JP2001085777A - 光半導体装置 - Google Patents

光半導体装置

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JP2001085777A
JP2001085777A JP25559399A JP25559399A JP2001085777A JP 2001085777 A JP2001085777 A JP 2001085777A JP 25559399 A JP25559399 A JP 25559399A JP 25559399 A JP25559399 A JP 25559399A JP 2001085777 A JP2001085777 A JP 2001085777A
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Japan
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stem
block
fixed
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optical semiconductor
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JP25559399A
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English (en)
Inventor
Toshiyuki Nonomura
敏幸 野々村
Shinji Shigesawa
伸二 繁沢
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Toshiba Corp
Toshiba Components Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Components Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ステムの光半導体素子固着部分が簡単かつ高
精度に形成でき、かつ効率のよい材料取りができて大幅
なコスト低減を図ることができる光半導体装置を提供す
ることにある。 【解決手段】 ステム21に固着された半導体レーザ2
8を覆い、かつ該半導体レーザ28からの光を外部に天
井部分の窓部33を介して放出するようキャップ34を
ステム21に固定してなるもので、ステム21が、Fe
板によって所定外形を有するベース部22と、このベー
ス部22の形成時に同時一体成形によってベース部22
上面22aから突出するように形成された取付部23と
を有し、さらに取付部23の垂直な側面23aに固定さ
れたCuでなる直方体のブロック24とを有すると共
に、ブロック24に半導体レーザ28が直上の窓部33
の方向に光が放射されるよう固着されている。、

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光半導体素子を外
囲器内に収納してなる光半導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】周知の通り、光半導体素子、例えば半導
体レーザから放射された光を他の装置等に導き出すよう
にした光半導体装置では、ステムの外形部分を基準にし
て他の装置との結合が図られる。このため、半導体レー
ザのステムへの固定も、ステム外形の基準部分に対し十
分な位置出しがなされた状態で行われる必要があり、ス
テムの半導体レーザ取付部分の寸法を精度よく確保する
ようにしている。
【0003】以下、従来技術を図6乃至図11を参照し
て説明する。図6は第1の従来技術においてアイレット
にブロックをろう付けした状態を示す正面図であり、図
7は第1の従来技術においてアイレットにリードを取り
付けた状態を示す断面図であり、図8は第1の従来技術
においてブロックを成形したステムの側面図であり、図
9は第1の従来技術において半導体レーザを固着した状
態を示す断面図であり、図10は第1の従来技術におけ
るブロックの変形形態を示す上面図であり、図11は第
2の従来技術におけるステムの断面図である。
【0004】先ず、第1の従来技術を示す図6乃至図1
0において、ステム1は、ベースとなる所定外形寸法、
例えば直径が5.6mmのFe(鉄)製小円板のアイレ
ット2の上面に、所定外形寸法のCu(銅)製のブロッ
ク3をAg(銀)ろう付けにより固定し、さらにアイレ
ット2の貫通孔4a,4bに第1、第2のリード5a,
5bを絶縁ガラス6により気密に貫通するよう取り付
け、第3のリード5cをアイレット2の下面にろう付け
することによって構成されている。そして、ブロック3
に半導体レーザ7を、サブマウント8を設けて固着し、
さらに図示しないが第1、第2のリード5a,5bと半
導体レーザ7の対応する電極とをリードワイヤにより接
続した後、半導体レーザ7を覆うようステム1にキャッ
プを固定することによって光半導体装置が形成される。
【0005】また上記構成のものは、先ず、図示しない
が所定寸法の圧延鉄板からアイレット2を打ち抜き加工
によって形成し、また同様に、圧延銅板からブロック3
を打ち抜き加工によって形成し、その後、打ち抜かれた
アイレット2を、カーボン製の治具にセットしたブロッ
ク3にAgろう付けにより固定する。続いて、上記とは
別の治具にセットしてアイレット2に貫通孔4a,4b
を形成し、第1、第2のリード5a,5bを絶縁ガラス
6により気密に貫通するよう取り付け、第3のリード5
cをアイレット2の下面にろう付けする。
【0006】その後、上記のように形成されたステム1
を成形用の治具にセットし、アイレット2の基準部分で
ある外周を基準にしてポンチによる平押し加工により、
ブロック3の半導体レーザ7を固着する側面3aが、ア
イレット2のレーザ光の放射中心軸Lから所定のずれ寸
法aとなるように後成形する。そして、後成形で位置出
しがなされたブロック3の側面3aにサブマウント8を
間に設けて半導体レーザ7を固着する。さらに第1、第
2のリード5a,5bと半導体レーザ7の対応する電極
とをリードワイヤにより接続する。これにより半導体レ
ーザ7のレーザ光放射方向がレーザ光の放射中心軸Lと
一致したものとなる。
【0007】そして、半導体レーザ7を覆うようステム
1にキャップを、このキャップに設けたレーザ光を放出
する窓部を放射中心軸Lが貫通するようアイレット2の
外周を基準に位置出しして固定する。なお、ブロック3
については、図10に示す変形形態のブロック9のよう
に、リードワイヤの経路を確保するようボンディング領
域10を形成するようにしたものもあり、この様なもの
においても、上記と同様の加工過程を経ることにより光
半導体装置が形成される。
【0008】次に、第2の従来技術を示す図11におい
て、ステム11は、Fe層11a、Cu層11b、Fe
層11cの順に積層されたFe/Cu/Fe積層材料で
形成されており、所定外形寸法のベース部12の上面か
ら所定外形寸法の取付部13が突出するように設けられ
ている。またベース部12に形成された貫通孔14a,
14bに第1、第2のリード15a,15bを絶縁ガラ
ス16により気密に貫通するよう取り付け、図示しない
第3のリードをベース部12の下面にろう付けすること
によって構成されている。そして、図示しないが第1の
従来技術と同様に、取付部13の側面に半導体レーザ
を、サブマウントを設けて固着し、さらに第1、第2の
リード15a,15bと半導体レーザの対応する電極と
をリードワイヤにより接続した後、半導体レーザを覆う
ようステム11にキャップを固定することによって光半
導体装置が形成される。
【0009】また上記構成のものは、先ず図示しないが
所定寸法のFe/Cu/Fe積層板から打ち抜き加工に
よって、所定外形寸法のベース部12を有し、その上面
に取付部13が突出するステム11を一体成形する。続
いて、ステム11を治具にセットしてベース部12に貫
通孔14a,14bを形成し、第1、第2のリード15
a,15bを絶縁ガラス16により気密に貫通するよう
取り付け、第3のリードをベース部12の下面にろう付
けする。
【0010】その後、上記のように形成されたステム1
1を組立て治具にセットし、取付部13の側面にサブマ
ウントを間に設けて半導体レーザを、ベース部12の外
周を基準にした位置に固着する。さらに第1、第2のリ
ード15a,15bと半導体レーザの対応する電極とを
リードワイヤにより接続する。これにより半導体レーザ
のレーザ光放射方向がレーザ光の放射中心軸と一致した
ものとなる。そして、半導体レーザを覆うようステム1
1にキャップを、このキャップに設けたレーザ光を放出
する窓部を放射中心軸が貫通するようベース部12の外
周を基準に位置出しして固定する。
【0011】しかしながら上記の第1の従来技術におい
ては、ブロック3をカーボン製の治具にセットしてAg
ろう付けを行うため、治具とブロック3の熱膨張差を吸
収するクリアランスが必要であり、ろう付け後のブロッ
ク3の取付位置精度が悪く、このままブロック3の側面
3aに半導体レーザ7を固着したのでは、レーザ光放射
方向がレーザ光の放射中心軸Lと一致したものとするこ
とが非常に難しく、後成形によってブロック3の側面3
aの位置出しを精度よく行う必要があり、正確に半導体
レーザ7を取り付けるためには加工に手間が掛かり、コ
ストが高いものとなっていた。
【0012】こうした第1の従来技術で行ったような後
成形加工を必要としない技術として、第2の従来技術の
ような積層板を用いたものがあるが、この技術では半導
体レーザを固着するステム11の取付部13を、ベース
部12と共にFe/Cu/Fe積層の積層板から同時加
工により一体成形し、取付部13の半導体レーザを固着
する側面の位置が精度よく形成できるようにし、加工工
程を簡略化している。しかし、このような従来技術では
積層板のコストが、例えば第1の従来技術のような単構
成の板に比べ約3倍と非常に高く、また積層板を構成し
ているCu層はFe層よりも柔らかいために、抜き加工
を行う時、その影響が加工部分の周囲の広い範囲におよ
んでしまい、材料取りする際に加工ピッチを大きくとる
必要があって、効率の悪い材料取りとなっていた。ま
た、こうした材料取りが悪い点でコスト高となるが、こ
の従来技術全体としては第1の従来技術のものよりもコ
ストを低減することはできるものの、大幅なコスト低減
を行うことができない状況となっていた。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上記のような状況に鑑
みて本発明はなされたもので、その目的とするところは
ステムの光半導体素子を固着する部分が簡単かつ高精度
に形成できると共に、単構成の板材料を用い、効率のよ
い材料取りのもとに形成ができて大幅なコスト低減を図
ることができる光半導体装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の光半導体装置
は、ステムに固着された光半導体素子を覆い、かつ該光
半導体素子からの光を外部に窓部を介して放出するよう
キャップ状外囲器をステムに固定してなる光半導体装置
において、ステムが、所定外形を有するベース部と、こ
のベース部の形成時に同時一体成形によって突出するよ
うに形成された取付部と、この取付部の所定位置に固定
されたブロックとを有すると共に、ブロックに光半導体
素子が所定方向に光が放射されるよう固着されているこ
とを特徴とするものであり、さらに、ステムが、Fe板
あるいはFe合金板を用いて成形されたものであり、ブ
ロックが、CuあるいはCu合金でなるものであること
を特徴とするものであり、さらに、取付部のブロック固
定面と光の放射方向が平行であることを特徴とするもの
であり、さらに、ブロックが、互いに平行な二面を有す
るものであって、二面の片方の面を取付部のブロック固
定面に固定し、他方の面に光半導体素子を固着したこと
を特徴とするものであり、さらに、外囲器の窓部が、天
井部分に設けられていると共に、ステムの取付部のブロ
ック固定面が、ベース部の上面に対して垂直となるよう
に成形されていることを特徴とするものである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下本発明の一実施形態を、図1
乃至図5参照して説明する。図1は縦断面図であり、図
2はステムの側面図であり、図3はステムの正面図であ
り、図4はステムにブロックをろう付けしリードを取り
付けた状態を示す断面図であり、図5は半導体レーザを
ステムに固着した状態を一部断面で示す正面図である。
【0016】図1乃至図5において、光半導体装置20
のステム21は、Fe(鉄)あるいはFe合金により形
成されており、所定外形寸法、例えば直径が5.6mm
の小円板状のベース部22と、その上面22aから一体
成形によって突出するように設けられた所定外形寸法の
取付部23とを備えている。そして、取付部23のベー
ス部22の上面22aに垂直な側面23aに、所定寸法
の直方体状のCu(銅)製あるいはCu合金製の放熱用
ブロック24が、その一面のブロック固定面24aをA
g(銀)ろう付けすることによって固定されている。
【0017】またステム21のベース部22に形成され
た貫通孔25a,25bには、第1、第2のリード26
a,26bが絶縁ガラス27により気密に貫通し、それ
ぞれの両端がベース部22の上下両面側に延出するよう
に取り付けられており、ベース部22の下面22bには
第3のリード26cが下方向に延在するようにろう付け
されている。
【0018】そして、取付部23にろう付けされたブロ
ック24のブロック固定面24aに平行な素子固着面2
4bには、半導体レーザ28がSi製の小板状のサブマ
ウント29を間に設け、レーザ光の放射端部を上側とす
るようにして固着されている。また固着された半導体レ
ーザ28の下方のベース部22上面22aには、放射端
部の逆側の端部から放射される光を受光してフィードバ
ック信号を出力するフォトダイオード30が固着されて
いる。さらに第1、第2のリード26a,26bと半導
体レーザ28、フォトダイオード30の対応する電極と
がリードワイヤ31をボンディングすることにより接続
されている。
【0019】また、32はリードワイヤ31のボンディ
ング加工がなされた半導体レーザ28を覆うようステム
21のベース部22の上面22aに固定された外囲器で
あるキャップで、上端が中央にフラットガラスが装着さ
れた窓部33を有する天板34で閉塞された円筒状のも
のとなっている。さらにキャップ32には、その下端部
全外周にステム21のベース部22よりやや小径の鍔3
5が設けられ、また鍔35の下面には周方向に連続して
小突条36が設けられている。そしてキャップ32が、
その小突条36をステム21のベース部22上面22a
に抵抗溶接等により気密封着されて固定されることによ
って光半導体装置20が形成される。なお、光半導体装
置20には、図示しないがレーザ光の放射方向に、放射
中心軸L が一致するようステム21のベース部22の
外周を基準にして他の光装置が結合される。
【0020】また上記構成のものは、先ず、図示しない
が所定寸法のFeあるいはFe合金の圧延鉄板からステ
ム21を打ち抜き加工によって形成する。この打ち抜き
加工の際に、例えば直径が5.6mmの所定外形寸法を
有するベース部22と共に、その上面22aに、基準部
分であるベース部22の外周を基準にした所定位置にブ
ロック24を固定する垂直な側面23aが位置するよう
取付部23を一体成形によって突出させる。すなわち、
ベース部22の外周を基準にした所定位置、例えばベー
ス部22の上面22aの中心を垂直方向に通る中心軸を
半導体レーザ28から放射されるレーザ光の放射中心軸
として、この放射中心軸Lから所定のずれ寸法a
となる位置に垂直な側面23aが位置するように取付
部23を一体成形によって突出させる。
【0021】さらに、ステム21のベース部22の所定
位置に2つの貫通孔25a,25bを穿設し、その後、
ステム21を治具にセットして取付部23の側面23a
に、CuあるいはCu合金の圧延銅板から打ち抜き加工
によって形成した所定寸法の直方体状のブロック24
を、そのブロック固定面24aとの間にAgろうを介在
させ、放射中心軸Lから所定のずれ寸法bとなる位
置に素子固着面24bが位置するように載せる。同様
に、貫通孔25a,25bの孔中心を貫通するように第
1、第2のリード26a,26bを保持し、間に絶縁ガ
ラス27を充填する。さらにベース部22の下面22b
の所定位置に第3のリード26cをAgろうを介して当
接させる。
【0022】そして、ステム21全体を治具にセットし
たままの状態で所定温度にまで加熱した後、常温まで冷
却する。これにより、ブロック24が取付部23の側面
23aに、第3のリード26cがベース部22の下面2
2bに下方向に延在するよう、それぞれAgろう付けさ
れる。また同時に、絶縁ガラス27が固化して貫通孔2
5a,25bに第1、第2のリード26a,26bを気
密に貫通するよう取り付ける。
【0023】その後、上記のように形成されたステム2
1を組立て用治具にセットし、ブロック24の素子固着
面24bにサブマウント29を載せ、さらに、その上に
半導体レーザ28を固着し、半導体レーザ28の下方の
ベース部22上面22aに、半導体レーザ28から放射
された光を受光するようにフォトダイオード30を固着
する。そして、第1、第2のリード26a,26bと半
導体レーザ28、フォトダイオード30の対応する電極
とを、それぞれにリードワイヤ31をボンディングする
ことによって接続する。これにより、半導体レーザ28
のレーザ光放射方向がレーザ光の放射中心軸Lと一致
したものとなる。
【0024】この後、半導体レーザ28を覆うようステ
ム21のベッド部22の上面22aにキャップ32を、
天板34に設けたレーザ光を放出する窓部33を放射中
心軸Lが貫通するようベース部22の外周を基準に位
置出しし、鍔35の下面に設けた小突条36をステム2
1のベース部22上面22aに抵抗溶接等によって固定
し、気密封着する。
【0025】このように構成し、半導体レーザ28を取
り付ける部分を、ステム21のベース部22を打ち抜き
加工により形成する際、ベース部22と共にベース部2
2の上面から取付部23を一体成形により、半導体レー
ザ28の取り付けに用いるための側面23aが、レーザ
光の放射中心軸Lから所定のずれ寸法aとなる位置
に平行な垂直面となるよう突出させているので、形成さ
れた取付部23はその側面23aの位置精度が非常によ
いものとなる。
【0026】さらに取付部23の側面23aに固定され
るブロック24についても、その平行な2つの面をブロ
ック固定面24a、素子固着面24bとしていて、側面
23aにブロック24を固定した後においても、素子固
着面24bのレーザ光の放射中心軸Lからのずれ寸法
も正確なばらつきの少ないものなる。そして、この
ように固定されたブロック24の素子固着面24bにサ
ブマウント29を介して半導体レーザ28を固着するた
め、半導体レーザ28から放射されるレーザ光の放射方
向を、簡単かつ容易にレーザ光の放射中心軸Lと一致
したものとすることができる。
【0027】この結果、位置精度をよくするための後成
形などの加工工程が不要となって、加工に手間が掛かか
らず、コストを低減することができる。またCu層を有
するような積層材料ではない単層構成の材料であるの
で、材料そのもののコストが低廉であり、板材からステ
ム11を打ち抜く際の材料取りについても、大きな加工
ピッチをとる必要がないので効率のよい材料取りをする
ことができ、この点でコストが上昇してしまうことがな
いので、全体として大幅にコストを低減することができ
る。
【0028】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、ステムの光半導体素子を固着する部分が簡単
な工程のもとに、光放射に対して精度の高い位置出しを
行うことができ、また低廉な材料を用いて効率のよい材
料取りを行うことができて大幅なコスト低減を図ること
ができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す縦断面図である。
【図2】本発明の一実施形態におけるステムの側面図で
ある。
【図3】本発明の一実施形態におけるステムの正面図で
ある。
【図4】本発明の一実施形態におけるステムにブロック
をろう付けしリードを取り付けた状態を示す断面図であ
る。
【図5】本発明の一実施形態における半導体レーザをス
テムに固着した状態を一部断面で示す正面図である。
【図6】第1の従来技術におけるアイレットにブロック
をろう付けした状態を示す正面図である。
【図7】第1の従来技術におけるアイレットにリードを
取り付けた状態を示す断面図である。
【図8】第1の従来技術においるブロックを成形したス
テムの側面図である。
【図9】第1の従来技術における半導体レーザを固着し
た状態を示す断面図である。
【図10】第1の従来技術におけるブロックの変形形態
を示す上面図である。
【図11】第2の従来技術におけるステムの断面図であ
る。
【符号の説明】
21…ステム 22…ベース部 22a…上面 23…取付部 23a…側面 24…ブロック 28…半導体レーザ 32…キャップ 33…窓部 34…天板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 繁沢 伸二 千葉県茂原市茂原647番地 東芝コンポー ネンツ株式会社内 Fターム(参考) 5F041 AA41 AA42 AA43 DA33 DA35 5F073 EA29 FA02 FA14 FA15 FA16 FA21

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステムに固着された光半導体素子を覆
    い、かつ該光半導体素子からの光を外部に窓部を介して
    放出するようキャップ状外囲器を前記ステムに固定して
    なる光半導体装置において、前記ステムが、所定外形を
    有するベース部と、このベース部の形成時に同時一体成
    形によって突出するように形成された取付部と、この取
    付部の所定位置に固定されたブロックとを有すると共
    に、前記ブロックに前記光半導体素子が所定方向に光が
    放射されるよう固着されていることを特徴とする光半導
    体装置。
  2. 【請求項2】 ステムが、Fe板あるいはFe合金板を
    用いて成形されたものであり、ブロックが、Cuあるい
    はCu合金でなるものであることを特徴とする請求項1
    記載の光半導体装置。
  3. 【請求項3】 取付部のブロック固定面と光の放射方向
    が平行であることを特徴とする請求項1記載の光半導体
    装置。
  4. 【請求項4】 ブロックが、互いに平行な二面を有する
    ものであって、前記二面の片方の面を取付部のブロック
    固定面に固定し、他方の面に前記光半導体素子を固着し
    たことを特徴とする請求項1及び請求項3記載の光半導
    体装置。
  5. 【請求項5】 外囲器の窓部が、天井部分に設けられて
    いると共に、ステムの取付部のブロック固定面が、ベー
    ス部の上面に対して垂直となるように成形されているこ
    とを特徴とする請求項1記載の光半導体装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100418880B1 (ko) * 2001-04-26 2004-02-19 엘지전자 주식회사 반도체 레이저 다이오드
KR101012042B1 (ko) 2003-06-13 2011-01-31 스탠리 일렉트릭 컴퍼니, 리미티드 전조등 광원용 led 램프

Cited By (2)

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KR100418880B1 (ko) * 2001-04-26 2004-02-19 엘지전자 주식회사 반도체 레이저 다이오드
KR101012042B1 (ko) 2003-06-13 2011-01-31 스탠리 일렉트릭 컴퍼니, 리미티드 전조등 광원용 led 램프

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