JP2001084165A - 画像処理装置および記憶媒体 - Google Patents

画像処理装置および記憶媒体

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JP2001084165A
JP2001084165A JP25787899A JP25787899A JP2001084165A JP 2001084165 A JP2001084165 A JP 2001084165A JP 25787899 A JP25787899 A JP 25787899A JP 25787899 A JP25787899 A JP 25787899A JP 2001084165 A JP2001084165 A JP 2001084165A
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JP25787899A
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English (en)
Inventor
Hideki Takamura
秀樹 高村
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像データが記録されたファイルのファイル
形式を変換する処理を行う画像処理装置において、記憶
装置内における不要なファイルの蓄積を防ぎ、記憶装置
等の資源を有効に利用できるようにする。 【解決手段】 変換スペックファイル格納領域134内
に複数のスペックファイルを格納し、これら複数のスペ
ックファイルの中から、利用者によって特定のスペック
ファイルが指定されると、CPU11は、記憶装置13
から当該スペックファイルに対応するコンバートソフト
ウェアを読み込んで実行し、ソース画像保存データベー
ス131に格納された画像レコードをもとに、ファイル
の形式を変換して新たな画像レコードを生成し、変換後
情報データベース132内に格納するとともに、もとに
なった画像レコードをソース画像保存データベース13
1から削除して、削除対象データベース133に格納す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像データの加工
・変換処理を行う画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ディジタルカメラ等の普及によ
り、各種の画像をディジタルデータで保存することが広
く行われるようになった。画像を画像データとして保存
すると、画像の編集・加工を容易に実行することがで
き、また、コンピュータのネットワークを介して伝送す
る事もできるので、非常に便利である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、画像データ
の編集・加工用ソフトウェアなど、画像データを扱うア
プリケーションソフトウェアによっては、当該アプリケ
ーションソフトウェアに対応する独自の形式で画像デー
タの保存が行われることがあった。独自の形式で画像デ
ータの保存を行うようにすると、利用者にとっては、も
とになる画像データを含むファイルに加えて、各アプリ
ケーションソフトウェアに対応するようなファイル形式
で保存されたファイルが生成され、保存されるファイル
が次々と増えていってしまい、画像データの管理の手間
が大きくなり、不便であるという問題点があった。特
に、画像データを含むファイルは、文書やプログラムな
どが含まれるファイルに比べてデータ量が多いことが多
く、記憶装置の記憶容量を特に大きく占有してしまうな
ど、効率が悪いという問題があった。
【0004】そして、利用者が、不要なファイルを削除
する処理を行う場合には、不要なファイルを手作業で探
して削除するための手間がかかるという問題のほか、特
にファイルの数が非常に多くなってしまった場合など、
誤って必要なファイルを消去してしまう恐れがあるとい
う問題があった。
【0005】本発明の目的は、上記問題点を解決するた
め、画像データを含むファイルの形式の変換処理を行う
画像処理装置において、記憶装置における不要なファイ
ルの蓄積を防ぎ、記憶装置等の資源を有効に利用できる
ようにすることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、所定のファイル形式に従っ
て画像データが記録された画像ファイルを格納する画像
ファイル格納手段と、この画像ファイル格納手段に格納
された画像ファイルをもとにして、当該画像ファイルに
記録された画像データを異なるファイル形式に従って変
換することにより新規画像ファイルを生成するファイル
形式変換手段と、このファイル形式変換手段により生成
された新規画像ファイルを格納する新規画像ファイル格
納手段と、前記画像ファイル変換手段により新規画像フ
ァイルが生成された際に、当該新規画像ファイルのもと
になった画像ファイルを前記画像ファイル格納手段から
削除する画像ファイル削除手段と、を備えることを特徴
とする構成とした。
【0007】請求項1記載の発明によれば、画像ファイ
ル格納手段に格納された画像ファイルから、異なるファ
イル形式に従って変換された新規ファイルが生成された
際に、この新規ファイルのもとになった画像ファイルが
画像ファイル格納手段から削除されるので、同じ画像の
画像データが記録されたファイルが複数格納されてしま
うことがない。これによって、面倒な操作を行うことな
く、不要なファイルを確実に削除することができるの
で、誤って必要なファイルを削除してしまう恐れもな
く、記憶装置等のシステムを有効に利用することができ
る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて、図1〜図6の図面を参照しながら説明する。
【0009】(第1の実施の形態)まず、構成を説明す
る。図1は、本発明の第1の実施の形態としてのコンピ
ュータシステム1の概略構成を示す図である。同図に示
すように、コンピュータシステム1は、CPU11、表
示装置12、記憶装置13、記憶装置13が有する記憶
媒体14、入力装置15およびRAM16により構成さ
れ、記憶媒体14を除く各部はバス17によって接続さ
れている。
【0010】CPU(Central Processing Unit )11
は、記憶装置13内に格納される各種プログラムを読み
込み、RAM16内に設けられたメモリエリアに展開し
て、記憶装置13内のソース画像保存データベース13
1に格納された画像レコードの一覧を、表示装置12に
より表示させるための表示情報を生成して表示装置12
に出力し、表示画面上に表示させるとともに、入力装置
15から入力される選択指示に従って、選択された画像
レコードを読み込み、RAM16内に設けられる変換バ
ッファ161に展開して、利用者により選択された変換
スペックファイルによって、画像レコードのファイル形
式を変換する。そして、CPU11は、変換された画像
レコードをRAM16内に設けられる変換画像バッファ
162に格納するとともに、変換された画像レコードを
変換画像バッファ162から変換後情報データベース1
32に格納し、さらに、当該画像変換処理がなされた画
像レコードを、ソース画像保存データベース131内か
ら削除して、削除対象データベース133内に格納す
る。
【0011】表示装置12は、CRT(Cathode Ray Tu
be)やLCD(Liquid Crystal Display)等により構成
される表示画面を備え、CPU11から入力される表示
情報に従って、記憶装置13内に格納された変換スペッ
クファイルの一覧や、記憶装置13内のソース画像保存
データベース131に格納された各ファイルのレコード
等を表示する。
【0012】記憶装置13は、プログラムやデータ等が
記憶される記憶媒体14を有し、この記憶媒体14は磁
気的、光学的記録媒体、若しくは半導体メモリで構成さ
れている。この記憶媒体14は記憶装置13に固定的に
設けたもの、若しくは着脱自在に装着するものである。
【0013】図2は、記憶装置13内の構成を模式的に
示す図であり、同図に示すように、記憶装置13は、各
種アプリケーションソフトウェアや当該アプリケーショ
ンソフトウェアに係るデータが格納される領域(図示省
略)や、ファイル形式の変換を行うためのアプリケーシ
ョンソフトウェアとしてのコンバート用ソフトウェアが
格納されるコンバートソフト領域(図示省略)のほか、
ソース画像保存データベース131、変換後情報データ
ベース132、削除対象データベース133および変換
スペックファイル格納領域134等によって構成されて
いる。
【0014】ソース画像保存データベース131内に
は、所定のファイル形式で保存された画像レコードが格
納されている。これら画像レコードとは、コンピュータ
システム1によって処理可能な画像データが含まれるフ
ァイルであり、特に、ソース画像保存データベース13
1内に格納される画像レコードは、コンピュータシステ
ム1によってファイル形式の変換処理が実行される前の
画像レコードであり、たとえば、JPEG(Joint Phot
ographic Experts Group)により定められたカラー静止
画像圧縮方式に基づくファイル形式や、ビットマップ形
式等、静止画像の記録方式として広く一般に用いられる
ファイル形式によって保存されたものが挙げられる。
【0015】なお、ファイル形式の変換処理が実行さ
れ、ソース画像保存データベース131内に格納された
画像レコードのファイル形式を変換することにより新た
に生成された変換後の画像レコードが変換後情報データ
ベース132内に格納されると、ソース画像保存データ
ベース131内の当該画像レコードは、ソース画像保存
データベース131から削除される。
【0016】変換後情報データベース132内には、ソ
ース画像保存データベース131内に格納された画像レ
コードのうち、利用者によって指定された画像レコード
について、後述するファイル形式の変換処理において、
ソース画像保存データベース131内の画像レコードの
ファイル形式を変換することにより生成された画像レコ
ードが格納される。そして、削除対象データベース13
3には、変換後情報データベース132内に画像レコー
ドが格納された後、ソース画像保存データベース131
から削除された画像レコードが格納される。
【0017】変換スペックファイル格納領域134内に
は、ファイル形式の変換処理を行うためのアプリケーシ
ョンソフトウェアであるコンバート用ソフトウェアに対
応して、各種設定を行うための画像コンバートソフトA
用スペックファイル134a、画像コンバートソフトB
用スペックファイル134b、画像コンバートソフトC
用スペックファイル134cの各変換スペックファイル
が格納されている。前述のように、記憶装置13内に
は、コンバートソフトウェア格納領域(図示省略)が設
けられ、このコンバートソフト格納領域には、画像デー
タを含むファイルのファイル形式を変換するためのアプ
リケーションソフトウェアとして、コンバートソフトが
複数格納されている。これら複数のコンバートソフト
は、それぞれ、コンバートソフトA、コンバートソフト
B、コンバートソフトCと名付けられ、コンバートソフ
トAは、ファイル形式Aに従って、新たな画像レコード
を生成し、同様に、コンバートソフトBおよびコンバー
トソフトCは、それぞれファイル形式Bおよびファイル
形式Cに従って、新たな画像レコードを生成する。そし
て、これらコンバートソフトを実行する際に、各コンバ
ートソフトに対応して、生成された画像レコードを出力
すべき出力先の指定や、所望の変換を行うためのファイ
ル形式に関する設定等、各種設定を行うために、変換ス
ペックファイル格納領域134内に各スペックファイル
が格納され、利用者が所望のコンバートソフトに対応す
るスペックファイルを指定すると、当該スペックファイ
ルによって各種設定が自動的に行われ、コンバートソフ
トによるファイル形式の変換処理が実行される。
【0018】また、上記の記憶媒体14に記憶されるデ
ータ等は、通信回線等を介して接続された他の機器から
受信して記憶する構成にしてもよく、さらに、通信回線
等を介して接続された他の機器側に上記記憶媒体を備え
た記憶装置を設け、この記憶媒体に記憶されているプロ
グラムやデータを通信回線を介して使用する構成として
も良い。
【0019】入力装置15は、カーソルキー、数字入力
キー、および各種機能キー等を備えたキーボードを備
え、これらのキーのうちいずれかのキーが押下される
と、押下されたキーに対応する押下信号を生成してCP
U11に出力する。また、入力装置15は、マウスやデ
ィジタイザ等のポインティグデバイスを備える構成とし
ても良い。この場合、入力装置15は、CPU11に対
してクリック信号等の操作信号を出力するとともに、表
示装置12の表示画面上における位置を示す相対位置座
標データを出力する。
【0020】RAM(Random Access Memory)16は、
CPUにより処理される各種プログラムや、その処理に
係るデータを一時的に格納するメモリエリアを形成す
る。図3は、コンピュータシステム1により、後述する
画像変換処理が実行される際の、RAM16内の構成を
模式的に示す図である。同図に示すように、RAM16
内には、コンピュータシステム1により処理されるデー
タを一時的に格納するためのメモリエリアとして、変換
バッファ161および変換画像バッファ162が形成さ
れる。変換バッファ161には、CPU11によってソ
ース画像保存データベース131から読み出された画像
レコードが、一時的に格納される。その後、CPU11
によって、変換バッファ161内に格納された画像レコ
ードについて、所定の変換スペックファイルによって画
像変換処理が実行されると、この画像変換処理によって
生成された画像レコードは、変換画像バッファ162内
に格納される。そして、変換画像バッファ162内に格
納された画像レコードは、変換後情報データベース13
2に格納され、また、変換バッファ161に格納されて
いた画像レコードは、削除対象データベース133に格
納される。
【0021】図4は、コンピュータシステム1において
実行されるファイル形式の変換処理を示すフローチャー
トである。以下、この図4に基づいて、コンピュータシ
ステム1におけるファイル形式の変換処理について説明
する。
【0022】まず、CPU11は、変換スペックファイ
ル格納領域134内に格納されている画像コンバートソ
フトA用スペックファイル134a、画像コンバートソ
フトB用スペックファイル134b、画像コンバートソ
フトC用スペックファイル134cの各変換スペックフ
ァイルの一覧を、表示画面上に表示させる(ステップS
11)。なお、変換スペックファイル格納領域134内
に、さらに他の変換スペックファイルが格納されている
場合には、これらの変換スペックファイルも加えた一覧
表示が実行される。
【0023】ここで、表示画面上に一覧表示された変換
スペックファイルのうち、いずれかの変換スペックファ
イルが選択されると(ステップS12)、CPU11
は、当該変換スペックファイルを変換スペックファイル
格納領域134から読み出してRAM16内に展開す
る。そして、記憶装置13内のソース画像保存データベ
ース131に格納された画像レコードの一覧を表示画面
上に表示させる(ステップS13)。
【0024】そして、利用者により、表示画面上に一覧
表示された画像レコードの中から所望の画像レコードが
選択入力されると(ステップS14)、CPU11は、
選択された画像レコードをソース画像保存データベース
131から読み出して、RAM16内に設けられた変換
バッファ161に格納する(ステップS15)。
【0025】その後、CPU11は、ステップS12で
利用者により指定入力された変換スペックファイルに従
って、対応するコンバートソフトを記憶装置13内のコ
ンバートソフト格納領域(図示省略)から読み込んで実
行し、変換バッファ161内に格納された画像レコード
のファイル形式を所定のファイル形式に変換して保存す
る処理を実行し、この処理によって生成された新たな画
像レコードを、RAM16内の変換画像バッファ162
に格納する(ステップS16)。
【0026】画像レコードのファイル形式を変換する処
理が終了した後、CPU11は、変換画像バッファ16
2内に格納されていた画像レコードを変換後情報データ
ベース132内に書き込み(ステップS17)、さら
に、変換バッファ161内に格納されていたファイル
を、削除対象データベース133内に書き込む(ステッ
プS18)。
【0027】そして、CPU11は、ソース画像保存デ
ータベース131に格納され、ステップS16において
他のファイル形式に変換された画像レコードを、ソース
画像保存データベース131から削除する(ステップS
19)。
【0028】図5は、図4に示す処理における記憶装置
13内のソース画像保存データベース131、変換後情
報データベース132および削除対象データベース13
3の状態を示す図であり、(a)はファイル形式の変換
処理が実行される前の状態を示し、(b)はファイル形
式の変換処理が実行された後の状態を示す。
【0029】この図5(a)に示すように、ステップS
16(図4)に示す処理が実行される前には、ソース画
像保存データベース131には、画像レコードとして、
「レコードA」、「レコードB」、「レコードC」が格
納されており、変換後情報データベース132には、
「レコードX」、「レコードY」、「レコードZ」が格
納されている。また、削除対象データベース133内に
は、画像レコードは格納されていない。
【0030】ここで、ステップS16に示す処理が実行
され、ソース画像保存データベース131内に格納され
ていた「レコードA」が読み出され、ファイル形式の変
換処理が行われると、図5(b)に示すように、変換後
情報データベース132内において、「レコードA」の
変換により生成された「レコードA’」が保存される。
【0031】一方、削除対象データベース133内に
は、変換バッファ161に格納されていた画像レコード
が格納されている。このように、削除されるべきと判断
された画像レコードも、一度、削除対象データベース1
33内に格納されるので、再度読み込む必要が生じた場
合にも対応することができる。
【0032】そして、ソース画像保存データベース13
1においては、利用者によって指定され、CPU11に
より読み出された「レコードA」は、既に新たなファイ
ル形式の画像レコード「レコードA’」に変換され、変
換後情報データベース132内に格納されたので、「レ
コードA」は削除されている。
【0033】以上のように、本発明の第1の実施の形態
であるコンピュータシステム1によれば、ソース画像保
存データベース131と、変換後情報データベース13
2と、削除対象データベース133と、変換スペックフ
ァイル格納領域134とを有する記憶装置13を備え、
RAM16内に変換バッファ161と変換画像バッファ
162とが設けられ、利用者によって、記憶装置13内
の変換スペックファイル格納領域134に格納された変
換スペックファイルの中から所望の変換スペックファイ
ルが指定され、ソース画像保存データベース131に格
納された画像レコードが選択されることにより、ソース
画像保存データベース131から当該画像レコードが読
み出されて変換バッファ161に格納され、利用者によ
って指定された変換スペックファイルに従ってファイル
形式の変換処理が実行されて、生成された画像レコード
が変換画像バッファ162内に格納され、変換画像バッ
ファ162内に格納された画像レコードが変換後情報デ
ータベース132内に書き込まれるとともに、変換バッ
ファ161内に格納された画像レコードが削除対象デー
タベース133内に書き込まれ、さらに、ソース画像保
存データベース131内の、ファイル形式の変換処理が
行われた画像レコードが削除される。
【0034】これによって、所望の画像データを含む画
像レコードを、所望のファイル形式に変換するととも
に、変換された画像レコードがソース画像保存データベ
ース131から削除されるので、記憶媒体の容量が増大
する一方になることが無く、資源を有効に活用すること
ができる。また、ソース画像保存データベース131か
ら削除された画像レコードは削除対象データベース13
3内に一時的に格納されるので、他のファイル形式に変
換されて削除された画像レコードが、何らかの事由によ
り必要となっても、速やかに対応することができる。さ
らに、変換スペックファイル格納領域134には複数の
変換スペックファイルが格納されるので、様々なファイ
ル形式の変換を実行することが可能であり、より多彩な
用途に利用可能である。
【0035】なお、上記第1の実施の形態においては、
ファイル形式の変換処理が行われた画像レコードは、一
時的に削除対象データベース133内に格納されるもの
としたが、変換スペックファイル格納領域134として
利用する記憶装置の節約のために、削除対象データベー
ス133を設けない構成としても良い。
【0036】また、削除対象データベース133を、メ
モリーカードや、CD−R(Compact Disc-Recordable
)、DVD−RAM(Digital Versatile Disk-Random
Access Memory )といった光ディスクや、MO(Magne
to-Optical :光磁気)ディスク、FD(Floppy Disk
)等の磁気ディスク、DAT(Digital Audio Tape)
等の磁気テープ、リムーバブルハードディスクなどの、
着脱可能な、光学的或いは磁気的記憶媒体を備えた記憶
装置によって構成し、必要に応じてこれら記憶媒体を着
脱できる構成であっても良い。この場合、変換後情報デ
ータベース132内に格納される変換スペックファイル
が非常に多く、或いは、コンピュータシステム1により
ファイル形式の変換処理が頻繁に実行され、削除対象デ
ータベース133内に格納すべき画像レコードが非常に
増大しても、記憶媒体を交換することにより、容易に対
応することができる。さらに、その他の細部の構成につ
いても、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、適宜
変更可能であることは勿論である。
【0037】(第2の実施の形態)図6は、本発明の第
2の実施の形態としてのコンピュータシステム1におい
て実行されるファイル形式の変換処理を示すフローチャ
ートである。なお、本第2の実施の形態としてのコンピ
ュータシステム1は、上記第1の実施の形態としてのコ
ンピュータシステム1と同様の構成によってなるもので
あり、各部の図示および説明は省略する。
【0038】まず、CPU11は、変換スペックファイ
ル格納領域134内に格納されている画像コンバートソ
フトA用スペックファイル134a、画像コンバートソ
フトB用スペックファイル134b、画像コンバートソ
フトC用スペックファイル134cの各変換スペックフ
ァイルの一覧を、表示画面上に表示させる(ステップS
21)。なお、変換スペックファイル格納領域134内
に、さらに他の変換スペックファイルが格納されている
場合には、これらの変換スペックファイルも加えた一覧
表示が実行される。
【0039】ここで、表示画面上に一覧表示された変換
スペックファイルのうち、いずれかの変換スペックファ
イルが選択されると(ステップS22)、CPU11
は、当該変換スペックファイルを変換スペックファイル
格納領域134から読み出してRAM16内に展開す
る。そして、記憶装置13内のソース画像保存データベ
ース131に格納された画像レコードの一覧を表示画面
上に表示させる(ステップS23)。
【0040】そして、利用者により、表示画面上に一覧
表示された画像レコードの中から所望の画像レコードが
選択入力されると(ステップS24)、CPU11は、
選択された画像レコードをソース画像保存データベース
131から読み出して、RAM16内に設けられた変換
バッファ161に格納する(ステップS25)。
【0041】その後、CPU11は、ステップS22で
利用者により指定入力された変換スペックファイルに従
って、対応するコンバートソフトを記憶装置13内のコ
ンバートソフト格納領域(図示省略)から読み出して実
行し、変換バッファ161内に格納された画像レコード
のファイル形式を所定のファイル形式に変換して保存す
る処理を実行し、この処理によって生成された新たな画
像レコードを、変換画像バッファ162に格納する(ス
テップS26)。
【0042】ファイル形式の変換処理が終了した後、C
PU11は、変換画像バッファ162内に格納されてい
たファイルを変換後情報データベース132内に書き込
む(ステップS27)。
【0043】ここで、CPU11は、表示画面上におい
て、ソース画像保存データベース131に格納され、ス
テップS26において画像変換処理が実行された画像レ
コードについて、削除を実行するか否かの入力を利用者
に対して要求する表示を実行させる(ステップS2
8)。
【0044】利用者によって指示入力が行われ(ステッ
プS29)、「削除する」旨が指示された場合には、C
PU11は、変換バッファ161内に格納されていた画
像レコードを、削除対象データベース133内に書き込
み(ステップS30)、ソース画像保存データベース1
31に格納され、ステップS16においてファイル形式
の変換が行われた画像レコードを、ソース画像保存デー
タベース131から削除する(ステップS31)。
【0045】また、ステップS29において、「削除し
ない」旨の入力が行われた場合には、CPU11は、そ
のまま処理を終了する。
【0046】以上のように、本発明の第2の実施の形態
としてのコンピュータシステム1によれば、ソース画像
保存データベース131内に格納された画像レコードの
ファイル形式を変換する処理を実行した後、表示画面上
において、処理を行った画像レコードを削除するか否か
の入力を要求する表示を、表示装置12の表示画面上に
表示させるので、利用者は、入力を要求された画像レコ
ードの重要性や、入力装置15の記憶容量等を考慮した
上で、画像レコードの削除を指示することができるの
で、全てを消去せずに、万一、削除すべきと判断した画
像レコードが必要とされた場合に備えて画像レコードを
保管し、また、無駄な画像レコードを削除対象データベ
ース133内に格納しないことにより、記憶装置等の資
源を有効に利用することができる。
【0047】
【発明の効果】請求項1および6記載の発明によれば、
画像ファイル格納手段に格納された画像ファイルから、
異なるファイル形式に従って変換された新規ファイルが
生成された際に、この新規ファイルのもとになった画像
ファイルが画像ファイル格納手段から削除されるので、
同じ画像の画像データが記録されたファイルが複数格納
されてしまうことがない。これによって、面倒な操作を
行うことなく、不要なファイルを確実に削除することが
できるので、誤って必要なファイルを削除してしまう恐
れもなく、記憶装置等のシステムを有効に利用すること
ができる。
【0048】請求項2記載の発明によれば、画像ファイ
ルの削除が実行される際に表示される入力要求画面を参
照して、削除しない旨を指示入力すると画像ファイルが
削除されず、削除する旨の指示入力を行った場合にの
み、画像ファイルが削除されるので、利用者が気づかな
いうちに画像ファイルが削除されてしまうことがなく、
もとになる画像ファイルを保存しておきたい場合等に
は、確実に画像ファイルを保存しておくことができる。
また、画像ファイルを削除して良い場合にも、煩雑な操
作を行うことなく削除を指示することができ、利便性を
損なうことがない。
【0049】請求項3記載の発明によれば、複数のファ
イル形式に従って新規画像ファイルを生成することがで
きるので、画像を編集するためのアプリケーションソフ
トウェアを複数利用する場合であっても容易に対応する
ことができる。また、所望のファイル形式を指定するこ
とにより、指定されたファイル形式に従って新規ファイ
ルが生成されるので、複数のファイル形式を容易に使い
分けることができ、作業負担の増加を避け、より一層の
効率化を図ることができる。
【0050】請求項4記載の発明によれば、画像ファイ
ル削除手段により削除された画像ファイルが削除ファイ
ル格納手段に格納され、この削除ファイル格納手段に格
納された画像ファイルは、適宜、画像ファイル格納手段
に格納させることができるので、誤って、保存すべき画
像ファイルを削除してしまった場合にも、削除後の画像
ファイルを容易に復元させることができる。また、削除
された画像ファイルは、画像ファイル格納手段からは削
除されるので、画像ファイル格納手段に格納された画像
ファイルが削除されない場合に比べて、画像ファイル格
納手段に格納されるファイルの数を減らすことができ、
記憶装置等の資源を有効に利用することができる。
【0051】請求項5記載の発明によれば、削除ファイ
ル格納手段は、着脱可能な、CD−R(Compact Disc-R
ecordable )、DVD−RAM(Digital Versatile Di
sk-Random Access Memory )といった光ディスクや、M
O(Magneto-Optical :光磁気)ディスク、FD(Flop
py Disk )等の磁気ディスク、DAT(Digital Audio
Tape)等の磁気テープ、リムーバブルハードディスクな
どの、光学的、磁気的記憶媒体により構成されるので、
削除ファイル格納手段を交換することも可能であり、当
該画像処理装置における固定的な記憶装置を効率的に利
用することができる。また、削除ファイル格納手段に格
納された削除ファイルを完全に消去することなく、記録
された状態で保管することができ、当面必要ない画像フ
ァイル等も、より安価に保管して、必要時に備えること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態としてのコンピュー
タシステムの概略構成を示す図である。
【図2】図1の記憶装置内の構成を模式的に示す図であ
る。
【図3】図1のRAM内の構成を模式的に示す図であ
る。
【図4】図1のコンピュータシステムにおけるファイル
形式の変換処理を示すフローチャートである。
【図5】図4に示すファイル形式の変換処理における記
憶装置内の状態を模式的に示す図であり、(a)はファ
イル形式の変換処理が実行される前の状態を示す図であ
り、(b)はファイル形式の変換処理が実行された後の
状態を示す図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態としてのコンピュー
タシステムにおけるファイル形式の変換処理を示すフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
1 コンピュータシステム 12 表示装置 13 記憶装置 131 ソース画像保存データベース 132 変換後情報データベース 133 削除対象データベース 134 変換スペックファイル格納領域 134a 画像コンバートソフトA用スペックファイル 134b 画像コンバートソフトB用スペックファイル 134c 画像コンバートソフトC用スペックファイル 14 記憶媒体 15 入力装置 16 RAM 161 変換バッファ 162 変換画像バッファ 17 バス

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定のファイル形式に従って画像データが
    記録された画像ファイルを格納する画像ファイル格納手
    段と、 この画像ファイル格納手段に格納された画像ファイルを
    もとにして、当該画像ファイルに記録された画像データ
    を異なるファイル形式に従って変換することにより新規
    画像ファイルを生成するファイル形式変換手段と、 このファイル形式変換手段により生成された新規画像フ
    ァイルを格納する新規画像ファイル格納手段と、 前記画像ファイル変換手段により新規画像ファイルが生
    成された際に、当該新規画像ファイルのもとになった画
    像ファイルを前記画像ファイル格納手段から削除する画
    像ファイル削除手段と、 を備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】前記画像ファイル削除手段によって画像フ
    ァイルが削除される際に、当該画像ファイルの削除の可
    否の入力を要求する入力要求画面を表示する入力要求表
    示手段と、 前記画像ファイル削除手段による画像ファイルの削除の
    可否を指示入力するための指示入力手段と、をさらに備
    え、 前記画像ファイル削除手段は、前記指示入力手段により
    画像ファイルの削除が可である旨の指示入力が行われた
    場合に、画像ファイルの削除を行うこと、 を特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】前記ファイル形式変換手段は、画像データ
    を複数の異なるファイル形式に従って変換することによ
    り複数の異なるファイル形式の新規画像ファイルを生成
    することが可能であって、 前記ファイル形式変換手段により生成される新規画像フ
    ァイルのファイル形式を指定するファイル形式指定手段
    と、 このファイル形式指定手段により指定されたファイル形
    式に従って、前記ファイル形式変換手段により新規ファ
    イルを生成させるファイル形式変換制御手段と、をさら
    に備えること、を特徴とする請求項1または2記載の画
    像処理装置。
  4. 【請求項4】前記画像ファイル削除手段により前記画像
    ファイル格納手段から削除される画像ファイルを格納す
    る削除ファイル格納手段と、 この削除ファイル格納手段に格納された画像ファイルを
    前記画像ファイル格納手段に対して出力して格納させる
    削除ファイル出力手段と、をさらに備えること、 を特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の画像処
    理装置。
  5. 【請求項5】前記削除ファイル格納手段は、当該画像処
    理装置に対して着脱可能な、光学的、磁気的記憶媒体に
    よってなること、 を特徴とする請求項4に記載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】コンピュータが実行可能なプログラムを格
    納した記憶媒体であって、 所定のファイル形式に従って画像データが記録された画
    像ファイルを画像ファイル格納手段に格納させるための
    コンピュータが実行可能なプログラムコードと、 この画像ファイル格納手段に格納された画像ファイルを
    もとにして、当該画像ファイルに記録された画像データ
    を異なるファイル形式に従って変換することにより新規
    画像ファイルを生成させるためのコンピュータが実行可
    能なプログラムコードと、 この生成された新規画像ファイルを新規画像ファイル格
    納手段に格納させるためのコンピュータが実行可能なプ
    ログラムコードと、 前記新規画像ファイルが生成された際に、当該新規画像
    ファイルのもとになった画像ファイルを前記画像ファイ
    ル格納手段から削除させるためのコンピュータが実行可
    能なプログラムコードと、 を含むプログラムを格納したことを特徴とする記憶媒
    体。
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