JP2525039Y2 - 足踏み電子楽器 - Google Patents

足踏み電子楽器

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JP2525039Y2
JP2525039Y2 JP1989080641U JP8064189U JP2525039Y2 JP 2525039 Y2 JP2525039 Y2 JP 2525039Y2 JP 1989080641 U JP1989080641 U JP 1989080641U JP 8064189 U JP8064189 U JP 8064189U JP 2525039 Y2 JP2525039 Y2 JP 2525039Y2
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要介 清水
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は表面シートに表示した音階の表示部を押圧す
ると、所望の音階の音が発せられる足踏み電子楽器にお
いて、所望の拍子によるリズムが発音されるようにした
ものである。
〔従来の技術〕
従来、足踏み式の楽器の一例として、実願昭61-12003
3号(実開昭63-26926号)が知られている。これはシー
トに感圧式スイッチを取付け、該スイッチを足踏みによ
って押圧して所望の音階を発音させているものである。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記従来の技術における楽器は、リズ
ムに乗って操作することが難しく、運動機能の未発達な
子供には上手に曲目を演奏することはできず、また、リ
ズム感を身体全体で体得し、運動神経や反射神経を養う
ことはできないものであった。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は上記従来の技術における問題点を解消せんと
してなされたものであり、発音手段と、絶縁性のスペー
サシートの表裏に対置される上シートおよび下シートと
を備え、前記下シートには、第1の接点を持つ導電パタ
ーンが付設され、前記スペーサシートには前記第1の接
点に対応する部分に導通孔が設けられ、前記上シートに
は前記導通孔を介して前記第1の接点と接触して閉回路
を形成し得る第2の接点が付設され、外皮を構成するシ
ートには前記導通孔に対応する部分に音階の音名を表示
した楽音キーが設けられ、この楽音キーを押圧した際に
前記発音手段を作動させて当該楽音キーに対応した音を
発音するように構成されたマット式の足踏み電子楽器に
おいて、前記シートには前記導通孔に対応する部分にリ
ズムオンキーおよびリズムオフキーが設けられ、前記発
音手段は、前記リズムオンキーの押圧回数に応じて拍の
数を設定して当該拍のリズム音を発音するとともに、前
記リズムオフキーの押圧により前記リズム音の発音を止
めるように構成されていることを特徴とするものであ
る。
〔作用〕
リズムオンキーの押圧によって所定のリズム音が発音
されるので、そのリズム音に合わせて足を動作させるこ
とで、運動機能の未発達な子供でも、身体全体の運動神
経や反射神経を養うことができるとともに、上手に曲目
を演奏することが可能となる。
〔実施例〕
本考案の実施例について図面を参照して説明する。
楽器本体1は第2図に示すように矩形の平板状に形成
されており、表面シート2の上面には1音階の音(ドレ
ミ…ド)を片仮名で示した表示部(楽音キー)2a〜2hが
表示されている。そして、表面シート2の上面にはリズ
ムオンスイッチ(リズムオンキー)2iとリズムオフスイ
ッチ(リズムオフキー)2jの表示部と所定の曲目を選択
できる選択スイッチの表示部2k,2lが表示されている。
そして、楽器本体1の側縁には機枠7が取付けてあり、
機枠7内には制御手段(CPU)13とスピーカー12および
電池(図示しない)が内蔵されている。そして、第3図
に示すように、機枠7の上面にはスピーカー12の音を放
音する通孔10…が開設されており、該通孔10…は摘み11
によってスライドする遮蔽板によって音量が調節されて
いる。そして、機枠7内に配設したプリント基板9には
制御手段(CPU)と電気回路が取付けてある。また、機
枠7の上面には電源スイッチの摘み8が突設されてい
る。
楽器本体1は表面シート2と裏面シート6の外周縁を
接着して平板状に形成されており、第1図に示すように
表面シート2の下方にはアルミニューム合金の薄板で形
成した導電シート3が配設されている。この導電シート
3には第2の接点が設けられている。そして、導電シー
ト3の下方にはウレタンフォーム等の発泡樹脂で形成し
た絶縁シート4が配設されている。この絶縁シート4に
は表面シート2の各表示部2a〜2lに対応する位置に複数
の小孔群からなる導通孔4a〜4lが穿設されている。ま
た、絶縁シート4の下方には電極シート5が配設されて
いる。この電極シート5の上面には絶縁シート4の導通
孔4a〜4lに対応する位置に電極(第1の接点)5a〜5lが
カーボン印刷されている。そして、この電極5a〜5lは機
枠7内のプリント基板9に設けた制御手段(CPU)13お
よびその他の回路に接続されている。
楽器本体1は上記のような構造を有するものであり、
表面シート2と裏面シートおよびこれらに挟持された導
電シート3と絶縁シート4および電極シートはいずれも
折畳み自在な可撓性に富む材質で形成されている。そし
て、表面シート2の表示部2a〜2lの部位が上方から押圧
されると、絶縁シート4の導通孔4a〜4lの部位が押つぶ
され導電シート3と電極シート5の電極5a〜5lが接触す
ることになり、夫々のスイッチが閉成することになる。
上記各スイッチ機構の開閉成によって発音を制御する
制御手段(CPU)13の処理手順について、第4図のフロ
ーチャートに基づいて説明する。
まず、機枠7に設けた摘み8を操作すると電源スイッ
チが閉成すると、約1秒間「ドレミ…ド」の1音階を発
音する。次に、表面シート2上に1音階「ドレミ…ド」
の音を表示した表示部2a〜2hのいずれかが押圧されると
所定の周波数に設定された音が発音されることになる。
そして、この音は表示部2a〜2hのいずれかが押圧されて
いる時間もしくは他の表示部2a〜2hが押圧される−即ち
新しいキー操作がなされる−まで継続して発音されてい
る。従って、足を踏み変えることにより音の長短を調節
し、所定の順序で発音させることにより所望の曲目が演
奏できるものである。
表面シート2に表示した表示部2iを押圧するとリズム
オンスイッチが閉成し、所定の拍子がスピーカー12から
発音される。そして、制御手段(CPU)は2拍子から4
拍子までのリズムが選択できるように設計されており、
リズムオンスイッチの閉成時発音されるリズムが2拍子
であればもう一度表示部2iを押圧すれば3拍子に設定さ
れ、また再度表示部2iを押圧すると4拍子に設定される
ことになる。そして、制御手段(CPU)は表示部2iを押
圧することにより、2拍子〜4拍子がエンドレスで設定
できるように構成されている。上記のリズム発音機構は
前記1音階の発音機構とは別個に作動するものであり、
手指で操作するものと比較して操作性が劣る足踏み式楽
器の操作性を向上させるために設けたものである。そし
て、表示部2jはリズムオフスイッチを形成するものであ
り、表示部2jが押圧されるとリズム発音機構が停止す
る。
表示部2k,2lは予め制御手段(CPU)に記録した2曲の
曲目を選択する選択スイッチであり、表示部2kを押圧す
ると曲目Aの頭出しが行なわれ、表示部2lを押圧すると
曲目Bの頭出しが行なわれる。そして、頭出しが行なわ
れた後は、表示部2k,2lいずれを押圧しても頭出しが行
なわれた曲目AもしくはBの曲目の音階が所定の順序で
発音されるように設定されている。これは音符を理解で
きない子供に楽曲を演奏させることができるように設け
たものである。
〔考案の効果〕
本考案によれば、リズムオンキーの押圧によって所定
のリズム音が発音されるので、そのリズム音に合わせて
足を動作させることで、運動機能の未発達な子供でも、
身体全体の運動神経や反射神経を養うことができるとと
もに、上手に曲目を演奏することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すものであり、第1図は楽器
本体の構造を示す分解斜視図、第2図は楽器本体の外観
斜視図、第3図は楽器本体に取付けた機枠の内部構造を
示す拡大断面図、第4図は制御手段(CPU)の処理手順
を示すフローチャート。 1……楽器本体、2……表面シート、2a〜2h……表示
部、2i……リズムオンスイッチ、2j……リズムオフスイ
ッチ、3……導電シート、4……絶縁シート、4a〜4l…
…導通孔、5……電極シート、5a〜5l……電極、12……
スピーカー、13……制御手段(CPU)。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】発音手段と、絶縁性のスペーサシートの表
    裏に対置される上シートおよび下シートとを備え、前記
    下シートには、第1の接点を持つ導電パターンが付設さ
    れ、前記スペーサシートには前記第1の接点に対応する
    部分に導通孔が設けられ、前記上シートには前記導通孔
    を介して前記第1の接点と接触して閉回路を形成し得る
    第2の接点が付設され、外皮を構成するシートには前記
    導通孔に対応する部分に音階の音名を表示した楽音キー
    が設けられ、この楽音キーを押圧した際に前記発音手段
    を作動させて当該楽音キーに対応した音を発音するよう
    に構成されたマット式の足踏み電子楽器において、前記
    外皮を構成するシートには前記導通孔に対応する部分に
    リズムオンキーおよびリズムオフキーが設けられ、前記
    発音手段は、前記リズムオンキーの押圧回数に応じて拍
    の数を設定して当該拍のリズム音を発音するとともに、
    前記リズムオフキーの押圧により前記リズム音の発音を
    止めるように構成されていることを特徴とする足踏み電
    子楽器。
JP1989080641U 1989-07-07 1989-07-07 足踏み電子楽器 Expired - Lifetime JP2525039Y2 (ja)

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JPH0320397U JPH0320397U (ja) 1991-02-27
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS585091U (ja) * 1981-07-02 1983-01-13 株式会社河合楽器製作所 自動リズム演奏装置のテンポ設定装置
JPH0219837Y2 (ja) * 1986-08-04 1990-05-31
JPH0164697U (ja) * 1987-10-20 1989-04-25

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