JP2002263168A - 薬剤分包装置 - Google Patents
薬剤分包装置Info
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Abstract
供する。 【解決手段】 薬剤を供給する薬剤供給手段6と、該薬
剤供給手段から供給された薬剤を分包する分包手段7
と、服用薬剤及び服用時期を含む処方データに基づい
て、前記薬剤供給手段から該当する薬剤を供給させ、前
記分包手段にて服用時期毎に分包させる制御手段5とを
備えた薬剤分包装置において、前記処方データに服用曜
日を含め、前記制御手段5により、前記処方データに基
づいて該当する薬剤を指定した服用曜日に分包可能とし
た。
Description
の医療施設で使用する錠剤分包機や散剤分包機のよう
に、錠剤、カプセル剤、散剤等の薬剤について、服用時
期毎に必要な薬剤を分割供給して分包紙で包装する薬剤
分包装置に関するものである。
「夕」「寝る前」等の服用時期(投与時期)に応じて薬
剤を供給するようにしている。
薬剤種ごとに供給間隔を指定する手段を設けるととも
に、この供給間隔の値を示す進数にてカウントするカウ
ンタを備えて、このカウンタのカウンタ値にて薬剤の分
包袋への取出しを制御することにより、各分包袋には異
なった種類の薬剤が注入可能とした薬剤供給装置が開示
されている。
される分包データを服用日付ごとに分類して記憶する手
段を設けることにより、調剤された薬剤の管理を容易に
する薬剤分包機が開示されている。
1回分の薬剤の服用開始時期を指定する部材と、指定部
材によって指定された服用開始時期を薬包体に印字する
部材とを具えたもので、医師による処方の発生に基づく
最初の1回分の薬剤を服用(投薬)すべき時期がいつで
あっても、その服用開始時期を薬包体に明示できる薬剤
分包機の印字装置が開示されている。
剤の種類、用量、用法、及び日数(又は回数)から成
る。そして、人工透析等の患者への投与には、曜日を指
定して投与する曜日指定投与が少なからず存在する。
「朝」「昼」「夕」等の服用時期を単位として間隔や開
始を指定するだけであって、服用する曜日を指定した
り、服用の開始曜日を指定することはできない。このた
め、曜日指定投与のような特殊な処方では、薬剤分包機
に備える錠剤手撒き分割装置を用いて薬剤師が手作業で
分割して包装しなければならず、手間と時間が掛かって
いた。
「朝、昼、夕、朝、昼、夕」と繰り返す反復分包と、服
用時期を「朝、朝、昼、昼、夕、夕」と連続させる連続
分包とがあり、両方の指定に対応できなければならな
い。一般に、外来患者のように自己管理で服用する場合
は反復分包が多く、入院患者のように看護婦が配って服
用させる場合は連続分包が多い。しかし、前記第1の従
来例では、服用時期の間隔を空ける分包しかできない。
また、第2の従来例では、分包データを服用日毎に分類
して記憶する管理しかできない。さらに、第3の従来例
では、服用開始日を指定する印字しかできない。
する薬剤分包装置を提供することを課題とする。
決するための手段として、薬剤を供給する薬剤供給手段
と、該薬剤供給手段から供給された薬剤を分包する分包
手段と、服用薬剤及び服用時期を含む処方データに基づ
いて、前記薬剤供給手段から該当する薬剤を供給させ、
前記分包手段にて服用時期毎に分包させる制御手段とを
備えた薬剤分包装置において、前記処方データに服用曜
日を含め、前記制御手段により、前記処方データに基づ
いて該当する薬剤を指定した服用曜日に分包可能とした
ものである。
服用曜日を指定して服用日に間隔を空ける用法の処方を
分包することが可能となる。
付図面に従って説明する。
示す。この薬剤分包装置(図1)は、薬剤分割包装機構
装置1、液晶ディスプレイやCRTディスプレイ等の表
示装置2、キーボード・マウスやタッチパネル等の入力
装置3、ハードディスクやフラッシュメモリ等の記憶装
置4を備え、薬剤分包装置全体としては中央処理装置
(CPU)5によって制御する。なお、11はホストコ
ンピュータである。
6、薬剤包装部7、及び分包紙印字部8を備え、多種多
数の薬剤を服用時期毎に分割して分包紙で包装する機構
の装置である。
き分割装置、散剤分割装置等を備え、錠剤・カプセル
剤、及び散剤を服用時期毎に分割して薬剤包装部7に供
給する。錠剤フィーダは、錠剤・カプセル剤毎にある多
数の錠剤フィーダの中から指定された錠剤・カプセル剤
を指定された個数だけ薬剤包装部7に供給する。錠剤手
撒き分割装置は、薬剤包装の1包毎に対応する分割枡に
必要な個数の錠剤・カプセル剤を手作業で撒いて薬剤包
装部7に供給する。散剤分割装置は、分配円盤上に均一
に堆積した散剤を円盤の回転時に定量づつ円盤から掻き
落としたり、小容器を分割数に対応させて並べた分割容
器の中に散剤を落として定量に分割し、薬剤包装部7に
供給する。薬剤包装部7は、服用時期毎に供給された薬
剤を、分包紙ロールから引き出した熱融着性の分包紙
(包装シート)に薬剤シュートから投下し、分包紙の縦
・横を熱融着シールして、薬剤を包装した分包袋を連続
的に形成する。分包紙印字部8は、薬剤を包装する前に
分包紙の各薬包部分に服用曜日、服用時期、患者名等を
プリンタで印字する。
全体の操作入力、処方データの入力、及び各種マスタフ
ァイルのデータ入力に使用する。
一時的に記憶するためのメモリ(RAM)9を内蔵し、
このメモリ9は、処方データを記憶する処方データメモ
リや処理上の作業メモリ等に使用する。さらに、中央処
理装置(CPU)5は、薬剤分包装置全体を制御する制
御プログラム(ROM)10を内蔵する。
の関連情報を記憶する各種マスタデータをファイルとし
て記憶する。各種マスタファイルには、薬剤マスタ、用
法マスタ、患者マスタ、医療機関マスタ、診療科マス
タ、医師マスタ、病棟マスタ、処方箋区分マスタ等があ
る。
(CPU)5、及び記憶装置4はパーソナルコンピュー
タで構成してもよい。なお、ハードウェア機器はこれら
に限らず種類と台数は任意に使用できる。
送信する機能を有するコンピュータであり、その処方デ
ータを利用して薬剤分包を行う運用の場合に接続する。
このホストコンピュータ11には、病院の処方オーダリ
ングシステムや医事会計システムが稼働する病院ホス
ト、調剤薬局の医療事務用(レセプト)コンピュータ等
がある。
入力できるので、ホストコンピュータ11は必ずしも必
要なものではない。また、記憶装置4が独立したファイ
ル/データベース用のサーバ装置(CPU内蔵)であっ
て、表示装置2、入力装置3、及び中央処理装置(CP
U)5がクライアント端末として、サーバ装置とネット
ワーク(LAN)で接続したようなクライアント・サー
バ構成でもよい。
を、図2のフローチャートに従って説明する。
(起動ボタンが並ぶだけの画面なので図示省略)から入
力画面を起動する。すなわち、図3に示す「処方データ
の入力」画面を、「患者番号」欄以下の表示・入力欄を
空にした状態で初期表示する(ステップS1)。
は、中央処理装置(CPU)5に内蔵したカレンダ時計
が刻む本日の日付を表示する。操作者(薬剤師)は、任
意の処方データを患者番号から入力する。例えば、患者
番号「98038671」とキーボード入力すると、患
者名(カナ、漢字)、性別(男=1、女=2)、生年月
日(年号:明治=1、大正=2、昭和=3、平成=4)
を患者マスタファイルから読み出して表示する。年齢
は、生年月日と本日の日付とから計算して表示する。処
方日は、医師が処方箋を発行した日付である。最初は本
日の日付を表示するが、任意の日付を上書き入力でき
る。医療機関、診療科、医師、病棟、処方箋区分の欄
は、各コードを入力すると、対応する各種マスタファイ
ルから名称データを読み出して表示する。例えば、「診
療科コード」欄で「01」を入力すると「内科」と表示
する。外来/入院コード(外来=1、入院=2)は、患
者の区分コードである。引換番号は、外来患者の場合の
み、会計終了時に予め渡しておく「おくすり引換券」の
番号である。この例は外来処方箋なので、入院患者用の
病棟コードと病室番号は空欄である。分包順序(反復=
1、連続=2)は、服用時期の分包の順序が反復「朝、
昼、夕、朝、昼、夕」か連続「朝、朝、昼、昼、夕、
夕」の指定を入力する。「処方No.」欄は、1個以上の
薬剤と用法とが一組みになった「処方」の連続番号を入
力する。この「処方」は複数個の入力ができる。そし
て、基本的に「処方」単位、即ち処方No.データを単位
として分包する。「コード」欄は、薬剤コード、又は用
法コードを入力するための欄である。コードを入力する
と薬剤マスタファイル又は用法マスタファイルから名称
データを読み出して表示する。「コード」欄は、通常は
薬剤コードを入力するのだが(例えば「シヨウエ」)、
先頭に「/」記号を入力すると、その後に用法コードを
入力する(例えば「201」。そして、用法コード「2
01」に対応する用法名が「朝・昼・ 食後」)。「用
量/日数」欄は、薬剤コードを入力した薬剤行では、そ
の薬剤の1日量を入力する(例えば「2T」)。単位
(錠=「T」、カプセル=「CAP」、グラム=「g」
等)は薬剤マスタファイルから読み出して表示する。な
お、用法コードを入力した用法行では、「用量/日数」
欄に日数を入力する(例えば「5日分」)。さらに、特
殊な用法として、「コード」欄に「//2」と入力する
と、用法名に「曜日指定」と表示し、「曜日指定」欄に
投薬する曜日を入力する(例えば「日 火水木
土」)。「//2」曜日指定を入力しない場合は全曜日
が指定される(例えば、カプセル剤Bでは曜日指定が入
力されないので、図4に示す処方データでは「日月火水
木金土」が指定される。)。「服用時期分割量/服用開
始曜日」欄は、薬剤行の場合には、用量(1日量)を服
用時期毎に分割した分割量を入力する。用法行の場合に
は、服用開始曜日として最初は調剤日(本日)の翌日の
日付と曜日を表示するが、任意の日付を入力すると、曜
日が表示される
S2)。処方データの入力では、データ入力欄が全て空
の「処方データの入力」画面で、ホストコンピュータ1
1からのデータ受信やキーボード・マウス入力により、
図3に示す例のような処方データを入力する。入力した
処方データはメモリに書き込む。
するため、各種コードのみで構成しているので、処方デ
ータの内容を画面に表示する際には、各種コードを検索
キーとして各種マスタファイルから名称データの読み出
し処理を行う。例えば、処方データ内に格納した薬剤コ
ード「シヨウエ」であれば、薬剤マスタファイルから薬
剤名「錠剤A」を読み出す。
包処理を実行するため、最初の処方No.データを取得す
る(ステップS3)。例えば、処方データ(図4)で
は、処方No.1の8行データを取得する。
該当するのかを判断する(ステップS4)。反復ならば
後述する「反復分包処理」(図8)に進み(ステップS
5)、そうでなければ後述する「連続分包処理」(図1
3)に進む(ステップS6)。
か否かを判断する(ステップS7)。全て取得したなら
ばステップS9に進み、取得していなければ次の処方N
o.データを取得し(ステップS8)、前記ステップS4
に戻って分包順序の判断から繰り返す。例えば、処方デ
ータ(図4)では、処方No.2以降のデータがなく、処
方No.1のデータのみなので、ステップS9に進む。
3)の「終了」ボタンが操作者によってマウスでクリッ
クされるまで(ステップS9)、前記ステップS2の処
方データ入力から繰り返し、「終了」ボタンがクリック
されれば、薬剤分包の処理を終了してメニュー画面(図
示省略)に戻る。
に示す。
ついてのデータを繰り返し処理するためのインデックス
変数を示す。W(i)は処方No.データ中の各薬剤に対
応する次服用曜日(配列データ)(日=1、月=2、火
=3、水=4、木=5、金=6、土=7)、すなわち次
に分包の対象とする服用曜日を意味する。N(i)は処
方No.データ中の各薬剤に対応する残服用日数(配列デ
ータ)、すなわち残りの服用日数を意味する。残服用日
数N(i)は服用日数から始め、服用日毎に1ずつ0ま
で減らす。CTは処理対象とする、現在の服用時期(起
床時=1、朝=2、昼=3、夕=4、寝る前=5、夜=
6、7回目=7、8回目=8)を示す。CWは処理対象
とする、現在の服用曜日(日=1、月=2、火=3、水
=4、木=5、金=6、土=7)を示す。Q(i,C
T)は、処方No.データ中の各薬剤に対応する服用時期
分割量(2次元の配列データ)を示す。
数は図12に示すように変化する。次服用曜日「W
(i)」は、基本的に服用開始曜日から始まって曜日が
順次進む。但し、指定曜日しか設定しない。残服用日数
「N(i)」は「1」づつ減る。そして、残服用日数
「N(i)」が「0」以外の場合の服用曜日に、その薬
剤を分包する。なお、服用曜日毎に服用時期が変化して
服用曜日・服用時期(CW・CT)分の薬剤を分包す
る。具体的に、処方No.1では、1番目の錠剤Aは日・
火・水・木・土なので、次服用曜日「W(1)」は
「水」「木」「土」「日」「火」「水」と変化し、2番
目の錠剤Aは月・金なので、次服用曜日「W(2)」は
「金」「月」「金」と変化し、カプセル剤Bの次服用曜
日「W(3)」は「水」「木」「金」「土」「日」
「月」「火」「水」のように連日で「水」まで変化す
る。なお、服用曜日毎の服用時期は「朝」「昼」「夕」
又は「朝」「夕」と変化してCW・CT分の薬剤を分包
する。
期設定処理を行う(ステップS11)。
すように、インデックス変数iを「1」に初期設定する
(ステップS21)。例えば、処方No.1では、まず1
番目の錠剤Aを対象とする。そして、次服用曜日W
(i)に、処方No.データ中の服用開始曜日(i)を設
定する(ステップS22)。例えば、処方No.1では、
錠剤A「W(1)←水」、錠剤A「W(2)←水」、カ
プセル剤B「W(3)←水」を設定する。
データ中の指定曜日と同じか否かを判断する(ステップ
S23)。同じでなければ薬剤供給の対象外なので、次
服用曜日の曜日W(i)を1つ進め(ステップS2
4)、ステップS23に戻って前記処理を繰り返す。同
じならば、インデックス変数iが最終値である薬剤数と
一致しているか否かを判断する(ステップS25)。一
致しないならば、インデックス変数iを1つ増やし(ス
テップS26)、次服用開始曜日設定から繰り返す。例
えば、処方No.1では、錠剤A「W(2)=水」は同じ
でないので、「1」を「2」に増やして、2番目の錠剤
A「W(2)=金」を対象とする。一致するならば、全
ての残服用日数N(i)に、処方No.データ中の服用日
数を設定する(ステップS27)。例えば、処方No.1
では、「3」で一致するので、錠剤A「N(1)←
5」、錠剤A「N(2)←2」、カプセル剤B「N
(2)←7」を設定する。続いて、現在の服用曜日CW
に、全ての服用開始曜日の中から最小の曜日を設定す
る。例えば、処方No.1では、「CW←水」を設定する
(ステップS28)。
が済めば、全て(i=1〜薬剤数)の次服用曜日W
(i)が、現在の服用曜日CWと相違するか否かを判断
する(図8:ステップS12)。全て相違するならば、
現在の服用曜日は分包の対象外なので、ステップS19
に進む。例えば、曜日指定投与のみの場合は、間の曜日
は分包の対象外である。一方、1つでも同じならば、分
包の対象なので、現在の服用時期CTを起床時「1」に
初期設定する(ステップS13)。
ての服用時期分割量Q(i,CT)が「0」か判断する
(ステップS14)。全て「0」ならば、分包の対象外
なので、ステップS16に進む。例えば、処方No.1で
は、起床時は「全Q(i,1)=0」なので分包の対象
外である。一方、1つでも「0」でなければ、分包の対
象なので、ステップS15に進んでCW・CT薬剤供給
包装処理を行う。
に示すように、インデックス変数iを「1」に初期設定
する(ステップS31)。例えば、処方No.1では、ま
ず1番目の錠剤Aを対象とする。そして、次服用曜日W
(i)が、現在の服用曜日CWと同じか否かを判断する
(ステップS32)。同じでなければ、薬剤供給の対象
外なので、ステップS35に進む。例えば、処方No.1
では、「W(1)=土」かつ「CW=金」の場合は薬剤
供給の対象外である。同じならば、現在の服用時期CT
における、服用時期分割量Q(i,CT)が「0」か判
断する(ステップS33)。「0」ならば、薬剤供給の
対象外なので、ステップS35に進む。例えば、処方N
o.1では、カプセル剤Bの「昼」は無いので「Q(3,
3)=0」であり、薬剤供給の対象外である。一方、
「0」でなければ、現在の服用時期CTにおける、服用
時期分割量の薬剤を供給する(ステップS34)。
る薬剤数と一致するか判断する(ステップS35)。一
致しないならば、インデックス変数iを1つ増やし(ス
テップS36)、ステップS32に戻って前記処理を繰
り返す。例えば、処方No.1では、「1」を「2」に増
やして、2番目の錠剤Aを対象とする。一方、例えば、
処方No.1では、「3」で一致するので、1つでも薬剤
を供給するか判断する(ステップS37)。1つも供給
しないならば、前記図8に示す反復分包処理に戻る。1
つでも供給するならば、分包紙の薬剤包装部分に、現在
の服用曜日CW、現在の服用時期CT、患者名等を印字
する(ステップS38)。そして、現在の服用曜日・服
用時期の薬剤を分包紙で包装する(ステップS39)。
ば、現在の服用時期CTが最終の「8」(8回目)か判
断する(ステップS16)。「8」でなければ、現在の
服用時期CTを1つ進め(ステップS17)、ステップ
S14に戻って前記処理を繰り返す。例えば、「1」起
床時を「2」朝に進めて、処理を繰り返す。「8」なら
ば、ステップS18に進んでW・N更新処理を行う。
に、まずインデックス変数iを「1」に初期設定する
(ステップS40)。そして、次服用曜日W(i)が、
現在の服用曜日CWと同じか否かを判断する(ステップ
S41)。同じでなければ、更新の対象外なのでステッ
プS45に進む。例えば、処方No.1では、「W(1)
=土」かつ「CW=金」の場合は更新の対象外である。
一方、同じであれば、次服用曜日W(i)の曜日を1つ
進める(ステップS42)。このとき、「土」から
「日」への循環更新も行う。
データ中の指定曜日と同じか判断する(ステップS4
3)。例えば、処方No.1では、錠剤A「W(1)=
木」は指定曜日と同じである。一方、錠剤A「W(2)
=土」は同じでないが、錠剤A「W(2)=月」で同じ
となる。
の指定曜日と同じでなければ、薬剤供給の対象外なの
で、前記ステップS42に戻って次服用曜日W(i)の
曜日を1つ進める。同じならば、残服用日数N(i)を
1つ減らす(ステップS44)。そして、インデックス
変数iが最終値である薬剤数と一致するか判断する(ス
テップS45)。一致しないならば、インデックス変数
iを1つ増やし(ステップS46)、ステップS41に
戻って前記処理を繰り返す。一致するならば、前記図8
に示す反復分包処理のステップS19に進む。
(i)が「0」か否かを判断する。全て「0」ならば、
反復分包処理を終了し、図2に示す薬剤分包処理に戻
る。例えば、処方No.1では、「N(1)=N(2)=
N(3)=0」になれば、薬剤分包処理に戻る。1つで
も「0」でなければ、現在の服用曜日CWを1つ進める
(ステップS20)。このとき、「土」から「日」への
循環更新も行う。そして、ステップS12に戻って前記
処理を繰り返す。
示す。なお、連続分包処理に於ける変数は、前記反復分
包処理(図8)の場合と同様に、図14に示すように変
化する。
Tを起床時に初期設定する(ステップS51)。そし
て、現在の服用時期CTにおける、全て(i=1〜薬剤
数)の服用時期分割量が「0」か判断する(ステップS
52)。全て「0」ならば、現在の服用時期CTは分包
の対象外なので、ステップS59に進む。一方、1つで
も「0」でなければ、分包の対象なので、前述の図9に
示すW・N・CW初期設定処理(ステップS53)に進
む。
在の服用曜日CWと相違するか否かを判断する(ステッ
プS54)。全て相違するならば、現在の服用曜日CW
は分包の対象外なので、ステップS56に進む。1つで
も同じならば、分包の対象なので、前述の図10に示す
CW・CT薬剤供給包装処理を行った後(ステップS5
5)、前述の図11に示すW・N更新処理を行う(ステ
ップS56)。
「0」か否かを判断する(ステップS57)。1つでも
「0」でなければ、現在の服用曜日CWの曜日を1つ進
め(ステップS58)、ステップS54に戻って前記処
理を繰り返す。またこのとき、「土」から「日」への循
環更新も行う。一方、全て「0」ならば、現在の服用時
期CTが最終の「8」(8回目)か否かを判断する(ス
テップS59)。「8」ならば、前記図2の薬剤分包処
理に戻り、「8」でなければ、現在の服用時期CTを1
つ進め(ステップS60)、ステップS52に戻って前
記処理を繰り返す。
方No.1の曜日指定投与の例では、次のようにして分包
順序が決定される。なお、処方No.1では、「水」曜日
の「朝」は「錠剤A=1」と「カプセル剤B=1」を分
包し、「昼」は「錠剤A=1」を分包し、「夕」は「カ
プセル剤B=1」を分包する。「金」曜日の「朝」は
「錠剤A=2」と「カプセル剤B=1」を分包し、
「夕」は「カプセル剤B=1」を分包するが、「昼」は
分包しない。
・金が「朝」「夕」で他の曜日が「朝」「昼」「夕」な
ので、「水」曜日から開始する分包は、「水」「木」曜
日の「朝」「昼」「夕」、「金」曜日の「朝」「夕」、
「土」「日」曜日の「朝」「昼」「夕」、「月」曜日の
「朝」「夕」、「火」曜日の「朝」「昼」「夕」の順序
となる。
「朝」「夕」が連日投与の7日分であり、「昼」は月・
金が無い5日分なので、「水」曜日から開始する分包
は、まず「水」「朝」、「木」「朝」のように「火」
「朝」まで「朝」が7日分続き、その次に「水」
「昼」、「木」「昼」、「土」「昼」、「日」「昼」、
「火」「昼」と「昼」が5日分あり、さらに「水」
「夕」、「木」「夕」のように「火」「夕」まで「夕」
が7日分続く、順序となる。なお、前記実施形態では、
処方データに曜日を含めるようにしたが、服用日(西暦
YYYYMMDD)から曜日を求めるようにしても構わ
ない。
によれば、服用曜日を指定して分包するようにしたの
で、曜日指定投与の特殊な処方を自動的に分包すること
が可能となる。このため、薬剤師が手作業で分割して包
装することがなくなり、調剤の労力と時間を削減でき
る。また、分包順序の反復分包と連続分包を指定して両
方に対応できるので、患者や医療施設の投薬・服用事情
に適した分包袋帯を簡単に作成可能となる。
ある。
る。
る。
る。
ートである。
ーチャートである。
ある。
明する図表である。
る。
明する図表である。
Claims (1)
- 【請求項1】 薬剤を供給する薬剤供給手段と、該薬剤
供給手段から供給された薬剤を分包する分包手段と、服
用薬剤及び服用時期を含む処方データに基づいて、前記
薬剤供給手段から該当する薬剤を供給させ、前記分包手
段にて服用時期毎に分包させる制御手段とを備えた薬剤
分包装置において、 前記処方データに服用曜日を含め、前記制御手段によ
り、前記処方データに基づいて該当する薬剤を指定した
服用曜日に分包可能としたことを特徴とする薬剤分包装
置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2001064812A JP4638616B2 (ja) | 2001-03-08 | 2001-03-08 | 薬剤分包装置 |
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---|---|---|---|
JP2001064812A JP4638616B2 (ja) | 2001-03-08 | 2001-03-08 | 薬剤分包装置 |
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JP2002263168A true JP2002263168A (ja) | 2002-09-17 |
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Country | Link |
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Cited By (8)
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