JP2001154562A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2001154562A
JP2001154562A JP2000269989A JP2000269989A JP2001154562A JP 2001154562 A JP2001154562 A JP 2001154562A JP 2000269989 A JP2000269989 A JP 2000269989A JP 2000269989 A JP2000269989 A JP 2000269989A JP 2001154562 A JP2001154562 A JP 2001154562A
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Tomoya Motoyoshi
知也 本吉
Kazuhisa Maruyama
和久 丸山
Motoi Nakamichi
基 中道
Hideki Endo
英樹 遠藤
Eiji Anzai
英治 安齊
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像形成処理を含む連続したジョブや、過去
に実行したジョブの管理を工夫して生産性を向上できる
ようにする。 【解決手段】 画像形成処理を含む複数のジョブを登録
する予約ジョブ登録メモリ22と、この予約ジョブ登録
メモリ22に登録されたジョブの予約を管理すると共
に、その予約ジョブ登録メモリ22に登録されたジョブ
を逐次実行する制御手段11とを備え、この制御手段1
1は現在実行中のジョブの次に他のジョブが予約ジョブ
登録メモリ22に予約登録されている場合には、当該ジ
ョブの最終頁の画像形成処理中に予約登録に係るジョブ
を開始し、当該ジョブの最終頁の画像形成処理による記
録紙に続き、予約登録に係るジョブの最初の用紙を給紙
制御するものである。画像形成処理に係る現像器や、ド
ラム、搬送ベルトなどの駆動系を停止することなく、当
該ジョブの最終頁の画像形成処理による記録紙に続き、
予約登録に係るジョブを連続して行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、画像形成処理を
含むジョブの管理機能を備えた複写機や、複写機能、プ
リンタ機能及びファクシミリ機能を有した複合機などに
適用して好適な画像形成装置に関する。
【0002】詳しくは、画像形成処理を含むジョブの管
理をすると共に、そのジョブを逐次実行する制御手段を
備え、現在実行中のジョブの次に他のジョブが予約登録
されている場合は、画像形成処理に係る現像器や、ドラ
ム、搬送ベルトなどの駆動系を現在実行中のジョブの終
了毎に停止することなく、当該ジョブの最終頁の画像形
成処理による記録紙に続き、予約登録に係るジョブの画
像形成処理を連続して実行できるようにしたものであ
る。
【0003】
【従来の技術】近年、原稿画像から取得した画像データ
に基づいて画像形成を行うデジタル複写機が使用される
に至っている。この複写機では原稿の画像情報がスキャ
ナ等により読み込まれ、その原稿の画像情報が一旦、画
像メモリに蓄えられる。そして、その画像メモリに蓄え
られた画像情報はユーザの要求に応じて画像の縮小、拡
大及び回転などの画像処理が施される。ここで画像処理
された画像データに基づく画像が画像形成手段(プリン
タ)によって所定の転写紙に形成される。この結果、原
稿画像を複写(コピー)することができる。
【0004】また、上述のデジタル複写機能と、ファク
シミリ機能と、プリンタ機能とを複合化し、これらの3
つの機能によりプリンタを共有すると共に、複写機能
と、ファクシミリ機能とにより画像読取手段(スキャ
ナ)を共有した複合機が販売されている。
【0005】図17はこの種の複合機10の構成例を示
すブロック図である。図17に示す複合機10はデータ
バス1を有している。このデータバス1には通信モデム
2、コーディング部3、スキャナ4、画像処理部5、デ
ータ通信部6、画像メモリ7、プリンタ8及び制御部9
などが接続されている。この制御部9には操作部9Aや
表示部9Bが接続されている。この種の複合機10で
は、画像メモリ7がコピー領域7AとFAX領域7Bに
分けられている。
【0006】複写機能ではコピー領域7Aが使用され、
スキャナ4などで読み取られた原稿画像データが圧縮さ
れた後に記憶される。ファクシミリ機能ではFAX領域
7Bが使用され、相手方から送られてきた画像データが
通信モデム2によって受信されると、コーディック部3
で復号化され、その後、ファクシミリ機能用に割り当て
られたFAX領域7Bに記録される。
【0007】プリンタ機能では、コピー領域7Aが共用
され、コンピユータからの画像データがデータ通信部6
によって受け取られると、画像処理部5で所定の画像処
理がなされた後に、そのコピー領域7Aに記憶される。
このコピー領域7A及びFAX領域7Bに関して、両者
のメモリ容量を比較すると、その作業性にも関連する
が、コピー領域7Aの方が大容量を割り当てられる場合
が多い。
【0008】この画像メモリ7に記憶された画像データ
は伸張された後に、画像処理部5で所定の画像処理が施
され、その後、プリンタ8に出力される。プリンタ8で
は画像データが1ページ単位に記録紙に転写されて画像
が形成される。この記録紙への画像形成処理に関して、
複数のジョブ(プリントJOB、あるいは、JOBとも
いう)を連続して行う場合に、予め、プリントJOBが
メモリなどに登録されてJOB毎に管理される。尚、本
明細書において、ジョブとは、画像形成に関する一連の
動作のことを示しており、画像形成動作に先立って行わ
れる立ち上げ動作から、画像形成動作後に行われる立ち
下げ動作までを示すものである。例えば、複数枚の原稿
画像をコピーする場合は、複数枚分のコピーに関する一
連の動作を1ジョブと見なし、複数部数のコピーを行う
場合は、複数部数分のコピーに関する一連の動作を1ジ
ョブと見なす。
【0009】例えば、図18に示すフローチャートのス
テップD1で最初のプリントJOBを開始すると、ステ
ップD2で感光体ドラムや、搬送モータなどの駆動(負
荷)系がオンされる。その後、ステップD3でそのプリ
ントJOBがスタートされ、ステップD4でそのプリン
トJOBに係る最終頁のプリントが終了すると、ステッ
プD5で駆動系がオフされる。その後、プリントJOB
が終了すると、ステップD7で次のJOBが登録されて
いるか否かチェックされる。次のJOBが登録されてい
れば、ステップD1に戻って上記のステップD2〜ステ
ップD6が繰り返し実行される。次のプリントJOBが
登録されていなければ、画像形成制御を終了する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来方式の
複合機10によれば、次のような問題がある。
【0011】 複数のプリントジョブを連続して行う
場合に、ジョブ間で一旦駆動系の停止と再スタート動作
が行われるので、複写機能の生産性が悪い。つまり、複
数のプリントJOBがメモリに登録され、複数のジョブ
を連続して行う場合に、先行ジョブの立ち下げ動作を行
い、その後、次ジョブの立ち上げ動作を行っていたた
め、画像の生産性が良くなかった。例えば電子写真装置
の場合、立ち下げ動作としては、感光体の回転を停止す
るための回転停止動作と、感光体の劣化を防止するため
の感光体表面の除電動作と、帯電器の電源のOFF動作
と、給紙モータの電源のOFF動作とがある。また、立ち
上げ動作としては、感光体の回転を開始するための回転
開始動作と、帯電器の電源のON動作と、給紙モータの電
源のON動作とがある。そして、立ち上げ動作の場合は、
例えば感光体の回転を開始してから回転が安定するまで
の時間が必要であるし、立ち下げ動作の場合は、本来、
その動作だけに要される時間はそれ程長くはないが、実
際には、用紙のジャム対策などの点から、最後の用紙が
完全に機外に排出されるのを待ってから動作を開始する
ことになるため、立ち下げ動作に要する時間が長くなっ
ている。これらの立ち上げ動作と立ち下げ動作に要する
時間は、例えば20〜30CPMの複写機の場合、トータ
ルで6〜8秒程度になる。この時間は、各ジョブが切り
替わる度に加算される時間であるため、連続ジョブの数
が増えれば増える程、時間が長くなり、画像の生産性を
低下させていた。
【0012】 また、1つのプリントJOBを終了す
ると、画像メモリ7内の画像データはその都度消去され
てしまう。従って、過去に実行したプリントJOBに基
づいて再プリントしたい場合には、再度、そのプリント
JOBに係る原稿を再度、読み込まなければ(プリンタ
機能の場合には再データ転送を受けなければ)ならず、
無駄な手間及び時間がかかてしまう。
【0013】そこで、この発明は上述した課題を解決し
たものであって、画像形成処理を含む連続したジョブ
や、過去に実行したジョブの管理方法を工夫して複写機
能の生産性を向上できるようにした画像形成装置を提供
することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明に係る第1の画像形成装置は、画像形成処理
を含む複数のジョブを登録する登録手段と、前記登録手
段に登録されたジョブを管理する管理手段と、前記管理
手段により前記登録手段に登録されたジョブを逐次実行
するかどうかを判断する判断手段と、前記判断手段によ
り前記登録手段に登録されたジョブを実行する制御手段
とを備え、前記制御手段は、現在実行中のジョブの次に
他のジョブが前記登録手段に予約登録されている場合、
前記判断手段によって実行可能と判断されたときには、
当該ジョブの最終頁の画像形成処理中に前記予約登録に
係るジョブを開始することを特徴とする、又は、画像を
形成するための画像形成手段と、記録紙を搬送するため
の給紙搬送手段と、前記画像形成手段および前記給紙搬
送手段を制御するための制御手段と、画像形成処理に関
して予約されたジョブを記憶するためのメモリ手段と、
を有し、ジョブに関する動作は、立ち上げ動作と画像形
成動作と立ち下げ動作とから構成されている画像形成装
置において、前記制御手段は、実行中のジョブの他に次
に実行すべきジョブが前記メモリ手段に記憶されている
場合に、前記実行中のジョブの立ち下げ動作と、前記次
に実行すべきジョブの立ち上げ動作とを行わせることな
く、前記実行中のジョブの画像形成動作に引き続いて、
前記次に実行すべきジョブの画像形成動作を実行させる
ことを特徴とする。
【0015】本発明に係る第1の画像形成装置によれ
ば、画像形成処理を含む複数のジョブが登録手段に登録
されると、その登録手段に登録されたジョブの予約が制
御手段によって管理されると共に、この登録手段に登録
されたジョブが逐次実行される。現在実行中のジョブの
次に他のジョブが予約登録されている場合には、当該ジ
ョブの最終頁の画像形成処理中に、その予約登録に係る
ジョブが準備され、当該ジョブの最終頁の画像形成処理
による記録紙に続いて予約登録に係るジョブの最初の用
紙が制御手段によって給紙制御される。
【0016】従って、画像形成処理に係る現像器や、ド
ラム、搬送ベルトなどの駆動系を現在実行中のジョブの
終了毎に停止することなく、当該ジョブの最終頁の画像
形成処理による記録紙に続き、予約登録に係るジョブの
画像形成処理を連続して行うことができる。これによ
り、当該画像形成装置による生産性を高めることができ
る。
【0017】本発明に係る第2の画像形成装置は、前回
の画像形成処理に係るジョブの画像データ及び動作設定
情報を履歴情報として記憶する記憶手段と、この記憶手
段に記憶された履歴情報の中から任意のジョブの画像デ
ータ及び動作設定情報を選択するために操作される選択
手段と、この選択手段によって選択されたジョブの画像
データ及び動作設定情報に基づいて用紙に画像を形成す
る画像形成手段と、記憶手段に記憶された履歴情報の古
い順に、ジョブの画像データ及び動作設定情報を消去す
る制御手段とを備えることを特徴とするものである。
【0018】本発明に係る第2の画像形成装置によれ
ば、前回の画像形成処理に係るジョブの画像データ及び
動作設定情報が履歴情報として記憶手段に記憶される。
この記憶手段に記憶された履歴情報は、最も古い順に、
ジョブの画像データ及び動作設定情報が制御手段によっ
て消去される。
【0019】従って、この記憶手段に残存した履歴情報
の中から任意のジョブの画像データ及び動作設定情報を
選択するようにユーザによって選択手段が操作される
と、この選択手段によって選択されたジョブの画像デー
タ及び動作設定情報に基づく画像が画像形成手段によっ
て用紙に形成される。これにより、ユーザが以前実行し
たジョブを再実行する場合に、実際に原稿が無くても、
その記憶手段に残存するジョブの画像データ及び動作設
定情報の範囲内で、記憶手段から読み出したジョブの画
像データ及び動作設定情報を使用して再度、画像形成処
理を行うことができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、この
発明の各実施形態に係る画像形成装置について説明をす
る。
【0021】(1)第1の実施形態 図1は、本発明の各実施形態としての第1の画像形成装
置を応用した複合機100の構成例を示すブロック図で
ある。
【0022】本実施の形態では、画像形成処理を含むジ
ョブの管理をすると共に、そのジョブを逐次実行する制
御手段を備え、現在実行中のジョブの次に他のジョブが
予約登録されている場合は、画像形成処理に係る現像器
や、ドラム、搬送ベルトなどの駆動系を現在実行中のジ
ョブの終了毎に停止することなく、当該ジョブの最終頁
の画像形成処理による記録紙に続いて予約登録に係るジ
ョブの画像形成処理を連続して実行できるようにしたも
のである。
【0023】この複合機100は本発明に係る画像形成
装置を応用したものであり、複写機能、ファクシミリ機
能及びプリンタ機能を有している。図1に示す複合機1
00には制御手段11が設けられる。この制御手段11
には登録手段としての予約ジョブ登録メモリ(メモリ手
段でもある)22が接続され、画像形成処理を含む複数
のジョブ(JOB1、JOB2、JOB3・・・など)
を登録するようになされている。画像形成処理を含むジ
ョブは原稿画像の1頁を単位として管理される(制御手
段11の一部が管理手段を兼ねる)。1つのJOBは1
頁(単票)で終了する場合もあれば、複数頁に渡る場合
もある。この登録手段にはEEPROM(電気的な書き
込み及び消去が可能な読み出し専用メモリ)などの不揮
発性のメモリが使用される。
【0024】JOBの予約はユーザによる設定操作によ
りなされる。例えば、複写機能を選択して原稿画像に係
る所望枚数のコピーを行う場合、ファクシミリ機能を選
択してメモリ受信に係る受信画像を全部プリントアウト
する場合、及び、プリンタ機能を選択して外部コンピユ
ータから受信したCG画像をコピーする場合などが挙げ
られる。
【0025】この制御手段11では予約ジョブ登録メモ
リ22に登録されたジョブの予約状況が管理されると共
に、その予約ジョブ登録メモリ22に登録されたジョブ
を逐次実行するようになされる。例えば、制御手段11
は現在実行中のジョブの次に他のジョブが予約ジョブ登
録メモリ22に予約登録されている場合には、当該ジョ
ブの最終頁の画像形成処理中に予約登録に係るジョブを
開始し、当該ジョブの最終頁の画像形成処理による記録
紙に続き、予約登録に係るジョブの最初の用紙を給紙制
御するようになされる。これは画像形成処理に係る現像
器や、感光体ドラム、搬送ベルトなどの駆動系を現在実
行中のジョブの終了毎に停止することなく、当該ジョブ
の最終頁の画像形成処理による記録紙に続き、予約登録
に係るジョブの画像形成処理を連続して行うためであ
る。これらの予約JOBの管理例については図3におい
て説明する。
【0026】この制御手段11には上述した予約JOB
登録メモリ22の他に原稿読取手段12、画像メモリ、
通信手段14、復号化手段15、符号化手段16、画像
形成手段17、給紙・搬送部18、操作手段19、表示
手段21、プリント管理メモリ24及びデータ通信部6
などが接続されている。
【0027】原稿読取手段12では、操作手段19によ
って複写機能又はファクシミリ機能を選択し、これらの
動作条件を設定すると、その動作条件に基づいて原稿の
画像が読み取られ、原稿画像データが発生される。原稿
読取手段12には自動原稿読み取り装置(スキャナ)な
どが使用される。この原稿読取手段12には制御手段1
1を介して画像メモリ13が接続され、複写機能用とし
てコピー領域13Aが割り当てられ、ファクシミリ機能
用としてFAX領域13Bが割り当てられている。
【0028】このコピー領域13Aには、原稿読取手段
12によって読み取られた原稿画像データが主に記憶さ
れる。この例で、コピー領域13AはFAX領域13B
に比べて大容量のメモリ領域が割り当てられる。コピー
領域13Aには原稿画像データの他にプリント用の画像
データが一時記憶される。画像メモリ13には記憶保持
動作が必要なDRAMなどを使用するとよい。もちろ
ん、バックアップ電源付きであることが望ましい。画像
メモリ13には全体で例えば16Mバイト程度のメモリ
容量が準備されている。コピー領域13Aには、標準で
14Mバイト(A3サイズの用紙20枚分)が割り当て
られ、FAX領域13Bには2Mバイトが割り当てられ
る。
【0029】更に、制御手段11に接続された通信手段
14では、ファクシミリ機能を選択し、この動作条件を
設定すると、その動作条件に基づいて所定の通信制御手
順に従ってデータ通信が行われる。通信手段14ではネ
ットワークコントロールユニット(網制御装置)が設け
られ、NTTなどの公衆網との間で、当該複合機100
からの発呼、不特定多数の相手方からの着呼、復旧、切
断処理などの接続制御が行われる。例えば、このユニッ
トによってリング検出が行われ、相手方が発呼した送信
要求が受信される。
【0030】この通信手段14には図示しない通信モデ
ムが設けられ、受信時には、公衆網によって伝送されて
きた変調信号を復調してデジタルの受信画像データに変
換したり、送信時には、公衆網の周波数帯に整合するよ
うに原稿画像データを変調して変調信号に変換するよう
になされる。通信手段14で受信した受信画像データ
は、FAX領域13Bに記憶される。
【0031】この通信手段14には制御手段11を介し
て復号化手段15が接続され、受信時に、受信画像デー
タが復号化されて伸張される。通信手段14には制御手
段11を介して符号化手段16が接続され、送信時に、
原稿画像データが圧縮されて符号化される。
【0032】この制御手段11には画像形成手段17が
接続され、複写機能、ファクシミリ機能又はプリンタ機
能を選択し、これらの動作条件を設定すると、その動作
条件に基づいてコピー領域13Aに記憶された原稿画像
データ、あるいは、FAX領域13Bに記憶された受信
画像データなどに基づいて、記録紙上に画像を形成する
ようになされる。画像形成手段17は図示しない記録紙
収納装置(トレイ)、現像器、感光体ドラム、定着器、
カートリッジなどを有している。画像形成手段17につ
いては自動原稿給紙読取装置と共に図4においてその一
例を説明する。
【0033】この画像形成手段17を駆動するために給
紙搬送部18、表示手段21及びプリント管理メモリ2
4が制御手段11に接続される。給紙搬送部18では記
録紙収納装置から画像形成系へ所定サイズの用紙が供給
搬送される。プリント管理メモリ24には、ユーザによ
って操作手段19を使用して設定された、プリントモー
ド(片面/両面)、用紙のサイズ情報、そのトレイ情
報、コピー倍率情報、コピー濃度情報、排紙モード情報
なとが記憶される。これらの情報は表示手段21の表示
画面上に設定項目として表示される。データ通信部6に
ついては従来例を同じ機能を有するため、その説明を省
略する。
【0034】続いて、操作手段19の一例となる操作パ
ネル90について説明をする。図2に示す操作パネル9
0は一辺の角が丸みを帯びた長方形状を有しており、ユ
ーザが操作し易いように、当該複写機100の原稿読取
手段(図示せず)12の手前付近の位置に取付けられて
いる。
【0035】この操作パネル90上には、少なくとも、
表示手段21及びモードチェンジキー23が取付けられ
ている。この例では表示手段21には液晶表示ディスプ
レイ(LCD)が使用される。この他に表示手段21に
は、PDP、電界発光ダイオードなどの平面表示素子を
使用してもよく、これらの表示装置は操作パネル90の
ほぼ中央に配置される。表示手段21には、利用者の入
力操作性を良くするために、タッチパネルが表示画面上
に取付けられる。
【0036】この他に表示手段21の左側にはワンタッ
チダイヤル用の押しボタンスイッチ91がマトリクス状
に配置され、ワンタッチ送信や同報通信などの特殊の通
信モードを実行できるようになされている。表示手段2
1の右側にはモード切替え用のモードチェンジキー23
が設けられ、例えば、モードチェンジキー23の操作に
応じて複写機能動作設定画面、ファクシミリ機能動作設
定画面及びプリンタ機能動作設定画面が順次、表示手段
21にローテーション表示される。
【0037】更に、表示手段21の右側にはモードチェ
ンジキー23の他に、数字の「1」〜「0」のテンキー
や、「*」キー、「#」キーなどの電話番号入力用のキ
ーボタン92、チェックボタン93、ヘルプボタン9
4、アプリケーションボタン95、プログラムボタン9
6、リセットボタン97、ストップ/クリアボタン9
8、割り込みコピーボタン99、電源スイッチ910、
スタートボタン911などが配置されている。「1」〜
「3」のテンキーの配置領域上には2つの発光ダイオー
ドLED1、LED2が取付けられ、ファイルやエラー
を区別するような表示をできるようになされている。
【0038】続いて、予約JOBの登録例について説明
する。図3に示す予約JOB1はn頁の画像データD1
1〜D1nから成る。この例では、最初の第1頁に係る
画像データD11の先頭部分にヘッダ情報H1が付加さ
れ、動作設定情報が書き込まれている。ここで動作設定
情報とは、複写機能、ファクシミリ機能又はプリンタ機
能の実行に必要な動作条件を設定するための情報をいう
ものとする。この動作設定情報によってプリントJOB
を実行するためである。
【0039】また、予約JOB2の第2頁の画像データ
D12が登録され、以下同様にして最終頁に係る画像デ
ータD1nが登録される。そして、最終頁に係る画像デ
ータD1nの例えば、終端部分にはエンド(フラグ)情
報E1が付加されている。エンド情報E1とは、当該J
OBに係る最終頁を示す情報をいうものとする。このエ
ンド情報E1によって当該JOBに係る頁が最終である
か否かを識別することができる。
【0040】もちろん、エンド情報E1を各頁に付加
し、フラグ=0で非最終頁を示すようにし、フラグ=1
で最終頁を示すように区別してもよい。このフラグの内
容を制御手段11によって判別させることにより、当該
JOBの最終頁を認識することができる。
【0041】同様にして、予約JOB2にはヘッダ情報
H2付きの最初の頁に係る画像データD21、第2頁の
画像データD22が登録され、以下同様にして最終頁に
係る画像データD2nが登録される。予約JOB3につ
いても、同様にしてヘッダ情報H3付きの最初の頁に係
る画像データD31、第2頁の画像データD32が登録
され、以下同様にして最終頁に係る画像データD3nが
登録される。
【0042】この例では、制御手段11によってエンド
情報を監視することにより、当該JOBの最終頁を認識
することができる。従って、制御手段11は現在実行中
のジョブ、例えば、JOB1の次に他のジョブとしてJ
OB2が予約ジョブ登録メモリ22に予約登録されてい
る場合には、当該JOB1の最終頁の画像形成処理中に
予約登録に係るJOB2を開始し、当該JOB1の最終
頁の画像形成処理による記録紙に続き、予約登録に係る
JOB2の最初の用紙を給紙制御するようになされる。
従って、前JOB1の最終紙のプリント後に、ドラム・
搬送等のモーター停止せずに継続して次のJOB2のプ
リント処理を実行することができる。
【0043】続いて、当該複合機100の画像形成手段
17及び自動原稿給紙読取装置(RADF)40の構成
例について説明する。自動原稿給紙読取装置40は図4
に示す原稿載置部41、ローラ42a、ローラ42b、
ローラ43、反転ローラ44、反転部45及び排紙皿4
6を有している。
【0044】また、画像読み取り部50は第1のプラテ
ンガラス51、第2のプラテンガラス52、光源53、
ミラー54、55、56、結像光学系57、CCD撮像
装置58及び図示しない光学駆動系を有している。画像
形成手段17は感光体ドラム71、帯電部(帯電手段)
72、現像部(現像手段)73、転写部(転写手段)7
4、分離部(分離手段)75、クリーニング部(クリー
ニング手段)76、搬送機構77及び定着部(定着手
段)78を有している。
【0045】例えば、原稿載置部41には原稿の第1頁
目の表面を上にした状態で、複数枚の原稿20が載置さ
れている。そして、図示しないADF制御部によってロ
ーラ42a及びローラ42bが駆動されると、これらの
ローラ42a及びローラ42bを介して繰り出された原
稿20の1枚目がローラ43を介して搬送される。
【0046】このとき、図示しない読み取り制御部の制
御を受けて、画像読み取り部50の光源53から原稿2
0の画像面に光が照射される。この反射光はミラー5
4,55,56によって案内され、その反射光が結像光
学系57を介してCCD撮像装置58に取り込まれる。
これにより、CCD撮像装置58の受光面に原稿20の
画像が結像される。
【0047】ここで、プラテンガラス51上に原稿20
の読み取り面を下に向けた状態で、その原稿20が原稿
載置部41に載置された場合には、プラテンガラス51
に沿って光学駆動系を走査することにより、CCD撮像
装置58に原稿画像が取り込まれる。そして、読み取ら
れた原稿20の画像取得信号SinはCCD撮像装置58
から図示しない画像処理回路に転送される。画像処理回
路では画像取得信号Sinをデジタルデータに変換した後
の画像データDinが画像メモリ13に格納される。上述
した画像メモリ13は電源バックアップされており、瞬
断などによって主電源がオフされても、画像データDin
をバックアップできるので、画像編集処理などのために
読み込まれた貴重な画像データDinの消失を防止でき
る。
【0048】なお、自動原稿給紙読取装置40におい
て、原稿20が自動給紙される操作モードの場合には、
ローラ43の周囲を原稿20が回るようになる。この場
合にはプラテンガラス52下に光源53とミラー54と
が固定された状態で、原稿画像が画像読み取り部50に
よって読み取られる。そして、原稿20の第1頁目が読
み取られると、今度は反転ローラ44を介して再度、ロ
ーラ43を用いた巻き取り操作が行われ、原稿裏面の画
像が画像読み取り部50で読み取られ、その画像取得信
号Sinが画像処理回路に出力される。
【0049】このようにして、表面と裏面の画像が読み
取られた原稿20は、再度反転ローラ44で反転されて
表面を下に向けた状態で、排紙皿46に積載されて行
く。これと共に画像読み取り部50で、読み取られた画
像取得信号Sinは画像処理回路で、デジタルの画像デー
タDinに変換された後に、図1に示した画像メモリ13
に格納される。
【0050】一方、記録紙30が積載されている給紙カ
セット30A又は30Bから、記録紙30が繰り出され
て画像形成手段17に給送される。記録紙30はその入
り口のレジストローラ61で同期が採られた後に感光体
ドラム71に向けて給紙される。このレジストローラ6
1からの給紙を第2給紙という。レジストローラ61の
近くには記録紙センサ62が設けられ、用紙がレジスト
ローラ61に到達したことが検出される。
【0051】この状態で、画像メモリ13から読み出さ
れた画像データDoutは画像処理された後に、画像書き
込み部60に出力される。画像データDoutは各々の原
稿20の裏面から先に画像処理部から読み出される。画
像書き込み部60内では、画像データDoutに応じたレ
ーザ光がレーザダイオードから感光体ドラム71上へ照
射され静電潜像が形成される。この静電潜像は現像部7
3で現像されて感光体ドラム71上にトナー像として形
成される。
【0052】このトナー像は感光体ドラム71の下部に
設けられた転写部74によって記録紙30に転写され
る。そして、感光体ドラム71に吸着された記録紙30
は分離部75によって感光体ドラム71から分離され
る。その後、感光体ドラム71から分離された記録紙3
0は搬送機構77を介して定着部78に送出され、トナ
ー像が熱と圧力とにより定着される。これにより、記録
紙30に原稿裏面の画像(第2頁目画像)が形成され
る。以下、単に画像形成プロセスともいう。
【0053】また、原稿裏面に係る画像形成プロセスに
続いて、トナー像が定着された記録紙30はガイド部8
1を介して下方に搬送され、反転部83に送出される。
次に反転部83に送出された記録紙30は反転ローラ8
2で、再度上方向に繰り出され、給紙カセット30A上
に設けられた反転搬送路84を通って再度、画像形成手
段17に転送される。
【0054】上述した原稿20の裏面の画像形成が終了
した画像形成手段17では、感光体ドラム71に残留付
着したトナーがクリーニング部76により除去され、次
の画像形成に対処すべく待機している。この状態で、記
録紙30の表面(未だ画像形成されていない面)を上に
して、記録紙30がレジストローラ61を介して画像形
成手段17に送出される。画像形成手段17では感光体
ドラム71に原稿表面の静電潜像が形成され、この静電
潜像が現像部73で現像されるので、感光体ドラム71
上に原稿表面のトナー像が形成される。
【0055】このトナー像は転写部74によって記録紙
30に転写されるので、その表面に第1頁目の画像が形
成される。感光体ドラム71に吸着された記録紙30は
分離部75によって感光体ドラム71から分離された後
に、搬送機構77を介して定着部78に送出され、トナ
ー像が熱と圧力とにより定着される。これにより、記録
紙30に原稿表面の画像(第1頁目画像)を形成するこ
とができる。
【0056】その後、裏面と表面とに画像形成が完了し
た記録紙30はフィニッシャ部80で出力形態(ソータ
機能及びステプラー機能などの操作指示)に対応して、
そのまま機外に排出されるか、もしくは、再度、反転部
83で反転されて排出ローラ85により機外に排出され
る。これにより、原稿20の表裏(両面)の画像を記録
紙30の表裏にコピーすることができる。もちろん、記
録紙30の片面のみに画像を形成するときは、上述した
第2頁に係る画像形成処理のみを行えばよい。両面コピ
ー時に第2頁を先に実行するのは、排紙時に第1頁面を
上に向けるようにするためである。
【0057】続いて、第1の実施形態としての複合機1
00の動作例について説明する。この例では、原稿のコ
ピーや、メモリ受信によるFAXのプリントアウトをす
るために、予めユーザによって複写機能に係る動作設定
情報が入力され、これに基づく、予約JOBとして、例
えば、複写機能に係る画像データ、プリント機能に係る
画像データ及びファクシミリ機能に係る画像データなど
の、図3に示したJOB1〜JOB3・・・が予約JO
B登録メモリ22に登録されているものとする。そし
て、感光体ドラム71及び搬送モータなどの駆動系を途
中で止めることなく、予約JOB1、JOB2及びJO
B3を連続して実行する場合を想定する。これを前提に
して、まず、図5に示すフローチャートのステップA1
で制御手段11はスタートボタン911が押下されるの
を待つ。ここで、ユーザは原稿のコピーやFAXのプリ
ントアウトをするために、図2に示した操作パネル90
でスタートボタン911を押下する。このスタートボタ
ン911が押下されると、ステップA2に移行する。ス
テップA2では制御手段11によって、JOB1に係る
給紙カセット30Aや、駆動ローラ、感光体ドラム71
及び搬送モータなどの駆動系がスタートされ、アイドリ
ング状態になされる。
【0058】その後、ステップA3で制御手段11によ
ってプリント管理メモリ24からプリント機能に係る動
作設定条件が読み出される。プリントJOB1を開始す
るためである。そして、ステップA4に移行し、複写機
能、プリント機能又はファクシミリ機能により予め取得
されたJOB1に係る画像データD11の読み出しが開
始される。このとき、JOB1〜JOB3・・・に係る
画像データD11〜D1n、画像データD21〜D2
n、画像データD31〜D3nが画像メモリ13から画
像形成手段17へ転送される。これと共にプリント管理
メモリ24から読み出された動作設定情報がヘッダ情報
に書き込まれてプリンタ管理メモリ24から画像形成手
段17へ転送される。
【0059】その後、ステップA5で制御手段11は給
紙搬送部18を通して用紙カセット30Aによる記録紙
30の給紙が開始される。そして、ステップA6で当該
ジョブに係る画像データの読み出しが完了したか否かが
判断される。その画像データの読み出しが完了しない場
合には読み出しが継続される。その画像データの読み出
しが終了した場合には、ステップA7に移行して第2給
紙位置に記録紙30が到達したか否かが検出される。記
録紙30の到達の有無は記録紙センサ62により検知さ
れ、記録紙検知信号は制御手段11に出力される。制御
手段11は記録紙検知信号によって記録紙30が到達し
たか否かを検出することができる。
【0060】この記録紙30が第2給紙位置に到達しな
い場合には記録紙30が到達するまで検出が継続され
る。用紙到達検出後はセンサはリセットされる。第2給
紙位置に記録紙30が到達した場合にはステップA8に
移行される。ステップA8では記録紙30を感光体ドラ
ム71下に搬送すると共に、転写部74及び定着部78
に記録紙30を搬送する第2給紙が開始され、画像形成
プロセスが開始される。この画像形成プロセスによって
第1頁に係る画像形成が終了すると、その後、ステップ
A9に移行して次の頁の画像形成が有るか否かが判断さ
れる。次の頁の画像形成が有る場合には、ステップA6
に戻って、次の頁の画像データD12が画像メモリ13
から画像形成手段17へ読み出し完了したか否かが判断
される。この読み出しが完了した場合には、引き続きス
テップA7〜ステップA9が繰り返される。従って、当
該JOB1に係る全ての画像形成がステップA9で終了
すると、ステップA10に移行する。
【0061】このステップA10では当該JOBが終了
したか否かが制御手段11によって判断される。制御手
段11はJOB1のエンド情報E1から最終頁に係る画
像形成であることが認識される。その後、ステップA1
1に移行して次のJOB2の予約があるか否かを検出さ
れる。この例では図3に示したようにJOB2が予約さ
れている。従って、次のJOB2の予約があるので、ス
テップA3に戻って上述したステップA3〜ステップA
10の処理を繰り返す。なお、ステップA11でJOB
の予約が無い場合には、ステップA12に移行して、感
光体ドラム71や、搬送モータなどの駆動系を停止する
ようになされる。
【0062】このように、本実施形態に係る第1の画像
形成装置を応用した複合機100によれば、画像形成処
理を含む複数のJOB1〜JOB3・・・予約ジョブ登
録メモリ22に登録されると、その予約ジョブ登録メモ
リ22に登録されたジョブの予約が制御手段11によっ
て管理されると共に、この予約ジョブ登録メモリ22に
登録されたジョブが逐次実行される。しかも、現在実行
中のJOB1の次に他のJOB2が予約ジョブ登録メモ
リ22に予約登録されている場合には、当該JOB1の
最終頁の画像形成処理中に、その次の予約登録に係るJ
OB2が準備され、当該ジョブの最終頁の画像形成処理
による記録紙に続き、予約登録に係るJOB2の最初の
記録紙30が制御手段11によって連続給紙制御され
る。
【0063】従って、画像形成処理に係る現像部73
や、感光体ドラム71、搬送機構77などの駆動系を現
在実行中のジョブの終了毎に停止することなく、当該ジ
ョブの最終頁の画像形成処理による記録紙に続き、予約
登録に係るジョブの画像形成処理を連続して行うことが
できる。
【0064】また、前述の駆動系を停止させること以外
にも、当該JOB1の立ち下げ動作の中の、画像形成後
の感光体ドラム71上の電荷を除電するための(除電手
段による)除電動作や、帯電部72への電源供給のOF
F動作と、その次の予約登録に係るJOB2の立ち上げ
動作の中の1つである、帯電部72への電源供給のON
動作なども行う必要がなくなる。よって、JOB1の立
ち上げ動作(駆動系の駆動開始、帯電部への電源供給開
始)の後にJOB1の画像形成動作を行い、引き続き、
JOB2の画像形成動作を行った後に、立ち下げ動作
(駆動系の駆動停止、感光体の除電、帯電部への電源供
給停止)を行うように制御することができる。
【0065】また、他の実施例としては、プリント管理
メモリ24にメモリされている複数のJOBについて、
片面/両面のプリントモードが一致している場合だけ、
各JOB間の立ち下げ動作と立ち上げ動作を省いて、画
像形成動作を連続して行うようにしても良い。この様に
することにより、JOBの管理が行いやすくなり、制御
プログラムの構成を簡略化できる。勿論、片面/両面の
プリントモードが一致している場合だけに限らず、一致
していない場合でも、JOBの画像形成動作を連続して
行わせるようにすることも可能であり、その場合は、プ
リントモードに拘わることなく、画像の生産性を上げる
ことが可能になる。
【0066】また、画像形成装置が複数の排紙トレイを
備えた後処理装置を備えている場合に、実行中のJOB
で指定されている排紙トレイと、メモリに記憶されてい
る次JOBで指定されている排紙トレイとが一致してい
る場合だけ、画像形成動作を連続して行うようにするこ
ともできる。そのように構成することにより、後処理装
置を備えた場合のJOBの管理が行い易くなり、制御プ
ログラムの構成を簡略化できる。また、後処理装置で処
理すべき内容、例えば、ステイプル処理やシフト処理な
どが、実行中のJOBと次JOBとで一致している場合
だけ、画像形成動作を連続して行うようにすることもで
きる。その様に構成することにより、種々の後処理が指
定可能な装置であっても、JOBの管理が行いやすくな
り、制御プログラムの構成を簡略化できる。
【0067】また、給紙トレイを複数持っている画像形
成装置においては、実行中のJOBで指定されている給
紙トレイと、次JOBで指定されている給紙トレイとが
一致している場合だけ、画像形成動作を連続して行うよ
うにすることもできる。その様に構成することにより、
複数の給紙トレイを有する装置においても、JOBの管
理が行い易くなり、制御プログラムの構成を簡略化でき
る。さらに、それらの給紙トレイにそれぞれ異なるサイ
ズの記録紙が収納される装置の場合には、実行中のJO
Bで指定されている記録紙サイズと、次JOBで指定さ
れている記録紙サイズとが一致している場合だけ、画像
形成動作を連続して行うようにすることもできる。その
様に構成すれば、種々のサイズの記録紙を設定可能な装
置においても、JOBの管理が行いやすくなり、制御プ
ログラムの構成を簡略化できる。
【0068】また、複数のJOBに関する画像形成動作
を連続して行う際に、実行中のJOBにおける最終の記
録紙が機外に排出されたことをセンサで検知した後に、
次JOBにおける最初の記録紙の給紙を開始するように
制御することもできる。その様に制御することによっ
て、喩え実行中のJOBにおける最終の記録紙が、機外
に排出される前にジャムを起こしたとしても、その時は
未だ次のJOBの記録紙の給紙を開始していないため、
記録紙が無駄になったり、ジャム処理が複雑になること
を防止できる。さらに、後処理装置を備えている場合も
同様に、実行中のJOBにおける最終の記録紙が後処理
装置外に排出されたことをセンサで検知した後に、次J
OBにおける最初の記録紙の給紙を開始するように制御
すれば、実行中のJOBの最終の記録紙が途中でジャム
を起こしたとしても、記録紙の無駄を生じることなく、
ジャム処理も容易になる。
【0069】因みに従来方式では、JOB1を実行すべ
く、スタートボタンが押下されると、図7Aに示すスタ
ート信号SSが立ち上がり、駆動系がオフ(OFF)か
らオン(ON)される。そして、JOB1が終了する
と、駆動系がオフされる。JOB1に続くJOB2を実
行するために、駆動系がオフ(OFF)からオン(O
N)される。そして、JOB2が終了すると、駆動系が
オフされる。これに対して、本発明によれば、スタート
ボタン911が押下されると、図7Bに示すスタート信
号SSが立ち上がり、駆動系がオフ(OFF)からオン
(ON)する。JOB1が終了した時点では駆動系がオ
フされずに、引き続いて駆動系がオンされたまま、給
紙、第2給紙及び排紙が連続して行われる。
【0070】これにより、従来方式のようなジョブ間
で、感光体ドラムや搬送機構等のモーターの停止及びこ
れらの再スタートに係る時間が削減されるので、複数J
OB1、JOB2、JOB3・・・の画像処理にかかる
時間が短縮され、「ユーザの早くプリントしたい」とい
う要求を十分に満たせる。当該複合機100によるコピ
ー機能の生産性を高めることができる。
【0071】(2)第2の実施形態 図8は、本発明の第2の実施形態としての複合機100
のプリントJOB実行に係るコピー領域の管理例(その
1)を示すイメージ図である。図9〜図11はそのプリ
ントJOB実行に係るコピー領域の管理例(その2〜
4)を示すイメージ図である。
【0072】この例では、画像メモリ13から画像デー
タ及びプリント管理メモリ24から動作設定情報を消去
する制御手段11を備え、前回の画像形成処理に係るジ
ョブの画像データ及び動作設定情報に関して、履歴情報
の最も古い順に、ジョブの画像データ及び動作設定情報
を消去するようにして、ユーザが以前実行したジョブを
再実行する場合に、実際に原稿が無くても、その画像メ
モリ13及びプリント管理メモリ24に残存するジョブ
の画像データ及び動作設定情報の範囲内で、画像データ
及び動作設定情報を読み出して、その履歴ジョブを再度
実行できるようにしたものである。
【0073】第2の実施形態としての複合機100は本
発明に係る第2の画像形成装置を応用したものである。
上述した画像メモリ(記憶手段)13には、前回の画像
形成処理に係るJOBの画像データが履歴情報としてそ
のまま記憶され、及び、プリント管理メモリ(記憶手
段)24にはそのJOBに係る動作設定情報がそのまま
履歴情報として記憶される。
【0074】また、制御手段11には選択手段としての
操作手段19が接続され、画像メモリ13及びプリント
管理メモリ24に記憶された履歴情報の中から任意のジ
ョブの画像データ及び動作設定情報を選択するために操
作される。この例では、履歴JOBの選択操作を円滑に
行わせるために、履歴情報が図1に示した表示手段21
に表示される。この操作手段19によって選択されたジ
ョブの画像データ及び動作設定情報に基づいて画像形成
手段17により記録紙30に画像が形成される。
【0075】なお、制御手段11は画像メモリ13から
JOBの履歴情報の最も古い順に画像データを消去し、
プリント管理メモリ24からそのJOBの動作設定情報
を消去するようにメモリ制御される。
【0076】例えば、図8に示す画像メモリ13のコピ
ー領域13Aのメモリ容量を百分率で表示する。ここで
100%はコピー領域13Aの全メモリ容量を示し、あ
るJOBに係る画像データを格納する場合に、「履歴J
OB○○%」と示すときは、コピー領域13Aのメモリ
容量の○○%を使用するものとする。以下で、FAX領
域13Bについては説明を省略する。
【0077】図8に示す例では、最初は空の状態(10
0%)の画像メモリ13に、第1番目に履歴JOB20
%の画像データが格納される。この時点では、画像メモ
リ13の残容量は80%である。その後、第2番目にプ
リントJOB2が実行されて図9に示す履歴JOB30
%に係る画像データが格納され、同様にして第3番目の
プリントJOB3として履歴JOB10%に係る画像デ
ータが格納され、第4番目のプリントJOB4として履
歴JOB20%に係る画像データが格納され、次に、第
5番目のプリントJOB5として履歴JOB20%に係
る画像データが格納されて、画像メモリ13が満杯にな
った場合を想定する。
【0078】このような満杯の場合であって、以下の場
合について説明をする。
【0079】 新たな履歴JOBに係る占有メモリ領
域が、消去される1つのJOBに係る画像データによる
メモリ領域よりも少ない場合 例えば、図10Aに示す新たな履歴JOB(第6番目に
相当)としてメモリ容量10%を使用するプリントJO
B6に係る画像データを画像メモリ13に格納する場合
を想定する。本発明では履歴情報の最も古い順に消去さ
れるので、図10Aに示す第1番目に格納した履歴JO
B20%に係る画像データから消去される。そして、履
歴JOB20%に係る画像データを消去して空いたメモ
リ領域に、新たなプリントJOB6に係る画像データが
履歴JOB10%として格納される。
【0080】この際に、図10Bに示すようにプリント
JOB2に係る履歴JOB30%、JOB3に係る履歴
JOB10%、JOB4に係る履歴JOB20%、JO
B5に係る履歴JOB20%を上位にシフトさせ、最下
位に空いたメモリ領域にプリントJOB6に係る履歴J
OB10%の画像データを格納するようにしてもよい。
次に消去するべき画像データを常にメモリ領域の最上位
から消去することができる。
【0081】 新たな履歴JOBに係る占有メモリ領
域が、消去される1つのJOBに係る画像データによる
メモリ領域よりも多い場合 例えば、図11Aに示す新たな履歴JOB(第6’番目
に相当)としてメモリ容量40%を使用するプリントJ
OB6’に係る画像データを画像メモリ13に格納する
場合を想定する。この場合も、履歴情報の最も古い順に
消去されるので、図11Aに示す第1番目に格納した履
歴JOB20%に係る画像データと、次に古い第2番目
に格納した履歴JOB30%に係る画像データが消去さ
れる。そして、履歴JOB20%及び履歴JOB30%
に係る画像データをそれぞれ消去して空いたメモリ領域
に、新たなプリントJOB6’に係る画像データが履歴
JOB40%として格納される。
【0082】この際に、図11Bに示すようにプリント
JOB3に係る履歴JOB10%、JOB4に係る履歴
JOB20%、JOB5に係る履歴JOB20%を上位
にシフトさせ、最下位に空いたメモリ領域にプリントJ
OB6’に係る履歴JOB40%の画像データを格納す
るようにしてもよい。理由は上記の通りである。
【0083】続いて、第2の実施形態としての複合機1
00の動作例(画像データ格納時)について説明をす
る。この例では、画像メモリ13及びプリント管理メモ
リ24に所定容量のメモリ領域が設けられる場合であっ
て、制御手段11は、新規ジョブが与えられたとき、履
歴情報の最も古い順に、そのジョブに係る画像データを
画像メモリ13から消去し、及び、プリンタ管理メモリ
24からそのJOBの動作設定情報をメモリ領域から消
去し、消去されたメモリ領域に新規ジョブに係る画像デ
ータ及び動作設定情報を記憶する場合を想定する。な
お、プリント管理メモリ24から消去する動作設定情報
については、そのJOBの画像データと同時に消去され
るのでその説明を省略する。
【0084】これを前提にして、まず、図12に示すフ
ローチャートのステップB1で制御手段11はプリント
JOBが実行されるのを待つ。ここで、ユーザはプリン
トJOBを実行するために図2に示した操作パネル90
でスタートボタン911を押下する。このスタートボタ
ン911が押下されると、ステップB2に移行して画像
メモリ13に空きがあるか否かが制御手段11によって
チェックされる。
【0085】ここで、図8に示したように画像メモリ1
3に空きが有る場合には、ステップB6に移行して、そ
のプリントJOBに係る画像データを格納する。画像メ
モリ13が図9に示したように満杯の場合には、ステッ
プB3に移行して最も古い履歴JOBを消去する。その
後、ステップB4に移行してそのプリントJOBに係る
画像データがメモリ領域に格納可能か否かが判別する。
画像データが格納可能な場合には、ステップB6に移行
して、そのプリントJOBに係る画像データを画像メモ
リ13に格納する。
【0086】そのプリントJOBに係る画像データが、
最初に消去した履歴JOBによるメモリ領域では不足し
て格納できない場合には、ステップB5に移行して次に
古い履歴JOBを消去する。その後、再度、ステップB
4に移行してそのプリントJOBに係る画像データが最
初と次に空いたメモリ領域に格納可能か否か判別する。
そのプリントJOBに係る画像データが格納可能な場合
には、ステップB6に移行して、そのプリントJOBに
係る画像データが格納される。
【0087】この例では、履歴JOBが表示手段21に
表示されるので、現在から過去に向けて履歴JOBを検
索して得た、最近のプリントJOBに係る画像データを
読み出し、この画像データに基づく画像が画像形成手段
17により形成される。
【0088】このように、本実施形態に係る第2の画像
形成装置を応用した複合機100によれば、前回の画像
形成処理に係るジョブの画像データが履歴情報としてそ
のまま画像メモリ13に記憶され、そのジョブの動作設
定情報が履歴情報としてプリンタ管理メモリ24に記憶
される。この画像メモリ13及びプリンタ管理メモリ2
4に記憶された履歴情報は、最も古い順に、制御手段1
1によって消去される。
【0089】従って、これらの画像メモリ13及びプリ
ンタ管理メモリ24に残存した履歴情報の中から任意の
ジョブの画像データ及び動作設定情報を選択するように
ユーザによって操作手段19が操作されると、この操作
手段19によって選択されたジョブの画像データ及び動
作設定情報に基づく画像が画像形成手段17によって用
紙に形成される。
【0090】これにより、ユーザが以前実行したジョブ
を再実行する場合に、実際に原稿が無くても、これらの
画像メモリ13及びプリンタ管理メモリ24に残存する
ジョブの画像データ及び動作設定情報の範囲内であれ
ば、画像メモリ13から読み出したジョブの画像データ
及びプリンタ管理メモリ24から読み出した動作設定情
報を使用して再度、画像形成処理を行うことができる。
ユーザ操作に係る無駄な手間及び時間を低減することが
できる。
【0091】(3)第3の実施形態 図13は第3の実施形態に係る複合機100の表示手段
21による表示例を示すイメージ図である。この例で
は、画像形成処理を含むジョブの画像データ及び動作設
定情報を履歴情報として記憶する際に、ユーザの要求に
応じてパスワードが付加され、そのジョブの再実行時に
はパスワードが確認され、もしも、そのパスワードが異
なる場合には、その画像データ及び動作設定情報の読み
出し禁止がなされ、そのジョブに係る画像データの秘密
性を維持できるようになされたものである。以下この機
能をパスワードによるプロテクト機能という。
【0092】第3の実施形態としての複合機100は本
発明に係る第2の画像形成装置を応用したものである。
上述した画像メモリ13には、今回の画像形成処理に係
るJOBの画像データが履歴情報としてそのまま記憶さ
れると共に、ユーザの要求に応じてパスワードが付加さ
れる。もちろん、プリント管理メモリ24にはそのJO
Bに係る動作設定情報にもパスワードが付加され、履歴
情報として記憶される。
【0093】また、制御手段11にはパスワード設定手
段としての操作手段19が接続され、画像メモリ13及
びプリント管理メモリ24に記憶された履歴情報の中か
ら特定のジョブの画像データ及び動作設定情報を読み出
すためのパスワードが設定される。パスワードは図2に
示した操作パネル90のテンキー「0」〜「9」、
「*」及び「#」を使用して行われる。例えば、JOB
1に対してパスワード#01234*、JOB2に対し
てパスワード#56780*・・・などが設定される。
【0094】これらのパスワードはそのジョブに係る画
像データの秘密性を維持するために付加されると共に、
ユーザの確認のためにも機能する。パスワードの設定は
ユーザの自由であり、この例ではパスワード効力設定手
段が設けられ、パスワードの設定の有効又は無効を設定
するようになされる。例えば、ディスプレイスイッチ
(DIPSW)等により設定するようになされる。パス
ワード効力設定手段には図2に示したストップ/クリア
ボタン98を使用してもよい。
【0095】この例では、履歴JOBの選択操作を円滑
に行わせるために、履歴ジョブ一覧表画面P1が図13
に示す表示手段21に表示される。例えば、履歴JOB
1に対してファイル名、動作設定情報の内容、パスワー
ド及びその実行用のタグが表示される。同様にして、J
OB2〜JOB4・・・に対して各々のファイル名、動
作設定情報の内容、パスワード及びその実行用のタグが
表示される。
【0096】図13に示した履歴ジョブ一覧表画面P1
で、履歴JOB1に係るファイル名のタグをタッチする
と、図14に示す履歴JOB1表示画面P2に切り替わ
り、過去に実行したJOBを確認できるようになされて
いる。この例では「履歴JOB1の1ページ目のイメー
ジです。○年○月○日○時○分に実行したジョブで
す。」のメッセージが表示される。これと共に、1頁目
のプリントイメージPxが表示される。プリントイメー
ジPxは記録紙1枚全体を表示するようにしてもよく、
その先頭部分のみを表示するようにしてもよい。過去に
実行したJOBを確認できればよい。
【0097】このJOB1表示画面P2内にはメッセー
ジ及びプリントイメージPxの他に「前画面」のタグT
1が表示され、このタグT1をタッチすると、図13に
示した履歴ジョブ一覧表画面P1に戻るようになされ
る。この履歴ジョブ一覧表画面P1で履歴JOB1に対
する動作設定情報の「内容」タグをタッチすると、図1
3に示した履歴ジョブ一覧表画面P1から図15に示し
た履歴JOB1の動作設定画面P3に表示が切り替わ
り、過去に設定したJOB1の動作設定情報を確認でき
るようになされている。この例では「履歴JOB1の設
定内容です。以下の設定で良い場合には、コピースター
トボタンを押してください。」のメッセージが表示され
る。
【0098】この履歴JOB1の動作設定画面P3に
は、上述のメッセージと共に、 コピーモード :両面−片面 RADF コピーペーパー:自動ペーパー選択 コピー倍率 :等倍 コピー濃度 :普通 設定枚数 :5 排紙 :ソート 応用機能 :無し が表示される。この動作設定画面P3内にはメッセージ
及び過去の設定内容の他に「前画面」のタグT2及び
「スタート」のタグT3が表示され、このタグT2をタ
ッチすると、図13に示した履歴ジョブ一覧表画面P1
に戻るようになされる。この例では、履歴JOB1に係
るパスワード「#01234*」の入力が行われると、
制御手段11によってパスワードが確認される。その確
認方法は、前回登録された履歴JOB1に係るパスワー
ド「#01234*」と、今回、ユーザが入力したパス
ワード「#01234*」とを比較することにより、両
パスワードが一致しているか否かを判断することにより
行われる。両パスワードが一致している場合には、その
履歴JOB1に係る画像データ及び動作設定情報の読み
出しが許可される。両者のパスワードが異なっていて不
一致の場合には、その画像データ及び動作設定情報の読
み出し禁止がなされる。これにより、そのジョブに係る
画像データの秘密性を維持される。
【0099】従って、パスワードが一致している場合で
あって、表示画面内の「スタート」のタグT3をタッチ
すると、プリント機能を動作させることができる。もち
ろん、図13に示した実行用のタグをタッチしてもプリ
ント機能を動作させることもできる。このプリント機能
の動作により、ジョブの画像データ及び動作設定情報に
基づいて画像形成手段17により記録紙30に画像が形
成される。
【0100】続いて、第3の実施形態としての複合機1
00の動作例(履歴ジョブ実行時)について説明をす
る。この例では、画像形成処理を含むジョブの画像デー
タ及び動作設定情報を記憶する際に、ユーザの要求に応
じてパスワードが付加され、そのジョブの再実行時には
パスワードが確認される。もしも、そのパスワードが異
なる場合には、1つのジョブに対してその確認回数を例
えばN=3回と定め、これを越える場合には画像データ
及び動作設定情報の読み出し禁止をする他に警報処理を
する場合を想定する。
【0101】これを前提にして、まず、図16に示すフ
ローチャートのステップC1で制御手段11は画像形成
処理に係るモードキー23が押下されるのを待つ。モー
ドキー23が押下された場合には、ステップC2に移行
する。ステップC2ではパスワードによるプロテクトク
機能が設定されているか否かが制御手段11によって判
断される。この際にユーザによって一定時間内にパスワ
ードが入力される場合には、プロテクトク機能が設定さ
れていると判断される。
【0102】従って、パスワードが入力される場合に
は、ステップC3に移行して制御手段11が管理するパ
スワードと、ユーザによって入力されたパスワードとが
比較される。両パスワードが一致した場合には、ステッ
プC4に移行される。ステップC2でプロテクトク機能
が設定されていないと判断された場合も、ステップC4
に移行する。ステップC4では図13に示したジョブ設
定画面において、履歴JOB1、履歴JOB2、履歴J
OB3、履歴JOB4・・・が表示される。その後、ス
テップC5に移行してユーザの要求する履歴JOBが実
行される。
【0103】もしも、ステップC3で両パスワードが一
致しない場合には、ステップC6に移行する。ステップ
C6ではリトライ回数Nがインクリメント+1され、そ
の後、ステップC7に移行してリトライ回数NがN<3
かがチェックされる。N<3の場合にはステップC2に
戻ってパスワード入力を再度受け付けられる。ステップ
C7でリトライ回数NがN≧3の場合にはステップC8
に移行してアラーム処理が行われる。アラーム処理は、
「パスワードが異なっています。」のメッセージが表示
手段21に表示されるが、音声情報による警告処理を合
わせて行ってもよい。
【0104】このように、第3の実施形態としての複合
機100によれば、パスワードによるプロテクト機能が
装備され、画像形成処理を含むジョブの画像データ及び
動作設定情報を履歴情報として記憶する際に、ユーザの
要求に応じてパスワードが付加される。そのジョブの再
実行時にはパスワードが確認され、そのパスワードが異
なる場合には、その画像データ及び動作設定情報の読み
出し禁止がなされる。しかも、規定回数以上のリトライ
処理がなされると、アラーム処理がなされる。従って、
パスワード不知の者が履歴ジョブを実行しようとして
も、その履歴ジョブに係る画像形成処理が行われないの
で、特定のジョブに係る画像データの秘密性を維持する
ことができる。この秘密維持の原稿を無くした場合で
も、画像メモリ13及びプリンタ管理メモリ24に残存
するジョブの画像データ及び動作設定情報の範囲内であ
って、ユーザのパスワードさえ分かれば、再度、その秘
密維持の原稿に係る画像形成処理を行うことができる。
【0105】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る第1
の画像形成装置によれば、画像形成処理を含むジョブの
予約を管理すると共に、そのジョブを逐次実行する制御
手段を備え、現在実行中のジョブの次に他のジョブが予
約登録されている場合には、当該ジョブの最終頁の画像
形成処理中に予約登録に係るジョブを開始し、当該ジョ
ブの最終頁の画像形成処理による記録紙に続き、予約登
録に係るジョブの最初の用紙を給紙制御するものであ
る。
【0106】この構成によって、画像形成処理に係る現
像器や、ドラム、搬送ベルトなどの駆動系を現在実行中
のジョブの終了毎に停止することなく、当該ジョブの最
終頁の画像形成処理による記録紙に続き、予約登録に係
るジョブの画像形成処理を連続して行うことができる。
これにより、当該画像形成装置を応用した複合機などに
よる生産性を高めることができる。
【0107】本発明に係る第2の画像形成装置によれ
ば、前回の画像形成処理に係るジョブの画像データ及び
動作設定情報に関して、履歴情報の最も古い順に、ジョ
ブの画像データ及び動作設定情報を記憶手段から消去す
る制御手段が備えられるものである。
【0108】この構成によって、ユーザが以前実行した
ジョブを再実行する場合に、実際に原稿が無くても、そ
の記憶手段に残存するジョブの画像データ及び動作設定
情報の範囲内で、記憶手段から読み出したジョブの画像
データ及び動作設定情報を使用して再度、画像形成処理
を行うことができる。
【0109】この発明は、画像形成処理を含むジョブの
管理機能を備えた複写機や複合機などに適用して極めて
好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の各実施形態としての第1の画像形成装
置を応用した複合機100の構成例を示すブロック図で
ある。
【図2】複合機100の操作パネル90の構成例を示す
上から見た図である。
【図3】複合機100に係る予約JOBの登録例を示す
データ列のイメージ図である。
【図4】複合機100の断面の構成例を示す概念図であ
る。
【図5】第1の実施形態としての複合機100の動作例
(その1)を示すフローチャートである。
【図6】第1の実施形態としての複合機100の動作例
(その2)を示すフローチャートである。
【図7】A及びBは従来方式と本発明方式の駆動系制御
の比較例を示すタイムチャートである。
【図8】本発明の第2の実施形態としての複合機100
のプリントJOB実行に係るコピー領域13Aの管理例
(その1)を示すイメージ図である。
【図9】プリントJOB実行に係るコピー領域13Aの
管理例(その2)を示すイメージ図である。
【図10】A及びBはプリントJOB実行に係るコピー
領域13Aの管理例(その3)を示すイメージ図であ
る。
【図11】A及びBはプリントJOB実行に係るコピー
領域13Aの管理例(その4)を示すイメージ図であ
る。
【図12】第2の実施形態としての複合機100の動作
例(画像データ格納時)を示すフローチャートである。
【図13】第3の実施形態に係る複合機100の表示手
段21による表示例を示すイメージ図である。
【図14】履歴JOB1に係るファイル名の表示例を示
すイメージ図である。
【図15】履歴JOB1の動作設定情報の内容例を示す
イメージ図である。
【図16】第3の実施形態としての複合機100の動作
例(履歴ジョブ実行時)を示すフローチャートである。
【図17】従来方式の複合機10の構成例を示すブロッ
ク図である。
【図18】その複合機10の動作例を示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
11 制御手段 12 原稿読取手段 13 画像メモリ(記憶手段) 14 通信手段 15 復号化手段 16 符号化手段 17 画像形成手段 19 操作手段(選択手段) 21 表示手段 22 予約ジョブ登録メモリ(登録手段) 23 モードチェンジキー 24 プリント管理メモリ 90 操作パネル 92 テンキー(パスワード設定手段) 100 複合機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03G 21/04 G03G 21/00 372 H04N 1/00 108 390 (72)発明者 遠藤 英樹 東京都八王子市石川町2970番地 コニカ株 式会社内 (72)発明者 安齊 英治 東京都八王子市石川町2970番地 コニカ株 式会社内

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成処理を含む複数のジョブを登録
    する登録手段と、 前記登録手段に登録されたジョブを管理する管理手段
    と、 前記管理手段により前記登録手段に登録されたジョブを
    逐次実行するかどうかを判断する判断手段と、 前記判断手段により前記登録手段に登録されたジョブを
    実行する制御手段とを備え、 前記制御手段は、 現在実行中のジョブの次に他のジョブが前記登録手段に
    予約登録されている場合、前記判断手段によって実行可
    能と判断されたときには、当該ジョブの最終頁の画像形
    成処理中に前記予約登録に係るジョブを開始することを
    特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、 現在実行中のジョブの次に他のジョブが前記登録手段に
    予約登録されているか否かを前記判断手段によって判別
    し、 前記他のジョブが前記登録手段に予約登録されている場
    合には、当該ジョブの最終頁の画像形成処理による記録
    紙に続き、前記予約登録に係るジョブの最初の用紙を給
    紙制御することを特徴とする請求項1に記載の画像形成
    装置。
  3. 【請求項3】 画像を形成するための画像形成手段と、 記録紙を搬送するための給紙搬送手段と、 前記画像形成手段および前記給紙搬送手段を制御するた
    めの制御手段と、 画像形成処理に関して予約されたジョブを記憶するため
    のメモリ手段と、を有し、 ジョブに関する動作は、立ち上げ動作と画像形成動作と
    立ち下げ動作とから構成されている画像形成装置におい
    て、 前記制御手段は、実行中のジョブの他に次に実行すべき
    ジョブが前記メモリ手段に記憶されている場合に、前記
    実行中のジョブの立ち下げ動作と、前記次に実行すべき
    ジョブの立ち上げ動作とを行わせることなく、前記実行
    中のジョブの画像形成動作に引き続いて、前記次に実行
    すべきジョブの画像形成動作を実行させることを特徴と
    する画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記画像形成装置は、 感光体と、 前記感光体表面を帯電するための帯電手段と、 前記感光体表面を除電するための除電手段と、を備え、 前記立ち上げ動作は、前記感光体の回転を開始するため
    の回転開始動作と、前記帯電手段への電源供給を開始す
    る動作と、前記給紙搬送手段の駆動を開始する動作とを
    有し、 前記立ち下げ動作は、前記感光体の回転を停止するため
    の回転停止動作と、前記除電手段による前記感光体表面
    の除電動作と、前記帯電手段への電源供給を停止する動
    作と、前記給紙搬送手段の駆動を停止する動作とを有す
    ることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記メモリ手段に複数のジョブが記憶さ
    れている場合に、前記制御手段は、前記複数のジョブの
    中で先に実行すべきジョブに関する立ち上げ動作に引き
    続いて画像形成動作を行わせた後、立ち下げ動作を行わ
    せることなく、次に実行すべきジョブに関する画像形成
    動作を行わせ、その後、立ち下げ動作を行わせることを
    特徴とする請求項3又は4に記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記制御手段は、前記実行中のジョブと
    前記次に実行すべきジョブとが、片面プリントモードま
    たは両面プリントモードの何れかで一致している場合だ
    け、前記実行中のジョブの立ち下げ動作と、前記次に実
    行すべきジョブの立ち上げ動作とを行わせることなく、
    実行中のジョブの画像形成動作に引き続いて、前記次に
    実行すべきジョブの画像形成動作を実行させることを特
    徴とする請求項3〜5の何れか1つに記載の画像形成装
    置。
  7. 【請求項7】 前記制御手段は、前記実行中のジョブと
    前記次に実行すべきジョブとが、片面プリントモードま
    たは両面プリントモードの何れかで一致しているか否か
    に拘わらず、前記実行中のジョブの立ち下げ動作と、前
    記次に実行すべきジョブの立ち上げ動作とを行わせるこ
    となく、実行中のジョブの画像形成動作に引き続いて、
    前記次に実行すべきジョブの画像形成動作を実行させる
    ことを特徴とする請求項3〜6の何れか1つに記載の画
    像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記画像形成装置は、画像記録後の記録
    紙に対して後処理を行うためのものであって複数の排紙
    トレイを有する後処理装置を有し、 前記制御手段は、前記実行中のジョブで使用している何
    れかの排紙トレイと、前記次に実行すべきジョブで指定
    されている排紙トレイとが一致している場合だけ、前記
    実行中のジョブの立ち下げ動作と、前記次に実行すべき
    ジョブの立ち上げ動作とを行わせることなく、実行中の
    ジョブの画像形成動作に引き続いて、前記次に実行すべ
    きジョブの画像形成動作を実行させることを特徴とする
    請求項3〜7の何れか1つに記載の画像形成装置。
  9. 【請求項9】 前記画像形成装置は、画像記録後の記録
    紙に対して後処理を行うための後処理装置を有し、 前記制御手段は、前記実行中のジョブで指定されている
    後処理の内容と、前記次に実行すべきジョブで指定され
    ている後処理の内容とが一致している場合だけ、前記実
    行中のジョブの立ち下げ動作と、前記次に実行すべきジ
    ョブの立ち上げ動作とを行わせることなく、実行中のジ
    ョブの画像形成動作に引き続いて、前記次に実行すべき
    ジョブの画像形成動作を実行させることを特徴とする請
    求項3〜8の何れか1つに記載の画像形成装置。
  10. 【請求項10】 前記画像形成装置は、記録紙を収納す
    るための複数の給紙トレイを有し、 前記制御手段は、前記実行中のジョブで指定されている
    何れかの給紙トレイと、前記次に実行すべきジョブで指
    定されている給紙トレイとが一致している場合だけ、前
    記実行中のジョブの立ち下げ動作と、前記次に実行すべ
    きジョブの立ち上げ動作とを行わせることなく、実行中
    のジョブの画像形成動作に引き続いて、前記次に実行す
    べきジョブの画像形成動作を実行させることを特徴とす
    る請求項3〜9の何れか1つに記載の画像形成装置。
  11. 【請求項11】 前記画像形成装置は、複数の異なるサ
    イズの記録紙を収納可能に構成され、 前記制御手段は、前記実行中のジョブで指定されている
    何れかの記録紙サイズと、前記次に実行すべきジョブで
    指定されている記録紙サイズとが一致している場合だ
    け、前記実行中のジョブの立ち下げ動作と、前記次に実
    行すべきジョブの立ち上げ動作とを行わせることなく、
    実行中のジョブの画像形成動作に引き続いて、前記次に
    実行すべきジョブの画像形成動作を実行させることを特
    徴とする請求項3〜10の何れか1つに記載の画像形成
    装置。
  12. 【請求項12】 前記画像形成装置は、さらに記録紙が
    前記画像形成装置外に排出されたことを検知するための
    検知手段を有し、 前記制御手段は、前記次に実行すべきジョブが前記メモ
    リ手段に記憶されている場合に、前記実行中のジョブに
    おける最終の記録紙が前記検知手段によって検知された
    後に、前記次に実行すべきジョブにおける最初の記録紙
    の給紙を開始することを特徴とする請求項3〜11の何
    れか1つに記載の画像形成装置。
  13. 【請求項13】 前記画像形成装置は、さらに画像記録
    後の記録紙に対して後処理を行うための後処理装置を有
    し、 前記後処理装置は、記録紙が前記後処理装置外に排出さ
    れたことを検知するための検知手段を有し、 前記制御手段は、前記次に実行すべきジョブが前記メモ
    リ手段に記憶されている場合に、前記実行中のジョブに
    おける最終の記録紙が前記検知手段によって検知された
    後に、前記次に実行すべきジョブにおける最初の記録紙
    の給紙を開始することを特徴とする請求項3〜12の何
    れか1つに記載の画像形成装置。
  14. 【請求項14】 前回の画像形成処理に係るジョブの画
    像データ及び動作設定情報を履歴情報として記憶する記
    憶手段と、 前記記憶手段に記憶された履歴情報の中から任意のジョ
    ブの画像データ及び動作設定情報を選択するために操作
    される選択手段と、 前記選択手段によって選択されたジョブの画像データ及
    び動作設定情報に基づいて用紙に画像を形成する画像形
    成手段と、 前記記憶手段に記憶された履歴情報の最も古い順に、ジ
    ョブの画像データ及び動作設定情報を消去する制御手段
    とを備えることを特徴とする画像形成装置。
  15. 【請求項15】 前記記憶手段に所定容量のメモリ領域
    が設けられる場合であって、前記制御手段は、 新規ジョブが与えられたとき、履歴の最も古いジョブに
    係る画像データ及び動作設定情報を前記メモリ領域から
    消去し、 消去されたメモリ領域に新規ジョブに係る画像データ及
    び動作設定情報を記憶するように前記記憶手段を制御す
    ることを特徴とする請求項14に記載の画像形成装置。
  16. 【請求項16】 前記記憶手段から特定のジョブの画像
    データ及び動作設定情報を読み出すためのパスワードを
    設定するパスワード設定手段が設けられることを特徴と
    する請求項14に記載の画像形成装置。
  17. 【請求項17】 前記パスワードの設定の有効又は無効
    を設定するパスワード効力設定手段が設けられることを
    特徴とする請求項16に記載の画像形成装置。
  18. 【請求項18】 前記履歴情報を表示する表示手段が設
    けられることを特徴とする請求項14に記載の画像形成
    装置。
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