JP2001084614A - 対物レンズ支持装置の制振構造 - Google Patents

対物レンズ支持装置の制振構造

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JP2001084614A
JP2001084614A JP25629799A JP25629799A JP2001084614A JP 2001084614 A JP2001084614 A JP 2001084614A JP 25629799 A JP25629799 A JP 25629799A JP 25629799 A JP25629799 A JP 25629799A JP 2001084614 A JP2001084614 A JP 2001084614A
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objective lens
axis direction
axis
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Kokichi Terajima
厚吉 寺嶋
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Akai Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一次共振周波数を低下させることなく可動部
材のピッチング共振を低域にシフトさせ、さらにピッチ
ング共振を抑制した対物レンズ支持装置の制振構造を提
供すること。 【課題を解決するための手段】 Z軸方向をフォーカス
方向とする対物レンズ5を有する可動部材を、X軸方向
に延在する複数の弾性支持部材3を介して、Y軸方向お
よびZ軸方向に移動可能に懸架支持する支持部材9と、
その支持部材9が接続された基台1aとを含む対物レン
ズ支持装置において、弾性支持部材3の可動部材側の一
端のそれぞれが、Y軸と平行な軸周りに変形自由度を有
するヒンジ14を介して可動部材に連結した接続基板1
3に接続されていること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、コンパクトディ
スク(CD)、デジタルバーサタイルディスク(DVD)等
の光ディスクや、ミニディスク(MD)等の光磁気ディス
ク等の記録媒体に対しで情報の記録および/または再生
を行う光ヘッドの対物レンズ駆動装置における対物レン
ズ支持装置の制振構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の対物レンズ支持装置を用いた対物
レンズ駆動装置としては、例えば、斜視図として図19に
示すようなものがある。この対物レンズ駆動装置は、所
謂4本ワイヤ支持型のムービングコイル方式のもので、
基台1a側には、支持部材9や駆動用永久磁石2a,2
bが配設され、さらにたとえばCu−Be合金、Cu−
P合金等よりなり、たとえば長方形の頂点の如く所定の
間隔を隔ててX軸方向に向けて延在する4本の弾性支持
部材3が、それらの一方の端部近傍においては、支持部
材9のX軸方向に対面している2側面に形成された接続
基板1bに、他方の端部近傍においては、可動部材の一
要素であるレンズホルダ4のY軸方向に対面している2
側面に、それぞれ半田等により接続されて、レンズホル
ダ4を懸架支持しており、レンズホルダ4に保持される
対物レンズ5をZ軸方向とY軸方向とにそれぞれ移動可
能とする構造がとられている。
【0003】上記支持部材9には、X軸方向に開口した
ダンパケース9aが形成されていて、その内部には、例
えばシリコーンゲルのように粘弾性を有する緩衝部材1
0が弾性支持部材3を取り囲むように充填されて、対物
レンズ5を主体とするレンズホルダ4等の可動部材の、
不要な変位や回転を誘発する弾性支持部材3のたわみ振
動を抑制することができるように構成されている。
【0004】また、対物レンズ5を支持するレンズホル
ダ4の電磁駆動手段としては、駆動用永久磁石2a,2
bとトラッキングコイル6およびフォーカシングコイル
7とが用いられている。すなわち、分解斜視図として図
20に詳細に示すように、二つの駆動用永久磁石2a,
2bが空隙を介して対向しており、それぞれの背面側の
磁極は、たとえば鉄(Fe)、ニッケル(Ni)、コバ
ルト(Co)あるいはこれらを含む合金、もしくはフェ
ライト等よりなり、両端部の側面が対向して底部をリタ
ーンパス部8rとする概略U字形状の磁性ヨーク8aに
より連結されている。さらにこの磁性ヨーク8aの両端
部は概略I字形状をなす磁性カバー8bにより接続され
て、全体としては概略O字形の磁路が形成されている。
【0005】そして、対物レンズ5をY軸方向に駆動し
て不図示の記録媒体の所定情報ビットの中心線上に光軸
を位置させることを目的とするトラッキングコイル6
と、対物レンズ5をZ軸方向に駆動して記録媒体の情報
ビット面に合焦させることを目的とするフォーカシング
コイル7とが、それぞれ樹脂等からなるボビン11に巻
回され、それぞれのコイルが二つの駆動用永久磁石2
a,2bの対向する磁極の間に位置するように、ボビン
11がレンズホルダ4に嵌合、固定されている。
【0006】このような構成によれば、トラッキングコ
イル6に通電した場合には、Z軸方向に流れる電流と駆
動用永久磁石2a,2bによるX軸方向を向いた磁束と
の相互作用により、トラッキングコイル6にはY軸方向
の力が作用するようになる。その結果、レンズホルダ4
ひいては対物レンズ5をY軸方向すなわちトラッキング
方向に平行に変位させることができる。
【0007】同様にして、フォーカシングコイル7に通
電した場合には、Y軸方向に流れる電流と駆動用永久磁
石2によるX軸方向を向いた磁束との相互作用により、
フォーカシングコイル7にはZ軸方向の力が作用するよ
うになるので、その結果、レンズホルダ4ひいては対物
レンズ5をZ軸方向すなわちフォーカス方向に平行に変
位させることができる。
【0008】ところで、このような対物レンズ支持装置
は、上述したように弾性支持部材3による懸架支持構造
がとられており、このため、例えば他の代表的な支持構
造である軸摺動型の対物レンズ支持装置のように、可動
部の変位に際して軸部分との摩擦を生じることがなく、
滑らかで分解能の高い駆動が可能となる。しかしなが
ら、4本の弾性支持部材3と懸架支持された可動部と
は、たわみ形状がS字状となって横振動を生じる滑動梁
とその先に固定された先端付加質量とに相当する振動系
として構成されている。従って、上述のような利点があ
る反面、外部からの振動や衝撃によって、弾性支持部材
3がY軸方向やZ軸方向あるいはYZ合成方向へのたわ
み振動、さらにはX軸方向を向いた軸周りのねじれ振動
として、例えば数10Hzの帯域で共振し易い構造とな
っている。
【0009】このため、このような対物レンズ支持装置
においては、たとえば支持部材9に設けられたダンパケ
ース9aの内部において、X軸方向に延在する弾性支持
部材3を包むように注入充填された、例えばシリコンゲ
ル等の損失弾性率の大きい緩衝部材10が制振手段とし
て機能しており、弾性支持部材3のたわみ変形やねじれ
変形に対して、緩衝部材10が剪断変形を生じて振動エ
ネルギーを吸収し、これを熱に変換することにより共振
を抑制している。
【0010】また、可動部材の振動は、上述のような弾
性支持部材3のたわみ変形やねじれ変形に起因するもの
に限らず、可動部材の重心とフォーカシングコイル7の
駆動点のX軸方向位置が一致しない場合には、たとえ
ば、駆動力と重力との間で回転モーメントを生じて、Z
軸方向に隣接する弾性支持部材3が交互に伸縮するよう
になる。そのような場合には、図21において矢印で示
すように、重心G(+字印で示す)を通り、Y軸と平行
な軸を回転軸とする回転振動(ピッチング)を発生し
て、例えば数100Hz〜数kHzの帯域において、数
式(1)で表される周波数での共振を起こしやすくな
り、ひいては、光ヘッドの性能を損なうことになる。
【数1】 ここで、COは弾性支持部材3のばね定数、IPOは可動部材
の重心Gを通り、Y軸と平行な軸周りの慣性モーメント
である。
【0011】このようなピッチング共振が数1 0 0 Hz以
下の低域に存在するのであれば、フォーカシング信号に
対する駆動ゲインを大きくとれるので影響は少なくなる
はずであるが、そのために弾性支持部材3の太さや長さ
を変えることによってピッチング共振周波数を下げる
と、同時に一次共振周波数も低下してしまい、可動部材
の懸架支持が不安定となってしまって実用的でない。そ
れゆえ、回転モーメントの発生を回避すべく、レンズホ
ルダ4等の要素部品の質量バランスやフォーカシングコ
イル7の取付け位置などを正確に設定して、可動部材の
重心とフォーカシングコイル7の駆動点のX軸方向位置
とを正確に一致させることが必要となる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上記のような構成によ
れば、可動部材の重心と駆動点のX軸方向位置とを一致
させて、可動部材内部における回転モーメントの発生を
回避することができるが、外部からの振動や衝撃などが
加わった場合には、ピッチング共振が容易に再発すると
いう問題があった。すなわち、光ヘッド移動手段として
の送りモータやディスク回転手段としてのディスクモー
タなどによる振動や移動体での使用等による振動・衝撃
等がたとえば位相差や振幅差をともなって対物レンズ支
持装置に伝達されると、回転モーメントとして可動部材
に加わることになる。このため、対物レンズ5がZ軸方
向に振動してしまい、記録用および/または再生用光線
の焦点位置が安定しなくなってサーボ動作が不安定とな
り、また記録媒体の情報記録面に照射されたスポットの
大きさや密度が変動するので、適正強度での記録や再生
ができなくなり、ジッタの発生や、S/N比の低下をきた
し、ひいては光ヘッドの性能を損なうという問題があっ
た。
【0013】本発明の目的は、従来技術が抱えている上
述した問題点を解決できる制振構造を提供することにあ
り、とくに、一次共振周波数を低下させることなく可動
部材のピッチング共振を低域にシフトさせ、さらにピッ
チング共振を抑制した対物レンズ支持装置の制振構造を
提供する。
【0014】
【課題を解決するための手段】上掲の目的を実現するべ
く鋭意研究した結果、本発明者は、下記の内容を要旨構
成とする発明を開発するに至った。すなわち、請求項1
に係る発明は、Z軸方向をフォーカス方向とする対物レ
ンズを有する可動部材を、X軸方向に延在する複数の弾
性支持部材を介して、Y軸方向およびZ軸方向に移動可
能に懸架支持する支持部材と、その支持部材が接続され
た基台とを含む対物レンズ支持装置において、上記弾性
支持部材の可動部材側の一端は、Y軸と平行な軸周りに
変形自由度を有するヒンジを介して可動部材に連結され
た接続基板に接続されていることを特徴とする。
【0015】請求項2に係る発明は、請求項1に記載の
制振構造において、上記ヒンジは、可動部材の重心に対
してZ軸方向に離間した位置に形成されていることを特
徴とする。
【0016】請求項3に係る発明は、請求項1に記載の
制振構造において、上記可動部材のピッチング回転軸
は、その重心に対してZ軸方向に離間されていることを
特徴とする。
【0017】請求項4に係る発明は、請求項1ないし3
のいずれかに記載の制振構造において、可動部材と接続
基板との間に緩衝部材が充填されていることを特徴とす
る。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の幾つかの実施の形
態について、添付図面を参照にして詳しく説明する。な
お、これらの実施の形態では、従来例と同様の部材には
同一の符号を付し、またそれらの配置や向きは従来例と
同一の座標系に基づいて統一的に示す。また、従来例と
重複する部材の一部は省略している。
【0019】図1は、本発明の第1の実施形態を示す斜
視図であり、図2は同じく平面図、図3は同じく側面図を
示している。対物レンズ支持装置を用いた対物レンズ駆
動装置は、たとえば所謂4ワイヤ支持型のムービングコ
イル方式のもので、可動部材としてZ軸をフォーカス方
向とする対物レンズ5の他に、レンズホルダ4、トラッ
キングコイル6、フォーカシングコイル7、ボビン1 1
等を含む。
【0020】この実施形態においては、基台1a側に
は、支持部材9や駆動用永久磁石2a,2bが配設さ
れ、さらに、たとえばCu−Be合金、Cu−P合金等
よりなり、たとえば長方形の頂点の如く所定の間隔を隔
ててX軸方向に向けて延在する4本の弾性支持部材3
が、一方の端部近傍において支持部材9の側面に形成さ
れた接続基板1bに、他方の端部近傍においては後述す
るように、可動部材のレンズホルダ4のY軸方向側面に
形成された接続基板13の可動部分13bに、それぞれ
半田付や一体成形等により接続されて、レンズホルダ4
を懸架支持しており、可動部材を構成する対物レンズ5
をZ軸方向とY軸方向とにそれぞれ移動可能とする構造
がとられている。
【0021】上記支持部材9には、X軸方向に開口した
ダンパケース9aが形成されて、その内部には、例えば
シリコンゲルのように粘弾性を有する緩衝部材1 0が、
弾性支持部材3を取り囲むように充填され、対物レンズ
5を含む可動部材の不要な変位や回転を誘発する弾性支
持部材3のたわみ振動を抑制することができるように構
成される。
【0022】また上記可動部材の電磁駆動手段として
は、従来例と同様に、駆動用永久磁石2a,2bと、そ
れぞれ不図示のトラッキングコイルおよびフォーカシン
グコイルが用いられ、二つの駆動用永久磁石2a,2b
が空隙を介して相互に異なる極性で対向配置されてい
る。それぞれの背面側の磁極は、たとえば鉄(Fe)、
ニッケル(Ni)、コバルト(Co)あるいはこれらを
含む合金、もしくはフェライト等よりなり、両端部の側
面が対向して底部をリターンパス部とする概略U字形状
の磁性ヨーク8aにより連結されている。さらにこの磁
性ヨーク8aの両端部は概略I字形状をなす不図示の磁
性カバーにより接続されて、全体としては概略O字形の
磁路が形成される。
【0023】そして、対物レンズ5をY軸方向に駆動し
て、不図示の記録媒体の所定情報ビットの中心線上に光
軸を位置させることを目的とするトラッキングコイル
と、対物レンズ5をZ軸方向に駆動して、記録媒体の情
報ピット面に合焦させることを目的とするフォーカシン
グコイルとが、それぞれ樹脂等からなるボビン11に巻
回され、それぞれのコイルが2つの駆動用永久磁石2
a,2bの対向する磁極の間に位置するように、ボビン
11がレンズホルダ4に嵌合、固定されている。
【0024】上記レンズホルダ4のY軸方向に対面する
2側面には、レンズホルダ4と一体的あるいは別体的に
形成された接続基板13がそれぞれ配設されている。こ
の接続基板13には、Z軸方向に沿って上下両端から切
込み、すなわちスリットが入れられて、両スリットの間
に残された部分がヒンジ14として作用するように構成
される。この接続基板13は、ヒンジ14を中心として
X軸方向に沿って、レンズホルダ4に固定された固定部
分13aと、可動部分13bとに区分される。
【0025】上記ヒンジ14は、その弾性的可撓性に基
づくY軸と平行な軸周りの変形自由度を有して形成さ
れ、接続基板13の可動部分13bは、レンズホルダ4
に固着された固定部分13aに対して、Y軸に平行な軸
周りに回転変位が可能となっている。この接続基板13
の可動部分13bには、弾性支持部材3の他端側が接続
されている。
【0026】このため、ピッチング共振は、可動部材の
重心Gを通りY軸に平行な軸周りに発生するが、可動部
材は弾性支持部材3と可撓性のヒンジ14とにより懸架
支持されているので、ピッチングに対するばね定数がそ
れぞれの合成値に変化する。すなわち、ヒンジ14のば
ね定数をCHとすれば、弾性支持部材3とヒンジ14との
合成されたばね定数CCは、数式(2)で示され、弾性支
持部材3のみの場合に比べて低下することが理解されよ
う。
【数2】 したがって、ピッチング共振周波数fPは、数式(3)で
示されるように、低域にシフトすることになる。
【数3】
【0027】したがって、フォーカシング信号に対する
駆動ゲインを、低域で大きく得ることができるので、ピ
ッチング共振による異常動作に対して余裕がとれ、制御
信号がピッチング共振の影響を受けにくくなる。また、
ヒンジ14のZ軸方向への変形は、弾性支持部材3のZ
軸方向へのたわみ変形に比して相対的に小さいため、一
次共振周波数を大きく低下させることがなく、可動部材
の安定した懸架支持を維持することができる。
【0028】さらに、図2に示すように、接続基板13
の可動部分13bとレンズホルダ4との間に、例えばシ
リコンゲルのように粘弾性を有する緩衝部材12を挟持
すれば、ピッチング共振時に生じる接続基板13の可動
部分13bとレンズホルダ4との間の相対変位を緩衝部
材12の剪断変形によりエネルギー吸収することが可能
となり、ピッチング共振におけるエネルギー損失を増大
させることができる。このようにして、この実施形態に
よる制振構造は、ピッチング共振周波数を低域に移動さ
せたことに加えて、振動吸収機能を備えるようになるの
で、ゲイン余裕が広くとれ、しかもピッチング共振を生
じにくくするので、対物レンズ駆動装置としては、より
安定した動作が可能となる。
【0029】図4は、本発明の第2の実施形態を示す斜
視図であり、図5は同じく要部を詳細に示す斜視図、図
6は同じく平面図、図7は同じく側面図を示している。
この対物レンズ支持装置を用いた対物レンズ駆動装置
も、たとえば所謂4ワイヤ支持型のムービングコイル方
式のもので、第1の実施形態と同様の駆動構造がとられ
ている。さらに同様に、支持部材9には、 X軸方向に
開口したダンパケース9aが形成され、その内部には、
例えばシリコンゲルのように粘弾性を有する緩衝部材1
0が弾性支持部材3を取り囲むように充填されている。
【0030】この実施形態においては、図5に示される
ように、レンズホルダ4のY軸方向に沿った対面する2
側面には、ヒンジ14と、そのヒンジ14に接続された
側板15とが、それぞれ例えばレンズホルダ4と一体的
に形成される。このヒンジ14は、可動部材の重心Gに
対してZ軸方向に離間した位置で、Y軸と平行な軸周り
に弾性的な捩れ変形可能に形成され、その軸周りに変形
自由度を有するように構成される。さらに、側板15に
は接続基板13が固着されており、X軸方向に向けて延
在し、一方の端部近傍が接続基板1bに接続された4本
の弾性支持部材3の他方の端部近傍が、接続基板13に
接続されている。接続基板13は、側板15およびヒン
ジ14を介してレンズホルダ4に連結されているため、
Y軸に平行な軸周りに回転変位が可能に構成される。
【0031】このため、図7に示すように、ピッチング
共振は、可動部材の重心GからZ軸方向のヒンジ14寄
りに離間した、Y軸に平行な軸H(×字印で示す)を回
転軸として発生するようになり、可動部材の慣性モーメ
ントは、可動部材の質量をm、重心Gと軸Hとの距離を
rとするとき、数式(4)で示されるようになって増大
する。
【数4】
【0032】さらに、可動部材は、弾性支持部材3とヒ
ンジ14とにより懸架支持されているので、ピッチング
に対するばね定数は低下する。このため、ピッチング共
振周波数は、数式(5)で示されるように低域にシフト
される。
【数5】
【0033】したがって、フォーカス信号に対する駆動
ゲインをさらに大きく得ることができるので、ピッチン
グ共振による異常動作に対してさらに余裕がとれ、制御
信号がピッチング共振の影響をより受けにくくなる。ま
た、ヒンジ14のZ軸方向への変形は弾性支持部材3の
Z軸方向へのたわみ変形に比して相対的に小さいため一
次共振周波数を大きく低下させることがなく、可動部材
の安定した懸架支持を維持することができる。
【0034】さらに、図6に示すように、側板15とレ
ンズホルダ4との間に、例えばシリコンゲルのように粘
弾性を有する緩衝部材12を挟持すれば、ピッチング共
振時に生じる側板15とレンズホルダ4との間の相対変
位を緩衝部材12の剪断変形によりエネルギー吸収する
ことが可能となり、ピッチング共振の損失を増大させる
ことができる。このようにして、この対物レンズ支持装
置は、慣性モーメントの増大とばね定数の低下とによ
り、ピッチング共振周波数は低域側にシフトされること
に加えて、振動吸収機能を備えるようになるので、ゲイ
ン余裕がより広くとれ、しかもピッチング共振を生じに
くくするので、対物レンズ駆動装置として一段と安定し
た動作が可能となる。なお、ヒンジ14は、重心に対し
てZ軸方向に沿った反対位置に設けてもよい。
【0035】図8は、本発明の第3の実施形態を示す斜
視図であり、図9は同じく平面図、図10は同じく側面
図を示している。この対物レンズ支持装置を用いた対物
レンズ駆動装置も、たとえば所謂4ワイヤ支持型のムー
ビングコイル方式のもので、第1の実施形態と同様の駆
動構造がとられている。さらに同様に、支持部材9に
は、X軸方向に開口したダンパケース9aが形成され、
その内部には、例えばシリコンゲルのように粘弾性を有
する緩衝部材10が、弾性支持部材3を取り囲むように
充填されている。
【0036】この実施形態においては、レンズホルダ4
のY軸方向に沿って対面する2側面には、レンズホルダ
4と一体的あるいは別体的に形成された接続基板13が
配設されている。 この接続基板13に対して、X軸方
向に向けて延在し、一方の端部近傍が接続基板1bに接
続された4本の弾性支持部材3の他方の端部近傍が接続
されている。この接続基板13には、図示するようにZ
軸方向に対を形成する弾性支持部材3の接続中間位置に
おいて、X軸方向に沿った細長いスリットが入れられ、
そのスリット形成で残された部分がヒンジ14として作
用するように構成される。
【0037】上記接続基板13は、ヒンジ14を中心と
してZ軸方向に沿って、固定部分13aと可動部分13
bとに区分される。このヒンジ14は、弾性的可撓性に
基づくY軸と平行な軸周りの変形自由度を有し、接続基
板13の可動部分13bは、レンズホルダ4に固着され
た固定部分13aに対して、Y軸に平行な軸周りに回転
変位ができるように構成される。上記した弾性支持部材
3の他端側は、ヒンジ14を挟んでZ軸方向に離間した
位置で、接続基板13の可動部分13bおよび固定部分
13aにそれぞれ接続されている。なお、固定部分13
aと可動部分13bのZ軸方向に関する配置は逆であっ
てもよい。
【0038】このため、図1 0に示すようにピッチング
共振は、可動部材の重心GからZ軸方向の固定部分13
a寄りに離間したY軸に平行な軸J(×字印で示す)を
回転軸として発生するようになり、可動部材の慣性モー
メントは、第2の実施形態の場合と同様に増大する。さ
らに、可動部材は弾性支持部材3とヒンジ14とにより
懸架支持されているので、ピッチングに対するばね定数
は低下し、ピッチング共振周波数は、より低域側にシフ
トされる。
【0039】したがって、フォーカス信号に対する駆動
ゲインをさらに大きく得ることができるので、ピッチン
グ共振による異常動作に対してさらに余裕がとれ、制御
信号がピッチング共振の影響をより受けにくくなる。ま
た、ヒンジ14のZ軸方向への変形は弾性支持部材3の
Z軸方向へのたわみ変形に比して相対的に小さいため一
次共振周波数を大きく低下させることがなく、可動部材
の安定した懸架支持を維持することができる。
【0040】さらに、この実施形態においては、可動部
分13bとレンズホルダ4との間に、例えばシリコンゲ
ルのように粘弾性を有する緩衝部材12を挟持すれば、
ピッチング共振時に生じる接続基板13の可動部分13
bとレンズホルダ4との問の相対変位を、緩衝部材12
の剪断変形によりエネルギー吸収することが可能とな
り、ピッチング共振の損失を増大させることができる。
このようにして、この対物レンズ支持装置は、慣性モー
メントの増大とばね定数の低下とにより、ピッチング共
振周波数を低域に移動させたことに加えて、振動吸収機
能を備えるようになるので、ゲイン余裕がより広くと
れ、しかもピッチング共振を生じにくくするので、対物
レンズ駆動装置として一段と安定した動作が可能とな
る。
【0041】図11は、本発明の第4の実施形態を示す
斜視図であり、図12は同じく要部を詳細に示す分解斜
視図、図13は同じく平面図、図14は同じく側面図を
示している。この対物レンズ支持装置を用いた対物レン
ズ駆動装置も、たとえば所謂4ワイヤ支持型のムービン
グコイル方式のもので、第1の実施形態と同様の駆動構
造がとられている。さらに同様に、支持部材9には、X
軸方向に開口したダンパケース9aが形成され、その内
部には例えばシリコンゲルのような粘弾性を有する緩衝
部材10が、弾性支持部材3を取り囲むように充填され
ている。
【0042】この実施形態においては、図12に示され
るように、レンズホルダ4のY軸方向に沿って対面する
2側面には、接続基板13の全表面に対応した粘着代4
cが形成される。この接続基板13は、例えばシリル基
を含有する変性シリコンのほか、変性エポキシその他の
弾性接着剤や粘着両面フィルム等からなる粘着層17を
挟んで、粘着代4cに密着するように取り付けられる。
【0043】上記貼着層17は、Y軸と直交する面内の
剪断力に対して大きく変形しやすいため、ピッチングに
より接続基板13に対してY軸と平行な軸周りのねじり
による剪断力が加わると、接続基板13は、レンズホル
ダ4に対して相対的に、ほぼ可動部材の重心G(+字印
で示す)を通り、Y軸と平行な軸を回転軸として回転変
位を生じ易くなる。
【0044】したがって、貼着層17の重心Gを通り、
Y軸と平行な軸の近傍は、実質上のヒンジ14として機
能することになる。すなわち、貼着層17の一部は、可
動部材の重心Gを通り、Y軸と平行な軸周りに、弾性的
に捩り変形可能なように形成され、そのような軸周りに
変形自由度を有するように構成される。
【0045】このため、ピッチング共振周波数は、ばね
定数の低下によって低域側にシフトする。そして、貼着
層17は、接続基板13とレンズホルダ4との間に挟持
された緩衝部材12としても機能し、ピッチング共振時
に生じる接続基板13とレンズホルダ4との間の相対変
位を、貼着層17の剪断変形によりエネルギー吸収する
ことが可能となり、ピッチング共振におけるエネルギー
損失を増大させることができる。
【0046】このようにして、この対物レンズ支持装置
は、ピッチング共振周波数を低域側にシフトさせるとと
もに、振動吸収機能を備えるようになるので、ゲイン余
裕が広くとれ、しかもピッチング共振を生じにくくする
ので、対物レンズ駆動装置として安定した動作が可能と
なる。
【0047】図15は、本発明の第5の実施形態を示す
斜視図であり、図16は同じく要部を詳細に示す分解斜
視図、図17は同じく平面図、図18は同じく側面図を
示している。この対物レンズ支持装置を用いた対物レン
ズ駆動装置も、たとえば所謂4ワイヤ支持型のムービン
グコイル方式のもので、第1の実施形態と同様の駆動構
造がとられている。さらに同様に、支持部材9には、
X軸方向に開口したダンパケース9aが形成され、その
内部には例えばシリコンゲルのように粘弾性を有する緩
衝部材10が弾性支持部材3を取り囲むように充填され
ている。
【0048】この実施形態においては、図16に示され
るように、レンズホルダ4のY軸方向に沿って対面する
2側面には、Z軸方向に段差を形成した貼着代4cが形
成されていて、この貼着代4cには段差を跨ぐように接
続基板13が貼着される。この接続基板13は、例えば
シリル基を含有する変性シリコンのほか、変性エポキシ
その他の弾性接着剤や両面粘着フィルム等からなる貼着
層17を介して粘着代4cに取付けられる。
【0049】上記貼着層17は、貼着代4cの段差の高
低に応じて薄膜層18と厚膜層19とからなり、その薄
膜層18および厚膜層19それぞれのY軸に直交する面
内の剪断力に対する変形は、薄膜層18において小さ
く、厚膜層19において大きくなるように形成される。
【0050】このため、ピッチングにより接続基板13
に対してY軸と平行な軸周りのねじりによる剪断力が加
わると、薄膜層18の剪断変形が小さく、厚膜層19の
剪断変形が大きくなるので、接続基板13は、レンズホ
ルダ4に対して相対的に、可動部材の重心Gから薄膜層
18寄りに離間したY軸に平行な軸K(×字印で示す)
を回転軸として回転変位を生じ易くなり、可動部材の慣
性モーメントは増大する。したがって、薄膜層18は実
質上ヒンジ14として機能することになる。すなわち、
薄膜層18は、可動部材の重心GからZ軸方向に離間し
た軸K周りに弾性的に捩り変形可能に形成され、その軸
K周りの変形自由度を有するように構成されている。
【0051】このため、ピッチング共振周波数は、ばね
定数の低下および慣性モーメントの増加によって低域側
にシフトする。そして、貼着層17の厚膜層19は、接
続基板13とレンズホルダ4との間に扶持された緩衝部
材12としても機能し、ピッチング共振時に生じる接続
基板13とレンズホルダ4との間の相対変位を、厚膜層
19の剪断変形によりエネルギー吸収することが可能と
なり、ピッチング共振におけるエネルギー損失を増大さ
せることができる。
【0052】このようにして、対物レンズ支持装置は、
ピッチング共振周波数を低域側にシフトさせるととも
に、振動吸収機能を備えるようになるので、ゲイン余裕
が広くとれ、しかもピッチング共振を生じにくくするの
で、対物レンズ駆動装置として安定した動作が可能とな
る。
【0053】以上、対物レンズ駆動装置としてムービン
グコイル方式のものを例にとって説明したが、これに限
らず駆動用永久磁石を可動側に、フオーカシングコイル
やトラッキングコイルを基台側にそれぞれ配設したムー
ビングマグネット方式としたものであってもよい。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の対物レン
ズ支持装置の制振構造によれば、一次共振周波数を大き
く低下させずに、可動部材を安定して懸架支持するとと
もに、ピッチング共振周波数をフォーカス信号に対する
駆動ゲインを大きく得ることのできる低域側にシフトさ
せることかできるので、ピッチング共振による異常動作
に対して余裕がとれ、制御信号がピッチング共振の影響
をより受けにくくなる。さらに、接続基板と可動部材と
の問に緩衝部材を挟持することができるので、ピッチン
グ共振の振動エネルギーを吸収することが可能となり、
ピッチング共振の損失を増大させて共振を抑制すること
ができる。これにより、本発明の制振構造を備える対物
レンズ支持装置を用いた光ヘッドは、対物レンズのZ軸
方向への振動が抑えられるので、サーボ動作が安定し、
記録媒体の情報記録面に照射されたスポットの大きさや
密度が一定となり、適正強度での記録や再生が維持さ
れ、ジツタ量が低減され、安定した動作が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す斜視図である。
【図2】同じく本発明の第1の実施形態を示す平面図で
ある。
【図3】同じく本発明の第1の実施形態を示す側面図で
ある。
【図4】本発明の第2の実施形態を示す斜視図である。
【図5】同じく本発明の第2の実施形態を示す要部詳細
図である。
【図6】同じく本発明の第2の実施形態を示す平面図で
ある。
【図7】同じく本発明の第2の実施形態を示す側面図で
ある。
【図8】本発明の第3の実施形態を示す斜視図である。
【図9】同じく本発明の第3の実施形態を示す平面図で
ある。
【図10】同じく本発明の第3の実施形態を示す側面図で
ある。
【図11】本発明の第4の実施形態を示す斜視図である。
【図12】同じく本発明の第4の実施形態を示す要部分解
詳細図である。
【図13】同じく本発明の第4の実施形態を示す平面図で
ある。
【図14】同じく本発明の第4の実施形態を示す側面図で
ある。
【図15】本発明の第5の実施形態を示す斜視図である。
【図16】同じく本発明の第5の実施形態を示す要部分解
詳細図である。
【図17】同じく本発明の第5の実施形態を示す平面図で
ある。
【図18】同じく本発明の第5の実施形態を示す側面図で
ある。
【図19】従来例を示す斜視図である。
【図20】同じく従来例を示す分解斜視図である。
【図21】同じく従来例を示す側面図である。
【符号の説明】
1a 基台 1b 接続基板 3 弾性支持部材 4 レンズホルダ 5 対物レンズ 9 支持部材 10 緩衝部材 12 緩衝部材 13 接続基板 13a 接続基板固定部分 13b 接続基板可動部分 14 ヒンジ 17 粘着層

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】Z軸方向をフォーカス方向とする対物レン
    ズを有する可動部材を、X軸方向に延在する複数の弾性
    支持部材を介して、Y軸方向およびZ軸方向に移動可能
    に懸架支持する支持部材と、その支持部材が接続された
    基台とを含む対物レンズ支持装置において、 上記弾性支持部材の可動部材側の一端は、Y軸と平行な
    軸周りに変形自由度を有するヒンジを介して可動部材に
    連結された接続基板に接続されていることを特徴とする
    対物レンズ支持装置の制振構造。
  2. 【請求項2】 上記ヒンジは、Z軸方向をフォーカス方
    向とする可動部材の重心に対してZ軸方向に離間した位
    置に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の
    対物レンズ支持装置の制振構造。
  3. 【請求項3】 上記可動部材のピッチング回転軸は、そ
    の重心に対してZ軸方向に離間されていることを特徴と
    する請求項1に記載の対物レンズ支持装置の制振構造。
  4. 【請求項4】 上記可動部材と接続基板との間に緩衝部
    材が充填されていることを特徴とする請求項1〜3のい
    ずれかに記載の対物レンズ支持装置の制振構造。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007066402A (ja) * 2005-08-30 2007-03-15 Sony Corp 対物レンズ駆動装置、光ピックアップ及び光ディスク装置

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