JP2001080165A - 画像記録装置並びに画像記録システム並びに画像記録装置の制御方法並びに画像記録システムの制御方法および記憶媒体 - Google Patents

画像記録装置並びに画像記録システム並びに画像記録装置の制御方法並びに画像記録システムの制御方法および記憶媒体

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JP2001080165A
JP2001080165A JP26465299A JP26465299A JP2001080165A JP 2001080165 A JP2001080165 A JP 2001080165A JP 26465299 A JP26465299 A JP 26465299A JP 26465299 A JP26465299 A JP 26465299A JP 2001080165 A JP2001080165 A JP 2001080165A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 共有用排紙モードと個人用排紙モードの複数
の排紙モードを処理可能な画像記録装置が、個人モード
指定による排紙ジョブを確実にユーザの意図通りに排紙
できるようになるとともに、ネットワーク上で複数のユ
ーザが共有して画像記録装置を使用している状態で、で
きるだけオフライン移行せず印刷可能状態を維持するこ
と。 【解決手段】 ホストコンピュータ101より受信した
印刷ジョブのジョブの切れ目を検出し、ジョブの切れ目
を検出した場合に、前回印刷処理を行ったジョブに指定
されていた排紙モード,現在処理を行っているジョブに
指定されている排紙モード,各排紙口の用紙積載量に基
づいて、排紙口に積載された用紙の取り除きを促すメッ
セージをユーザに通知する構成を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、本体に複数の排紙
口を有し、又は複数の排紙口を有するオプション装置を
接続して、複数の排紙モードの処理を実行可能な画像記
録装置並びに画像記録システム並びに画像記録装置の制
御方法並びに画像記録システムの制御方法および記憶媒
体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータはLAN(Loca
l Area Network)によって相互に接続さ
れ、プリンタにとどまらず、コピー、ファックス機能を
備えたマルチファンクション画像処理装置等の多様な周
辺機器群においても、LAN接続が可能となっている。
このような環境では、あらゆるニーズを持ったユーザが
画像記録装置を共有することになり、例えば画像記録装
置を同じオフィスで使用する場合でも、利用人数の違
い、いろいろな用紙サイズを使用するかどうか、印刷物
をすぐに取りに行くことが多いかそれとも長い時間放置
することが多いか等、使用環境はさまざまであり、さら
にその運用方法も時と場合によって変化するために、そ
れぞれの運用方法に対応できる機能を持った画像記録装
置というものが求められている。
【0003】これまでの画像記録装置は、LAN接続し
てネットワーク環境にて使用する場合においても、画像
記録装置の排紙口は印刷を行ったユーザの排紙を一時的
に保存しておく場所として利用されることがほとんどで
あり、例えば印刷した文書を必要なところへ配布する場
合は、プリンタで印刷した印刷物をコピー機で必要部数
ソートコピーし、それぞれの配布物を入れるボックスへ
コピーした印刷物を持っていき配布するといったことが
行われていた。
【0004】これらを実現するには、プリンタとコピー
機との両方が必要でコストもかかるため、プリンタにソ
ート指定を行えるようにしプリンタ自身が複数持つ排紙
口を使い、ジョブ毎に排紙するビンを切り替えてソート
を実現するよう改良されたものも存在する。
【0005】また、複数の排紙口を有するプリンタ等の
画像記録装置を複数のユーザで共有利用する場合におい
ても、 (1)1ジョブ毎に空の排紙口へ排紙を行なう1ジョブ
セパレートモード (2)ホストコンピュータ上のプリンタドライバユーザ
インタフェース(プリンタドライバUI)で、排紙口に
名称を固定的につけておき、その名称を指定することに
よって排紙口を切り換える疑似メールボックスモード (3)印刷データに含まれるユーザ情報を元に、ユーザ
毎に空の排紙口を動的に割り当てて排紙を行なう、特開
平2−120068号公報に示す排紙方法 等により仕分けを行なっていた。
【0006】以下、上記(1),(2),(3)の仕分
け方法についてそれぞれの説明を、それぞれの概念図で
ある図40,図41,図42を元に説明を行う。
【0007】まず、(1)1ジョブセパレートについて
説明する。
【0008】図40は、従来の仕分け方法(1)1ジョ
ブセパレートを説明する概念図である。
【0009】まず、(1)の1ジョブセパレートについ
て、図40で示している例は、ユーザkakky→ユー
ザyuichi→ユーザjmori→ユーザsakai
→ユーザkakky→ユーザsakai→ユーザsak
aiの順でそれぞれ印刷ジョブをプリンタに送信した場
合の例である。
【0010】この例では、ジョブのオーナは関係なくプ
リンタ内でジョブの切り替わりを検知して、新規ジョブ
が送信されてきた場合に、積載量ゼロの排紙口を検索
し、そのジョブはジョブ開始時に決定した排紙口にジョ
ブ終了まで排紙を続ける。
【0011】このように、1ジョブ単位に排紙する排紙
口を変えて排出を行っていくことにより、ジョブの混載
を防いでいる。
【0012】次に、(2)疑似メールボックスについて
説明する。
【0013】図41は、従来の仕分け方法(2)疑似メ
ールボックスを説明する概念図である。
【0014】(2)の疑似メールボックスについて、図
41で示している例は、ホストコンピュータ上の設定を
操作することにより、擬似的にメールボックスを実現す
る方法である。
【0015】例えば、あるプリンタを7人で共有してい
る場合に、共有しているユーザはそれぞれのホストコン
ピュータ上で、共有するプリンタの排紙口の名称の設定
を行う。この時、共有する全てのホストコンピュータ上
で同一のユーザ名を設定する必要がある。
【0016】図に示した例は、ビン1を部長、ビン2を
室長、ビン3を主任、ビン4を室員A、ビン5を室員
B、ビン6を室員C、ビン7を庶務と決めて運用を行っ
ており、印刷時には、名称を指定することで、その名称
に対する排紙口に対して固定指定を行い、擬似的に仕分
けを行っていく。
【0017】このように、ホストコンピュータ上の画面
に現れる排紙口に意味を持たせることでジョブの混載を
防いでいる。
【0018】次に、(3)特願平2−120068号公
報に示す排紙方法について説明する。
【0019】図42は、従来の仕分け方法(3)特開平
2−120068号公報に示される排紙方法を説明する
概念図である。
【0020】(3)の特願平2−120068号公報に
示される排紙方法は、図42に示すように、印刷データ
にユーザ名を付加し、そのユーザが使用している排紙口
又は、そのユーザが使用している排紙口が無い場合は積
載量ゼロの排紙口を検索して、そこへ排紙を行うと同時
にそのユーザの排紙ロとして登録を行うものである。
【0021】この方法で排紙を行うと、ある排紙ビンに
は、必ず一人のユーザのジョブしか排紙されておらず、
ユーザ毎に使用するビンは確実に分けられる。更に、1
ビンに同一ユーザの複数ジョブを排紙することができる
ので、1ジョブセパレート時に問題となっていた、すぐ
に満載になってしまうという現象もなくなる。
【0022】また、そのプリンタを共有する全てのユー
ザのホストコンピュータ上で煩わしい設定を行う必要も
なく、ジョブの混載を防ぐことが出きる。
【0023】さらに、一度登録した排紙口の用紙を全て
取り除くと、その排紙口の登録は解除され、誰でも使用
できる排紙口として解放されるので、より多くのユーザ
による共有が可能となる。
【0024】また、LAN環境でのプリンタのシェアを
効率的に行う一方で、プリンタを一時的に占有すること
によって、個人のドキュメントの取り扱いをより簡便な
もにするための後処理(フィニッシング)機能に対する
ニーズも高まっている。
【0025】これまで複写機において一般的であった (4)機械式のソート機能 (5)大容量のスタック機能 がその代表的な機能である。このような機能を唯―の排
出ユニットによって実現する。
【0026】以下、上記(4),(5)の機能について
の説明を、それぞれ概念図である図43,図44を元に
説明を行う。
【0027】まず、(4)機械式のソート機能について
説明する。
【0028】図43は、従来の複写機の機能(4)機械
式のソート機能を説明する概念図である。
【0029】まず、(4)の機械式ソートについて、図
43で示している例は、3ページのジョブ(ここでは、
「A」「B」「C」の順に描画されている)を3部ソー
トする場合の例である。
【0030】図に示すとおり「A」をビン1、ビン2、
ビン3に排出した後に、「B」をビン1、ビン2、ビン
3に排出し、「C」をビン1、ビン2、ビン3に排出す
る。この結果ビン1、ビン2、ビン3に同一のドキュメ
ントが排出される。
【0031】次に、(5)大容量のスタック機能につい
て説明する。
【0032】図44は、従来の複写機の機能(5)大容
量のスタック機能を説明する概念図である。
【0033】(5)の大容量のスタック機能について図
44が示している例は、物理的に下に配置されたビンか
ら順番に上に向かって連続的に排出する。すなわち各ビ
ンの最大積載量がNである場合にビン7にN枚(1〜
N)、ビン6にN枚(N+1〜2N)、ビン5にN枚
(2N+1〜3N)と積載される。
【0034】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例を運用していくには次のような問題点があった。
【0035】多くのユーザがネットワークによりLAN
接続されているプリンタ等の画像記録装置を共有して使
用する環境では、様々な目的を持ったユーザが存在す
る。
【0036】例えば、1.ユーザ毎の仕分けを行いたい
ユーザ、2.ジョブ毎の仕分けを行いたいユーザ、3.
プリンタの排紙ビンを使用してソートを行い同一文書を
別々の排紙口に排紙したいユーザ、4.大量ジョブを排
紙するために空きビン全てを使用したいユーザ等様々で
ある。
【0037】前者2つは複数のユーザで複数の排紙口を
共有する共有モード、後者2つは一人のユーザが一時的
に全て或いは一部の排紙口を独占して使用する個人モー
ドといえる。
【0038】このように、ネットワーク上のプリンタ等
の画像記録装置で印刷を行う場合に、通常ユーザは、例
えばユーザ毎の仕分けを行い多くのユーザで排紙ビンを
共有して使用しているが、あるユーザが一時的にソート
を行いたい、又は大量排紙のためのスタックを行いたい
といった場合に、共有モードにより仕分けされている印
刷ジョブの上にソート指定ジョブやスタック指定ジョブ
が積載され混載されてしまうという問題点があった。
【0039】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、本発明に係る第1の発明〜第18の発
明の目的は、ホストコンピュータより受信した印刷ジョ
ブのジョブの切れ目を検出し、ジョブの切れ目を検出し
た場合に、前回印刷処理を行ったジョブに指定されてい
た排紙モード,現在処理を行っているジョブに指定され
ている排紙モード,各排紙口の用紙積載量に基づいて、
排紙口に積載された用紙の取り除きを促すメッセージを
ユーザに通知することにより、共有用排紙モードと個人
用排紙モードの複数の排紙モードを処理可能な画像記録
装置が、個人モード指定による排紙ジョブを確実にユー
ザの意図通りに排紙できるようになるとともに、ネット
ワーク上で複数のユーザが共有して画像処理装置を使用
している状態で、できるだけオフライン移行せず印刷可
能状態を維持することができる画像記録装置並びに画像
記録システム並びに画像記録装置の制御方法並びに画像
記録システムの制御方法および記憶媒体を提供すること
である。
【0040】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の発明
は、本体に複数の排紙口を有し、又は複数の排紙口を有
するオプション装置を接続して、複数の排紙モードの処
理を実行可能な画像記録装置において、外部装置より受
信した印刷ジョブのジョブの切れ目を検出する検出手段
(図15のCPU409)と、印刷処理を行ったジョブ
に指定されていた排紙モードを記憶する記憶手段(図1
5のRAM407又はEEPROM410)と、前記各
排紙口の用紙積載量を検知する検知手段(図15のCP
U409が図16に示す共有メモリを介して検知する)
と、前記検出手段がジョブの切れ目を検出した場合に、
前記記憶手段に記憶された前回印刷処理を行ったジョブ
に指定されていた排紙モード,現在処理を行っているジ
ョブに指定されている排紙モード,前記検知手段の検知
結果に基づいて、所定のメッセージ(排紙口の用紙を取
り除くようメッセージ)をユーザに通知する通知手段
(図15に示すCPU409がパネル部104,操作部
107bへの表示処理、ホストコンピュータ101に通
知処理する)とを有するものである。
【0041】本発明に係る第2の発明は、前記検出手段
は、受信した印刷ジョブの切れ目を検出し、各ジョブ毎
の識別番号(ジョブを唯一に識別するためのID)を生
成し(図22に示すジョブ制御テーブル1300内の
「ジョブID」1301に)記憶するものである。
【0042】本発明に係る第3の発明は、前記通知手段
は、前記検出手段がジョブの切れ目を検出した場合に、
前記記憶手段に記憶された前回印刷処理を行ったジョブ
に指定されていた排紙モードと現在処理を行っているジ
ョブに指定されている排紙モードとを比較し、前記検知
手段の検知結果より、ジョブ混載が行われる可能性があ
る場合に、ユーザにその旨を通知するようなメッセージ
を通知するものである。
【0043】本発明に係る第4の発明は、前記検知手段
は、各排紙口毎に存在し、少なくとも用紙が積載されて
いない、用紙が積載されている、満載であるの3段階の
検知を行なうものである。
【0044】本発明に係る第5の発明は、前記所定のメ
ッセージは、ユーザに用紙除去のオペレーションを促す
メッセージ(「用紙を取ってください。」)、又は各排
紙口の状態(「ビン1〜ビン3に用紙が積載されていま
す。」)を通知するものである。
【0045】本発明に係る第6の発明は、本体に複数の
排紙口を有し、又は複数の排紙口を有するオプション装
置を接続して、複数の排紙モードの処理を実行可能な画
像記録装置において、前記排紙モードが変更されるタイ
ミングで、ユーザに所定の通知を行う通知手段(図15
に示すCPU409がパネル部104,操作部107b
への表示処理、ホストコンピュータ101に通知処理す
る)と、印刷ジョブ単位に出力したメディア数をカウン
トするカウント手段(図15に示すCPU409)と、
前記カウント段によりカウントされるカウンタ値に基づ
いて、前記通知手段による通知の有無を制御する制御手
段(図15に示すCPU)とを有するものである。
【0046】本発明に係る第7の発明は、前記通知手段
は、前記複数の排紙口の一部まはた全ての積載メディア
の除去を促す内容とするものである。
【0047】本発明に係る第8の発明は、前記制御手段
は、前記カウント手段によりカウントされるカウント値
が零の場合に、前記通知手段による通知を行うものであ
る。
【0048】本発明に係る第9の発明は、前記制御手段
は、前記カウント手段によりカウントされるカウント値
が所定値の倍数(例えば「7」)でない場合、前記通知
手段による通知を行うものである。
【0049】本発明に係る第10の発明は、前記所定値
は、仕分け排紙に用いる排紙口の総数とするものであ
る。
【0050】本発明に係る第11の発明は、前記複数の
排紙モードは、印刷ジョブに指定される識別名称により
印刷ジョブを仕分け排紙して複数のユーザで前記複数の
排紙口を共有利用する共有モード(ユーザセパレー
ト)、ソートモード、スタックモードを含むものであ
る。
【0051】本発明に係る第12の発明は、複数のデー
タ処理装置と、本体に複数の排紙口を有し又は複数の排
紙口を有するオプション装置を接続して印刷ジョブに指
定される識別名称により印刷ジョブを仕分け排紙して複
数のユーザで前記複数の排紙口を共有利用する共有モー
ド(ユーザセパレート)、ソートモード、スタックモー
ドを含む複数の排紙モードの処理を実行可能な画像記録
装置とが通信可能に接続される画像記録システムにおい
て、前記データ処理装置は、前記いずれかの排紙モード
を指定する第1の指定手段(図3〜図5に示す排紙モー
ド設定画面600)と、排紙口を決定するための識別名
称または識別名称の種類および排紙部数を指定する第2
の指定手段(図3,図4に示す排紙モード設定画面60
0内のビン名称設定エリア603,ビン名称入力エリア
604)と、前記第1の指定手段に指定された排紙モー
ドおよび前記第2の指定手段により指定された識別名
称、または指定された識別名称の種類に応じて決定され
る識別名称を前記画像記録装置に送信する印刷データに
付加して前記排紙モードおよび識別名称を排紙先に指定
した印刷ジョブを作成する作成手段(図6に示すCPU
1)と、前記作成手段により作成された印刷ジョブを画
像記録装置に送信する送信手段(図6に示すCPU1が
PRTC8を介して送信処理する)と、前記画像記録装
置より通知される情報を表示する表示手段(図6に示す
CPU1がCRT10に表示処理する)とを有し、前記
画像記録装置は、前記データ処理装置より受信した印刷
ジョブのジョブの切れ目を検出する検出手段(図15の
CPU409)と、印刷処理を行ったジョブに指定され
ていた排紙モードを記憶する記憶手段(図15のRAM
407又はEEPROM410)と、前記各排紙口の用
紙積載量を検知する検知手段(図15のCPU409が
図16に示す共有メモリを介して検知する)と、前記検
出手段がジョブの切れ目を検出した場合に、前記記憶手
段に記憶された前回印刷処理を行ったジョブに指定され
ていた排紙モード,現在処理を行っているジョブに指定
されている排紙モード,前記検知手段の検知結果に基づ
いて、所定のメッセージ(排紙口の用紙を取り除くよう
メッセージ)をユーザに通知する通知手段(図15に示
すCPU409がパネル部104,操作部107bへの
表示処理、ホストコンピュータ101に通知処理する)
とを有するものである。
【0052】本発明に係る第13の発明は、本体に複数
の排紙口を有し、又は複数の排紙口を有するオプション
装置を接続して、複数の排紙モードの処理を実行可能な
画像記録装置の制御方法において、外部装置より受信し
た印刷ジョブのジョブの切れ目を検出する検出工程(図
23のステップS501)と、前記検出工程がジョブの
切れ目を検出した場合に、メモリに記憶された前回印刷
処理を行ったジョブに指定されていた排紙モード,現在
処理を行っているジョブに指定されている排紙モード,
各排紙口の用紙積載量に基づいて、所定のメッセージを
ユーザに通知する通知工程(図26のステップS80
1,図27のステップS901,図28のステップS1
001〜ステップS1003)とを有するものである。
【0053】本発明に係る第14の発明は、本体に複数
の排紙口を有し、又は複数の排紙口を有するオプション
装置を接続して、複数の排紙モードの処理を実行可能な
画像記録装置の制御方法において、印刷ジョブ単位に出
力したメディア数をカウントするカウント工程(図3
7,図38のステップS1508)と、前記排紙モード
が変更されるタイミングで、前記カウント工程によりカ
ウントされるカウント値に基づいて、ユーザに所定の通
知を行う通知工程(図37のステップS1502〜S1
504,図38のステップS1502,S1600,S
1504)とを有するものである。
【0054】本発明に係る第15の発明は、複数のデー
タ処理装置と、本体に複数の排紙口を有し又は複数の排
紙口を有するオプション装置を接続して印刷ジョブに指
定される識別名称により印刷ジョブを仕分け排紙して複
数のユーザで前記複数の排紙口を共有利用する共有モー
ド、ソートモード、スタックモードを含む複数の排紙モ
ードの処理を実行可能な画像記録装置とが通信に接続さ
れる画像記録システムの制御方法において、前記データ
処理装置による、前記いずれかの排紙モードを指定する
第1の指定工程(不図示の工程)と、排紙口を決定する
ための識別名称または識別名称の種類および排紙部数を
指定する第2の指定工程(図7のステップS301〜S
306)と、前記第1の指定工程に指定された排紙モー
ドおよび前記第2の指定工程により指定された識別名
称、または指定された識別名称の種類に応じて決定され
る識別名称を前記画像記録装置に送信する印刷データに
付加して前記排紙モードおよび識別名称を排紙先に指定
した印刷ジョブを作成する作成工程(図8のステップS
403)と、該作成された印刷ジョブを画像記録装置に
送信する送信工程(図8のステップS404)と、前記
画像記録装置より通知される情報を表示部に表示する表
示工程(図30のステップS1203)とを有し前記画
像記録装置による、前記データ処理より受信した印刷ジ
ョブのジョブの切れ目を検出する検出工程(図23のス
テップS501)と、前記検出工程がジョブの切れ目を
検出した場合に、メモリに記憶された前回印刷処理を行
ったジョブに指定されていた排紙モード,現在処理を行
っているジョブに指定されている排紙モード,各排紙口
の用紙積載量に基づいて、所定のメッセージをユーザに
通知する通知工程(図26のステップS801,図27
のステップS901,図28のステップS1001〜ス
テップS1003)とを有するものである。
【0055】本発明に係る第16の発明は、本体に複数
の排紙口を有し、又は複数の排紙口を有するオプション
装置を接続して、複数の排紙モードの処理を実行可能な
画像記録装置に、外部装置より受信した印刷ジョブのジ
ョブの切れ目を検出する検出工程(図23のステップS
501)と、前記検出手段がジョブの切れ目を検出した
場合に、メモリに記憶された前回印刷処理を行ったジョ
ブに指定されていた排紙モード,現在処理を行っている
ジョブに指定されている排紙モード,各排紙口の用紙積
載量に基づいて、所定のメッセージをユーザに通知する
通知工程(図26のステップS801,図27のステッ
プS901,図28のステップS1001〜ステップS
1003)とを実行させるためのプログラムをコンピュ
ータが読み取り可能な記憶媒体に記憶したものである。
【0056】本発明に係る第17の発明は、本体に複数
の排紙口を有し、又は複数の排紙口を有するオプション
装置を接続して、複数の排紙モードの処理を実行可能な
画像記録装置に、印刷ジョブ単位に出力したメディア数
をカウントするカウント工程(図37,図38のステッ
プS1508)と、前記排紙モードが変更されるタイミ
ングで、前記カウント工程によりカウントされるカウン
ト値に基づいて、ユーザに所定の通知を行う通知工程
(図37のステップS1502〜S1504,図38の
ステップS1502,S1600,S1504)とを実
行させるためのプログラムをコンピュータが読み取り可
能な記憶媒体に記憶したものである。
【0057】本発明に係る第18の発明は、本体に複数
の排紙口を有し又は複数の排紙口を有するオプション装
置を接続して印刷ジョブに指定される識別名称により印
刷ジョブを仕分け排紙して複数のユーザで前記複数の排
紙口を共有利用する共有モード、ソートモード、スタッ
クモードを含む複数の排紙モードの処理を実行可能な画
像記録装置つ通信可能なデータ処理装置に、前記いずれ
かの排紙モードを指定する第1の指定工程(不図示の工
程)と、排紙口を決定するための識別名称または識別名
称の種類および排紙部数を指定する第2の指定工程(図
7のステップS301〜S306)と、前記第1の指定
工程に指定された排紙モードおよび前記第2の指定工程
により指定された識別名称、または指定された識別名称
の種類に応じて決定される識別名称を前記画像記録装置
に送信する印刷データに付加して前記排紙モードおよび
識別名称を排紙先に指定した印刷ジョブを作成する作成
工程(図8のステップS403)と、該作成された印刷
ジョブを画像記録装置に送信する送信工程(図8のステ
ップS404)と、前記画像記録装置より通知される情
報を表示部に表示する表示工程(図30のステップS1
203)とを実行させ、本体に複数の排紙口を有し又は
複数の排紙口を有するオプション装置を接続して印刷ジ
ョブに指定される識別名称により印刷ジョブを仕分け排
紙して複数のユーザで前記複数の排紙口を共有利用する
共有モード、ソートモード、スタックモードを含む複数
の排紙モードの処理を実行可能な画像記録装置に、前記
データ処理より受信した印刷ジョブのジョブの切れ目を
検出する検出工程(図23のステップS501)と、前
記検出手段がジョブの切れ目を検出した場合に、メモリ
に記憶された前回印刷処理を行ったジョブに指定されて
いた排紙モード,現在処理を行っているジョブに指定さ
れている排紙モード,各排紙口の用紙積載量に基づい
て、所定のメッセージをユーザに通知する通知工程(図
26のステップS801,図27のステップS901,
図28のステップS1001〜ステップS1003)と
を実行させるためのプログラムをコンピュータが読み取
り可能な記憶媒体に記憶したものである。
【0058】
【発明の実施の形態】〔第1実施形態〕本発明における
実施形態を説明する。
【0059】本発明において画像記録装置を共有して使
用する排紙方法は、目的に応じた印刷ジョブの仕分けを
フレキシブルに行うもので、1ジョブ毎、ユーザ毎に限
ったものではないが、これ以降の説明では、広い意味で
のユーザセパレートと定義し、予めビン名称を登録して
排紙を行うモードをユーザセパレート固定、ジョブ処理
中に動的に名称の登録及び削除を行う排紙モードをユー
ザセパレート自動と呼ぶこととする。
【0060】図1は、本発明の第1実施形態を示すデー
タ処理装置および画像記録装置を適用可能な画像記録シ
ステムの仕分け方法を説明する概念図であり、ユーザセ
パレート自動で運用中にソートデータを受信した時の動
作を示す概念図に対応する。
【0061】以下、この図を元に実際の運用について説
明する。
【0062】図に示すように、画像記録装置を複数のホ
ストコンピュータ、すなわち複数のユーザでユーザセパ
レート自動により共有して使用する場合の例である。
【0063】図において、102は画像記録装置(プリ
ンタ)で、外部装置(ホストコンピュータ101(10
1A,101B,101C,101D,101E,10
1F,101H))と所定の通信媒体、例えばEthe
rnet等のLANを介して接続され、各ホストコンピ
ュータから送信される画像情報に基づいて記録媒体に画
像記録を行い、複数のビンに排紙出力する。
【0064】ホストコンピュータを立ち上げユーザがロ
グインする時に、kakky、sakai等の名称がデ
フォルト値として登録される。この名称はユーザの編集
が可能であり、ホストコンピュータ上のUI(ユーザイ
ンタフェース)から入力が可能となっている。
【0065】まず、プリンタ102の運用を決めた上
で、プリンタ102の排紙モードの設定について、プリ
ンタ102の操作パネル104又は各ホストコンピュー
タ101A〜101D上のホストアプリケーションによ
り、本実施形態のモードを示すユーザセパレート自動を
選択しておく。
【0066】図2は、図1に示した各ホストコンピュー
タ101上のホストアプリケーションによりプリンタ1
02の排紙モードの設定を行う画面の一例を示す模式図
であり、後述する図5に示すホストコンピュータ101
のCRT10に表示される。
【0067】図において、500は給排紙設定画面で、
画像記録装置102の給紙モードおよび排紙モードを設
定することができる。
【0068】501は給紙部設定エリアで、ここでは
「自動」が設定されている。502は自動給紙表示エリ
アで、給紙部設定エリア501が「自動」に設定されて
いる場合に給紙可能な給紙部が表示される。503はト
レイ優先設定エリアで、給紙部設定エリア501が「自
動」に設定されている場合に、トレイ優先の有無を選択
することができ、ここではトレイ優先が選択されてい
る。
【0069】504はトレイ用紙サイズ設定部で、トレ
イに格納されている用紙サイズ、例えばA4,B5,レ
ター,エグゼクティブ等を設定することができ、ここで
は「A4」が設定されている。505は用紙名称設定ウ
インドウ表示ボタンで、このボタンを不図示のキーボー
ド又はポインティングデバイスで指示することにより不
図示の用紙名称設定ウインドウを表示して、用紙名称を
設定することができる。
【0070】511は排紙部設定エリアで、ここでは
「自動」が設定されている。512は自動排紙設定エリ
アで、排紙部設定エリア511が「自動」に設定されて
いる場合に設定可能であり、ここでは「ユーザセパレー
ト」が設定されている。513はユーザセパレート設定
エリアで、自動排紙設定エリア512が「ユーザセパレ
ート」に設定されている場合に、「自動」又は「固定」
を選択的に設定することができ、ここでは自動が設定さ
れている。
【0071】514はビン名称称設定ウインドウ表示ボ
タンで、ユーザセパレート設定エリア513で「固定」
を選択した場合、このボタンを不図示のキーボード又は
ポインティングデバイスで指示し不図示のビン名称設定
ウインドウを表示して、ビン名称を設定することができ
る。
【0072】521はOKボタンで、このボタンを不図
示のキーボード又はポインティングデバイスで指示する
ことにより、給排紙設定画面500の設定を有効(即
ち、プリンタ102に登録指示を送信する)にして、給
排紙設定画面500を終了させる。522はキャンセル
ボタンで、このボタンを不図示のキーボード又はポイン
ティングデバイスで指示することにより、給排紙設定画
面500の設定を無効にして、給排紙設定画面500を
終了させる。
【0073】523は更新ボタンで、このボタンを不図
示のキーボード又はポインティングデバイスで指示する
ことにより、給排紙設定画面500の設定を有効(即
ち、プリンタ102に登録指示を送信する)にすること
ができる。524はヘルプボタンで、このボタンを不図
示のキーボード又はポインティングデバイスで指示する
ことにより、不図示のヘルプウインドウを表示すること
ができる。
【0074】図2に示した例では、画像記録装置102
の排紙モードは、「ユーザセパレート自動」に設定され
ている。
【0075】なお、上記図2に示した給排紙設定画面5
00による排紙モードの設定は、通常、運用方法を決め
てから画像記録装置設置時に1回だけ行えば良い。
【0076】次に、印刷時に目的に合わせた識別名称の
設定を行なう場合の説明を行う。
【0077】図3,図4,図5は、図1に示した各ホス
トコンピュータ101上のホストアプリケーションによ
り印刷時の排紙モードの設定を行う画面の一例を示す模
式図であり、後述する図6に示すホストコンピュータ1
01のCRT10に表示される。
【0078】図3,図4,図5において、600は印刷
時の排紙モード設定画面である。
【0079】611はジョブの処理方法選択エリアで、
ジョブの排紙方法を「印刷」,「割り込み印刷」,「保
存+印刷」,「保存」から選択することができる。ここ
で「印刷」を選択するとジョブは送信順に印刷処理さ
れ、「割り込み印刷」を選択するとそのジョブは割り込
み印刷処理され、「保存+印刷」を選択するとそのジョ
ブは後述する図6に示す外部メモリ11に格納されると
ともに、送信順に印刷処理され、「保存」を選択すると
そのジョブは後述する図6に示す外部メモリ11に格納
される。
【0080】601は7ビンソータ装着表示で、画像記
録装置102が7ビンソータを装着していることを示
す。602は排紙方法設定エリアで、「ユーザセパレー
ト」,「ソート」,「スタック排紙」等の排紙モードを
設定することができる。図3,図4ではユーザセパレー
トが設定され、図5ではソートが設定されている。
【0081】また、排紙方法設定エリア602でユーザ
セパレートを選択すると、図3,図4に示すようにプリ
ンタ102に予め設定されているユーザセパレートの種
類(自動)にマッチしたUI(ビン名称設定エリア60
3,ビン名称入力エリア604)が表示され、排紙方法
設定エリア602でソートを選択すると、図5に示すよ
うにジョブ分割機能設定エリア612が表示される。
【0082】ビン名称設定エリア603は、ユーザセパ
レート自動設定時、「ログイン名をビン名称として使
う」か、「ビン名称をカスタマイズして使う」かを選択
できる。
【0083】ビン名称入力エリア604は、ビン名称を
設定エリア603により「ビン名称をカスタマイズして
使う」を選択した場合のビン名称を、使用する名称を入
力するか、「ホスト別仕分け」,「グループ名別仕分
け」,「アプリケーション別仕分け」,「用紙サイズ別
仕分け」,「用紙タイプ等の紙種」,「ファイル名称別
仕分け」,「時間帯別仕分け」,「日付別仕分け」等の
選択肢の中から1つを選択する。なお、「ホスト別仕分
け」,「グループ名別仕分け」,「アプリケーション別
仕分け」,「用紙サイズ別仕分け」,「用紙タイプ等の
紙種」,「ファイル名称別仕分け」,「時間帯別仕分
け」,「日付別仕分け」等の識別ジャンルの選択肢は、
後述する図6のROM3、RAM2内の不揮発性メモ
リ、又は外部メモリ11等に記憶されているものとす
る。また、ビン名称入力エリア604に新規に入力され
たビン名称は、図6のRAM2内の不揮発性メモリ、又
は外部メモリ11等に記憶され、次回より選択肢の一つ
とするように構成してもよい。
【0084】605は標準に戻すボタンで、このボタン
を不図示のキーボード又はポインティングデバイスで指
示することにより、印刷時の排紙モード設定画面600
の設定を標準設定に戻す。
【0085】610は部単位印刷指定チェックボックス
で、このチェックボックスを不図示のキーボード又はポ
インティングデバイスで指示することにより、複数部数
印刷する場合、部単位での印刷を設定する。
【0086】606はOKボタンで、このボタンを不図
示のキーボード又はポインティングデバイスで指示する
ことにより、印刷時の排紙モード設定画面600の設定
を有効にして、印刷時の排紙モード設定画面600を終
了させる。607はキャンセルボタンで、このボタンを
不図示のキーボード又はポインティングデバイスで指示
することにより、印刷時の排紙モード設定画面600の
設定を無効にして、印刷時の排紙モード設定画面600
を終了させる。
【0087】608は適用ボタンで、このボタンを不図
示のキーボード又はポインティングデバイスで指示する
ことにより、印刷時の排紙モード設定画面600の設定
を有効にすることができる。609はヘルプボタンで、
このボタンを不図示のキーボード又はポインティングデ
バイスで指示することにより、不図示のヘルプウインド
ウを表示することができる。
【0088】図4はビン名称をビン名称設定エリア60
3で「ログイン名をビン名称として使う」を選択した場
合(デフォルト設定)に対応し、この設定を行ったユー
ザからの印刷ジョブは、ユーザ毎仕分けされて排紙され
る。また図4はビン名称を設定エリア603で「ビン名
称をカスタマイズして使う」を選択した場合に対応し、
この設定を行ったユーザからの印刷ジョブは、ビン名称
入力エリア604に入力(選択)された名称毎に仕分け
されて排紙される。
【0089】本実施形態においては、全てユーザ毎の仕
分けの場合について説明を行っており、ユーザ毎の仕分
けで運用を行いたいユーザに関しては、デフォルト設定
のままで良く何もしなくても良い。図3においてOKボ
タン606を指示することによりユーザ毎の仕分けが可
能となる。
【0090】一方、目的別排紙を行いたいユーザは、図
4に示したようにビン名称設定エリア603で「ビン名
称をカスタマイズして使う」を選択し、ビン名称入力エ
リア604で、使用する名称の入力を行うか、「ホスト
別仕分け」,「アプリケーション別仕分け」,「用紙サ
イズ別仕分け」,「用紙タイプ等の紙種」,「ファイル
名称別仕分け」,「時間帯別仕分け」等の選択肢の中か
ら1つを選択してOKボタン606を指示する。
【0091】上述のように必要な設定を行った後、ユー
ザセパレート指定で印刷指示を行なうだけで、目的別の
仕分けが可能となる。
【0092】また、図3及び図4の画面(印刷時の排紙
モード設定画面600)から分かるように、ユーザは排
紙口を指定する必要はなく、印刷データをユーザセパレ
ート設定で送信するだけで、予め図3,図4の印刷時の
排紙モード設定画面600により設定しておいた所望の
仕分けを行うことが可能となる。
【0093】ユーザセパレート自動で各ユーザが排紙を
行い、例えば図1に示すようにビン1〜ビン4をネット
ワーク上のユーザが使用している状態となったとする。
これらの排紙は全て、先に説明したホストコンピュータ
識別名称による仕分け排紙を実行するユーザセパレート
自動に対応したアプリケーション又はプリンタドライバ
によりデータが作成されており、ユーザの意図通りの仕
分け排紙を実現できている状態である。
【0094】しかしながら、ネットワーク上にはいろい
ろなホストコンピュータが繋がれており、ユーザの目的
も様々である。例えば、会議のための資料を複数部用意
したいユーザは、上記状態でソート指定のジョブを送信
し出力を行いたいといった状況もある。
【0095】この場合、ソート排紙指定したジョブを、
先にユーザセパレート自動で排出したジョブの上に積載
してしまったら、正しくソートされなくなってしまう。
このような状況を述けるために、例えば図5に示してよ
うにソートを選択し、不図示の画面でコピー部数を設定
しソート指定ジョブを送信する。
【0096】ソートに使用される排紙ビンは指定部数に
より異なり、ビン1から指定部数分のビンに排紙を行っ
てソートを実行する。該ジョブを受信した画像記録装置
のソートビンに用紙が積載されていたら、プリンタの操
作部やホストコンピュータの表示部に「用紙を取ってく
ださい」等のメッセージによりユーザに用紙除去を促
す。
【0097】このメッセージは画像記録装置自体の表示
パネルに表示を行うと共に、ホストコンピュータへも通
知を行い、ホストコンピュータ上の画面に表示を行うよ
うにしてもよいし、音声によりユーザに通知するように
してもよい。
【0098】これらのメッセージを元にユーザが全ての
用紙を取り除き、ソートビンが空になったらソート指定
ジョブを開始し、1ビンからソートを行っていく。
【0099】また、不図示であるが、ソートの代りにス
タック排紙が指定されても、ソートの場合と同様、排紙
ビンの積載状況に応じて用紙取り除き要求を行う。
【0100】図6は、図1に示したホストコンピュータ
101の構成を説明するブロック図である。
【0101】図において、1はCPUで、ROM3のプ
ログラム用ROMに記憶されたプログラム(種々のアプ
リケーションプログラム,プリンタドライバ等)に基づ
いてプリンタ102とデータを通信することができ、シ
ステムバス4に接続される各デバイスを統括制御する。
【0102】また、ROM3のフォント用ROMにはフ
ォントデータ等を記憶し、ROM3のデータ用ROMは
各種データを記憶する。2はRAMで、CPU1の主メ
モリ,ワークエリア等として機能する。
【0103】5はキーボードコントローラ(KBC)
で、キーボード9や不図示のポインティングデバイスか
らのキー入力を制御する。6はCRTコントローラ(C
RTC)で、CRTディスプレイ(CRT)10の表示
を制御する。7はメモリコントローラ(MC)で、フォ
ントデータ,ユーザファイル,編集ファイル等を記憶す
るハードディスク(HD),フロッピー(登録商標)デ
ィスク(FD)などの外部メモリ11とのアクセスを制
御する。
【0104】8はプリンタコントローラ(PRTC)
で、所定の通信媒体(IEEE1284等で規定されて
いるローカルインタフェースでもEthernetのよ
うなネットワークインタフェースでもよい)を介してプ
リンタ102に接続され、プリンタ102との通信制御
処理を実行する。
【0105】なお、CPU1は、たとえばRAM2上に
設定された表示情報RAMへのアウトラインフォントの
展開処理を実行し、CRT10上でのWYSIWYGを
可能としている。
【0106】また、CPU1は、CRT10上の不図示
のマウスカーソル(ポインタ)等で指示されたコマンド
に基づいて登録された種々のウインドウを開き、種々の
データ処理を実行する。
【0107】さらに、RAM2は、内部にNVRAM等
の不揮発性メモリを有するものとする。
【0108】以下、図7,図8を参照して、図1に示し
た本発明のデータ処理装置および画像記録装置を適用可
能な画像記録システムの概念の印刷時の詳細な説明を行
う。
【0109】図7は、本発明のデータ処理装置および画
像記録装置を適用可能な画像記録システムの第1の処理
手順を示すフローチャートであり、ユーザセパレート自
動排紙指定時に使用する識別名称を選択する処理手順に
対応し、図6に示したホストコンピュータ101内のC
PU1がROM3又はその他の記憶媒体に格納されたプ
ログラムに基づいて実行する。なお、S301〜S30
6は各ステップを示す。
【0110】まず、ステップS301において、識別名
称を登録するか否かを判定する。即ち、ユーザセパレー
ト自動での排紙をユーザが指示したか否かを判定する。
【0111】ステップS301で識別名を登録しない、
即ちユーザセパレート自動以外の排紙をユーザが指示し
た場合は、識別名を登録する必要がないので、そのまま
処理を終了する。
【0112】一方、ステップS301で識別名を登録す
る、即ちユーザセパレート自動での排紙をユーザが指示
した場合は、ビン名称設定エリア603でユーザはどの
識別名称を使用するか選択するためにステップS302
に進む。
【0113】ステップS302において、識別名称を編
集する、即ちビン名称をカスタマイズして使うか否かを
判定し、識別名称を編集しない(ビン名称設定エリア6
03で「ログイン名をビン名称として使う」を選択し
た)と判定された場合は、識別名称を編集する必要がな
いので、そのまま処理を終了する。
【0114】一方、ステップS302で識別名称を編集
する(ビン名称設定エリア603で「ログイン名をカス
タマイズして使う」を選択した)と判定された場合は、
ステップS303において、識別名称のジャンル(種
類)を選択するか否かを判定し、識別名称のジャンルを
選択すると判定された場合は、ステップS305に進
み、ビン名称入力エリア604で、選択肢の中から、例
えば「ホスト別仕分け」,「アプリケーション別仕分
け」,「用紙サイズ別仕分け」,「ファイル名称別仕分
け」,「時間帯別仕分け」等の識別名称のジャンル(種
類)の中から1つを選択し、ステップS306に進む。
【0115】一方、ステップS303で識別名称のジャ
ンルを選択しないと判定された場合は、ステップS30
4に進み、ビン名称入力エリア604で、名称入力を行
い、ステップS306に進む。
【0116】次に、ステップS306において、ユーザ
設定情報(排紙モード設定画面600上で設定した情報
(識別名称等))をRAM2内の不揮発性メモリ又はハ
ードディスク等の外部メモリ11に記憶し、処理を終了
する。
【0117】なお、記憶されたユーザ設定情報は、ユー
ザセパレート自動指定の印刷時に印刷データに付加する
情報を決定するために使用される。
【0118】次に、上記図7のフローチャートに示した
ユーザ設定の後、ユーザが印刷指示を行った後の印刷デ
ータ作成及び送信の処理について、以下図8を用いて説
明する。
【0119】図8は、本発明のデータ処理装置および画
像記録装置を適用可能な画像記録システムの第2の処理
手順を示すフローチャートであり、印刷指示があった時
に画像記録装置へ送信する印刷データを作成するホスト
コンピュータ上の処理手順に対応し、図6に示したホス
トコンピュータ101内のCPU1がROM3又はその
他の記憶媒体に格納されたプログラムに基づいて実行す
る。なお、S401〜S405は各ステップを示す。
【0120】ユーザからの印刷指示があると、先ずステ
ップS401において給排紙の設定等の制御情報を作成
する。
【0121】次に、ステップS402において、ユーザ
セパレート自動指定か否かを判定し、ユーザセパレート
自動でないと判定された場合は、ステップS403にお
いて各モードに合わせた排紙指定を行ってデータを作成
し、ステップS404において、画像記録装置へのデー
タ送信を行う。
【0122】一方、ステップS402でユーザセパレー
ト自動指定であると判定された場合は、ステップS40
5において、図7のS306において記憶(設定)して
おいた識別の為のユーザ設定情報を元に、印刷データに
付加する識別名称を決定する。
【0123】デフォルトであればログイン名称、ユーザ
が編集した名称が登録されている場合は、予め入力して
おいたユーザ名称を付加し、その他ホスト別仕分け(ホ
ストID)、アプリケーション別仕分け(識別子)、用
紙サイズ別仕分け(指定用紙サイズ)、ファイル名称別
仕分け(ファイル名)、時間帯別仕分け(時刻)等の選
択が行われていたら、ホストコンピュータ内で管理する
各情報を付加するように決定する。
【0124】次に、ステップS403において、各排紙
モードに応じたデータ作成を行う。この時、ステップS
405で付加決定した識別情報がある場合は、その識別
情報を印刷データに付加した印刷ジョブを作成する。
【0125】次に、ステップS404において、画像記
録装置102への印刷ジョブのデータ送信を行う。
【0126】なお、印刷ジョブが排紙完了したら、ジョ
ブ終了通知を画像記録装置102から受け取って、例え
ば以下図9に示すような表示をホストコンピュータ10
1上で行い、実際にユーザが使用している排紙ビンを認
識できるようにしてある。
【0127】図9は、図1に示した画像記録装置102
からホストコンピュータ101に通知される印刷終了通
知を示す模式図であり、ホストコンピュータ101の表
示部に表示される。
【0128】この表示により、ユーザは、自分の印刷ジ
ョブがいずれのビンに排紙されたかを一目で認識するこ
とができる。
【0129】次に、図10〜図22を参照して、図1に
示した画像記録装置102の構成について説明する。
【0130】図10は、図1に示した画像記録装置10
2を適用可能なレーザビームプリンタの構成を説明する
ブロック図である。
【0131】なお、本実施形態を適用する画像記録装置
は、レーザビームプリンタに限られるものではなく、イ
ンクジェットプリンタ等他のプリント方式のプリンタで
も良いことは言うまでもない。
【0132】また、以下の説明および図においては、オ
プションユニットを2台接続した例を説明するが、更に
多くのオプションユニットを接続可能であり、またオプ
ションユニットの機能を本体が共有しても構わない。
【0133】図において、レーザビームプリンタ(プリ
ンタ)102は、各種オプション装置が接続可能であ
り、ホストコンピュータ等の外部機器101と汎用イン
タフェース(例えばセントロニクス、RS232C,U
SB等),ネットワーク(例えばEthernet等)
で接続され、汎用インタフェースを介して外部機器10
1から転送される印刷情報(所定のプリンタ言語に基づ
くコードデータ等の制御情報、例えばPost Scr
ipt,LIPSIII,LIPSIV,イメージデー
タ等を含む)に基づく画像記録を行なう。
【0134】103はビデオコントローラで、外部機器
101と前記汎用インタフェースで接続され、外部機器
101から前記汎用インタフェースを介して転送される
コードデータ(ESCコード、各種PDLデータ等)を
受信し、該コードデータに基づくドットデータ等からな
るページ情報を生成し、ビデオインタフェース80を介
して後述するエンジンコントローラ105に対してイメ
ージデータ(2値又は多値)を送信するとともに、統括
インタフェース90を介して後述するオプションコント
ローラ部106に対して給紙指定及び排紙指定のコマン
ド等を送信する。エンジンコントローラ105は、前記
ビデオコントローラ103から転送されるイメージデー
タに基づいて、周知の電子写真プロセスによって感光ド
ラム上に潜像を形成し、供給される用紙に転写、定着し
て印字を行なう。なお、この時、オプションコントロー
ラ部106に対して給排紙のタイミングの指示等を行な
う。
【0135】104はパネル部で、操作のための各種ス
イッチ(ボタン)、LED表示器、LCD表示器等から
構成されるユーザとのインタフェースであり、ユーザは
パネル部104を操作することによりプリンタ102に
所定の動作を指示することができる。なお、ユーザによ
り設定された各種データ等は図示しない不揮発性メモ
リ、例えばNVRAM,EEPROM等に記憶管理され
る。
【0136】オプションコントローラ部106は、図示
しないCPU,ROM,RAM等を備え、前記ビデオコ
ントローラ103から転送される給排紙指定等及びエン
ジンコントローラ105からの給排紙指示等に基づい
て、1台以上のオプション装置(ユニット)を統括して
制御する統括コントローラであり、各種オプション装置
に具備されるオプションコントローラユニットとオプシ
ョンユニットインタフェース70を介して通信を行な
い、各種オプション装置を統括的に制御する。
【0137】また、オプションコントローラ部106の
RAM内には、ビデオコントローラ103がアクセス可
能な共有メモリ(後述する図16に示す)があり、該共
有メモリは約40頁分の搬送状況管理エリア、基本ステ
ータスエリア、コマンドステータス管理エリア、立ち上
げ処理エリア等から構成され、ビデオコントローラ10
3は、上記共有メモリの各エリアを介して各オプション
装置に対する指定を行なう。
【0138】なお、上記搬送状況管理エリアは、ビデオ
コントローラ103が印字方法(給紙口、排紙口、色、
ステイプルする、シフトする等)を各オプション装置へ
通知する領域と、各オプション状態(どこまで印字し
た、排紙完了した等)をビデオコントローラ103に通
知する領域から構成される。
【0139】また、基本ステータスエリアは、各オプシ
ョン装置の異常(JAM,紙なしステイプル針なし等)
をビデオコントローラ103に通知する領域で、コマン
ド&ステータス管理エリアは、ビデオコントローラ10
3とコマンドステータスのやりとりを行なう領域で、立
ち上げ処理エリアは、ビデオコントローラ103が各オ
プション装置の立ち上げ処理を指定する領域である。
【0140】107は給紙オプション装置(ユニット)
であり、例えばペーパデッキオプションユニットで、内
部にペーパデッキコントローラ(大容量給紙カセットコ
ントローラ)107aを有し、オプションコントローラ
部106から送信される制御情報に基づいて給紙制御を
行なう。なお、上記ペーパデッキコントローラ107a
は、不図示のCPU,ROM,RAMを備え、CPUが
ROMに格納されてプログラムに基づいて給紙オプショ
ン装置107を制御する。また、ROMには給紙オプシ
ョン装置107の拡張情報、例えばペーパデッキに格納
可能な用紙サイズの情報等が格納されている。
【0141】108は排紙オプション装置(ユニット)
であり、例えばソート機能を有するソータオプションユ
ニットで、内部にソータコントローラ(大容量排紙スタ
ッカコントローラ)108aを有し、オプションコント
ローラ部106から送信される制御情報に基づいてソー
ト動作及び排紙動作を行なう。なお、上記ソータコント
ローラ108aは、不図示のCPU,ROM,RAMを
備え、CPUがROMに格納されたプログラムに基づい
て排紙オプション装置108を制御する。また、ROM
には排紙オプション装置108の拡張情報例えば、排紙
ビンの数、ソート機能の有無、ステイプル機能の有無、
排紙用紙を所定の方向にずらすシフト機能の有無、排紙
用紙のフェースの向きを反転させる反転機能の有無の情
報等が格納されている。
【0142】なお、給紙オプション装置107及び排紙
オプション装置108には表示部及び各種キーを備える
操作部(コントローラ)107b及び108bがそれぞ
れ設けられ、各オプション使用時のユーザに対するメッ
セージ及び操作方法等を表示及び操作が可能となってい
る。
【0143】また、109は制御ユニットで、プリンタ
102の印字プロセス制御を行なうエンジンコントロー
ラ105、プリンタ102全体の制御とホストコンピュ
ータ等の外部機器101からのデータを解析しイメージ
データに変換するビデオコントローラ103、各種オプ
ションユニットを統括して制御するオプションコントロ
ーラ部106により構成されている。
【0144】なお、オプションコントローラ部106
は、共通のオプションユニットインタフェース70によ
って各オプションユニットを管理し、統括インタフェー
ス90を介してビデオコントローラ103と通信する。
本実施形態では、各給排紙オプションユニットをオプシ
ョンコントローラ部106を経由してビデオコントロー
ラ103が制御することが特徴である。
【0145】図11は、図10に示したプリンタ102
の構成を説明する断面図であり、図10と同一のものに
は同一の符号を付してある。
【0146】図において、230は用紙カセットで、記
録紙Sを保持し、不図示の仕切り版によって電気的に記
録紙Sのサイズを検知する機構を有する。231はカセ
ット給紙クラッチで、用紙カセット230上に載置され
た記録紙Sの最上位の記録紙一枚のみを分離し、不図示
の駆動手段によって分離した記録紙Sを給紙ローラ20
4まで搬送させるカムであり、給紙のたびに間欠的に回
転し、1回転に対応して一枚の記録紙を給紙する。23
0Sは記録紙検知センサで、用紙カセット230に保持
された記録紙Sの量を検知する。
【0147】227はレジストシャッタで、用紙を押圧
して給紙を停止させる。給紙ローラ204は、記録紙S
の先端部をレジストシャッタ227まで搬送する。20
2は手差用トレイで、記録紙Sを載置する。203は手
差し給紙クラッチで、手差し用トレイ202に載置され
た記録紙Sをレジストシャッタ227まで搬送する。2
33はオプション給紙ローラ(給紙中継搬送ローラ)
で、給紙オプション107から給紙された記録紙Sをプ
リンタ102本体内へ供給する。
【0148】また、前記手差し給紙ローラ203、カセ
ット給紙クラッチ231、オプション給紙ローラ233
の下流には、記録紙Sを同期搬送するレジストローラ対
205が設けられ、レジストローラの下流には、レーザ
スキャナ部206から発したレーザ光によって、記録紙
S上にトナー像を公知の電子写真プロセスにより形成す
る画像記録部207が設けられている。
【0149】レーザスキャナ部206において、215
はレーザユニットで、ビデオコントローラ103から送
出される画像信号(VDO信号)に基づいてレーザ光を
発する。レーザユニット215から発せられたレーザ光
は、ポリゴンミラー216により走査され、結像レンズ
群218及び折返ミラー219を介して感光ドラム22
0上に潜像を形成する。217はビーム検出器で、レー
ザユニット215から発せられたレーザ光を検知して主
走査同期信号を出力する。270は光量センサで、レー
ザユニット215から発せられたレーザ光の光量を検知
する。
【0150】また、画像記録部207において、222
は一次帯電器で、感光ドラム220上を均一に帯電させ
る。223は現像器で、一次帯電器222により帯電さ
れ、レーザスキャナ部206によりレーザ露光されて感
光ドラム220に形成された潜像をトナー現像する。2
24は転写帯電器で、前記現像器223により現像され
た感光ドラム220上のトナー像をレジストローラ20
5により給紙される記録紙Sに転写する。225はクリ
ーナで、感光ドラム220上の残存トナーを取り除く。
221は前露光ランプで、感光ドラム220を光除電す
る。
【0151】208は定着器で、画像記録部207によ
り記録紙Sに形成されたトナー画像を記録紙Sに熱定着
させる。210は搬送ローラで、記録紙Sを排紙搬送す
る。209は排紙センサで、記録紙Sの排紙状態を検知
する。211はフラッパで、記録が完了した記録紙Sの
搬送方向を排紙トレイ213側又は排紙オプション10
8側に切り換える。214及び212は排紙ローラで、
フラッパ211の切り換えにより搬送される記録紙Sを
積載トレイ213に排紙する。213Sは排紙積載量検
知センサで、積載トレイ213上に積載された記録紙S
の積載量を検知する。
【0152】また、制御ユニット109内のエンジンコ
ントローラ105は、レーザスキャナ部206、画像記
録部207、定着器208による電子写真プロセスの制
御、及びプリンタ102本体内の記録紙の搬送制御を行
なう。
【0153】さらに、ビデオコントローラ103は、パ
ーソナルコンピュータ等の外部機器101と汎用インタ
フェース(例えばセントロニクス、RS232C等)で
接続され、汎用インタフェースを介して送られてくる画
像情報をビットデータに展開し、そのビットデータをV
DO信号として、ビデイオンタフェース80を介してエ
ンジンコントローラ105へ送る。
【0154】次に、プリンタ102本体に着脱可能に接
続された各種オプションユニットについて説明する。
【0155】図10に示したオプションコントローラ部
106は、図11に示したプリンタ本体内に設けられ、
各種オプションユニットを共通パスとなるオプションユ
ニットインタフェース70を介して同一のプロトコルで
通信可能に構成されている。また、オプションコントロ
ーラ部106は、統括インタフェース90を介してビデ
オコントローラ103に接続される。
【0156】ペーパデッキオプションユニット等の給紙
オプション装置107において、241はペーパデッキ
で、昇降するデッキ上に記録紙Sを大容量に積載する。
242はペーパデッキ給紙ローラで、ペーパデッキ24
1上に積載された記録紙Sを給紙する。
【0157】244は搬送ローラで、ペーパデッキ給紙
ローラ242から給紙される記録紙Sをオプション給紙
ローラ233方向に搬送する。243は給紙中継搬送ロ
ーラで、ペーパデッキオプションの下部に着脱可能に複
数接続可能な他の給紙系オプションユニット(異なるサ
イズ又は同一サイズの記録紙を給紙可能なオプションユ
ニット)から給紙される記録紙を中継搬送する。また、
241Sは記録紙格納量検知センサで、ペーパデッキ2
41上に載置された記録紙Sの載置量を検知する。
【0158】なお、ペーパデッキオプションユニット等
の給紙オプション装置107は、ペーパデッキコントロ
ーラ107aによって制御される。
【0159】ソータオプションユニット等の排紙オプシ
ョン108において、251〜257はフェースダウン
排紙を行なう第1排紙ビン〜第7排紙ビンで、記録済み
の記録紙Sを仕分けして積載するものである。また、2
58はソ‐タオプションへ搬入された用紙をそのままス
トレートに通紙し、フェースアップ排紙を行なう第8排
紙ビンである。280はフラッパで、プリンタ102本
体のフラッパ211により振り分けられソータオプショ
ンユニット108に送られた記録紙Sをビデオコントロ
ーラ103からの指示に基づいて用紙のフェース切り換
えを行なうように搬送切り換えを行なう。また、261
S〜268Sは排紙エンプティ検知センサで、第1排紙
ビン251〜第8排紙ビン258に排紙される記録用紙
の積載用紙有り無しを検知する。
【0160】さらに、排紙積載量検知センサ271S〜
278Sは、前記第1排紙ビン251〜第8排紙ビン2
58上に積載された記録紙の積載量(積載量ゼロ(空)
〜満載)を検知し、前記第1排紙ビン251〜第8排紙
ビン258に積載された記録用紙の高さが例えば18m
m(約120枚に相当)に到達した(検知した)時点
で、ソータコントローラ108aが満載をオプションコ
ントローラ部106を介してビデオコントローラ103
に通知する。
【0161】また、上記第1排紙ビン251〜第8排紙
ビン258は、各ビンで約120枚、つまり8ビンで約
960枚積載可能であり、そのうち第1排紙ビン251
〜第7排紙ビン257はソート排紙を行なうことが可能
である。
【0162】ビデオコントローラ103により統括イン
タフェース90を通してフェースアップ指定された場合
は、フェースアップフラッパ280をオンにし振り分け
を行ない、振り分けられた記録紙Sは、ローラ290に
よりそのまま排紙口へ送られる。また、ビデオコントロ
ーラ103により統括インタフェース90を通してフェ
ースダウン指定された場合は、フェースアップフラッパ
280をオフにし振分を行ない、振り分けられた記録紙
Sは、ローラ291により一旦記録紙Sの後端がフェー
スアップフラッパ280を越えるまで搬送され、次にロ
ーラ291が反転して記録紙Sの後端から縦パスに送り
込まれ、指定排紙ビンによってビンフラッパ281〜2
86を所定のタイミングで駆動して各フェースダウン排
紙口へ振分を行ない、フェースダウン状態で排紙を完了
する。排紙ビンが第7排紙ビン257の場合、ビンフラ
ッパを駆動せずそのまま排紙を行なうことにより、フェ
ースダウン排紙を完了する。
【0163】さらに、不図示のステイプラにより、ビデ
オコントローラ103により統括インタフェース90を
通してステイプル指定されている場合は、不図示のステ
イプルトレイに記録紙Sを蓄え、記録紙Sを整列して、
ステイプラがステイプル実行して第1排紙ビン251〜
第8排紙ビン258のいずれかに排紙する。また、ビデ
オコントローラ103により統括インタフェース90を
通してシフト指定されている場合は、ステイプル指定さ
れている場合と同様に、不図示のステイプルトレイに用
紙を蓄え、記録紙Sを整列し記録紙Sをトレイごとずら
して、すなわち、排紙される記録紙Sの載置域(トレ
イ)をずらしてから第1排紙ビン251〜第8排紙ビン
258のいずれかに排紙する。また、不図示のステイプ
ル針残量検知センサを有し、ステイプル内に格納された
ステイプル針の残量を検知する。
【0164】なお、ソータオプションユニット108
は、ソータコントローラ108aによって制御される。
【0165】また、オプションコントローラ部106、
ペーパデッキコントローラ107a、ソータコントロー
ラ108aは、それぞれコネクタで接続され、オプショ
ンユニットインタフェース70によりシリアル通信を行
なう。両者は互いに同じコネクタにより直列接続され、
従って、ペーパデッキオプションユニット107と、ソ
ータオプションユニット108は、その接続順を入れ替
えて接続することも可能である。
【0166】なお、前記手差し給紙ローラ203、カセ
ット給紙クラッチ231、ペーパデッキ給紙ローラ24
2の下流には、記録紙Sを搬送する前記レジストローラ
対205、給紙ローラ204、搬送ローラ244がそれ
ぞれ設けられ、レジストローラ対205の下流には、前
記レーザスキャナ部206から発せられたレーザ光によ
って、記録紙S上にトナー像を形成する画像記録部20
7が設けられている。更に、画像記録部207の下流に
は、記録紙S上に形成されたトナー像を熱定着する定着
器208が設けられ、定着器208の下流には、排紙部
の搬送状態を検知する排紙センサ209、記録紙を搬送
する搬送ローラ210、記録が完了した記録紙Sの搬送
方向を切り換えるフラッパ211等が設けられている。
【0167】図12は、図10に示したプリンタ102
の構成を説明するブロック図であり、図10と同一のも
のには同一の符号を付してある。
【0168】図において、91はシリアル通信インタフ
ェースで、ペーパデッキオプションユニット107への
給紙指定やソータオプションユニット108への排紙ビ
ン指定等のコマンドが、ビデオコントローラ103から
オプションコントローラ部106に送信され、ペーパデ
ッキオプションユニット107の紙有無状態やソータオ
プションユニット108の各排紙ビンの積載状態、ステ
イプル針の有無状態等のステータスがオプションコント
ローラ部106とビデオコントローラ103とは、CP
Uバスで直結することもできる。
【0169】92はOPTRDY信号で、ビデオコント
ローラ103が指定したオプション、例えばステイプル
が使用できる状態になっているか否かを示す信号として
機能し、オプションコントローラ部106からビデオコ
ントローラ103に送信される。93はPOUTT信号
で、プリンタ102本体が記録紙を排紙するタイミング
信号として機能する。94はPFEDT信号で、プリン
タ102本体がオプションユニットから記録紙を受け入
れるタイミングを示す信号として機能する。95はSP
CNG信号で、オプションユニット内を高速搬送されて
きた記録紙Sをスピードダウンして、プリンタ102本
体の搬送速度に整合させるための信号として機能する。
【0170】81は通信インタフェースで、プリンタ1
02本体の給紙カセットへの給紙指定やプリンタ102
本体の排紙トレイ231への排紙指定及び印字等のコマ
ンドが、ビデオコントローラ103からエンジンコント
ローラ105に送信され、プリンタ102本体のカセッ
ト230の紙有無状態や紙づまり等のステータスがエン
ジンコントローラ105からビデオコントローラ103
に送信される。82はVDO信号で、ビデオコントロー
ラ103から送信されるビットデータを示す。
【0171】その他、不図示であるが、このエンジンコ
ントローラ105による各処理に対する制御は、ビデオ
コントローラ103との間でやりとりされる信号に基づ
き実行され、その信号として、/CPRDY、/PPR
DY、/RDY、/PRNT、/VSREQ、/VSY
NC、/BD、/SCLK、/CMD、/CBSY、/
STS、/SBSY、/CCRT(Condition
Change ReporT)の各信号があり、その
詳細は図13に示す通りである。
【0172】図13は、ビデオコントローラ(VC)1
03とエンジンコントローラ(EC)105との間でや
りとりされる信号を説明する図である。
【0173】なお、上記信号のうち、/CCRT信号の
使用方法を示すと、処理は以下の手順1及び手順2のよ
うになる。
【0174】(手順1)ビデオコントローラ103は通
常/RDY信号と/CCRT信号とをチェックし、それ
らの信号に変化があった場合に、ステータスの情報を読
みとりにいく。その際、/CCRT信号が”FALS
E”であり、/RDY信号が”FALSE”になった場
合には、まずミスプリント、ウェイト、スリープ、オペ
レータコールなどの内容のステータスをチェックするも
その結果に応じて、各ビットに応じた下位のステータス
を参照して詳細を確認する。
【0175】(手順2)―方、/CCRT信号が”TR
UE”になった場合には、まず用紙サイズ変更、給紙部
紙有無変更、給紙部機能変更、警告内容変更などの内容
のステータスを読みとり、変更になったステータスの種
類を認識して、そのグループのステータスを順次読みと
り詳細を認識する。また、/CCRT信号のリセツト手
順について、エンジンコントローラ105は末端のステ
ータス変化、すなわち用紙サイズの変更、用紙の有無の
変化、給紙部機能の変更、警告状態の変化を常時チェッ
クし、変化があった場合には、その上位に該当する状態
変化ステータスを”1”にセットすると共に、ハード信
号である/CCRT信号を”TRUE”にする。その後
ビデオコントローラ103からのステータス要求コマン
ドを受信して状態変化ステータスがビデオコントローラ
103に読み込まれたことをもって、/CCRT信号
を”FALSE”にする。
【0176】また、統括インタフェース90は、シリア
ル通信インタフェース91、OPTRDY信号92、P
OUTT信号93、PFEDT信号94、SPCNG信
号95の5本のハード信号とで構成される。
【0177】なお、POUTT信号93、PFEDT信
号94、SPCNG信号95の3信号は、エンジンコン
トローラ105から出力され、ビデオインタフェース8
0を介し、ビデオコントローラ103をスルーして、オ
プションコントローラ部106へ入力される。上記各信
号の詳細は、図14に示す通りである。
【0178】図14は、ビデオコントローラ(VC)1
03,エンジンコントローラ(EC)105とオプショ
ンコントローラ(OC)部106との間でやりとりされ
る信号を説明する図である。
【0179】図15は、図10に示したビデオコントロ
ーラ103の構成を説明するブロック図であり、図10
と同一のものには同一の符号を付してある。
【0180】図において、401はパネルインタフェー
ス(I/F)部で、パネル部104とのデータ通信によ
って、操作者からの諸設定及び指示をパネル部104か
ら受けとる。402はホストインタフェース(I/F)
部で、ホストコンピュータ等の外部機器101との信号
の入出力部である。406はエンジンインタフェース
(I/F)部で、エンジンコントローラ105との信号
の入出力部であり、不図示の出力バッファレジスタから
データ信号送出を行なうとともにエンジンコントローラ
105との通信制御を行なう。
【0181】403は画像データ発生部で、外部機器1
01より送られる制御コードデータに基づいて実際の印
字のためのビットマップデータを発生する。405は画
像メモリで、画像データを格納する。
【0182】409はCPUで、ビデオコントローラ1
03全体の制御を司る。404はROMで、CPU40
9の制御コードを格納する。407はRAMで、CPU
409の使用する一時記憶手段として機能する。410
はEEPROMで、不揮発性のメモリ媒体で構成され
る。
【0183】408はDMA制御部で、CPU409か
らの指示により画像メモリ405内のビットマップデー
タを、エンジンインタフェース部406に転送する。4
12は、オプションインタフェース(I/F)部であ
り、CPU409からの指示に応じてオプションコント
ローラ部106との通信を行なう。また、POUTT信
号93、PFEDT信号94、SPCNG信号95をエ
ンジンインタフェース部406からスルーで統括インタ
フェース90に送る。
【0184】411はシステムバスで、アドレスバス及
びデータバスを持つ。パネルインタフェース部401、
ホストインタフェース部402、画像データ発生部40
3、ROM404、画像メモリ405、エンジンインタ
フェース部406、RAM407、DMA制御部40
8、CPU409、EEPROM410、オプションイ
ンタフェース部412は、各々システムバス411に接
続され、システムバス411上にある全ての機能部にア
クセス可能である。
【0185】413はハードディスク部で、外部機器1
01からのデータ,ビデオコントローラ部103で生成
される中間データ,イメージデータ等を蓄積するために
用いる。なお、本実施形態ではハードディスク装置を使
用するが、他のメモリ手段、例えばフラッシュROM,
RAM等であっても本発明が有効であることはいうまで
もない。
【0186】なお、CPU409を制御する制御コード
は、不図示のシステムクロックによってタスクと称され
るロードモジュール単位で時分割制御するOSと、機能
単位に動作する複数のロードモジュール(タスク)によ
って構成されるものとする。
【0187】以上の構成により、ビデオコントローラ1
03は、給排紙口を複数有し、外部機器101から入力
される印刷情報に基づいて記録媒体に画像を記録可能な
プリンタ102に給送するあるいは排送する記録媒体の
ハンドリングを制御する。
【0188】以下、図16,図17を参照して、ビデオ
コントローラ103がオプションコントローラ部106
を通じて、各オプション装置を統括制御する制御方法を
説明する。
【0189】図16は、図10に示したオプションコン
トローラ部106内に設けられるRAMに確保されるビ
デオコントローラ103との共有メモリの摸式図であ
る。
【0190】図16に示す共有メモリは、ページ指定を
行ない、用紙の搬送状況を知るための搬送状況管理エリ
ア、各オプションの異常状態を知るための基本ステータ
ス部、コマンドステータスのやりとりを行なうコマンド
ステータス部、オプション装置の立ち上げ処理を指定す
る立ち上げ処理部とから成る。
【0191】立ち上げ処理部はビデオコントローラ10
3から指定を行なう立ち上げ指定部分と、指定を行なっ
た結果、各オプションが処理を完了したことを通知する
完了通知部分とから成る。
【0192】ビデオコントローラ103が、この立ち上
げ処理部に指定を行なうことにより各オプション類の立
ち上げ処理を行なう。電源が投入されると、ビデオコン
トローラ103から、共有メモリの初期化指定、オプシ
ョンコントローラ部106で必要な各オプションのコン
フィグレーション情報取得指定、情報取得完了などを立
ち上げ指定部分に知らせて、各処理が完了したかどうか
を完了通知部分を監視し、全てが完了したら立ち上げ処
理終了となる。
【0193】搬送状況管理エリアは、給紙口、排紙口、
カラー/モノクロ、ステイプル位置と実行などの印字方
法を指定する部分と、用紙をどこまで給紙したか、プリ
ント信号を出して良いか、排紙完了したかなどのオプシ
ョンの状態を教えてもらう部分とから成る。ビデオコン
トローラ103が、上記印字方法を指定し、各オプショ
ンの状態を把握しながら、印字を実行していく。
【0194】上記指定は最大40ページ分の指定が可能
であり、1ページごと順番に指定を行ない、排紙完了し
た領域は空き領域とみなし、再指定を行なえるように初
期化して、リングバッファとして使用する。
【0195】基本ステータス部は、各装置の異常状態を
通知するエリアで、紙なし、紙サイズ不一致、ドアオー
プン、紙づまり、故障、満載、ステイプル針なし等の状
態をこの領域から取得する。基本ステータスの内容か
ら、更に詳細な情報をコマンドステータスによって取得
する。
【0196】コマンドステータス部は、各オプションの
詳細情報取得及びオプションの動作制御を行なうための
領域であり、この領域に必要に応じたコマンドを指定
し、情報を取得する。例えば、取得可能な情報は、装置
名称、給紙実装用紙サイズ、給紙用紙残量、紙づまりの
位置、種類、アクセスポイント、排紙用紙の積載量、故
障詳細などであり、これらは、後述する図17に示すよ
うに、それぞれの状況に応じたコマンドを発行しステー
タスを受けとる。また省電力モードへ移行、紙づまり時
の緊急停止、排紙ビンの移動、リセット実行などのオプ
ションの制御もコマンドステータス部を使用して行な
う。
【0197】図17は、本発明のデータ処理装置および
画像記録装置を適用可能な画像記録システムの第3の処
理手順を示すフローチャートであり、図10に示したビ
デオコントローラ103が、基本ステータスを元にコマ
ンドステータスを発行して入出力各オプションの詳細情
報を取得する手順に対応し、図15に示したビデオコン
トローラ103内のCPU409がROM404に格納
されたプログラムに基づいて実行する。なお、(a)
は、入力装置の異常を発見した場合に対応し、(b)
は、出力装置の異常を発見した場合に対応する。また、
S101〜S108,S111〜S117は各ステップ
を示す。
【0198】まず、(a)に示すように、ビデオコント
ローラ103は、図16に示した共有メモリの基本ステ
ータス部により入力装置の異常を発見すると(S10
1)、コマンドステータス部にコマンドを指定し、異常
装置(入力オプション装置を複数接続している場合は何
れの入力装置であるか)を特定する(S102)。
【0199】さらに、コマンドステータス部にコマンド
を指定し、異常内容(紙なし、紙サイズ不一致、ドアオ
ープン、紙づまり、故障等)を特定する(S103)。
【0200】次に、特定された異常内容に応じたコマン
ドを指定し、例えば、紙なしの場合には、紙無しデッキ
の特定(S104)、及び紙無し要因の特定を行い(S
105)、また紙づまりの場合には、紙づまり箇所の特
定を行い(S106)、また故障の場合には故障箇所の
特定を行う(S107)。
【0201】そして、上記コマンドにより取得した異常
内容を示すメッセージをパネル部104,操作部107
b,外部機器101の表示部等に表示する。
【0202】また、(b)に示すように、ビデオコント
ローラ103は、図16に示した共有メモリの基本ステ
ータス部により出力装置の異常を発見すると(S11
1)、コマンドステータス部にコマンドを指定し、異常
装置(出力オプション装置を複数接続している場合は何
れの出力装置であるか)を特定する(S112)。
【0203】さらに、コマンドステータス部にコマンド
を指定し、異常内容(満載、ステイプル針なし、ドアオ
ープン、紙づまり、故障等)を特定する(S113)。
【0204】次に、特定された異常内容に応じたコマン
ドを指定し、例えば、満載の場合には満載デッキの特定
を行い(S114)、また紙づまりの場合には、紙づま
り箇所の特定を行い(S115)、また故障の場合には
故障箇所の特定を行う(S116)。
【0205】そして、上記コマンドにより取得した異常
内容を示すメッセージをパネル部104,操作部107
b,外部機器101の表示部等に表示する。
【0206】このように、ビデオコントローラ103は
上記情報を取得し、異常がない状態で印字を実行し、基
本ステータスから異常発生を検知した場合は、異常箇所
を特定するコマンドステータスを発行し、更にその装置
に対して異常内容を特定し、その異常に応じた詳細な情
報収集及び制御を行なっていく。
【0207】図18は、本発明のデータ処理装置および
画像記録装置を適用可能な画像記録システムの第4の処
理手順を示すフローチャートであり、図10に示したビ
デオコントローラ103が、オプションコントローラ部
106の共有メモリにアクセスを行ない各オプションと
コマンドステータスのやりとりを行ない、情報交換する
手順に対応し、図15に示したビデオコントローラ10
3内のCPU409がROM404に格納されたプログ
ラムに基づいて実行する。なお、S201〜S211は
各ステップを示す。
【0208】オプション情報を獲得する場合、オプショ
ンコントローラ部106が持つメモリ内のコマンドステ
ータス管理エリアへ指定を行ない、情報を受けとる。コ
マンド指定領域に、必要な情報の種類を識別するIDを
所定のアドレスに指定し(S201)、実行コマンドで
オプションコントローラ部106へ指定するデータ数を
所定のアドレスに指定し(S202)、指定内容を表す
データを所定のアドレスに指定する(S203)。
【0209】そして、コマンドを送信したことを通知
し、オプションコントローラ部106が各オプション装
置とやりとりを行ない情報を取得するためのトリガをか
ける(S204)。
【0210】ステップS204によるトリガと指定内容
を元に、オプションコントローラ部106は必要なオプ
ション装置とシリアル通信を行ない、指定された情報を
得る。一方、オプションコントローラ部106が完全に
情報を得るまで、タイマーを起動し、ビデオコントロー
ラ103がステータス情報を取得可能な状態であるかど
うかを監視する(S205,S206)。
【0211】ステップS205で一定時間経っても、ス
テップS206でステータス情報獲得可能状態に移行し
ない場合は、ステータス情報は獲得できないので、再度
コマンド実行するようリトライ通知を行ない(S21
1)、処理を終了する。
【0212】一方、ステップS205での一定時間経過
前に、ステップS206でステータス情報獲得可能状態
に移行したら、ステータスのIDを取得し、指定したコ
マンドに対するステータス情報かどうかを確認する(S
207)。
【0213】次にステータスデータ数を取得し(S20
8)、ステータスデータ数分のステータスデータを取得
し(S209)、オプションコントローラ部106に対
してステータス獲得完了を通知し(S210)、処理を
終了する。
【0214】以下、図19〜図22を参照して、図10
に示した外部機器101からオプションコントローラ部
106及びエンジンコントローラ105までのデータフ
ローについて説明する。
【0215】図19は、図10に示した外部機器101
からオプションコントローラ部106及びエンジンコン
トローラ105までのデータフローを示す図である。
【0216】なお、図15に示したビデオコントローラ
103のCPU409を制御する制御コードは、不図示
のシステムクロックによってタスクと称されるロードモ
ジュール単位に時分割制御するOSと、機能単位に動作
する複数のロードモジュール(タスク)によって構成さ
れるものとする。
【0217】図19に示すトランスレータ処理システム
(解析展開タスク1001)、スケジューリングシステ
ム(ページ操作タスク1002)、エンジンI/Fシス
テム(エンジンI/Fタスク1003)、オプションI
/Fシステム(オプションI/Fタスク1004)は、
上述したようにCPU409を実体とするタスクであ
り、論理的に並行動作するものとする。
【0218】図20は、図15に示したRAM407に
格納されるページテーブルの構造を示す図である。
【0219】図において、1100はページテーブル
で、ページ単位の制御情報を格納する。このページテー
ブル1100は、CPU400において、各ページを論
理的に認識するためのテーブルであり、実体は前記RA
M407の不図示の制御情報格納領域に連続領域として
存在し不図示のページ管理機能部によって獲得、解放を
管理される。
【0220】また、ページテーブル1100は、「ペー
ジ番号」1101,「ラスタポインタ」1102,「状
態フラグ」1103,……,「給紙モード」1104,
「要求用紙サイズ」1105,「コピーページID」1
106,「処理番号」1107,「排紙モード」110
8,「識別名称」1109,「印刷部数」1110,
「排紙口」1111等から構成され、実体は図15に示
したRAM407の不図示の制御情報格納領域に連続領
域として存在し、不図示のページ管理機能部またはCP
U409によって獲得、解放を管理される。
【0221】ページテーブル1100内の「ページ番
号」1101は、ページを唯―に識別するためのIDで
ある。「ラスタポインタ」1102は、図15に示した
画像メモリ405中の1ページ分の領域の先頭ポインタ
であり、CPU409は電源投入の初期化時に、前記画
像メモリ405中の不図示の該当領域をページ毎に分割
してここにリンクする。
【0222】また、「状態フラグ」1103は、ページ
の状態を示すフラグを格納する領域であり、図20で示
すようにページの展開終了/未終了を示す「展開終了フ
ラグ」1103a,ページの指定終了/未終了を示す
「ページ指定終了フラグ」1103b,ページの印字開
始/未開始を示す「印字開始フラグ」1103c,ペー
ジの排紙終了/未終了を示す「排紙終了フラグ」110
3d,ページ情報展開領域の解放中/未解放中を示す
「解放フラグ」1103eなどがあり、この状態フラグ
により作成したページ情報がどういう状態にあるか判断
することが可能である。
【0223】さらに、「給紙モード」1104は、給紙
手段の決定方法を指示するものであり、不図示の「自動
給紙」,「カセット1(カセット230)給紙」,「ペ
ーパデッキ(カセット107)給紙」,「MPトレイ
(手差用紙トレイ202)給紙」などがあり、「自動給
紙」は、用紙サイズが一致し用紙が載置されている給紙
手段から所定の優先順に従って検索し決定するモードで
ある。
【0224】また、「要求用紙サイズ」1105は、エ
ンジンコントローラ105に対して給紙を依頼する用紙
サイズの数値表現が格納される。
【0225】さらに、「識別名称」1109には、排紙
先の排紙口名称を表す文字列の示す数値が格納される。
「印刷部数」1110には、印刷部数を表す数値が格納
される。「排紙口」1111には、排紙先の排紙口を示
す数値が格納される。
【0226】図21は、図15に示したRAM407に
格納されるエンジン状態テーブルの構造を示す図であ
る。
【0227】図において、1200はエンジン状態テー
ブルで、ビデオコントローラ103において把握されて
いるエンジンコントローラ105およびオプション(1
06,107,108)の状態を示すテーブルであり、
「/RDY状態」1201,「/CCRT状態」120
2,……,「給紙段数」1203,「カセット1紙有
無」1204,「カセット1紙サイズ」1205,「ペ
ーパデッキ紙有無」1206,「ペーパデッキ紙サイ
ズ」1207,「MPトレイ紙有無」1208,「MP
トレイ紙サイズ」1209等により構成され、実際のエ
ンジンコントローラ105およびオプション(106,
107,108)の状態とは同一ではなく、任意のタイ
ミングで所定の通信によってエンジンコントローラ10
5およびオプション(106,107,108)の状態
を反映させ更新されるものである。
【0228】例えば、「/RDY状態」1201は、図
13に示した/RDY信号の状態を反映するフラグであ
り、エンジンI/Fタスクが/RDY信号の”FALS
E”を検知している間”TRUE”にする。
【0229】また、「/CCRT状態」1202は、図
13に示した/CCRT信号の状態を反映するフラグで
あり、エンジンI/Fタスクによって実際の/CCRT
信号の状態が反映される。エンジンI/Fタスクが/C
CRT信号の”TRUE”を検知し、エンジンコントロ
ーラ105の状態を所定のシリアル通信によって獲得す
ることによって前記した通り/CCRT信号は”FAL
SE”となる。
【0230】さらに、「給紙段数」1203は、オプシ
ョンカセットユニットの装着等を反映し選択可能な給紙
段数である。
【0231】また、「カセット1紙有無」1204は、
カセット230の用紙有無である。さらに、「カセット
1紙サイズ」1205は、カセット230の不図示のダ
イヤルで設定された用紙サイズであり、操作者はダイヤ
ル値と同一の用紙を載置しているという前提から、カセ
ット230の用紙サイズとして認識される。
【0232】また、「ペーパデッキ紙有無」1206
は、カセット107の用紙有無である。「ペーパデッキ
紙サイズ」1207は、給紙オプションカセット107
の不図示の仕切り板で設定された用紙サイズであり、操
作者は仕切り板の値と同一の用紙を載置しているという
前提から、給紙オプションカセット107の用紙サイズ
として認識される。
【0233】「MPトレイ紙有無」1208は、手差用
トレイ202の用紙有無である。「MPトレイ紙サイ
ズ」1209は、手差用トレイ202の不図示のセンサ
により検知された用紙サイズである。
【0234】なお、図20に示したページテーブルおよ
び図21に示したエンジン状態テーブル(図19中には
不図示)の両テーブルとも解析展開タスク、ページ操作
タスク、エンジンI/Fタスク、オプションI/Fタス
クから参照・更新される。
【0235】図22は、図15に示したRAM407に
格納されるジョブ制御テーブルの構造を示す図である。
【0236】図において、1300はジョブ制御テーブ
ルで、ジョブ毎の制御情報を格納するものであり、CP
U409において、ジョブを制御するためのテーブルで
ある。このジョブ制御テーブル1300は、「ジョブI
D」1301,「ジョブ完了状態」1302,「ジョブ
名」1308,……,「ソート指定有無」1303,
「使用可能ビン番号」1304,「ソートのコピー部
数」1305,「オリジナルページ数」1306,「ペ
ージ数確定状態」1307,「ファイル名」1309等
から構成され、実体は図15に示したRAM407の不
図示の制御情報格納領域に連続領域として存在し、CP
U409によって獲得、解放を管理される。
【0237】ジョブテーブル1300内の「ジョブI
D」1301は、CPU409によって生成されたジョ
ブを唯一に識別するためのIDを格納する。「ソートの
コピー部数」1305は、前記ソート排紙モードにおけ
るソート部数が格納される。
【0238】以下に、図19のデータフローを説明す
る。
【0239】図19に示すように、外部機器101から
入力される印字データ(制御コード、PDL等)は、ホ
ストインタフェース部402に所定のブロック単位に格
納される。
【0240】「解析展開タスク」1001は、ホストI
/F部402にデータを検出すると、図20に示したペ
ージテーブル1100を獲得する。そして上記1ブロッ
ク単位にデータを解析し、画像形成情報(PDLの図形
描画命令、文字コード等)に関しては図15に示した画
像データ発生部403を用いて、あるいはCPU409
自身でイメージ展開を行ない、図20に示したページテ
ーブル1100の「ラスタポインタ」1102で示され
る領域に格納する。
【0241】また、プリンタに対しての制御情報(コピ
ー枚数、給紙選択等)に関しては図20に示したページ
テーブル1100に格納する。1ページ分のデータを解
析展開終了した後に、「状態フラグ」内の「展開終了フ
ラグ」をTRUEにして、FIFO構造のページキュー
(例えば、画像メモリ405又はEEPROM410内
に設けられる)にエンキューする。
【0242】「ページ操作タスク」1002は、図22
に示したジョブ制御テーブル1200を参照し、上述し
たページキュー中の全てのページテーブル1100内の
「状態フラグ」1103を同時監視し、状態に応じて搬
送手順を変更して印字を実現する。
【0243】この際、オプションI/F部412により
給紙手段、排紙手段、印刷モード等の印字指定を行なう
とともに、エシジンI/F部406によって、給紙手段
等の設定をエンジンコントローラ105に対して実際に
行なう。「排紙終了フラグ」1103cがTRUEとな
ったページテーブル1100はページキューからデキュ
ーされ、図示しないページ管理機能部に戻される。
【0244】「エンジンI/Fタスク」1003及び
「オプションI/Fタスク」1004は、それぞれ、エ
ンジンI/F部406、オプションI/F部412を介
してエンジンコントローラ105及びオプションコント
ローラ部106と所定の周期で通信を行ない、ページの
状態が変化する要因が発生すると、上述の「状態フラ
グ」1103を更新する。
【0245】また、/RDY信号の変化を監視し、TR
UE→FALSEの変化に対しては、プリンタの状態を
エラー発生中とするとともにエラーの解除を監視する。
さらに、/RDY信号、及び/CCRT信号など、状態
の変化を監視し、上述した(手順1)及び(手順2)を
実行し、図12に示した「エンジン状態テーブル」12
00を更新する。
【0246】パネル部104からの動作モード指定(コ
ピー枚数、給紙選択等)は、パネルI/F部401に―
旦格納される。不図示のプリンタ制御タスクは、適当な
間隔によってパネルI/F部401を巡回監視し、デー
タが存在するとEEPROM410に格納し、同時に制
御情報としてRAM407の不図示の制御情報格納領域
に格納する。EEPROM410に格納することによっ
て、プリンタの電源を一旦OFFした後でも、ユーザの
所望のモードによってプリンタを動作させることが可能
となる。
【0247】以下、図23を参照して、画像記録装置1
02がホストコンピュータ等の外部機器より印刷データ
を受信し印刷完了するまでの処理について説明する。
【0248】図23は、本発明のデータ処理装置および
画像記録装置を適用可能な画像記録システムの第5の制
御処理手順を示すフローチャートであり、画像記録装置
102がホストコンピュータ等の外部機器101より印
刷データを受信し印刷完了するまでの処理に対応し、図
15に示したCPU409がROM404又は図示しな
いその他の記憶媒体に格納されたプログラムに基づいて
実行する。なお、S501〜S518は各ステップを示
す。
【0249】まず、ステップS501において、ホスト
コンピュータ等の外部機器101から送られたデータ
(制御情報と描画情報等を含む印刷ジョブ)を解析す
る。この時、CPU409は、受信した印刷ジョブの切
れ目を検出し、ジョブ毎に解析可能である。ステップS
502において、印刷データの制御情報(属性情報)よ
り、この印刷ジョブで印刷する総ページ数(指定された
各排紙口名称毎の印刷部数の総計)だけページテーブル
1100を作成し、制御情報(属性情報)をメモリ(R
AM407)へ格納するとともに、描画情報(PDLデ
ータ)をメモリ(RAM407)へ展開格納する。
【0250】ここで、このページテーブル1100に
は、印刷データの制御情報(属性情報)として指定され
た属性のみが格納される(ページテーブル1100の
「識別名称」1109には排紙口名称を表す文字列が格
納される)。
【0251】次に、ステップS503において、メモリ
に格納された制御情報から排紙モードが自動指定かどう
かを判断し、自動指定でないと判断された場合は、ステ
ップS512において、固定時の処理として制御情報に
基づき固定的に指定された排紙口を選択し、ステップS
514に進む。
【0252】一方、ステップS503で、制御情報から
排紙モードが自動指定であると判断された場合は、ステ
ップS504において、ユーザセパレート自動が指定さ
れているかどうかを判断し、ユーザセパレート自動が指
定されていると判断された場合は、ステップS505に
おいて、ユーザセパレート自動指定時の検索処理(後述
する図25に示す)を行い、ステップS514に進む。
【0253】一方、ステップS504でユーザセパレー
ト自動が指定されていないと判断された場合は、ステッ
プS506において、ユーザセパレート固定が指定され
ているかどうかを判断し、ユーザセパレート固定が指定
されていると判断された場合は、ステップS507にお
いて、ユーザセパレート固定指定時の検索処理(後述す
る図25に示す)を行い、ステップS514に進む。
【0254】一方、ステップS506でユーザセパレー
ト固定が指定されていないと判断された場合は、ステッ
プS508において、ソートが指定されているかどうか
を判断し、ソートが指定されていると判断された場合
は、ステップS509において、ソート指定時の検索処
理(後述する図26に示す)を行い、ステップS514
に進む。
【0255】一方、ステップS508でソートが指定さ
れていないと判断された場合は、ステップS510にお
いて、スタックが指定されているかどうかを判断し、ス
タックが指定されていると判断された場合は、ステップ
S511において、スタック指定時の検索処理(後述す
る図27に示す)を行い、ステップS514に進む。
【0256】一方、ステップS510でスタックが指定
されていないと判断された場合は、ステップS513に
おいて、不正指定時の検索処理を行い、ステップS51
4に進む。
【0257】次に、ステップS514において、EEP
ROM410内に格納された積載状態等のチェックや図
示しない各センサ等をチェックして、満載等の異常なし
かどうかを判断し、異常なしと判断された場合は、ステ
ップS515において、エンジン制御処理(印刷処理)
を実行し、印刷ジョブの排紙が全て終了したら、印刷ジ
ョブで指定されている識別名称の排紙ビンをホストコン
ピュータに送信し、図9に示したようにホストコンピュ
ータのUI上に現在排紙を行ったビンをユーザに通知
(および/または図10に示したパネル部104の表示
部に表示)して、印刷処理を終了する。なお、ユーザセ
パレート自動が指定されている場合の印刷処理では、後
述する図24示すユーザセパレート自動検索処理により
決定された各排紙口にそれぞれ決定された部数の印刷排
紙処理を行う。
【0258】一方、ステップS514において、異常あ
り(例えば満載等の異常がある)と判断された場合は、
ステップS516において、異常の内容に応じたエラー
表示を画像記録装置102のパネル部104に行うとと
もに、ホストコンピュータ101に、異常の内容および
エラー表示のイベントを通知し、ステップS517にお
いて、ユーザのオペレーションにより異常が解除される
のを待って、異常が解除されたと判断されたら、ステッ
プS518において、パネル部104のエラー表示を解
除するとともに、ホストコンピュータ101に、エラー
表示解除のイベントを通知し、ステップS503の処理
から再度行い、リカバリ処理に入る。
【0259】以上のようなユーザセパレート自動の検索
処理S505を含むステップステップS503〜ステッ
プS513の一連の検索処理及びそれ以降の処理は、ス
テップS502で予め印刷データに指定された排紙口名
称毎に部数のページテーブル1100を作成し、そのペ
ージテーブル数分繰り返し行われるものとする。
【0260】以下、図24を参照して、ユーザセパレー
ト自動時の排紙口検索処理について説明する。
【0261】図24は、本発明のデータ処理装置および
画像記録装置を適用可能な画像記録システムの第6の制
御処理手順を示すフローチャートであり、ユーザセパレ
ート自動時の排紙口検索処理(図23のステップS50
5のユーザセパレート自動指定時の検索処理)に対応
し、図15に示したCPU409がROM404又は図
示しないその他の記憶媒体に格納されたプログラムに基
づいて実行する。なお、S601〜S613は各ステッ
プを示す。
【0262】ユーザセパレート自動の検索処理が開始し
たら、まずステップS601において、印刷データにお
いて指定されている識別名称と同一名称の排紙ビンを検
索し、図15に示したEEPROM410に登録された
同一名称の排紙ビンが存在する場合は、そのビンを仮決
定ビンとする。なお、この時、優先順位の低いビンから
検索し、複数存在する場合、最も優先順位の低いビン
(最後に登録を行った同一名称の排紙ビン)を1つ選択
するものとする。
【0263】次に、ステップS602において、ステッ
プS601の検索結果、即ち印刷データにおいて指定さ
れている識別名称と同一名称の排紙ビンがあるか否かを
判定し、同一の排紙ビンがあると判定された場合は、ス
テップS603において、そのビンが満載であるか否か
を図15に示したEEPROM410に格納された排紙
ビンの積載状態に基づいて判定し、満載でないと判定さ
れた場合は、ステップS604において、ステップS6
01で検索した仮決定ビンを正式ビンとして決定(選
択)、即ちその識別名称のページテーブル1100内の
「排紙口」1111に選択した排紙口を表す数値を格納
し、排紙を行う。
【0264】一方、ステップS603で印刷データにお
いて指定されている識別名称と同一名称の排紙ビンが満
載であると判定された場合は、ステップS605におい
て、ステップS601で検索した仮決定ビンの次の優先
順位のビン(ステップS601で検索した仮決定ビンと
連続するビン)が空かどうかを図15に示したEEPR
OM410に格納された排紙ビンの積載状態又は図16
に示した共有メモリに基づいてチェックし、そのビンが
空でないと判定された場合は、新たにビン登録は行わ
ず、ステップS604において、ステップS601で検
索した仮決定ビンを正式ビンとして決定(選択)、即ち
その識別名称のページテーブル1100内の「排紙口」
1111に選択した排紙口を表す数値を格納する。
【0265】一方、ステップS605において、ステッ
プS601で検索した仮決定ビンの次の優先順位のビン
が空あると判定された場合は、ステップS607におい
て、ステップS601で検索したステップS601で検
索した仮決定ビンの次の優先順位のビンを正式ビンとし
て決定(選択)、即ちその識別名称のページテーブル1
100内の「排紙口」1111に選択した排紙口を表す
数値を格納し、ステップS608において、そのビンの
ビン名称として印刷データに指定された識別名称を図1
5に示したEEPROM410に登録する。
【0266】一方、ステップS602において、ステッ
プS601の検索結果、印刷データにおいて指定されて
いる識別名称と同一名称の排紙ビンがないと判定された
場合は、ステップS609において、最優先ビンから空
のビンを図15に示したEEPROM410に格納され
た排紙ビンの積載状態又は図16に示した共有メモリに
基づいて検索し、ステップS610において、ステップ
S609の検索結果、空のビンがあるか否かを判定し、
空のビンがあると判定された場合は、ステップS611
において、空きビンの中で最優先ビンを正式ビンとして
決定し、ステップS612において、そのビンのビン名
称として印刷データに指定された識別名称を図15に示
したEEPROM410に登録する。
【0267】一方、ステップS610において、ステッ
プS609の検索結果、空のビンがないと判定された場
合は、既に別のユーザが全てビンを使用中であり新たに
割り当てるビンが無い状態であるので、ステップS61
3において、指定通り出力を行えない場合に排紙を行う
ためのエスケープビンを正式ビンとして決定し、検索処
理を終了する。なお、本実施形態では、ユーザセパレー
ト自動における排紙口の優先順位は、より上のビンがよ
り優先順位が高いビンであるとする。
【0268】以下、図25を参照して、ユーザセパレー
ト固定時の排紙口検索処理について説明する。
【0269】図25は、本発明のデータ処理装置および
画像記録装置を適用可能な画像記録システムの第7の制
御処理手順を示すフローチャートであり、図23のステ
ップS507に示したユーザセパレート固定時の排紙口
検索処理に対応し、図15に示したCPU409がRO
M404又は図示しないその他の記憶媒体に格納された
プログラムに基づいて実行する。なお、S701〜S7
05は各ステップを示す。
【0270】ユーザセパレート固定の検索処理が開始し
たら、まず、ステップS701において、予め制御情報
(属性情報)が格納されているページテーブル1100
より、排紙口名称(「識別名称」1109)を取り出
す。
【0271】ステップS702において、ステップS7
01で取り出した指定排紙口名称(識別名称)と各排紙
口に登録されている排紙口名称(EEPROM410に
格納されている)と比較により同一の排紙口名称がある
かどうか判断する。
【0272】ステップS702で同一の排紙口名称が存
在すると判断された場合は、ステップS703におい
て、現在参照しているページテーブルのページに対して
その名称で登録されている排紙口を指定印刷データの排
紙口として決定(指定)し、即ちその識別名称のページ
テーブル1100内の「排紙口」1111に選択した排
紙口を表す数値を格納し、ステップS705の処理に進
む。
【0273】一方、ステップS702で同一の排紙口名
称が存在しないと判断された場合は、ステップS704
において、不正指定時の検索処理として、現在参照して
いるページテーブルのページに対してエスケープ用の排
紙口を指定印刷データの排紙口に決定(指定)する。即
ちその識別名称のページテーブル1100内の「排紙
口」1111に選択した排紙口を表す数値を格納する等
の処理を行い、ステップS705の処理に進む。
【0274】次に、ステップS705において、各ペー
ジテーブル1100に他に印刷データに指定されている
排紙口名称があるかどうかを判断し、ないと判断された
場合は、メールボックス排紙の検索処理を終了し、ある
と判断された場合は、ステップS701に戻り、ステッ
プS701〜S705の処理を繰り返す。即ち、図23
のステップS502で作成された各ページテーブルに格
納された識別名称と予め排紙口に登録されている排紙口
名称とが合致した排紙口に排紙を行う。
【0275】以下、図26を参照して、ソート時の排紙
口検索処理について説明する。
【0276】図26は、本発明のデータ処理装置および
画像記録装置を適用可能な画像記録システムの第8の制
御処理手順を示すフローチャートであり、図23のステ
ップS509に示したソート時の排紙口検索処理に対応
し、図15に示したCPU409がROM404又は図
示しないその他の記憶媒体に格納されたプログラムに基
づいて実行する。なお、S801〜S808は各ステッ
プを示す。
【0277】ソートの検索処理が開始したら、まず、ス
テップS801において、排紙ビンに積載されている用
紙をユーザに取り除かせるかどうかのチェックを行う。
即ち、排紙口に用紙が積載されているか判定し、積載さ
れている場合、排紙口の用紙を取り除くようメッセージ
をパネル部104,操作部107b等に表示(この時、
ホストコンピュータ101にも用紙取り除きをユーザに
促すよう通知し、画面に表示を行うようにしてもよい)
し、用紙が取り除かれたら、表示したメッセージを消
す。ソートの場合は各ジョブ毎に確実に混載を避ける必
要があるので、前回ジョブの排紙モードが何であろう
と、ソートビンに用紙が積載されている場合は用紙取り
除きのメッセージをパネル部104,操作部107b,
ホストコンピュータ101の表示部等に表示するように
動作する。なお、ステップS801において、後述する
図28に示す用紙取り除きチャック処理(排紙ビンに積
載されている用紙をユーザに取り除かせるかどうかのチ
ェック)を行うようにし、前回ジョブと排紙モードが切
り替わった場合のみ用紙取り除きのメッセージを表示す
るように構成してもよい。
【0278】次にステップS802において、最優先口
を排紙口として選択し、即ちページテーブル1100内
の「排紙口」1111に選択した排紙口を表す数値を格
納し、ステップS803において、印刷ジョブに指定さ
れている指定コピー部数をメモリ領域Cへ代入し記憶す
る。
【0279】ステップS804において、Cが「1」
(C=「1」)かどうかを判断し、Cが「1」でない
(C>1)と判断された場合は、ステップS805にお
いて、次の優先口が保有ビンの範囲内かどうかを判断す
る。
【0280】ステップS805で次の優先口が保有ビン
の範囲内と判断された場合は、ステップS806におい
て、その排紙口を排紙口として選択し、即ちページテー
ブル1100内の「排紙口」1111に選択した排紙口
を表す数値を格納する。
【0281】一方、ステップS805において、例えば
7ビンのソートビンを持つ画像記録装置に10部のソー
ト指定した場合のように、次の優先口が保有ビンの範囲
を越えてしまったと判断された場合は、ステップS80
8において、エスケープビンを排紙口に選択し、即ちペ
ージテーブル1100内の「排紙口」1111に選択し
た排紙口を表す数値を格納し、ステップS807の処理
に進む。
【0282】次に、ステップS807において、メモリ
領域にコピーしたCの値をデクリメントし、ステップS
804の処理に戻る。
【0283】一方、ステップS804において、Cが
「1」(C=「1」)と判断された場合は、ソート指定
分の排紙選択は完了し、処理を終了する。
【0284】なお、不図示であるが、プリンタ102が
ハードディスクや大容量メモリを搭載している場合は、
受信データを蓄え、保有ビン数分のコピー指定を繰り返
し処理することによって大量部数のソートも実現可能で
ある。
【0285】以下、図27を参照して、スタック時の排
紙口検索処理について説明する。
【0286】図27は、本発明のデータ処理装置および
画像記録装置を適用可能な画像記録システムの第9の制
御処理手順を示すフローチャートであり、図23のステ
ップS511に示したスタック時の排紙口検索処理に対
応し、図15に示したCPU409がROM404又は
図示しないその他の記憶媒体に格納されたプログラムに
基づいて実行する。なお、S901〜S910は各ステ
ップを示す。
【0287】スタックの検索処理が開始したら、まず、
ステップS901において、後述する図28に示す用紙
取り除きチェック処理(排紙ビンに積載されている用紙
をユーザに取り除かせるかどうかのチェック)を行う。
【0288】次に、ステップS902において、ステッ
プS901の用紙取り除きチェック処理で用紙取り除き
要求を実行したかどうかを判断し、実行したと判断され
た場合には、ステップS903において、カレント排紙
口を最優先口に更新し、ステップS904に進む。
【0289】一方、ステップS902において、ステッ
プS901の用紙取り除きチェック処理で用紙取り除き
要求を実行していないと判断された場合には、排紙モー
ドの変更はないものとしてカレント排紙口はそのまま維
持し、ステップS904に進む。
【0290】スタックの場合は、ソートの場合とは異な
り、必ずしもジョブ毎に完全に混載を防ぐ必要は無いの
で、前回ジョブと排紙モードが切り替わった場合のみ用
紙取り除きのメッセージをパネル部104,操作部10
7b,ホストコンピュータ101の表示部等に表示し、
排紙モードが切り替わらない場合はメッセージ表示を行
わず、前回ジョブの上に次のジョブを積載していく。
【0291】次にステップS904において、カレント
排紙口の積載量をチェックし、ステップS905におい
て、カレント排紙口が満載か否かを判定し、満載でない
と判定された場合は、ステップS906において、カレ
ント排紙口をそのページの排紙口として決定し、即ちペ
ージテーブル1100内の「排紙口」1111に選択し
た排紙口を表す数値を格納し、処理を終了する。
【0292】一方、ステップS905において、カレン
ト排紙口が満載であると判定された場合は、ステップS
907において、カレント排紙口を次の優先順位の排紙
口に更新し、ステップS908において、その排紙口
(カレント排紙口)に用紙が積載されているか否かを判
定する。
【0293】ステップS908でカレント排紙口に用紙
が積載されていると判定された場合は、ステップS90
9において、スタック排紙においてジョブの順番が狂わ
ないようその排紙口の用紙を取り除くようメッセージを
パネル部104,操作部107b等に表示し、ステップ
S908の処理を繰り返す。この時、ホストコンピュー
タ101にも用紙取り除きをユーザに促すよう通知し、
画面に表示を行うようにしてもよい。
【0294】一方、ステップS908でカレント排紙口
に用紙が積載されていないと判定された場合(ユーザが
用紙を取り除いた場合)は、ステップS910におい
て、ステップS909でメッセージ表示を行った場合
は、用紙取り除きの表示(パネル部104,操作部10
7b,ホストコンピュータ101の表示)を消し、ステ
ップS906において、カレント排紙口をそのページの
排紙口として決定し、即ちページテーブル1100内の
「排紙口」1111に選択した排紙口を表す数値を格納
し、処理を終了する。
【0295】なお、本実施形態では、スタックにおける
排紙口の優先順位は、より下段のビンがより優先順位が
高いビンであるとするが、より上段のビンをより優先順
位が高いビンであるとしてもよい。
【0296】以下、図28を参照して、用紙取り除きの
チェック処理について説明する。
【0297】図28は、本発明のデータ処理装置および
画像記録装置を適用可能な画像記録システムの第10の
制御処理手順を示すフローチャートであり、図26のス
テップS801,図27のステップS901に示した用
紙取り除きのチェック処理に対応し、図15に示したC
PU409がROM404又は図示しないその他の記憶
媒体に格納されたプログラムに基づいて実行する。な
お、S1001〜S1003は各ステップを示す。
【0298】用紙取り除きのチェック処理が開始した
ら、まず、ステップS1001において、カレントのジ
ョブの排紙モードが前回のジョブの排紙モードと同じ
か、排紙モードが切り替わったかどうかを判定する。な
お、前回のジョブで実際に印刷処理を行った排紙モード
は、前回の印刷ジョブの処理時に図15に示したRAM
407又はEEPROM410内に格納されているもの
とする。
【0299】ステップS1001で、カレントのジョブ
の排紙モードが前回のジョブの排紙モードと異なる(排
紙モードが切り替わった)と判定された場合は、ステッ
プS1002において、排紙口の用紙を取り除くようメ
ッセージをパネル部104,操作部107b等に表示す
る。この時、ホストコンピュータ101にも用紙取り除
きをユーザに促すよう通知し、画面に表示を行うように
してもよい。また、ここで、排紙ビンの用紙積載量を検
知し、排紙ビンに用紙が積載されていない場合には、メ
ッセージを表示しないように構成してもよい。
【0300】次にステップS1003において、用紙の
取り除きが完了するまで待機し、用紙が取り除かれた
ら、ステップS1002で表示したメッセージを消し、
処理を終了する。
【0301】一方、ステップS1001で、カレントの
ジョブの排紙モードが前回のジョブの排紙モードと同じ
(排紙モードが切り替わっていない)と判定された場合
は、そのまま処理を終了する。
【0302】以下、図29を参照して、排紙口情報更新
処理について説明する。
【0303】図29は、本発明のデータ処理装置および
画像記録装置を適用可能な画像記録システムの第11の
制御処理手順を示すフローチャートであり、排紙ビンの
情報更新を行う処理に対応し、図15に示したCPU4
09がROM404又は図示しないその他の記憶媒体に
格納されたプログラムに基づいて実行する。なお、S1
101〜S1110は各ステップを示す。
【0304】排紙口の状態は、一定周期間隔で状態変化
するステータス情報(オプションコントローラ部106
の共有メモリ(図16)にアクセスを行ないオプション
とコマンドステータスのやりとりを行なってステータス
情報)を取得し、更新を行う(図14に示したEEPR
OM410内に格納する)。
【0305】まず、ステップS1101において、各排
紙ビンの積載量(状態)に変化があるかどうかを図16
に示した共有メモリを参照して判断し、排紙ビンの積載
量に変化があると判定された場合は、ステップS110
2において、図15に示したEEPROM410に格納
された排紙ビンの積載状態(状態変化のあった排紙ビン
の積載状態)を更新し、ステップS1103に進む。
【0306】一方、ステップS1101で各排紙ビンの
積載量に変化がないと判定された場合は、そのままステ
ップS1103に進む。
【0307】次に、ステップS1103において、積載
量がゼロになった排紙ビンがあるか否かを判定し、積載
量がゼロになった排紙ビンがあると判定された場合は、
ステップS1104において、図24に示したユーザセ
パレート自動検索処理時に図15に示したEEPROM
410に登録したそのビンの識別名称を削除し、空きビ
ン状態とし、ステップS1105に進む。
【0308】一方、ステップS1103で積載量がゼロ
になった排紙ビンがないと判定された場合は、そのまま
ステップS1105に進む。
【0309】次に、ステップS1105において、全ビ
ン使用中かどうかを判定し、全ビン使用中であると判定
された場合は、ステップS1106において、”ゼンビ
ンシヨウチュウデス(全ビン使用中のため、仕分け印刷
できません。)”等のウォーニング表示(警告メッセー
ジ表示)を図10に示したパネル部104に行い、ステ
ップS1108に進む。
【0310】一方、ステップS1105において、全ビ
ン使用中でない、即ち使用していないビンがあると判定
された場合は、ステップS1107において、図10に
示したパネル部104のウォーニング表示を解除し、ス
テップS1108に進む。
【0311】次に、ステップS1108において、ステ
ップS1106又はS1107でウォーニング表示又は
解除を行い状態変化があったか否かを判定し、状態変化
があったと判定された場合は、ステップS1109にお
いて、ホストコンピュータへ状態変化(”ゼンビンシヨ
ウチュウデス”等のウォーニング表示を新たに行った/
解除した)を通知し、ステップS1110に進む。
【0312】一方、ステップS1108において、ステ
ップS1106又はS1107でウォーニング表示又は
解除を行い状態変化がなかったと判定された場合は、そ
のままステップS1110に進む。
【0313】その後、ステップS1110において、一
定時間ウエイトし、ステップS1101の処理を繰り返
す。
【0314】以上の処理により、排紙ビンの名称登録状
態を元に、排紙ビンの登録削除を動的に行いながら印刷
処理を行ない、識別名称による仕分けを実現する。
【0315】以下、図30を参照して、ホストコンピュ
ータ101上でのプリンタ状態を示す情報及び表示の更
新を行う処理手順について説明する。
【0316】図30は、本発明のデータ処理装置および
画像記録装置を適用可能な画像記録システムの第12の
制御処理手順を示すフローチャートであり、ホストコン
ピュータ上でのプリンタ状態を示す情報及び表示の更新
を行う処理に対応し、図6に示したホストコンピュータ
101のCPU1がROM又はその他の記憶媒体に格納
されたプログラムに基づいて実行する。なお、S120
1〜S1203は各ステップを示す。
【0317】まず、ステップS1201において、イベ
ント通知(図23のステップS515における排紙を行
ったビンの通知,ステップS516におけるエラー表示
の通知,ステップS518におけるエラー表示解除の通
知,図28のステップS1002における用紙取り除き
のメッセージ表示の通知,図29のステップS1109
におけるウォーニング状態変化通知等)があるまで待機
し、プリンタの状態が変化して、イベント通知があった
と判断された場合は、通知されたイベントを受け取り、
ステップS1202において、その内容(排紙を行った
ビンの通知,エラー表示の通知,エラー表示解除通知
等)を解析する。
【0318】次に、ステップS1203において、解析
した結果その内容に基づいて通知内容の表示又は表示解
除を行い、プリンタの状態変化をユーザに知らせる。
【0319】例えば、ユーザセパレート自動では、動的
に排紙ビンを割り振るので、印刷を行うまで、ユーザに
はどのビンに排紙が行われたかは分からない。そのた
め、印刷ジョブ終了時に、そのジョブで指定された識別
名称が登録されているビン情報をホストコンピュータヘ
通知し、「あなたが使用しているビンはビン1からビン
3です。」あるいは「全ビン使用中のため、仕分け印刷
できません。」の様なメッセージを図6に示したCRT
10に表示してビン使用状況等の排紙ビン情報をユーザ
に知らせる。
【0320】また、ソートでは、各ジョブ毎に確実に混
載を避ける必要があるので、前回ジョブの排紙モードが
何であろうと、用紙取り除きのメッセージを表示するよ
うにホストコンピュータ101に通知し、「用紙を取っ
てください。」の様なメッセージを図6に示したCRT
10に表示してビン使用状況等の排紙ビン情報をユーザ
に知らせる。
【0321】さらに、スタックでは、前回ジョブと排紙
モードが切り替わった場合、用紙取り除きのメッセージ
を表示するようにホストコンピュータ101に通知し、
「用紙を取ってください。」の様なメッセージを図6に
示したCRT10に表示してビン使用状況等の排紙ビン
情報をユーザに知らせる。
【0322】〔第2実施形態〕上記第1実施形態におい
ては、ネットワークでの利用を考慮し、画像記録装置を
共有して使用し、ユーザセパレートによる仕分けを行っ
ているユーザに対しては、出来る限りオフライン移行し
ないように、ソート実行時に仕分けのためのビンに用紙
が積載されている時はかならず、またスタック実行時で
は排紙モードが切り替わった場合のみ、用紙取り除きの
メッセージを表示するように構成したが、共有モード
(ユーザセパレート)から個人モード(ソート,スタッ
ク)に変化があった場合のみ、用紙取り除きのメッセー
ジを表示するように構成してもよい。
【0323】〔第3実施形態〕上記第2実施形態におい
ては、ネットワークでの利用を考慮し、画像記録装置を
共有して使用し、ユーザセパレートによる仕分けを行っ
ているユーザに対しては、出来る限りオフライン移行し
ないように共有モード(ユーザセパレート)から個人モ
ード(ソート,スタック)に変化があった場合のみ、用
紙取り除きのメッセージを表示するようにしたが、ユー
ザセパレート自動、ユーザセパレート固定時も図28の
用紙取り除きチェック処理を行うようにし、個人モード
から共有モードに変化があった場合も用紙取り除きのメ
ッセージを表示し、確実に用紙の混載を防ぐように構成
してもよい。
【0324】また、個人モード/共有モード切り替わり
時は、その画像記録装置の運用法が変わるとみなし、モ
ード切り替わり時に用紙取り除きのメッセージを表示し
てオフライン移行するかどうか、それともそのまま排紙
を行うかの設定を可能とし、プリンタ102のパネル部
104及びホストコンピュータ101のアプリケーショ
ンからの指定により選択できるように構成してもよい。
【0325】〔第4実施形態〕上記第1実施形態におい
ては、ソートは必ずソートビンを空にしてから行うよう
にしたが、排紙ビンの用紙積載量を検知し、ジョブ制御
テーブル内の「ソートのコピー部数」分の空きビンが存
在する場合、その空きビンを使用してソートを行うよう
に構成してもよい。
【0326】例えば、ビン1〜ビン4がユーザセパレー
トで排紙されているが、ビン5〜ビン7に関しては空に
なっている状態で、ジョブ制御テーブルの「ソートのコ
ピー部数」が「3」以下の場合には、用紙の取り除きの
メッセージを表示することなく、ビン5〜ビン7を使用
してソートを行うようにしてもよい。
【0327】また、スタックについても同様に、排紙ビ
ンの用紙積載量を検知し、スタック排紙される部数を格
納可能数の空きビンが存在する場合は、その空きビンを
利用して、用紙の取り除きのメッセージを表示すること
なく、スタック排紙を行うようにしても良い。
【0328】さらに、スタック排紙される部数を格納可
能数の空きビンが存在しない場合でも、全ての積載用紙
を取り除かせるのではなく、一部の用紙取り除きを促す
メッセージを表示し、使用可能な空きビンを利用してス
タック排紙を行うようにしても良い。
【0329】〔第5実施形態〕上記第1実施形態におい
ては、CPU409が検出した印刷ジョブの切れ目で、
排紙モードに変化があった場合に、用紙取り除きのメッ
セージを表示するようにしたが、「ビン1〜ビン3に用
紙が積載されています。」のように、単に状態を示すメ
ッセージを表示するように構成してもよい。
【0330】〔第6実施形態〕上記第1実施形態におい
ては、ユーザセパレート自動における排紙口の優先順位
は、より上段のビンがより優先順位が高いビンである場
合について説明したが、ユーザセパレート自動における
排紙口の優先順位を、より下段のビンがより優先順位が
高いビンであるように構成してもよい。
【0331】これにより、ユーザセパレート自動で複数
のビンを使用する場合、スタック排紙された場合と同じ
ように排紙され、つまれたままの状態で上の段から紙を
取るだけで、印刷結果が正しい順番となる。
【0332】以上により、共有用排紙モードと個人用排
紙モードの複数の排紙モードを処理可能な画像記録装置
において、個人モード指定による排紙ジョブを確実にユ
ーザの意図通りに排紙できるようになる。
【0333】また、ネットワーク上で複数のユーザが共
有して画像処理装置を使用している状態で、できるだけ
オフライン移行せず印刷可能状態を維持することができ
る。
【0334】〔第7実施形態〕近年、ハードディスク等
の大容量記憶装置を用いて、ジョブ単位による印刷順序
の入れ替えや、割り込み印刷といった機能が一般的にな
りつつある。
【0335】以下、図31を参照して割り込み印刷時の
問題点について説明する。
【0336】図31は、画像記録装置における割り込み
印刷を説明する図である。
【0337】ある排紙モードの途中で別の排紙モードが
割り込むような運用が行われた場合、例えば図に示すよ
うに、機械式のソートが指定されたジョブ1の途中で
(排紙1,排紙2,排紙3の後に)、割り込みジョブ2
が発生し、本体トレイに排紙(排紙4,排紙5)された
場合、ビンに排紙された排紙1〜排紙3を取り除かなく
ても、改めてジョブ1を既排出ページの続きから印刷再
開する(排紙6,排紙7を行う)ことが可能である。
【0338】このようなケースの場合、単純に排紙モー
ドの切り替わり時に全ビンの用紙を取り除くのは、ユー
ザの手を煩わせるだけで、明らかに利便性が低い。
【0339】以下、この問題点を解決する実施形態につ
いて、図32〜図38を参照して説明する。
【0340】図32は、本発明の第7実施形態におい
て、図10に示した外部機器101からオプションコン
トローラ部106及びエンジンコントローラ105まで
のデータフローを示す図である。なお、図19と同一の
ものには同一の符号を付してある。
【0341】なお、図15に示したビデオコントローラ
103のCPU409を制御する制御コードは、不図示
のシステムクロックによってタスクと称されるロードモ
ジュール単位に時分割制御するOSと、機能単位に動作
する複数のロードモジュール(タスク)によって構成さ
れるものとする。
【0342】図31に示すジョブ制御システム(ジョブ
制御タスク1005)、トランスレータ処理システム
(解析展開タスク1001)、スケジューリングシステ
ム(ページ操作タスク1002)、エンジンI/Fシス
テム(エンジンI/Fタスク1003)、オプションI
/Fシステム(オプションI/Fタスク1004)は、
上記の通りCPU409を実体とするタスクであり、論
理的に並行動作するものとする。
【0343】図33は、図15に示したRAM407に
格納されるページテーブルの構造を示す図である。な
お、図20と同一のものには同一の符号を付してある。
【0344】図において、1400はページテーブル
で、ページ単位の制御情報を格納する。このページテー
ブル1400は、CPU409において、各ページを論
理的に認識するためのテーブルであり、実体は前記RA
M407の不図示の制御情報格納領域に連続領域として
存在し不図示のページ管理機能部によって獲得、解放を
管理される。
【0345】また、ページテーブル1400は、「ペー
ジ番号」1101,「ラスタポインタ」1102,「状
態フラグ」1103,……,「給紙モード」1104,
「要求用紙サイズ」1105,……,「ジョブ制御テー
ブルポインタ」1121,「排紙モード」1108等か
ら構成され、実体は図15に示したRAM407の不図
示の制御情報格納領域に連続領域として存在し、不図示
のページ管理機能部またはCPU409によって獲得、
解放を管理される。
【0346】ページテーブル1400内の「ジョブ制御
テーブルポインタ」1121は、当該ページが属するジ
ョブ制御テーブルのポインタが格納される。「排紙モー
ド」1108は、後述するジョブ制御テーブル1500
の持つ同一名称の領域と同一の意味を持つ。
【0347】図34は、本発明の第7実施形態におい
て、図15に示したRAM407に格納されるジョブテ
ーブルの構造を示す図である。なお、図22と同一のも
のには同一の符号を付してある。
【0348】図において、1500はジョブテーブル
で、ジョブ毎の制御情報を格納するものであり、CPU
409において、ジョブを制御するためのテーブルであ
る。このジョブ制御テーブル1500は、「ジョブI
D」1301,「ジョブ完了状態」1302,……,
「排紙モード」1311,……,「ソートのコピー部
数」1305,……,「既排出枚数」1312等から構
成され、実体は図15に示したRAM407の不図示の
制御情報格納領域に連続領域として存在し、CPU40
9によって獲得、解放を管理される。
【0349】「排紙モード」1311は、排紙手段の決
定方法を指示するものであり、不図示の「ビン1(第1
排紙ビン251)排紙モード」〜「ビン7(第7排紙ビ
ン257)排紙モード」,「本体FD(積載トレイ21
3)排紙モード」,「ソート排紙モード」,「スタック
排紙モード」,等がある。
【0350】「ソート排紙モード」は、第1実施形態で
示した機械式のソートと同一の排紙モードであり、「ス
タック排紙モード」は、第1実施形態で示した大容量の
スタック機能と同一の排紙モードである。
【0351】「既排出枚数」1312は、当該ジョブの
印字、排紙を終了した枚数を格納する領域である。
【0352】以下に、図32のデータフローを説明す
る。
【0353】図32に示すように、外部機器101から
入力される印字データ(制御コード、PDL等)は、ホ
ストインタフェース部402に所定のブロック単位に格
納される。
【0354】ジョブ制御タスク1005は、ホストイン
タフェース部402にデータを検出するとジョブテーブ
ル1500を獲得する。そして前記1ブロック単位にデ
ータを解析し、ジョブ単位のプリンタに対するジョブ制
御情報(排紙モード等)を前記ジョブテーブル1500
に格納しながら、ページ単位制御データ(PDLのコピ
ー部数指定等)と画像形成情報(PDLの図形描画命
令、文字コード等)をハードディスク部413に前記ブ
ロック単位に格納する。
【0355】ジョブ制御タスク1005は、印刷すべき
ジョブの生成を開始すると、解析展開タスク1001に
対して印刷するべきジョブを通知し起動をかける。
【0356】解析展開タスク1001は、ジョブ制御タ
スク1005からの指示を受けると、ページテーブル1
400を獲得する。
【0357】そして前記1ブロック単位にデータを解析
し、画像形成情報(PDLの図形描画命令、文字コード
等)に関しては画像データ発生部403(図4には不図
示)を用いて、あるいはCPU409自身でイメージ展
開を行ない、ページテーブル1400の「ラスタポイン
タ」1102で示される領域に格納する。
【0358】また、プリンタに対するページ単位制御情
報(コピー枚数、給紙選択等)に関してはページテーブ
ル1400に格納する。1ページ分のデータを解析展開
終了した後に、「状態フラグ」1103内の「展開終了
フラグ」1103aをTRUEにして、FIFO構造の
ページキューにエンキューする。
【0359】ページ操作タスク1002は、前記ページ
キュー中の全てのページの「状態フラグ」1103を同
時監視し、状態に応じて搬送手順を変更して印刷を実現
する。印字に際して、「排紙モード」1108が直前の
それと異なる場合に、ユーザに対して全ビン(第1排紙
ビン251〜第7排紙ビン257)に積載された用紙の
除去を要求する表示(用紙除去コール)をパネル部10
4を用いて行う。
【0360】印刷スケジュールに際して、前記のジョブ
テーブル1500とページテーブル1400の情報に基
づいて、オプションI/F部412により給紙手段、排
紙手段、印刷モード等の印字指定を行なうとともに、エ
ンジンI/F部406によって、給紙手段等の設定をエ
ンジンコントローラ105に対して実際に行なう。状態
フラグ1103内の「排紙終了フラグ」1103dがT
RUEとなったページテーブル1400はページキュー
からデキューされ、前記ページ管理機能部に戻される。
【0361】さらに、当該ページが属するジョブテーブ
ル1500の「既排出枚数」1312を更新する。
【0362】エンジンI/Fタスク1003及びオプシ
ョンI/Fタスク1004は、それぞれ、エンジンI/
F部406、オプションI/F部412を介してエンジ
ンコントローラ105及びオプションコントローラ部1
06と所定の周期で通信を行ない、ページの状態が変化
する要因が発生すると、前記「状態フラグ」1103を
更新する。
【0363】また/RDY信号の変化を監視し、TRU
E→FALSEの変化に対しては、プリンタの状態をエ
ラー発生中とするとともにエラーの解除を監視する。
【0364】また/RDY信号及び/CCRT信号な
ど、状態の変化を監視し、前記「手順1」及び「手順
2」を実行し、図21に示した「エンジン状態テーブ
ル」1200を更新する。
【0365】パネル部104からの動作モード指定(コ
ピー枚数、給紙選択等)は、パネルI/F部401に―
旦格納される。不図示のプリンタ制御タスクは、適当な
間隔によってパネルI/F部401を巡回監視し、デー
タが存在するとEEPROM410に格納し、同時に制
御情報としてRAM407の不図示の制御情報格納領域
に格納する。
【0366】EEPROM410に格納することによっ
て、プリンタの電源を一旦OFFした後でも、ユーザの
所望のモードによってプリンタを動作させることが可能
となる。
【0367】以下、図32を元にして、ジョブ単位の割
り込み印刷時の動作を説明する。
【0368】ジョブ制御タスク1005は、処理中のジ
ョブに「割り込み」の指示があると、割り込み指示のあ
ったジョブテーブルの「割り込み指定」1310をON
にし、解析展開タスク1001、ページ操作タスク10
02に対して現在実行中の印刷中断を指示し、当該ジョ
ブの処理指示を出した後にデータ解析を続行する。
【0369】解析展開タスク1001は、印刷中断の指
示を受けると、現在実行中の処理を所定の時点まで実行
した後に解析展開処理を中断し、ジョブ制御タスク10
05から改めて指定ジョブ(割り込み指定ジョブ)を受
けて処理を再開する。
【0370】また、処理中のジョブの「割り込み指示」
1310がONである場合は、ページテーブル1400
の「排紙モード」1108の指定に関らず「本体FD排
紙モード」に設定する。
【0371】また、ページ操作タスク1002は、印刷
中断の指示を受けると、新たな印刷実行を中止し、指定
済みの全ページの排紙が終了した後に、残りのページテ
ーブルを廃棄して、解析展開タスク1001からの指示
を待つ。
【0372】さらに、ページ操作タスク1002は、印
刷実行可能なページのジョブの「既排出枚数」1312
が「1」以上であれば、印刷に際して「排紙モード」1
108が直前のそれと異なる場合であっても、上述した
「用紙除去コール」の表示を行わない。
【0373】以上のように、割り込み指定ジョブの排紙
モードを固定することによって、割り込みジョブと非割
り込みジョブの第1排紙ビン251〜第7排紙ビン25
7での排紙混載を防止する。
【0374】さらに、印刷動作を止めることになる「用
紙除去コール」の表示を最小限にすることによって、連
続印刷の可能性を高める。
【0375】以下、図35を参照して、ジョブ制御タス
ク1005の処理について説明する。
【0376】図35は、本発明のデータ処理装置および
画像記録装置を適用可能な画像記録システムの第13の
制御処理手順を示すフローチャートであり、ジョブ制御
タスク1005の処理に対応し、図15に示したCPU
409がROM404又は図示しないその他の記憶媒体
に格納されたプログラムに基づいて実行する。なお、S
1301〜S1311は各ステップを示す。
【0377】ジョブ制御タスク1005は、電源ON時
に起動されると、ステップS1301において、所定の
周期でホストインタフェース部402にデータ受信の有
無の問い合わせ、ステップS1302において、データ
が存在するとホストインタフェース部402から所定の
1ブロック分のデータをRAM407内のCPU409
用作業領域に読み込む。
【0378】次に、ステップS1303において、生成
中のジョブテーブルが存在するか否かを判定し、生成中
のジョブテーブルが存在しないと判定された場合は、ス
テップS1304において、新規のジョブテーブルを獲
得し、ステップS1305において、解析展開タスクを
起動し、ステップS1306に進む。
【0379】一方、ステップS1303で、生成中のジ
ョブテーブルが存在すると判定された場合は、そのまま
ステップS1306に進む。
【0380】次に、ステップS1306において、処理
データがジョブ制御情報であるか否かを判定し、処理デ
ータがジョブ制御情報であると判定された場合は、ステ
ップS1308において、その情報がジョブ終了制御コ
ードであるか否かを判定する。
【0381】ステップS1308でジョブ終了制御コー
ドであると判定された場合は、ステップS1310にお
いて、ジョブテーブルの終了処理(完了処理)を行い、
ステップS1311に進む。
【0382】一方、ステップS1308でジョブ終了制
御コードでないと判定された場合は、ステップS130
9において、ジョブテーブル1500に情報を設定(格
納)し、ステップS1311に進む。
【0383】一方、ステップS1306において、処理
データがジョブ制御情報でないと判定された場合は、ス
テップS1307において、ハードディスク部412に
値を格納し、ステップS1311に進む。
【0384】次に、ステップS1311において、ステ
ップS1302で読み込んだ1ブロックの処理を終了し
たか否かを判定し、1ブロックの処理を終了していない
と判定された場合は、ステップS1306の処理に戻
る。
【0385】一方、ステップS1311でステップS1
302で読み込んだ1ブロックの処理を終了したと判定
された場合は、ステップS1301の処理に戻る。
【0386】以下、図36を参照して、解析展開タスク
1001の処理について説明する。
【0387】図36は、本発明のデータ処理装置および
画像記録装置を適用可能な画像記録システムの第14の
制御処理手順を示すフローチャートであり、解析展開タ
スク1001の処理に対応し、図15に示したCPU4
09がROM404又は図示しないその他の記憶媒体に
格納されたプログラムに基づいて実行する。なお、S1
401〜S1411は各ステップを示す。
【0388】解析展開タスク1001は、ジョブ制御タ
スクに起動されると、ステップS1401において、所
定の周期でハードディスク部412にデータの有無を問
い合わせ、ステップS1402において、データが存在
し、ジョブ制御タスクからの指定ジョブであると認識す
ると、ハードディスク部412から所定の1ブロック分
のデータをRAM407内のCPU409用作業領域に
読み込む。
【0389】次に、ステップS1403において、生成
中のページテーブルが存在するか否かを判定し、生成中
のページテーブルが存在しないと判定された場合は、ス
テップS1404において、新規のページテーブルを獲
得し、ステップS1405に進む。この際にジョブテー
ブルと同一の項目ついてはジョブテーブルの値によって
初期化する。またジョブテーブルの「割り込み指定」が
ONである場合は、「排紙モード」を強制的に「本体F
D排紙モード」とする。
【0390】一方、ステップS1403で、生成中のペ
ージテーブルが存在すると判定された場合は、そのまま
ステップS1405に進む。
【0391】次に、ステップS1405において、前記
1ブロック内の制御コード、データを順次判定し、処理
データがページ制御情報であると判定された場合は、ス
テップS1407において、その情報がページ終了(ペ
ージ排出制御コード)であるか否かを判定する。
【0392】ステップS1407でジョブ終了(ページ
排出制御コード)であると判定された場合は、ステップ
S1409において、ページテーブルの終了処理(完了
処理)を行い、ステップS1410において、ページ操
作タスクを起動し、前記ページテーブルをページキュー
にエンキューし、ステップS1411に進む。
【0393】一方、ステップS1407でジョブ終了
(ページ排出制御コード)でないと判定された場合は、
ステップS1408において、ページテーブルに情報を
設定(格納)し、ステップS1411に進む。
【0394】一方、ステップS1405において、処理
データがページ制御情報でないと判定された場合は、ス
テップS1406において、画像データ発生部403に
依頼するか、またはCPU409によって画像展開を行
ない画像メモリ405の所定領域に格納し、ステップS
1411に進む。
【0395】次に、ステップS1411において、ステ
ップS1402で読み込んだ1ブロックの処理を終了し
たか否かを判定し、1ブロックの処理を終了していない
と判定された場合は、ステップS1405の処理に戻
る。
【0396】一方、ステップS1411でステップS1
402で読み込んだ1ブロックの処理を終了したと判定
された場合は、ステップS1401の処理に戻る。
【0397】以下、図37を参照して、ページ操作タス
ク1002の処理について説明する。
【0398】図37は、本発明のデータ処理装置および
画像記録装置を適用可能な画像記録システムの第15の
制御処理手順を示すフローチャートであり、ページ操作
タスク1002の処理に対応し、図15に示したCPU
409がROM404又は図示しないその他の記憶媒体
に格納されたプログラムに基づいて実行する。なお、S
1501〜S1508は各ステップを示す。
【0399】ページ操作タスク1002は、解析展開タ
スク1001によって起動されると、ステップS150
1において、ページキュー中の全ページの状態を照会
し、例えばページNが印刷可能と判断すると、ステップ
S1502において、排紙モードが変更されたか(直前
の処理ジョブと異なるか)否かを判定し、排紙モードが
変更されていない判定された場合は、そのままステップ
S1506に進み、一方、排紙モードが変更されたと判
定された場合は、ステップS1503において、ジョブ
テーブルの「既排出枚数」>「0」であるか否かを判定
する。
【0400】ステップS1503で、ジョブテーブルの
「既排出枚数」>「0」であると判定された場合は、そ
のままステップS1506に進み、一方、ジョブテーブ
ルの「既排出枚数」が「0」である(即ち、「既排出枚
数」>「0」でない)と判定された場合は、ステップS
1504において、ユーザに対して用紙除去を求める表
示(用紙除去コール)を行う。
【0401】次に、ステップS1505において、ユー
ザのオペレーションを監視し、ユーザが用紙を除去し、
コール解除されるまで待機する。このユーザオペレーシ
ョン監視は、オプションインタフェースタスクによるオ
プションコントローラ部106との通信によって行われ
る。用紙の除去を認識すると、ステップS1506に進
む。
【0402】次に、ステップS1506において、ペー
ジNに対する印刷処理を続行し、ステップS1507に
おいて、ページテーブルの「排紙終了フラグ」によっ
て、ページNを排紙完了したか否かを判定し、ページN
の排紙完了を認識すると、ステップ1508において、
ジョブテーブルの「既排出枚数」領域をインクリメント
して既排出ページを更新し、ステップS1501の処理
に戻る。
【0403】一方、ステップS1507でページNを排
紙完了していないと判定された場合は、ステップS15
01の処理に戻る。
【0404】このように制御することによって、ジョブ
単位の割り込み等によって発生する排紙モードの途中切
り替えにおいても、ユーザに特別な意識を強いることな
く、印刷を継続することが可能となる。
【0405】また、上述の効果を得るための仕組みを簡
便なものにすることが可能である。
【0406】〔第8実施形態〕上記第7実施形態では、
ページ操作タスク1002が、印刷に際して、「排紙モ
ード」が直前のそれと異なる場合であっても、ジョブテ
ーブル内の「既排出枚数」が「0」であれば、「用紙除
去コール」を行わない場合について説明したが、「排紙
モード」が直前のそれと異なる場合であっても、そのソ
ートジョブが既に区切りの良い枚数を排紙している場
合、例えばジョブテーブル内の「既排出枚数」がソート
に使用する排紙ビンの数「7」の倍数である場合、「用
紙除去コール」を行わないように構成してもよい。以
下、その実施形態について説明する。
【0407】本実施形態におけるハード構成は第7実施
形態と同様であり同一の図番を用いて動作の説明を行
う。以下、説明する本実施形態は、「排紙モード」が
「ソート排紙モード」である場合に特に有効である。
【0408】本実施形態のソータオプションユニット1
08は第1排紙ビン〜弟7排紙ビンまでの7つのフェー
スダウン排紙トレイを持つため、「ソート排紙モード」
は7部ソートを最大としている。
【0409】そのため、「既排出枚数」が「1」以上で
あっても「7」の倍数であれば、ソート排紙は区切りの
良い枚数排紙されていると判断可能である。
【0410】以下、図38を参照して、ページ操作タス
ク1002の処理について説明する。
【0411】図38は、本発明のデータ処理装置および
画像記録装置を適用可能な画像記録システムの第16の
制御処理手順を示すフローチャートであり、ページ操作
タスク1002の処理に対応し、図15に示したCPU
409がROM404又は図示しないその他の記憶媒体
に格納されたプログラムに基づいて実行する。なお、S
1501,S1502,S1600,S1504〜S1
508は各ステップを示し、図37と同一のステップに
は同一のステップ番号を付してある。
【0412】ページ操作タスク1002は、解析展開タ
スク1001によって起動されると、ステップS150
1において、ページキュー中の全ページの状態を照会
し、例えばページNが印刷可能と判断すると、ステップ
S1502において、排紙モードが変更されたか(直前
の処理ジョブと異なるか)否かを判定し、排紙モードが
変更されていない判定された場合は、そのままステップ
S1506に進み、一方、排紙モードが変更されたと判
定された場合は、ステップS1503において、ジョブ
テーブルの「既排出枚数」が「7」の倍数であるか否か
を判定する。
【0413】ステップS1600で、ジョブテーブルの
「既排出枚数」が「7」の倍数であると判定された場合
は、そのままステップS1506に進み、一方、ジョブ
テーブルの「既排出枚数」が「7」の倍数でないと判定
された場合は、ステップS1504において、ユーザに
対して用紙除去を求める表示(用紙除去コール)を行
う。
【0414】次に、ステップS1505において、ユー
ザのオペレーションを監視し、ユーザが用紙の除去し、
コール解除されるまで待機する。このユーザオペレーシ
ョン監視は、オプションインタフェースタスクによるオ
プションコントローラ部106との通信によって行われ
る。用紙の除去を認識すると、ステップS1506に進
む。
【0415】次に、ステップS1506において、ペー
ジNに対する印刷処理を続行し、ステップS1507に
おいて、ページテーブルの「排紙終了フラグ」によっ
て、ページNを排紙完了したか否かを判定し、ページN
の排紙完了を認識すると、ステップ1508において、
ジョブテーブルの「既排出枚数」領域をインクリメント
して既排出ページを更新し、ステップS1501の処理
に戻る。
【0416】一方、ステップS1507でページNを排
紙完了していないと判定された場合は、ステップS15
01の処理に戻る。
【0417】このように制御することによって、ジョブ
単位の割り込み等によって発生する排紙モードの途中切
り替えにおいて、特に非割り込みジョブがソートである
場合にユーザにとって最低限のオペレーションによって
印刷継続を行うことが可能となる。
【0418】また、前記の効果を得るための仕組みを簡
便なものにすることが可能である。
【0419】〔第9実施形態〕上記第7実施形態,第8
実施形態では、ページ操作タスク1002が、印刷に際
して、「排紙モード」が直前のそれと異なる場合であっ
ても、ジョブテーブル内の「既排出枚数」が所定の値
「0」,ソートに使用する排紙ビンの数である場合、ビ
ンの全用紙の取り除きを促すような通知を行う場合につ
いて説明したが、排紙ビンの一部のに積載された用紙の
みの取り除きを促すような通知、例えばジョブテーブル
1500内の「ソートのコピー部数」の数だけ空きビン
にするようなメッセージを通知するように構成してもよ
い。
【0420】以上により、ジョブ単位の割り込み等によ
って発生する排紙モードの途中切り替えにおいても、ユ
ーザに特別な意識を強いることなく、印刷を継続するこ
とが可能となる。また、上述の効果を得るための仕組み
を簡便なものにすることが可能である。
【0421】なお、上記各実施形態においてEEPRO
M410に格納した各種データをRAM407に格納す
るように構成してもよい。
【0422】以下、図39に示すメモリマップを参照し
て本発明に係るデータ処理装置および画像記録装置を適
用可能な画像記録システムで読み出し可能なデータ処理
プログラムの構成について説明する。
【0423】図39は、本発明に係る本発明に係るデー
タ処理装置および画像記録装置を適用可能な画像記録シ
ステムで読み出し可能な各種データ処理プログラムを格
納する記憶媒体のメモリマップを説明する図である。
【0424】なお、特に図示しないが、記憶媒体に記憶
されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン
情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し
側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表
示するアイコン等も記憶される場合もある。
【0425】さらに、各種プログラムに従属するデータ
も上記ディレクトリに管理されている。また、インスト
ールするプログラムやデータが圧縮されている場合に、
解凍するプログラム等も記憶される場合もある。
【0426】本実施形態における図7,図8、図17,
図18,図23,図24,図25,図26,図27,図
28,図29,図30,図35,図36,図37,図3
8に示す機能が外部からインストールされるプログラム
によって、ホストコンピュータにより遂行されていても
よい。そして、その場合、CD−ROMやフラッシュメ
モリやFD等の記憶媒体により、あるいはネットワーク
を介して外部の記憶媒体から、プログラムを含む情報群
を出力装置に供給される場合でも本発明は適用されるも
のである。
【0427】以上のように、前述した実施形態の機能を
実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記
憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステ
ムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMP
U)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し
実行することによっても、本発明の目的が達成されるこ
とは言うまでもない。
【0428】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が本発明の新規な機能を実現すること
になり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本
発明を構成することになる。
【0429】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピーデ3ィスク,ハードデ
ィスク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,
CD−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,RO
M,EEPROM,シリコンディスク等を用いることが
できる。
【0430】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペ
レーティングシステム)等が実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0431】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0432】また、本発明は、複数の機器から構成され
るシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適
用してもよい。また、本発明は、システムあるいは装置
にプログラムを供給することによって達成される場合に
も適応できることは言うまでもない。この場合、本発明
を達成するためのソフトウエアによって表されるプログ
ラムを格納した記憶媒体を該システムあるいは装置に読
み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本
発明の効果を享受することが可能となる。
【0433】さらに、本発明を達成するためのソフトウ
エアによって表されるプログラムをネットワーク上のデ
ータベースから通信プログラムによりダウンロードして
読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、
本発明の効果を享受することが可能となる。
【0434】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る第1
の発明〜第5の発明,第11の発明によれば、検出手段
が、外部装置より受信した印刷ジョブのジョブの切れ目
を検出し、記憶手段が印刷処理を行ったジョブに指定さ
れていた排紙モードを記憶し、検知手段が前記各排紙口
の用紙積載量を検知し、前記検出手段がジョブの切れ目
を検出した場合に、前記記憶手段に記憶された前回印刷
処理を行ったジョブに指定されていた排紙モード,現在
処理を行っているジョブに指定されている排紙モード,
前記検知手段の検知結果に基づいて、通知手段が、所定
のメッセージをユーザに通知するので、共有用排紙モー
ドと個人用排紙モードの複数の排紙モードを処理可能な
画像記録装置が、個人モード指定による排紙ジョブを確
実にユーザの意図通りに排紙できるようになるととも
に、ネットワーク上で複数のユーザが共有して画像処理
装置を使用している状態で、できるだけオフライン移行
せず印刷可能状態を維持することができる。
【0435】第6の発明〜第10の発明によれば、前記
カウント段により印刷ジョブ単位に出力したメディア数
に基づいて、排紙モードが変更されるタイミングで、ユ
ーザに所定の通知を行う通知手段による通知の有無を制
御手段が制御するので、簡単な構成により、ジョブ単位
の割り込み等によって発生する排紙モードの途中切り替
えにおいても、ユーザに特別な意識を強いることなく、
印刷を継続することができる。
【0436】第12の発明によれば、前記データ処理装
置が、前記いずれかの排紙モードを指定する第1の指定
手段と、排紙口を決定するための識別名称または識別名
称の種類および排紙部数を指定する第2の指定手段と、
前記第1の指定手段に指定された排紙モードおよび前記
第2の指定手段により指定された識別名称、または指定
された識別名称の種類に応じて決定される識別名称を前
記画像記録装置に送信する印刷データに付加して前記排
紙モードおよび識別名称を排紙先に指定した印刷ジョブ
を作成する作成手段と、前記作成手段により作成された
印刷ジョブを画像記録装置に送信する送信手段と、前記
画像記録装置より通知される情報を表示する表示手段と
を有し、前記画像記録装置が、前記データ処理装置より
受信した印刷ジョブのジョブの切れ目を検出する検出手
段と、印刷処理を行ったジョブに指定されていた排紙モ
ードを記憶する記憶手段と、前記各排紙口の用紙積載量
を検知する検知手段と、前記検出手段がジョブの切れ目
を検出した場合に、前記記憶手段に記憶された前回印刷
処理を行ったジョブに指定されていた排紙モード,現在
処理を行っているジョブに指定されている排紙モード,
前記検知手段の検知結果に基づいて、所定のメッセージ
を表示部に表示するおよび/又は前記データ処理装置に
通知する通知手段とを有するので、共有用排紙モードと
個人用排紙モードの複数の排紙モードを処理可能な画像
記録装置が、個人モード指定による排紙ジョブを確実に
ユーザの意図通りに排紙できるようになるとともに、ネ
ットワーク上で複数のユーザが共有して画像処理装置を
使用している状態で、できるだけオフライン移行せず印
刷可能状態を維持することができる。
【0437】第13の発明,第16の発明によれば、外
部装置より受信した印刷ジョブのジョブの切れ目を検出
した場合に、メモリに記憶された前回印刷処理を行った
ジョブに指定されていた排紙モード,現在処理を行って
いるジョブに指定されている排紙モード,各排紙口の用
紙積載量に基づいて、所定のメッセージをユーザに通知
するので、共有用排紙モードと個人用排紙モードの複数
の排紙モードを処理可能な画像記録装置が、個人モード
指定による排紙ジョブを確実にユーザの意図通りに排紙
できるようになるとともに、ネットワーク上で複数のユ
ーザが共有して画像処理装置を使用している状態で、で
きるだけオフライン移行せず印刷可能状態を維持するこ
とができる。
【0438】第14の発明,第17の発明によれば、印
刷ジョブ単位に出力したメディア数をカウントし、前記
排紙モードが変更されるタイミングで、前記カウント値
に基づいて、ユーザに所定の通知を行うので、簡単な構
成により、ジョブ単位の割り込み等によって発生する排
紙モードの途中切り替えにおいても、ユーザに特別な意
識を強いることなく、印刷を継続することができる。
【0439】第15の発明,第18の発明によれば、前
記データ処理装置により、前記いずれかの排紙モードを
指定し、排紙口を決定するための識別名称または識別名
称の種類および排紙部数を指定し、前記指定された排紙
モードおよび識別名称を前記画像記録装置に送信する印
刷データに付加して前記排紙モードおよび識別名称を排
紙先に指定した印刷ジョブを作成し、該作成された印刷
ジョブを画像記録装置に送信し、前記画像記録装置より
通知される情報を表示部に表示して、前記画像記録装置
により、外部装置より受信した印刷ジョブのジョブの切
れ目を検出した場合に、メモリに記憶された前回印刷処
理を行ったジョブに指定されていた排紙モード,現在処
理を行っているジョブに指定されている排紙モード,各
排紙口の用紙積載量に基づいて、所定のメッセージを表
示部に表示するおよび/又は前記データ処理装置に通知
するので、共有用排紙モードと個人用排紙モードの複数
の排紙モードを処理可能な画像記録装置が、個人モード
指定による排紙ジョブを確実にユーザの意図通りに排紙
できるようになるとともに、ネットワーク上で複数のユ
ーザが共有して画像処理装置を使用している状態で、で
きるだけオフライン移行せず印刷可能状態を維持するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示すデータ処理装置お
よび画像記録装置を適用可能な画像記録システムの仕分
け方法を説明する概念図である。
【図2】図1に示した各ホストコンピュータ上のホスト
アプリケーションによりプリンタの排紙モードの設定を
行う画面の一例を示す模式図である。
【図3】図1に示した各ホストコンピュータ上のホスト
アプリケーションにより印刷時の排紙モードの設定を行
う画面の一例を示す模式図である。
【図4】図1に示した各ホストコンピュータ上のホスト
アプリケーションにより印刷時の排紙モードの設定を行
う画面の一例を示す模式図である。
【図5】図1に示した各ホストコンピュータ上のホスト
アプリケーションにより印刷時の排紙モードの設定を行
う画面の一例を示す模式図である。
【図6】図1に示したホストコンピュータの構成を説明
するブロック図である。
【図7】本発明のデータ処理装置および画像記録装置を
適用可能な画像記録システムの第1の処理手順を示すフ
ローチャートである。
【図8】本発明のデータ処理装置および画像記録装置を
適用可能な画像記録システムの第2の処理手順を示すフ
ローチャートである。
【図9】図1に示した画像記録装置からホストコンピュ
ータに通知される印刷終了通知を示す模式図である。
【図10】図1に示した画像記録装置を適用可能なレー
ザビームプリンタの構成を説明するブロック図である。
【図11】図10に示したプリンタの構成を説明する断
面図である。
【図12】図10に示したプリンタの構成を説明するブ
ロック図である。
【図13】ビデオコントローラ(VC)とエンジンコン
トローラ(EC)との間でやりとりされる信号を説明す
る図である。
【図14】ビデオコントローラ(VC),エンジンコン
トローラ(EC)とオプションコントローラ(OC)と
の間でやりとりされる信号を説明する図である。
【図15】図10に示したビデオコントローラの構成を
説明するブロック図である。
【図16】図10に示したオプションコントローラ部内
に設けられるRAMに確保されるビデオコントローラと
の共有メモリの摸式図である。
【図17】本発明のデータ処理装置および画像記録装置
を適用可能な画像記録システムの第3の処理手順を示す
フローチャートである。
【図18】本発明のデータ処理装置および画像記録装置
を適用可能な画像記録システムの第4の処理手順を示す
フローチャートである。
【図19】図10に示した外部機器からオプションコン
トローラ部及びエンジンコントローラ部までのデータフ
ローを示す図である。
【図20】図15に示したRAMに格納されるページテ
ーブルの構造を示す図である。
【図21】図15に示したRAMに格納されるエンジン
状態テーブルの構造を示す図である。
【図22】図15に示したRAMに格納されるジョブ制
御テーブルの構造を示す図である。
【図23】本発明のデータ処理装置および画像記録装置
を適用可能な画像記録システムの第5の制御処理手順を
示すフローチャートである。
【図24】本発明のデータ処理装置および画像記録装置
を適用可能な画像記録システムの第6の制御処理手順を
示すフローチャートである。
【図25】本発明のデータ処理装置および画像記録装置
を適用可能な画像記録システムの第7の制御処理手順を
示すフローチャートである。
【図26】本発明のデータ処理装置および画像記録装置
を適用可能な画像記録システムの第8の制御処理手順を
示すフローチャートである。
【図27】本発明のデータ処理装置および画像記録装置
を適用可能な画像記録システムの第9の制御処理手順を
示すフローチャートである。
【図28】本発明のデータ処理装置および画像記録装置
を適用可能な画像記録システムの第10の制御処理手順
を示すフローチャートである。
【図29】本発明のデータ処理装置および画像記録装置
を適用可能な画像記録システムの第11の制御処理手順
を示すフローチャートである。
【図30】本発明のデータ処理装置および画像記録装置
を適用可能な画像記録システムの第12の制御処理手順
を示すフローチャートである。
【図31】画像記録装置における割り込み印刷を説明す
る図である。
【図32】本発明の第7実施形態において、図10に示
した外部機器からオプションコントローラ部及びエンジ
ンコントローラまでのデータフローを示す図である。
【図33】図15に示したRAMに格納されるページテ
ーブルの構造を示す図である。
【図34】本発明の第7実施形態において、図15に示
したRAMに格納されるジョブテーブルの構造を示す図
である。
【図35】本発明のデータ処理装置および画像記録装置
を適用可能な画像記録システムの第13の制御処理手順
を示すフローチャートである。
【図36】本発明のデータ処理装置および画像記録装置
を適用可能な画像記録システムの第14の制御処理手順
を示すフローチャートである。
【図37】本発明のデータ処理装置および画像記録装置
を適用可能な画像記録システムの第15の制御処理手順
を示すフローチャートである。
【図38】本発明のデータ処理装置および画像記録装置
を適用可能な画像記録システムの第16の制御処理手順
を示すフローチャートである。
【図39】本発明に係るデータ処理装置および画像記録
装置を適用可能な画像記録システムで読み出し可能な各
種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマ
ップを説明する図である。
【図40】従来の仕分け方法(1)1ジョブセパレート
を説明する概念図である。
【図41】従来の仕分け方法(2)疑似メールボックス
を説明する概念図である。
【図42】従来の仕分け方法(3)特開平2−1200
68号公報に示される排紙方法を説明する概念図であ
る。
【図43】従来の複写機の機能(4)機械式のソート機
能を説明する概念図である。
【図44】従来の複写機の機能(5)大容量のスタック
機能を説明する概念図である。
【符号の説明】
101A〜101D 外部機器(ホストコンピュータ) 102 画像記録装置(プリンタ) 1 CPU 2 RAM 3 ROM 404 ROM 407 RAM 409 CPU 410 EEPROM

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体に複数の排紙口を有し、又は複数の
    排紙口を有するオプション装置を接続して、複数の排紙
    モードの処理を実行可能な画像記録装置において、 外部装置より受信した印刷ジョブのジョブの切れ目を検
    出する検出手段と、 印刷処理を行ったジョブに指定されていた排紙モードを
    記憶する記憶手段と、 前記各排紙口の用紙積載量を検知する検知手段と、 前記検出手段がジョブの切れ目を検出した場合に、前記
    記憶手段に記憶された前回印刷処理を行ったジョブに指
    定されていた排紙モード,現在処理を行っているジョブ
    に指定されている排紙モード,前記検知手段の検知結果
    に基づいて、所定のメッセージをユーザに通知する通知
    手段と、を有することを特徴とする画像記録装置。
  2. 【請求項2】 前記検出手段は、受信した印刷ジョブの
    切れ目を検出し、各ジョブ毎の識別番号を生成し記憶す
    ることを特徴とする請求項1記載の画像記録装置。
  3. 【請求項3】 前記通知手段は、前記検出手段がジョブ
    の切れ目を検出した場合に、前記記憶手段に記憶された
    前回印刷処理を行ったジョブに指定されていた排紙モー
    ドと現在処理を行っているジョブに指定されている排紙
    モードとを比較し、前記検知手段の検知結果より、ジョ
    ブ混載が行われる可能性がある場合に、ユーザにその旨
    を通知するようなメッセージを通知することを特徴とす
    る請求項1記載の画像記録装置。
  4. 【請求項4】 前記検知手段は、各排紙口毎に存在し、
    少なくとも用紙が積載されていない、用紙が積載されて
    いる、満載であるの3段階の検知を行なうことを特徴と
    する請求項1記載の画像記録装置。
  5. 【請求項5】 前記所定のメッセージは、ユーザに用紙
    除去のオペレーションを促すメッセージ、又は各排紙口
    の状態を通知することを特徴とする請求項1記載の画像
    記録装置。
  6. 【請求項6】 本体に複数の排紙口を有し、又は複数の
    排紙口を有するオプション装置を接続して、複数の排紙
    モードの処理を実行可能な画像記録装置において、 前記排紙モードが変更されるタイミングで、ユーザに所
    定の通知を行う通知手段と、 印刷ジョブ単位に出力したメディア数をカウントするカ
    ウント手段と、 前記カウント段によりカウントされるカウンタ値に基づ
    いて、前記通知手段による通知の有無を制御する制御手
    段と、を有することを特徴とする画像記録装置。
  7. 【請求項7】 前記通知手段は、前記複数の排紙口の一
    部まはた全ての積載メディアの除去を促す内容であるこ
    とを特徴とする請求項6記載の画像記録装置。
  8. 【請求項8】 前記制御手段は、前記カウント手段によ
    りカウントされるカウント値が零の場合に、前記通知手
    段による通知を行うことを特徴とする請求項6又は7記
    載の画像記録装置。
  9. 【請求項9】 前記制御手段は、前記カウント手段によ
    りカウントされるカウント値が所定値の倍数でない場
    合、前記通知手段による通知を行うことを特徴とする請
    求項6又は7記載の画像記録装置。
  10. 【請求項10】 前記所定値は、仕分け排紙に用いる排
    紙口の総数であることを特徴とする請求項9記載の画像
    記録装置。
  11. 【請求項11】 前記複数の排紙モードは、印刷ジョブ
    に指定される識別名称により印刷ジョブを仕分け排紙し
    て複数のユーザで前記複数の排紙口を共有利用する共有
    モード、ソートモード、スタックモードを含むことを特
    徴とする請求項1〜10のいずれかに記載の画像記録装
    置。
  12. 【請求項12】 複数のデータ処理装置と、本体に複数
    の排紙口を有し又は複数の排紙口を有するオプション装
    置を接続して印刷ジョブに指定される識別名称により印
    刷ジョブを仕分け排紙して複数のユーザで前記複数の排
    紙口を共有利用する共有モード、ソートモード、スタッ
    クモードを含む複数の排紙モードの処理を実行可能な画
    像記録装置とが通信可能に接続される画像記録システム
    において、 前記データ処理装置は、 前記いずれかの排紙モードを指定する第1の指定手段
    と、 排紙口を決定するための識別名称または識別名称の種類
    および排紙部数を指定する第2の指定手段と、 前記第1の指定手段に指定された排紙モードおよび前記
    第2の指定手段により指定された識別名称、または指定
    された識別名称の種類に応じて決定される識別名称を前
    記画像記録装置に送信する印刷データに付加して前記排
    紙モードおよび識別名称を排紙先に指定した印刷ジョブ
    を作成する作成手段と、 前記作成手段により作成された印刷ジョブを画像記録装
    置に送信する送信手段と、 前記画像記録装置より通知される情報を表示する表示手
    段とを有し、 前記画像記録装置は、 前記データ処理装置より受信した印刷ジョブのジョブの
    切れ目を検出する検出手段と、 印刷処理を行ったジョブに指定されていた排紙モードを
    記憶する記憶手段と、 前記各排紙口の用紙積載量を検知する検知手段と、 前記検出手段がジョブの切れ目を検出した場合に、前記
    記憶手段に記憶された前回印刷処理を行ったジョブに指
    定されていた排紙モード,現在処理を行っているジョブ
    に指定されている排紙モード,前記検知手段の検知結果
    に基づいて、所定のメッセージを表示部に表示するおよ
    び/又は前記データ処理装置に通知する通知手段と、を
    有することを特徴とする画像記録システム。
  13. 【請求項13】 本体に複数の排紙口を有し、又は複数
    の排紙口を有するオプション装置を接続して、複数の排
    紙モードの処理を実行可能な画像記録装置の制御方法に
    おいて、 外部装置より受信した印刷ジョブのジョブの切れ目を検
    出する検出工程と、 前記検出工程がジョブの切れ目を検出した場合に、メモ
    リに記憶された前回印刷処理を行ったジョブに指定され
    ていた排紙モード,現在処理を行っているジョブに指定
    されている排紙モード,各排紙口の用紙積載量に基づい
    て、所定のメッセージをユーザに通知する通知工程と、 を有することを特徴とする画像記録装置の制御方法。
  14. 【請求項14】 本体に複数の排紙口を有し、又は複数
    の排紙口を有するオプション装置を接続して、複数の排
    紙モードの処理を実行可能な画像記録装置の制御方法に
    おいて、 印刷ジョブ単位に出力したメディア数をカウントするカ
    ウント工程と、 前記排紙モードが変更されるタイミングで、前記カウン
    ト工程によりカウントされるカウント値に基づいて、ユ
    ーザに所定の通知を行う通知工程と、を有することを特
    徴とする画像記録装置制御方法。
  15. 【請求項15】 複数のデータ処理装置と、本体に複数
    の排紙口を有し又は複数の排紙口を有するオプション装
    置を接続して印刷ジョブに指定される識別名称により印
    刷ジョブを仕分け排紙して複数のユーザで前記複数の排
    紙口を共有利用する共有モード、ソートモード、スタッ
    クモードを含む複数の排紙モードの処理を実行可能な画
    像記録装置とが通信可能に接続される画像記録システム
    の制御方法において、 前記データ処理装置による、 前記いずれかの排紙モードを指定する第1の指定工程
    と、 排紙口を決定するための識別名称または識別名称の種類
    および排紙部数を指定する第2の指定工程と、 前記第1の指定工程に指定された排紙モードおよび前記
    第2の指定工程により指定された識別名称、または指定
    された識別名称の種類に応じて決定される識別名称を前
    記画像記録装置に送信する印刷データに付加して前記排
    紙モードおよび識別名称を排紙先に指定した印刷ジョブ
    を作成する作成工程と、 該作成された印刷ジョブを画像記録装置に送信する送信
    工程と、 前記画像記録装置より通知される情報を表示部に表示す
    る表示工程とを有し、 前記画像記録装置による、 外部装置より受信した印刷ジョブのジョブの切れ目を検
    出する検出工程と、 前記検出工程がジョブの切れ目を検出した場合に、メモ
    リに記憶された前回印刷処理を行ったジョブに指定され
    ていた排紙モード,現在処理を行っているジョブに指定
    されている排紙モード,各排紙口の用紙積載量に基づい
    て、所定のメッセージを表示部に表示するおよび/又は
    前記データ処理装置に通知する通知工程と、を有するこ
    とを特徴とする画像記録システムの制御方法。
  16. 【請求項16】 本体に複数の排紙口を有し、又は複数
    の排紙口を有するオプション装置を接続して、複数の排
    紙モードの処理を実行可能な画像記録装置に、 外部装置より受信した印刷ジョブのジョブの切れ目を検
    出する検出工程と、 前記検出工程がジョブの切れ目を検出した場合に、メモ
    リに記憶された前回印刷処理を行ったジョブに指定され
    ていた排紙モード,現在処理を行っているジョブに指定
    されている排紙モード,各排紙口の用紙積載量に基づい
    て、所定のメッセージをユーザに通知する通知工程と、
    を実行させるためのプログラムを記憶したコンピュータ
    が読み取り可能な記憶媒体。
  17. 【請求項17】 本体に複数の排紙口を有し、又は複数
    の排紙口を有するオプション装置を接続して、複数の排
    紙モードの処理を実行可能な画像記録装置に、 印刷ジョブ単位に出力したメディア数をカウントするカ
    ウント工程と、 前記排紙モードが変更されるタイミングで、前記カウン
    ト工程によりカウントされるカウント値に基づいて、ユ
    ーザに所定の通知を行う通知工程と、 を実行させるためのプログラムを記憶したコンピュータ
    が読み取り可能な記憶媒体。
  18. 【請求項18】 本体に複数の排紙口を有し又は複数の
    排紙口を有するオプション装置を接続して印刷ジョブに
    指定される識別名称により印刷ジョブを仕分け排紙して
    複数のユーザで前記複数の排紙口を共有利用する共有モ
    ード、ソートモード、スタックモードを含む複数の排紙
    モードの処理を実行可能な画像記録装置つ通信可能なデ
    ータ処理装置に、 前記いずれかの排紙モードを指定する第1の指定工程
    と、 排紙口を決定するための識別名称または識別名称の種類
    および排紙部数を指定する第2の指定工程と、 前記第1の指定工程に指定された排紙モードおよび前記
    第2の指定工程により指定された識別名称、または指定
    された識別名称の種類に応じて決定される識別名称を前
    記画像記録装置に送信する印刷データに付加して前記排
    紙モードおよび識別名称を排紙先に指定した印刷ジョブ
    を作成する作成工程と、 該作成された印刷ジョブを画像記録装置に送信する送信
    工程と、 前記画像記録装置より通知される情報を表示部に表示す
    る表示工程とを実行させ、 本体に複数の排紙口を有し又は複数の排紙口を有するオ
    プション装置を接続して印刷ジョブに指定される識別名
    称により印刷ジョブを仕分け排紙して複数のユーザで前
    記複数の排紙口を共有利用する共有モード、ソートモー
    ド、スタックモードを含む複数の排紙モードの処理を実
    行可能な画像記録装置に、 外部装置より受信した印刷ジョブのジョブの切れ目を検
    出する検出工程と、 前記検出工程がジョブの切れ目を検出した場合に、メモ
    リに記憶された前回印刷処理を行ったジョブに指定され
    ていた排紙モード,現在処理を行っているジョブに指定
    されている排紙モード,各排紙口の用紙積載量に基づい
    て、所定のメッセージを表示部に表示するおよび/又は
    前記データ処理装置に通知する通知工程と、を実行させ
    るためのプログラムを記憶したコンピュータが読み取り
    可能な記憶媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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