JPH0954583A - 電子楽器用鍵盤装置及び電子楽器 - Google Patents

電子楽器用鍵盤装置及び電子楽器

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JPH0954583A
JPH0954583A JP7205573A JP20557395A JPH0954583A JP H0954583 A JPH0954583 A JP H0954583A JP 7205573 A JP7205573 A JP 7205573A JP 20557395 A JP20557395 A JP 20557395A JP H0954583 A JPH0954583 A JP H0954583A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 演奏者がアフタタッチ・コントロールを行な
う際に鍵の操作状況を直接鍵から知覚して、演奏にフイ
ードバックできるようにする。 【構成】 鍵盤フレーム2上に複数の鍵1と、その各押
鍵操作によってオンして鍵に対応する音高信号を発生す
るキースイッチ4とを備え、その後の鍵1の押し込みに
よって交流電源9によって電磁マグネット7に交流電流
を流す回路が閉じ、鍵の操作力もしくは変位量に対応し
て弾性抵抗体8の抵抗値が低下して電磁マグネット7に
流す電流が増加し、鍵1の押し込み量に応じた振幅の機
械振動を発生して鍵1を振動させる。また、その電流値
に応じた出力信号Sにより発生する楽音を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電子オルガンや電子
ピアノ,キーボード等の電子鍵盤楽器をはじめ、音高信
号を発生させるための鍵(キー)を備えた各種電子楽器
用の鍵盤装置、及びそれを用いた電子楽器に関する。
【0002】
【従来の技術】鍵盤装置を備えた電子楽器では、鍵盤装
置を構成する多数の白鍵及び黒鍵を演奏者が選択的に押
鍵操作することにより、押鍵された鍵のアクチュエータ
が鍵スイッチをオンにし、それによって該鍵に対応する
音高信号が発生し、音源装置でその音高信号に応じた音
高(周波数)の楽音信号を生成して、サウンドシステム
によって発音する。
【0003】さらに、演奏者が演奏音に感情を注入でき
るように、鍵を鍵スイッチがオンになるまで押鍵した
後、さらに深く押圧したり、左右方向に揺動させたりす
ることにより、その操作力あるいは変位量を検出して発
生する楽音の音量や音色あるいは周波数変調(ビブラー
ト)を制御することができるアフタタッチ・コントロー
ル機能を備えたものもある。
【0004】また、別の技術の流れとして、鍵タッチ感
触をよくするために、種々の感触機構が開発されている
が、その中に例えば特公昭53−11218号公報に見
られるように、押鍵時の鍵の動き又は速度を検出して、
その鍵に加える制動力を制御するようにしたものがあ
る。これによれば、演奏者や演奏曲に応じて、鍵に加え
る制動力を最適に調整できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のアフタタッチ・コントロール機能やタッチ感
触機構では、演奏者が今鍵をどのようにあるいはどの程
度押鍵しつつあるかを、指から知覚もしくは触覚できる
ものではなく、発音される演奏音を聞いてそれを判断し
ていた。特にアフタタッチ・コントロールでは、一般に
鍵の変位ストロークは小さいので、その操作量の判断が
できず、奏法習熟が困難であった。
【0006】また、鍵盤装置(キーボード)あるいは楽
器本体とスピーカ等の発音部とが離れていて、演奏者の
近くにモニタスピーカがない場合には、演奏者には自分
の演奏音が遠くから聞こえることになるので、演奏結果
を直ちに知覚してフィードバックをかけることができな
いため演奏しにくく、特にアフタタッチ・コントロール
による感情注入が困難であった。
【0007】この発明はこのような問題を解決するため
になされたものであり、電子楽器の演奏者が自身による
鍵の操作状況を直接鍵から知覚もしくは触覚できるよう
にし、変位ストロークの小さいアフタタッチ・コントロ
ールを行なう際、鍵盤装置あるいは楽器本体と発音部と
が離れている場合でも、演奏者が自身の演奏状態を直ち
に判断して演奏にフイードバックできるようにすること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明による電子楽器
用鍵盤装置は、上記の目的を達成するため、鍵操作によ
り変位する複数の鍵と、この複数の鍵に各々対応もしく
はそれらの組み合わせに対応して複数の音高信号を発生
させる音高信号発生手段と、上記鍵の変位に伴って該鍵
の操作力もしくは変位量に対応した信号を出力するセン
サと、このセンサの出力に応じて振動態様を変化させて
当該鍵を機械振動させる振動発生手段とを備えたもので
ある。
【0009】上記振動発生手段に代えて、上記センサの
出力に応じた振幅制御信号を発生する振幅制御信号発生
手段と、その振幅制御信号に応じた振幅の機械振動を当
該鍵に付与する振動発生手段とを備えるようにしてもよ
い。あるいは、上記センサの出力に応じた変調制御信号
を発生する変調制御信号発生手段と、その変調制御信号
に応じて変調した機械振動を当該鍵に付与する振動発生
手段とを備えるようにしてもよい。その変調が振幅変調
あるいは周波数変調であっても、さらにそれらを組み合
せた変調であってもよい。
【0010】また、このような電子楽器用鍵盤装置と、
その音高信号発生手段が発生する音高信号に対応する音
高の楽音を発生する楽音発生手段と、それによって発生
する楽音を上記センサの出力信号に応じて制御する楽音
制御手段とを備えた電子楽器も提供する。
【0011】なお、この発明の対象とする電子楽器及び
鍵盤装置は、電子オルガンや電子ピアノのような電子鍵
盤楽器及びその鍵盤装置に限らず、片手で持って押釦式
の鍵(キー)を5指で操作して演奏する電子楽器や、ト
ランペットなどの管楽器を模したバルブ状の鍵を有する
電子楽器及びそれらの鍵機構部など、音高信号を発生さ
せるための鍵(キー)を備えた全ての電子楽器及びその
鍵盤装置(鍵機構部)を含むものである。
【0012】
【作用】このように構成したこの発明による電子楽器用
鍵盤装置は、複数の各鍵の操作により、その各鍵に各々
対応もしくはそれらの組み合わせに対応して複数の音高
信号を発生すると共に、操作された鍵の変位に伴ってセ
ンサがその操作力もしくは変位量に対応した信号を出力
し、振動発生手段がそのセンサの出力に応じて振幅や周
波数等の振動態様を変化させて当該鍵を機械振動させ
る。
【0013】したがって、この鍵盤装置を用いて電子楽
器を構成すれば、演奏者は押鍵した鍵の機械振動によっ
て鍵の操作状態を指から直接感知して、演奏にフィード
バックすることができる。そのため、奏者の意図するア
フタタッチ・コントロール奏法も実現し易くなる。特
に、押鍵により発生する音高信号に対応する音高の楽音
を発生し、その楽音を上記センサの出力信号に応じて制
御する電子楽器の場合に、その制御の度合いを直接指で
感知することができるので、意図する楽音制御を容易に
なし得る。
【0014】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて具
体的に説明する。 〔第1実施例〕図1はこの発明による電子楽器用鍵盤装
置の第1実施例の要部を示す斜視図であり、図2はその
非押鍵状態の要部側面図、図3は押鍵状態の要部側面図
である。
【0015】図1において、1Wは白鍵、1Bは黒鍵で
あり、1個ずつのみを図示しているが、実際には1オク
ターブにつき7個の白鍵1Wと5個の黒鍵1Bとが並行
に列設されており、それぞれ後端部が図示を省略した支
点構造により鍵盤フレーム2上に揺動可能に支持され、
鍵復帰バネによって図示の非押鍵位置への復帰力を付与
されている。
【0016】以下に説明するこの発明に係わる構成は、
白鍵1Wにおいても黒鍵1Bにおいても、その配置に若
干の相違はあるがほぼ共通しているので、以後の説明及
び図2,図3では、白鍵1Wと黒鍵1Bを総称して鍵1
という。
【0017】各鍵1の長手方向の中央部の下面にはアク
チュエータ1aが、操作部付近の下面には突部1bがそ
れぞれ下方に延びて設けられている。各アクチュエータ
1aに対向して、鍵盤フレーム2上に配設されたスイッ
チ基板3上にドーム状のキースイッチ4が設けられてい
る。突部1bの下面には、一方の電極となる鉄片5が固
着されており、それに対向して他方の電極となる鉄片6
が鍵盤フレーム2上に固設された電磁マグネット7の上
端に固着され、その鉄片6の上面に導電ゴム等による弾
性抵抗体8を貼着している。
【0018】電磁マグネット7は、図2,図3に示すよ
うに、鉄芯7aに絶縁材(図示せず)を介してコイル7
bを巻装した振動発生手段であり、そのコイルの一端a
は交流電源9の一方の出力端子cに、他端bは鉄片6に
それぞれ接続され、交流電源9の他方の出力端子dは鉄
片5に接続されている。そして、鉄片5,6と弾性抵抗
体8とによって、図4に示すようにスイッチSWと可変
抵抗VRからなるセンサ10を構成しており、そのセン
サ10と電磁マグネット7とが交流電源9に直列に接続
されている。
【0019】このように構成したこの実施例によれば、
非押鍵状態では図1,図2に示すように、アクチュエー
タ1aはキースイッチ4から離間していて、キースイッ
チ4はオフになっており、突部1bの鉄片5も弾性抵抗
体8から離間していて、図4のスイッチSWがオフの状
態であり、電磁マグネット7は通電されないので振動を
発生しない。この状態から、図3に示すように演奏者が
鍵1を指15で矢示M方向に押鍵操作すると、アクチュ
エータ1aがキースイッチ4に当接してそれをオンにす
る。それによって、押鍵された鍵に対応する音高信号を
発生する。
【0020】このとき、突部1bの鉄片5も図3に示す
ように弾性抵抗体8に当接し、図4のスイッチSWがオ
ンになった状態になるので、交流電源9から10Hz程
度の低周波交流が弾性抵抗体8を通して電磁マグネット
7のコイル7bに流れ、電磁マグネット7が振動し始め
る。その振動が鉄片6,弾性抵抗体8,及び鉄片5を介
して鍵1に伝わり、鍵1を機械振動させる。演奏者はそ
の鍵の振動を押鍵中の指15に感じて、アフタタッチ・
コントロールの開始を感知することができる。
【0021】しかし、この初期には弾性抵抗体8が殆ど
つぶれていないので、鉄片5,6間の抵抗すなわち図4
におけるセンサ10の可変抵抗VRの抵抗値が大きいた
め、電磁マグネット7に流れる交流電流の値が小さい。
したがって、電磁マグネット7によって発生する振動の
振幅が小さい。
【0022】その後、鍵1を矢示M方向にさらに押し込
むと、その操作力もしくは変位量に応じて図3に仮想線
で示すように鉄片5が弾性抵抗体8を圧縮変形させ、そ
の導電性が高まると共に鉄片5と6の間隔も小さくなる
ため、図4におけるセンサ10の可変抵抗VRの抵抗値
が小さくなり、電磁マグネット7に流れる交流電流の値
が大きくなる。
【0023】したがって、電磁マグネット7によって発
生する振動の振幅が大きくなり。演奏者が指15で感知
する鍵1の機械振動の振幅も増加し、演奏者はその操作
量を直接触覚で感知することができる。また、鉄片6と
コイル7bとの接続点から、鍵1の操作力もしくは変位
量に対応した振幅の交流信号を、センサ10の出力信号
Sとして取り出す。この実施例において、押鍵後アフタ
タッチして離鍵した場合の鍵の機械振動は、例えば図6
に示すようにその振幅が変化することになる。
【0024】〔第1実施例の鍵盤装置を用いた電子楽器
の一例〕図5はこの鍵盤装置を用いた電子楽器の一例を
示すブロック図である。この図における振動発生部は、
図4に示した交流電源9,センサ10,及び電磁マグネ
ットからなる部分であり、キースイッチ4と共に各鍵1
ごとに設けられている。12は音源部であり、各鍵ごと
のキースイッチ4が接続されており、そのキースイッチ
4のオンによる音高信号に応じた音高の楽音信号を発生
し、エンベロープ形成,音色形成,及び各種効果を付与
して出力し、アンプ13及びスピーカ14からなるサウ
ンドシステムによって発音させる。
【0025】さらに、各振動発生部11に対して、その
センサの出力信号Sを入力して制御データを生成する制
御データ生成部15を設けており、鍵のアフタタッチの
操作力あるいは変位量に応じた制御データを音源部12
に与え、発生する楽音の音量や音色あるいは周波数変調
(ビブラート)を制御するアフタタッチ・コントロール
を行なう。この実施例によれば、演奏者がアフタタッチ
・コントロールの制御の度合いを、鍵1の振動態様の変
化すなわち振幅の変化により直接指で感知することがで
きるので、意図する楽音制御を容易に行なうことができ
る。
【0026】なお、上述の実施例は、複数鍵の同時押鍵
により複数の異なる音高の楽音を同時に発生することが
できる電子楽器の場合の例であり、各鍵ごとに振動発生
部を別に設けているが、単音電子楽器の場合には、全鍵
に共通の振動発生部を設ければよい。その場合には、前
述の鉄片6及び弾性抵抗体8を鍵の配列方向に延びる連
続体として各鍵1の突部1bの下方に配設し、1個又は
数個の電磁マグネット7で振動を発生させるようにすれ
ばよい。
【0027】〔第2実施例〕図7はこの発明による電子
楽器用鍵盤装置の第2実施例の振動発生部のみを示す図
2と同様な図であり、図1,図2と対応する部分には同
一の符号を付している。図8はその振動発生部の回路構
成図である。図7において、20はシートスイッチ、2
1はクッションセンサであり、振動発生手段である電磁
マグネット7の上端面に、クッションセンサ21,シー
トスイッチ20の順に重ねて貼着され、各鍵の突部1b
に対向して配置されている。
【0028】シートスイッチ20は、ポリエステルによ
る2枚のシート20a,20bと、その間に間隔を保つ
ために介挿されたやはりポリエステルのスペーサ20c
と、下側のシート20aの上面に僅かに間隔を置いて形
成された一対の固定接点20dと、上側のシート20b
の下面に、固定接点20dと対向するように形成された
可動接点20eとからなる。クッションセンサ21は、
導電ゴム21aの上下両面に電極21b,21cを形成
し、その電極21c側を絶縁シート21dを介して電磁
マグネット7の上端面に貼着されている。
【0029】図8において、22は抵抗で、直流電源+
Vとアース間にクッションセンサ21と直列に接続さ
れ、その接続点からクッションセンサ21の抵抗値に応
じた分圧電圧を、鍵のアフタタッチによる操作力もしく
は変位量に対応する出力信号Sとして出力する。
【0030】23は発振器で、シートスイッチ20がオ
ンになると発振して低周波信号を出力する。24はFM
変調器で、発振器23から入力する低周波信号を、電圧
制御形発振器(VCO)からの周波数変調信号に応じて
周波数変調して出力する。電磁マグネット7はその周波
数変調された低周波信号によって励磁されて機械振動を
発生する。VCO25は、信号Sの電圧変化によってF
M変調器24に与える周波数変調信号の周波数を変化さ
せる。
【0031】この実施例によれば、押鍵により鍵の突部
1bが下降してシートスイッチ20を押圧すると、その
可動接点20eが一対の固定接点20dに接触してシー
トスイッチ20がオンになる。それによって、発振器2
3が発振を開始して低周波信号を出力し、それがFM変
調器24で周波数変調されて電磁マグネット7に励磁電
流を流し、電磁マグネット7が振動し始める。その振動
がクッションセンサ21及びシートスイッチ20を介し
て緩衝されて鍵に伝わり、鍵を機械振動させる。
【0032】このとき、初期にはクッションセンサ21
は押圧されていないので、その抵抗値が比較的大きく、
図8における信号Sの電圧は低い。そのため、VCO2
5の発振周波数すなわちFM変調器24に与える変調信
号の周波数は低いので、FM変調の深さが浅くなってい
る。
【0033】その後さらに鍵を押し込むと、クッション
センサ21が圧縮されてその抵抗値が減少するので、図
8における信号Sの電圧が上昇し、VCO25の発振周
波数が高くなる。それによってFM変調器24による周
波数変調の深さが深くなり、電磁マグネット7による周
波数変調振動もその変調度合いが深くなり、それが鍵に
伝わるため、演奏者はアフタタッチの深さを鍵の振動態
様の変化、すなわち周波数変調の深さの変化によって感
知することができる。
【0034】なお、信号Sの電圧変化によって電磁マグ
ネット7に与える低周波信号の周波数変調の深さを変化
させる代わりに、変調周波数を変化させるようにしても
よい。その場合、鍵を深く押すほど変調周波数が上がる
ようにしてもよいし、逆に変調周波数が下がるようにし
てもよい。
【0035】この第2実施例の鍵盤装置を用いて電子楽
器を構成する場合も、第5図に示したものと同様にし
て、その振動発生部11を図7及び図8に示したものに
代えればよい。そして、その各クッションセンサ21と
抵抗22による分圧電圧である出力信号Sを、図5の制
御データ生成部15を通して音源部12に入力させて、
そこで発生する楽音信号を制御する。
【0036】〔第3実施例〕図9は、この発明による電
子楽器用鍵盤装置の第3実施例の側断面図であり、第1
実施例のものとはその形状が異なるが、説明の便宜上図
1乃至図3と対応する部分には同一の符号を付してい
る。この第4実施例では、鍵1の後端下部に形成した支
点部1eを鍵盤フレーム2の透孔2eに挿通して揺動可
能に係止させ、鍵盤フレーム2と鍵1との間に係着,し
たコイルバネからなる鍵復帰バネ30によって鍵1に上
方への復帰習性を与えている。
【0037】また、鍵盤フレーム2上の鍵ガイド31に
近接した位置にスイッチ基板3を配設し、その上に各鍵
1に対応して椀状の膨出部4aを有するキースイッチ4
を設け、押鍵操作によってその膨出部4aを鍵1の下面
1fが押圧することにより、可動接点4bがスイッチ基
板3上に形成された対の固定接点4c,4c間を導通さ
せて、キースイッチ4をオンにする。それによって、前
述の各実施例と同様に、押鍵された鍵に対応する音高信
号を発生する。
【0038】この実施例の鍵盤フレーム2の下方には、
その鍵盤フレーム2と平行に図示しない楽器本体に固定
されるサブフレーム32を設けている。そして鍵盤フレ
ーム2の下面に各鍵ごとに剛体ブロック33を固設する
と共に、それに対向してサブフレーム32上に振動体で
ある電磁マグネット7を固設し、その両者によって板バ
ネ34の基部をゴム片35,35を介して挟持してい
る。
【0039】その板バネ34の先端部の上面にフエルト
等による中間ストッパ36、下面に上限ストッパ37を
それぞれ貼着し、その中間ストッパ36の上面に図7に
示したのと同様なシートスイッチ20を貼着している。
この板バネ34の先端部を、鍵1の操作部付近の下部に
下方へ延設したストッパ片1cのコの字状の溝1d内に
挿入させ、図示のようにその溝1dの上面が上限ストッ
パ37の下面に当接して、鍵復帰バネ30による鍵1の
復帰回動が規制され、非押鍵状態での各鍵1の高さが揃
うようにしている。この状態で、溝1dの下面とシート
スイッチ20との間に距離d1の第1のあがき部が形成
される。
【0040】また、サブフレーム32のストッパ片1c
と対向する端部を上方に折曲して下限ストッパ部32a
を形成し、鍵1のストッパ片1cの下面が押鍵操作の最
後にこの下限ストッパ部32aの先端に当接して、鍵1
の下降限が規制されるようにしている。ストッパ片1c
の溝1dの下面がシートスイッチ20の上面に当接した
時のストッパ片1cの下面(仮想線で示す)と下限スト
ッパ部32aの上端との間に距離d2の第2のあがき部
が形成される。
【0041】さらに、サブフレーム32上に各鍵の板バ
ネ34の先端部寄りの位置に対応して、それぞれ椀状の
可撓性膨出部38aを有するラバーセンサ部材38を設
け、その基板38b上に発光ダイオード38cとフォト
トランジスタ38dとが隣接して埋め込まれたフォトセ
ンサ38eを配設し、それに対向して膨出部38aの頂
部に設けた押圧部38fの下面に反射面38gを形成し
ている。その押圧部38fの上面は板バネ34の下面に
常時当接している。
【0042】図10は、この第3実施例の振動発生部の
回路構成図であり、図8と対応する部分には同一の符号
を付している。この実施例では、図8(第2実施例)に
おけるクッシヨンセンサ21に代えて図9に示したラバ
ーセンサ部材38のフォトセンサ38eを用いており、
その発光ダイオード38cに直流電源+Vから保護抵抗
26を介して常時通電して発光させ、図9に示したラバ
ーセンサ部材38の反射面38gからの反射光を受光し
て、その光量により抵抗値が変化するフォトトランジス
タ38dと抵抗22とによる分圧電圧を、鍵1のアフタ
タッチによる操作力もしくは変位量に対応する出力信号
Sとして出力する。
【0043】この信号SによってVCO25の発振周波
数を制御し、その発振出力をFM変調器24の周波数変
調信号として、発振器(OSC)23がシートスイッチ
20のオンによって発振する低周波信号をFM変調器2
4で周波数変調して電磁マグネット7に印加し、電磁マ
グネット7に機械振動を発生させるのは、図8の場合と
同様である。
【0044】この第3実施例によれば、図9における鍵
1を矢示M方向に押鍵操作すると、第1のあがき部のd
1のストローク内でキースイッチ4がオンして鍵に対応
した音高信号を発生する。そして、鍵1のストッパ片1
cの溝1dの上面がシートスイッチ20に当接してそれ
をオンにすると、図10の発振器23が低周波信号を発
振して出力し、それをFM変調器24で周波数変調して
電磁マグネット7に低周波交流電流を流し、機械振動を
発生させる。
【0045】その電磁マグネット7による機械振動が、
ゴム片35を介して板バネ34に伝わり、さらに中間ス
トッパ36とシートスイッチ20を介して鍵1のストッ
パ片1cに伝わって、鍵1を機械振動させる。その振動
を演奏者は指から感じて、キーオンしたことを感知する
ことができる。
【0046】このキーオン初期には、板バネ34はまだ
撓まないのでラバーセンサ部材38の押圧部38fも押
圧されず、反射面38gの位置が高いので、フォトセン
サ38eのフォトトランジスタ38dの受光が少ないた
め、その抵抗値が大きくなっている。そのため、抵抗2
2との分圧電圧である出力信号Sが低い電圧になってお
り、VCO25の発振周波数が低く、FM変調器24に
よる周波数FM変調の深さは浅くなっている。
【0047】その後、鍵1を矢示M方向へさらに押し込
むと、その押し込み量に応じてストッパ片1cの溝1d
の上面がシートスイッチ20及び中間ストッパ36を介
して板バネ34をその先端部を押して撓ませる。それに
よってラバーセンサ部材38の押圧部38fが押圧され
て下降し、反射面38gがフォトセンサ38eに近づく
ため、フォトトランジスタ38dの受光量が増加して抵
抗値が減少する。それによって、図10における出力信
号Sの電圧が上昇し、VCO25の発振周波数が高くな
り、FM変調器24による周波数変調の深さが深くな
る。
【0048】したがって、電磁マグネット7による機械
振動の振動態様がFM変調の変調深さが深くなるように
変化し、それが鍵1に伝わって鍵1の振動態様も同様に
変化するので、演奏者はその振動状態により、押鍵の程
度(深さ)を直接的に認知することができる。
【0049】そして、鍵1をアフタタッチによって図9
に示した第2のあがき部のd2のストロークだけ押下す
ると、ストッパ片1cの下面がサブフレーム32の下限
ストッパ部32aに当接して、その下降が停止される。
この第2のあがき部の範囲での鍵1の復帰時及び繰り返
し上下動させた場合にも、電磁マグネット7によって鍵
1は振動され、その振動態様すなわちFM変調の深さが
変化する。
【0050】この実施例の鍵盤装置によって電子楽器を
構成する場合も、第5図に示したものと同様にして、そ
の振動発生部11を図9及び図11に示したものに代え
ればよい。そして、図10のフォトトランジスタ38d
と抵抗22による分圧電圧である出力信号Sを、図5の
制御データ生成部15を通して音源部12に入力させ
て、そこで発生する楽音信号を制御する。
【0051】〔第4実施例〕図11はこの発明の第4実
施例の振動発生部の回路構成図であり、図10と対応す
る部分には同一の符号を付している。この振動発生部が
図10に示したものと相違するのは、FM変調器24に
代えてAM変調器27を用いた点のみであり、VCO2
5を振幅変調信号を発生する手段として使用し、電磁マ
グネット7に印加する低周波信号を振幅変調する。した
がって、鍵1のアフタタッチ操作量に応じて振幅変調し
た機械振動を鍵1に付与する。
【0052】〔この発明を適用した電子楽器の他の例〕
図12はこの発明による鍵盤装置を用いた掌中電子楽器
の使用状態を示す斜視図である。
【0053】この掌中電子楽器40は、三角柱状の本体
41の上面41aに人指指,中指,薬指及び小指に対応
する4個の押釦キー42を、一側面41bに親指に対応
する1個の押釦キー42を備え、支持バンド43を手の
平に通して図示のように保持される。そして、各押釦キ
ー42が指でおされると、その組み合わせに対応した音
高信号を発生し、内部の音源部でその音高の楽音信号を
形成する。そして、内部あるいは外部に接続したサウン
ドシステムによって楽音を発音する。
【0054】この場合の押釦キー42も鍵の一種であ
り、その押下によって音高信号を発生するためのキース
イッチを備えた鍵盤装置を構成しており、その各押釦キ
ー42に対して、前述の各実施例で説明したような振動
発生部を設けることにより、その各押釦キー42の押し
込みによって機械振動が発生し、その押し込みの深さに
よって振動態様が変化し、それを演奏者が指で直接認知
することができる。
【0055】また、その各押釦キー42の操作力もしく
は操作量に対応したセンサ出力信号で、振動の振幅ある
いは変調度合い等を制御すると共に、発生する楽音を制
御することができる。この発明はさらに、トランペット
などの管楽器を模したバルブ状の鍵を有する電子楽器及
びその鍵機構部など、各鍵の各々もしくはその組み合わ
せに対応して複数の音高信号を発生させる音高信号発生
手段を有する全ての電子楽器及びその鍵盤装置(鍵機構
部)に適用できるものである。
【0056】さらに、鍵のアフタタッチは通常の押鍵方
向にさらに押し込む場合だけでなく、センサの配置を変
えることにより、通常の押鍵方向に直交する方向(左右
方向や前後方向)に鍵を操作する場合にもその鍵に機械
振動を付与するようにすることもできる。
【0057】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明によ
れば、演奏者がアフタタッチ・コントロールを行なう際
に、その鍵の操作力もしくは変位量(押し込み深さ)に
よって振動態様が変化する機械振動が鍵に生じるので、
それを指から直接フィードバック情報として認知するこ
とができる。そのため、鍵盤装置あるいは楽器本体とス
ピーカ等の発音部とが離れている場合でも、演奏者がア
フタタッチ・コントロールによる感情注入を容易になし
得る。
【0058】さらにまた、目と耳の一方あるいは両方に
障害を持つ者でも、鍵操作時にその振動により指から触
覚で押鍵を認知することができるので、電子鍵盤楽器の
演奏が容易になるという新たな用途を開くこともでき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による電子楽器用鍵盤装置の第1実施
例の要部を示す斜視図である。
【図2】同じくその非押鍵状態の要部側面図である。
【図3】同じくその押鍵状態の要部側面図である。
【図4】同じくその振動発生部の回路図である。
【図5】図1乃至図4に示した鍵盤装置を用いた電子楽
器の一例を示すブロック図である。
【図6】第1実施例による押鍵操作時の鍵振動波形の一
例を示す図である。
【図7】この発明による電子楽器用鍵盤装置の第2実施
例の振動発生部のみを示す図2と同様な図である。
【図8】同じくその振動発生部の回路構成図である。
【図9】この発明による電子楽器用鍵盤装置の第3実施
例の側断面図である。
【図10】同じくその振動発生部の回路構成図である。
【図11】この発明による電子楽器用鍵盤装置の第4実
施例の振動発生部の回路構成図である。
【図12】この発明を実施した他の電子楽器の例を使用
状態で示す斜視図である。
【符号の説明】
1…鍵、1a…アクチュエータ、1b…突部、1c…ス
トッパ片、2…鍵盤フレーム、3…スイッチ基板、4…
キースイッチ、5,6…鉄片、7…電磁マグネット、8
…弾性抵抗体、9…交流電源、10…センサ、11…振
動発生部、12…音源部、13…アンプ、14…スピー
カ、15…制御データ生成部、20…シートスイッチ、
21…クッションセンサ、22…抵抗、23…発振器
(OSC)、24…FM変調器、25…電圧制御型発振
器(VCO)、27…AM変調器、30…鍵復帰バネ、
31…鍵ガイド、32…サブフレーム、32a…下限ス
トッパ部、33…剛体ブロック、34…板バネ、35…
ゴム片、36…中間ストッパ、37…上限ストッパ、3
8…ラバーセンサ部材、38e…フォトセンサ、40…
掌中電子楽器、41…本体、42…押釦キー、43…支
持バンド

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鍵操作により変位する複数の鍵と、 この複数の鍵に各々対応もしくはそれらの組み合わせに
    対応して複数の音高信号を発生させる音高信号発生手段
    と、 前記鍵の変位に伴い該鍵の操作力もしくは変位量に対応
    した信号を出力するセンサと、 このセンサの出力に応じて振動態様を変化させて当該鍵
    を機械振動させる振動発生手段とを備えたことを特徴と
    する電子楽器用鍵盤装置。
  2. 【請求項2】 鍵操作により変位する複数の鍵と、 この複数の鍵に各々対応もしくはそれらの組み合わせに
    対応して複数の音高信号を発生させる音高信号発生手段
    と、 前記鍵の変位に伴い該鍵の操作力もしくは変位量に対応
    した信号を出力するセンサと、 このセンサの出力に応じた振幅制御信号を発生する振幅
    制御信号発生手段と、 該手段が発生する振幅制御信号に応じた振幅の機械振動
    を当該鍵に付与する振動発生手段とを備えたことを特徴
    とする電子楽器用鍵盤装置。
  3. 【請求項3】 鍵操作により変位する複数の鍵と、 この複数の鍵に各々対応もしくはそれらの組み合わせに
    対応して複数の音高信号を発生させる音高信号発生手段
    と、 前記鍵の変位に伴い該鍵の操作力もしくは変位量に対応
    した信号を出力するセンサと、 このセンサの出力に応じた変調制御信号を発生する変調
    制御信号発生手段と、 該手段が発生する変調制御信号に応じて変調した機械振
    動を当該鍵に付与する振動発生手段とを備えたことを特
    徴とする電子楽器用鍵盤装置。
  4. 【請求項4】 前記変調制御信号発生手段が、前記セン
    サの出力に応じた振幅変調制御信号を発生する手段であ
    り、 前記振動発生手段が、前記変調制御信号発生手段が発生
    する振幅変調制御信号に応じて振幅変調した機械振動を
    当該鍵に付与する手段である請求項3記載の電子楽器用
    鍵盤装置。
  5. 【請求項5】 前記変調制御信号発生手段が、前記セン
    サの出力に応じた周波数変調制御信号を発生する手段で
    あり、 前記振動発生手段が、前記変調制御信号発生手段が発生
    する周波数変調制御信号に応じて周波数変調した機械振
    動を当該鍵に付与する手段である請求項3記載の電子楽
    器用鍵盤装置。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれか一項に記載の
    電子楽器用鍵盤装置と、前記複数の各音高信号に対応す
    る音高の楽音を発生する楽音発生手段と、該手段によっ
    て発生する楽音を前記センサの出力信号に応じて制御す
    る楽音制御手段とを備えたことを特徴とする電子楽器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001083965A (ja) * 1999-09-16 2001-03-30 Namco Ltd 撥弦タイプの電子楽器
JP2008046370A (ja) * 2006-08-16 2008-02-28 Yamaha Corp 電子楽器の鍵盤装置
JP2013037224A (ja) * 2011-08-09 2013-02-21 Yamaha Corp 電子鍵盤楽器

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