JP2001080160A - 画像形成装置及び画像形成方法 - Google Patents

画像形成装置及び画像形成方法

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JP2001080160A
JP2001080160A JP25925899A JP25925899A JP2001080160A JP 2001080160 A JP2001080160 A JP 2001080160A JP 25925899 A JP25925899 A JP 25925899A JP 25925899 A JP25925899 A JP 25925899A JP 2001080160 A JP2001080160 A JP 2001080160A
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image
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JP25925899A
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English (en)
Inventor
Kimio Kudo
公生 工藤
Tomoya Motoyoshi
知也 本吉
Motoi Nakamichi
基 中道
Akitoshi Matsubara
昭年 松原
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 当該画像形成装置により行われる一連のジョ
ブに、ユーザーによるマニュアル操作処理を加えた画像
形成処理を実行できるようにすると共に、複写機や複合
機などの製造コストを低減できるようにする。 【解決手段】 マニュアル操作を含む画像形成処理に係
る一連のジョブを登録する予約JOB登録メモリ22
と、このメモリ22に登録されたジョブを実行すると共
に、ジョブの実行中にマニュアルによる操作のジョブが
あるか否かを検出する制御手段11とを備え、この制御
手段11は、マニュアル操作のジョブが検出された場合
には、実行中のジョブを中断し、マニュアル操作された
後にジョブを継続するように制御するものである。この
構成によって、ユーザーによるマニュアル操作部分を自
動機構に置き換えたとき、これをオプション扱いとする
ことができる。しかも、ユーザーによるマニュアル操作
処理によってその自動機構とほぼ同じ機能を実現でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動両面コピー
機能や後処理装置がオプション扱いとなされた複写機、
プリンタ、フクシミリ、あるいは、複写機能、ファクシ
ミリ機能、プリンタ機能を備えた複合機などに適用して
好適な画像形成装置及び画像形成方法に関する。
【0002】詳しくは、マニュアル操作を含む画像形成
処理を実行するための画像形成モードに基づいて画像形
成手段を制御する制御手段を備え、マニュアル操作に至
る直前で画像形成処理を中断し、マニュアル操作が実行
された後に、その画像形成処理を継続するようにして、
一連のジョブにユーザーによるマニュアル操作処理を含
めた画像形成処理を実行できるようにすると共に、製造
コストを低減できるようにしたものである。
【0003】
【従来の技術】近年、原稿画像から取得した画像データ
に基づいて画像形成を行うデジタル複写機が使用される
に至っている。この複写機では原稿の画像情報がスキャ
ナ等により読み込まれ、その原稿の画像情報が一旦、画
像メモリに蓄えられる。そして、その画像メモリに蓄え
られた画像情報はユーザーの要求に応じて画像の縮小、
拡大及び回転などの画像処理が施される。ここで画像処
理された画像データに基づく画像が画像形成手段(プリ
ンタ)によって所定の転写紙に形成される。この結果、
原稿画像を複写(コピー)することができる。
【0004】また、上述のデジタル複写機能と、ファク
シミリ機能と、プリンタ機能とを複合化し、これらの3
つの機能によりプリンタを共有すると共に、複写機能
と、ファクシミリ機能とにより画像読取手段(スキャ
ナ)を共有した複合機が販売されている。
【0005】図14はこの種の複合機10の構成例を示
すブロック図である。図14に示す複合機10はデータ
バス1を有している。このデータバス1には通信モデム
2、コーディング部3、スキャナ4、画像処理部5、デ
ータ通信部6、画像メモリ7、プリンタ8及び制御部9
などが接続されている。この制御部9には操作部9Aや
表示部9Bが接続されている。この種の複合機10で
は、画像メモリ7がコピー領域7AとFAX領域7Bに
分けられている。
【0006】複写機能ではコピー領域7Aが使用され、
スキャナ4などで読み取られた原稿画像データが圧縮さ
れた後に記憶される。ファクシミリ機能ではFAX領域
7Bが使用され、相手方から送られてきた画像データが
通信モデム2によって受信されると、コーディング部3
で復号化され、その後、ファクシミリ機能用に割り当て
られたFAX領域7Bに記録される。
【0007】プリンタ機能では、コピー領域7Aが共用
され、コンピユータからの画像データがデータ通信部6
によって受け取られると、画像処理部5で所定の画像処
理がなされた後に、そのコピー領域7Aに記憶される。
このコピー領域7A及びFAX領域7Bに関して、両者
のメモリ容量を比較すると、その作業性にも関連する
が、コピー領域7Aの方が大容量を割り当てられる場合
が多い。
【0008】この画像メモリ7に記憶された画像データ
は伸張された後に、画像処理部5で所定の画像処理が施
され、その後、プリンタ8に出力される。プリンタ8で
は画像データが1ページ単位に用紙に転写されて画像が
形成される。この用紙への画像形成処理に関して、用紙
の奇数面のみのプリントジョブ(JOB)又はその偶数
面のみのプリントジョブを指示できるものがある。この
プリント指示機能を応用すると、高価な自動両面コピー
機能を具備しない複写機や複合機でも、マニュアル操作
を加えることにより両面コピーを実行することができ
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来方
式の複合機10によれば、用紙の奇数面のみのプリント
JOBと、その偶数面のみのプリントJOBとは2つの
別個独立したプリントJOBとして制御系に登録され
る。因みに、マニュアル操作を加えた両面コピーを実行
するためには、マニュアル操作を含んだ一連のプリント
JOBとして制御系に認識させなくてはならない。この
複合機10ではマニュアル操作を加えた両面コピーを実
行する際に、制御系に対して、マニュアル操作を含んだ
一連のプリントJOBを認識させていない。
【0010】このため、奇数面のプリントが済んで排紙
皿に排出された用紙を手差しトレイなどに戻すまでの間
に、例えば、他のユーザーからのプリント指示が制御系
に受理されると、奇数面のプリントが済んだ用紙の裏に
他ユーザーの原稿画像がプリントされる場合が生じる。
これにより、プリント指示機能を応用したマニュアル操
作を含む両面コピーを再現性良く実行することができな
いという問題がある。
【0011】そこで、この発明は上述した課題を解決し
たものであって、一連のジョブに、ユーザーによるマニ
ュアル操作処理を加えた画像形成処理を実行できるよう
にすると共に、製造コストを低減できるようにした画像
形成装置及び画像形成方法を提供することを目的とす
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明に係る第1の画像形成装置は、画像形成手段
と、マニュアル操作を含む画像形成処理を実行するため
の画像形成モードを設定するモード設定手段と、このモ
ード設定手段により設定された画像形成モードに基づい
てマニュアル操作に至る直前で画像形成処理を中断し、
マニュアル操作が実行された後に、画像形成処理を継続
するように画像形成手段を制御する制御手段を備えるこ
とを特徴とするものである。
【0013】本発明の第1の画像形成装置によれば、画
像形成モードがモード設定手段により設定されると、制
御手段では、このモード設定手段により設定された画像
形成モードに基づいてマニュアル操作に至る直前で画像
形成処理が中断される。そして、ユーザーによりそのマ
ニュアル操作が実行された後に、その画像形成処理を継
続するように画像形成手段が制御手段によって制御され
る。
【0014】従って、当該画像形成装置により行われる
一連の画像形成処理に関して、ユーザーによるマニュア
ル操作処理を加えた画像形成処理を実行することができ
る。これにより、ユーザーによるマニュアル操作部分を
自動機構に置き換えたとき、これをオプション扱いとす
ることができる。しかも、その自動機構をオプションと
した場合でも、ユーザーによるマニュアル操作処理によ
ってその自動機構とほぼ同じ機能を実現できるので、画
像形成装置のコストダウンを図ることが可能となる。
【0015】本発明に係る第2の画像形成装置は、マニ
ュアル操作にて用紙の両面に画像を形成処理する画像形
成モード及び自動両面機構にて用紙の両面に画像を形成
処理する画像形成モードを有する画像形成装置であっ
て、自動両面機構が当該画像形成装置に取り付けられて
いるか否かを検出するセンサと、このセンサの出力に基
づいて画像形成モードを実行する制御手段とを備え、こ
の制御手段は、自動両面機構が取り付けられていないこ
とが検出された場合には、マニュアル操作にて用紙の両
面に画像を形成処理する画像形成モードを実行すること
を特徴とするものである。
【0016】本発明に係る第2の画像形成装置によれ
ば、自動両面機構が当該画像形成装置に取り付けられて
いるか否かがセンサによって検出される。このセンサ出
力は制御手段に入力され、制御手段では、このセンサ出
力に基づいて画像形成モードが実行される。例えば、自
動両面機構が取り付けられていないことがセンサによっ
て検出された場合には、マニュアル操作にて用紙の両面
に画像を形成処理する画像形成モードが制御手段によっ
て実行される。従って、当該画像形成装置に自動両面機
構が取り付けられていない場合でも、マニュアル操作が
加わることにより、用紙の両面に画像を形成することが
できる。
【0017】本発明に係る第3の画像形成装置は、マニ
ュアル操作にて仕切紙を挿入処理する画像形成モード及
び自動仕切紙挿入機構にて仕切紙を挿入処理する画像形
成モードを有する画像形成装置であって、自動仕切紙挿
入機構が当該画像形成装置に取り付けられているか否か
を検出するセンサと、このセンサの出力に基づいて画像
形成モードを実行する制御手段とを備え、この制御手段
は、自動仕切紙挿入機構が取り付けられていないことが
検出された場合には、マニュアル操作にて仕切紙を挿入
処理する画像形成モードを実行することを特徴とするも
のである。
【0018】本発明に係る第3の画像形成装置によれ
ば、自動仕切紙挿入機構が当該画像形成装置に取り付け
られているか否かがセンサによって検出される。このセ
ンサ出力は制御手段に入力され、制御手段では、このセ
ンサ出力に基づいて画像形成モードが実行される。例え
ば、自動仕切紙挿入機構が取り付けられていないことが
センサによって検出された場合には、マニュアル操作に
て仕切紙を挿入処理する画像形成モードが制御手段によ
って実行される。従って、当該画像形成装置に自動仕切
紙挿入機構が取り付けられていない場合でも、マニュア
ル操作が加わることにより、用紙と用紙の間などに仕切
紙を挿入することができる。
【0019】本発明に係る第1の画像形成方法は、マニ
ュアル操作を含む画像形成処理を実行する画像形成モー
ドを設定し、ここで設定された画像形成モードに基づい
てマニュアル操作に至る直前で画像形成処理を中断し、
マニュアル操作が実行された後に画像形成処理を継続す
ることを特徴とするものである。本発明の第1の画像形
成方法によれば、マニュアル操作を含む一連のジョブに
おいて、ユーザーによるマニュアル操作処理を加えた画
像形成処理を行うことができる。
【0020】本発明に係る第2の画像形成方法は、マニ
ュアル操作にて画像を形成処理するマニュアル画像形成
モード又は自動機構にて画像を形成処理する自動画像形
成モードを実行する画像形成方法であって、当該画像形
成装置に自動機構を取り付けられているか否かを検出
し、その自動機構を取り付けられていないことが検出さ
れた場合には、マニュアル操作にて画像を形成処理する
マニュアル画像形成モードを実行することを特徴とする
ものである。本発明の第2の画像形成方法によれば、マ
ニュアル操作を含む一連の画像形成処理において、ユー
ザーによるマニュアル操作処理を加えた画像形成処理を
行うことができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、この
発明の実施形態としての画像形成装置及び画像形成方法
について説明をする。 (1)第1の実施形態 図1は、本発明の各実施形態としての画像形成装置を応
用した複合機100の構成例を示すブロック図である。
本実施の形態では、マニュアル操作を含む画像形成処理
を実行するための画像形成モードに基づいて画像形成手
段を制御する制御手段を備え、マニュアル操作に至る直
前で画像形成処理を中断し、マニュアル操作が実行され
た後に、その画像形成処理を継続するようにして、一連
のジョブにユーザーによるマニュアル操作処理を含めた
画像形成処理を実行できるようにすると共に、当該画像
形成装置を応用した複合機などの製造コストを低減でき
るようにしたものである。
【0022】この複合機100は本発明に係る画像形成
装置を応用したものであり、複写機能、ファクシミリ機
能及びプリンタ機能を有している。複合機100はいわ
ゆる自動両面コピー機構や、自動仕切紙挿入機構が装備
されていないものであり、この自動機構部分をマニュア
ル操作によって補うことにより、両面コピーモードや、
仕切紙挿入モードを実行するものである(第1の画像形
成装置)。
【0023】図1に示す複合機100には制御手段11
が設けられる。この制御手段11には登録手段としての
予約ジョブ登録メモリ22が接続され、マニュアル操作
を含む画像形成処理に係る一連のジョブを一単位(JO
B1、JOB2、JOB3・・・など)として登録する
ようになされている。マニュアル操作を含むJOB1と
しては、例えば、用紙の表面を奇数面とし、その裏面を
偶数面としたとき、最初に奇数面のみをコピーし、その
後、コピー済みの記録紙をひっくり返して偶数面をコピ
ーする両面コピーモードを実行するものである。
【0024】このコピー済みの記録紙をまとめてひっく
り返す操作は、自動両面コピー機構を備えた複合機であ
れば、自動的に行われるが、この例ではこの自動両面コ
ピー機構を備えていないために、この部分がマニュアル
操作によりなされるものである(第2の画像形成装
置)。JOB2としては、例えば複数の記録紙の間に仕
切紙を挿入するために、最初の挿入位置までコピーし、
その後、コピー済みの記録紙を後ろに仕切紙を挿入し、
その後、次の挿入位置までをコピー又は残りの用紙にコ
ピーする仕切紙挿入モードを実行するものである(第3
の画像形成装置)。この登録手段にはRAM(随時書き
込み読み出し可能なメモリ)が使用される。
【0025】JOBの予約はユーザーによる設定操作に
よりなされる。この設定操作は操作手段19を使用して
行われ、例えば、複写機能を選択して原稿画像に係る両
面コピーモードを行う場合、ファクシミリ機能を選択し
てメモリ受信に係る受信画像を全部プリントアウトする
場合、及び、プリンタ機能を選択して外部コンピユータ
から受信したCG画像をコピーして仕切紙を挿入するモ
ードを実行する場合などが挙げられる。この操作手段1
9を使用して設定された動作設定情報は予約ジョブ登録
メモリ22に登録される。
【0026】この制御手段11では予約ジョブ登録メモ
リ22に登録されたジョブが逐次実行されると共に、そ
のジョブの実行中にマニュアル操作によるジョブがある
か否かが検出される。制御手段11ではマニュアル操作
によるジョブが検出された場合に、実行中のジョブが中
断され、マニュアル操作が実行された後にそのジョブが
継続される。
【0027】例えば、マニュアル操作を含む両面コピー
モードでは、奇数面のみのプリントを全て終了した時点
で制御手段11によってジョブが一時中断され、用紙の
奇数面のみをプリントして排紙された記録紙がユーザー
によって手差しトレイ又は所定のトレイに戻された後
に、ジョブが継続され、その記録紙の偶数面にプリント
が行われる。これにより、マニュアル操作を含む両面コ
ピーモードを実行することができる。この予約JOB1
のマニュアル操作例については図3及び図4において説
明する。
【0028】この制御手段11には上述した予約JOB
登録メモリ22の他に原稿読取手段12、画像メモリ、
通信手段14、復号化手段15、符号化手段16、画像
形成手段17、給紙・搬送部18、操作手段19、表示
手段21、プリント管理メモリ24及びデータ通信部6
などが接続されている。
【0029】原稿読取手段12では、操作手段19によ
って複写機能又はファクシミリ機能を選択し、これらの
動作条件を設定すると、その動作条件に基づいて原稿の
画像が読み取られ、原稿画像データが発生される。原稿
読取手段12には自動原稿給紙読取装置(RADF)な
どが使用される。この原稿読取手段12には制御手段1
1を介して画像メモリ13が接続され、複写機能用とし
てコピー領域13Aが割り当てられ、ファクシミリ機能
用としてFAX領域13Bが割り当てられている。
【0030】このコピー領域13Aには、原稿読取手段
12によって読み取られた原稿画像データが主に記憶さ
れる。この例で、コピー領域13AはFAX領域13B
に比べて大容量のメモリ領域が割り当てられる。コピー
領域13Aには原稿画像データの他にプリント用の画像
データが一時記憶される。画像メモリ13には記憶保持
動作が必要なDRAMなどを使用するとよい。もちろ
ん、バックアップ電源付きであることが望ましい。画像
メモリ13には全体で例えば16Mバイト程度のメモリ
容量が準備されている。コピー領域13Aには、標準で
14Mバイト(A3サイズの用紙20枚分)が割り当て
られ、FAX領域13Bには2Mバイトが割り当てられ
る。
【0031】更に、制御手段11に接続された通信手段
14では、ファクシミリ機能を選択し、この動作条件を
設定すると、その動作条件に基づいて所定の通信制御手
順に従ってデータ通信が行われる。通信手段14ではネ
ットワークコントロールユニット(網制御装置)が設け
られ、NTTなどの公衆網との間で、当該複合機100
からの発呼、不特定多数の相手方からの着呼、復旧、切
断処理などの接続制御が行われる。例えば、このユニッ
トによってリング検出が行われ、相手方が発呼した送信
要求が受信される。
【0032】この通信手段14には図示しない通信モデ
ムが設けられ、受信時には、公衆網によって伝送されて
きた変調信号を復調してデジタルの受信画像データに変
換したり、送信時には、公衆網の周波数帯に整合するよ
うに原稿画像データを変調して変調信号に変換するよう
になされる。通信手段14で受信した受信画像データ
は、FAX領域13Bに記憶される。
【0033】この通信手段14には制御手段11を介し
て復号化手段15が接続され、受信時に、受信画像デー
タが復号化されて伸張される。通信手段14には制御手
段11を介して符号化手段16が接続され、送信時に、
原稿画像データが圧縮されて符号化される。
【0034】この制御手段11には画像形成手段17が
接続され、複写機能、ファクシミリ機能又はプリンタ機
能を選択し、これらの動作条件を設定すると、その動作
条件に基づいてコピー領域13Aに記憶された原稿画像
データ、あるいは、FAX領域13Bに記憶された受信
画像データなどに基づいて、記録紙上に画像を形成する
ようになされる。画像形成手段17は図示しない記録紙
収納装置(トレイ)、現像器、感光体ドラム、定着器、
カートリッジなどを有している。画像形成手段17につ
いては自動原稿給紙読取装置と共に図5においてその一
例を説明する。
【0035】この画像形成手段17を駆動するために給
紙搬送部18、表示手段21及びプリント管理メモリ2
4が制御手段11に接続される。給紙搬送部18では記
録紙収納装置から画像形成系へ所定サイズの用紙が供給
搬送される。プリント管理メモリ24には、ユーザーに
よって操作手段19を使用して設定された、プリントモ
ード(片面/両面)、用紙のサイズ情報、そのトレイ情
報、コピー倍率情報、コピー濃度情報、排紙モード情報
なとが記憶される。これらの情報は表示手段21の表示
画面上に設定項目として表示される。データ通信部6に
ついては従来例を同じ機能を有するため、その説明を省
略する。
【0036】続いて、操作手段19の一例となる操作パ
ネル90について説明をする。図2に示す操作パネル9
0は一辺の角が丸みを帯びた長方形状を有しており、ユ
ーザーが操作し易いように、当該複写機100の原稿読
取手段(図示せず)12の手前付近の位置に取付けられ
ている。この操作パネル90上には、少なくとも、表示
手段21及びモードチェンジキー23が取付けられてい
る。この例では表示手段21には液晶表示ディスプレイ
(LCD)が使用される。この他に表示手段21には、
PDP、電界発光ダイオードなどの平面表示素子を使用
してもよく、これらの表示装置は操作パネル90のほぼ
中央に配置される。表示手段21には、利用者の入力操
作性を良くするために、タッチパネルが表示画面上に取
付けられる。
【0037】この他に表示手段21の左側にはワンタッ
チダイヤル用の押しボタンスイッチ91がマトリクス状
に配置され、ワンタッチ送信や同報通信などの特殊の通
信モードを実行できるようになされている。表示手段2
1の右側にはモード切替え用のモードチェンジキー23
が設けられ、例えば、モードチェンジキー23の操作に
応じて複写機能動作設定画面、ファクシミリ機能動作設
定画面及びプリンタ機能動作設定画面が順次、表示手段
21にローテーション表示される。
【0038】更に、表示手段21の右側にはモードチェ
ンジキー23の他に、数字の「1」〜「0」のテンキー
や、「*」キー、「#」キーなどの電話番号入力用のキ
ーボタン92、チェックボタン93、ヘルプボタン9
4、アプリケーションボタン95、プログラムボタン9
6、リセットボタン97、ストップ/クリアボタン9
8、割り込みコピーボタン99、電源スイッチ910、
スタートボタン911などが配置されている。スタート
ボタン911はジョブをスタートさせるときに押下され
る他に、ジョブを「継続」させるときに押下される。
「1」〜「3」のテンキーの配置領域上には2つの発光
ダイオードLED1、LED2が取付けられ、ファイル
やエラーを区別するような表示をできるようになされて
いる。
【0039】続いて、マニュアル操作を含む両面コピー
モードを実行する際の予約JOB1の登録例について説
明する。図3Aに示す予約JOB1では例えば10枚の
用紙の奇数面(表面)に最初にコピーをし、その後、図
3Bに示すコピー済みの記録紙をひっくり返す。このコ
ピー済みの記録紙をまとめてひっくり返す操作は、マニ
ュアル操作によりなされるものである。そして、図3C
に示す10枚の用紙の偶数面にコピーをする。
【0040】このようなマニュアル操作を含む両面コピ
ーモードのJOB1は、図4に示すデータフォーマット
内容となって、図1に示した予約JOB登録メモリ22
に登録される。この登録例では、10枚の用紙の奇数面
に係るコピージョブとして「表面コピージョブ」が記述
され、その後方に、ジョブの「中断」が記述される。コ
ピージョブの中断に続いてマニュアル操作がなされる
が、このマニュアル操作の間に、他からの割り込み要求
があったときも、JOB1の制御命令が優先され、その
制御命令がコマンドレジスタ等により排他的に保持され
る。
【0041】この例ではマニュアル操作が有った後に
は、再び、スタートボタン911が押下されるので、こ
のマニュアル操作の後に「継続」が記述され、その後方
には、10枚の用紙の偶数面に係るコピージョブとして
「裏面コピージョブ」が記述される。上述のJOB1の
制御命令は、少なくとも、10枚の用紙の偶数面に係る
コピージョブが終了するまで有効に保持される。従っ
て、制御手段11では予約JOB登録メモリ22に基づ
いてマニュアル操作を含む両面コピーモードを実行する
ことができる。
【0042】続いて、当該複合機100の画像形成手段
17及び自動原稿給紙読取装置(RADF)40の構成
例について説明する。この複合機100は自動両面コピ
ー機構や自動仕切紙挿入機構が装備されていないもので
ある。自動原稿給紙読取装置40は図5に示す原稿載置
部41、ローラ42a、ローラ42b、ローラ43、反
転ローラ44、反転部45及び排紙皿46を有してい
る。また、画像読み取り部50は第1のプラテンガラス
51、第2のプラテンガラス52、光源53、ミラー5
4、55、56、結像光学系57、CCD撮像装置58
及び図示しない光学駆動系を有している。画像形成手段
17は感光体ドラム71、帯電部72、現像部73、転
写部74、分離部75、クリーニング部76、搬送機構
77及び定着部78を有している。
【0043】例えば、原稿載置部41には原稿の第1頁
目の表面を上にした状態で、複数枚の原稿20が載置さ
れている。そして、図示しないADF制御部によってロ
ーラ42a及びローラ42bが駆動されると、これらの
ローラ42a及びローラ42bを介して繰り出された原
稿20の1枚目がローラ43を介して搬送される。この
とき、図示しない読み取り制御部の制御を受けて、画像
読み取り部50の光源53から原稿20の画像面に光が
照射される。この反射光はミラー54,55,56によ
って案内され、その反射光が結像光学系57を介してC
CD撮像装置58に取り込まれる。これにより、CCD
撮像装置58の受光面に原稿20の画像が結像される。
【0044】ここで、プラテンガラス51上に原稿20
の読み取り面を下に向けた状態で、その原稿20が原稿
載置部41に載置された場合には、プラテンガラス51
に沿って光学駆動系を走査することにより、CCD撮像
装置58に原稿画像が取り込まれる。そして、読み取ら
れた原稿20の画像取得信号SinはCCD撮像装置58
から図示しない画像処理回路に転送される。画像処理回
路では画像取得信号Sinをデジタルデータに変換した後
の画像データDinが画像メモリ13に格納される。上述
した画像メモリ13は電源バックアップされており、瞬
断などによって主電源がオフされても、画像データDin
をバックアップできるので、画像編集処理などのために
読み込まれた貴重な画像データDinの消失を防止でき
る。
【0045】なお、自動原稿給紙読取装置40におい
て、原稿20が自動給紙される操作モードの場合には、
ローラ43の周囲を原稿20が回るようになる。この場
合にはプラテンガラス52下に光源53とミラー54と
が固定された状態で、原稿画像が画像読み取り部50に
よって読み取られる。そして、原稿20の第1頁目が読
み取られると、今度は反転ローラ44を介して再度、ロ
ーラ43を用いた巻き取り操作が行われ、原稿裏面の画
像が画像読み取り部50で読み取られ、その画像取得信
号Sinが画像処理回路に出力される。
【0046】このようにして、表面と裏面の画像が読み
取られた原稿20は、再度反転ローラ44で反転されて
表面を下に向けた状態で、原稿用の排紙皿46に積載さ
れて行く。これと共に画像読み取り部50で、読み取ら
れた画像取得信号Sinは画像処理回路で、デジタルの画
像データDinに変換された後に、図1に示した画像メモ
リ13に格納される。
【0047】一方、用紙30が積載されている給紙カセ
ット30A、30B又は30Cから、所定の大きさの用
紙30が繰り出されて画像形成手段17に給送される。
用紙30はその入り口のレジストローラ61で同期が採
られた後に感光体ドラム71に向けて給紙される。この
レジストローラ61からの給紙を第2給紙という。レジ
ストローラ61の近くには記録紙センサ62が設けら
れ、用紙がレジストローラ61に到達したことが検出さ
れる。
【0048】この状態で、画像メモリ13から読み出さ
れた画像データDoutは画像処理された後に、画像書き
込み部60に出力される。各々の原稿20の奇数面に係
る画像データDoutが先に画像処理部から読み出され
る。画像書き込み部60内では、画像データDoutに応
じたレーザ光がレーザダイオードから感光体ドラム71
上へ照射され静電潜像が形成される。この静電潜像は現
像部73で現像されて感光体ドラム71上にトナー像と
して形成される。このトナー像は感光体ドラム71の下
部に設けられた転写部74によって用紙30に転写され
る。ここで転写後の用紙を記録紙30という。記録紙3
0は感光体ドラム71に吸着される。そして、感光体ド
ラム71に吸着された記録紙30は分離部75によって
感光体ドラム71から分離される。
【0049】その後、感光体ドラム71から分離された
記録紙30は搬送機構77を介して定着部78に送出さ
れ、トナー像が熱と圧力とにより定着される。これによ
り、記録紙30の一方の面に原稿の奇数面の画像が形成
される。以下、単に画像形成プロセスともいう。この奇
数面の画像が形成された片面コピーの記録紙30はガイ
ド部81を経て、排出ローラ85により搬送されて記録
紙用の排紙皿86に出力される。ここで、ユーザーは排
紙皿86に出力されたコピー済みの記録紙30をまとめ
てひっくり返し、例えば、手差しトレイ79にセットす
る。この処理がマニュアル操作となる。
【0050】上述の画像形成プロセスを終了した画像形
成手段17では、感光体ドラム71に残留付着したトナ
ーがクリーニング部76により除去され、次の画像形成
に対処すべく待機している。この状態で、記録紙30の
偶数面(未だ画像形成されていない面)上にして、記録
紙30が手差しトレイ79及びレジストローラ61を介
して画像形成手段17に送出される。画像形成手段17
では感光体ドラム71に原稿の偶数面の静電潜像が形成
され、この静電潜像が現像部73で現像されるので、感
光体ドラム71上に原稿偶数面のトナー像が形成され
る。
【0051】このトナー像は転写部74によって記録紙
30に転写されるので、その表面に第1頁目の静電潜像
が形成される。感光体ドラム71に吸着された記録紙3
0は分離部75によって感光体ドラム71から分離され
た後に、搬送機構77を介して定着部78に送出され、
トナー像が熱と圧力とにより定着される。これにより、
記録紙30の両面に原稿表裏の画像を形成することがで
きる。
【0052】その後、両面コピーされた記録紙30はガ
イド部81を経て、排出ローラにより搬送されて排紙皿
86に再び出力される。これにより、原稿20の表裏
(両面)の画像を記録紙30の両面(表裏)にコピーす
ることができる。なお、記録紙30を収納する給紙カセ
ット30Aの近くには、装着検出用のセンサ63が設け
られ、自動両面コピー機構の装着時にその装着の有無が
検出される。同様にして、排紙皿86の近くには他の装
着検出用のセンサ64が設けられ、自動仕切紙挿入機構
の装着時にその装着の有無を検出するようになされる。
【0053】続いて、本発明に係る画像形成方法につい
て第1の実施形態としての複合機100の動作例につい
て説明する。この例では、マニュアル操作を含む画像形
成処理に係る一連のJOB1、JOB2・・・が予め登
録され、ここで登録されたジョブを実行すると共に、そ
のジョブの実行中にマニュアル操作によるジョブがある
か否かが検出され、マニュアル操作によるジョブが検出
された場合には、実行中のジョブが中断され、そのマニ
ュアル操作が実行された後にジョブを継続するようにな
されることを想定する(第1の画像形成方法)。
【0054】これを前提にして、まず、図6に示すフロ
ーチャートのステップA1で両面コピーモードが設定さ
れているか否かが制御手段11によって判断される。両
面コピーモードが設定されているか否かは、操作手段1
9により予め設定され、その設定内容がプリント管理メ
モリ24などに格納されるので、この内容を検索するこ
とにより判断される。両面コピーモードが設定されてい
ない場合には、ステップA2に移行して通常のコピーモ
ードを実行するために、原稿読取手段12が制御手段1
1によって動作され、原稿が読み込まれる。原稿を読み
取って得た画像データDinは画像メモリ13に取り込ま
れる。その後、ステップA3に移行して制御手段11に
より通常のコピーモードが実行された後に、ステップA
11に移行される。
【0055】また、ステップA1で両面コピーモードが
設定されている場合には、ステップA4に移行して両面
コピーモードを実行するために、原稿読取手段12が制
御手段11によって動作され、原稿が読み込まれる。原
稿を読み取って得た画像データDinは画像メモリ13に
取り込まれる。このとき、原稿の表裏に画像が形成され
ている場合には、表裏の画像データDinが画像メモリ1
3に格納される。
【0056】その後、ステップA5に移行して用紙30
の奇数面に画像形成手段17によりプリントが実行され
る。その後、用紙30の奇数面に全てプリントが実行さ
れると、ステップA6に移行して、両面コピーモードが
中断され、マニュアル操作が指示される。例えば、「排
紙皿86のコピー済みの記録紙30をまとめてひっくり
返し、手差しトレイ79にセットして下さい。」の旨の
メッセージが表示手段21に表示される。
【0057】その後、ステップA7に移行して他のJO
Bによる割り込み要求があるか否かが制御手段11によ
って判断される。この割り込み要求に係るJOBは予約
JOB登録メモリ22に登録されずに、他のユーザーか
ら「コピーをしたい旨」のプリントジョブがなされる場
合を想定したものである。この「コピーをしたい旨」の
プリントジョブは、操作手段19を使用して入力され
る。この入力を制御手段11によって検出することによ
り、他のJOBによる割り込み要求があるか否かが判断
される。他のJOBによる割り込み要求がある場合に
は、ステップA8に移行してその割り込み要求がレジス
タなどに待機される。当該両面コピーモードを優先させ
るためである。
【0058】このステップA7で、他のJOBによる割
り込み要求がない場合には、ステップA9に移行して、
再び、スタートボタン911が押下された否かが制御手
段11によって判別される。スタートボタン911が押
下された場合には、制御手段11によって継続を認識で
きるので、ステップA10に移行してその記録紙30の
偶数面に画像形成手段17によりプリントが実行され
る。
【0059】その後、ステップA11に移行して他のJ
OBを実行するか否かが制御手段11によって判断され
る。他のJOBを実行する場合には、ステップA1に戻
ってステップA1〜ステップA10の処理が繰り返し実
行される。他のJOBを実行しない場合には当該両面コ
ピーモードに係る制御フローが終了される。
【0060】このように、本実施形態としての画像形成
装置を応用した複合機100によれば、画像形成処理に
係る一連のジョブ、例えば、マニュアル操作を含む両面
コピーモードに係るジョブが予約JOB登録メモリ22
によって登録されると、この予約JOB登録メモリ22
により登録されたジョブを実行すると共に、このジョブ
の実行中にマニュアル操作に係るジョブがあるか否かが
制御手段11により検出される。この制御手段11によ
って、マニュアル操作のジョブが検出された場合には、
実行中のジョブが中断され、マニュアル操作がなされた
後にジョブが継続される。
【0061】従って、マニュアル操作を加えた両面コピ
ーを実行する際に、制御手段11に対して、マニュアル
操作を含んだ一連のプリントJOBを認識させることが
できるので、当該複合機100により行われる一連のジ
ョブに、ユーザーによるマニュアル操作処理を加えた画
像形成処理を実行することが可能となる。
【0062】これにより、ユーザーによるマニュアル操
作の部分、この例では、排紙皿86のコピー済みの記録
紙30をまとめてひっくり返し、手差しトレイ79にセ
ットする部分を自動両面コピー機構に置き換えたとき、
これをオプション扱いとすることができる。しかも、そ
の自動両面コピー機構をオプションとした場合でも、ユ
ーザーによるマニュアル操作処理によってその自動両面
コピー機構とほぼ同じ機能を実現できるので、複合機1
00のコストダウンを図ることが可能となる。
【0063】(2)第2の実施形態 図7は第2の実施形態としての複合機100に係る仕切
紙挿入モードの処理例を示すイメージ図である。この例
では、予め設定された枚数の原稿をプリントして排紙さ
れる記録紙30の途中に、ユーザーによって仕切紙Kが
挿入される場合であって、仕切紙Kが挿入された後に残
り枚数の原稿をプリントすることにより、制御手段11
によって仕切紙挿入モードが実行されるものである。
【0064】第2の実施形態としての複合機100には
第1の実施形態としての複合機100がそのまま使用す
ることができる。従って、マニュアル操作を含む仕切紙
挿入モードを実行する際の予約JOB2の登録例につい
て説明するが、複合機100の構成についてはその説明
を省略する。
【0065】図7に示す予約JOB2では例えば5枚の
用紙をプリントする毎に、仕切紙K1、K2・・・を挿
入する場合である。この仕切紙Kを挿入する操作は、マ
ニュアル操作によりなされるものである。このようなマ
ニュアル操作を含む仕切紙挿入モードのJOB2は、図
8に示すデータフォーマット内容となって、図1に示し
た予約JOB登録メモリ22に登録される。この登録例
では、5枚の用紙に係るプリントJOBとして「挿入位
置に至るコピーJOB」が記述され、その後方に、仕
切紙挿入モードに係るJOB2の「中断」が記述され
る。このJOB2の中断に続いてマニュアル操作がなさ
れるが、このマニュアル操作の間に、他からの割り込み
要求があったときは、第1の実施形態で説明したよう
に、第2の実施形態でも、JOB2の制御命令が優先さ
れ、その制御命令がコマンドレジスタ等により排他的に
保持される。
【0066】この例ではマニュアル操作が有った後に
は、再び、スタートボタン911が押下されるので、こ
のマニュアル操作の後に「継続」が記述され、その後方
には、次の5枚の用紙に係るプリントJOBとして「挿
入位置に至るコピーJOB」が記述される。上述のJ
OB2の制御命令は、少なくとも、仕切紙挿入モードに
係る全ての用紙に係るプリントJOBが終了するまで有
効に保持される。従って、制御手段11では予約JOB
登録メモリ22に基づいてマニュアル操作を含む仕切紙
挿入モードを実行することができる。
【0067】続いて、第2の実施形態としての複合機1
00の動作例について説明する。この例では、図7に示
した用紙30の5枚目毎のプリントJOBが終了した時
点で、仕切紙挿入モードに係るJOB2が中断され、仕
切紙Kがマニュアル挿入された後に、プリントJOBが
継続するように制御手段11によって制御されることを
想定する。
【0068】これを前提にして、まず、図9に示すフロ
ーチャートのステップB1で仕切紙挿入モードが設定さ
れているか否かが制御手段11によって判断される。仕
切紙挿入モードが設定されているか否かは、操作手段1
9により予め設定され、その設定内容がプリント管理メ
モリ24などに格納されるので、この内容を検索するこ
とにより判断される。仕切紙挿入モードが設定されてい
ない場合には、ステップB2に移行して通常のコピーモ
ードを実行するために、原稿読取手段12が制御手段1
1によって動作され、原稿が読み込まれる。原稿を読み
取って得た画像データDinは画像メモリ13に取り込ま
れる。その後、ステップB3に移行して制御手段11に
より通常のコピーモードが実行された後に、ステップB
13に移行される。
【0069】また、ステップB1で仕切紙挿入モードが
設定されている場合には、ステップB4に移行して仕切
紙挿入モードを実行するために、原稿読取手段12が制
御手段11によって動作され、原稿が読み込まれる。原
稿を読み取って得た画像データDinは画像メモリ13に
取り込まれる。このとき、原稿の表裏に画像が形成され
ている場合には、表裏の画像データDinが画像メモリ1
3に格納される。
【0070】その後、ステップB5に移行して最初の仕
切紙K1の挿入位置がセットされる。そして、ステッ
プB6に移行して画像形成手段17により用紙30が給
紙されてプリントが実行される。その後、最初の5枚目
の用紙30に全てプリントが実行されると、ステップB
7に移行して、仕切紙挿入モードが中断され、マニュア
ル操作が指示される。例えば、「手差しトレイ79に仕
切紙Kセットして下さい。」の旨のメッセージが表示手
段21に表示される。
【0071】その後、ステップB8に移行して他のJO
Bによる割り込み要求があるか否かが制御手段11によ
って判断される。この割り込み要求に係るJOBは第1
の実施形態で説明した通りである。この他のJOBによ
る割り込み要求がある場合には、ステップB9に移行し
てその割り込み要求がレジスタなどに待機される。当該
仕切紙挿入モードを優先させるためである。
【0072】このステップB8で、他のJOBによる割
り込み要求がない場合には、ステップB10に移行し
て、再び、スタートボタン911が押下された否かが制
御手段11によって判別される。スタートボタン911
が押下された場合には、制御手段11によって継続を認
識できるので、ステップB11に移行して次の仕切紙K
2の挿入位置などがあるか否かが判断される。次の仕
切紙K2の挿入位置などは、プリント管理メモリ24
を検索することにより得られる。
【0073】従って、仕切紙K2の挿入位置がある場
合には、ステップB6に戻ってその挿入位置まで、用
紙30を給紙してプリントが実行される。その後、ステ
ップB7〜ステップB10が繰り返され、仕切紙K2・
・・などの挿入処理が全部済んで、ステップB11で仕
切紙Kの挿入位置が無い場合には、ステップB12に移
行して、画像形成手段17により残りのプリントが実行
される。
【0074】その後、ステップB13に移行して他のJ
OBを実行するか否かが制御手段11によって判断され
る。他のJOBを実行する場合には、ステップB2に戻
ってステップB2〜ステップB12の処理が繰り返し実
行される。他のJOBを実行しない場合には当該仕切紙
挿入モードに係る制御フローが終了される。
【0075】このように、本実施形態としての複合機1
00によれば、用紙30の5枚目毎のプリントJOBが
終了した時点で、仕切紙挿入モードに係るJOB2が中
断され、仕切紙Kがマニュアル挿入された後に、プリン
トJOBが継続するように制御手段11によって制御さ
れる。
【0076】従って、マニュアル操作を加えた仕切紙挿
入モードを実行する際に、制御手段11に対して、マニ
ュアル操作を含んだ一連のプリントJOBを認識させる
ことができるので、当該複合機100により行われる一
連のジョブに、ユーザーによるマニュアル操作処理を加
えた画像形成処理を実行することが可能となる。
【0077】これにより、ユーザーによるマニュアル操
作の部分、この例では、仕切紙Kを手差しトレイ79に
セットする部分を自動仕切紙挿入機構(後処理装置な
ど)に置き換えたとき、これをオプション扱いとするこ
とができる。しかも、その自動仕切紙挿入機構をオプシ
ョンとした場合でも、ユーザーによるマニュアル操作処
理によってその自動仕切紙挿入機構とほぼ同じ機能を実
現できるので、複合機100のコストダウンを図ること
が可能となる。
【0078】(3)第3の実施形態 図11は、本発明の第3の実施形態としての複合機20
0の断面の構成例を示す概念図である。この例では、マ
ニュアル操作の部分が自動機構に置き換えられる場合で
あって、自動機構をオプション扱いとする場合に、自動
機構がオプションとなされているか否かが検出され、そ
の自動機構がオプションとなされている場合であって、
プリントジョブの実行中にマニュアル操作によるジョブ
が検出された場合には、その実行中のプリントジョブが
中断され、マニュアル操作が実行された後にジョブを継
続するようになされるものである(第2の画像形成方
法)。
【0079】図11に示す複合機200は、図5に示し
た複合機100に自動両面コピー機構89及び自動仕切
紙挿入機構を含む後処理装置(以下フィニッシャとい
う)80を装備したものである。この例でマニュアル操
作の部分を自動両面コピー機構89及びフィニッシャ8
0に置き換えた場合であって、これらをオプション扱い
とする場合に制御手段11は自動両面コピー機構89及
びフィニッシャ80がオプションとなされているか否か
を検出すると共に、これらがオプションとなされている
場合であって、マニュアル操作によるプリントジョブが
検出された場合には、実行中のプリントジョブを中断
し、マニュアル操作が実行された後にプリントジョブを
継続するようになされる。
【0080】この自動両面コピー機構89を装着する部
分には装着検出用のセンサ63が設けられ、当該複合機
200に取り付けられているか否かが検出される。フィ
ニッシャ80を装着する部分には他の装着検出用のセン
サ64が設けられ、当該複合機200に取り付けられて
いるか否かが検出される。これらのセンサ出力は制御手
段11へ出力される。例えば、これらセンサ63,64
では自動機構の装着時に「1」の論理信号のセンサ出力
が発生され、その非装着時には「0」の論理信号のセン
サ出力が発生される。制御手段11ではこれらのセンサ
出力に基づいて画像形成モードを実行するようになされ
る。
【0081】自動両面コピー機構89は反転ローラ8
2、反転部83及び反転搬送路84を有している。その
他の構成部分は図5に示した複合機100と同様な構成
を採るため、その説明を省略する。例えば、第1の実施
形態と同様にして、表面と裏面の画像が読み取られた原
稿20は、再度反転ローラ44で反転されて表面を下に
向けた状態で、排紙皿46に積載されて行く。これと共
に画像読み取り部50で、読み取られた画像取得信号S
inは画像処理回路で、デジタルの画像データDinに変換
された後に、図1に示した画像メモリ13に格納され
る。
【0082】一方、記録紙30が積載されている給紙カ
セット30A又は30Bから、用紙30が繰り出されて
画像形成手段17に給送される。用紙30はその入り口
のレジストローラ61で同期が採られた後に感光体ドラ
ム71にドラム71に向けて給紙される。レジストロー
ラ61の近くには記録紙センサ62が設けられ、用紙が
レジストローラ61に到達したことが検出される。
【0083】この状態で、画像メモリ13から読み出さ
れた画像データDoutは画像処理された後に、画像書き
込み部60に出力される。画像データDoutは各々の原
稿20の表面から先に画像処理部から読み出される。画
像書き込み部60内では、画像データDoutに応じたレ
ーザ光がレーザダイオードから感光体ドラム71上へ照
射され静電潜像が形成される。この静電潜像は現像部7
3で現像された後に、感光体ドラム71上にトナー像と
して形成される。
【0084】このトナー像は感光体ドラム71の下部に
設けられた転写部74によって用紙30に転写される。
用紙30は感光体ドラム71に吸着される。そして、感
光体ドラム71に吸着された記録紙30は分離部75に
よって感光体ドラム71から分離される。その後、感光
体ドラム71から分離された記録紙30は搬送機構77
を介して定着部78に送出され、トナー像が熱と圧力と
により定着される。これにより、記録紙30に原稿裏面
の画像(第2頁目画像)が形成される。以下、単に画像
形成プロセスともいう。
【0085】また、原稿裏面に係る画像形成プロセスに
続いて、トナー像が定着された記録紙30はガイド部8
1を介して下方に搬送され、反転部83に送出される。
次に反転部83に送出された記録紙30は反転ローラ8
2で、再度上方向に繰り出され、給紙カセット30A上
に設けられた反転搬送路84を通って再度、画像形成手
段17に転送される。
【0086】上述した原稿20の裏面の画像形成が終了
した画像形成手段17では、感光体ドラム71に残留付
着したトナーがクリーニング部76により除去され、次
の画像形成に対処すべく待機している。この状態で、記
録紙30の表面(未だ画像形成されていない面)上にし
て、記録紙30がレジストローラ61を介して画像形成
手段17に送出される。画像形成手段17では感光体ド
ラム71に原稿表面の静電潜像が形成され、この静電潜
像が現像部73で現像されるので、感光体ドラム71上
に原稿表面のトナー像が形成される。
【0087】このトナー像は転写部74によって記録紙
30に転写されるので、その表面に第1頁目の静電潜像
が形成される。感光体ドラム71に吸着された記録紙3
0は分離部75によって感光体ドラム71から分離され
た後に、搬送機構77を介して定着部78に送出され、
トナー像が熱と圧力とにより定着される。これにより、
記録紙30に原稿表面の画像(第1頁目画像)を形成す
ることができる。
【0088】その後、記録紙30の裏面と表面とに画像
形成が完了した記録紙30はフィニッシャ部80で出力
形態(自動仕切紙挿入モード、ソータモード及びステー
プルモードなど)に対応して、そのまま機外に排出され
るか、もしくは、再度、反転部83で反転されて排出ロ
ーラ85により機外に排出される。これにより、原稿2
0の表裏(両面)の画像を記録紙30の表裏にコピー
(以下、自動両面コピーモードという)したり、所定の
枚数毎に仕切紙を挿入(自動仕切紙挿入モードを実行)
することができる。
【0089】続いて、第3の実施形態としての複合機2
00の動作例(その1)について説明する。この例で
は、マニュアル操作の部分が自動両面コピー機構89に
置き換えられる場合であって、この自動両面コピー機構
89をオプション扱いとする場合に、この自動両面コピ
ー機構89がオプションとなされているか否かが、セン
サ63及び制御手段11によって検出され、その検出結
果に基づいて実行中のプリントジョブが中断され、マニ
ュアル操作が実行された後にプリントジョブを継続する
ようになされることを想定する。
【0090】これを前提として、図12に示すフローチ
ャートのステップC1で両面コピーモード又は通常のコ
ピーモードが設定されているか否かが制御手段11によ
って判断される。この際の判断は第1の実施形態で述べ
た通りである。両面コピーモードが設定されていない場
合、すなわち、片面コピーモードの場合には、ステップ
C2に移行して片面(通常)のコピーモードを実行して
画像形成処理を終了する。
【0091】また、ステップC1で両面コピーモードが
設定されている場合には、ステップC3に移行して、自
動両面コピー機構89が装備されているか否かが判断さ
れる。制御手段11は自動両面コピー機構89が接続さ
れることにより、センサ63からの論理信号「1」によ
って「当該自動両面コピー機構89が装備されている」
と判断される。制御手段11は自動両面コピー機構89
が接続されていない場合には、センサ63からの論理信
号「0」によって「当該自動両面コピー機構89が装備
されていない」と判断される。従って、自動両面コピー
機構89が装備されていない場合には、ステップC4に
移行して第1の実施形態で説明したフローチャートのス
テップA1〜ステップA11を実行する(マニュアル操
作を含む両面コピーモード)。
【0092】この自動両面コピー機構89が装備されて
いる場合には、ステップC5に移行して上述した自動両
面コピーモードが実行される。これにより、オプション
扱いの複合機100に後日、自動両面コピー機構89が
装備された場合や、最初から装備されていた自動両面コ
ピー機構89を例えば、メンテナンスのために取り外し
た場合でも、制御混乱を招くことなく無く当該複合機2
00を再現性良く稼働させることができる。
【0093】続いて、第3の実施形態としての複合機2
00の動作例(その2)について説明する。この例で
は、マニュアル操作の部分がフィニッシャ80に置き換
えられる場合であって、このフィニッシャ80をオプシ
ョン扱いとする場合に、このフィニッシャ80がオプシ
ョンとなされているか否かがセンサ64及び制御手段1
1によって検出され、その検出結果に基づいて実行中の
プリントジョブが中断され、マニュアル操作が実行され
た後にプリントジョブを継続するようになされることを
想定する。
【0094】これを前提として、図13に示すフローチ
ャートのステップD1で通常コピーモード又は仕切紙挿
入モードが設定されているか否かが制御手段11によっ
て判断される。この際の判断は先に述べた通りである。
仕切紙挿入モードが設定されていない場合、すなわち、
通常のコピーモードの場合には、ステップD2に移行し
て通常のコピーモードを実行して画像形成処理を終了す
る。
【0095】また、ステップD1で仕切紙挿入モードが
設定されている場合には、ステップD3に移行して、自
動仕切紙挿入機構(フィニッシャ)80が装備されてい
るか否かが判断される。制御手段11はフィニッシャ8
0が接続されることにより、センサ64からの論理信号
「1」によって「当該フィニッシャ80が装備されてい
る」と判断される。従って、制御手段11はフィニッシ
ャ80が接続されていない場合には、ステップD4に移
行して第2の実施形態で説明したフローチャートのステ
ップB1〜ステップB13を実行する(マニュアル操作
を含む仕切紙挿入モード)。フィニッシャ80が装備さ
れている場合には、ステップD5に移行して自動仕切紙
挿入モード、ソータモード及びステープルモードなどが
実行される。これにより、オプション扱いの複合機10
0に後日、フィニッシャ80が装備された場合や、最初
から装備されていたフィニッシャ80を例えば、メンテ
ナンスのために取り外した場合でも、制御混乱を招くこ
となく無く当該複合機200を稼働させることができ
る。
【0096】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の第1の画
像形成装置によれば、マニュアル操作に至る直前で画像
形成処理を中断し、そのマニュアル操作が実行された後
に、画像形成処理を継続するように画像形成手段を制御
する制御手段を備えるものである。この構成によって、
当該画像形成装置により行われる一連の画像形成処理に
関して、ユーザーによるマニュアル操作処理を加えた画
像形成処理を実行することができる。従って、ユーザー
によるマニュアル操作部分を自動機構に置き換えたと
き、これをオプション扱いとすることができる。しか
も、その自動機構をオプションとした場合でも、ユーザ
ーによるマニュアル操作処理によってその自動機構とほ
ぼ同じ機能を実現できるので、画像形成装置のコストダ
ウンを図ることが可能となる。
【0097】本発明に係る第2の画像形成装置によれ
ば、自動両面機構が当該画像形成装置に取り付けられて
いるか否かに基づいて画像形成モードを実行する制御手
段が設けられ、自動両面機構が取り付けられていないこ
とが検出された場合に、マニュアル操作にて用紙の両面
に画像を形成処理する画像形成モードを実行すようにな
される。この構成によって、当該画像形成装置に自動両
面機構が取り付けられていない場合でも、マニュアル操
作が加わることにより、用紙の両面に画像を形成するこ
とができる。
【0098】本発明に係る第3の画像形成装置によれ
ば、自動仕切紙挿入機構が当該画像形成装置に取り付け
られているか否かに基づいて画像形成モードを実行する
制御手段が設けられ、自動仕切紙挿入機構が取り付けら
れていないことが検出された場合に、マニュアル操作に
て仕切紙を挿入処理する画像形成モードが実行されるも
のである。この構成によって、当該画像形成装置に自動
仕切紙挿入機構が取り付けられていない場合でも、マニ
ュアル操作を加えることにより、用紙と用紙の間に仕切
紙を挿入することができる。
【0099】本発明の第1の画像形成方法によれば、予
め設定された画像形成モードに基づいてマニュアル操作
に至る直前で画像形成処理を中断し、そのマニュアル操
作が実行された後に、画像形成処理を継続するようにな
される。この構成によって、マニュアル操作を含む一連
のジョブにおいて、ユーザーによるマニュアル操作処理
を加えた画像形成処理を行うことができる。
【0100】本発明の第2の画像形成方法によれば、自
動機構が当該画像形成装置に取り付けられているか否か
を検出し、その自動機構が取り付けられていないことが
検出された場合には、マニュアル操作にて画像を形成処
理するようになされる。この構成によって、マニュアル
操作を含む一連の画像形成処理において、ユーザーによ
るマニュアル操作処理を加えた画像形成処理を行うこと
ができる。
【0101】この発明は、自動両面コピー機能や後処理
装置がオプション扱いとなされた複写機、複写機能、フ
ァクシミリ機能及びプリンタ機能を備えた複合機などに
適用して極めて好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の各実施形態としての画像形成装置を応
用した複合機100の構成例を示すブロック図である。
【図2】複合機100の操作パネル90の構成例を示す
上から見た図である。
【図3】A〜Cはマニュアル操作を含む両面コピーモー
ドを実行する際の処理手順例を示すイメージ図である。
【図4】マニュアル操作を含む両面コピーモードを実行
する際の予約JOB1の登録例を示すイメージ図であ
る。
【図5】当該複合機100の断面の構成例を示す概念図
である。
【図6】第1の実施形態としての複合機100の動作例
を示すフローチャートである。
【図7】第2の実施形態としての複合機100に係る仕
切紙挿入モードの処理例を示すイメージ図である。
【図8】マニュアル操作を含む仕切紙挿入モードを実行
する際の予約JOB2の登録例を示すイメージ図であ
る。
【図9】第2の実施形態としての複合機100の動作例
(その1)を示すフローチャートである。
【図10】第2の実施形態としての複合機100の動作
例(その2)を示すフローチャートである。
【図11】第3の実施形態としての複合機200の断面
の構成例を示す概念図である。
【図12】第3の実施形態としての複合機200の動作
例(その1)を示すフローチャートである。
【図13】第3の実施形態としての複合機200の動作
例(その2)を示すフローチャートである。
【図14】従来方式の複合機10の構成例を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
11 制御手段 12 原稿読取手段 13 画像メモリ(記憶手段) 14 通信手段 15 復号化手段 16 符号化手段 17 画像形成手段 19 操作手段 21 表示手段 22 予約JOB登録メモリ(登録手段) 23 モードチェンジキー 80 後処理装置(フィニッシャ) 89 自動両面コピー機構 90 操作パネル 100 複合機(画像形成装置)
フロントページの続き (72)発明者 中道 基 東京都八王子市石川町2970番地 コニカ株 式会社内 (72)発明者 松原 昭年 東京都八王子市石川町2970番地 コニカ株 式会社内 Fターム(参考) 2C061 AP03 AP04 AP07 AQ06 AR03 AS02 BB10 BB33 CQ04 CQ22 CQ23 CQ24 CQ29 CQ34 5C062 AA02 AA05 AB08 AB20 AB22 AB40 AB42 AC09 AC15

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成手段と、 マニュアル操作を含む画像形成処理を実行するための画
    像形成モードを設定するモード設定手段と、 前記モード設定手段により設定された画像形成モードに
    基づいて前記マニュアル操作に至る直前で画像形成処理
    を中断し、 前記マニュアル操作が実行された後に、前記画像形成処
    理を継続するように前記画像形成手段を制御する制御手
    段を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 用紙の両面に画像を形成する両面コピー
    モードが前記モード設定手段によって設定される場合で
    あって、 前記制御手段は、 用紙の奇数面のみに画像を形成して記録紙を排紙し、 前記排紙された記録紙をユーザーによって両面用のトレ
    イ又は所定のトレイに戻された後に、 前記記録紙の偶数面に画像を形成するように前記画像形
    成手段を制御することを特徴とする請求項1に記載の画
    像形成装置。
  3. 【請求項3】 マニュアル操作にて用紙の両面に画像を
    形成処理する画像形成モード及び自動両面機構にて用紙
    の両面に画像を形成処理する画像形成モードを有する画
    像形成装置であって、 前記自動両面機構が当該画像形成装置に取り付けられて
    いるか否かを検出するセンサと、 前記センサの出力に基づいて画像形成モードを実行する
    制御手段とを備え、 前記制御手段は、 前記自動両面機構が取り付けられていないことが検出さ
    れた場合には、 前記マニュアル操作にて用紙の両面に画像を形成処理す
    る画像形成モードを実行することを特徴とする画像形成
    装置。
  4. 【請求項4】 用紙に画像を形成した記録紙の途中に仕
    切紙を挿入する仕切紙挿入モードが前記モード設定手段
    によって設定される場合であって、 前記制御手段は、 前記仕切紙を挿入する位置に至るまでの前記用紙に画像
    を形成して記録紙を排紙し、 前記記録紙にユーザによって仕切紙が挿入された後に、 残りの前記用紙に画像を形成するように前記画像形成手
    段を制御することを特徴とする請求項1に記載の画像形
    成装置。
  5. 【請求項5】 マニュアル操作にて仕切紙を挿入処理す
    る画像形成モード及び自動仕切紙挿入機構にて仕切紙を
    挿入処理する画像形成モードを有する画像形成装置であ
    って、 前記自動仕切紙挿入機構が当該画像形成装置に取り付け
    られているか否かを検出するセンサと、 前記センサの出力に基づいて画像形成モードを実行する
    制御手段とを備え、 前記制御手段は、 前記自動仕切紙挿入機構が取り付けられていないことが
    検出された場合には、 前記マニュアル操作にて仕切紙を挿入処理する画像形成
    モードを実行することを特徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記マニュアル操作を含む画像形成処理
    に係るジョブを登録する登録手段が設けられ、 前記制御手段は、 前記登録手段により登録されたジョブを実行すると共
    に、前記ジョブの実行中にマニュアル操作を検出し、 前記マニュアル操作が検出された場合には、前記実行中
    のジョブを中断し、 前記マニュアル操作が実行された後に、前記ジョブを継
    続するように前記画像形成手段を制御することを特徴と
    する請求項1乃至請求項5に記載のいずれかの画像形成
    装置。
  7. 【請求項7】 前記制御手段は、 前記用紙の奇数面のみの画像形成を全て終了した時点で
    ジョブを中断し、該奇数面に画像が形成された記録紙が
    両面用のトレイ又は所定のトレイに戻された後に、 前記ジョブを継続するように前記画像形成手段を制御す
    ることを特徴とする請求項2、請求項3又は請求項6に
    記載のいずれかの画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記制御手段は、 前記仕切紙の挿入位置に至るまでの画像形成を全て終了
    した時点でジョブを中断し、前記仕切紙が挿入された後
    に、前記ジョブを継続するように前記画像形成手段を制
    御することを特徴とする請求項4乃至請求項6に記載の
    いずれかの画像形成装置。
  9. 【請求項9】 マニュアル操作を含む画像形成処理を実
    行する画像形成モードを設定し、 前記設定された画像形成モードに基づいて前記マニュア
    ル操作に至る直前で画像形成処理を中断し、 前記マニュアル操作が実行された後に前記画像形成処理
    を継続することを特徴とする画像形成方法。
  10. 【請求項10】 前記画像形成処理に挿入されるマニュ
    アル操作を検出し、 前記マニュアル操作が検出された場合には、前記マニュ
    アル操作に至る直前で前記画像形成処理を中断すること
    を特徴とする請求項9に記載の画像形成方法。
  11. 【請求項11】 マニュアル操作にて画像を形成処理す
    るマニュアル画像形成モード又は自動機構にて画像を形
    成処理する自動画像形成モードを実行する画像形成方法
    であって、 当該画像形成装置に前記自動機構を取り付けられている
    か否かを検出し、 前記自動機構を取り付けられていないことが検出された
    場合には、 前記マニュアル操作にて画像を形成処理するマニュアル
    画像形成モードを実行することを特徴とする画像形成方
    法。
  12. 【請求項12】 前記自動機構は、 用紙の両面に画像形成処理を実行するものであることを
    特徴とする請求項11に記載の画像形成方法。
  13. 【請求項13】 前記自動機構は、 用紙と用紙の間又は用紙の前後に仕切紙を挿入する画像
    形成処理を実行するものであることを特徴とする請求項
    11に記載の画像形成方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7567354B2 (en) 2003-03-31 2009-07-28 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image copying device

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