に付勢されている。また、上記排
気弁体25の筒状部25aの一端が、ケーシング6側面
に穿設された筒状部25aの直径に相当する孔に嵌入さ
れ、さらにそのフランジ部が、上記孔の周辺部に引っ掛
かるように構成されている。この時、上記排気弁体25
は内外に移動することが可能である。また上記排気弁体
25内部と、排気弁体25に対向する位置にある排気カ
バー20の内面には、それぞれ消音材27、28が設け
られている。
【0017】さらに、排気カバー20の一側面、すなわ
ち上記排気弁体25に対して略垂直な方向に位置する側
面には、排気エアを大気中に排出するための排気口22
が設けられており、上記排気口22には消音材23及び
消音網24が取着されている。これより、ケーシング6
内を流通した排気エアは、上記排気弁体25を通って排
気カバー20が形成する空間部21へと流れ込み、排気
口22から大気中に放出される。
ち上記排気弁体25に対して略垂直な方向に位置する側
面には、排気エアを大気中に排出するための排気口22
が設けられており、上記排気口22には消音材23及び
消音網24が取着されている。これより、ケーシング6
内を流通した排気エアは、上記排気弁体25を通って排
気カバー20が形成する空間部21へと流れ込み、排気
口22から大気中に放出される。
【0018】本実施形態において、上記歯車室33の排
気出口36に設けた消音材32、排気弁体25内に設け
た消音材27、及び排気口22に設けた消音材23とし
ては、合成樹脂であるサラン繊維及びサランラテックス
をスプリング状にカール加工して多くの小さな弾性体を
作り、結合剤で被覆結合したものを用いた(商品名:サ
ランロック)。これは空気や液体の通過に際しての抵抗
が小さく、耐水性、耐日光性に優れている等の特長を有
している。また、上記排気弁体25に対向する位置にあ
る排気カバー20の内面に設けた消音材28としては、
ポリビニルアルコールを原料とした連続多孔質体より成
るものを用いた(商品名:ベルイータ)。これは気孔率
が高く、加工性がよい等の特長を有している。
気出口36に設けた消音材32、排気弁体25内に設け
た消音材27、及び排気口22に設けた消音材23とし
ては、合成樹脂であるサラン繊維及びサランラテックス
をスプリング状にカール加工して多くの小さな弾性体を
作り、結合剤で被覆結合したものを用いた(商品名:サ
ランロック)。これは空気や液体の通過に際しての抵抗
が小さく、耐水性、耐日光性に優れている等の特長を有
している。また、上記排気弁体25に対向する位置にあ
る排気カバー20の内面に設けた消音材28としては、
ポリビニルアルコールを原料とした連続多孔質体より成
るものを用いた(商品名:ベルイータ)。これは気孔率
が高く、加工性がよい等の特長を有している。
【0019】次に、この排気経路における消音効果につ
いて説明する。排気孔13からの排気エアは、排気路3
0に流れ込む。このとき、上述したように排気路30は
排気孔13に対して充分大きな空間として形成されてい
るので膨張部としても機能する。従って、排気エアが急
膨張することによって音の干渉が生じ、消音効果が得ら
れる。次に、排気路30に流れ込んだ排気エアは、排気
路30に沿って流れる。このとき、排気路30はシリン
ダ12の外周部に沿って円環状に形成されているため、
曲がり部分を有している。このため、排気エアが曲がる
ことによる音の干渉が生じ、消音効果が得られる。そし
て、上記各排気路30・30を通った排気エアは、それ
ぞれ合流部31に流れ込んで合流する訳であるが、排気
路30を通っている間に流路抵抗などの影響を受けて、
排気エアは流速が減少すると共に流れも安定する。従っ
て、比較的低速で安定した状態で排気エアが合流部31
に流れ込むことになるので、合流部31での合流渦の発
生を抑えることができる。これによって、排気エアの合
流による音の干渉を利用した合流部31における消音効
果を充分に発揮させることができる。さらに、排気エア
の急膨張による音の干渉を利用した消音効果も得ること
ができる。
いて説明する。排気孔13からの排気エアは、排気路3
0に流れ込む。このとき、上述したように排気路30は
排気孔13に対して充分大きな空間として形成されてい
るので膨張部としても機能する。従って、排気エアが急
膨張することによって音の干渉が生じ、消音効果が得ら
れる。次に、排気路30に流れ込んだ排気エアは、排気
路30に沿って流れる。このとき、排気路30はシリン
ダ12の外周部に沿って円環状に形成されているため、
曲がり部分を有している。このため、排気エアが曲がる
ことによる音の干渉が生じ、消音効果が得られる。そし
て、上記各排気路30・30を通った排気エアは、それ
ぞれ合流部31に流れ込んで合流する訳であるが、排気
路30を通っている間に流路抵抗などの影響を受けて、
排気エアは流速が減少すると共に流れも安定する。従っ
て、比較的低速で安定した状態で排気エアが合流部31
に流れ込むことになるので、合流部31での合流渦の発
生を抑えることができる。これによって、排気エアの合
流による音の干渉を利用した合流部31における消音効
果を充分に発揮させることができる。さらに、排気エア
の急膨張による音の干渉を利用した消音効果も得ること
ができる。
【0020】一方、歯車室33に最も近い先端側の排気
路30を流れる排気エアの一部は、上記供給通路34を
通って歯車室33に通じる供給入口35に流れ込み、傘
歯車11、19を冷却する。その後、排気エアは供給入
口35と略反対側に位置する排気出口36から合流部3
1へと排出され、ここに設けられた消音材32を通るこ
とによって、歯車室33から漏れる傘歯車11、19の
噛み合い音を低減させる。またこの時、上記合流部31
は排気出口36に対して充分大きな空間として形成され
ているため、急膨張による音の干渉を利用した消音効果
を得ることもできる。
路30を流れる排気エアの一部は、上記供給通路34を
通って歯車室33に通じる供給入口35に流れ込み、傘
歯車11、19を冷却する。その後、排気エアは供給入
口35と略反対側に位置する排気出口36から合流部3
1へと排出され、ここに設けられた消音材32を通るこ
とによって、歯車室33から漏れる傘歯車11、19の
噛み合い音を低減させる。またこの時、上記合流部31
は排気出口36に対して充分大きな空間として形成され
ているため、急膨張による音の干渉を利用した消音効果
を得ることもできる。
【0021】上記歯車室33からの排気エアは、この合
流部31でエアモータ7からの排気エアと合流し、排気
弁体25の筒状部25a内を進む。この時上記排気エア
は、その圧力によって排気弁体25をマフラスプリング
26の付勢力に抗して径方向外方へと移動させる。この
ように上記排気エアを一旦排気弁体25に通し、排気弁
体25を径方向内外に移動させることによって、本体部
2から消音部5へ排気エアが流れ込む際に急激な圧力変
化が生じるのを抑制している。また上記排気エアは、排
気弁体25内に設けられた消音材27を通ることによっ
て排気音が低減される。上記排気エアは、排気弁体25
と対向する排気カバー20の内面に衝突して、排気カバ
ー20が形成する空間部21へと曲げられる。この時、
上記排気カバー20の内面に設けられた消音材28によ
って、排気エアの衝突音を抑えることができる。また上
記空間部21は、流路の曲がり部分に対して充分大きく
形成されているため、急膨張による音の干渉と、流路の
曲がりによる音の反射、干渉を利用した消音効果が得ら
れる。そして上記排気エアは、排気口22に設けられた
消音網24と消音材23を通って再び消音され、排気口
22から大気中に排出される。
流部31でエアモータ7からの排気エアと合流し、排気
弁体25の筒状部25a内を進む。この時上記排気エア
は、その圧力によって排気弁体25をマフラスプリング
26の付勢力に抗して径方向外方へと移動させる。この
ように上記排気エアを一旦排気弁体25に通し、排気弁
体25を径方向内外に移動させることによって、本体部
2から消音部5へ排気エアが流れ込む際に急激な圧力変
化が生じるのを抑制している。また上記排気エアは、排
気弁体25内に設けられた消音材27を通ることによっ
て排気音が低減される。上記排気エアは、排気弁体25
と対向する排気カバー20の内面に衝突して、排気カバ
ー20が形成する空間部21へと曲げられる。この時、
上記排気カバー20の内面に設けられた消音材28によ
って、排気エアの衝突音を抑えることができる。また上
記空間部21は、流路の曲がり部分に対して充分大きく
形成されているため、急膨張による音の干渉と、流路の
曲がりによる音の反射、干渉を利用した消音効果が得ら
れる。そして上記排気エアは、排気口22に設けられた
消音網24と消音材23を通って再び消音され、排気口
22から大気中に排出される。
【0022】以上の実施形態に示したように、歯車室3
3の排気出口36近傍に、消音材32を設けた時の消音
効果を表1の実験データに示す。実験では、歯車室33
の排気出口36近傍に設ける消音材32の数を0〜2個
まで変化させた時の騒音を測定した。また、比較のため
他の部分に設けた消音材の種類及び個数と、排気経路は
同じ条件にしてある。表1に示すように、2個の消音材
32、32を歯車室33の排気出口36近傍に設けた場
合、何も設けなかった場合よりも、騒音が80.2dB
から78.9dBまで低下していることが明らかであ
る。このことから、上記歯車室33から漏れる歯車1
1、19の噛み合い音が、騒音の原因の一つになってい
たことが裏付けられる。
3の排気出口36近傍に、消音材32を設けた時の消音
効果を表1の実験データに示す。実験では、歯車室33
の排気出口36近傍に設ける消音材32の数を0〜2個
まで変化させた時の騒音を測定した。また、比較のため
他の部分に設けた消音材の種類及び個数と、排気経路は
同じ条件にしてある。表1に示すように、2個の消音材
32、32を歯車室33の排気出口36近傍に設けた場
合、何も設けなかった場合よりも、騒音が80.2dB
から78.9dBまで低下していることが明らかであ
る。このことから、上記歯車室33から漏れる歯車1
1、19の噛み合い音が、騒音の原因の一つになってい
たことが裏付けられる。
【0023】
【表1】
【0024】
【発明の効果】以上のように請求項1のエアツールの消
音装置によれば、排気出口近傍に消音材を設けたことに
よって、歯車室から漏れる歯車の噛み合い音を低減する
ことができる。そしてこの結果、エアツールの騒音を低
減することができる。
音装置によれば、排気出口近傍に消音材を設けたことに
よって、歯車室から漏れる歯車の噛み合い音を低減する
ことができる。そしてこの結果、エアツールの騒音を低
減することができる。
【0025】また請求項2のエアツールの消音装置によ
れば、空間部における膨張によっても音の干渉を利用し
て消音することができるので、エアツールの騒音をさら
に低減することができる。
れば、空間部における膨張によっても音の干渉を利用し
て消音することができるので、エアツールの騒音をさら
に低減することができる。
【図1】本発明の消音装置を適用したアングルグライン
ダの一部水平断面図である。
ダの一部水平断面図である。
【図2】上記アングルグラインダの垂直断面図である。
1 アングルグラインダ 2 本体部 3 切削部 5 消音部 6 ケーシング 7 エアモータ 8 ロータ 8a 回転軸線 11 傘歯車 12 シリンダ 13 排気孔 19 傘歯車 20 排気カバー 21 空間部 22 排気口 23 消音材 24 消音網 25 排気弁体 26 マフラスプリング 27 消音材 28 消音材 30 排気路 31 空間部(合流部) 32 消音材 33 歯車室 34 供給通路 35 供給入口 36 排気出口
Claims (2)
- 【請求項1】 エアモータ(7)の回転を研磨材に伝え
る歯車(11)(19)を内蔵する歯車室(33)をケ
ーシング(6)内に形成し、上記歯車室(33)にエア
を供給する供給入口(35)と、エアを排気する排気出
口(36)とを設けたエアツールにおいて、上記歯車室
(33)の排気出口(36)近傍に消音材(32)を配
置し、歯車室(33)からの排気エアを上記消音材(3
2)を通して排気するようにしたことを特徴とするエア
ツールの消音装置。 - 【請求項2】 上記排気出口(36)はケーシング
(6)内に形成された排気通路の空間部(31)に通じ
ており、上記空間部(31)は膨張機能を有することを
特徴とする請求項1のエアツールの消音装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26735299A JP3338933B2 (ja) | 1999-09-21 | 1999-09-21 | エアツールの消音装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26735299A JP3338933B2 (ja) | 1999-09-21 | 1999-09-21 | エアツールの消音装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001088056A true JP2001088056A (ja) | 2001-04-03 |
JP3338933B2 JP3338933B2 (ja) | 2002-10-28 |
Family
ID=17443633
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26735299A Expired - Fee Related JP3338933B2 (ja) | 1999-09-21 | 1999-09-21 | エアツールの消音装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3338933B2 (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005014231A1 (ja) * | 2003-08-12 | 2005-02-17 | Max Co., Ltd. | 圧縮空気駆動ネジ締め機 |
JP2007098539A (ja) * | 2005-10-07 | 2007-04-19 | Nippon Pneumatic Mfg Co Ltd | エアツール |
JP2010058223A (ja) * | 2008-09-03 | 2010-03-18 | Max Co Ltd | 空気圧式ネジ打ち機 |
WO2017130994A1 (ja) * | 2016-01-25 | 2017-08-03 | 日東工器株式会社 | エア工具 |
KR102259410B1 (ko) * | 2020-03-30 | 2021-06-01 | (주) 테크로스 | 에어모터 및 이를 이용한 펌프 |
CN114734367A (zh) * | 2022-04-22 | 2022-07-12 | 盐城苏高汽睿科技有限公司 | 一种智能化汽车消声器生产焊接系统 |
JP7514026B2 (ja) | 2022-02-16 | 2024-07-10 | 不二空機株式会社 | 保護カバー及びグラインダ |
-
1999
- 1999-09-21 JP JP26735299A patent/JP3338933B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005014231A1 (ja) * | 2003-08-12 | 2005-02-17 | Max Co., Ltd. | 圧縮空気駆動ネジ締め機 |
JP2007098539A (ja) * | 2005-10-07 | 2007-04-19 | Nippon Pneumatic Mfg Co Ltd | エアツール |
JP2010058223A (ja) * | 2008-09-03 | 2010-03-18 | Max Co Ltd | 空気圧式ネジ打ち機 |
GB2566582A (en) * | 2016-01-25 | 2019-03-20 | Nitto Kohki Co | Pneumatic tool |
JPWO2017130994A1 (ja) * | 2016-01-25 | 2018-08-02 | 日東工器株式会社 | エア工具 |
KR20180095906A (ko) | 2016-01-25 | 2018-08-28 | 니토 코키 가부시키가이샤 | 에어 공구 |
CN108495735A (zh) * | 2016-01-25 | 2018-09-04 | 日东工器株式会社 | 气动工具 |
DE112017000484T5 (de) | 2016-01-25 | 2018-10-31 | Nitto Kohki Co., Ltd. | Luftdruckwerkzeug |
WO2017130994A1 (ja) * | 2016-01-25 | 2017-08-03 | 日東工器株式会社 | エア工具 |
AU2017213341B2 (en) * | 2016-01-25 | 2019-05-09 | Nitto Kohki Co., Ltd. | Air tool |
KR102061479B1 (ko) | 2016-01-25 | 2020-01-02 | 니토 코키 가부시키가이샤 | 에어 공구 |
CN108495735B (zh) * | 2016-01-25 | 2021-03-26 | 日东工器株式会社 | 气动工具 |
GB2566582B (en) * | 2016-01-25 | 2021-10-20 | Nitto Kohki Co | Air tool |
KR102259410B1 (ko) * | 2020-03-30 | 2021-06-01 | (주) 테크로스 | 에어모터 및 이를 이용한 펌프 |
JP7514026B2 (ja) | 2022-02-16 | 2024-07-10 | 不二空機株式会社 | 保護カバー及びグラインダ |
CN114734367A (zh) * | 2022-04-22 | 2022-07-12 | 盐城苏高汽睿科技有限公司 | 一种智能化汽车消声器生产焊接系统 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3338933B2 (ja) | 2002-10-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5005158B2 (ja) | 消音器バイパス機構を備えた空気工具 | |
JP4567271B2 (ja) | 排ガスターボチャージャのコンプレッサのための消音器 | |
US8388312B2 (en) | Compressor for an exhaust gas turbocharger | |
US5022469A (en) | Exhaust means for pneumatic power tool | |
JP2012092655A (ja) | 送風作業機 | |
JP3338933B2 (ja) | エアツールの消音装置 | |
JP4333378B2 (ja) | 過給機用吸入消音器の騒音放出低減方法及び装置 | |
JP2008163905A (ja) | ポンプ装置 | |
CN115405570B (zh) | 一种降噪风机组件及清洁机器人 | |
JP3239126B2 (ja) | エアツールの消音装置 | |
JP2014005760A (ja) | 消音器及び過給機 | |
JP2008106645A (ja) | 電動送風機およびそれを用いた電気掃除機 | |
JP4967582B2 (ja) | 空気調和機 | |
JP3910163B2 (ja) | エアツール | |
JP2006194161A (ja) | 吸気サイレンサを備えた排気ターボ過給機 | |
JP2583818B2 (ja) | エアーツールの消音装置 | |
JP2007113476A (ja) | 電動送風機及びそれを用いた電気掃除機 | |
JP2002115698A (ja) | 電動送風機及びそれを用いた電気掃除機 | |
JPH0783199A (ja) | ブロワの防音装置 | |
JP3257306B2 (ja) | 電気掃除機 | |
WO2011121642A1 (ja) | 遠心式多翼送風機 | |
JP3854679B2 (ja) | ブロワの消音装置 | |
JPH08170518A (ja) | 消音器 | |
JP3605419B2 (ja) | エゼクタ装置 | |
CN206562950U (zh) | 汽车消声器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080816 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090816 Year of fee payment: 7 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |