JP2001087990A - 工作物の円弧溝加工方法 - Google Patents

工作物の円弧溝加工方法

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JP2001087990A
JP2001087990A JP26319699A JP26319699A JP2001087990A JP 2001087990 A JP2001087990 A JP 2001087990A JP 26319699 A JP26319699 A JP 26319699A JP 26319699 A JP26319699 A JP 26319699A JP 2001087990 A JP2001087990 A JP 2001087990A
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rotation
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Junichi Hirai
純一 平井
Yasuo Kanno
泰夫 管野
Hiroshi Arai
宏 荒井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】装置を小型化できるとともに効率よく円弧溝を
高精度で高速に加工できる工作物の円弧溝加工方法を提
供する。 【解決手段】NC NURBS補間機能を活用すること
により、少量のNCデータで加工精度が高く、かつ高速
加工が可能な円弧溝加工方法を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本説明は、工作物の円弧溝加
工方法の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6、図7は通常のタービンブレードを
示し、図6は組立図、図7(イ)はタービンブレードの
平面図、(ロ)は正面図、(ハ)は右側面図である。図
において、1はタービンブレード、2は根溝部、3はロ
ータホイール、4はロータ中心である。
【0003】図8において5はフォームドカッタ、6は
主軸頭、7は揺動中心である。尚、ロータ中心4からロ
ータホイール3に植え込まれるため、ダブテイル形状を
しており、ロータ中心4を中心に、ロータホイール3の
半径に合わせた円弧溝になっている。
【0004】従来、根溝部2をフライス加工する場合に
は、図8に示すように主軸頭6が揺動中心7を中心に円
弧上を揺動する専用機(図示せず)を用い、根溝断面形
状を有するフォームドカッタ5を半径に応じて揺動可能
な揺動中心7から、ロータホイール3の半径だけ離れた
位置に取り付けて揺動させる方式で行っていた。しか
し、この方式では装置が大型なうえ、被加工物の段取り
が複雑で精度が悪く加工能率が悪いという欠点があっ
た。
【0005】一方、小規模な装置で円弧溝加工を行う方
法としては、数値制御装置の円弧補間指令機能を利用す
る方法がある。しかし、工具中心軸の方向を常に円弧の
中心に向けておけないため、図8のフォームドカッタ5
を用いた場合、工具干渉を起こし円形溝の形状が崩れ利
用不可能である。また、特公平2−8845号公報に記
載のように工作物の円弧溝を加工する方法があるが、θ
を独立変数、X、Zを従属変数としてθを小さいピッチ
で変化させその都度X、Zを計算しているため加工精度
を上げるためには大量のNCデータが必要であった。加
えて、NCサーボ機構の特性から微少送りが連続すると
加工速度が上がらないという欠点があり、加工精度が悪
い低能率加工を強いられていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の状況
に鑑みなされたものであり、装置を小型化できるととも
に効率よく円弧溝を高精度で高速に加工できる工作物の
円弧溝加工方法を提供することを目的としたものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の円弧溝加工法
は、軸方向を中心にして回転駆動されて被加工物を切削
する切削工具を支持するコラムと、上記被加工物を固定
する回転テーブルが取り付けられている水平テーブルと
を水平方向に相対的に変位させ、かつ上記回転テーブル
を回転変位させ、上記被加工物と上記切削工具との最遠
距離より大きい半径をもつ円弧溝を加工形成する方法に
おいて、上記被加工物を加工状態における上記切削工具
の軸線が、上記被加工物に加工形成される上記円弧溝の
円周上の該切削工具の法線上に位置させるとともに、上
記コラム及び上記水平テーブルの上記軸線方向及び該軸
線に対して直交する方向の変位並びに上記回転テーブル
の回転変位をそれぞれ、(R+γ)cosθ−R及び(R
+γ)sinθ並びにθ(ただし、Rは上記被加工物の円
弧溝の半径、γは上記切削工具の軸線が上記回転テーブ
ルの回転中心を通る場合の上記切削工具の中心位置と上
記回転テーブルの回転中心との距離、θは上記回転テー
ブルの回転角)となるように直線2軸、回転1軸の同時
3軸NURBS補間指令もしくは直線2軸による円弧補
間と回転1軸を同期させたヘリカル円弧補間指令によ
り、数値制御装置を介して制御して任意の半径をもつ円
弧溝加工することを特徴とするものである。また、NU
RBS補間、ヘリカル円弧補間機能により連続的な数値
制御が可能となり、加工速度の向上が図れるという特徴
をもっている。
【0008】
【発明の実施の形態】以下本発明の工作物の円弧溝加工
方法を実施例を用い図1ないし図3により説明する。図
1は本発明の方法を実施する装置の斜視図、図2は図1
の水平テーブル部分の平面図、図3は図1の装置の加工
方法原理説明図である。
【0009】図において、11は工作機のコラム、12
は工具自身の軸中心を中心に回動駆動されて切削する切
削工具、13は被加工物で、被加工物13は図7に示す
タービンブレード1の根溝部2部分の部品であるが、わ
かり易くするために単純な形状の被加工物13にて示し
てある。14は回転テーブル、15は水平テーブル、1
6は工作機のベツド、17は数値制御装置、18は円弧
溝である。図1においてコラム11に取り付けられた切
削工具12は、矢印Yの上下方向に移動を制御されるよ
うになっており、被加工物13は回転テーブル14上に
固定されている。回転テーブル14は水平テーブル15
上に矢印Bの如く水平方向に回動を制御されるように取
り付けられ、水平テーブル15はベツド16上を矢印X
方向及び矢印Z方向の水平方向に移動を制御されるよう
になっている。また、回転テーブル14が矢印B方向に
回動駆動されることにより回転テーブル14上に固定さ
れた被加工物13の回転も制御される。そして、各移動
方向の制御は、数値制御指令を解読する数値制御装置1
7により行なわれるようになっている。
【0010】図3において、図1の回転テーブル14の
回転中心位置をWとし、中心位置Wで回る軸をC軸とす
る。切削工具12の中心軸方向をZ軸、Z軸と直交方向
をX軸と定める。被加工物13の円弧溝18の半径を
R、円弧溝18とC軸旋回中心との距離rとする。円弧
溝18の円弧中心と工具中心軸とC軸旋回中心とがZ軸
で並ぶ状態を初期状態とする。このときの切削工具12
中心位置8のX座標はO、Z座標はrとなり、この座標
で円弧溝18と切削工具12は直角(法線状態)に接し
ている。この状態からC軸中心に時計方向に角度θだけ
回転したときの被加工物13は位置10に移動する。こ
の位置で、円弧溝18と切削工具12とが直角に接し干
渉を起こさないためには、切削工具12の中心位置は位
置8から位置9へ移動する必要がある。このときの切削
工具12中心位置9のX座標は、(R+γ)sinθ、Z
軸座標は(R+γ)cosθ−Rとなる。ただし、θは反
時計方向を正方向とする。以上の原理から関係式を次に
示すように導くことができる。
【0011】回転テーブル14の反時計方向のC軸回転
角度をθ、C軸旋回中心Wを座標原点、Z軸上の移動量
をX'、C軸の回転変位量をθとする座標系において、
【0012】
【数1】X'=(R+γ)sinθ …(1) Z'=(R+γ)cosθ−R …(2) 従って、θの変化に伴ってX、Z方向に同時に変位され
て所定の位置で回転駆動される切削工具12によって円
弧溝18が加工形成される。
【0013】図4(イ)は本実施例の回転テーブル角度
計等手順説明図、(ロ)は(イ)のフローチャート、
(ハ)は(イ)の側面図である。(イ)において、円弧
溝18の半径中心Oと回転テーブル14の回転中心Wは
共にZ軸上に位置している。円弧溝18の一方の端点A
の座標(X1、Y0、Z1)、他方の端点Bの座標(X2、
Y0、Z2)、円弧溝18の半径をR、回転テーブル14
の回転中心Wから円弧溝18の加工位置までの半径がr
である。Y0は回転テーブル14から円弧溝18までの
高さである。初めに、接点Aにおける円弧の回転角θ1
を計算する。θ1は、θ1=tan- 1{X1/(R+r−Z
1)}で与えられる。同様に、接点Bにおける円弧の回
転角θ2は、θ2=tan- 1{X2/(R+r−Z2)}で与
えられる。次に、回転角θ1に切削のための余裕量を付
加しθ1'とする。同様にθ2に切削のための余裕量を付
加しθ2'とする。最後に、θ1'を(1)、(2)式に代
入し、切削開始点Dの座標(X1'、Y0、Z1'、θ1)を
計算する。同様に、θ2'を(1)、(2)式に代入し、
切削終了点Eの座標(X1'、Y0、Z2'、θ2)を計算す
る。これは(ロ)に示すように行なう。
【0014】図5は本実施例の制御手段を示し、(イ)
は制御手順のフローチャート、(ロ)は(イ)のフロー
チャートに対応する被加工物13及び切削工具12の平
面説明図、(ハ)は点線Fより右側で、切削工具12を
Y軸、Z軸を含む面から見た側面図であり、(イ)の符
号の数字が(ロ)、(ハ)の符号の数字と対応するよう
になっている。機械原点Mから座標原点である回転テー
ブル14のC軸旋回中心Wを見た時の座標を(XT、Y
T、ZT)、図4で求めた切削開始点Dの座標を(X1'、
Y0、Z1'、θ1')、切削終了点の座標Eを(X2'、Y
0、Z2'、θ2')とする。最初に、切削工具12を機械
原点Mから符号51でX軸を(XT→X1')移動、符号
52でY軸を(YT→Y0)移動、符号53でC軸を(θ
1')度回転移動、符号54でZ軸を(ZT→Z1')移動
させることによって切削開始点Dまで移動させる。その
後、符号55で切削工具12をC軸をθ1'からθ2'まで
回転させながら、(1)式及び(2)式に従ってX、Z
軸方向に移動させ切削開始点Dから切削終了点Eまで切
削する。最後に、切削終了点Eから、符号56でZ軸を
(Z2'→ZT)移動、符号57でC軸を(−θ2')度回
転移動、符号58でY軸を(Y0→YT)移動、符号59
でX軸を(X2'→XT)移動させ機械原点Mに復帰させ
て切削を終了する。
【0015】上記の手順で切削工具12を制御すること
により任意の半径の円弧溝が加工可能となる。
【0016】このように本実施例の工作物の円弧溝加工
方法は、被加工物を加工時常に上記切削工具の軸線が上
記被加工物に加工形成される上記円弧溝の円周上の該切
削工具加工位置の法線上に位置され上記切削工具が回転
駆動されると共に、上記被加工物が、数値制御装置を介
し制御されて上記円弧溝が形成されるようにそれぞれ上
記軸線方向及び該軸線に対し直角方向に変位され、か
つ、該軸線上に回転中心を有して回転変位されて上記円
弧溝を加工形成するので、任意半径の円弧溝加工が可能
となり、切削工具軸線が円弧溝の円周の法線上位置にあ
るので切削工具による干渉がなくなり高精度な加工がで
きる。また、切削工具を揺動半径を離して揺動加工する
ことがないので装置を小形化できる。
【0017】上記実施例においては被加工物13を回転
させているが、代りに切削工具12を主軸頭6を介し固
定したコラム11を被加工物13に対し相対的に回転さ
せると共に被加工物13をX、Z軸方向に数値制御装置
により移動を制御しても作用効果は全く同様である。ま
た、コラム11をZ軸方向に移動可能にし、被加工物1
3をX方向に移動可能でC軸中心に回転可能にし、上記
と同様に移動を制御しても同様の作用効果が得られる。
尚、このようにコラム11を移動可能にする場合におい
て、コラム11をX、Z軸の両軸方向に移動可能な構造
とすることは重量物であり好ましくない。
【0018】また、上記実施例は凹円弧溝加工の場合を
説明したが、(1)、(2)式におけるRの符号を負に
することによって凸円弧溝の加工も可能である。
【0019】そして、(1)、(2)式は3角関数を含
む特殊な関係式であり、本式に従って、X、Z、θを連
続的に変化させることが可能な数値制御装置が必要であ
る。
【0020】「機械と工具」1998年2月号でファナ
ックより直線3軸(X、Y、Z)と回転2軸(α、β)
による5軸NURBS補間機能が発表された。この方式
は図12に示す定義式(3)、(4)、(5)に基づき
NURBS曲線を定義し、NURBS補間指令のフォー
マットに基づきNC装置を制御するものである。
【0021】図9は、図5の55の処理を(3)、
(4)、(5)式のNURBS補間式にあてはめるため
の処理方式を示している。
【0022】91でθ1'からθ2'までθを一定ピッチで
本発明の関係式(1)、(2)を用いてC、X、Yの点
列データを計算する。次に92でC、X、Zの点別デー
タの計算結果からNURBS制御点、ウエイト、ノット
ベクトルを計算し、NC指令に変換する。点列データか
らNURBS制御点、ウエイト、ノットベクトルへの変
換方式はLes Piegl、Wayn Tiler著「NURBS Book」に解
法が示されている。最後に、93で変換されたNC指令
に従い、C軸を回転させながらX、Zを移動させる。
【0023】図11は、R=800、r=300で計算
したときのNURBS補間用制御点、ノットベクトル、
ウエイトの計算例を示す。
【0024】図10は、図5の55の処理をヘリカル円
弧補間指令にあてはめるための方式を示している。
【0025】101で本方式の関係式(1)、(2)を
用いて、円弧補間の始点、座標を計算する。
【0026】
【数2】X1=(R+γ)sinθ1'、Z1=(R+γ)cos
θ1'−R、C1=θ1' 102で同様に円弧補間の終点、座標を計算する。
【0027】
【数3】X2=(R+γ)sinθ2'、Z2=(R+γ)cos
θ2'−R、C2=θ2' 103でヘリカル円弧補間指令に変換する。このとき、
円弧半径はR+γで与えられる。
【0028】
【数4】G90 G02 X X2 Z Z2 R R+γ C C2 ただし、本方式を実現するにはC軸をヘリカル補間の付
加軸としても定義できるNC装置が必要である。
【0029】被加工物13のセッティングの状態によ
り、被加工物13の円弧溝18の円弧溝中心と工具中心
軸が並ぶ時に、Z軸上に一致しない場合が発生する。こ
の場合、C軸回転中心を原点とした時の円弧溝18の頂
点の座標を(DX、DZ)とすると、本発明の計算式
(1)、(2)は次式(6)、(7)で表す事ができ
る。
【0030】
【数5】 X'=R2sin(θ+θ0) …(6) Z'=R2cos(θ+θ0)−R …(7) ここでR2={DX2+(R+DZ) 21 / 2 θ0= tan- 1{DX/(R+DZ)} 関係式(1)、(2)の代わりに前記実施例で関係式
(6)、(7)を用いることにより、被加工物13の円
弧溝18の円弧溝中心と工具中心軸が並ぶ時に、Z軸上
に一致しない場合でも、円弧溝18の加工が可能にな
る。
【0031】
【発明の効果】以上記述した如く本発明の工作物の円弧
溝加工法によれば、装置を小形化できると共に、従来方
式に比べて、少量のNCデータで高精度に加工が可能に
なる。
【0032】加えて、サーボ機構の加減速による送り速
度の低下がなくなり、高速で連続的に円弧溝を高能率で
加工することができる効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の工作物の円弧溝加工方法を実現する装
置の斜視図。
【図2】図1の水平テーブル部分の平面図。
【図3】図1の装置の加工方法原理説明図。
【図4】(イ)は図1の回転テーブル角度計算手順説明
図、(ロ)は(イ)のフローチャート、(ハ)は(イ9
の側面図。
【図5】(イ)は図1の装置の制御手順を示すフローチ
ャート、(ロ)は(イ)のフローチャートに対応する被
加工物の平面説明図、(ハ)は(ロ)の切削工具をY
軸、Z軸を含む面から見た側面図。
【図6】通常のタービンブレード組立図。
【図7】(イ)は図6のタービンブレードの平面図、
(ロ)は図6のタービンブレードの正面図、(ハ)は図
6のタービンブレードの右側面図。
【図8】従来の工作物の円弧溝加工方法説明図。
【図9】図5の55の処理をNURBS補間式にあては
めるための処理方式を説明する図。
【図10】図5の55の処理をヘリカル円弧補間式にあ
てはめるための処理方式を説明する図。
【図11】NURBS補間用制御点、ノットベクトル、
重み、計算例を示す図。
【図12】直線3軸(X、Y、Z)と回転2軸(α、
β)による5軸NURBS補間機能を説明する図。
【符号の説明】
11…コラム、12…切削工具、13…被加工物、14
…回転テーブル、15…水平テーブル、17…数値制御
装置、18…円弧溝。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 荒井 宏 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 Fターム(参考) 3C001 KA01 KB04 TA02 3C022 EE07 EE11 EE12 EE17 5H269 BB03 BB05 CC02 CC13 CC15 DD01 RB03

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸方向を中心にして回転駆動されて被加
    工物を切削する切削工具を支持するコラムと、上記被加
    工物を固定する回転テーブルが取り付けられている水平
    テーブルとを水平方向に相対的に変位させ、かつ上記回
    転テーブルを回転変位させ、上記被加工物と上記切削工
    具との最遠距離より大きい半径をもつ円弧溝を加工形成
    する方法において、上記被加工物を加工状態における上
    記切削工具の軸線が、上記被加工物に加工形成される上
    記円弧溝の円周上の該切削工具の法線上に位置させると
    ともに、上記コラム及び上記軸線方向及び該軸線に対し
    て直交する方向の変位並びに上記回転テーブルの回転変
    位をそれぞれ、(R+γ)cosθ−R及び(R+γ)sin
    θ並びにθ(ただし、Rは上記被加工物の円弧溝の半
    径、γは上記切削工具の軸線が上記回転テーブルの回転
    中心を通る場合の上記切削工具の中心位置と上記回転テ
    ーブルの回転中心との距離、θは上記回転テーブルの回
    転角)となるように数値制御装置を介して制御して、任
    意の半径をもつ円弧溝を加工することを特徴とする工作
    物の円弧溝加工方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、直線2軸、回転1軸
    の同時3軸NURBS補間指令により数値制御装置を介
    して制御して、任意の半径をもつ円弧溝を加工すること
    を特徴とする工作物の円弧溝加工方法。
  3. 【請求項3】 請求項1において、直線2軸による円弧
    補間と回転1軸を同期させたヘリカル円弧補間指令によ
    り、数値制御装置を介して制御して任意の半径をもつ円
    弧溝を加工することを特徴とする工作物の円弧溝加工方
    法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006507571A (ja) * 2002-10-15 2006-03-02 ブリガム ヤング ユニバーシティ ツール運動の直接制御のために複雑なn曲線を描写するためのシステムおよび方法
JP2010158738A (ja) * 2009-01-07 2010-07-22 Hitachi Ltd 被加工物への円弧溝加工方法
CN112974937A (zh) * 2021-03-04 2021-06-18 绵阳恒弘机械制造有限责任公司 孔壁上环形槽体用加工方法、其编程方法及其加工系统

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