JP2001087958A - 搬送装置および搬送方法 - Google Patents

搬送装置および搬送方法

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JP2001087958A
JP2001087958A JP27272299A JP27272299A JP2001087958A JP 2001087958 A JP2001087958 A JP 2001087958A JP 27272299 A JP27272299 A JP 27272299A JP 27272299 A JP27272299 A JP 27272299A JP 2001087958 A JP2001087958 A JP 2001087958A
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jig
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moved
movement
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English (en)
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Akinori Waki
昭則 脇
Daisaku Kugo
大作 久郷
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Murata Manufacturing Co Ltd
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Murata Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】移動中の治具の特定の位置をフォトセンサで検
出し、該検出位置を基準位置として治具の移動量を決定
することによって、治具の移動位置を高精度で制御する
ことができる搬送装置および搬送方法を提供する。 【解決手段】搬送部で、テーブル11の移動中にフォト
センサ13が反射板3を検出すると、このときのテーブ
ル11の位置を基準位置とし、ここから予め設定されて
いる距離だけテーブル11を移動させる。このように、
搬送部はフォトセンサ13が反射板3を検出したときの
テーブル11の位置を基準位置とし、ここからテーブル
11を予め設定されている所定量だけ移動させるように
したので、テーブル11に対する治具1の載置位置のば
らつきや、治具自体の加工制度のばらつきの影響を受け
ることなく、テーブル11に載置された治具1を所定の
位置に移動させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、チップICやプ
リント基板等のワークを挿入する治具をワークの挿入位
置へ搬送する搬送装置および搬送方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、自動実装工程においてワーク
の取付精度(位置精度)を向上させるため、治具にチッ
プICやプリント基板等のワークをセットしておき、実
装時にはこの治具からワークを1つずつ取り出して実装
に供するようにしている。従来から、ワークを治具にセ
ット(挿入)するワーク挿入装置としては種々のものが
実用化され、または提案されている。
【0003】例えば、ワークが比較的小型であるチップ
部品を治具に挿入するワーク挿入装置は、表面にワーク
と略同じ幅で一方の端部をワークの挿入口として開口さ
せた溝を形成した治具を利用し、上記治具が載置された
テーブルを移動させる搬送部と、ワーク挿入位置におい
て治具にワークを挿入するワーク挿入部とを設け、上記
搬送部がテーブルに載置された治具をワーク挿入位置に
移動し、ワーク挿入部が該治具に対して上記挿入口から
ワークを挿入するというものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、自動実装工
程におけるワークの取付精度を向上させるため、治具の
溝の幅については余裕度が厳しくなってきており、ワー
クの幅に比して数10〜100μm程度の余裕しかない
場合がある。このような寸法精度の厳しい状況では、テ
ーブルに載置された治具を高精度でワーク挿入位置に移
動させることができないと、ワーク挿入部において治具
にワークを挿入することができない(ワーク挿入ミスが
生じる。)。また、搬送部がテーブルの移動制御を高精
度で行えるものであったとしても、テーブルに対する治
具の載置位置のばらつきや、治具自体の加工精度のばら
つきに起因してワーク挿入ミスが生じる。そこで、従来
はテーブルを移動させて、テーブルに載置された治具を
メカ的なストッパに当て、このときのテーブルの位置を
基準位置として検出し、該基準位置を基にテーブルの移
動量を設定することで、テーブルに対する治具の載置位
置のばらつきや、治具自体の加工精度のばらつきによる
影響を受けることなく治具をワーク挿入位置に移動させ
ていた。なお、テーブルを動かしてメカ的なストッパに
当て、基準位置を検出する技術については例えば特開平
8−206928号公報、特開平8−206929号公
報に開示されている。
【0005】しかしながら、上記方法ではテーブルに載
置されている治具をストッパに当てて基準位置を検出し
ているので、このときの衝撃によって治具が変形する等
の問題があった。また、治具が変形すると基準位置の検
出精度が低下し、結果的に治具を高精度で挿入位置に移
動させることができなくなる。
【0006】この発明の目的は、移動中の治具の特定の
位置を非接触で検出し、該検出位置を基準位置として治
具の移動量を決定することによって、治具の移動位置を
高精度で制御することができる搬送装置および搬送方法
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の搬送装置は、
上記課題を解決するために以下の構成を備えている。
【0008】(1)挿入口からワークを挿入する溝が形
成された治具を載置するテーブルと、上記治具を上記ワ
ークの挿入位置へ移動させるために上記テーブルを移動
する移動部と、上記移動部による上記テーブルの移動中
に上記治具の特定の位置を非接触で検出する検出部と、
上記検出部が上記特定の位置を検出したときの上記テー
ブルの位置を基準位置とし、該基準位置に基づいて上記
移動部に対して上記テーブルの移動量を制御する制御部
と、を備えている。
【0009】(2)上記検出部は、上記挿入口近傍を検
出する。
【0010】(3)上記検出部は、反射型のフォトセン
サである。
【0011】(4)上記治具には、移動方向の略中央に
反射板が設けられている。
【0012】(5)上記検出部は、上記ワークの挿入位
置近傍に配置した。
【0013】(6)上記移動部は、上記テーブルを上記
検出部が配置されている位置の手前まで高速で移動し、
その後低速の移動に切り換える。
【0014】上記(1)の構成では、テーブルに載置さ
れた治具の移動中に、該治具の特定の位置を検出し、該
特定の位置を検出したときのテーブルの位置を基準位置
としてテーブルの移動量を制御するようにした。したが
って、テーブルに対する治具の載置位置のばらつきや治
具自体の加工精度のばらつき等の影響を受けることな
く、高精度で治具を挿入位置に移動させることができる
ので、ワークの挿入ミスが防止される。また、非接触で
治具の特定の位置を検出するようにしたので、上記基準
位置の検出時に治具に衝撃が加わることがなく、治具の
変形が防止できる。
【0015】上記(2)の構成では、上記特定の位置と
して治具の挿入口を検出するようにしたので、治具にお
ける挿入口をより精度良く所定の位置に移動させること
ができる。
【0016】上記(3)の構成では、反射型のフォトセ
ンサで治具の特定の位置を検出するようにした。
【0017】上記(4)の構成では、治具に移動方向の
略中央に反射板を設けることで、治具の加工精度のばら
つきの影響を低減して、治具の挿入口をより精度良く所
定の位置に移動させることができる。
【0018】上記(5)の構成では、ワークの挿入位置
近傍で治具の特定の位置を検出するようにした。
【0019】上記(6)の構成では、上記検出部の配置
位置の手前まで高速移動し、その後低速移動に切り換え
るようにしたので、治具の特定の位置を高精度で検出で
きるとともに、テーブルの移動にかかる時間が長くなっ
て、作業効率を低下させるという問題も生じない。
【0020】
【発明の実施の形態】図1は、この発明の実施形態であ
るワーク挿入装置における搬送部に適用される治具の外
形を示す図である。治具1の表面には複数の溝2が平行
に形成されている。該溝2の一方の端部は開口してお
り、この開口部が後述するワークの挿入口として機能す
る。また、図1(B)に示すように開口部(挿入口)の
近傍には表面積の小さい反射板3が取り付けられてい
る。望ましくは、この反射板3を溝2に接するように配
置するのが良く、さらに望ましくはこの反射板3の反射
面をできるだけ小さくするのが良い。また、反射板3は
全ての開口部近傍に取り付ける必要はなく、任意の開口
部近傍に1つだけ取り付けることで足りるが、ワーク挿
入ミスを最小限に抑えるには、治具1の移動方向の略中
央の位置の開口部近傍に取り付けることが望ましい。後
述するように反射板3を検出したときの位置を基準位置
として治具1の搬送を制御するので、上記位置に反射板
3を設ければ治具1のセンタを基準にして挿入位置に合
わせることになり、治具1の加工精度によるずれが全体
で吸収されることとなり、加工精度のばらつきによる影
響を低減して、各溝2の開口部を適当な位置(ワークの
挿入位置)に移動させることができる。なお、図1
(B)は図1(A)において破線で囲んだA部分の拡大
図であり、図1(C)は図1(A)において破線で囲ん
だB部分の拡大図である。さらに、治具1の周囲には複
数(図では3つ)の凹部4が形成されており、この凹部
4は後述する一軸テーブルに載置するときの位置決めに
利用される。
【0021】図2は、この実施形態にかかるワーク挿入
装置における搬送部とワーク挿入部との相対的な位置関
係を示す図である。搬送部は上記治具を載置するテーブ
ル11を軸12に沿って一方向に移動させる一軸テーブ
ル(一軸ロボット)である。テーブル11の移動可能範
囲に反射型のフォトセンサ13が配置されており、この
フォトセンサ13で治具1に設けられている上記反射板
3を非接触で検出する。具体的には、フォトセンサ13
はテーブル11に載置されている治具1に対して光を照
射し、反射板3からの反射光を検出することで、治具1
に設けられている上記反射板3を非接触で検出するもの
である。また、フォトセンサ13から照射された光をレ
ンズで絞り、治具1上におけるスポット系を小さくする
ことで反射板3の検出精度を向上させている。テーブル
11の表面には、図3に示すように治具の周囲に形成さ
れている凹部4に係合する突起部14が設けられてお
り、テーブル11に対する治具1の載置位置が常に略一
定になるように構成されている。なお、図3(A)はテ
ーブル11の平面図であり、図3(B)はテーブル11
の側面図である。
【0022】また、ワーク挿入部21はワーク挿入位置
の治具1に対して、ワーク22を治具1の開口部から溝
2に押せ押せ状態で1つずつ順次押し込むものである
(図2、4に示す矢印方向にワークを押し出すものであ
る。)。また、ワーク挿入部21も図示するように略平
行に形成された溝を有しており、該溝に治具1に挿入す
るワーク22が位置している。図4にワーク挿入位置に
おける治具1とワーク挿入部21との位置関係を示す。
図示するようにワーク挿入位置は、ワーク挿入部21に
形成されている、ワーク22が配置される溝に対して治
具1に形成されている溝2が対向する位置であり、ワー
ク挿入部21から押し出されたワーク22が治具1の溝
2に押し込まれる(挿入できる)位置である。なお、こ
の例では溝2の幅はワークの幅に対して100μm程度
しか大きく設定されていない。
【0023】搬送部は、治具1が載置されたテーブル1
1をホームポジションから上記ワーク挿入位置に移動さ
せる。ホームポジションとは、ホームポジションセンサ
(不図示)によって検出されるテーブル11の原点(メ
カ的に決められたテーブル11の原点)である。作業者
はホームポジションでテーブル11に治具1を載置す
る。また、テーブル11を移動させる機構部としては、
公知のパルスモータを使用したものであってもよいし、
またサーボ機構を適用したDCモータを利用したもので
あってもよい。
【0024】以下、図5および図6を参照しながら、こ
の実施形態のワーク挿入装置における搬送部の動作(治
具1の移動制御)について詳細に説明する。治具1は、
外周部に形成されている凹部4を、上述したようにホー
ムポジションでテーブル11の表面に設けられている突
起部14に係合させて載置する。テーブル11に設けら
れている突起部14を利用して治具1を載置するので、
テーブル11に対する治具1の載置位置が略一定とな
る。
【0025】フォトセンサ13は、図5に示すようにワ
ーク挿入位置の手前近傍に配置されている。搬送部はテ
ーブル11に載置された治具1についてホームポジショ
ンからワーク挿入位置への移動を開始すると(図5
(A)に示す状態からA方向への移動を開始すると)、
フォトセンサ13の配置位置手前まで(図に示すXだ
け)比較的高速で移動し(n1〜n3)、その後低速移
動に切り換えフォトセンサ13が反射板3を検出すると
(図5(B))(n4、n5)、このときのテーブル1
1の位置を基準位置として設定し(n6)、ここから予
め設定されている距離(図に示すY)だけテーブル11
を移動させて停止する(図5(C))(n7、n8)。
なお、図に示すZは低速移動に切り換えてからフォトセ
ンサ13が反射板3を検出するまでに移動する距離であ
る。この停止位置がワーク挿入位置であり、ワーク挿入
部21が治具1に対してワーク22の挿入が行える(治
具1の溝2にワークを押し込める。)。なお、テーブル
11の移動を高速移動から低速移動に切り換える位置
(移動開始から高速移動する距離X)については予め設
定されている。また、上記距離Yはフォトセンサ13が
反射板3を検出した位置から溝3の開口部とワーク挿入
部21に形成されているワーク22が位置している溝と
が一致する距離である。なお、上記距離Yは溝2の幅が
異なる複数種類の治具1に対応するためのものであっ
て、治具1が1種類の場合、距離Yが0であってもよ
い。
【0026】このように、搬送部はフォトセンサ13が
反射板3を検出したときのテーブル11の位置を基準位
置とし、ここからテーブル11を予め設定されている所
定量(図5に示すY)だけ移動させるようにしたので、
テーブル11に対する治具1の載置位置のばらつきや、
治具自体の加工精度のばらつきの影響を受けることな
く、テーブル11に載置された治具1を所定の位置(す
なわち、ワーク挿入位置)に高精度で移動させることが
できる。また、テーブル11の移動中における上記基準
位置の検出を非接触で行っているので(治具1の反射板
3を非接触で検出する。)、基準位置を検出するときに
治具1に衝撃が加わらず、治具1が変形することもな
い。また、フォトセンサ13では治具1におけるワーク
22の挿入口近傍を検出しているので、治具1の挿入口
(開口部)をワーク挿入部21から押し出されてくるワ
ーク22に対向する位置に正しく高精度で移動させるこ
とができる。しかも、反射板3は治具1の移動方向の略
中央の位置の開口部近傍に取り付け、治具1のセンタを
基準位置として挿入位置に合わせるようにしているの
で、加工精度のばらつきによる影響を低減して各溝2の
開口部を適当な位置(ワークの挿入位置)に移動させる
ことができる。また、ワークの変更等にともなってテー
ブル11に載置される治具1の寸法等が変化したとして
も、フォトセンサ13が反射板3を検出したときのテー
ブル11の基準位置からテーブル11を移動させる距離
(図5に示すY)を変更するという簡単な変更作業で対
応することができる。
【0027】しかも、この実施形態の搬送部では、フォ
トセンサ13による反射板3の検出位置精度を向上させ
るために、フォトセンサ13から照射された光をレンズ
で絞るだけでなく、上述した図6の処理を行っている。
一般にテーブル11の移動速度が速いと、フォトセンサ
13による反射板3の検出精度が低下する。一方、反射
板3の検出精度を向上させるために、テーブル11の移
動速度を低速にするとホームポジションからワーク挿入
位置までの移動にかかる時間が長くなり、作業効率を低
下させる。この実施形態では、上述したようにフォトセ
ンサ13をワーク挿入位置近傍に配置し、ホームポジシ
ョンからフォトセンサ13の配置位置手前まで比較的高
速でテーブル11を移動し、その後テーブル11を低速
移動に切り換えてフォトセンサ13で治具1に設けられ
た反射板3を検出するようにしているので、フォトセン
サ13における反射板3の検出精度を低下させることが
ない。また、テーブル11はフォトセンサ13の手前ま
で高速で移動しているので、テーブル11の移動速度が
比較的低速である時間が短く(テーブル11を低速移動
に切り換えてから、フォトセンサ13が反射板3を検出
し、ワーク挿入位置に停止すまでにかかる時間が短
い。)、作業効率を低下させることもない。なお、図5
に示すZ+Yがテーブル11を比較的低速で位相させる
距離である。また、テーブル11を停止させるときに
は、テーブル11を低速移動させているので、テーブル
11のオーバラン等が抑えられ、ワーク挿入位置に高精
度で停止させることができる。
【0028】この実施形態によれば、テーブル11に対
する治具1の載置位置のばらつきや、治具1自体の加工
のばらつきの影響を受けることなく、テーブル11に載
置された治具1をワーク挿入位置に移動させることがで
きる、図7示すように従来のものに比して約3倍の精度
で治具1をワーク挿入位置に移動させることができるこ
とを確認している。
【0029】また、本願発明の別の実施形態として、図
8に示すようにフォトセンサ13をテーブル11のホー
ムポジション近傍に配置することもできる。図9は、こ
の実施形態にかかる搬送部におけるテーブルの移動制御
を示すフローチャートである。搬送部はテーブル11の
ホームポジションからワーク挿入位置への移動を開始す
ると(図8(A)に示す状態からA方向への移動を開始
すると)、テーブル11を低速移動させながら、フォト
センサ13による反射板3の検出を行う(n11〜n1
3)。フォトセンサ13は、ホームポジション近傍に配
置しているので、テーブル11の移動開始後、比較的短
時間で上記反射板3を検出する。搬送部では、フォトセ
ンサ13が反射板3を検出すると(図8(B))、この
ときのテーブル11の位置を基準位置として設定すると
ともに、テーブル11を高速移動に切り換え(n14、
n15)、この基準位置から予め設定されている距離
(図に示すY)だけ移動させて停止する(図8(C))
(n16、n17)。この位置がワーク挿入位置であ
る。なお、上記予め設定されている距離Yは、溝2の開
口部がワーク挿入部21に形成されている、ワーク22
が位置している溝に一致する距離である。
【0030】このように、この実施形態も搬送部はフォ
トセンサ13が反射板3を検出したときのテーブル11
の位置を基準位置とし、ここからテーブル11を予め設
定されている所定量(図8に示すY)だけ移動させるよ
うにしたので、上記の実施形態と略同等の効果を奏す
る。また、この実施形態では、上述したようにフォトセ
ンサ13をホームポジション近傍に位置させ、テーブル
11が治具1の載置位置から移動を開始すると直ぐに上
記反射板3が検出されるように構成し、フォトセンサ1
3が反射板3を検出するとテーブル11を高速移動に切
り換えているので、テーブル11(治具1)をワーク挿
入位置に移動させるまでにかかる時間が長くなって、作
業効率を低下させるという問題も生じない。
【0031】なお、上記実施形態ではフォトセンサを利
用して移動中のテーブル11に載置されている治具1の
特定の位置を検出する(反射板3を検出する)とした
が、例えば磁気センサを用いて治具1の特定の位置を検
出するようにしてもよいし、その他の非接触型のフォト
センサで治具1の特定の位置を検出するよにしてもよ
い。磁気センサで治具1の特定の位置を検出する場合に
は、反射板3に換えて磁石を設ければよい。また、上記
実施形態では、搬送部を治具1が載置されたテーブル1
1を1軸で移動させるものであるとしたが、2軸や3軸
等でテーブルを移動させるものであってもよい。また、
ワーク22を挿入する治具1の形状についても本発明を
限定するものではない。
【0032】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、テー
ブルに載置された治具の移動中に、該治具の特定の位置
を検出し、該特定の位置を検出したときのテーブルの位
置を基準位置としてテーブルの移動量を制御するように
したので、テーブルに対する治具の載置位置のばらつき
や治具自体の加工精度のばらつき等の影響を受けること
なく、高精度で治具を挿入位置に移動させるができ、ワ
ークの挿入ミスが防止される。また、非接触で治具の特
定の位置を検出するようにしたので、上記基準位置の検
出時に治具に衝撃が加わることがなく、治具の変形も防
止できる。
【0033】また、上記特定の位置として治具の挿入口
を検出するようにしたので、治具における挿入口を精度
良く所定の位置に移動させることができる。
【0034】さらに、検出部を挿入位置近傍に位置さ
せ、テーブルをホームポジションから上記検出部の配置
位置の手前まで高速移動し、その後低速移動に切り換え
るようにしたので、治具の特定の位置を検出する精度を
低下させることなく、テーブルの移動に要する時間が長
くなって、作業効率を低下させるという問題も生じな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態であるワーク挿入装置で利
用される治具の外形を示す図である。
【図2】この発明の実施形態であるワーク挿入装置にお
ける搬送部とワーク挿入部との相対的な位置関係を示す
図である。
【図3】搬送部におけるテーブルの平面図である。
【図4】ワーク挿入位置における治具とワーク挿入部と
の位置関係を示す図である。
【図5】この発明の実施形態であるワーク挿入装置にお
ける搬送部の移動制御を説明する図である。
【図6】この発明の実施形態であるワーク挿入装置にお
ける搬送部の移動制御を示すフローチャートである。
【図7】従来の搬送部とこの実施形態の搬送部との治具
の位置精度を比較した表である。
【図8】この発明の別の実施形態であるワーク挿入装置
における搬送部の移動制御を説明する図である。
【図9】この発明の別の実施形態であるワーク挿入装置
における搬送部の移動制御を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1−治具 2−溝 3−反射板 11−テーブル 13−フォトセンサ 22−ワーク
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年11月2日(1999.11.
2)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 挿入口からワークを挿入する溝が形成さ
    れた治具を載置するテーブルと、 上記治具を上記ワークの挿入位置へ移動させるために上
    記テーブルを移動する移動部と、 上記移動部による上記テーブルの移動中に上記治具の特
    定の位置を非接触で検出する検出部と、 上記検出部が上記特定の位置を検出したときの上記テー
    ブルの位置を基準位置とし、該基準位置に基づいて上記
    移動部に対して上記テーブルの移動量を制御する制御部
    と、を備えた搬送装置。
  2. 【請求項2】 上記検出部は、上記挿入口近傍を検出す
    る請求項1に記載の搬送装置。
  3. 【請求項3】 上記検出部は、反射型のフォトセンサで
    ある請求項1または2に記載の搬送装置。
  4. 【請求項4】 上記治具には、移動方向の略中央に反射
    板が設けられている請求項3に記載の搬送装置。
  5. 【請求項5】 上記検出部は、上記ワークの挿入位置近
    傍に配置した請求項1〜4のいずれかに記載の搬送装
    置。
  6. 【請求項6】 上記移動部は、上記テーブルを上記検出
    部が配置されている位置の手前まで高速で移動し、その
    後低速の移動に切り換える請求項5に記載の搬送装置。
  7. 【請求項7】 ワークを挿入する治具が載置されたテー
    ブルを移動して、該治具を上記ワークの挿入位置へ移動
    させる搬送方法において、 上記治具の移動中に該治具の特定の位置を非接触で検出
    し、上記特定の位置を検出したときの上記テーブルの位
    置を基準位置として上記テーブルの移動量を制御する搬
    送方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109676209A (zh) * 2019-01-23 2019-04-26 江苏爱仕达电子有限公司 一种用于遥控器的电路板焊锡工作平台的工作方法
JP2020038116A (ja) * 2018-09-04 2020-03-12 株式会社アドバンテスト テストセル内の異なるフォームファクタのテスト対象デバイスの自動ハンドリング

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