JP2691858B2 - 調剤制御方法 - Google Patents

調剤制御方法

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JP2691858B2
JP2691858B2 JP34110293A JP34110293A JP2691858B2 JP 2691858 B2 JP2691858 B2 JP 2691858B2 JP 34110293 A JP34110293 A JP 34110293A JP 34110293 A JP34110293 A JP 34110293A JP 2691858 B2 JP2691858 B2 JP 2691858B2
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司郎 大村
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株式会社 東京商会
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】この発明は、医療機関で行われる
調剤作業を制御する調剤制御方法に関するものである。 【0002】 【従来の技術】一般に、医療機関では医師の処方に基づ
いて必要な調剤作業を行うが、この調剤作業の自動化を
図るため、錠剤や散剤等の薬剤を各服用回分ずつ分包す
る薬剤分包機が種々実用化されている。このような薬剤
分包機なかでも錠剤分包機は、それに付随した入力装置
を使って分包すべき錠剤の薬品名、1日量、各回別服用
量および服用日数等を入力するだけで、所望の錠剤が各
服用回分ずつ自動的に分包されるようになっている。 【0003】一方、最近のコンピュータの発達にともな
い、多くの医療機関では診療会計用にコンピュータを導
入し、しかもこれをホストコンピュータとして他の用途
にも積極的に活用しようとすることが図られている。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
薬剤分包機等の調剤機は、それに付随した入力装置を使
って直接かつ個別に入力操作を行わなければ作動させる
ことができず、また従来の診療会計用のコンピュータ
は、調剤作業を実行するのに直接使用可能なデータを有
していないため、このコンピュータをホストコンピュー
タとして調剤機を作動さぜることはできず、したがっ
て、医師の処方に基づいて調剤すべき薬剤に関するデー
タは、それを調剤する調剤機と診療会計用のコンピュー
タとに別々にしかも二重に入力しなければならない等の
問題点があった。 【0005】この発明は上記従来のもののもつ問題点を
解決して、ホストコンピュータで取り扱うデータを利用
して調剤機を作動させることのできる調剤制御方法を提
供することを目的とするものである。 【0006】 【課題を解決するための手段】 この発明は上記目的を
達成するため、医療機関に設置されたホストコンピュー
タと調剤機とを結ぶ調剤制御装置を備え、前記ホストコ
ンピュータで取り扱われる薬剤に関するデータを利用し
て前記調剤制御装置が前記調剤機による調剤を制御する
調剤制御方法であって、前記調剤制御装置が、前記ホス
トコンピュータから伝送された前記データを取り扱う際
に、予め記憶された薬剤の配合禁忌及び極量値に関する
情報に基づき投薬上の適否判断処理を行ったうえで、こ
の判断処理によって投薬上適合していると判断されたと
きに限って前記データを調剤の種類に応じて前記調剤機
に割り当てる処理を行うものである。 【0007】 【作用】 この発明は上記手段を採用したことにより、
医療機関に設置されたホストコンピュータから調剤制御
装置に伝送された薬剤に関するデータは、予め記憶され
た薬剤の配合禁忌及び極量値に関する情報に基づく当該
薬剤の投薬に必要な適否判断が加えられたうえ、その判
断処理によって投薬上適合していると判断されたときに
限って、調剤の種類に適合した調剤機に割り当てられる
こととなる。 【0008】 【実施例】図1はこの発明による調剤制御方法の一実施
例を示したものであり、1は社会保険診療報酬等の診療
会計用のホストコンピュータであって、ホストコンピュ
ータ1には、医師が行う診療行為に基づいて処方箋2、
注射箋3の他、各種の処置伝票4、検査伝票5等がもた
らされてその内容がデータとして入力され、これらのデ
ータを使用して診療会計用の所定の計算を行い、その結
果を適宜のメモリ媒体6に記録するとともに、必要に応
じて請求伝票7を出力するようになっている。 【0009】8、8、…は錠剤分包機等の調剤機であっ
て、各調剤機たとえば錠剤分包機8は、詳細に図示して
ないが、多数の錠剤フィーダ9、9、…と、これらの錠
剤フィーダ9、9、…から排出された錠剤を包装する包
装装置10とを具え、各錠剤分包機8に付随した適宜の
入力装置11を使って分包すべき錠剤の薬品名、1日
量、各回別服用量および服用日数等を入力するだけで、
所望の錠剤を各服用回分ずつ自動的に分包するようにな
っている。各入力装置11は、それに対応した錠剤分包
機8を作動させるデータを一時蓄える待行列バッファ1
2を具え、また対応した錠剤分包機8の種々の作動状態
を確認する管理モニタとして利用できるようになってい
る。 【0010】13はホストコンピュータ1と調剤機8、
8、…とを結ぶ調剤制御装置であって、調剤制御装置1
3は、ホストコンピュータ1で取り扱うデータのうち調
剤すべき薬剤に関するデータをその調剤の種類(すなわ
ち錠剤、散剤、水剤等の薬剤の区別、またはいずれの錠
剤分包機で分包すべきか等の調剤機8、8、…の区別)
に応じて分類する適宜の分類部材14と、分類部材14
で分類されたデータをその調剤の種類に適合した調剤機
8に割り当てる適宜の割当部材15とを具えている。 【0011】分類部材14または割当部材15のいずれ
か一方は、ホストコンピュータ1で取り扱うデータの形
式を調剤機8、8、…に入力するのに適した形式に変換
するようになっており、割当部材15は、調剤機8、
8、…に付随した入力装置11、11、…の待行列バッ
ファ12、12、…の蓄積状態を参照しながら調剤機
8、8、…に割り当てるべきデータを一時蓄える待行列
バッファ16を具え、また分類部材14で分類されたデ
ータの中に調剤機8、8、…では調剤できない種類のも
の(たとえば水剤の調剤)が含まれていた場合には、そ
のデータを調剤指示書17として出力するようになって
いる。 【0012】また調剤制御装置13は、ホストコンピュ
ータ1から伝送されるデータを取り扱う際に、適宜のメ
モリ媒体18に記録された投薬マスタのデータを参照し
て薬剤どうしの配合禁忌やその他各種の投薬上の判断を
行い、また適宜のメモリ媒体19に記録された前回処方
マスタのデータを利用するとともに、このデータを今回
処方データによって更新してメモリ媒体19に再登録す
るようになっている。 【0013】さらに調剤制御装置13は、図示しない適
宜の薬袋プリンタにデータを送って調剤された薬剤を入
れるべき所定の薬袋表示がなされた薬袋20を作成さ
せ、また適宜の表示部材を具えた監査ターミナル21に
データを送って薬剤監査に必要なデータを表示させ、さ
らに外来患者用の適宜の投薬表示盤22にデータを送っ
て投薬作業の進行状況を患者に知らせるようになってい
る。 【0014】つぎに、上記のように構成された調剤制御
方法の作用について説明する。医師が行う診療行為に基
づいて発行される処方箋2、注射箋3、処置伝票4、検
査伝票5等の内容がホストコンピュータ1に入力される
と、これらのデータは所定の計算に使用されて診療会計
データとしてメモリ媒体6に記録される一方、調剤すべ
き薬剤に関するデータは調剤制御装置13に伝送され
る。 【0015】調剤制御装置13は、ホストコンピュータ
1から伝送された調剤すべき薬剤に関するデータを、メ
モリ媒体18に記録された投薬マスタのデータを参照し
たり、メモリ媒体19に記録された前回処方マスタのデ
ータを利用したりしながら、その調剤の種類に応じて分
類部材14が分類し、続いてこの分類されたデータを割
当部材15がその調剤の種類に適合した調剤機8、8、
…にそれぞれ割り当てる一方、調剤機8、8、…では調
剤できない種類の調剤データは調剤指示書17として出
力する。 【0016】調剤データが割り当てられた調剤機たとえ
ば錠剤分包機8は、その調剤データに含まれた薬品名、
1日量、各回別服用量および服用日数等にしたがって所
定の錠剤を各服用回分ずつ自動的に分包する。このとき
調剤機8、8、…による調剤作業には一定の時間がかか
るため、各調剤機8に付随した入力装置11の待行列バ
ッファ12と、割当部材15の待行列バッファ16とを
利用して、調剤時間の管理が行われることとなる。 【0017】また調剤制御装置13は、調剤データの割
り当てと併行して、適宜の薬袋プリンタにデータを送っ
て調剤された薬剤を入れるべき所定の薬袋表示がなされ
た薬袋20を作成させ、また適宜の表示部材を具えた監
査ターミナル21にデータを送って薬剤監査に必要なデ
ータを表示させ、さらに外来患者用の適宜の投薬表示盤
22にデータを送って投薬作業の進行状況を患者に知ら
せる。そのため、これらの薬袋作成、監査ターミナル2
1のデータ表示、および投薬表示盤22の表示等によっ
て、調剤作業全体の管理が行われることとなる。 【0018】なお、上記実施例では、ホストコンピュー
タ1を診療会計用のコンピュータとしたが、これに限定
するものでなく、また上記実施例では調剤機8、8、…
をいずれも錠剤分包機としたが、たとえば錠剤分包機以
外に少なくとも1台の適宜の散剤分包機を設けてもよい
し、薬剤分包機以外の適宜の調剤機としてもよく、また
上記実施例では分類部材14または割当部材15のいず
れか一方がホストコンピュータ1で取り扱うデータの形
式を調剤機8、8、…に入力するのに適した形式に変換
するようにしたが、これに限定するものでなく、さらに
上記実施例では割当部材15に待行列バッファ16を設
けたが、割当部材15とは別に待行列バッファ16を設
けてもよく、その他この発明は上記実施例の種々の変
更、修正が可能であることはいうまでもない。 【0019】 【発明の効果】 この発明は上記のように構成したの
で、ホストコンピュータで取り扱われる各種データのう
ち薬剤に関するデータを利用して調剤機を作動させるこ
とができ、そのため、医師の処方に基づいて調剤すべき
薬剤に関するデータを、それを調剤する調剤機と、診療
会計用その他のホストコンピュータとに、別々にしかも
二重に入力する必要がなく、その結果、入力操作の手間
が省けるうえ、入力操作ミスの発生する確率を低減させ
ることができ、しかも、ホストコンピュータからの薬剤
に関するデータに薬剤どうしの配合禁忌や極量値のチェ
ックその他各種の投薬上の適否判断を加えたうえ、配合
禁忌等の不適合が起こらないときに限ってデータを調剤
の種類に適合した調剤機へ割り当てて適用することが可
能であり、その結果、過誤投薬を未然に防止することが
できる等のすぐれた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】 【図1】一実施例を示すブロック図 【符号の説明】 1…ホストコンピュータ 8…調剤機(錠剤分包機) 11…入力装置 13…調剤制御装置 17…調剤指示書 18…メモリ媒体 19…メモリ媒体 20…薬袋 21…監査ターミナル 22…投薬表示盤

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.医療機関に設置されたホストコンピュータと調剤機
    とを結ぶ調剤制御装置を備え、前記ホストコンピュータ
    で取り扱われる薬剤に関するデータを利用して前記調剤
    制御装置が前記調剤機による調剤を制御する調剤制御方
    法であって、前記調剤制御装置が、前記ホストコンピュ
    ータから伝送された前記データを取り扱う際に予め記
    憶された薬剤の配合禁忌及び極量値に関する情報に基づ
    き投薬上適否判断処理を行ったうえで、この判断処理
    によって投薬上適合していると判断されたときに限って
    前記データを調剤の種類に応じて前記調剤機に割り当て
    処理を行うことを特徴とする調剤制御方法。
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