JP2001085708A - 太陽電池モジュール - Google Patents

太陽電池モジュール

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JP2001085708A
JP2001085708A JP25829199A JP25829199A JP2001085708A JP 2001085708 A JP2001085708 A JP 2001085708A JP 25829199 A JP25829199 A JP 25829199A JP 25829199 A JP25829199 A JP 25829199A JP 2001085708 A JP2001085708 A JP 2001085708A
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photovoltaic element
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resin
metal
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Yukie Ueno
雪絵 上野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 金属からなる基板上に光変換部材としての
半導体層を有する光起電力素子と、金属からなる裏面材
との間にかかる交流成分による影響を減少させ、交流成
分からダメージを受けない太陽電池モジュールを提供す
る。 【解決手段】 金属からなる基板101上に光変換部材
としての半導体層103を少なくとも一層有する光起電
力素子108と、金属からなる裏面材111と、裏面材
111と光起電力素子108との間に配される封止材1
10とを有する太陽電池モジュールにおいて、裏面材1
11が複数の開口部を有することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は太陽電池モジュール
に関するものであり、より詳しくは、金属基板上に半導
体層を有する光起電力素子と、該光起電力素子の非受光
面側(以下、裏面)に金属からなる裏面材と、該裏面材
と光起電力素子との間に配される封止材とを有する太陽
電池モジュールに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、環境問題に対する意識の高まりが
世界的に広がりを見せている。中でもCO2排出に伴う
地球の温暖化現象に対する危倶感は深刻で、クリーンな
エネルギーへの希求は益々強まっている。現在のとこ
ろ、太陽電池はその安全性と扱いやすさから、クリーン
なエネルギー源として期待のもてるものだということが
できる。
【0003】これらの太陽電池の中でも、導体金属基板
上にシリコンを堆積し、その上に透明導電層を形成した
アモルファスシリコン太陽電池を代表とする薄膜太陽電
池は、軽量でかつ耐衝撃性、フレキシブル性に富んでい
るので、将来のモジュール形態として有望視されてい
る。ただ、ガラス基板上にシリコンを堆積する場合と異
なり光入射側表面を透明な被覆材で覆い、光起電力素子
を保護する必要がある。最も一般的には最表面にガラス
を用いガラスと光起電力素子とを封止材樹脂で接着する
という方法が取られる。ガラスは耐候性に優れ湿度も通
さないため半導体である光起電力素子を被覆する部材と
しては最も優れているものの一つであるといえる。その
ため太陽電池モジュールのほとんどが最表面の被覆にガ
ラスを用いている。
【0004】しかし、ガラス被覆は、1)重い、2)曲
げられない、3)衝撃に弱い、4)コスト高、という問
題点を有しており、これでは薄膜太陽電池の軽量・耐衝
撃性・フレキシブルという利点を生かすことができな
い。
【0005】そこで、表面被覆材として最表面にフッ素
樹脂フィルム等の透明なフッ化物重合体薄膜、その内側
には種々の熱可塑性透明有機樹脂を封止材樹脂として用
いることにより、薄膜太陽電池の特徴を生かした軽くて
フレキシブル性のある太陽電池モジュールが提案されて
きた。これらの材料が用いられてきた理由としては、 1)フッ化物重合体は耐候性・撥水性に富んでおり、樹
脂の劣化による黄変・白濁あるいは表面の汚れによる光
透過率の減少に起因する太陽電池モジュールの変換効率
の低下を少なくすることができる、2)熱可塑性透明樹
脂は安価であり内部の光起電力素子を保護するための封
止材として大量に用いることができる、といったことが
挙げられる。
【0006】また光起電力素子上には、一般に発電した
電力を効率良く取り出すための種々の集電電極や、素子
どうしを直列化あるいは並列化するための金属部材が設
けられており、熱可塑性透明樹脂はこのような電極や金
属部材などの実装部材をも封止することにより素子表面
上の凹凸を埋めて被覆材表面を平滑にするという効果も
持っている。
【0007】しかし、このようなフィルムで被覆した太
陽電池モジュールはフレキシブルではあるがガラスを用
いた場合に比べ当然機械的剛性が乏しくなる。そこでこ
れを改善するために裏面に接着剤層を介して種々の裏面
材(基体)を貼り付けるのが一般であり、通常、裏面材
として剛性の高い鋼板やプラスチック板などが用いられ
る。
【0008】また、フィルムで被覆した太陽電池のフレ
キシブル性を生かした屋根材一体型太陽電池モジュール
の開発も活発に進められている。この場合は、屋根用鋼
板に接着剤層を介して光起電力素子を貼り付ける。すな
わち屋根用鋼板が補強材としての機能を果たす。
【0009】これらの太陽電池モジュールは、一般に、
多数の太陽電池モジュールを架台上に所定の配列関係を
もって並置した状態で相互に電気接続したものであり、
インバータを含むパワーコンディショナを介して系統電
源と連系させることにより、負荷への電力供給を実現し
た太陽光発電システムを構成するが、以下のような場合
には外部からの影響で太陽電池モジュールに交流成分が
流れこむことがある。
【0010】1)通常、太陽電池モジュールのような電
気製品は、工場等からの出荷時、システムで規程された
電圧を印加して行う耐電圧試験を行うことが義務づけら
れている。この試験で、作業員のミス等により耐電圧試
験を行うプラス極とマイナス極が、試験中や試験後放電
中にショートして、光起電力素子と金属鋼板からなる裏
面材との間に交流成分が流れる場合。
【0011】2)実際に系統電源と連系した状態で避雷
針等への近傍に落雷が起き、かつインバータを含むパワ
ーコンディショナ中に保護回路がない場合または故障し
ている場合には、その接地付近の大地の電位が上昇し、
他の接地極から太陽電池モジュールヘ雷サージが逆流す
る場合。
【0012】このように外部からの影響で太陽電池モジ
ュールに交流成分が流れる場合、光起電力素子にも交流
成分が流れるために、半導体層がダメージを受けて特
性、特に低照度における起電圧特性が劣化することがあ
る。このような問題は、歩留まりの低下や出力の減少へ
とつながる可能性があった。これは、光起電力素子と裏
面材としての金属鋼板との間の裏面接着剤が、外部から
電圧を印加された場合にキャパシタンスとして働き、交
流成分が光起電力素子と裏面材間に流れることにより発
生すると考えられ、太陽電池モジュールの直列数が多い
場合等、顕著に現れる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は以上の
ような課題を克服して、金属からなる基板上に光変換部
材としての半導体層を有する光起電力素子と金属からな
る裏面材との間にかかる交流成分の影響を減少させ、交
流成分からダメージを受けない太陽電池モジュールを提
供することである。更には、量産性が高く、信頼性の高
い太陽電池モジュールを提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上述した目
的を達成するために、金属からなる基板上に光変換部材
としての半導体層を有する光起電力素子と金属からなる
裏面材との間にかかる交流成分の影響を減少させ、交流
成分からダメージを受けない太陽電池モジュールについ
て鋭意検討した結果、以下に述べる知見を得た。
【0015】その骨子は、金属からなる基板上に光変換
部材としての半導体層を少なくとも一層有する光起電力
素子と、金属からなる裏面材とを有する太陽電池モジュ
ールが、該裏面材に複数の開口部を持つことによって、
光起電力素子と裏面材との間のキャパシタンスが小さく
なり交流インピーダンスが大きくなることによって、光
起電力素子へのダメージを減少させるものである。その
結果、太陽電池モジュールの特性、特には低照度におけ
る起電圧特性の劣化を抑えることができることを見いだ
した。
【0016】光起電力素子と裏面材との間のキャパシタ
ンスについて更に詳述すると、後述のように、耐衝撃
性、フレキシブル性に優れたアモルファスシリコン薄膜
太陽電池等は金属基板等を支持基板として使用すること
が多い。さらに耐候性、耐衝撃性、機械的強度をあげる
ために金属材等からなる裏面材上に樹脂封止を行う。
【0017】しかし、製造工程の耐電圧試験や、設置時
に落雷等でサージが発生した場合、光起電力素子と裏面
材の間の絶縁シートや裏面封止材(接着剤)がキャパシ
タンスとして働き、光起電力素子に交流成分が流れるた
めに、半導体層がダメージを受けて電気特性の低下等の
問題が生じる。これを解決するためには、光起電力素子
と裏面材との間のキャパシタンスを小さくして交流イン
ピーダンスを大きくすることが有効である。
【0018】具体的には、裏面材に複数の開口部を持つ
ことによって、光起電力素子と裏面材との間のキャパシ
タンスを小さくすることで達成される。このことによ
り、製造工程の耐電圧試験や、設置時に落雷等でサージ
が発生した場合に、光起電力素子と裏面材の間の絶縁シ
ートや裏面封止材がキャパシタンスとして働いて発生す
る交流成分のインピーダンスを大きくすることができ、
光起電力素子へのダメージを減少させ、低照度における
起電圧特性の劣化を抑えることが可能となる。
【0019】本発明はこれらの知見に基づいて完成され
たものであり、本発明の太陽電池モジュールは、金属か
らなる基板上に光変換部材としての半導体層を少なくと
も一層有する光起電力素子と、金属からなる裏面材と、
該裏面材と光起電力素子との間に配される封止材(裏面
封止材)とを有する太陽電池モジュールにおいて、前記
裏面材が複数の開口部を有することを特徴とする。
【0020】また、前記裏面材の開口率を10%以上と
することにより、キャパシタンスを十分小さくすること
ができ、起電圧特性に関しより信頼性の高いものとな
る。なお、開口率の上限は特に限定されず、太陽電池モ
ジューの耐衝撃性、機械的強度等を考慮して適宜設計す
ることができる。
【0021】さらに、前記開口部を有する裏面材が、そ
の両面に有機樹脂層を有することにより、受光面の封止
材(表面封止材)や非受光面の封止材(裏面封止材)と
の接着力を向上させ、さらに裏面材の耐候性を上げるこ
とが可能となる。
【0022】また、前記裏面材が開口部を持つことによ
り、太陽電池モジュールの熱容量が小さくなり、外部温
度や日射によってモジュール温度が上昇しやすくなるた
め、半導体層をアモルファスシリコン薄膜層とすること
により、アニール効果が期待できる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
態様例を説明する。
【0024】図1は本発明の太陽電池モジュールの一例
である。図1において、106はフッ化物重合体薄膜層
よりなる透明部材、107は熱可塑性透明有機樹脂より
なる表面封止材、108は光起電力素子、109は絶縁
シート、110は裏面封止材、111は裏面材である。
この例では表面封止材の有機樹脂と同じものを裏面封止
材として用いている。
【0025】以下に本発明の太陽電池モジュールの構成
要素に関して説明するが、本発明はこのような特定の構
造、もしくは形状の太陽電池モジュールに限定されるも
のではない。
【0026】(光起電力素子)図1に示す光起電力素子
108は、主として金属基板101、裏面反射層10
2、半導体層103、透明導電層104、集電電極10
5により構成されている。
【0027】基板101は、アモルファスシリコンのよ
うな多層薄膜の構成による太陽電池の場合の半導体層1
03を機械的に支持する基板であり、また下部電極の役
割も果たす。
【0028】基板101の材料としては、シリコン、タ
ンタル、モリブデン、タングステン、ステンレス、アル
ミニウム、銅、チタン、カーボンシート、鉛メッキ鋼板
等が挙げられる。
【0029】半導体層103としては、アモルファスシ
リコン系半導体を例に挙げると、i層を構成する半導体
材料として、a−Si,a−SiGe,a−SiC等の
いわゆるIVB族及びIVB族合金系アモルファス半導
体が挙げられる。p層またはn層を構成する半導体材料
としては、前述したi層を構成する半導体材料に価電子
制御剤をドーピングすることによって得られる。また原
料としては、p型半導体を得るための価電子制御剤とし
ては第IIIB族の元素を含む化合物が用いられる。第
IIIB族の元素としては、B,Al,Ga,Inが挙
げられる。n型半導体を得るための価電子制御剤として
は第VB族の元素を含む化合物が用いられる。第VB族
の元素としてはP,N,As,Sbが挙げられる。
【0030】アモルファスシリコン系半導体以外の薄膜
半導体としてはCdS,CdTe,Cu2S等のII−
VI族系半導体、CuInSe2,SuInS2等の半導
体、フタロシアニン、ヒドロキシ・スクァリリウム、ポ
リアセチレン等の有機系半導体等を本発明に用いること
ができる。
【0031】本発明においては、分光感度や電圧の向上
を目的として半導体接合を2層以上積層するいわゆるタ
ンデムセルやトリプルセルを用いることもできる。
【0032】上記の光起電力素子は、所望する電圧ある
いは電流に応じて直並列に接続される。また、絶縁化し
た基板上に光起電力素子を集積化して所望の電圧あるい
は電流を得ることもできる。
【0033】(裏面絶縁シート)絶縁シート109は、
光起電力素子108の導電性基板101と裏面材111
との間の電気的絶縁を保つために用いている。裏面封止
材110だけでも絶縁性はあるが厚さにばらつきがある
ため、膜厚の薄い部分あるいはピンホール部分において
は、光起電力素子と裏面材とのショートが発生する恐れ
がある。絶縁シートはそれを防止するための安全策とし
て使用している。
【0034】絶縁シート109の材料としては、導電性
基板101と充分な電気絶縁性を確保でき、しかも長期
耐久性に優れ、熱膨張、熱収縮に耐えられる、柔軟性を
兼ね備えた材料が好ましい。好適に用いられる材料とし
てはナイロン、ポリエチレンテレフタレート(PE
T)、ポリフッ化ビニル(PVF)等がある。
【0035】(裏面封止材)裏面封止材110は、光起
電力素子108と裏面の絶縁シートあるいは絶縁シート
と裏面材との接着を図るためのものである。したがっ
て、要求される特性としては長期耐久性、耐熱膨張性、
耐熱収縮性および接着性が挙げられる。
【0036】裏面封止材110の材料としては、EVA
(酢酸ビニル−エチレン共重合体)、ポリビニルブチラ
ール等のホットメルト材、両面テープ、エポキシ樹脂等
を使用することができる。
【0037】太陽電池モジュールが高温で使用される場
合、例えば屋根材一体型などでの使用の場合は高温下で
の接着力を確実にするために架橋していることがより望
ましい。EVAなどでの架橋剤としては有機過酸化物を
用いるのが一般的である。
【0038】また、表面封止材と同じ材料を裏面封止材
として用いることももちろん可能であり、通常はそのよ
うな場合が多い。
【0039】(裏面材)絶縁シート109の外側には、
太陽電池モジュールの機械的強度を増すために、あるい
は、温度変化による歪、ソリを防止するために、裏面材
111を貼り付ける。
【0040】裏面材111の材質としては長期間の屋外
使用に耐え得る十分な耐腐食性と剛性を持った材料が望
ましい。例えば、溶融亜鉛メッキ鋼板、ガルバリウム鋼
板、ガルバナイズド鋼板、ステンレス鋼板、アルミニウ
ム板、FRP(ガラス繊維強化プラスチック)が好まし
く、これらの中でも溶融亜鉛メッキ鋼板、ガルバリウム
鋼板(溶融亜鉛−アルミ合金メッキ鋼板)、ガルバナイ
ズド鋼板(溶融亜鉛−アルミ合金メッキ鋼板)、ステン
レス鋼板がより好ましい。
【0041】裏面材111の両面には耐腐食性、樹脂と
の接着性、耐擦傷性、意匠性等を考慮して有機樹脂層を
設けることが好ましい。この有機樹脂としてはポリエス
テル樹脂、シリコンポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、
ウレタン樹脂、アクリル樹脂、アクリルシリコン樹脂、
シリコン樹脂、フッ素樹脂のいずれかから選択される樹
脂を主成分とすることが望ましい。
【0042】光起電力素子とは逆側に設けられる有機樹
脂層は直接外部環境にさらされるため、より耐擦傷性を
向上させる目的で金属あるいは金属酸化物の微粒子を含
有させることができる。具体的には、アルミニウム、マ
グネシウム、亜鉛、酸化珪素、酸化マグネシウム、酸化
チタン、酸化アルミニウム、酸化亜鉛等の球状粒子ある
いは棒状粒子あるいはフレーク状粒子である。
【0043】このような有機樹脂層を両面に設けた裏面
材の具体的な例としては、塗装溶融亜鉛メッキ鋼板、塗
装ガルバリウム鋼板、塗装ガルバナイズド鋼板、塗装ス
テンレス鋼板、塗装アルミニウム板のように塗装により
表面に樹脂層を形成した金属板等が挙げられる。
【0044】これらの裏面材は、機械的強度とキャパシ
タンスの関係より所望の開口率で開口部を設けて使用す
る。開口部の形状は特に限定されない。
【0045】(表面封止材)表面封止材107は光起電
力素子108の凹凸を樹脂で被覆し、光起電力素子を温
度変化、湿度、衝撃などの過酷な外部環境から守りかつ
表面透明部材106と光起電力素子108との接着を確
保するために必要である。したがって、耐候性、接着
性、充填性、耐熱性、耐寒性、耐衝撃性が要求される。
これらの要求を満たす樹脂としてはエチレン−酢酸ビニ
ル共重合体(EVA)、エチレン−アクリル酸メチル共
重合体(EMA)、エチレン−アクリル酸エチル共重合
体(EEA)、ポリビニルブチラール樹脂などのポリオ
レフィン系樹脂、ウレタン樹脂、シリコーン樹脂、フッ
素樹脂などが挙げられる。
【0046】本発明に用いられる表面封止材樹脂の材料
は、耐候性において優れたものであるが、更なる耐候性
の改良、あるいは、封止材樹脂下層の保護のために、紫
外線吸収剤を併用することもできる。紫外線吸収剤とし
ては、公知の化合物が用いられるが、太陽電池モジュー
ルの使用環境を考慮して低揮発性の紫外線吸収剤を用い
ることが好ましい。
【0047】紫外線吸収剤の他に光安定化剤も同時に添
加すれば、光に対してより安定な表面封止材樹脂とな
る。
【0048】さらに、耐熱性・熱加工性改善のために熱
酸化防止剤を添加することも可能である。熱酸化防止剤
の化学構造としてはモノフェノール系、ビスフェノール
系、高分子型フェノール系、硫黄系、燐酸系がある。
【0049】光起電力素子108および/または表面透
明部材106との接着性をより改善するためにシランカ
ップリング剤や有機チタネート化合物を表面封止材樹脂
に添加することが可能である。
【0050】一方、光起電力素子に到達する光量の減少
をなるべく抑えるために、表面封止材樹脂は透明でなく
てはならず、具体的には光透過率が400nm以上80
0nm以下の可視光波長領域において80%以上である
ことが望ましく、90%以上であることがより望まし
い。
【0051】(表面透明部材)表面透明部材106は太
陽電池モジュールの最表層に位置するため耐候性、耐汚
染性、機械強度をはじめとして、太陽電池モジュールの
屋外曝露における長期信頼性を確保するための性能が必
要である。
【0052】表面透明部材106に好適に用いられる材
料としては白板強化ガラス、フッ素樹脂フィルム、アク
リル樹脂フィルムなどがある。薄膜太陽電池のフレキシ
ブル性、軽薄性を最大限に発揮させるためにはフィルム
で被覆することが望ましいが、なかでもフッ素樹脂フィ
ルムは耐候性、耐汚染性に優れているため好んで用いら
れる。具体的にはポリフッ化ビニリデン(PVDF)樹
脂、ポリフッ化ビニル(PVF)樹脂あるいは四フッ化
エチレン−エチレン共重合体(ETFE)樹脂などがあ
る。耐候性の観点ではポリフッ化ビニリデン樹脂が優れ
ているが、耐候性および機械的強度の両立と透明性では
四フッ化エチレン−エチレン共重合体樹脂が優れてい
る。
【0053】(太陽電池モジュールの作成)以上述べ
た、表面透明部材、表面封止材、光起電力素子、裏面絶
縁シート、裏面封止材、裏面材を用いて太陽電池モジュ
ールとする方法を次に説明する。
【0054】表面封止材樹脂、表面透明部材で光起電力
素子受光面を被覆するには、シート状に成型した表面封
止材樹脂を作製しこれを表面透明部材とともに光起電力
素子上に加熱圧着する方法が一般的である。すなわち、
光起電力素子と表面透明部材との間に表面封止材樹脂シ
ートを挿入して加熱圧着することにより太陽電池モジュ
ールとすることができる。この時、表面透明部材がフィ
ルムであれば、外側に凹凸形状を有するものを配置し、
圧着時にそれがフィルムに押しつけられるようにすれば
容易に受光面側表面に凹凸を設けることができる。な
お、圧着時の加熱温度及び加熱時間は封止材樹脂の架橋
反応が十分に進行する温度・時間をもって決定する。
【0055】また、裏面についても同様な方法で裏面絶
縁シート、裏面封止材、裏面材を用いて被覆を行えばよ
い。通常は表面封止材と裏面封止材は同じ材料であるの
で上記工程と同時に行うことができる。
【0056】加熱圧着の方法としては従来公知である真
空ラミネーション、ロールラミネーションなどを種々選
択して用いることができる。すなわち、例えば表面透明
部材106/表面封止材樹脂シート107/光起電力素
子108/裏面封止材樹脂シート110/裏面絶縁シー
ト109/裏面封止材樹脂シート110/裏面材111
という順に重ねて太陽電池モジュール積層体とし、これ
を加熱圧着すれば図1に示したような太陽電池モジュー
ルとすることができる。
【0057】
【実施例】以下本発明の実施例を詳しく説明するが、本
発明はこれらの実施例に限定されるものではない。尚、
以下の実施例で作製した太陽電池モジュールの信頼性を
確認するために以下のような試験を行った。
【0058】(1)絶縁耐圧試験 試験体のプラスマイナスの出力端子を導線で短絡した
後、試験体の金属からなる裏面材と出力端子間に、試験
体のシステム電圧の2倍+1000Vの電圧を1分間印
加する。
【0059】試験終了後、放電中に試験機のプラス端子
を接続したままでマイナス端子をショート(接触)させ
る。
【0060】試験前後で200luxにおける起電圧を
測定し±5%の変化率の場合は○、それ以外の場合は変
化率を記した。
【0061】(2)雷サージ試験 試験体のプラスマイナスの出力端子を導線で短絡した
後、試験体の金属からなる裏面材と出力端子間に、雷サ
ージを印加する。 印加電圧:±5kV 印加時間:1.2×50μs 印加回数:5回 試験前後で200luxにおける起電圧を測定し±5%
の変化率の場合は○、それ以外の場合は変化率を記し
た。
【0062】(実施例1)本発明の太陽電池モジュール
の第一実施例として図1に示すような太陽電池モジュー
ルを作製した。
【0063】洗浄したステンレス基板101上に、スパ
ッタ法で裏面反射層102としてAl層(膜厚5000
Å)とZnO層(膜厚5000Å)を順次形成する。つ
いで、プラズマCVD法により、SiH4とPH3とH2
の混合ガスからn型a−Si層を、SiH4とH2の混合
ガスからi型a−Si層を、SiH4とBF3とH2の混
合ガスからp型微結晶μc−Si層を形成し、n層膜厚
150Å/i層膜厚4000Å/P層膜厚100Å/n
層膜厚100Å/i層膜厚800Å/p層膜厚100Å
の層構成のタンデム型a−Si光電変換半導体層103
を形成した。次に、透明導電層104として、In23
薄膜(膜厚700Å)を、O2雰囲気下でInを抵抗加
熱法で蒸着する事によって形成した。
【0064】さらに、Cuワイヤーをカーボンペースト
で被覆した電極を熱圧着装置で接着し集電電極105を
形成し、最後にマイナス側端子として銅タブをステンレ
ス基板101にステンレス半田を用いて取り付け、プラ
ス側端子としては錫箔のテープを導電性接着剤にて集電
電極105に取り付け出力端子とし、光起電力素子10
8を得た。そしてこの光起電力素子を複数個直列の接続
してセルブロックとした。
【0065】上記セルブロック、EVAシート(スプリ
ングボーンラボラトリーズ社製、商品名フォトキャッ
プ、厚さ460μm)、片面をコロナ放電処理した無延
伸のETFEフィルム(デュポン社製、商品名テフゼル
フィルム、厚さ50μm)、ポリエチレンテレフタレー
ト(PET)フィルム(東レ社製、商品名ルミラー、厚
さ50μm)、ガルバリウム鋼板(大同鋼板製、商品名
タイマカラーGL、厚さ0.4mm)を、ETFEフィ
ルム106/EVAシート107/セルブロック/EV
Aシート110/PETフィルム109/EVAシート
110/鋼板111という順に重ねて太陽電池モジュー
ル積層体とした。
【0066】次に、ETFEフィルム106の外側に、
離型用テフロンフィルム(デュポン社製、商品名テフロ
ンPFAフィルム、厚さ50μm)を介してステンレス
メッシュ(40×40メッシュ、線径0.15mm)を
配し、上記積層体を真空ラミネート装置を用いて加圧脱
気しながら150℃で30分加熱圧着することにより太
陽電池モジュールを得た。表面透明部材であるETFE
フィルムの表面には上記メッシュにより最大30μmの
高低差の凹凸が形成された。
【0067】出力端子はあらかじめ光起電力素子裏面に
まわしておき、ラミネート後、ガルバリウム鋼板に予め
開けておいた端子取り出し口から出力が取り出せるよう
にした。
【0068】さらにこのモジュールの裏面材の光起電力
素子よりも外側に延在している部分をローラーフォーマ
ーにて折り曲げ加工して、裏面材がそのまま屋根材の機
能を果たす「屋根材一体型太陽電池モジュール」とし
た。
【0069】一方、ここで用いた裏面材であるガルバリ
ウム鋼板の両面にはポリエステル系塗料による樹脂層が
形成されており、光起電力素子と逆側の面の樹脂層中に
はガラスの微小繊維が含有されている。また、有機樹脂
層の厚みは光起電力素子側が8μm、逆側が17μmで
ある。更に図1(b)に示すように、直径30mm、ピ
ッチ10mmの孔(開口率44%)が形成されている。
【0070】かくして、太陽電池モジュールを得た。評
価結果を表1に示す。
【0071】表1からも明らかなように本実施例で得ら
れた太陽電池モジュールはいずれの試験においても良好
な結果を示した。
【0072】(実施例2)裏面材を開口率50%のメッ
シュ形状のものを用いた以外は実施例1と全く同様にし
て太陽電池モジュールを作製した。
【0073】評価結果を表1に示す。いずれも特性の低
下は無く実施例1と同様に良好な結果が得られた。
【0074】図3に裏面材の開口率と試験前後での低照
度における起電圧特性の変化率を示す。図3に示すよう
に裏面材の開口率は10%以上にすることが好ましい。
【0075】(比較例1)裏面材に開口部を設けないこ
と以外は実施例1と全く同様にして太陽電池モジュール
を作製した。
【0076】評価結果を表1に示す。低照度における起
電圧特性は、絶縁耐圧試験で20%、雷サージ試験で1
5%低下していた。これは光起電力素子と裏面材の間の
キャパシタンスが大きくなり、光起電力素子にインピー
ダンスの小さな交流成分が流れたために、半導体層がダ
メージを受けたことを原因として考えられる。
【0077】図4に実施例1と比較例1の雷サージ試験
の印加電圧を変化させた場合の特性の変化を示す。図4
からもわかるように、本発明で得られた太陽電池モジュ
ールは耐サージ性に優れていることがわかる。
【0078】(実施例3)裏面材に図2のような長孔型
の開口部(開口率70%)を形成したこと以外は実施例
1と全く同様にして太陽電池モジュールを形成した。
【0079】評価結果を表1に示す。いずれも特性の低
下は無く実施例1と同様に良好な結果が得られた。
【0080】
【表1】
【0081】
【発明の効果】本発明の太陽電池モジュールによれば、
外部からの交流成分による影響で起電圧特性等の劣化を
生じる問題がなく、歩留り、信頼性に優れた太陽電池モ
ジュールの提供ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明により製造される太陽電池モジュールの
一例を示す模式図である。
【図2】本発明に用いられる裏面材の開口パターンの一
例を示す模式図である。
【図3】裏面材の開口率と試験前後での起電圧特性の変
化の一例を示す図である。
【図4】本発明の実施例と比較例の試験前後での起電圧
特性の変化を示す図である。
【符号の説明】
101 金属基板 102 裏面反射層 103 半導体層 104 透明導電層 105 集電電極 106 透明部材 107 表面封止材 108 光起電力素子 109 絶縁シート 110 裏面封止材 111 裏面材

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属からなる基板上に光変換部材として
    の半導体層を少なくとも一層有する光起電力素子と、金
    属からなる裏面材と、該裏面材と光起電力素子との間に
    配される封止材とを有する太陽電池モジュールにおい
    て、前記裏面材が複数の開口部を有することを特徴とす
    る太陽電池モジュール。
  2. 【請求項2】 前記裏面材の開口率が10%以上である
    ことを特徴とする請求項1に記載の太陽電池モジュー
    ル。
  3. 【請求項3】 前記裏面材が両面に有機樹脂層を有する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の太陽電池モ
    ジュール。
  4. 【請求項4】 前記光変換部材としての半導体層がアモ
    ルファスシリコン薄膜を含む半導体層であることを特徴
    とする請求項1乃至3のいずれかに記載の太陽電池モジ
    ュール。
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