JP2001083965A - 撥弦タイプの電子楽器 - Google Patents

撥弦タイプの電子楽器

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JP2001083965A
JP2001083965A JP26182599A JP26182599A JP2001083965A JP 2001083965 A JP2001083965 A JP 2001083965A JP 26182599 A JP26182599 A JP 26182599A JP 26182599 A JP26182599 A JP 26182599A JP 2001083965 A JP2001083965 A JP 2001083965A
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musical instrument
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electronic musical
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Tadashi Hiraoka
忠志 平岡
Isamu Kubota
勇 久保田
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Namco Ltd
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Namco Ltd
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    • G09BEDUCATIONAL OR DEMONSTRATION APPLIANCES; APPLIANCES FOR TEACHING, OR COMMUNICATING WITH, THE BLIND, DEAF OR MUTE; MODELS; PLANETARIA; GLOBES; MAPS; DIAGRAMS
    • G09B15/00Teaching music
    • G09B15/02Boards or like means for providing an indication of notes
    • G09B15/04Boards or like means for providing an indication of notes with sound emitters

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 楽器操作から音を発するまでの間に大きな時
間差を生じさせないとともに、検出機構も複雑にならな
い撥弦タイプの電子楽器を提供する。 【解決手段】 演奏者が操作する操作部からの信号に基
づいて、音を発するようにした撥弦タイプの電子楽器で
あって、操作部を発光部11aから受光部11bに向か
って光Lを発する光センサ11により形成し、この光L
を受光部11b側で検知しない場合に音を発するように
した。操作部11から発せられる検出信号を変換処理す
る必要がなく、演奏者の楽器操作から音を発するまでの
時間を短くできる。また、光を用いるものであるため、
検出機構の構成も複雑にならない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、演奏者が操作す
る操作部からの信号に基づいて、音を発するようにした
撥弦タイプの電子楽器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】撥弦による機械的振動を音源とするエレ
キギターは周知であるが、音源を別に備えて電子的に音
を増幅して発音する電子楽器のうち、ギターのような撥
弦楽器を模したものもいくつか出現している。
【0003】このような撥弦タイプの電子楽器では、指
等で弾く部分を実物同様な弦(以下弦相当物という)で
形成し、この弦相当物の振動を検出手段で検出すること
により、音を発するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
たような撥弦タイプの電子楽器では、弦相当物の振動を
検出手段で検出した後、この検出手段からのアナログ波
形信号を、波形が安定した時点において、デジタル信号
に変換して、コンピュータ側の音源等により音を発生さ
せる必要がある。このため、信号変換等に伴う遅延時間
が生じ、楽器操作から音が発生するまでの間の時間差が
大きくなって、演奏者に違和感を与えてしまうという問
題があった。また、検出機構側に信号の変換器等が必要
な分、検出機構が複雑になり、調整の複雑化を招くとと
もに、故障が生じやすいという問題があった。
【0005】この発明は、以上の点に鑑み、楽器操作か
ら音を発するまでの間に大きな時間差を生じさせないと
ともに、検出機構も複雑にならない撥弦タイプの電子楽
器を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1記載
の発明は、演奏者が操作する操作部からの信号に基づい
て、音を発するようにした撥弦タイプの電子楽器であっ
て、操作部を発光部から受光部に向かって光を発する光
センサにより形成し、光を受光部側で検知しない場合に
音を発するようにしたことである。
【0007】この発明では、演奏者が指や道具を使用し
て、光センサの発光部から発せられた光を遮る操作を行
うと、光センサの受光部がこれを検知して、音を発生さ
せるための信号を音源側に発信する。したがって、音の
発生に対して、信号をアナログからデジタルへ変換する
必要がなく、楽器操作(演奏動作)から音を発するまで
の間の時間を短くすることができる。また、この発明で
は、光の発光部と受光部とを有した光センサがあればよ
く、検出機構の構成もシンプルなものとすることができ
る。
【0008】この発明の請求項2記載の発明は、請求項
1記載の発明の場合において、発光部から発せられる光
の通路が、撥弦楽器の弦が配置される位置の近傍に設け
られていることである。
【0009】この発明では、光の通路が撥弦楽器の弦の
位置近傍にあるので、演奏者は撥弦楽器の弦を操作する
のと同様な状態で楽器操作(演奏動作)を行えばよく、
電子楽器が演奏者に与える違和感を減少させることがで
きる。
【0010】この発明の請求項3記載の発明は、請求項
1又は2記載の発明の場合において、光センサが、赤外
線を用いたフォトインタラプタであることである。
【0011】この発明の請求項4記載の発明は、請求項
1乃至3の何れかに記載の発明の場合において、操作部
の光の通路に沿った位置に、演奏者に操作位置を示す表
示部を設けていることである。
【0012】この発明では、演奏者は、表示部によって
発光部から発せられる光の通路がわかるため、この表示
部を目印にして楽器を演奏でき、楽器操作の容易化を図
ることができる。
【0013】この発明の請求項5記載の発明は、請求項
4記載の発明の場合において、発光と非発光とで受光部
における光の検出の有無を示す発光手段を設けるととも
に、表示部を発光手段からの光を透過させる透光体によ
り形成していることである。
【0014】この発明では、例えば、発光手段を発光さ
せて、表示部を明るく輝かせることにより、表示部の位
置をより明確に示すようにすることができるとともに、
発光手段を非発光にして、表示部を暗くすることによ
り、受光部が楽器操作行為(演奏動作)を検知したこと
を示すようにすることができる。もちろん、受光部が演
奏者の楽器操作行為を検知した場合に、発光手段を発光
させるようにしてもよい。
【0015】この発明の請求項6記載の発明は、請求項
4記載の発明の場合において、発光色を変えることによ
り受光部における光の検知の有無を示す発光手段を設け
るとともに、表示部を発光手段からの光を透過させる透
光体により形成していることである。
【0016】この発明では、受光部が演奏動作を検出し
た場合としない場合とで、発光手段から発せられる光の
色を変えることにより、演奏者に表示部の位置を明確に
示すとともに、受光部が演奏者の楽器操作行為を検出し
たことを示すようにしている。
【0017】この発明の請求項7記載の発明は、請求項
1乃至6の何れかに記載の発明の場合において、操作部
の光の通路に沿った位置に、演奏者に操作感を与える触
覚感知用の凸部又は凹部を設けていることである。
【0018】この発明では、例えば、演奏者の指が発光
部からの光を遮るように移動すると、この指は凸部又は
凹部に触れることとなり、演奏者には弦を指で弾いたよ
うな感触が与えられる。もちろん、道具(ピック等)を
使用した場合でも、同様な感触を得ることができる。な
お、請求項2の場合には、この凸部は演奏者に弦のよう
な認識を与えるとともに、請求項4や5の場合には、凸
部を表示部と一致させておけば、凸部を発光手段によっ
て光らせることができる。
【0019】この発明の請求項8記載の発明は、請求項
1乃至7の何れかに記載の発明の場合において、演奏者
の体に触れる位置に、受光部における光の検出の有無を
示す振動発生手段を設けていることである。
【0020】この発明では、例えば、受光部が演奏者の
楽器操作行為(演奏動作)を検知した場合、振動発生手
段を作動させることにより、演奏者は楽器操作がうまく
いっていることを体で感じることができる。なお、振動
発生手段を常時作動させておき、受光部が演奏者の楽器
操作行為を検知した場合に、振動発生手段の作動を停止
するようにしてもよい。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面を参照しつつ説明する。図1はこの発明の一実施の形
態に係る電子ギターを示している。
【0022】電子ギター1は、音源等が別に設けられた
撥弦タイプの電子楽器であり、図1で示されるように、
本体部10と、光センサであるフォトインタラプタ11
と、発光手段12(図3参照)と、コード13と、スト
ラップ14とから構成されている。
【0023】本体部10は、エレキギターと形状やサイ
ズがほぼ同一に形成されており、ボディー10Aの一端
側から、エレキギターであれば複数の弦がボディー10
A側から延びるように張られる棹状のネック10Bが突
出するように設けられ、このネック10Bの先端部にヘ
ッド10Cが設けられている。ボディー10Aには、エ
レキギターであれば、ピックアップ等が設けられるネッ
ク10Bを延長した位置に、細幅の凸部100が設けら
れている。この凸部100は、演奏者に操作位置を示す
表示手段としての役割を有すとともに、演奏動作(ピッ
ク動作)をした場合に、プレーヤの指等に触れて、この
プレーヤに操作感を与えるものである。
【0024】凸部100は、図2で示されるように、向
きをエレキギターの弦の向きに合わせるとともに、上端
の位置をエレキギターの弦の位置に合わせ、かつ、図4
の(a)で示されるように、上部側の形状も円弧状(断
面蒲鉾状)に形成されていて、エレキギターの弦に似せ
るように設けられている。また、この凸部100は、発
光手段12からの光を充分に通すように透明体にて形成
されている。なお、ボディー10Aの前面側には、不透
明なカバー板101で覆われる凹部102(図3参照)
が形成されているが、凸部100は、このカバー板10
1に透明体を嵌め込むように形成されている。
【0025】フォトインタラプタ11は、演奏者が、演
奏動作、すなわち、楽器操作を行うための操作部となる
ものであり、演奏者の楽器操作行為を検出して、ピック
信号N(図5参照)を不図示の音源側に伝える働きを有
している。このフォトインタラプタ11は、赤外線Lを
発する発光部11aと、発光部11aからの赤外線Lを
受ける受光部11bとを有しており、発光部11aから
発した赤外線Lが指等で遮られて受光部11bに達しな
い場合には、受光部11bからピック信号Nが発せられ
るようになっている。なお、このフォトインタラプタ1
1は、図5で示されるように、発光部11aに赤外線発
光ダイオード等を備えた赤外線発光回路K1が設けら
れ、受光部11bに変調式フォトIC等を備えた赤外線
受光回路K2が設けられた光同期検出型のものである。
【0026】フォトインタラプタ11の発光部11aと
受光部11bとは、図2及び図3で示されるように、例
えば、ボディー10Aの凸部100の両端側に配置され
ていて、発光部11aから発せられる赤外線Lの通路
が、凸部100の直上を通過して、エレキギターの弦が
配置される位置の近傍を通るように位置決めされてい
る。
【0027】発光手段12は、ボディー10Aの凸部1
00をボディー10Aの内方から照らして光らせ、演奏
者に表示部(凸部100)の位置を明確に示すととも
に、フォトインタラプタ11からピック信号Nが発せら
れた場合に、凸部100を暗くして、その旨を演奏者に
示す働きを有している。この発光手段12は、複数のL
ED12aを備えた発光回路K3(図5参照)を有して
おり、常時発光させるLED12aを、フォトインタラ
プタ11からピック信号Nが出た場合に、非発光にする
ように動作する。なお、この発光手段12は、図3で示
されるように、ボディー10Aの凹部102内に設置さ
れており、LED12aが凸部100に沿うように、こ
の凸部100直下に位置決めされている。
【0028】コード13は、フォトインタラプタ11や
発光手段12に電源を供給するとともに、フォトインタ
ラプタ11からのピック信号Nを音源側に伝えるもので
ある。このコード13は、エレキギターと同様に、ボデ
ィー10Aの前面側下部から外部に取り出されている。
ストラップ14は、電子ギター1をプレーヤの体からぶ
ら下げるものであり、ボディー10Aの上部とネック1
0Bの上部とに設けられたピンMに、両端が接続され
る。
【0029】この電子ギター1で演奏を行うには、スト
ラップ14等を使用して、エレキギターと同様に、本体
部10のボディー10Aをプレーヤの腰の位置に位置決
めした後、図6で示されるように、例えば右手Hの親指
H1で、ボディー10Aの凸部100を弾くようにする
ピック動作を行えばよい。
【0030】ピック動作をして親指H1がフォトインタ
ラプタ11の赤外線Lを遮ると、フォトインタラプタ1
1からピック信号Nが出て、音源等を介して、不図示の
スピーカから所定のギター音が発せられるとともに、発
光手段12からの光によって明るく輝いていたボディー
10Aの凸部100が、LED12aの非発光によって
暗くなり、演奏者に電子ギター1を弾いている状態を認
識させる。そして、親指H1がフォトインタラプタ11
の赤外線Lから離れると、ピック信号Nの発信が停止さ
れるとともに、発光手段12のLED12aが発光し
て、再びボディー10Aの凸部100を明るく輝かせ
る。なお、ピック動作には、指だけでなく、図7で示さ
れるように、ピックE等の道具を使用してもよい。
【0031】以上のように、この電子ギター1では、演
奏者が操作する操作部を発光部11aから受光部11b
に向かって赤外線Lを発するフォトインタラプタ11に
て形成し、この赤外線Lを受光部11b側で検知しない
場合にピック信号Nを音源側に出して、音を発するよう
にしているので、弦を使用した従来の操作部のように、
検出信号をアナログからデジタルへ変更する必要がな
く、演奏者の演奏動作、すなわち、楽器操作から音が発
生するまでの間の時間差を小さくでき、演奏者に違和感
を与えてしまうことがない。この場合、楽器操作の検出
には、発光部11aと受光部11bとを有したフォトイ
ンタラプタ11のみがあればよく、変換器等が不要なた
め、検出機構の構成も故障が少なくかつ調整が容易な単
純なものとすることができる。
【0032】なお、赤外線Lを用いたフォトインタラプ
タ11は、入手が容易であり、かつ、低コストであるた
め、電子ギター1の高コスト化を抑えることができる。
【0033】また、この電子ギター1では、本体部10
の形状をエレキギターと同様に形成するとともに、フォ
トインタラプタ11の赤外線Lの通路をエレキギターの
弦が配置される位置の近傍に設けているため、演奏者は
エレキギターを操作するのと同じ状態で、電子ギター1
の操作ができ、電子楽器が演奏者に与える違和感を抑え
ることができる。
【0034】さらに、この電子ギター1では、フォトイ
ンタラプタ11の赤外線Lの通路に沿った位置に、エレ
キギターの弦を思わせるような表示部(凸部100)を
設けているので、演奏者に操作位置(赤外線Lの位置)
がよくわかり、楽器の取り扱いの容易化を図ることがで
きる。この場合、演奏動作をした指やピックEが、凸部
100に触れるため、演奏者には弦を弾いたような感触
が生じ、演奏者に楽器を操作したという一定の満足感を
与えることができる。
【0035】また、この電子ギター1では、ボディー1
0A内に、発光手段12を設けて、透明体により形成さ
れた凸部100をこの発光手段12のLED12aによ
り照らして光らせているので、演奏者は操作位置をより
明確に認識できるとともに、演奏者による演奏動作によ
ってピック信号Nが生じた場合には、LED12aを非
発光にして、凸部100を暗くしているので、演奏者に
楽器を間違いなく操作していることを充分に認識させる
ことができる。
【0036】なお、図4の(b)で示されるように、表
示部として、ボディー10Aに、透明体で形成される凹
部102を設けても、凸部100と同様な効果を得るこ
とができる。また、凸部100や凹部102を透明なカ
バー板101と一体で形成し、このカバー板101の凸
部100や凹部102以外の部分を不透明に着色しても
よい。
【0037】また、発光手段12のLED12aに、赤
や青といった2色の光を発するものを用い、ピック信号
Nを発生させた場合と、させない場合とで、凸部100
の色分けをするようにしてもよい。
【0038】さらに、図1の破線で示されるように、ボ
ディー10A内の演奏者の体に触れる位置近くに振動発
生手段15を設け、例えば、ピック信号Nを発生させた
場合に、振動発生手段を作動させて、演奏者に演奏がう
まくいっていることを体感させるようにしてもよい。
【0039】また、本体部10のネック10B側に複数
の操作ボタンを設け、この操作ボタンを押した状態で、
フォトインタラプタ11を操作すると、操作ボタン毎に
例えば発する音の音程が変わるようにしてもよい。
【0040】さらに、フォトインタラプタ11を複数台
設け、操作部から複数の赤外線Lを発するようにして、
操作される赤外線L毎に音程や音色等を変えるようにし
てもよい。この場合、各赤外線L毎に表示部となる凸部
100を設け、この凸部100をそれぞれ発光手段12
により照らすようにしてもよい。
【0041】また、操作部をフォトインタラプタ11で
形成する電子楽器は、ギターに限らず、他の撥弦楽器
(ウクレレ、三味線、ハープ等)であってもよい。
【0042】つぎに、この電子ギター1を備えた音楽ゲ
ーム装置Aについて、図8乃至図10を参照しつつ説明
する。
【0043】音楽ゲーム装置Aは、図8で示されるよう
に、電子ギター1とゲーム装置本体2とから構成されて
おり、プレーヤPがゲーム装置本体2側の指示に従って
電子ギター1を操作することにより、ゲーム装置本体2
側からBGM(Back Ground Music)
の演奏に合わせてギターの演奏音を発生させるものであ
る。
【0044】ゲーム装置本体2は、筺体20内にディス
プレー21と、スピーカ22と、ゲーム開始ボタン23
と、コイン投入器24と、制御部25とが設けられたも
のである。制御部25は、図9で示されるように、RO
M250、RAM251、ゲームデータ記憶手段25
2、画像データ処理手段253、サウンドデータ処理手
段254、CPU255を有しており、ROM250中
に記憶された音楽ゲームのプログラムに従って、CPU
255が、ゲームデータ記憶手段252に記憶された画
像データや音データ等を、画像データ処理手段253や
サウンドデータ処理手段254に送り、ディスプレー2
1にゲーム画面を表示させるとともに、スピーカ22に
BGM音とギターの演奏音を出させるものである。な
お、サウンドデータ処理手段254は電子ギター1の音
源等を有するものである。
【0045】ゲームデータ記憶手段252中の画像デー
タには、図10で示されるように、プレーヤPに電子ギ
ター1を操作させる時期を示すゲーム譜面30用デー
タ、ダンサーDがBGMの演奏に合わせて踊っているデ
ータ、得点表示部31や評価インジケータ部32を示す
データが含まれ、ゲームデータ記憶手段252中の音デ
ータには、ゲーム譜面30に従って電子ギター1を操作
させるためのリズムを与えるBGMデータと、ゲーム譜
面30に従って電子ギター1を操作した場合に発生させ
るギター演奏データとが含まれている。
【0046】ここで、ゲーム譜面30は、図10で示さ
れるように、プレーヤPに電子ギター1を操作させる時
期を示す複数のリズムバー30aを所定間隔で配置した
ものであり、これをBGMの演奏とともにディスプレー
21の画面中で一定の速度Vで移動(下降)させること
により、BGMの強弱のリズムに合わせて、リズムバー
30aが基準の操作線L上を通過するようになってい
る。したがって、リズムバー30aが操作線Lと重なる
時点で、プレーヤPが電子ギター1を操作すると、ギタ
ー演奏データに基づき、BGMのリズムに合わせて調子
よく所定の曲がギター演奏されることとなる。
【0047】なお、リズムバー30aが操作線Lと重な
るタイミングに合わせて電子ギター1を操作すれば、一
定の得点が得点表示部31に加算されるとともに、この
得点と同程度の技量評価点が評価インジケータ部32の
プラス側の棒グラフ値として示される。また、リズムバ
ー30aが操作線Lと重ならない時点に電子ギター1を
操作すれば、ギター演奏される曲の音程とは異なる音程
の音がBGMのリズムにのらない状態で発生されるとと
もに、評価インジケータ部32中にマイナスの技量評価
点がマイナス側の棒グラフ値となるように示される。
【0048】以上のように、この電子ギター1を音楽ゲ
ーム装置Aに用いれば、フォトインタラプタ11を1台
しか設けず、操作部から1本の赤外線Lしか発せられな
い場合でも、この電子ギター1を使用して、種々の音楽
を楽しみながら演奏することができる。
【0049】
【発明の効果】この発明は、以下に記載されるような効
果を奏する。
【0050】この発明の請求項1及び3記載の発明によ
れば、楽器操作から音を発するまでの間に大きな時間差
を生じさせることがなく、自然な形で電子楽器の演奏を
楽しむことができる。また、検出機構も複雑にならない
ので、故障が少なく調整も容易となる。
【0051】この発明の請求項2記載の発明によれば、
演奏者は撥弦楽器の弦を操作するのと同様な状態で楽器
操作(演奏動作)をすればよく、その分、電子楽器を生
楽器らしくすることができる。
【0052】この発明の請求項4記載の発明によれば、
演奏者は表示部を目印にして楽器を演奏でき、楽器操作
の容易化を図ることができる。
【0053】この発明の請求項5及び6記載の発明によ
れば、発光手段を介して、演奏者に表示部の位置をより
明確に示すことができるとともに、演奏者に楽器を適正
に操作していることを示すことができる。
【0054】この発明の請求項7記載の発明によれば、
演奏者に弦を指等で弾いたような感触が与えることがで
きる。
【0055】この発明の請求項8記載の発明によれば、
振動発生手段の作動により、演奏者は楽器操作がうまく
いっていることを体で感じることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態に係る電子ギターの上
面図である。
【図2】電子ギターの主要部の斜視図である。
【図3】電子ギターのフォトインタラプタ周りの断面図
である。
【図4】LED上方の凸部や凹部の断面を示す図であ
る。
【図5】電子ギターの回路構成を示す図である。
【図6】電子ギターを指で弾いている状態を示す斜視図
である。
【図7】電子ギターをピックで弾いている状態を示す斜
視図である。
【図8】図1で示される電子ギターを備えた音楽ゲーム
装置の外観斜視図である。
【図9】音楽ゲーム装置の回路構成を示すブロック図で
ある。
【図10】ディスプレーで示されるゲーム画面の一構成
例を示す図である。
【符号の説明】
1 電子ギター 11 フォトインタラプタ(操作部) 11a 発光部 11b 受光部 12 発光手段 13 振動発生手段 100 凸部(表示部) 103 凹部(表示部) L 赤外線(光)
フロントページの続き Fターム(参考) 2C001 AA00 AA16 AA17 BA06 BA07 BC00 BC06 BC09 CA00 CA01 CA08 CB01 CC02 CC08 5D378 SE08 SE09 SF14 UU10

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 演奏者が操作する操作部からの信号に
    基づいて、音を発するようにした撥弦タイプの電子楽器
    であって、 前記操作部を発光部から受光部に向かって光を発する光
    センサにより形成し、前記光を前記受光部側で検知しな
    い場合に音を発するようにしたことを特徴とする撥弦タ
    イプの電子楽器。
  2. 【請求項2】 前記発光部から発せられる前記光の通路
    が、撥弦楽器の弦が配置される位置の近傍に設けられて
    いることを特徴とする請求項1記載の撥弦タイプの電子
    楽器。
  3. 【請求項3】 前記光センサが、赤外線を用いたフォト
    インタラプタであることを特徴とする請求項1又は2記
    載の撥弦タイプの電子楽器。
  4. 【請求項4】 前記操作部の前記光の通路に沿った位置
    に、演奏者に操作位置を示す表示部を設けていることを
    特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の撥弦タイプ
    の電子楽器。
  5. 【請求項5】 発光と非発光とで前記受光部における前
    記光の検知の有無を示す発光手段を設けるとともに、前
    記表示部を前記発光手段からの光を透過させる透光体に
    より形成していることを特徴とする請求項4記載の撥弦
    タイプの電子楽器。
  6. 【請求項6】 発光色を変えることにより前記受光部に
    おける前記光の検知の有無を示す発光手段を設けるとと
    もに、前記表示部を前記発光手段からの光を透過させる
    透光体により形成していることを特徴とする請求項4記
    載の撥弦タイプの電子楽器。
  7. 【請求項7】 前記操作部の前記光の通路に沿った位置
    に、演奏者に操作感を与える触覚感知用の凸部又は凹部
    を設けていることを特徴とする請求項1乃至6の何れか
    に記載の撥弦タイプの電子楽器。
  8. 【請求項8】 演奏者の体に触れる位置に、前記受光部
    における前記光の検出の有無を示す振動発生手段を設け
    ていることを特徴とする請求項1乃至7の何れかに記載
    の撥弦タイプの電子楽器。
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