JP2001087352A - 薬剤の分包機の制御方法 - Google Patents
薬剤の分包機の制御方法Info
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Abstract
型的用法及び非定型的用法が混在した処方の分包処理が
自動的にできる薬剤の分包機の制御方法を提供すること
を課題とする。 【解決手段】 本発明に係わる薬剤の分包機の制御方法
は、薬剤を処方に基づき用法指示に従って分包する薬剤
の分包機の制御方法において、特定の時期には服用を見
合わせるという服用見合せ時期を符号化して設定してな
る見合せ指示と、前記用法指示とをあわせてなる分包指
示を薬剤ごとに分包機に指示し、分包機が、当該薬剤ご
との分包指示に従って分包区画ごとに各薬剤をあわせて
分包処理することを特徴とする。
Description
包機の制御方法に関する。さらに詳しくは、特に病院等
において、非定型的用法の処方、又は、定型的用法及び
非定型的用法が混在する処方に対しても分包処理のでき
る、薬剤の分包機の制御方法に関する。
に基づく用法に従って各種の錠剤やアンプル等(以下、
総称して薬剤という)を錠剤包装機、アンプル払出し機
等によって薬袋等の収容体に分包し、分包品という形で
患者に供与することが行われている。
行なう投薬等の治療行為の指示全体をいう。また、用法
とは、例えば、起床時、毎食事の前後、就寝前等のうち
の何れか、又は、その適宜の組合せのタイミングにA剤
をX錠ずつ服用せよ、という薬剤の服用方法の指定をい
う。また、医師等による処方に従って、薬剤を払出し
し、服用タイミングごとに対応して設定する分包区画に
合わせて帯状の薬包紙に薬剤を封入し各分包区画ごとに
シールして自動的に分包する処理を分包処理といい、こ
の処理を行なう装置を分包機という。
疾病の増加や、医療技術の専門細分化傾向に伴って、一
人の患者が複数科にまたがって受診したりする等して、
一人の患者の受診状況が複雑化している傾向が認められ
る。
人工透析を受けながら心臓疾患に対する薬剤を服用する
ような場合に、B薬品は毎日毎食後服用するのに対し、
A薬品は、例えば、[表1]のように特定のタイミング
には服用しないという、時間間隔的にみて互いに相違し
た態様の処方を受けるという場合が増えてきている。
如き食事時間帯単位のような定型的な処方に対して分包
処理するという構成が採用されている。これは、B薬品
の如き食事時間帯単位の服用という処方が、一日単位の
用法の単純な繰返しというように極めて定型化されてい
るが故に分包処理を自動化できたことによる。
断斜視図であり、図10は、従来の分包機による薬剤の
シール装置周辺を概略的に示しており、図11は、従来
の分包品の概要を示す概略平面図である。
半分に払出ユニット40、略下半分に図10に示すような
シール装置50がそれぞれ具備されている。払出ユニット
40には、薬剤を種類毎に収納している薬剤カセッタ141
が複数個具備され、その薬剤カセッタ141にそれぞれ種
々の薬剤が保管されており、処方に基づいて薬剤師が用
法を設定してなる一日ごとの用法の繰返しに従って所要
の薬剤が順次シール装置50に払出しされる。
概略的に示しており、シール装置50は、帯状の薬包紙で
ある分包紙101を区切って薬剤を封入するものであり、
例えば、熱シールにより分包紙101を封着するヒートロ
ーラ対を具備している。図10では、ヒートローラ対の
うち、一方のヒートローラ102 のみを示している。
101 に薬剤(図示せず)が、錠剤カセッタ141からシュー
ト111 を経て投入されて、ヒートローラ102 自身が回転
機構112 及び113 によって回転されて分包紙101を送り
つつ、1回転ごとに分包区画に従って1分包101aずつ封
着され封着された分包紙にミシン目101bが形成されるよ
うに構成されている。
に、毎食事時間帯ごとという服用刻限、薬剤の内容、数
量という一日の用法が指定され、この用法を用法パター
ンとし、この用法パターンと、その用法パターンの何日
分という繰返し回数とが設定されて分包処理が行われ
る。この設定は、分包機の制御装置において行われ、分
包機に送られて分包処理される。
非定型的の用法に対する分包処理はできないので、非定
型的用法の処方の場合、及び、定型的用法と非定型的用
法とが混在する期間のある処方の場合は、いわゆる手撒
き作業という手作業で分包処理せざるを得ない。そし
て、この手作業の分包処理は、入れ間違いのミスや、手
間がかかる等の問題で、円滑に調剤業務を行なえないと
いう問題が生じる。
処理内容と、非定型的用法に対する手作業の分包処理内
容とを混同することなく、しかも両者をうまく整合させ
て手際よく短時間に処理するには、ベテランの薬剤師が
分包処理を担当することが好ましいが、この処理のでき
る薬剤師は、ごく少数の者に限られる。
いることを要し、しかも、通常は自動化されている分包
機を前にして勝手の異なる手作業で分包作業を正確に何
日分も繰返して分包処理することを要するという、互い
に性格の異なる2つの業務能力を備える必要があるにも
かかわらず、現実問題としては、2つの業務能力を有す
ることは、なかなか両立し難いからである。
述した状況に鑑みてなされたものであり、非定型的用法
の処方の分包処理、並びに、定型的用法及び非定型的用
法が混在した処方の分包処理が自動的にできる薬剤の分
包機の制御方法を提供することを課題とする。
く、本発明の請求項1に係わる薬剤の分包機の制御方法
は、特定の時期には服用を見合わせるという服用見合せ
時期を符号化して設定してなる見合せ指示と、前記用法
指示とをあわせてなる分包指示を薬剤ごとに分包機に指
示し、分包機が、当該薬剤ごとの分包指示に従って分包
区画ごとに各薬剤をあわせて分包処理することを特徴と
する。
場合、又は、非定型的用法が定型的用法とともに同一の
患者に対して混在する処方の場合であっても分包機が自
動的に所要の薬剤を分包処理でき、手撒き作業を要しな
い。
指示を、服用開始日と、服用の見合せ日数と、服用パタ
ーンの繰返し回数とで表わすことができ、このとき、見
合せ指示の設定が容易であり、分包データへの変換も容
易である。ここで、見合せ日数とは、1日以上の何日か
の見合せを挟んでの服用という際の何日かの隔日となる
その日数をいう。また、服用パターンは、服用何回か、
と、見合せ何回か、とを処方に従って組合せて繰返す際
の基本になるパターンをいう。
との行列表示における見合せタイミング指示で表わすこ
ともでき、このとき、特定タイミング毎の服用見合せを
分包機に分包指示できる。
発明の実施の形態について説明する。
にシステムということがある)のうち、分包機90及び制
御装置20の構成を機能的側面で区分して示すブロック図
であり、図2は、複数台の分包機が接続された場合の本
システムの構成概要を示すブロック図である。図3は、
本実施の形態に係わる処方内容設定画面を示す概略構成
図であり、図4は、分包指示形態の一例を説明する概略
構成図であり、図5は、図4に示す分包指示形態を実現
する分包データを示すブロックダイヤグラムである。
置20と、ドライバ91、払出ユニット40及びシール装置50
を備えた分包機90とで構成され、制御装置20から分包機
90のドライバ91に分包データ30が送られ、シール装置50
で分包される。
制御装置20で、複数台の分包機90a〜90dを制御し、効率
的に分包処理することができる。
く、表示装置11の表示に従って処方設定12、システム設
定13、患者設定14を行ない、払出ユニット40及びシール
装置50に動作指示するための処方データ(用法指示、見
合せ指示)を設定する。見合せ指示は、非定型的用法を
動作指示するためのものである。処方データの入力設定
要領等については後述する。また、この表示装置11で
は、後述するように、画面の切替によって、分包機の分
包状態(適正動作のトレース)及びエラー発生状況等の分
包機情報がモニタできる。
ローラ21、記憶手段22、解析手段23、及び、ライブラリ
24が備えられてなる。本発明においては、後述するデー
タ解析要求の機能がコントローラ21に付加されており、
設定された見合せ指示のデコードを行なう解析のため解
析手段23が付加されている。
データ等の通信、並びに、払出ユニット40及びシール装
置50への分包データ30の通信と動作制御とを行なう。記
憶手段22は、表示装置11において設定された処方データ
等を記憶するものであり、ハードディスク等が具備され
ている。
示をデコードし、用法指示とあわせて払出ユニット40及
びシール装置50が動作可能な分包データ30に変換するプ
ログラムが具備されてなる。
び通信状態等を記憶するものであり、前記ハードディス
ク等によってまかなわれる。
するように、見合せ指示に対して対応できるようにドラ
イバ91のシーケンスが変更されている点の他は、従来と
同様である。後述する処方登録プロセスにより登録され
た処方データはコントローラ21を介して記憶手段22に送
られて記憶されるとともに、解析手段23で分包データ30
に変換されて分包機90のドライバ91に送られる。ドライ
バ91は、この分包データを受けて払出ユニット40及びシ
ール装置50を駆動する。
せ指示の設定要領を説明する。用法指示の設定は従来と
同様である。本実施の形態においては、見合せ指示を、
符号化した4桁のアラビア数字(以下、単に数字という
ことがある)で表わして表示装置11において設定する。
尚、以下の説明においては、服用時期としては、最も一
般的である朝昼夕の態様にあわせているが、これに限定
されず、他の刻限の指定があってもよい。
に、処方日から数えて何日後から服用するかの日数(第
1桁)、何日間隔で服用するかの日数(第2桁)、この服
用態様(服用パターン)を繰返す回数(第3及び4桁)を設
定するものとする。この4桁の数字は、薬剤ごとにそれ
ぞれに対応して設定する。さらに、定型的用法との混在
があってもよい。他方、一日ごとの用法は、従来と同様
に設定されデコードされて用法指示される。そして、以
下に説明するように、見合せ指示と用法指示とに従っ
て、分包区画ごとに薬剤をあわせて分包する。
指示及び見合せ指示の何れも変換されて分包データとさ
れ、この分包データに従って図4に示すように各薬剤7
が、その内容7a、7b及び7cを、服用タイミングごとの分
包区画3に併せて分包される。
対して「0007」、薬剤7bに対して「1007」、薬剤7c
に対して「0103」(図3に例示)という設定がされたも
のとする。1日ごとの用法は、従来と同様の用法指示が
されているものとする。
Tのみを例示したように、見合せ指示INTのうち、
「0007」によって薬剤7aは処方日:M月D日から毎日
毎食後服用、「1007」によって薬剤7bはM月D+1日
から毎朝食後のみの服用開始、「0103」によって薬剤
7cは処方日から毎日朝及び夕ごと1日おきの服用を表わ
す。
を、添字x、y又はzによって内容を区別した薬剤7
を、服用タイミングごとに、即ち、朝昼夕別に、払出ユ
ニット40及びシール装置50に対して制御可能又は駆動可
能に指示できるデータ形態にデコードして変換した分包
データの例(図4とは異なる)を示し、この分包データに
対応して払出ユニット40及びシール装置50が受ける指示
を示すブロックダイアグラムである。
ータ:31x〜31z、32x〜32z、……、35x〜35z、……(総
称して30)は、符号の1の位に示した文字1、2、…
…、Aの順に図の右側へ向かって朝(M)、昼(N)、夕
(E)……のように時間経過に沿って表現したものであ
る。第D日と、第D+1日の間で日付が変る。そして、
同様の書法に従って、対応する払出し、及び、シールの
符号をそれぞれ記述した。図中、線分はジョブの流れを
示す。
を何月何日のいつの刻限の分として何錠払出すかを表わ
す。払出し41xは、その分包データ31xを実際に払出すよ
う錠剤カセッタに指示する。シール51は、払出し41x〜4
1zののち、これらをまとめて該当分包区画に投入し、シ
ールする。
ータ30に従って、薬剤の払出し:41x〜41z、42x〜42z、
……、45x〜45z、……を行い、シール装置50は前記分包
データ30に従って、分包区画のシール:51、52、……、
55、……を行なう。この例において、薬剤zは、特定の
日である、第D日の翌日には服用しないので、第D+1
日には、朝昼と払出しされておらず、夕も同様に払出し
されず(図示せず)、朝昼夕を通じて払出しされないこと
を示す。
は、服用開始日と、1日以上の服用見合せ日数と、見合
せパターンの繰返し回数とを4桁のアラビア数字に割り
当てるので、薬剤師による設定が容易であり、しかも、
デコードして容易に分包データに変換できる。従って、
非定型的用法が、1日以上の服用見合せである場合でも
分包処理できる。
処理全体のデータ設定・記憶及び解析・指示は、本制御
方法が、以下に説明する各ステップを具備して各ステッ
プに従って行われる。以下に列記するプロセスは、通
常、システムの起動とともに、図8に示したフローチャ
ートに従って行われる。
各段階で参照する各プロセスの説明は、後述する。
合、患者マスタ編集プロセス及びコードメンテナンスプ
ロセスを参照して患者データ及び薬品データを分析(段
階1030、1040)したのち、処方登録プロセスに処方デー
タを登録する。
示を解析して用法及び服用パターンを確定する(段階105
0、1060)。この用法及び服用パターンを薬剤ごとに、分
包区画ごとにあわせて分包データに変換し(段階1070)、
分包データをドライバ91に送信する。そして、払出ユニ
ット40及びシール装置50は、この分包データに基づいて
各薬剤を分包区画ごとに分包する。
明する。
指示)を制御装置20の処方登録12に設定して記憶手段22
に登録する。そして、登録が完了した段階でコントロー
ラ21は、解析処理プロセスへ解析要求をメッセージ通知
する。
解析手段23において解析する。処方データをデコードし
てシーケンス命令として指示できるように分包単位のデ
ータにまで細分化する。本プロセスは解析が完了した段
階で、分包スケジュールプロセスに号機選択要求をメッ
セージ通知する。処方解析が終了した段階では、どの号
機に分包データをダウンロードするかは未決定である。
ロセスにより登録された分包データ30(31x,31y,31z,32
x,32y,32z,……)を、どの分包機に振り分けるかを決定
する。振り分ける号機が決定した段階で分包機通信プロ
セスに、号機番号を指定して分包要求をシーケンス命令
としてメッセージ通知する。尚、本プロセスは、一回の
処理要求に対してその時点で号機の割り振られていない
全分包データを処理対象としている。
れた分包データ30を、各分包機にダウンロードし、払出
し及びシールさせて薬剤を分包処理する。このプロセス
はダウンロードする分包データが無くても、定期的(例
えば、装置稼働中に4秒毎、非稼働中には30秒毎)に
分包機の状態を取得する。そして、取得した分包機情報
および通信状態等は、本システムのライブラリ24内に所
定の期間の間、登録する。
撒き装置を使用する場合には、バーコードプリンタ通信
プロセスに手撒き装置指示書出力イベントを通知する。
イベントを受信した時、引き渡された号機番号とシーケ
ンス命令番号を検索キーにして分包データを取得し、手
撒き装置指示書データを、RS−232Cにて接続され
たプリンタに出力する。
状況をモニタリングする。このモニタリングは、表示装
置11において薬剤師が画面を切り替えて表示することが
できる。分包機通信プロセスがライブラリ24に登録した
通信状況をリアルタイムで表示する。このプロセスはモ
ニタ機能に加えて分包データの待ち状態(登録状態)も表
示する。表示されている分包待ちデータの内容確認、指
定データの分包優先が可能である。
止、中止、開始等のイベント)を送信する機能も有して
いる。動作指示の送信は分包機通信プロセスにイベント
を通知することによって実現する。
れる薬品とを結び付けている薬品二次マスタの内容を表
示し、更新するプロセスである。処理機能としては、新
規登録、修正、削除、薬品充填、印刷を有する。また表
示を任意の項目を検索キーとしてソートして行うことが
できる。
対象となっているデータは分包データに登録されず、一
括処理用分包データファイルに登録される。このプロセ
スはそのファイルに登録されているデータを、診療科と
病棟とを検索キーにして取得し、分包データに移動させ
分包スケジュループロセスに号機割り振りをイベントと
して通知する。こののち分包スケジュールプロセスが、
分包機通信プロセスに処理を指示する。従って、移動さ
せた分包データ分が、包装されることになる。
分包機の接続/切断、分包機用コンフィグレーション値
の設定、分包包装紙の印字フォーム設定等の機能を有す
る。そして、接続/切断の設定が行われた場合、このプ
ロセスは分包機通信プロセスに対してその旨を通知す
る。
動作環境を設定する。大別すると3つの機能を有する。
第一に、患者データの保存期間、登録処方箋の保存期
間、解析ログを出力するか否か等のシステム設定機能、
第二に、通信回線の設定機能、第三に、解析条件の設定
機能がある。ここで設定した内容を処方解析プロセスが
参照し、分包データを作成する。
る。パーソナルデータとしては、患者名、年齢、性別、
病棟、診療科、薬品名、薬品数、1日量、日数、用法(服
用時期)が設定される。
メンテナンスを行う。メンテナンスのできるマスタデー
タには以下のものを格納している。即ち、薬品マスタ、
用法マスタ、単位マスタ、剤形マスタ、診療科マスタ、
病棟マスタ、医師マスタ、薬剤師マスタ、保守管理プロ
セス等である。そして、本システムで使用する各種マス
タデータのバックアップ、リストア、コード出力(印
刷)の機能を持つプロセスである。コード出力可能なマ
スタデータはコードメンテナンスで対象となるデータで
ある。
ば、同一の患者に対して、非定型的用法の処方の場合、
及び、定型的用法と非定型的用法とが混在する処方の場
合であっても分包機が自動的に分包処理できる。
在するような複雑な処方の場合であっても自動的に分包
処理でき、手動分包を要しない。従って、分包機操作の
熟練を要することなく、分包機を扱う通常の薬剤師でも
本システムを充分操作できるので、本制御方法は、非定
型の用法に従う分包処理を正確かつ迅速に、しかも、省
力化して行なうことができる。また、分包機の装置構成
的な改造又は機構・部品の追加は最低限ですむ利点もあ
る。
合せとが混在するような場合を説明したが、例えば、従
来技術の項で説明したA薬品の服用とB薬品の服用にお
いて、[表2]に示した処方の患者の場合のように、実
施の形態1のような指示では対処しきれないことがあ
る。即ち、月曜日と金曜日の朝だけが服用見合せとなっ
ているので、実施の形態1のように1日以上の見合せを
指定する方法では分包処理できない。
ータを曜日と服用時期との行列表示における見合せ指示
(表2に、服用有りを「∨」印で示す)で表わし、分包機
に指示する場合を説明する。図6は、本実施の形態にか
かわる処方内容設定画面を表わす概略構成図であり、図
7は、図6に示す分包指示形態を実現する分包データを
示すブロックダイヤグラムである。以下に特に説明しな
い構成は、実施の形態1と同様である。
B薬品剤に対して、例えば、月曜日の朝、金曜日の朝の
ように特定できるように曜日と服用時期との行列表示に
おける見合せ表示を設定してB薬品を分包処理する。図
7に示すように、D+1日の朝Mのみ、薬剤zが払出さ
れない。
イミングに服用を見合わせる場合でも特定タイミング毎
の服用を、曜日と服用時期との行列表示で表わして分包
指示できるので、例えば、腎臓人工透析が月曜日及び金
曜日に設定されていて、その受診に関連した服用見合せ
が行われる場合でも自動的に分包処理でき、手作業は勿
論のこと、薬剤師の熟練がなくとも分包処理できる。
は、見合せ指示と、用法指示とをあわせてなる分包指示
を薬剤ごとに分包機に指示し、分包機が、当該薬剤ごと
の分包指示に従って分包区画ごとに各薬剤をあわせて分
包処理させるので、当該方法によれば、非定型的用法の
処方の場合、又は、非定型的用法が定型的用法とともに
同一の患者に対して混在する処方の場合であっても分包
機が自動的に所要の薬剤を自動的に分包処理でき、手動
分包を要しない。従って、分包機を扱える通常の薬剤師
でも充分分包処理できる効果を奏する。
指示を、服用開始日と、服用の見合せ日数と、服用パタ
ーンの繰返し回数とで表わすことができるので、このと
き、見合せ指示の設定が容易であり、分包データへの変
換も容易であり、特定日に服用しないという用法が含ま
れる場合でも分包処理できる。
の行列表示で表わすこともでき、このとき、特定タイミ
ング毎の服用見合せを分包機に分包指示でき、特定タイ
ミングのみ服用しない用法が含まれる場合でも分包処理
できる。
トローラを示すブロック図。
装置構成概要を示すブロック図。
を示す概略構成説明図。
明する概略構成説明図。
タを示すブロックダイヤグラム。
面を表わす概略構成説明図。
タを示すブロックダイヤグラム。
方法のフローチャート。
示す正面説明図。
部、7…薬剤、11…表示装置、12…処方設定、20…制御
装置、21…コントローラ、30…分包データ、40…払出ユ
ニット、50…シール装置
Claims (3)
- 【請求項1】 錠剤等の薬剤を処方に基づく用法指示に
従って分包する薬剤の分包機の制御方法において、特定
の時期には服用を見合わせるという服用見合せ時期を符
号化して設定してなる見合せ指示と、前記用法指示とを
あわせてなる分包指示を薬剤ごとに分包機に指示し、分
包機が、当該薬剤ごとの分包指示に従って分包区画ごと
に各薬剤をあわせて分包処理することを特徴とする薬剤
の分包機の制御方法。 - 【請求項2】 前記見合せ指示が、服用開始日と、服用
の見合せ日数と、服用パターンの繰返し回数とで表わさ
れる請求項1記載の薬剤の分包機の制御方法。 - 【請求項3】 前記見合せ指示が、曜日と服用時期との
行列表示における見合せタイミング指示で表わされる請
求項1記載の薬剤の分包機の制御方法。
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JP26924399A JP4571254B2 (ja) | 1999-09-22 | 1999-09-22 | 薬剤の分包機の制御方法及び分包システム |
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