JP2001087747A - 有機性廃棄物の発酵分解処理方法およびその装置 - Google Patents

有機性廃棄物の発酵分解処理方法およびその装置

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JP2001087747A JP31281899A JP31281899A JP2001087747A JP 2001087747 A JP2001087747 A JP 2001087747A JP 31281899 A JP31281899 A JP 31281899A JP 31281899 A JP31281899 A JP 31281899A JP 2001087747 A JP2001087747 A JP 2001087747A
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  • Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 全ての有機性廃棄物、とくに牛や豚等の解体
等により発生する大判厚手で強靱な手側や内臓および大
型で硬質の骨等であっても、一切残滓を残すことなく完
全に消滅させて処理でき、悪臭発生等の周辺への影響が
ない。 【解決手段】 長方形でトラック状に発酵調整槽部と第
一発酵分解槽部と第二発酵分解槽部と着床材調整槽部と
を順次循環するように連設する。これら内周側壁と外周
側壁の外側に周設する空気送給管から一定間隔で側壁に
挿嵌される空気注入管と、この上面を掩塞して設ける逆
U字形フードと発酵調整槽部の中央外面に廃棄物投入口
が設けることで分解槽を形成する。分解槽内の下層に砂
・採石、上層に着床材を積重する。第一発酵分解槽部の
下層内に放熱管を敷設する。分解槽の側壁上面上に有機
性廃棄物と着床材を循環方向に撹拌しながら移動運搬し
て空気と水を補充調整する分解促進装置を所要数載置す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に牛や豚等の家
畜を解体等により発生した大型で強靱な毛皮や内臓と大
型の骨等の有機性廃棄物を微生物により発酵分解処理し
て消滅させる発酵分解処理方法および有機性廃棄物を連
続的に発酵分解処理して消滅させる装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、人間が社会生活を営んでいく上
で、人間の生活または生産活動に起因して一般家庭やレ
ストラン、ホテル等から発生する生ゴミや事業所等から
発生する汚泥類、木片類、動植物性残滓、動物糞尿等の
有機性廃棄物が大量に排出されており、現在、これらの
廃棄物は焼却や埋立てにより処理されているが、焼却に
よる処理では悪臭、異臭や二酸化炭素を発生させるとと
もに塩素ガスやダイオキシン等の有害ガスを生じさせる
ことや、埋立てによる処理では悪臭の発生やハエ、ネズ
ミ等の繁殖を招くことで地球環境を汚染したり地域環境
を悪化させることが問題点となっているために埋立処理
の場所が限定されている現在、処理場所の確保が大きな
問題となっており、これから後の排出量を埋立てにより
処理するには限界がきている。これらの問題点を受け
て、家庭や飲食店、ホテル、食品工場等の事業所から発
生する有機性廃棄物のうちの生ゴミ等を、コンポスト容
器やコンポストプラントを使用して微生物の発酵により
堆肥化させて処理する方法が急速に導入されてきてお
り、これにより廃棄物の排出量を減量化できるとともに
処理されてできる堆肥は家庭用菜園等で活用することが
できる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来の技術で述べたコンポスト容器やコンポストプラン
トを使用して微生物の発酵により有機性廃棄物を堆肥化
して処理する方法では、家庭や事業所等から発生する生
ゴミ等の生活廃棄物については堆肥化処理できるもの
の、コンポスト容器でのその他事業所系の有機性廃棄物
を堆肥化処理する能力はなく、コンポストプラントでは
汚泥類、木片類、動物糞尿等の堆肥化処理能力はある
が、牛や豚等を解体して発生する大判厚手で強靱な毛皮
や内臓および大型で硬質の骨、大型の貝殼、硬質の果実
外皮や種子等の大型硬質の動植物性残滓等の堆肥化処理
は不能であって廃棄物として埋立て等により処理される
ことになり、また、堆肥化処理技術も完全に確立されて
いないために堆肥化が不完全になりやすく悪臭発生等に
よる周辺への影響が出てくる問題もある。そして、前記
方法で有機性廃棄物を処理して作り出される堆肥のう
ち、コンポストプラントの場合は製品として販売するこ
ともできるが、販売できない場合や一般の家庭で活用さ
せる所がない場合には残滓として廃棄物となってしまう
問題がある。
【0004】本発明は、従来の技術の有する問題点に鑑
みてなされるものであり、その目的とするところは、悪
臭発生等による周辺への影響を全く出すことなく、大量
に排出される生ゴミや汚泥類、木片類、動物糞尿、動植
物性残滓等の全ての有機性廃棄物、特に牛や豚等の解体
等により発生する大判厚手で強靱な毛皮や内臓および大
型で硬質の骨等を一切残滓を残すことなく完全に消滅さ
せて処理でき、かつ悪臭発生等による周辺への影響を出
すことのない有機性廃棄物の発酵分解処理方法およびそ
の装置を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記の目的
を達成するために鋭意研究を重ねた結果、生ゴミや汚泥
類、木片類、動植物性残滓、動物糞尿等の有機性廃棄物
を微生物により発酵分解処理して消滅させる方法におい
て、分解槽に一定量毎連続して投入される有機性廃棄物
と土中や水中に生息してあらゆる有機物を分解して浄化
する好気性菌類等の人畜無害で有用菌の微生物を生息さ
せる樹皮や木屑の堆肥からなる着床材とを混合し撹拌さ
せながら55〜60%の含水率に調整処理させ、得られ
た着床材と混合する有機性廃棄物の発酵熱温度を微生物
の生息に適する70〜80℃に加温調整して144〜1
68時間連続して撹拌しながら55〜60%の含水率に
調整処理して滞留発酵処理させた後、これら発酵処理し
た有機性廃棄物を発酵温度調整をしないで96〜120
時間連続して撹拌しながら滞留発酵処理させることによ
り投入有機性廃棄物を完全に分解消滅できるようにさせ
る有機性廃棄物の発酵分解処理方法および長円形でトラ
ック状に発酵調整槽部と第一発酵分解槽部と第二発酵分
解槽部と着床材調整槽部とを順次循環するように連設
し、これら内周側壁と外周側壁の外側に周設する空気送
給管から一定間隔で側壁に挿嵌される空気注入管と、こ
の上面を掩塞して設ける逆U字形フードと、前記発酵調
整槽部の中央外面に廃棄物投入口が設けられることで分
解槽が形成され、これら分解槽内には下層に砂と砕石、
上層に着床材が積重されるとともに、前記第一発酵分解
槽部の下層内には循環方向に所要数の放熱管が敷設して
あり、該分解槽の側壁上面上には有機性廃棄物と着床材
とを循環方向に撹拌しながら移動運搬して空気と水を補
充調整する分解促進装置が所要箇所に所要数載架され、
該分解促進装置による分解促進時に発生する臭気や炭酸
ガス、水蒸気等を前記第一発酵分解槽部と着床材調整槽
部のフード頂部に設ける排気口から気水分離器を介して
臭気や炭酸ガス等を導入して除去させる大気汚染物質除
去装置を設けたことを特徴とする有機性廃棄物の発酵分
解処理装置を見いだした。本発明は、この知見に基づい
てなされたものである。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を実施例に基
づき図面を参照して説明する。本発明では、図1〜図3
に示すように、長円形でトラック状に発酵調整槽部1a
と第一発酵分解槽部1bと第二発酵分解槽部1cと着床
材調整槽部1dとを順次循環するように連設して形成す
る分解槽1の内周側壁と外周側壁の外側に周設する空気
送給管11から一定間隔で側壁に空気注入管12が挿嵌
され、この分解槽1内部には下層に砂と砕石7、上層に
着床材6とを積重するとともに、前記第一発酵分解槽部
1bの下層7内には所要数の放熱管14が敷設され、さ
らに分解槽1には上面を掩塞して設ける逆U字形フード
9と、前記発酵調整槽部1aの中央外部に設ける廃棄物
投入口10と、これら分解槽1の側壁上面上の所要箇所
に有機性廃棄物22と着床材6とを循環方向に移動運搬
して撹拌しながら空気と水を補充調整するが所要数載架
される分解促進装置21と、また分解槽1の前記第一発
酵分解槽部1bと着床材調整槽部1dのフード9頂部の
略中央部にそれぞれ設ける排気口16から気水分離器1
8を介して臭気や炭酸ガス等を導入して除去する平成1
1年8月30日提出の特許願に記載の大気汚染物質除去
装置23とを設けて構成される。
【0007】分解槽1は、コンクリートにより長外径2
3m、短外径8mの長円形で、高さ2.3m、幅4mの
トラック状に形成される幅1mの管理通路2が左右側方
に設けられる中央部を幅2m、深さ2mで凹状の陥没溝
状に欠成されるものであり、また管理通路2の内側縁端
部に幅20cm、高さ50cmで分解促進装置21の移
動通路3を溝に沿って対向して突出させて発酵調整槽部
1aと第一発酵分解槽部1bと第二発酵分解槽部1cと
着床材調整槽部1dとが順次循環するように構成されて
おり、この分解槽1の内周側壁と外周側壁の外側に周設
される空気送給管11それぞれに内周内面に設けるそれ
ぞれの送給ブロワ13が風量調整弁を設けて接続され、
これら空気送給管11に一定間隔で側壁の外部から内部
の着床材6に注入する空気注入管12が挿嵌してあり、
この槽1内全体には下層に厚さ30cmで0〜100m
mの砂と砕石7、上層に厚さ1.7mで樹皮や木屑の堆
肥からなる着床材6とを5mmメッシュ金網8で仕切り
をして積重されており、前記第一発酵分解槽部1bの下
層7中間部には内周平面に設けるボイラー15と蒸気量
調整弁を設けて接続して周回方向に所定間隔で並設して
蛇行するように折曲して配設される放熱管14が敷設し
てあり、前記発酵調整槽部1aの湾曲部中心の外方上部
にラッパ状で底部が開口して廃棄物22を分解槽1内に
流下させて投入できる廃棄物投入口10が設けられ、さ
らに管理通路2を含む分解槽1上面を掩塞する逆U字形
フード9が全周に渡って設けられる。このフード9の第
一発酵分解槽部1bと着床材調整槽部1dの略中間位置
の頂部にそれぞれ排気口16を設け、これらの排気口1
6から気水分離器18に双方から吸引パイプ17を接続
し、この気水分離器18から導入ブロワ20を介して大
気汚染物質除去装置23に接続される。
【0008】また、分解槽1の相対する側壁上面には、
分解促進装置21の機枠21aの左右端部に対向して列
設する車輪21cを両側壁内面の上端縁部を欠成した移
動通路3に跨設させて分解促進装置21が側壁間に載架
されており、この機枠21aの後部車軸21dの中央部
に設けられる調車21gの外周に機枠21a下段の中央
部に設ける電動機21eから調帯21fを係回張設して
車軸21dを駆動させて往復移動を自在にしてあり、そ
の車軸21d間に所要数のラダー21jを水分センサー
を設けて所定間隔で並行に揃えて前方に傾倒して取付ら
れ、そのラダー21jには分解促進装置21が前方に移
動することより車軸21dが前方に回転してそれぞれの
ラダー21jの回りに設ける連続バケット21hを後方
から前方に回転させる。また、機枠21aの上段には液
体タンク21bが設けられ、この液体タンク21bの前
面下部には水分センサーの感知により作動する散水ノズ
ル21iが所要間隔で所要数設けられており、これら分
解促進装置21は分解槽1の所要箇所に所要数載架され
る。
【0009】上述の如く構成して、大量に排出される生
ゴミや汚泥類、木片類、動物糞尿、動植物性残滓等の全
ての有機性廃棄物22、特に牛や豚等の解体して発生す
る大判厚手で強靱な毛皮や内臓および大型で硬質の骨等
を廃棄物投入口10からダンプやショベル等により分解
槽1の樹皮や木屑の堆肥からなる土中や水中に生息して
あらゆる有機物を分解して浄化する温度40〜80℃で
湿度55〜60%の環境が生息に適する好機性菌類等の
人畜無害で有用菌の微生物が生息する発酵調整槽部1a
の着床材6内に一定量毎連続して投入され、その後に分
解槽1の側壁間に載架されて周回している最も近接する
位置を周回している分解促進装置21が分解処理順路方
向に移動しながら有機性廃棄物22と混合した着床材6
とを微生物の生息に適するように空気と水分をセンサー
により検知しながら分解促進装置21の散水ノズル21
iにより散水して含水率を55〜60%に補充調整させ
て撹拌しながら循環方向の第一発酵分解槽部1bまで運
搬させ、この第一発酵分解槽部1bに運搬された有機性
廃棄物22と混合した着床材6内の含水率を55〜60
%に補充調整させながら発酵熱温度を温度センサーに連
動するボイラー15により加温調整して70〜80℃の
温度に保つことでこの環境で生息に適する微生物の働き
により第一発酵分解槽部1b間に144〜168時間連
続して撹拌しながら滞留させることで投入有機性廃棄物
22の約70%が分解消滅され、そして、まだ分解しな
い有機性廃棄物22残滓と混合した着床材6は第二発酵
分解槽部1cまで運搬されてから着床材6内の発酵熱温
度を調整しないで含水率を55〜60%に補充調整させ
ながら温度40〜80℃の環境で生息に適する微生物の
働きにより第二発酵分解槽部1c間に96〜120時間
連続して撹拌しながら滞留させることで残滓を完全に分
解消滅されるものであり、次に有機性廃棄物22が消滅
した着床材6は着床材調整槽部1dに運搬されて再度分
解処理させるために着床材6や微生物の量を調整補給さ
せて繰り返し使用され、約1ヶ月毎に全体を取換えて廃
棄処分される。
【0010】分解槽1の着床材6内に投入された有機性
廃棄物22は分解処理順路に従って循環しながら微生物
の働きで分解処理されるが、この有機性廃棄物22の分
解時に炭酸ガス、水蒸気または臭気等のガスが発生して
密閉構造の逆U字形フード9内に充満され、これらの発
生ガスを除去させるために第一発酵分解槽部1bと着床
材調整槽部1dのそれぞれ略中間部のフード9頂部に穿
設される排気口16と気水分離器18とを吸引パイプ1
7で接続させ、この気水分離器18と内周平面に設置す
る導入ブロワ20を介して導入管19で大気汚染物質除
去装置23とが接続してあり、この導入ブロワ20によ
り吸引された発生ガスが気水分離器18内を通過して水
分を分離させてから大気汚染物質除去装置23に導入散
布して分解除去される。
【0011】
【発明の効果】以上述べたように本発明は、前記した構
成を有し、大量に排出される生ゴミや汚泥類、木片類、
動物糞尿、動植物性残滓等の全ての有機性廃棄物、特に
牛や豚等の解体等により発生する大判厚手で強靱な毛皮
や内臓および大型で硬質の骨等を従来の技術では分解処
理が不可能な大きいままの形状であっても、排出される
全ての有機性廃棄物を堆肥化処理のように堆肥を発生さ
せることもなく微生物の働きにより一切の残滓を残すこ
となく完全に消滅させて処理できて、しかも分解中の臭
気は大気汚染物質除去装置により分解処理して臭気を生
じさせないものであるために街中や住宅地等への設置も
可能であることと、家庭や事業所等からの廃棄物の排出
量を減量化できることで、従来からの焼却や埋立てによ
る廃棄物処理の実施を削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の有機性廃棄物の発酵分解処理装置の実
施例を示す平面図である。
【図2】本発明の有機性廃棄物の発酵分解処理装置の実
施例を示す縦断面図である。
【図3】分解槽の縦断面を示す図1のA−A断面図であ
る。
【符号の説明】
1 分解槽 1a 発酵調整槽部 1b 第一発酵分解槽部 1c 第二発酵分解槽部 1d 着床材調整槽部 2 管理通路 3 移動通路 4 排水溝 5 ドレン 6 上層 着床材 7 下層 砂・砕石 8 金網 9 逆U字形フード 10 廃棄物投入口 11 空気送給管 12 空気注入管 13 送給ブロワ 14 放熱管 15 ボイラー 16 排気口 17 吸引パイプ 18 気水分離器 19 導入管 20 導入ブロワ 21 分解促進装置 21a 機枠 21b 液体タンク 21c 車輪 21d 車軸 21e 電動機 21f 調帯 21g 調車 21h 連続バケット 21i 散水ノズル 21j ラダー 22 有機性廃棄物 23 大気汚染物質除去装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4B065 BC32 BC34 BC35 BC41 BD14 CA55 4D004 AA02 AA03 AA12 CA19 CA48 CB04 CC08 DA03 DA06 DA09 DA20 4D059 AA00 BA01 BA48 BA51 EA01 EA06 EB01 EB06 EB16

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生ゴミや汚泥類、木片類、動植物性残
    滓、動物糞尿等の有機性廃棄物22を微生物により発酵
    分解処理して消滅させる方法において、分解槽1に一定
    量毎連続して投入される有機性廃棄物22と土中や水中
    に生息してあらゆる有機物を分解して浄化する好気性菌
    類等の人畜無害で有用菌の微生物を生息させる樹皮や木
    屑の堆肥からなる着床材6とを混合し撹拌させながら5
    5〜60%の含水率に調整処理させ、得られた着床材6
    と混合する有機性廃棄物22の発酵熱温度を微生物の生
    息に適する70〜80℃に加温調整して144〜168
    時間連続して撹拌しながら55〜60%の含水率に調整
    処理して滞留発酵処理させた後、これら発酵処理した有
    機性廃棄物22を発酵温度調整をしないで96〜120
    時間連続して撹拌しながら滞留発酵処理させることによ
    り投入有機性廃棄物22を完全に分解消滅できるように
    させることを特徴とする有機性廃棄物の発酵分解処理方
    法。
  2. 【請求項2】 長円形でトラック状に発酵調整槽部1a
    と第一発酵分解槽部1bと第二発酵分解槽部1cと着床
    材調整槽部1dとを順次循環するように連設し、これら
    内周側壁と外周側壁の外側に周設する空気送給管11か
    ら一定間隔で側壁に挿嵌される空気注入管12と、この
    上面を掩塞して設ける逆U字形フード9と、前記発酵調
    整槽部1aの中央外面に廃棄物投入口10が設けられる
    ことで分解槽1が形成され、これら分解槽1内には下層
    に砂と砕石7、上層に着床材6が積重されるとともに、
    前記第一発酵分解槽部1bの下層7内には循環方向に所
    要数の放熱管14が敷設してあり、該分解槽1の側壁上
    面上には有機性廃棄物22と着床材6とを循環方向に撹
    拌しながら移動運搬して空気と水を補充調整する分解促
    進装置21が所要箇所に所要数載架され、該分解促進装
    置21による分解促進時に発生する臭気や炭酸ガス、水
    蒸気等を前記第一発酵分解槽部1bと着床材調整槽部1
    dのフード9頂部に設ける排気口16から気水分離器1
    8を介して臭気や炭酸ガス等を導入して除去させる大気
    汚染物質除去装置23を設けたことを特徴とする有機性
    廃棄物の発酵分解処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100721758B1 (ko) 2006-07-07 2007-05-25 유성열 축분 교반장치

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