JP2001084608A - 光ディスク装置、フォーカス設定値補正方法、並びに光ディスク - Google Patents
光ディスク装置、フォーカス設定値補正方法、並びに光ディスクInfo
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Abstract
昇などによるオフセット変調などを、ドライブの動作中
に除去するのは困難であった。短い区間で精度良くフォ
ーカス設定値のずれを補正するのが困難なためでる。 【解決手段】 光ディスク1の戻り光から光学ヘッド2
及びマトリクス回路3が取り出した再生信号に基づいて
評価関数生成回路5が上記フォーカス制御のための評価
関数を生成する。コントローラ6は、上記評価関数の値
の最小であるところを初期のフォーカス設定値とすると
共に、この初期のフォーカス設定点からずらした位置に
観測点を設け、その観測点における評価関数値の変化に
応じてサーボ回路7における初期のフォーカス設定値を
補正する。
Description
て情報を記録及び/又は再生する光ディスク装置に関す
るものであり、短い区間で精度良くフォーカス設定値の
ずれを補正し、良好な記録及び/又は再生特性を得るこ
とができる光ディスク装置に関する。また、本発明は、
短い区間で精度良くフォーカス設定値のずれを補正する
フォーカス設定値補正方法、並びに光ディスクに関す
る。
は再生する光ディスク装置の分野では、再生専用ディス
クとしては音声信号を記録したコンパクトディスク(Co
mpactDisc、CD)が既に普及し、更にデータ容量が大
きく、転送レートの高いデジタルバーサタイルディスク
(Digital Versatile Disc、DVD)が動画像用として
登場している。また、これらの物理フォーマットを用い
てコンピュータ上でデジタルデータを再生するためのC
D−ROM、DVD−ROMなども広く用いられてい
る。また、記録再生用ディスクとしては、光磁気記録方
式のMOや相変化記録方式のPD、DVD−RAMなど
が実用化されている。
ロプロセッサ技術などの進歩により、これらは文字文書
のみでなく音声、静止画像、動画像などが記録・再生可
能となっているため、これらを上回る容量及び転送レー
トの書き換え可能ディスクシステムの必要性と需要が増
大している。
させるためには一般には記録再生における光スポットの
大きさを小さく抑えて面密度を向上させなけれなばらな
い。通常、光スポットの大きさaは、αを光強度分布に
よって決定される定数、λを光の波長、NAをレンズの開
口率とすると、 a=α×λ/NA で表される。このため波長λが短い半導体レーザ及びNA
値の高い対物レンズを用いることで、より小さな光スポ
ットを得ることができるため、データの面密度を向上で
き、より大容量の光ディスクシステムが実現できる。
さくすることで焦点深度も同時に浅くなってしまう。つ
まり焦点ずれであるデフォーカスに対するマージンも減
少してしまうことになる。一般に焦点深度の深さdは以
下の式で表される。
深度は小さくなってしまうことになる。このため、高密
度記録及び/又は再生を実現する光ディスク装置におい
ては正確な記録及び/又は再生のために、焦点深度内に
記録面を位置させるためのより精度の高いフォーカシン
グ制御が求められている。
要因はサーボ時の取れ残りによる定常偏差、それぞれの
ディスクの基板厚みむらによる焦点位置ずれ、ドライブ
内部の温度上昇などによって起こるオフセット変動によ
るサーボ目標値の変化などが考えられる。
はフォーカス外乱要素の大きさ及びゲインによって決定
される。高密度記録再生の場合は従来の光ディスクシス
テムと比較して外乱(ディスク面ぶれなど)を少なくす
るとともに、ゲインをより大きくとって定常偏差を減少
させる方法が用いられることが多い。またディスクの基
板厚みむらによる焦点位置ずれに関しては、ディスク挿
入時にROM部のジッタ値などを参照して最適点にあわ
せこむ自動調整を行うことで、フォーカシングの精度を
高めることができる。この場合はフォーカスバイアス値
をいろいろと変更し、ジッタ値などによって最適点を求
めれば良い。
部の温度上昇などによるオフセット変調などを、ドライ
ブの動作中に除去するのは困難であった。ドライブの動
作中にその除去動作を行うためには、ディスク記録及び
/又は再生時に常時、より短い時間で簡単な動作によっ
て変動を検知し、最適点への補正動作を行う必要がある
が、実際の記録及び/又は再生動作中に、短い時間で簡
単な動作によって変動を検知するのは困難なためであ
る。
であり、短い区間で精度良くフォーカス設定値のずれを
補正し、良好な記録及び/又は再生特性を得ることが可
能な光ディスク装置の提供を目的とする。また、このた
めに、適用できるフォーカス設定値補正方法の提供も目
的とする。また、上記フォーカス設定値補正方法によっ
てフォーカス設定値の補正が可能とされる光ディスクの
提供も目的とする。
装置は、上記課題を解決するために、光ディスクに対し
て情報を記録及び/又は再生する光ディスク装置におい
て、上記光ディスクの信号記録面に光スポットを照射す
る光学ヘッド手段と、上記光学ヘッド手段が照射した光
スポットの焦点深度内に上記光ディスクの信号記録面を
位置させるために上記光学ヘッド手段のフォーカス処理
を制御するフォーカス制御手段と、上記光ディスクの戻
り光から上記光学ヘッド手段が取り出した再生信号に基
づいて上記フォーカス制御手段におけるフォーカス設定
値補正のための評価関数を生成する評価関数生成手段
と、上記評価関数生成手段が生成した上記評価関数の値
が最小又は最大であるところを初期のフォーカス設定値
とすると共に、この初期のフォーカス設定値からずらし
た位置に観測点を設け、その観測点における評価関数値
の変化に応じて上記初期のフォーカス設定値を補正する
制御手段とを備えることを特徴とする。
方法は、上記課題を解決するために、光学ヘッド手段が
照射した光スポットの焦点深度内に光ディスクの信号記
録面を位置させるためのフォーカス制御におけるフォー
カス設定値補正方法において、上記光ディスクの戻り光
から上記光学ヘッド手段が取り出した再生信号に基づい
て生成した上記フォーカス制御におけるフォーカス設定
値補正のための評価関数の値が最小又は最大であるとこ
ろを初期のフォーカス設定値とする初期設定値決定工程
と、上記初期設定値決定工程で決定した初期のフォーカ
ス設定値からずらした位置に観測点を設け、その観測点
における評価関数値を取得する第1の評価関数値取得工
程と、上記フォーカス制御のためのフォーカス設定値の
補正を行うタイミングを判断する補正実行タイミング判
断工程と、上記補正実行タイミング判断工程で判断した
タイミングにより上記観測点における評価関数値を取得
する第2の評価関数値取得工程と、上記第1の評価関数
値取得工程で取得した評価関数値と上記第2の評価関数
取得工程で取得した評価関数値との差に応じて上記初期
のフォーカス設定値を補正するフォーカス設定値補正工
程とを備えることを特徴とする。
題を解決するために、光学ヘッド手段が照射した光スポ
ットの焦点深度内にフォーカス制御に応じて信号記録面
が位置される光ディスクにおいて、上記信号記録面のサ
ーボ領域の所定位置に、上記フォーカス制御におけるフ
ォーカス設定値補正のための評価関数生成用データ記録
部を設けることを特徴とする。
て図面を参照しながら説明する。この実施の形態は、図
1に示すように、光ディスク1の信号記録面に対して光
学ヘッド2を用いて情報を記録及び/又は再生する光デ
ィスク装置である。
この光学ヘッド2の出力からRF信号や、各種エラー信
号等を生成するマトリクス回路3と、マトリクス回路3
のRF再生信号からシステムクロックを生成し、各ブロ
ックに供給するPLL回路4と、PLL回路4で発生す
るジッタを基に後述する評価関数を生成する評価関数生
成回路5と、この評価関数生成回路5で生成した評価関
数に応じて後述するサーボ回路7のフォーカス処理を制
御するコントローラ6と、上記サーボ回路7とを備えて
なる。
コンピュータとの間のインターフェース回路8と、イン
ターフェース回路8を通じて外部ホストコンピュータか
らコマンド及びデータを受け取り、データ訂正用の符号
を付加するECC化回路9と、ECC回路9からの出力
を変調する変調器10と、この変調器10によって変調
されたデータを適切なレーザ出力を持った記録波形へと
変換し、光学ヘッド2に供給する記録波形制御回路11
を備える。そして、光学ヘッド2によって光ディスク1
に上記記録波形に応じたマークが記録される。
回路3からのRF信号を波形等化する波形等化回路12
と、この波形等化回路12からの出力から2値化データ
を抜き取るデータ抜き取り回路13と、データ抜き取り
回路13からの2値化データを復調する復調器14も備
える。
よりインターフェース回路8を通じてコマンド及びデー
タを受け取り、ECC化回路9においてデータ訂正用の
符号をデータに付加する。その後に、変調器10によっ
て変調したデータを記録波形制御回路11を通じて適切
なレーザ出力を持った記録波形へと変換し、光学ヘッド
2によって光ディスク1に記録する。
らのRF信号を波形等化回路12及びデータ抜き取り回
路8を通じて2値化データとし、復調器14で復調す
る。ディスクの欠陥などによる読み取りエラーはあらか
じめ付加してあった符号に応じてECC回路9によって
訂正する。そして、インタフェース回路8を通じて外部
ホストコンピュータに再生データを送出する。
の、各種エラー信号を用いて、フォーカス制御、トラッ
キング制御、スレッド制御等を行い、光学ヘッド2の照
射スポットの光ディスク1上への正確な位置決めを行
う。各種サーボ制御の内、本発明は、特に、光学ヘッド
2の照射した光スポットの焦点深度内に、光ディスク1
の信号記録面を位置させるフォーカス制御に関して適用
される。サーボ回路7におけるフォーカス制御は、装置
内部の温度上昇などによって起こるオフセット変動によ
る影響を受けてしまう。
は、サーボ回路7における初期のフォーカス設定値を補
正する。
ド2及びマトリクス回路3が取り出した再生信号に基づ
いて評価関数生成回路5が上記フォーカス制御のための
評価関数を生成する。評価関数生成回路5は、PLL回
路4が上記RF信号からシステムクロックを生成する際
のジッタに基づいた評価関数を生成する。なお、評価関
数生成回路5では、上記ジッタの他にRF振幅などを用
いて評価関数を生成してもよい。評価関数生成回路5に
よって生成された評価関数はコントローラ6によって読
み出される。
ーカス設定値補正方法に基づいて上記フォーカス設定値
を補正する。具体的な動作については後述するが、上記
評価関数の値の最小であるところを初期のフォーカス設
定値とすると共に、この初期のフォーカス設定点からず
らした位置に観測点を設け、その観測点における評価関
数値の変化に応じてサーボ回路7における初期のフォー
カス設定値を補正する。
正されたフォーカス設定値を使って、フォーカスの制御
を行う。サーボ回路7の詳細な構成と、その周辺の構成
を図2に示す。コントローラ6からの補正フォーカス設
定値はサーボ回路7の比較回路15に供給される。この
比較回路15にはマトリクス回路3からのフォーカスエ
ラー信号も供給されている。比較回路15はフォーカス
エラー値とファーカス設定値の差をとり、その差がゼロ
になるように駆動アンプ16を介してコイル2aに駆動
信号を供給し、光学ヘッド2のフォーカスを制御する。
通常の記録部21に加えて、ROM部22及びピット部
23が設けてある。ROM部22にはフォーカス調整用
のランダムデータがプリピットとして記録されている。
ピット部23は通常のピットアドレス方式で用いられる
セクタマーク(SM)部24、PLL引き込み用VFOエリア
(VFO)部25、プリアンブル(PA)部26、アド
レスマーク(AM)部27、アドレスIDデータ(ID)
部28のほかにフォーカス調整(FA)部29を有して
いる。ただしここではトラック位置を表すアドレス情報
とフォーカス調整用のランダムデータ部を別に設けてい
るが、アドレス情報でフォーカス調整データを共用して
もよい。ROM部22とピット部23は線密度、トラッ
クピッチなどが光学的に等価になるようにする。光ディ
スク1は矢印30に示す方向に回転するので、ピット部
23の各部は、矢印31に示す順番に光学ヘッド3によ
り光スポットが照射されていく。
ンでトラック番号が記されている。VFO部25は、I
D部28において同期ずれを起こさないようにするため
のPLLをかけるところである。PA部26はいわゆるガ
ード部である。AM部27は既にPLLがかかっているも
のとして次にID部28が来ることを知らせるところで
ある。ID部28は1トラックに必要なトラック番号、
セクタ番号、その他の情報を記録するのに必要なところ
である。
置において、フォーカス制御のためのフォーカス設定値
を決定するためのエリアである。例えば、評価関数生成
部5においてPLL回路4で発生したジッタを計るのに
適するランダムキャリアパターンが書き込まれている。
ID部28が終わると、フォーカスを変更する動作が始
まり、上記ランダムキャリアパターンを使ってジッタを
はかる。
ディスク1に十字状に4カ所形成されているので1回転
の間に4回、光ディスク装置にフォーカス制御をさせ
る。
する光ディスク装置のフォーカス調整のフローチャート
は図4のようになる。このフローチャートは、本発明の
フォーカス設定値補正方法の具体例となるものであり、
コントローラ6が実行する。
されると、まずステップS2で内周ROM部22に光学
ヘッド2を移動する。そしてここで、例えば山登り法な
どを用いてフォーカス設定値を評価関数の値が最小にな
るように設定する。
他、最小マーク振幅値など焦点ずれに対して2次関数的
に変化し、かつ十分敏感なものを選定する。ステップS
3でここでのフォーカス設定値をfbとし、これを初期の
フォーカス設定値とする。ここで同時に図5に示すよう
に観測点f0を設定する。観測点f0はその前後でサーボ等
のシステムが十分に安定して機能し、かつなるべく初期
のフォーカス設定値fbから離れた点が望ましい。フォー
カス設定をいったん観測点f0に設定することで、この観
測点f0における評価関数の値F(f0)を取得し、メモリー
等に蓄積する。
し、ステップS4で記録及び/又は再生などのコマンド
に応じてシステム動作を開始する。動作開始後、ステッ
プS5で動作終了を判断しない間には、上述したように
光ディスク1に予め設けられているため定期的に現れる
ピット部23中のフォーカス調整エリア(FA)部9に
おいて、一時的にフォーカス設定値を観測点f0に移動さ
せ、そのときの評価関数値F'(f0)を取得する。このとき
のF'(f0)の値が、 F'(f0)>F(f0) のように既に蓄積されていたF(f0)の値より大きくなっ
ている場合は、図6のように温度上昇などによってフォ
ーカス設定値にオフセット等が生じて、見かけ上、評価
関数値が変化したと考えられるため、それに応じてfbの
値もf'bに移動させることで、再び最適点にフォーカス
設定値をセットすることができる。このとき、観測点も
新たに、 f'0=f0+(f'b-fb) に最設定する。
え、同様にフォーカス設定値を設定する。これらのとき
の新たな最適設定値f'bは、F'(f0)とF(f0)の差の絶対値
に応じて移動量を設定し、フォーカス設定値を補正すれ
ばよい。
評価関数値を測定するだけで、フォーカス設定値のオフ
セットなどによるずれを方向、量とも修正することがで
きる。測定点が最小であるため、ピット部が設けられた
ディスクならば記録・再生動作中にも行うことができる
ため、記録・再生動作に対して常に安定してフォーカス
ずれ量を抑えることができ、高密度ディスクにおいても
高品質なデータの記録及び/又は再生が可能となる。
設定値補正を行うタイミングは、光ディスク1が所定数
回転する毎としてもよい。また、所定の温度変化に応じ
てもよい。さらに所定の時間毎としてもよい。CPU6
が光ディスク1の回転数に応じて補正実行のタイミング
を判断する。また、CPU6が装置内部の温度変化に応
じて補正実行のタイミングを判断する。また、CPU6
が時間経過に応じて補正実行のタイミングを判断する。
におけるフォーカス設定値補正のための観測点を最適点
からずらすことで短い区間で精度良くフォーカス設定値
のずれを補正し、良好な記録及び/又は再生特性を得る
ことができる。
ロック図である。
る。
光ディスクの構造を示す図である。
ローチャートである。
数特性図である。
での動きを説明するための評価関数特性図である。
での動きを説明するための評価関数特性図である。
路、6 コントローラ、7 サーボ回路、23 ピット
部、29 フォーカス調整部
Claims (11)
- 【請求項1】 光ディスクに対して情報を記録及び/又
は再生する光ディスク装置において、 上記光ディスクの信号記録面に光スポットを照射する光
学ヘッド手段と、 上記光学ヘッド手段が照射した光スポットの焦点深度内
に上記光ディスクの信号記録面を位置させるために上記
光学ヘッド手段のフォーカス処理を制御するフォーカス
制御手段と、 上記光ディスクの戻り光から上記光学ヘッド手段が取り
出した再生信号に基づいて上記フォーカス制御手段にお
けるフォーカス設定値補正のための評価関数を生成する
評価関数生成手段と、 上記評価関数生成手段が生成した上記評価関数の値が最
小又は最大であるところを初期のフォーカス設定値とす
ると共に、この初期のフォーカス設定値からずらした位
置に観測点を設け、その観測点における評価関数値の変
化に応じて上記初期のフォーカス設定値を補正する制御
手段とを備えることを特徴とする光ディスク装置。 - 【請求項2】 上記評価関数生成手段がフォーカスずれ
に対して二次関数的に変化する特性を備えた評価関数を
生成し、上記制御手段が上記評価関数の値が最小のとこ
ろを初期のフォーカス設定値とすることを特徴とする請
求項1記載の光ディスク装置。 - 【請求項3】 上記制御手段は上記観測点における評価
関数値が増加したら、それに応じて上記初期のフォーカ
ス設定値も増加させることを特徴とする請求項2記載の
光ディスク装置。 - 【請求項4】 上記制御手段は上記観測点における評価
関数値が減少したら、それに応じて上記初期のフォーカ
ス設定値も減少させることを特徴とする請求項2記載の
光ディスク装置。 - 【請求項5】 上記制御手段は上記光ディスクが所定数
回転する毎に、上記フォーカス制御手段におけるフォー
カス設定値を補正することを特徴とする請求項1記載の
光ディスク装置。 - 【請求項6】 上記制御手段は所定の温度変化に応じて
上記フォーカス制御手段におけるフォーカス設定値を補
正することを特徴とする請求項1記載の光ディスク装
置。 - 【請求項7】 上記制御手段は所定の時間毎に上記フォ
ーカス制御手段におけるフォーカス設定値を補正するこ
とを特徴とする請求項1記載の光ディスク装置。 - 【請求項8】 上記光ディスクのサーボ領域の所定位置
に設けられた評価用データ記録部からの戻り光に基づい
て、上記制御手段は上記フォーカス制御手段におけるフ
ォーカス設定値を補正することを特徴とする請求項1記
載の光ディスク装置。 - 【請求項9】 光学ヘッド手段が照射した光スポットの
焦点深度内に光ディスクの信号記録面を位置させるため
のフォーカス制御におけるフォーカス設定値補正方法に
おいて、 上記光ディスクの戻り光から上記光学ヘッド手段が取り
出した再生信号に基づいて生成した上記フォーカス制御
におけるフォーカス設定値補正のための評価関数の値が
最小又は最大であるところを初期のフォーカス設定値と
する初期設定値決定工程と、 上記初期設定値決定工程で決定した初期のフォーカス設
定値からずらした位置に観測点を設け、その観測点にお
ける評価関数値を取得する第1の評価関数値取得工程
と、 上記フォーカス制御のためのフォーカス設定値の補正を
行うタイミングを判断する補正実行タイミング判断工程
と、 上記補正実行タイミング判断工程で判断したタイミング
により上記観測点における評価関数値を取得する第2の
評価関数値取得工程と、 上記第1の評価関数値取得工程で取得した評価関数値と
上記第2の評価関数取得工程で取得した評価関数値との
差に応じて上記初期のフォーカス設定値を補正するフォ
ーカス設定値補正工程とを備えることを特徴とするフォ
ーカス設定値補正方法。 - 【請求項10】 光学ヘッド手段が照射した光スポット
の焦点深度内にフォーカス制御に応じて信号記録面が位
置される光ディスクにおいて、 上記信号記録面のサーボ領域の所定位置に、上記フォー
カス制御におけるフォーカス設定値補正のための評価関
数生成用データ記録部を設けることを特徴とする光ディ
スク。 - 【請求項11】 上記評価関数生成用データ記録部には
ピットにより上記フォーカス制御のための評価関数を生
成するためのデータが形成されていることを特徴とする
請求項10記載の光ディスク。
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