JP2001083489A - 液晶表示パネル用基板 - Google Patents

液晶表示パネル用基板

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JP2001083489A
JP2001083489A JP26013799A JP26013799A JP2001083489A JP 2001083489 A JP2001083489 A JP 2001083489A JP 26013799 A JP26013799 A JP 26013799A JP 26013799 A JP26013799 A JP 26013799A JP 2001083489 A JP2001083489 A JP 2001083489A
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Japan
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liquid crystal
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display panel
formula
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JP26013799A
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English (en)
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Kazuo Hachiman
一雄 八幡
Naoya Saito
直也 斎藤
Takashi Kushida
尚 串田
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Teijin Ltd
Original Assignee
Teijin Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光学特性に優れ、表示品位に優れた液晶表示
パネルを実現する耐熱性にすぐれた液晶表示パネル用基
板を提供する。 【解決手段】 例えば、フルオレン−9,9−ジ(3−
メチル−4−フェノール)(A)とビスフェノールAをビ
スフェノール成分とする共重合ポリカーボネート樹脂か
らなり、かつ該樹脂における(A)の組成が5〜70モル
%であるポリカーボネート樹脂を基材とした液晶表示パ
ネル用基板。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶表示パネル用
基板に関するものであり、さらに詳しくは、ポリカーボ
ネート樹脂からなる基材を用いることにより、光学特性
に優れ、表示品位に優れた液晶表示パネルを実現する液
晶表示パネル用基板に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年液晶表示素子にはより薄膜化、より
軽量化、より大型化、任意の形状化、曲面表示対応等高
度な要求がある。特にペイジャー(ポケベル)やセルラ
ー(携帯電話)、電子手帳、ペン入力機器等の携帯機器
利用の拡大につれて、従来のガラス基板に替わってプラ
スチックを基板とする液晶パネルが検討され、一部で実
用化され始めた。
【0003】プラスチック基板はガラス基板と比較して
軽量化、薄葉化の要望を満たし、液晶表示パネルの視認
性向上の効果を有しているが、光学特性の面においては
ガラス基板に劣るといわざるを得ない。ガラスは本質的
に光学等方的であるが、プラスチックの場合にはプラス
チック基板の成形時に生じる分子配向や残留歪みと樹脂
特有の光学弾性係数との相関から、レターデーションが
生じるといった問題がある。
【0004】液晶ディスプレイが表示機能は、偏光の光
スイッチングによる表示の可視化という原理に従ってい
る。従って基板として用いられるプラスチック基板に複
屈折性があると、表示の着色、コントラストの低下等著
しいディスプレイの表示品位の低下をもたらす事とな
る。
【0005】また一方で近年液晶ディスプレイの高精細
化が進むにつれ、加工時における耐熱性が要求されるよ
うになってきた。そのためプラスチック基板において
も、優れた光学的等方性と高いガラス転移温度(Tg)
を有するものが要求されるようになっている。特に耐熱
性に関しては、MIM型のアクティブマトリックス液晶
の作成やアモルファスシリコンのエキシマーレーザーア
ニールが180℃以上の温度で行えるようになりつつあ
り、より耐熱性の高い樹脂基板が要求されている。
【0006】上記特性の必要性から、プラスチック基板
のベース樹脂として、ポリカーボネート、非晶性ポリア
リレート、ポリエーテルスルホン、非晶性ポレオレフィ
ン等の非晶性樹脂が検討されている。中でも、樹脂の着
色が少ない、吸湿性が少ないことなどからポリカーボネ
ートが好ましいが、耐熱性にやや劣ることや、光弾性係
数がやや大きい問題がある。
【0007】このポリカーボネートの欠点を改良するた
めに、各種の共重合ポリカーボネートが検討されてい
る。なかでも、耐熱性を改善するためにフルオレン基を
共重合したポリカーボネートが知られている。(USP3,5
46,165) また、フルオレン基を共重合したポリカーボ
ネートの光学用フィルムへの応用が知られている。(特
許2828569号、特開平7-52270号、特開平8-54615号)し
かし、これらに記載されているフルオレン基を共重合し
たポリカーボネートは、主に、9,9−ビス(4−ヒド
ロキシフェニル)フルオレンである。
【0008】一方、9,9−ビス(4−ヒドロキシ−置
換フェニル)フルオレンのポリカーボネートに関して、
耐ストレスクラック性の向上が知られている(特開平8-
134198)が、光学特性等についてはまったく考慮されて
いない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、光学
特性に優れ、表示品位に優れた液晶表示パネルを実現す
る耐熱性にすぐれた液晶表示パネル用基板を提供するこ
とである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者は鋭意検討を行
った結果、光学的異方性が小さく、寸法安定性ならびに
耐熱性を有する液晶表示パネル用基板を与えるポリカー
ボネートからなる基材を見出した。本発明の液晶表示パ
ネル用基板はガラス基板を用いた場合と同様の表示品位
を有するのみならず、ガラス基板以上の機械特性を有す
るものである。すなわち本発明は、下記式(1)
【0011】
【化3】
【0012】[上記式(1)において、R1〜R8はそれ
ぞれ独立に水素原子、ハロゲン原子および炭素数1〜6
の炭化水素基から選ばれ、Xは炭素数1〜15の炭化水
素基である。ただしR1〜R8がすべて水素原子ではな
い。]で表わされる繰り返し単位と、下記式(2)
【0013】
【化4】
【0014】[上記式(2)において、R11〜R18はそ
れぞれ独立に水素原子、ハロゲン原子および炭素数1〜
6の炭化水素基から選ばれ、Xは炭素数1〜15の炭化
水素基である。]で表わされる繰り返し単位とからな
り、上記式(1)で表わされる繰り返し単位が、全繰り
返し単位中5〜70モル%であり、極限粘度が0.15
〜2.0dl/gであり、光弾性係数が、80×10
-13cm2/dyne以下である共重合ポリカーボネート
樹脂を基材とした液晶表示パネル用基板である。
【0015】本発明の液晶表示パネル用基板は、上記式
(1)で表わされる繰り返し単位が、上記式(1)及び
(2)で表わされる合計の繰り返し単位中5〜70モル
%を占める共重合ポリカーボネート樹脂からなる基材よ
り構成される。上記式(1)中、R1〜R8はそれぞれ独
立に水素原子、ハロゲン原子及び炭素数1から6の炭化
水素基から選ばれるが、R1〜R8がすべて水素原子であ
る場合を除く。ハロゲン原子としてはフッ素原子、塩素
原子、臭素原子等が例示できる。炭素数1〜6の炭化水
素基としてはメチル基、エチル基が例示できる。具体的
には、9,9−ビス(4−ヒドロキシ−3−メチルフェ
ニル)フルオレン、9,9−ビス(4−ヒドロキシ−
3,5−ジメチルフェニル)フルオレン、9,9−ビス
(4−ヒドロキシ−3−クロロフェニル)フルオレン等
からなるポリカーボネートが例示され、9,9−ビス
(4−ヒドロキシ−3−メチルフェニル)フルオレンか
らなるポリカーボネートが好ましい。
【0016】上記式(2)において、R11〜R18はそれ
ぞれ独立に水素原子、ハロゲン原子および炭素数1〜6
の炭化水素基から選ばれ、Xは炭素数1〜15の炭化水
素基である。具体的には、2,2−ビス(4−ヒドロキ
シフェニル)プロパン、1,1−ビス(4−ヒドロキシ
フェニル)シクロヘキサン、1,1−ビス(4−ヒドロ
キシフェニル)−3,3,5−トリメチルシクロヘキサ
ン、2,2−ビス(4−ヒドロキシ−3−メチルフェニ
ル)プロパン、2,2−ビス(4−ヒドロキシ−3,5
−ジメチルフェニル)プロパン、2,2−ビス(4−ヒ
ドロキシ−3−クロロフェニル)プロパン等が例示さ
れ、中でも、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)
プロパン(ビスフェノールA)が好ましい。
【0017】上記式(1)で示される繰り返し単位の割
合は、繰り返し単位全体に対し好ましくは5〜70モル
%、より好ましくは20〜50モル%である。5モル%
より少ない場合は耐熱性が不十分となる場合がある。
【0018】上記式(1)で示される繰り返し単位は2
種類以上組み合わせてもよく、上記式(2)で示される
繰り返し単位は2種類以上組み合わせてもよい。
【0019】本発明に用いる共重合ポリカーボネート樹
脂は、上記共重合ポリカーボネート樹脂を2種類以上混
合して用いてもよい。
【0020】本発明の液晶表示パネル用基板の基材とし
て用いる上記共重合ポリカーボネート樹脂の重合度は、
ウベローデ型粘度計を用い、塩化メチレン溶媒、20℃
で測定し外挿して求めた極限粘度 [η]の値で0.15
〜2.0dl/gであることが好ましい。[η]が0.1
5dl/gより低い場合は、十分な強度を有するフィル
ムもしくはシート状成型物を得ることができないことが
ある。また2.0dl/gより大きい場合は、成型が困
難になる場合がある。かかる極限粘度としてはより好ま
しくは0.3〜1.5dl/gである。
【0021】また、共重合ポリカーボネート樹脂を2種
類以上混合して用いる場合には、上記極限粘度の範囲を
超える共重合ポリカーボネート樹脂を、かかる範囲内の
共重合ポリカーボネート樹脂と混合することで、好まし
い極限粘度範囲の共重合ポリカーボネート樹脂とするこ
とも可能である。
【0022】上記ポリカーボネート樹脂の重合方法は特
に限定するものではないが、通常の界面重合法、溶融重
合法等を挙げることができる。
【0023】本発明の共重合ポリカーボネートの光弾性
係数は、80×10-13cm2/dyne以下である。80×
10-13cm2/dyneを超えると、パネル化工程やパネル
化後の応力、例えば、シール剤硬化時の応力や偏光板の
反りによる応力等で複屈折性が発現し、表示品位が劣化
してしまう。
【0024】本発明の液晶表示パネル用基板を構成する
基材の厚みは50〜700μmが好ましい。50μmよ
り薄い場合は基材の作製プロセスにおいてハンドリング
が困難となるといった問題がある。700μmより厚い
場合は、軽量であるという樹脂基材の特徴が失われるの
みならず、視差が大きくなることによる表示品位の低下
が生じ好ましくない。基材の厚みはより好ましくは70
〜500μmである。
【0025】また厚みムラは、液晶セルのセルギャップ
のムラに直接影響するため±5%以下であることが好ま
しい。さらにはレターデイションは遅相軸と進相軸の屈
折率差Δnと基材の厚さdの積Δn・dで表わされるた
め、厚みムラの少ない基材はレターデイションのバラツ
キも小さくなる。従って厚みムラはより好ましくは±
2.5%以下である。
【0026】上記基材は優れた耐熱性を有し、ガラス転
移温度は160℃以上が望ましい。160℃未満の場
合、配向膜形成プロセスや電極形成プロセスにおいて、
制限が生じる可能性がある。更にはMIM素子形成に耐
えるため、ガラス転移温度は180℃以上であることが
好ましい。
【0027】基材のレターデイション値は好適には20
nm以下である。20nmより大きい場合は表示の着
色、反転等が生じ表示品位の低下が起きる。レターデイ
ションの値はより好ましくは10nm以下、更に好まし
くは5nm以下である。
【0028】またSTN等の大型パネルでドットマトリッ
クス駆動を行う場合には、分子配向軸の方向を示す最大
屈折率方向つまり遅相軸のバラツキが少ないことが望ま
れる。通常±15度以下が好ましく用いられるが、精細
な表示を行う場合には、±10度以下が好ましく用いら
れる。STN大型パネルでマルチカラー等の表示を色再現
良く実現するためには、レターデイション値で10nm
以下、遅相軸の角度バラツキが±7.5度以下である事
が特に好ましい。
【0029】さらに基材のヘイズの値は1%以下が好ま
しい。ヘイズが大きい場合には表示品位の低下を招く場
合が多い。したがってヘイズの値はより好ましくは0.
5%以下である。
【0030】上記基材の製造方法については特に限定す
るものではないが、上記ポリカーボネート樹脂を通常の
押し出し成形法、溶液キャスト法等により得る方法を例
示することができる。溶液キャスト法のほうがレターデ
イションの低減といった点では有利であるが、分子配向
を低減させる十分な方策を取りうる場合は、生産性の点
で押し出し成形法の方が好ましい。
【0031】本発明における共重合ポリカーボネート樹
脂は、通常のビスフェノールAのみからなるポリカーボ
ネートと比較して、塩化メチレン等の溶媒に高濃度で溶
解可能であり、その溶液安定性も優れている。そのた
め、溶液キャスト法にて基材を得る場合、特に厚みが厚
いものを得る場合、通常のビスフェノールAのみからな
るポリカーボネート対比、生産性に優れている。
【0032】本発明の液晶表示パネル用基板は液晶表示
素子の長期信頼性を確保するために、上記共重合ポリカ
ーボネート樹脂からなる基材の少なくとも片面に、酸素
と水分の侵入を防御するガスバリア層、ハードコート等
の架橋構造を有する耐溶剤層、または透明導電層を積層
したもの等を設けることができる。
【0033】例えば湿式のコーティング法でガスバリア
層を形成する場合には、バリア材料としてはポリビニル
アルコール、ポリビニルアルコール−エチレン共重合体
等のポリビニルアルコール系重合体、ポリアクリロニト
リル、ポリアクリロニトリル−スチレン共重合体等のポ
リアクリロニトリル系重合体、あるいはポリビニリデン
クロリド等の公知のコーティング材料を用いる事ができ
る。
【0034】コーティング法に関しても特に制限はない
が、リバースロールコーティング法、グラビアロールコ
ーティング法あるいはダイコーティング法等の公知の方
法を用いる事ができる。また、基板あるいは基材表面と
の接着性、濡れ性等が不良の場合には、適宜プライマー
処理等の易接着処理を行う事もできる。
【0035】しかし、本発明に用いる共重合ポリカーボ
ネートは、塗工溶媒に対して、ダメージを受けやすい場
合もあり、塗工溶媒の選択や塗工条件を選択する必要が
ある。塗工溶媒としては、水や、イソプロパノール等の
アルコール系、シクロヘキサン等の炭化水素系溶媒が好
ましい。
【0036】またスパッタリングあるいは真空蒸着等の
ドライプロセスでガスバリア層を形成する場合には、公
知のバリア材であるSi、Al、Ti、MgおよびZr等から選ば
れた少なくとも1種の金属あるいは2種以上の金属混合物
の酸化物、窒化物あるいは酸窒化物の薄膜を、公知の方
法で形成する事ができる。ガスバリア層としては、Si酸
化物、Al酸化物の薄膜を用いるのが好ましい。
【0037】これらのガスバリア層の膜厚は、目的とす
る性能が発現できる厚さに設定すれば良い。なおドライ
/湿式、ドライ/ドライおよび湿式/湿式等の2種以上
の層を適宜組み合わせて積層しても良い。
【0038】また上記基材に耐溶剤性を付与する耐溶剤
性層は、公知の材料例えばシリコン樹脂系の架橋構造を
有する樹脂構成体、アクリル系樹脂の架橋構造体、ウレ
タン系樹脂の架橋構造体、エポキシ系樹脂の架橋構造体
等を公知の塗工法および硬化法を用いる事により形成す
ることができる。耐溶剤性層が、本発明における共重合
ポリカーボネートからなる基材に直接接して設けられる
場合、接着性の観点では、アクリル系樹脂の架橋構造体
またはウレタン系樹脂の架橋構造体が好ましい場合が多
い。ここで耐溶剤性は液晶パネル組み立て時の溶剤や化
学薬品に対する耐久性を付与する事が目的であり、耐ア
ルカリ性、耐酸性およびN−メチルピロリドン等の有機
溶剤に対する安定性を十分に確保できる材料と硬化条件
を選定する事が好ましい。
【0039】ガスバリア層および耐溶剤層を相互に積層
させる場合には、各層間の接着性を向上させる目的で適
宜プライマー層を設ける事ができる。プライマー層とし
てはシランカップリング剤等を含むシリコン系材料、ア
クリル系材料、アクリル−ウレタン系材料あるいはアル
コキシチタン等を含む材料を、グラビアあるいはマイク
ログラビアコーティング等の方法で塗工、乾燥を行い適
宜設けることができる。
【0040】ところで、上記基材を液晶表示パネル用基
板として用いるためには、基材に直接または例えば上記
ガスバリア層あるいは耐溶剤層などの加工が施された少
なくとも片面に透明導電膜からなる層を形成させてもよ
い。透明導電膜としては、透明性、導電性および信頼性
等の点でガラス基板でも使用されている公知の電極材料
を用いることができる。かかる電極材料としては例えば
インジウム−スズ酸化物、フッ素ドープスズ酸化物、カ
ドミウム−スズ酸化物、バナジウム酸化物、アルミニウ
ム−亜鉛酸化物系材料等をあげることができる。好まし
くはインジウム−スズ酸化物である。また必要に応じて
添加物を添加する事も可能である。例えばインジウム−
スズ酸化物に対して酸化亜鉛を添加する場合、インジウ
ム酸化物に対して酸化亜鉛を添加する場合等を例示する
事ができる。
【0041】インジウム−スズ酸化物の透明導電膜はス
パッタリング法、真空蒸着法およびイオンプレーティン
グ法等公知の方法で形成する事ができる。またインジウ
ム−スズ酸化物層と下地になる材料との接着性を向上さ
せる目的で、上記プライマー層を適宜選択して下塗りす
る事も可能である。
【0042】本発明の液晶表示パネル用基板の厚みは5
0〜700μmが好ましい。50μmより薄い場合は基
板の作製プロセスにおいてハンドリングが困難となると
いった問題がある。700μmより厚い場合は、軽量で
あるという樹脂基材の特徴が失われるのみならず、視差
が大きくなることによる表示品位の低下が生じ好ましく
ない。基板の厚みはより好ましくは70〜500μmで
ある。
【0043】
【発明の効果】本発明の液晶表示パネル用基板は、耐熱
性が高くかつ十分な光学特性と機械特性を有する。従っ
て樹脂基板の特徴を生かしつつ液晶ディスプレイの高精
細化の要求に対応可能であり、ガラス基板代替として有
用である。
【0044】本発明の液晶表示パネル用基板は、液晶表
示装置はもちろんの事、その他の感光体用光電極、面発
熱体、有機EL用電極等ディスプレイ用途の電極材料と
して利用できる。またELディスプレイ、エレクトロク
ロミックディスプレイ、電気泳動ディスプレイ等透明導
電性基板を必要とするすべてのディスプレイ基板に用い
る事ができる。
【0045】
【実施例】以下実施例を挙げて本発明を詳しく説明する
が、本発明はこれに限定されるものではない。ポリカー
ボネート樹脂の極限粘度 [η]は、ウベローデ型粘度計
を用い、塩化メチレン溶媒、20℃で測定し外挿して求
めた。なお以下の各実施例、比較例の各種評価は、下記
の要領で行った。
【0046】<光弾性係数>理研計器(株)製光弾性測
定装置PA−150により測定した。
【0047】<耐有機溶剤性>液晶配向膜前駆体の溶剤
として代表的なN−メチルピロリドン(NMP)を耐溶
剤層の形成されたサンプル面に数滴滴下し、85℃で5
分間放置後、その表面の白濁、膨潤、溶解等の変化を目
視にて観察する事によって行い、変化が観測されない場
合に耐有機溶剤性を有すると評価した。
【0048】<耐アルカリ性>パターニング後のレジス
トを溶解する際に用いられる3.5wt%水酸化ナトリ
ウム水溶液にサンプルを30℃で10分浸漬し、その後
流水にて十分洗浄を行った後に乾燥させ、その表面の外
観を目視にて観察した。その際、変化が見られない場合
に耐アルカリ水溶液性を有すると判断した。
【0049】<耐酸性>透明導電層をパターニングする
際に用いるエッチング液(35wt%塩化第二鉄水溶
液、35wt%塩酸、水を1:1:10の割合で混合し
たもの)に30℃で10分間浸漬し、その後流水にて十
分洗浄を行った後に乾燥させ、その表面の外観を目視に
て観察した。その際、変化が見られない場合に耐酸性を
有すると判断した。そして以上の耐有機溶剤性、耐アル
カリ性、耐酸性のすべてを有した場合に耐溶剤性を有す
るとした。
【0050】<ガスバリア性>酸素透過度と水蒸気透過
度を測定する事によって行った。酸素透過度はMOCO
N社製オキシトラン2/20MLを用い、30℃、50
%RHの低湿度環境下と30℃、90%RHの高湿度環
境下で測定した。また水蒸気透過度はMOCON社製パ
ーマトランW1Aを用い、透明導電層を設ける面と反対
面を加湿側に向けて配置し、40℃、90%RHの加湿
下で測定した。
【0051】<レターデイション>日本分光(株)製
M−150型エリプソメータを用いて590nmで測定
した。
【0052】[実施例1]水酸化ナトリウム水溶液に、
フルオレン−9,9−ジ(3−メチル−4−フェノー
ル)37.8g及びビスフェノールA53.2gを仕込
み、少量のハイドロサルファイトを加え、続いて塩化メ
チレンを加えて、20℃でホスゲンを約60分かけて吹
き込んだ後、さらに、p−tert−ブチルフェノール
を加えて乳化後、トリエチルアミンを加えて30℃で約
3時間攪拌させて作成した。得られた共重合ポリカーボ
ネートの極限粘度[η]は、0.70dl/gであった。
【0053】この樹脂を塩化メチレンに溶解して21重
量%の溶液を作成した。作成した溶液をダイコーティン
グ法によりポリエステルフィルム上に流延した後、乾燥
を行った。得られた基材の物性を表1にまとめる。
【0054】この基材に耐溶剤性層を両面に形成した。
耐溶剤性層を形成するための塗液としてはジメチロール
トリシクロデカンジアクリレートを50重量部、1−メ
トキシ−2−プロパノール50重量部、開始剤として1
−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトンを3.5重
量部を混合したものを用いた。
【0055】この塗液をバーコーターを用いてコーティ
ングし、60℃で1分間加熱して塗膜中の残留溶媒を揮
発除去した後、160W/cmの高圧水銀灯を用いて、
積算光量700mJ/cm2の条件で紫外線を照射して塗
膜の硬化を行い、厚さ4.5μmの耐溶剤性層を形成し
た。
【0056】更に上記の両面に耐溶剤性層を形成した積
層基板の片面にガスバリア層としてSiOx層をスパッタリ
ングにより形成した。連続スパッタ装置に基板をセット
し1.3mPaまで排気した後、Ar/O2=70/30
の混合ガスを導入して雰囲気圧力を0.22Paにし
た。スパッタリングターゲットとしてシリコンを用い
て、投入電力密度1W/cm2、基板温度は室温でDC
スパッタリングを行ない、膜厚が30nmのSiOx層を形
成した。
【0057】更に上記ガスバリア層と逆面に透明導電薄
膜であるインジウム−スズ酸化物薄膜層をスパッタリン
グにより形成した。そのためのスパッタリングターゲッ
トとしてはインジウム−スズ酸化物ターゲット(モル比
はインジウム/スズ=90/10、充填密度は95%)
を用いた。連続スパッタ装置にフィルムをセットし、
1.3mPaの圧力まで排気した後、Ar/O2=98.
5/1.5の混合ガスを導入して雰囲気圧力を0.27P
aにした。そして基板温度を60℃に設定し、投入電力
密度1W/cm2でDCスパッタリングを行った。その
結果得られた透明導電膜は、膜厚が30nmであり、表
面抵抗が250Ω/sq.であった。
【0058】この液晶表示パネル用基板のガスバリア
性、水蒸気バリア性、耐溶剤性試験の結果を表2にまと
める。
【0059】また140℃で2時間の熱処理を行ったが、カ
ール変化(反りの変化)および外観変化は生じなかっ
た。
【0060】次に液晶表示用パネル基板から7cm角の
試料を2枚切り出した。そして2枚の試料それぞれに、
配向剤として低温硬化型ポリイミドである日立化成製 S
TX-24をN-メチルピロリドンの希釈溶解して、スピンコ
ートした。続いてこれを140℃で2時間硬化させ、ラビ
ングマシンにてポリエステル系のラビングロールで15回
ラビングした。その後スぺーサーとして積水ファインケ
ミカル製 ミクロパールを散布した。然る後封止剤とし
てチバガイギー製 アラルダイトをスクリーン印刷し
た。
【0061】以上の加工を行った2枚の試料を、170
℃で2時間圧力をかけながら貼り合わせて硬化させ液晶
セルを作成した。この液晶セルのセルギャップは、キャ
パシタンス容量法で測定したところ6μmであった。
【0062】この液晶セルの開口部より、液晶材料とし
て旭電化製 キラコール6228を液晶注入装置を用い
て注入した。注入後、液晶材料の液晶相転移温度まで加
熱し、その後室温まで徐冷して配向を完了した。配向は
基板を180度配向で貼り合わせた事で180度のSTN
配向をしている事を確認した。
【0063】この結果得られたセルは、色調が均一であ
るとともに、1.8Vの印加電圧でON応答は60mse
c以下、OFF応答は25msec以下であるSTN液
晶セルの応答を示す事を確認した。
【0064】[実施例2]実施例1において、ビスフェ
ノールAの仕込み量を22.8gに変えた以外は、同様
に行った。得られた共重合ポリカーボネートの極限粘度
[η]は、0.52dl/gであった。
【0065】この樹脂を塩化メチレンに溶解して25重
量%の溶液を作成した。作成した溶液をダイコーティン
グ法によりポリエステルフィルム上に流延した後、乾燥
を行った。得られ基材の物性を表1にまとめる。
【0066】液晶表示用パネル基板の作成法は実施例1
と同様に行った。このパネルのガスバリア、水蒸気バリ
ア、耐溶剤性試験の結果を表2に示す。この結果得られ
たセルは、色調が均一であるとともに、1.8Vの印加電
圧でON応答は60msec以下、OFF応答は25m
sec以下であるSTN液晶セルの応答を示す事を確認
した。
【0067】[実施例3]実施例1において、ビスフェ
ノールAの仕込み量を205.2gに変えた以外は、同
様に行った。得られた共重合ポリカーボネートの極限粘
度[η]は、1.1dl/gであった。
【0068】この樹脂を塩化メチレンに溶解して16重
量%の溶液を作成した。作成した溶液をダイコーティン
グ法によりポリエステルフィルム上に流延した後、乾燥
を行った。得られ基材の物性を表1にまとめる。
【0069】液晶表示用パネル基板の作成法は実施例1
と同様に行った。このパネルのガスバリア、水蒸気バリ
ア、耐溶剤性試験の結果を表2に示す。
【0070】この結果得られたセルは、色調が均一であ
るとともに、1.8Vの印加電圧でON応答は60mse
c以下、OFF応答は25msec以下であるSTN液
晶セルの応答を示す事を確認した。
【0071】[実施例4]実施例1において、ビスフェ
ノールAの替わりに、1,1−ビス(4−ヒドロキシフ
ェニル)シクロヘキサンを、仕込み量を62.5gに変
えた以外は、同様に行った。得られた共重合ポリカーボ
ネートの極限粘度[η]は、0.50dl/gであった。
【0072】この樹脂を塩化メチレンに溶解して15重
量%の溶液を作成した。作成した溶液をダイコーティン
グ法によりポリエステルフィルム上に流延した後、乾燥
を行った。得られ基材の物性を表1にまとめる。
【0073】液晶表示用パネル基板の作成法は実施例1
と同様に行った。このパネルのガスバリア、水蒸気バリ
ア、耐溶剤性試験の結果を表2に示す。
【0074】この結果得られたセルは、色調が均一であ
るとともに、1.8Vの印加電圧でON応答は60mse
c以下、OFF応答は25msec以下であるSTN液
晶セルの応答を示す事を確認した。
【0075】
【表1】
【0076】
【表2】
【0077】[比較例]ビスフェノール成分がビスフェ
ノールAのみからなるポリカーボネート樹脂([η]=
0.75)を、塩化メチレンに溶解して濃度20重量%
の溶液を作成した。作成した溶液を温度20℃、湿度6
0%RHの環境下でダイを使用した流延法により、研磨
ステンレスベルト上にキャストした後、乾燥を行った。
この基材の物性値を上記表1に示す。
フロントページの続き (72)発明者 串田 尚 東京都日野市旭が丘4丁目3番2号 帝人 株式会社東京研究センター内 Fターム(参考) 2H090 JA07 JA09 JB03 JB13 JD11 JD17 LA01 4F071 AA50 AA50X AA81 AA86 AF12 AF45 AH16 BA02 BB02 BC01 4J029 AA10 AB07 AC02 AD01 AD07 AE04 BB12A BB12B BB13A BB13B BD08 BD09A BD09C BG08X HC01 KB02

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記式(1) 【化1】 [上記式(1)において、R1〜R8はそれぞれ独立に水
    素原子、ハロゲン原子および炭素数1〜6の炭化水素基
    から選ばれ、Xは炭素数1〜15の炭化水素基であり、
    ただしR1〜R8がすべて水素原子ではない。]で表わさ
    れる繰り返し単位と、下記式(2) 【化2】 [上記式(2)において、R11〜R18はそれぞれ独立に
    水素原子、ハロゲン原子および炭素数1〜6の炭化水素
    基から選ばれ、Xは炭素数1〜15の炭化水素基であ
    る。]で表わされる繰り返し単位とからなり、上記式
    (1)で表わされる繰り返し単位が、全繰り返し単位中
    5〜70モル%であり、極限粘度が0.15〜2.0d
    l/gであり、かつ光弾性係数が80×10-13cm2
    dyne以下である共重合ポリカーボネート樹脂を基材
    とした液晶表示パネル用基板。
  2. 【請求項2】 上記式(1)で示される繰り返し単位
    が、9,9−ビス(4−ヒドロキシ−3メチルフェニ
    ル)フルオレンより誘導されたものである液晶表示パネ
    ル用基板。
  3. 【請求項3】 上記式(2)で示される繰り返し単位
    が、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン
    より誘導されたものである請求項1または2記載の液晶
    表示パネル用基板。
  4. 【請求項4】 基材のレターデーション値が20nm以
    下であり、遅相軸のバラツキが±10度以下であり、か
    つヘイズ値が1%以下である請求項1〜3のいずれかに
    記載の液晶表示パネル用基板。
  5. 【請求項5】 基材の厚みが50〜700μmであり、
    かつ基材の厚みムラが±5%以下である請求項1〜4の
    いずれかに記載の液晶表示パネル用基板。
  6. 【請求項6】 基材のガラス転移温度が160℃以上で
    ある請求項1〜5のいずれかに記載の液晶表示パネル用
    基板。
  7. 【請求項7】 基材の少なくとも片面に透明導電層が配
    置されている請求項1〜6のいずれかに記載の液晶表示
    パネル用基板。
  8. 【請求項8】 基材の少なくとも片面にガスバリアー
    層、耐溶剤性層、および透明導電層が配置されている請
    求項1〜7のいずれかに記載の液晶表示パネル用基板。
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