JP2001083448A - 回転偏向器、光走査装置、及び画像形成装置 - Google Patents

回転偏向器、光走査装置、及び画像形成装置

Info

Publication number
JP2001083448A
JP2001083448A JP25559299A JP25559299A JP2001083448A JP 2001083448 A JP2001083448 A JP 2001083448A JP 25559299 A JP25559299 A JP 25559299A JP 25559299 A JP25559299 A JP 25559299A JP 2001083448 A JP2001083448 A JP 2001083448A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mass body
rotary deflector
mass
fixed shaft
vibration
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP25559299A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayoshi Okura
正義 大倉
Takahiko Kobayashi
孝彦 小林
Noritoshi Shiyou
徳利 邵
Masahiko Otsu
正彦 大津
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP25559299A priority Critical patent/JP2001083448A/ja
Priority to US09/613,742 priority patent/US6980340B1/en
Publication of JP2001083448A publication Critical patent/JP2001083448A/ja
Priority to US11/147,304 priority patent/US7394582B2/en
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B26/00Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements
    • G02B26/08Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements for controlling the direction of light
    • G02B26/10Scanning systems
    • G02B26/12Scanning systems using multifaceted mirrors
    • G02B26/121Mechanical drive devices for polygonal mirrors

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Mechanical Optical Scanning Systems (AREA)
  • Laser Beam Printer (AREA)
  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
  • Vibration Prevention Devices (AREA)
  • Motor Or Generator Frames (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハウジング側の共振条件を変えるのではな
く、設定された周波数領域内で駆動源側の振動を低減さ
せることで、画像形成装置の振動を低減させ、騒音の低
減及び画質の安定化を図る。 【解決手段】 ポリゴンミラー24を回転させる駆動モ
ータ30の固定軸44に質量体70を付加する。固定軸
44に質量体70を付加することで、共振点を移動させ
て共振を回避し、画像形成装置の振動を低減することで
騒音を低減できる。これにより、高画質の画像形成装置
を得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザープリンタ
及びデジタル複写機等に使用される回転偏向器、光走査
装置、及び画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光走査装置には、ポリゴンミラーを高速
回転させる駆動モータが設けられており、この駆動モー
タによる振動を低減させないと、光学系部品が振動し
て、周期的に走査位置がズレ、画像上にピッチムラが生
じて高画質化が実現できない。また、光走査装置のハウ
ジング及び画像形成装置の基体が共振すると、騒音が発
生することもある。
【0003】このような不都合を解消すべく、特開平5
ー264916号では、画像形成装置の基体とハウジン
グの固定ポイントを機種毎に変えたり、また、ハウジン
グに付加する質量要素を増減することでハウジングの共
振条件を調節し、振動源の振動周波数の変化に対応し
て、ハウジングの共振周波数を外している。
【0004】しかし、ハウジングの固定ポイントを変え
ると、ハウジングの変形量及び変形態様が変わってくる
ので、レーザービームの位置が変動して、画質が低下す
るという問題を生じる。
【0005】また、ポリゴンミラーを回転させる駆動モ
ータは、消費電力を低減させるため、待機時と画像形成
時とでは回転速度の切り替えを行い、また、複数の像密
度(解像度)に対応するために像密度に応じた回転速度
の切り替えを行うようになっている。
【0006】しかし、上述した従来技術では、振動源側
の振動を低減する構成ではないため、回転速度を切り替
えると、駆動モータの振動周波数とハウジングの振動周
波数とが接近し、共振して騒音を発生させる等の問題が
ある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題を
解決すべく成されたもので、ハウジング側の共振条件を
変えるのではなく、設定された周波数領域内で駆動源側
の振動を低減させることで、画像形成装置の振動を低減
させ、騒音の低減及び画質の安定化を図ることを課題と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明で
は、回転多面鏡を回転させる駆動モータの非駆動部に質
量体が付加されている。このように、非駆動部に質量体
を付加することで、共振点を移動させて共振を回避し、
振動を低減することで騒音を低減できる。
【0009】例えば、非駆動部として駆動モータの回転
中心にある固定軸が考えられ、この固定軸上に質量体を
取付けることにより、振動を低減できる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して第1形態に
係る回転偏向器が備えられた光走査装置を説明する。 (光走査装置の概略構成)図1〜図4に示すように、光
走査装置14のハウジング16は合成樹脂製で成形され
ており、4つの固定ネジ12で画像形成装置の基体18
に取付けられている。この固定ネジ12の固定ポイント
は常に一定であり、機種により固定ポイントをズラすよ
うな構成ではない。このため、ハウジング16が固定ネ
ジ12で拘束されることによる変形量及び変形態様は一
様であり、機種毎にレーザービームの位置が変動して、
画質が低下することがない。
【0011】また、ハウジング16の上部開口はカバー
(図示省略)で略密閉されており、この密閉された空間
に光学部品が収納されている。
【0012】この光学部品が構成する光学系では、レー
ザーダイオード10より出たレーザービームが、コリメ
ータレンズ18で平行光とされ、スリット20で成形さ
れた後、反射ミラー22で反射され、Fθレンズ26、
28を経て、回転偏向器31を構成するポリゴンミラー
24に到達する。ポリゴンミラー24は、側面に複数の
鏡面を持つ多角柱で、駆動モータ30によって高速回転
させられる。
【0013】このポリゴンミラー24の偏向によってレ
ーザービームは、振り角を得て、再度Fθレンズ26、
28を通過し、ミラー34及びシリンダーミラー200
で反射され、感光体(図示省略)の上を走査する。
【0014】なお、レーザーダイオード10は、レーザ
ーダイオードドライバー基板によって発光量制御及び発
光時間の制御が行われ、本体側からの画像信号に応じて
レーザーダイオード10を変調し,感光体上に画像を記
録せしめる。
【0015】また、感光体の画像形成領域にレーザービ
ームが最初に照射される前の位置に配置されたピックア
ップミラー36によって反射されたレーザービームは、
SOSセンサ32で受光され、画像書き込みのタイミン
グが取られる。
【0016】次に、回転偏向器について説明する。
【0017】図3に示すように、回転偏向器31に設け
られた駆動モータ30のベース板38は固定ネジ40
で、ハウジング16の底面に固定されている。ベース板
38の中央部に形成された凹部42には、円筒状の固定
軸44が嵌め込まれ、直立している。
【0018】この固定軸44の貫通部には、上方から長
ネジ46が挿入されている。この長ネジ46が凹部42
を貫通し、ベース板38の裏面から嵌め込まれたナット
50と螺合する。これにより、ワッシャ52を介して長
ネジ46の頭部48と凹部42の間に、固定軸44が上
下からベース板38に直立した状態で固定される。
【0019】この固定軸44には、内径が固定軸44の
外径より若干大きい回転スリーブ54が挿入され、固定
軸44を中心として回転可能とされている。なお、固定
軸44の外周面には、軸方向に対して一定角度で傾斜し
た複数の動圧発生溝(図示省略)が刻設されている。
【0020】また、回転スリーブ54には、フランジ5
6が取付けられており、このフランジ56にポリゴンミ
ラー24が、回転スリーブ54と同軸上となるように取
付けられている。
【0021】フランジ56には、スラスト軸受け用マグ
ネット58と、駆動用マグネット60が設けられてい
る。ベース板38には、スラスト軸受け用マグネット5
8の側面と対向するように磁性体62が配置されてお
り、磁力作用により回転スリーブ54が上下動しないよ
うに支持している。また、ベース板38の上には、駆動
用コイル64が配置されており、各々の位相をずらした
交流電流を供給することによって、駆動用マグネット6
0と駆動用コイル64との間に反発力及び吸引力を発生
させて、所定の回転速度でポリゴンミラー24を回転さ
せる。
【0022】一方、長ネジ46の頭部48の軸心には、
ネジ孔66が形成されており、固定ネジ68が螺合可能
となっている。また、頭部48の外周部には、段差70
が形成されており、この段差70が、質量体72の重心
部に形成された取付孔74を頭部48へ挿入したとき、
質量体72を支持する。すなわち、質量体72は固定軸
44を分解することなく、ワッシャ76とスプリングワ
ッシャ77を介して固定ネジ68で固定軸44の頭部4
8へ固定できる構成である。このため、振動周波数の変
動に応じて違う質量の質量体に簡単に着脱でき、狙いの
周波数領域で基体18の振動を抑え、低騒音・高画質の
画像形成装置が得られる。
【0023】この質量体72は正方形状の鉄板で加工さ
れており、少ない容積で必要な質量が得られるようにな
っている。また、質量体72は重心を中心として対称形
をなしており、重心からの撓みが一定となる。そして、
質量体72の重心と固定軸44の軸心とほぼ一致させる
ことで、質量体72を固定軸44に付加したとき、固定
軸44の倒れが生じない。
【0024】次に、質量体72(質量50g)が固定軸
44に取付けられた光走査装置14を画像形成装置の基
体18に搭載したときの基体18の振動レベルと騒音の
関係を図5に示す。ここで、振動値(mV)は、加速度
を電圧に変換したものであり、1000mV=9.8m
/s2 (加速度)を意味している。
【0025】基体18の振動は、駆動モータ30のアン
バランスによる加振力が、光走査装置14のハウジング
16を介して伝わることで発生するものであるが、この
振動値を50mV以下とすることで、音圧レベルが52
dB以下になり低騒音を実現できる。
【0026】このように、本形態では、駆動モータ30
の固定軸44に質量体72を付加することで、共振点を
移動して共振を回避でき、振動レベルを低減することで
騒音が低減できる。
【0027】次に、質量体72が未装着の場合と質量体
72を装着した場合とで振動レベルを比較した結果を図
6及び図7に示す。測定ポイントは、回転偏向器31の
ベース板38の固定部で上下方向(固定軸44のスラス
ト方向)の振動を測定した。
【0028】そして、駆動モータ30の回転数を250
Hzから400Hzまで変化させて振動レベルを測定し
たが、画像形成時の回転数340Hzにおいて、図6に
示すように、質量体がない場合は300mVであるのに
対し、図7に示すように、質量体を取付けた場合、65
mVまで低減している。このように、回転偏向器のスピ
ードを切り替えるときの騒音発生が防止される。
【0029】また、本形態の画像形成装置は、600D
PI及び480DPIの2種類の解像度に対応できるプ
リンターであり、600DPI時のポリゴンミラー24
の回転速度は340回転/秒とされ、480DPI時の
ポリゴンミラー24の回転速度は272回転/秒とされ
る。図8及び図9に示すグラフは、この使用回転数領域
(272Hz〜340Hz)における結果であり、ハウ
ジング16の中央部における振動を測定したところ、質
量体がない場合は最大60mVであるのに対し、質量体
を取付けた場合、10mVまで低減している。
【0030】さらに、図10及び図11に、基体18の
振動レベルの比較を示す。測定ポイントは、図1に示す
ハウジング16が固定ネジ12で固定された固定ポイン
トの4点の中央であり、質量体がない場合では、最大3
40mVであるのに対し、質量体を取付けた場合、20
mVまで低減している。
【0031】また、本形態の回転偏向器で使用した駆動
モータ30のアンバランスはG2(JISB0905:
回転機器の釣合い良さの等級)となる仕様となってい
る。
【0032】そして、図5〜図11に示した測定結果
は、駆動モータ30のアンバランスがG2のレベルで確
認したものであるが、ここで、駆動モータ30のアンバ
ランス量を故意にG6まで増大させ、基体18の振動に
ついて測定して見たのが、図12及び図13のグラフに
示すものである。
【0033】この測定結果では、質量体がない場合は最
大680mVであるのに対し、質量体を取付けた場合、
20mV以下まで低減しており、アンバランスがG2の
振動レベルまで低減されている。このように、バランス
ずれにより振動が変化しないので、低振動設計が短期間
で実現でき、信頼性が向上する。
【0034】駆動モータのアンバランスは、通常、量産
品においてG1〜G3で管理されるものが大部分である
が、Gの等級が低いものでも質量体を取付けることによ
り、バランススペックの大幅緩和、バランス取り工程の
削減を図ることができ、大幅なコスト低減が期待でき
る。
【0035】次に、質量体の質量と共振周波数の関係に
ついて説明する。
【0036】図14(A)に示すように、質量体がない
場合の共振点は400Hz、図14(B)に示すよう
に、質量体が25gのときは220Hz、図14(C)
に示すように、質量体が50gのときは155Hz、図
14(D)に示すように、質量体が65gのときは14
0Hz、図14(E)に示すように、質量体が75gの
ときは130Hz、図14(F)に示すように、質量体
が85gのときは110Hzと段階的に共振点が下方に
移動してくる。
【0037】このように、質量体の質量を選択するだけ
で、機種毎の低振動化のベストチューニングが可能とな
り、他の機種への対応が容易にできる。
【0038】次に、図15及び図16に第2形態に係る
回転偏向器を示す。
【0039】質量体80は、長方形状の鉄板で成形され
ており、重心部に形成された取付孔82が長ネジ46の
頭部48へ挿入され、固定ネジ68で固定されている。
質量体80の長手方向の両端部には、引掛け片80Aが
下方へ折り曲げられており、ハウジング16を補強する
リブ84の間に位置している。振動に伴い質量体80を
固定する固定ネジ68が弛んでも、リブ84が引掛け片
80Aに干渉して質量体80の回転を構造的に止めるよ
うになっている。
【0040】なお、固定ネジ68の弛み防止対策とし
て、スプリングワッシャ77を使用しているが、引掛け
片80Aを設けることで、画像形成装置の輸送中に万が
一質量体80に弛みが生じてもリブ84に当たり回転が
阻止され、他の光学部品を傷付けるようなことがない。
さらに、リブ84に当たるまでの回転量は微小であり、
スプリングワッシャ77による押え力は十分であるの
で、異常がなければ安定した状態を保持できる。
【0041】上記の質量体80を75gとして、解像度
600DPI、回転偏向器の回転数が340回転/秒、
待機時の回転数が170回転/秒である複写機に取付け
た場合、170Hz〜340Hzの振動を低減すること
ができる。
【0042】次に、質量体の重量バランスと基体の振動
レベルとの関係を説明する。
【0043】図17に示す質量体86では、全質量75
gに対して取付孔88を中心とした35mm×35mm
の面積(ハッチ部分)が占める重量比率が33%とされ
ている。図18に示す質量体90には、中央部に薄板9
0Bが貼られており、全質量75gに対して取付孔88
を中心とした35mm×35mmの面積が占める重量比
率が46%とされている。
【0044】図19に示す質量体92には、中央部に板
材92Bが貼られており、全質量75gに対して取付孔
88を中心とした35mm×35mmの面積が占める重
量比率が57%とされている。図20及び図21に示す
質量体94には、中央部に厚板96が貼られており、全
質量75gに対して取付孔88を中心とした35mm×
35mmの面積が占める重量比率が66%と、さらに集
中している。
【0045】このように、質量体の重量比率を固定軸の
軸心上に集中させることにより、図22に示すグラフか
ら判断できるように、基体18の振動レベルを低減する
ことができる。なお、この実験結果は、170Hz〜3
40Hzの使用回転周波数領域での最大値を示したもの
であり、重量比率を46%以上集中させることで安定す
るが、57%まで集中させれば量産によるバラツキ(最
大3%)があっても問題がない。なお、質量体86、9
0、92、94には、ハウジング16のリブ84で回転
が阻止される引掛け片86A、90A、92A、94A
が設けられている。
【0046】次に、質量体の質量と共振点との関係を図
23に示す。
【0047】図23から判断できるように、質量体の質
量を5g以上とすることで、基体18の共振点のバラツ
キが20Hz以下となり、本発明の効果を引き出すこと
ができる。
【0048】次に、駆動モータの軸方向へ作用する質量
体の重心位置と基体の共振周波数との関係を図24に示
す。図に示すように、質量体の重心位置も共振点を決定
する重要なパラメータの1つとなることが判る。
【0049】次に、第3形態に係る回転偏向器を説明す
る。
【0050】図25〜図26に示すように、リブ84の
内側両面には、弾性部材としてシート状の発泡スポンジ
98が貼りつけられており、質量体80の引掛け片80
Aが発泡スポンジ98の間に位置している。図27に示
すように、引掛け片80Aを発泡スポンジ98に軽く又
は強く押しつけても、図28のグラフに示す通り、ビビ
リ音が発生しないことが確認されている。このように、
発泡スポンジ98を介在させることで、発泡スポンジ9
8なしで引掛け片80Aがリブ84に接触したときのビ
ビリ音の発生を防止できる。
【0051】次に、第4形態に係る回転偏向器について
説明する。
【0052】第4形態では、図29及び図30に示すよ
うに、円板状の質量体104が固定軸102の上部に一
体成形されている。また、固定軸102の貫通部を長ネ
ジ100が挿入され、長ネジ100の頭部106をドラ
イバーで旋回させることで、長ネジ100がナット50
に締結される。
【0053】このように、固定軸と質量体を一体成形す
ることで、固定軸の剛性が増し、また、取付スペース及
び製造コストの面で有利になる。
【0054】なお、以上説明した形態では、ハウジング
を合成樹脂製としたが、剛性の高いアルミニウム製とし
た場合、更なる振動の低減を実現することができる。
【0055】
【発明の効果】本発明は上記構成としたので、ハウジン
グを変形させることなく、狙いの周波数領域で基体の振
動を抑え、低騒音・高画質の画像形成装置が得られる。
また、回転偏向器のスピードを切り替えるときの騒音発
生が防止される。
【0056】さらに、質量体で振動低減の最適化ができ
るので、光走査装置を共通化することができる。また、
質量体を選択することで、機種毎の低振動化のベストチ
ューニングができ、駆動モータのバランス取り工数を大
幅に削減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1形態に係る回転偏向器を備えた光走査装
置を示す平面図である。
【図2】 第1形態に係る回転偏向器の分解斜視図であ
る。
【図3】 第1形態に係る回転偏向器の断面図である。
【図4】 第1形態に係る回転偏向器の平面図である。
【図5】 基体の振動と騒音の関係を示したグラフであ
る。
【図6】 質量体を付けないときの駆動モータの振動レ
ベルを示すグラフである。
【図7】 質量体を付けたときの駆動モータの振動レベ
ルを示すグラフである。
【図8】 質量体を付けないときのハウジングの振動レ
ベルを示すグラフである。
【図9】 質量体を付けたときのハウジングの振動レベ
ルを示すグラフである。
【図10】 質量体を付けないときの基体の振動レベル
を示すグラフである。
【図11】 質量体を付けたときの基体の振動レベルを
示すグラフである。
【図12】 駆動モータのアンバランス量を増大させ質
量体を付けないときの基体の振動レベルを示すグラフで
ある。
【図13】 駆動モータのアンバランス量を増大させ質
量体を付けたときの基体の振動レベルを示すグラフであ
る。
【図14】 質量体の質量と基体の振動レベルの関係を
示すグラフである。
【図15】 第2形態に係る回転偏向器の平面図であ
る。
【図16】 第2形態に係る回転偏向器の断面図であ
る。
【図17】 (A)は質量体の重量バランスを変えた変
形例を示す平面図、(B)は質量体の重量バランスを変
えた変形例を示す断面図である。
【図18】 (A)は質量体の重量バランスを変えた変
形例を示す平面図、(B)は質量体の重量バランスを変
えた変形例を示す断面図である。
【図19】 (A)は質量体の重量バランスを変えた変
形例を示す平面図、(B)は質量体の重量バランスを変
えた変形例を示す断面図である。
【図20】 質量体の重量バランスを変えた変形例を示
す斜視図である。
【図21】 (A)は質量体の重量バランスを変えた変
形例を示す平面図、(B)は質量体の重量バランスを変
えた変形例を示す断面図である。
【図22】 質量体の重量バランスと基体の振動レベル
との関係を示すグラフである。
【図23】 質量体の質量と共振点との関係を示すグラ
フである。
【図24】 質量体の重心位置と基体の共振周波数との
関係を示すグラフである。
【図25】 第3形態に係る回転偏向器の平面図であ
る。
【図26】 第3形態に係る回転偏向器の断面図であ
る。
【図27】 第3形態に係る回転偏向器の平面図であ
る。
【図28】 質量体とビビリ音との関係を示すグラフで
ある。
【図29】 第3形態に係る回転偏向器の平面図であ
る。
【図30】 第3形態に係る回転偏向器の断面図であ
る。
【符号の説明】
44 固定軸(非駆動部) 48 頭部(係合部) 68 固定ネジ(固定手段) 72 質量体 74 取付孔(被係合部) 80 質量体 80A 引掛け片 84 リブ(ストッパー) 98 発泡スポンジ(弾性部材) 102 固定軸 104 質量体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H02K 5/24 H02K 7/14 C 5H607 7/14 B41J 3/00 D H04N 1/113 H04N 1/04 104A (72)発明者 邵 徳利 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社海老名事業所内 (72)発明者 大津 正彦 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社海老名事業所内 Fターム(参考) 2C362 DA17 2H045 AA15 AA49 DA02 DA41 3J048 AD06 BD02 BD05 BF07 EA07 EA32 5C072 AA03 BA13 HA02 HA13 XA01 XA05 5H605 AA05 BB05 BB14 BB20 CC01 CC02 CC04 DD03 DD05 DD09 EA02 EA19 EB02 EB06 FF01 GG06 5H607 AA04 BB01 BB13 BB25 CC01 CC05 DD01 DD02 DD05 DD08 DD14 FF01 GG01 GG02 GG09 GG19 JJ05

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転多面鏡を回転させる駆動モータの非
    駆動部に質量体を付加したことを特徴とする回転偏向
    器。
  2. 【請求項2】 前記非駆動部が前記駆動モータの回転中
    心にある固定軸であり、該固定軸に前記質量体が取付け
    られることを特徴とする請求項1に記載の回転偏向器。
  3. 【請求項3】 前記質量体の重心が前記固定軸の略軸心
    上にあることを特徴とする請求項2に記載の回転偏向
    器。
  4. 【請求項4】 前記質量体が板状で、重心に対して対称
    形状であることを特徴とする請求項2又は請求項3に記
    載の回転偏向器。
  5. 【請求項5】 前記駆動モータの回転数領域内で振動を
    低減させる大きさの前記質量体を付加したことを特徴と
    する請求項2〜請求項4の何れかに記載の回転偏向器。
  6. 【請求項6】 前記質量体が5g以上であることを特徴
    とする請求項5に記載の回転偏向器。
  7. 【請求項7】 前記固定軸の上部に形成された係合部
    と、前記質量体の重心部に形成され前記係合部と係合す
    る被係合部と、前記被係合部と前記係合部を固定する固
    定手段と、を有することを特徴とする請求項2〜請求項
    6の何れかに記載の回転偏向器。
  8. 【請求項8】 前記質量体が前記固定軸と一体成形され
    たことを特徴とする請求項2〜請求項6の何れかに記載
    の回転偏向器。
  9. 【請求項9】 請求項1〜請求項8の何れかに記載の回
    転偏向器を備えた光走査装置。
  10. 【請求項10】 前記回転偏向器を収納するハウジング
    に、前記質量体の所定値以上の回転を阻止するストッパ
    ーを設けたことを特徴とする請求項9に記載の光走査装
    置。
  11. 【請求項11】 前記回転偏向器を収納するハウジング
    に、前記質量体と接触しの回転を阻止する弾性部材を設
    けたことを特徴とする請求項9に記載の光走査装置。
  12. 【請求項12】 請求項9〜請求項11の何れかの光走
    査装置が搭載された画像形成装置。
JP25559299A 1999-09-09 1999-09-09 回転偏向器、光走査装置、及び画像形成装置 Pending JP2001083448A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25559299A JP2001083448A (ja) 1999-09-09 1999-09-09 回転偏向器、光走査装置、及び画像形成装置
US09/613,742 US6980340B1 (en) 1999-09-09 2000-07-11 Rotary deflector, optical scanning unit and image forming apparatus
US11/147,304 US7394582B2 (en) 1999-09-09 2005-06-08 Rotary deflector, optical scanning unit and image forming apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25559299A JP2001083448A (ja) 1999-09-09 1999-09-09 回転偏向器、光走査装置、及び画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001083448A true JP2001083448A (ja) 2001-03-30

Family

ID=17280878

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25559299A Pending JP2001083448A (ja) 1999-09-09 1999-09-09 回転偏向器、光走査装置、及び画像形成装置

Country Status (2)

Country Link
US (2) US6980340B1 (ja)
JP (1) JP2001083448A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014194487A (ja) * 2013-03-29 2014-10-09 Kyocera Document Solutions Inc 光走査装置、およびこれを備えた画像形成装置
WO2015114993A1 (ja) 2014-01-28 2015-08-06 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006251274A (ja) * 2005-03-10 2006-09-21 Toshiba Corp 光走査装置及び画像形成装置

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4623216A (en) 1983-02-10 1986-11-18 Canon Kabushiki Kaisha Light beam scanning apparatus
JPS62176851A (ja) 1986-01-30 1987-08-03 Nec Corp スクリプト文字発生回路
JPH0677111B2 (ja) 1987-07-03 1994-09-28 株式会社荏原製作所 ポリゴンミラ−
JPS6410209U (ja) 1987-07-07 1989-01-19
JPS6482664A (en) 1987-09-25 1989-03-28 Fujitsu Ltd Semiconductor device and manufacture thereof
JPH049199A (ja) 1990-04-27 1992-01-13 Toyoda Gosei Co Ltd アイロンの加熱防止装置
JP2955787B2 (ja) 1991-07-15 1999-10-04 三菱電線工業株式会社 石英ガラス系光ファイバの製造法
JPH05264916A (ja) 1992-03-18 1993-10-15 Minolta Camera Co Ltd 光走査装置
JPH05272528A (ja) * 1992-03-26 1993-10-19 Ricoh Co Ltd ポリゴンスキャナおよびその製造方法
JPH09126229A (ja) 1995-08-31 1997-05-13 Konica Corp 動圧軸受、光偏向装置および記録装置
JPH09303383A (ja) * 1996-05-09 1997-11-25 Konica Corp 回転装置及び光偏向装置
US5963353A (en) * 1997-03-24 1999-10-05 Konica Corporation Optical deflector and adjusting method thereof
US6172786B1 (en) * 1997-09-03 2001-01-09 Konica Corporation Optical deflection device and image forming apparatus therewith
JP3867825B2 (ja) * 1998-06-02 2007-01-17 コニカミノルタホールディングス株式会社 光偏向装置
JP3116932B2 (ja) * 1998-12-18 2000-12-11 富士ゼロックス株式会社 光偏向器及び光走査装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014194487A (ja) * 2013-03-29 2014-10-09 Kyocera Document Solutions Inc 光走査装置、およびこれを備えた画像形成装置
WO2015114993A1 (ja) 2014-01-28 2015-08-06 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置
US9541897B2 (en) 2014-01-28 2017-01-10 Kyocera Document Solutions Inc. Image forming apparatus having scanning optical device

Also Published As

Publication number Publication date
US7394582B2 (en) 2008-07-01
US20050243395A1 (en) 2005-11-03
US6980340B1 (en) 2005-12-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5461498A (en) Light scanning device
US20070115527A1 (en) Light deflecting apparatus
US7118233B2 (en) Polygon mirror drive motor
US5831363A (en) Scanner motor
JP3739463B2 (ja) 光走査装置
US7394582B2 (en) Rotary deflector, optical scanning unit and image forming apparatus
JP4126884B2 (ja) 偏向走査装置
JP2007078722A (ja) 光走査装置
US20110116146A1 (en) Scanner motor
JPH10319339A (ja) 光偏向走査装置
KR20050011838A (ko) 회전다면경 조립체
JPH0635650Y2 (ja) 動圧空気軸受モータ
JPH07225348A (ja) 偏向走査装置
JPH09197329A (ja) 光偏向走査装置
JP2001174743A (ja) 光偏向器
JP2945183B2 (ja) 偏向走査装置
JP2004336947A (ja) ブラシレスモータ
JP3459731B2 (ja) 光偏向装置
JPH09251140A (ja) 走査光学装置
JP2000010036A (ja) 光偏向走査装置
JPH1144855A (ja) 走査光学ユニット
US6501584B1 (en) Sound reduced rotatable polygon assembly
JP2000241744A (ja) 光偏向器
JPH0651222A (ja) 偏向走査装置
JP2000010038A (ja) ポリゴンスキャナ

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050322

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050607

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050728

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050823

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051019

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20051129