JP2001315982A - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置

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JP2001315982A JP2000132746A JP2000132746A JP2001315982A JP 2001315982 A JP2001315982 A JP 2001315982A JP 2000132746 A JP2000132746 A JP 2000132746A JP 2000132746 A JP2000132746 A JP 2000132746A JP 2001315982 A JP2001315982 A JP 2001315982A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録すべき画像のデータ量が少ない場合はも
とより、データ量が多い場合でも画像記録が短時間で完
了する画像記録装置の提供。 【解決手段】 主制御部1は、ROM6に格納されてい
るプログラムを実行し、記録部5において記録紙が記録
開始位置に到達した時点で、この記録紙に記録すべき符
号化画像データの未復号化量を、画像メモリ8のポイン
タ位置から取得し、未復号化データ量及びデコーダ/エ
ンコーダ11のデコード能力から、復号化残時間を算出
推定し、復号化残時間及びRAM7のテーブルに格納さ
れているこの記録紙のサイズ・方向に応じた記録所要時
間に基づき、記録紙の搬送タイミングを制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧縮符号化した画
像データを復号化した画像を、記録位置まで搬送されて
きた記録紙に記録するプリンタ、複写機、複写機能付き
ファクシミリ装置等の画像記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば電子写真方式の画像記録装置の場
合、記録ヘッド、感光ドラム、現像シリンダ、転写ロー
ラ等から構成される記録ユニットへ給紙カセットからの
記録紙を搬送し、記録ヘッドからレーザビームを感光ド
ラムの表面に照射して感光ドラム上に潜像を形成し、こ
の潜像を現像シリンダ上のトナーで現像して記録紙に転
写し、転写したトナー画像を記録紙に固着する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、記録紙
への画像記録が一旦開始すると、途中で記録紙の搬送を
中断することができない。画像記録装置では、一般的に
画像データを圧縮符号化してメモリに蓄積しており、こ
の圧縮符号化データを復号化し、1ページ分の画像デー
タに展開してから記録ヘッドを制御して上述のように記
録紙に画像を記録する。
【0004】従って、複数枚の記録紙を連続給紙して複
数ページ分の画像データを記録する場合、従来では、次
の記録紙に記録すべき画像データの復号化が完全に完了
すると保証できる時間、即ち1ページ分の圧縮符号化画
像データを復号化するのに要する最長時間だけ記録ユニ
ットの手前で記録紙の搬送を停止し、この時間が経過し
た時点で次の記録紙の搬送を再開している。
【0005】しかし、1ページ分の画像データの量が、
例えば給紙カセットから記録ユニットに到達する間に復
号化が完了してしまうような少ないデータ量の画像を記
録する場合でも、記録ユニットの手前で一定時間、記録
紙の搬送が中止されるので、記録完了までに長時間を要
してしまう。
【0006】また、記録ユニットの手前で記録紙の搬送
を停止しないように、給紙カセットから連続給紙する記
録紙の給紙間隔を制御することが考えられる。しかし、
この場合も、給紙カセットから記録開始位置に記録紙が
到達するまでの時間が、この記録紙に記録すべき画像デ
ータの復号化が完全に完了すると保証できる時間を超え
るような給紙間隔に設定する必要がある。
【0007】従って、1ページ分の画像データの量が少
ないデータ量の画像を記録する場合でも、給紙間隔を上
述のような一定の時間間隔に保たなければならないの
で、記録完了までに長時間を要してしまう。
【0008】本発明はこのような問題点を解決するため
になされたものであって、記録紙が記録開始位置に到達
した時点における、この記録紙に記録すべき符号化画像
データの未復号化量から復号化完了までの残時間を算出
推定し、この残時間、又は残時間から記録紙の記録開始
位置への到達時間を減じた時間と、記録紙への記録所要
時間とに基づいて記録紙の搬送停止/再開のタイミン
グ、又は搬送間隔といった記録紙の搬送タイミングを制
御することにより、記録すべき画像のデータ量が少ない
場合はもとより、データ量が多い場合でも画像記録が短
時間で完了し、作業効率を向上させる画像記録装置の提
供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】第1発明の画像記録装置
は、符号化画像データを復号化し、搬送される記録紙に
順次記録する装置において、記録開始位置への記録紙の
到達を検出する手段と、該到達を検出した場合、該記録
紙への記録画像の未復号化量を取得する手段と、未復号
化量より求まる復号化残時間及び該記録紙への記録所要
時間に基づき該記録紙の搬送タイミングを制御する手段
とを備えたことを特徴とする。
【0010】第1発明では、記録紙が記録開始位置に到
達した時点で、この記録紙に記録すべき符号化画像デー
タの未復号化量を、例えば画像メモリのポインタ位置か
ら取得し、未復号化データ量及びデコーダの能力から、
復号化残時間を算出推定し、復号化残時間及びこの記録
紙のサイズ・方向に応じた記録所要時間に基づき、記録
紙の搬送タイミングを制御する。これにより、特に、記
録すべき画像のデータ量が少ない場合の画像記録が短時
間で完了する。
【0011】第2発明の画像記録装置は、第1発明の前
記搬送タイミングを制御する手段は、前記復号化残時間
が前記記録所要時間を超えている間は記録紙の搬送を停
止し、前記復号化残時間が記録所要時間を下回ったタイ
ミングに応じて搬送を再開する手段であることを特徴と
する。
【0012】第2発明では、復号化残時間が記録所要時
間を超えている間は、記録開始位置の手前で記録紙の搬
送を停止し、復号化残時間が記録所要時間を下回ったタ
イミングに応じて記録紙の搬送を再開する。これによ
り、記録すべき画像のデータ量が多い場合でも、記録途
中で復号化が完了するタイミングで記録紙の搬送を再開
することができ、復号化が完了するまで記録紙の搬送を
停止する場合に比べて画像記録が短時間で完了する。
【0013】第3発明の画像記録装置は、符号化画像デ
ータを復号化し、搬送される記録紙に順次記録する装置
において、記録紙への記録画像の未復号化量を取得する
手段と、未復号化量より求まる復号化残時間から記録紙
の記録開始位置への到達時間を減じた時間が記録紙への
記録所要時間を下回るタイミングに応じ記録開始位置へ
到達すべく記録紙の搬送間隔を制御する手段とを備えた
ことを特徴とする。
【0014】第3発明では、搬送する記録紙に記録すべ
き符号化画像データの未復号化量を、例えば画像メモリ
のポインタ位置から取得し、未復号化データ量及びデコ
ーダの能力から、復号化残時間を算出推定し、復号化残
時間から記録紙の記録開始位置への到達時間を減じた時
間、及びこの記録紙のサイズ・方向に応じた記録所要時
間に基づき、記録紙が記録開始位置に到達した時点で復
号化残時間が記録所要時間を下回るように記録紙の搬送
間隔を制御する。これにより、記録途中で復号化が完了
する搬送間隔で記録紙が搬送され、画像データ量が少な
い場合はもとより、画像データ量が多い場合でも画像記
録が短時間で完了する。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は本発明の複写機能付ファク
シミリ装置(以下、本発明装置という)の構成を示すブ
ロック図である。主制御部1は、バスを通じて本発明装
置のハードウェア各部を制御するだけではなく、ROM
6に記憶されたソフトウェアに基づいて、原稿の画デー
タをMH,MR,MMR等の符号化方式によって符号化
または復号化する符号化・復号化を含む通信手順等のソ
フトウェアを実行する。
【0016】また主制御部1は、ROM6に記憶されて
いるソフトウェアを実行して、記録紙が記録開始位置に
到達した時点で、この記録紙に記録すべき符号化画像デ
ータの未復号化量(未デコード量)を、例えば画像メモ
リ8のポインタ位置から取得し、未復号化データ量及び
デコーダ/エンコーダ11のデコード能力から、復号化
残時間を算出推定し、復号化残時間及びこの記録紙のサ
イズ・方向に応じた記録所要時間に基づき、復号化残時
間が記録所要時間を超えている間は、記録開始位置の手
前で記録紙の搬送を停止し、復号化残時間が記録所要時
間を下回ったタイミングに応じて記録紙の搬送を再開す
るといった方法で記録紙の搬送タイミングを制御するソ
フトウェアを実行する。
【0017】また主制御部1は、搬送する記録紙に記録
すべき符号化画像データの未復号化量を、例えば画像メ
モリ8のポインタ位置から取得し、未復号化データ量及
びデコーダ/エンコーダ11のデコード能力から、復号
化残時間を算出推定し、復号化残時間から記録紙の記録
開始位置への到達時間を減じた時間、及びこの記録紙の
サイズ・方向に応じた記録所要時間に基づき、記録紙が
記録開始位置に到達した時点で復号化残時間が記録所要
時間を下回るように記録紙の搬送間隔を制御するソフト
ウェアを実行する。
【0018】表示部2は、液晶表示装置などを備え、本
発明装置の動作状態や原稿の画データの表示を行う。操
作部3は、本発明装置を操作するのに必要なテンキー、
短縮ダイヤルキー、ワンタッチダイヤルキー、各種のフ
ァンクションキーなどを備えている。
【0019】読取部4は、CCD等で原稿を読み取り、
白黒2値の原稿の画データを出力する。記録部5は電子
写真方式などのプリンタを備え、他のG3ファクシミリ
装置から受信した原稿の画データを記録する。
【0020】図2は記録部5のプリンタの構成を模式的
に示す側断面図である。給紙カセット(レター/リーガ
ル)51a,51bは、それぞれサイズ・方向の異なる
記録紙を収納している。給紙カセット51a又は51b
内に収納されている記録紙は給紙・分離ローラによって
1枚ずつ分離され、搬送経路Rを、記録ヘッド56、感
光ドラム53、現像シリンダ54、転写ローラ55等か
ら構成される記録ユニットまで搬送される。
【0021】搬送経路Rを搬送された記録紙が、給紙位
置の精度を制御するレジストセンサS1に到達すると、
記録紙はレジストローラ52a,52bに当接して一旦
停止する。主制御部1は、画像メモリ8のポインタ位置
から、この記録紙に記録すべき画像の未デコード量を検
出し、未デコード量、及びデコーダ/エンコーダ11の
デコード能力より、この記録紙への画像データのデコー
ド残時間(DT)を算出し、RAM7のテーブルを参照
して、レジストセンサS1に到達した記録紙のサイズ・
方向から、この記録紙に1ページ分の画像を記録するの
に要するプリント所要時間(PT)を取得する。
【0022】主制御部1は、デコード残時間DTがプリ
ント所要時間PTを超えている間はレジストローラ52
a,52bの手前で記録紙を停止させておき、デコード
残時間DTがプリント所要時間PTを下回ったタイミン
グでクラッチを作動させてレジストローラ52a,52
bを駆動し、記録紙を記録ユニットへ搬送させる。
【0023】記録ユニットでは、復号化した画像データ
に応じたレーザビームを記録ヘッド56から感光ドラム
53の表面に照射し、感光ドラム53上に潜像を形成す
る。感光ドラム53上に形成された潜像は、現像シリン
ダ54上のトナーで可視像にされた後、転写ローラ55
により、このトナー画像が記録紙に転写される。転写さ
れたトナー画像は熱定着ローラ57a,57bによって
記録紙上に固着される。トナー画像を定着済みの記録紙
の通過を排出センサS2が検出し、記録紙は排出トレイ
58へ排出される。
【0024】ROM6は、本発明装置の動作に必要なソ
フトウェアを記憶する。RAM7は、SRAMまたはフ
ラッシュメモリ等で構成され、ソフトウェアの実行時に
発生する一時的なデータを記憶する。
【0025】本発明では、図3に示すように、記録紙サ
イズ・方向別に、1枚の記録紙へのプリント所要時間
(PT:A4横は2.5sec、A4縦は3.5se
c、A3は5.0sec)を格納したテーブルがRAM
7に設けられている。
【0026】またデコーダ/エンコーダ11のデコード
能力(例えば、36MbyteのMMRコードのデコー
ド時間が5秒)もRAM7の所定領域に格納されてい
る。デコード能力におけるデータ量とデコード時間の関
係は一般的に線形を示すので、未デコード量及びデコー
ド能力からデコード残時間が求まる。
【0027】画像メモリ8はDRAM等で構成され、例
えばMMR等によって圧縮符号化された原稿の画データ
をページ単位で記憶する。主制御部1は、圧縮符号化さ
れた画像データを画像メモリ8から読み出す際のポイン
タ位置から、未復号画像データ量を取得する。
【0028】モデム9は読取部4が読み取った原稿の画
データをファクシミリ通信するためのモデムであって、
アナログ回線の閉結、開放を行うNCU10に接続され
ている。デコーダ/エンコーダ11は読取部4が読み取
った画データをMMRで圧縮符号化して画像メモリ8に
格納し、また画像メモリ8に格納されている圧縮符号化
画像データを前述のようなデコード能力で復号化し、記
録部5へ送出する。
【0029】次に、本発明装置による記録紙の搬送タイ
ミング制御手順の一例を図4のフローチャートに基づい
て説明する。レジストセンサ(以下、センサと略記す
る)S1がオンか否かをチェックし (ステップS4−
1)、記録紙がセンサS1を通過するまで待機する。セ
ンサS1がオンになると、この記録紙に記録すべき画像
メモリ8内の符号化データのデコードが完了しているか
否かをポインタ位置から判定する (ステップS4−
2)。
【0030】デコードが完了していない場合は(ステッ
プS4−2のNO)、この記録紙に記録すべき画像メモ
リ8内の1ページ分の画像の未デコード量をポインタ位
置から算出する (ステップS4−3)。次に未デコード
量とデコーダ/エンコーダ11のデコード能力(NKb
yte/秒)からデコード残時間(DT)を算出する
(ステップS4−4)。
【0031】さらに、プリントする記録紙の用紙サイズ
・方向での1枚分のプリント所要時間(PT)をRAM
7のテーブルから読み出す (ステップS4−5)。デコ
ード残時間DTがプリント所要時間PTを下回っている
か否かを判定し (ステップS4−6)、下回っていない
場合は(ステップS4−6のNO)、記録紙の搬送を中
断し (ステップS4−7)、ステップS4−2に戻り、
デコード残時間DTがプリント所要時間PTを下回るま
でステップS4−2〜S4−7を繰り返す。
【0032】デコード残時間DTがプリント所要時間P
Tを下回ると(ステップS4−6のYES)、記録紙の
搬送を中断していたか否かをチェックし (ステップS4
−8)、中断していた場合はレジストローラ52a,5
2bを駆動し、記録紙の搬送を再開して (ステップS4
−9)、画像メモリ8からデータを読み出し、記録ユニ
ットへ送出して画像を記録紙に記録する (ステップS4
−10)。一方、ステップS4−8のチェックの結果、
記録紙搬送を中断していない場合はステップS4−10
へ移行し、記録紙を記録ユニットへ搬送するとともに、
画像メモリ8からデータを読み出し、記録ユニットへ送
出して画像を記録紙に記録する (ステップS4−1
0)。
【0033】また本発明装置による連続給紙手順を図5
のフローチャートに基づいて説明する。前の記録紙を搬
送中か否かをチェックし (ステップS5−1)、搬送中
でない場合は記録紙の搬送を開始するが (ステップS5
−3)、搬送中の場合は、搬送中の記録紙の終端と給紙
開始位置との間が所定間隔あいているか否かをチェック
し (ステップS5−2)、所定間隔があくまで待機し
て、所定間隔があいた時点で、記録紙の搬送を開始する
(ステップS5−3)。
【0034】次に、本発明装置による記録紙の搬送タイ
ミング制御手順の他の例を図6のフローチャートに基づ
いて説明する。搬送する記録紙に記録すべき画像メモリ
8内の画像の未デコード量をポインタ位置から算出する
(ステップS6−1)。この未デコード量及びデコーダ
/エンコーダ11のデコード能力からデコード残時間
(DT)を算出する (ステップS6−2)。次に、記録
紙の搬送速度及び給紙位置と記録開始位置との間の距離
より求まる、記録開始位置への記録紙の到達時間をデコ
ード残時間(DT)から減算し、減算した値をXとする
(ステップS6−3)。
【0035】さらに、プリントする記録紙の用紙サイズ
・方向での1枚分のプリント所要時間(PT)をRAM
7のテーブルから読み出す (ステップS6−4)。Xの
値がプリント所要時間PTを下回っているか否かを判定
し (ステップS6−5)、下回っていない場合は(ステ
ップS6−5のNO)、ステップS6−1に戻り、Xの
値がプリント所要時間PTを下回るまでステップS6−
1〜S6−5を繰り返す。Xの値がプリント所要時間P
Tを下回ると(ステップS6−5のYES)、記録紙の
搬送を開始する (ステップS6−6)。
【0036】
【発明の効果】第1発明では、記録紙が記録開始位置に
到達した時点で、この記録紙に記録すべき符号化画像デ
ータの未復号化量を、例えば画像メモリのポインタ位置
から取得し、未復号化データ量及びデコーダの能力か
ら、復号化残時間を算出推定し、復号化残時間及びこの
記録紙のサイズ・方向に応じた記録所要時間に基づき、
記録紙の搬送タイミングを制御するので、特に、記録す
べき画像のデータ量が少ない場合の画像記録が短時間で
完了するという優れた効果を奏する。
【0037】第2発明では、復号化残時間が記録所要時
間を超えている間は、記録開始位置の手前で記録紙の搬
送を停止し、復号化残時間が記録所要時間を下回ったタ
イミングに応じて記録紙の搬送を再開するので、記録す
べき画像のデータ量が多い場合でも、記録途中で復号化
が完了するタイミングで記録紙の搬送を再開することが
でき、復号化が完了するまで記録紙の搬送を停止する場
合に比べて画像記録が短時間で完了するという優れた効
果を奏する。
【0038】第3発明では、搬送する記録紙に記録すべ
き符号化画像データの未復号化量を、例えば画像メモリ
のポインタ位置から取得し、未復号化データ量及びデコ
ーダの能力から、復号化残時間を算出推定し、復号化残
時間から記録紙の記録開始位置への到達時間を減じた時
間、及びこの記録紙のサイズ・方向に応じた記録所要時
間に基づき、記録紙が記録開始位置に到達した時点で復
号化残時間が記録所要時間を下回るように記録紙の搬送
間隔を制御するので、記録途中で復号化が完了する搬送
間隔で記録紙が搬送され、画像データ量が少ない場合は
もとより、画像データ量が多い場合でも画像記録が短時
間で完了するという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置のブロック図である。
【図2】記録部のプリンタの構成を模式的に示す側断面
図である。
【図3】記録紙サイズ・方向別のプリント時間のテーブ
ルの概念図である。
【図4】本発明装置による記録紙の搬送タイミング制御
手順の一例のフローチャートである。
【図5】本発明装置による連続給紙手順のフローチャー
トである。
【図6】本発明装置による記録紙の搬送タイミング制御
手順の他の例のフローチャートである。
【符号の説明】
1 主制御部 2 表示部 3 操作部 4 読取部 5 記録部 6 ROM 7 RAM 8 画像メモリ 9 モデム 10 NCU 11 デコーダ/エンコーダ 51a,51b 給紙カセット 52a,52b レジストローラ 53 感光ドラム 54 現像シリンダ 55 転写ローラ 56 記録ヘッド 57a,57b 熱定着ローラ 58 排出トレイ R 搬送経路 S1 レジストセンサ S2 排出センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/21 H04N 1/12 A Fターム(参考) 2C061 AP03 AP04 HH07 HJ02 HJ06 HK22 HN02 HN15 HN24 3F343 FA02 FB03 GA01 GB01 GC01 GD01 JA01 MA15 MA45 MB04 MB13 MC08 5C062 AA02 AA05 AB22 AB32 AB42 AC04 AC13 AC25 AC58 BA04 5C072 AA03 BA03 NA04 NA08 RA20 UA08 UA11 XA01 XA04 5C073 BC05 CC01

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 符号化画像データを復号化し、搬送され
    る記録紙に順次記録する装置において、記録開始位置へ
    の記録紙の到達を検出する手段と、該到達を検出した場
    合、該記録紙への記録画像の未復号化量を取得する手段
    と、未復号化量より求まる復号化残時間及び該記録紙へ
    の記録所要時間に基づき該記録紙の搬送タイミングを制
    御する手段とを備えたことを特徴とする画像記録装置。
  2. 【請求項2】 前記搬送タイミングを制御する手段は、
    前記復号化残時間が前記記録所要時間を超えている間は
    記録紙の搬送を停止し、前記復号化残時間が記録所要時
    間を下回ったタイミングに応じて搬送を再開する手段で
    あることを特徴とする請求項1記載の画像記録装置。
  3. 【請求項3】 符号化画像データを復号化し、搬送され
    る記録紙に順次記録する装置において、記録紙への記録
    画像の未復号化量を取得する手段と、未復号化量より求
    まる復号化残時間から記録紙の記録開始位置への到達時
    間を減じた時間が記録紙への記録所要時間を下回るタイ
    ミングに応じ記録開始位置へ到達すべく記録紙の搬送間
    隔を制御する手段とを備えたことを特徴とする画像記録
    装置。
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