JPH05328078A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JPH05328078A
JPH05328078A JP4122415A JP12241592A JPH05328078A JP H05328078 A JPH05328078 A JP H05328078A JP 4122415 A JP4122415 A JP 4122415A JP 12241592 A JP12241592 A JP 12241592A JP H05328078 A JPH05328078 A JP H05328078A
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JP4122415A
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Inventor
Tatsuya Ozaki
達也 尾崎
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、SAF機能を有するファクシミリ装
置に関し、例えば割込み送信時に、ファクシミリの使い
勝手を向上しながら、装置を簡素化するとともに、回線
プロトコル上の変更や受信装置の制約もなくすことがで
きるファクシミリ装置を提供することを目的とする。 【構成】割込み指令が割込みキー8aに入力されたと
き、読取り中ページのスキャナによる原稿の読取り動作
が終了した時点で、読取り中原稿の画データのSAFメ
モリ4への蓄積動作が中断し、次いで、割込み原稿の読
取りおよび送信が実行され、割込み原稿の読取り動作終
了後に、割込み指令が入力されたときのページの次のペ
ージから原稿の読取り蓄積動作が再開可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、蓄積交換機能を有する
ファクシミリ装置に係り、特に、画像蓄積メモリの有効
利用を図ったファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にファクシミリ装置においては、一
通信に設定されている送信原稿を連続して送信するため
に、一通信の送信原稿のページ数が非常に多い場合は、
他の通信動作が長い間待たされる事になる。最近ではこ
のような不都合を解消するものとして、蓄積交換(以
下、SAF(store and forward)とも呼ぶ)のための画
像蓄積メモリ(以下、SAFメモリとも呼ぶ)に一通信
分の画データを蓄積した後に送信を行うメモリ送信や、
さらにメモリ送信中にもSAF蓄積が可能なシステム
(デュアルアクセス)が実用化されている。これによ
り、オペレータは実行中の送信動作が終了していない状
態であってもSAF蓄積が可能となり、ファクシミリの
使い勝手が大幅に向上する。
【0003】また、近年、送信中であっても緊急を要す
る通信原稿を割込ませる機能を有するファクシミリ装置
が提案されている。このようなファクシミリ装置として
は、例えば、特開平4−13368号公報記載のものが
知られている。このものは、送信中に、割込みキーによ
り割込みモードが指令入力されると、送信中ページの送
信が終了した時点で受信装置に送信中断を通知し、割込
み原稿を送信した後に、送信を中断した宛先を発呼して
中断した残りページを送信するようにしている。さら
に、このファクシミリ装置は、原稿搬送機構を2つ持つ
ことにより割り込み時の別の作業を容易にしている。
【0004】一方、ファクシミリ装置で両面原稿を送信
したい場合、一般にコピーマシンにより両面原稿を片面
原稿にコピーし直してから送信し、その片面コピーはそ
のまま破棄されている。これでは手間もかかり、紙の無
駄使いとなる。近年、コピーマシンにファクシミリ機能
が付いたもの等にあっては、コピーの両面自動原稿送り
装置による両面読み取り機能を利用し、両面原稿送信を
実現しているものがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
割込み機能を有するファクシミリ装置にあっては、送信
中の回線を一度切る必要があるため、その制御方法は複
雑なものとなり、また受信装置の制約もでき、未だ不十
分なものであった。また、従来の割込み機能を有するフ
ァクシミリ装置にあっては、2つの原稿搬送機構を有し
ているため、装置が大型化し、構造、制御も複雑化する
傾向にあった。
【0006】さらに、両面原稿送信が可能なファクシミ
リ装置にあっては、両面原稿自動原稿送り装置が必要に
なるため、装置が大型化し、構造および制御が複雑にな
り、コストも増大していた。そこで、本発明では、上記
不具合を解消する割込み機能を有するファクシミリ装置
および両面原稿送信可能なファクシミリ装置を提供する
ことを課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
上記課題を解決するため、原稿テーブルに載置された原
稿の画データを読取るスキャナと、該スキャナにより読
取られた画データを蓄積する画像蓄積メモリと、を備え
た蓄積交換機能を有するファクシミリ装置において、一
連の原稿の画データの蓄積動作中に、割込み指令を入力
することが可能な割込み指令入力手段と、割込み指令が
割込み指令入力手段に入力されたとき、読取り中ページ
のスキャナによる原稿の読取り動作が終了した時点で、
読取り中原稿の画データの蓄積動作を中断させ、次い
で、割込み原稿の読取りおよび送信を実行させ、割込み
原稿の読取り動作終了後に、割込み指令が入力されたと
きのページの次のページから原稿の読取り蓄積動作を再
開可能にする蓄積動作中断/再開制御手段と、を有する
ことを特徴としている。
【0008】請求項2記載の発明は、上記課題を解決す
るため、請求項1記載の構成に加え、前記蓄積動作中の
原稿を載置する第1原稿テーブルと、割込み原稿を載置
可能な第2原稿テーブルと、第1原稿テーブルおよび第
2原稿テーブルの何れかを選択して、選択した原稿テー
ブルからスキャナに向けての原稿の搬送を可能にする原
稿テーブル選択手段と、第2原稿テーブル上の原稿の搬
送終了を検知する搬送終了検知手段と、割込み指令が割
込み指令入力手段に入力されて読取り中原稿の画データ
の蓄積動作が中断されたとき、原稿テーブル切換え手段
に第2原稿テーブルを選択させ、次いで搬送終了検知手
段により第2原稿テーブル上の原稿の搬送終了が検知さ
れたとき、原稿テーブル選択手段に第1原稿テーブルを
選択させる原稿テーブル制御手段と、を設けたことを特
徴としている。
【0009】請求項3記載の発明は、上記課題を解決す
るため、原稿テーブルに載置された原稿の画データを読
取るスキャナと、該スキャナにより読取られた画データ
を蓄積する画像蓄積メモリと、を備えた蓄積交換機能を
有するファクシミリ装置において、原稿の両面読取り指
令を入力可能な両面読取り指令入力手段と、両面読取り
指令が両面読取り指令入力手段に入力されたとき、原稿
テーブルに載置された原稿束の各原稿の一方面側の画デ
ータのみを順に読取って画像蓄積メモリに蓄積させ、次
いで、裏返されて原稿テーブルに載置された原稿束の各
原稿の他方面側の画データのみを順に読取って画像蓄積
メモリに蓄積させ、送信の際には原稿の一方面側の画デ
ータの次に同一原稿の他方面側の画データが連続するよ
うに、最初の原稿から順に画データを画像蓄積メモリか
ら読み出して送信させる蓄積データ読み出し制御手段
と、を有することを特徴としている。
【0010】
【作用】請求項1記載の発明では、割込み指令が割込み
指令入力手段に入力されたとき、読取り中ページのスキ
ャナによる原稿の読取り動作が終了した時点で、読取り
中原稿の画データの蓄積動作が中断し、次いで、割込み
原稿の読取りおよび送信が実行され、割込み原稿の読取
り動作終了後に、割込み指令が入力されたときのページ
の次のページから原稿の読取り蓄積動作が再開可能にな
る。
【0011】請求項2記載の発明では、請求項1の作用
に加え、割込み指令が割込み指令入力手段に入力されて
読取り中原稿の画データの蓄積動作が中断されたとき、
原稿テーブル切換え手段に第2原稿テーブルが選択さ
れ、次いで搬送終了検知手段により第2原稿テーブル上
の原稿の搬送終了が検知されたとき、原稿テーブル選択
手段に第1原稿テーブルが選択される。
【0012】請求項3記載の発明では、両面読取り指令
が両面読取り指令入力手段に入力されたとき、原稿テー
ブルに載置された原稿束の各原稿の一方面側の画データ
のみが順に読取られて画像蓄積メモリに蓄積され、次い
で、裏返されて原稿テーブルに載置された原稿束の各原
稿の他方面側の画データのみが順に読取られて画像蓄積
メモリに蓄積され、送信の際には原稿の一方面側の画デ
ータの次に同一原稿の他方面側の画データが連続するよ
うに、最初の原稿から順に画データが画像蓄積メモリか
ら読み出されて送信される。
【0013】
【実施例】以下、本発明を図面に基づいて説明する。図
1〜図4は請求項1記載の発明に係るファクシミリ装置
の一実施例を示す図である。まず、構成を説明する。
【0014】図1、図2は、それぞれ蓄積交換機能を有
するファクシミリ装置の外観斜視図、ブロック図であ
る。図1、図2において、21は原稿テーブル、22はペー
パカセット、23はトレイである。1は画像読取り部であ
り、画像読取り部1は、光源により照射された原稿をC
CD等により光電変換し、得られたアナログ画データを
AD変換器にてデジタル化する。そのデジタルデータは
画信号処理部2によって補正をかけられ2値化される。
その2値化データを符号化し圧縮を行い、または、圧縮
されたデータを元の生データに復号化するのが符号化復
号化部3である。4は符号化されたデータを格納するS
AFメモリ4であり、伝送制御部5が回線11を通して
送受信制御を行う。6は復号化された画信号を記録する
プロッター部である。7は原稿テーブル制御部であり、
原稿テーブル制御部7は、割り込まれた原稿と割り込ん
だ原稿の2つの搬送経路を自動的に作り出すためのもの
である。8は操作表示部であり、操作表示部8はファク
シミリ装置を操作するためのものである。また操作表示
部8には、割り込みモードへ切り換えるための割り込み
キー8a、両面割り込みモードへ切り換えるための両面
原稿読み取りキー8bおよび液晶表示部8cが配置され
ている。他にスタートキー、ストップキー、テンキー8
d等が配置されている。9は全ての制御を司るCPUで
あり、10は制御プログラムを実行するために必要な各種
データを記憶するシステムメモリ部である。
【0015】ここで、上記の画像読取り部1が、原稿テ
ーブル21に載置された原稿の画データを読取る本願のス
キャナを構成し、上記SAFメモリ4が、スキャナによ
り読取られた画データを蓄積する本願の画像蓄積メモリ
を構成する。また、割込みキー8aが、一連の原稿の画
データの蓄積動作中に、割込み指令を入力することが可
能な本願の割込み指令入力手段を構成する。さらに、C
PU9が、割込み指令が割込み指令入力手段に入力され
たとき、読取り中ページのスキャナによる原稿の読取り
動作が終了した時点で、読取り中原稿の画データの蓄積
動作を中断させ、次いで、割込み原稿の読取りおよび送
信を実行させ、割込み原稿の読取り動作終了後に、割込
み指令が入力されたときのページの次のページから原稿
の読取り蓄積動作を再開可能にする蓄積動作中断/再開
制御手段を構成する。
【0016】次に、図3〜図5を参考にして作用を説明
する。例えば、30枚の原稿が原稿テーブル21にセット
され、操作表示部8のテンキーによりFaxナンバーが
入力され、スタートキーによりSAFメモリ4に画デー
タ入力(以下、SAF蓄積とする)が開始されたとす
る。そして10枚目の読み取り中に割り込みキー8aが
オペレータにより押されたとする。CPU9は割り込み
キー8aが押されるとシステムメモリ部10に割り込み
フラグを立てる。そしてその10枚目の読み取りが終了
後その割り込みフラグをチェックし立っていれば割り込
みモードに移る。この際、図4に示すような割り込み状
態を管理するためのジョブファイル(以下、JIFとす
る)をシステムメモリ部10に生成する。JIFは割り
込みにより中断された日時、中断されたファイルNo.
中断された時の読み取りモード、再開される時のページ
数(この場合は11ページ)、再開される時のデータを
蓄積する際のスタートアドレス(10枚目の続きのアド
レス)等の情報からなる。また、割り込みモードに入っ
ている時はいかなる通常動作も受け付けられる。なお、
割込みモードに移るまでのフローは図3に示される。図
4のJIFファイルの中断日時は、他の動作の終了後、
割込まれる前の状態から再開できれば本来は必要ないも
のであるが、再開できない状態であったりした場合のユ
ーザに対するレポート(情報)出力時に利用される。ま
た、JIFファイルは、割込み終了後、原稿を最後まで
読取って正常に終了した場合には、消去される。
【0017】割り込み中の他の動作が終了し、残りの2
0枚のSAF蓄積動作を再開する場合の手順は、割り込
みモードを解除すべく割り込みキー8aを押す。CPU
9は割り込みモードが解除されると上記JIFファイル
を読み出し、その情報に従ってモードをセットする。更
に操作表示部8の液晶表示部8cには『11枚目以降を
原稿テーブルにセットし、スタートキーを押して下さ
い』と表示する。そして、SAF蓄積はJIFファイル
の再開時スタートアドレスから引き続き実行されること
になる。なお、上述の再スタート後のフローは図5に示
される。
【0018】上述のように本実施例では、大量の原稿の
メモリ蓄積終了を待たずに他の緊急を要する原稿のメモ
リ蓄積(送信動作、コピー等)を行う事ができるので、
オペレータは待たされることなく作業を終えることがで
き、緊急文書の送信に役立ち、ファクシミリの使い勝手
も向上することができる。また数ページ分のSAFメモ
リを搭載しているファクシミリ装置であればソフトウエ
ア制御を変えるだけで実現できるので他のハードウエア
に係わる大変更等を不要にすることができる。さらに、
回線プロトコル上の変更や受信装置の制約もなくすこと
ができる。
【0019】図6〜図8は請求項2記載の発明に係るフ
ァクシミリ装置の一実施例を示す図である。なお、原稿
テーブルおよび原稿給紙部以外の構成は、図1、図2の
実施例と同じ構成であるので、図1、図2も参照しつつ
説明する。図6〜図8において、31が蓄積動作中の原稿
を載置する本願の第1原稿テーブルであり、32が割込み
原稿を載置可能な本願の第2原稿テーブルである。13は
ソレノイドにより駆動される原稿押上げ部材であり、原
稿押上げ部材13は、第1原稿テーブル31および第2原稿
テーブル32の何れかを選択して、選択した原稿テーブル
からスキャナに向けての原稿の搬送を可能にする本願の
原稿テーブル選択手段を構成する。15は、第1原稿テー
ブル31上または第2原稿テーブル32上の原稿がセット状
態にあるか否かを検知する原稿セットセンサであり、ま
たこの原稿セットセンサ15は、第2原稿テーブル上の原
稿の搬送終了を検知する本願の搬送終了検知手段を構成
する。図1に示す原稿テーブル制御部7は、割込み指令
が割込み指令入力手段に入力されて読取り中原稿の画デ
ータの蓄積動作が中断されたとき、原稿テーブル切換え
手段に第2原稿テーブル32を選択させ、次いで搬送終了
検知手段により第2原稿テーブル上の原稿の搬送終了が
検知されたとき、原稿テーブル選択手段に第1原稿テー
ブル31を選択させる原稿テーブル制御手段を構成する。
なお、12は分離ローラ、14はピックアップローラであ
る。
【0020】ここで、大量原稿をSAF蓄積中に割り込
みキーが押され、緊急文書の送信が行われるとする。割
り込みキーが押された時、分離ローラ12の手前にある
原稿押上げ部材13が図6(a)に示す状態から図6
(b)に示すように上方向に移動する。原稿押し上げ部
材13は、図8に示すように2枚の板からできており、板
13aにより割り込まれた原稿を持ち上げ、板13bは割り
込む原稿のためのテーブルの一部となる。図7(c)に
示すように、この原稿押し上げ部材13により原稿Dは上
部に持ち上げられ、ピックアップローラー14から離れ
る。従って、原稿押し上げ部材13が上方向に移動してい
るときは、第1原稿テーブル31上の割り込まれた原稿D
は搬送されないことになる。さらに、第1原稿テーブル
31は手動で図7(c)に示すように持ち上げることがで
きる。このような状態になれば第2原稿テーブル32が本
来の第1原稿テーブル31の下にできる。この第2原稿テ
ーブル32に割り込む原稿をセットし送信動作を行えば割
り込んだ原稿のみが分離、搬送される。原稿セットセン
サー15は原稿テーブル側にあるため割り込んだ原稿がす
べて送信されたかどうかの判断ができ、すべて送信され
ると原稿押し上げ板13は自動的にもとに戻る(図7
(d)参照)。そして、割り込まれた原稿の続きの蓄積
動作を自動的に行う事ができる。
【0021】前述の実施例では、単純に割り込み機能を
使用する場合、割り込まれた残りの原稿はオペレータに
よりいったん別の場所に置かれ、割り込んだ原稿を原稿
テーブルにセットしてSAF蓄積を完了した後、再び割
り込まれた残りの原稿を原稿テーブルに戻し、SAF蓄
積を再開するという手順がとられるが、本実施例では、
原稿押し上げ板13を備えることで上記動作を自動的に行
うことができるため、オペレータの負荷を軽くし、使い
勝手の良いファクシミリ装置を実現することができる。
【0022】図9〜図11は請求項3記載の発明に係る
ファクシミリ装置の一実施例を示す図である。なお、本
実施例は、図1、図2に示すファクシミリ装置に適用さ
れたものである。図2における両面原稿読取りキー8b
は、原稿の両面読取り指令を入力可能な本願の両面読取
り指令入力手段を構成する。またCPU9は、両面読取
り指令が両面読取り指令入力手段に入力されたとき、原
稿テーブル21に載置された原稿束の各原稿の一方面側の
画データのみを順に読取ってSAFメモリ4に蓄積さ
せ、次いで、裏返されて原稿テーブルに載置された原稿
束の各原稿の他方面側の画データのみを順に読取ってS
AFメモリ4に蓄積させ、送信の際には原稿の一方面側
の画データの次に同一原稿の他方面側の画データが連続
するように、最初の原稿から順に画データをSAFメモ
リ4から読み出して送信させる蓄積データ読み出し制御
手段を構成する。
【0023】次に、図1、図2および図9〜図11を参
考にして作用を説明する。例えば、5枚の両面原稿を原
稿テーブル21上にセットし、操作表示部8のテンキーに
よりFaxNo.が入力され、両面原稿読み取りキー8
bにより両面原稿読み取りモードにセットされ、スター
トキーによりSAF蓄積が開始されたとする。通常どお
りに蓄積動作が行われると、奇数ページ面が1,3,
5,7,9ページの順にSAFメモリ4に蓄積される。
その際に、図10に示すような両面読み取り用ページ管
理ファイル(WJF)がシステムメモリ10に生成され
る。WJFはその送信原稿のファイルNo.とページ数
のメモリ蓄積のスタートアドレスの情報からなる。次
に、奇数ページのSAF蓄積が終了した時点で、操作表
示部8の液晶表示部8cに『排紙された原稿を裏返しに
して原稿テーブルにセットしスタートキーを押して下さ
い』と表示される。実際にこの動作を実行すると10,
8,6,4,2ページの順にSAFメモリ4に蓄積され
る(図9のフロー参照)。従って、トータルではSAF
メモリ4に1,3,5,7,9,10,8,6,4,2
ページの順に蓄積された事になる。次に、実際に送信す
る場合は、上記WJFファイルの同一ファイルNo.の
ものをページ数の若い順にSAFメモリ4から読みだし
送信する(図11のフロー参照)。なお、WJFファイ
ルは、両面送信動作が正常に終了した場合には、消去さ
れるようになっている。
【0024】上述のように本実施例では、両面自動原稿
送り装置等を設けることなく、両面原稿送信をソフトウ
エア制御により、メモリ蓄積、送信順序変換を行うので
上記装置を簡素化し、またコストを低減することができ
る。
【0025】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、大量の原
稿のメモリ蓄積終了を待たずに他の原稿のメモリ蓄積
(送信動作、コピー等)を行う事ができるので、ファク
シミリの使い勝手を向上することができ、また装置を簡
素化することができ、さらに、回線プロトコル上の変更
や受信装置の制約もなくすことができる。
【0026】請求項2記載の発明によれば、請求項1の
効果に加え、原稿の置き換え作業等を不要にしているの
で、オペレータの負荷を軽くし、さらに使い勝手の良い
ファクシミリ装置を提供することができる。請求項3記
載の発明によれば、本発明では、ソフトウエア制御によ
り、メモリ蓄積方法、送信順序変換を行うので、装置の
簡素化およびコストの低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1記載の発明に係るファクシミリ装置の
一実施例を示すその概略斜視図である。
【図2】図1のファクシミリ装置のブロック図である。
【図3】図1のファクシミリ装置の通常モードから割込
みモードに移るフローを示す図である。
【図4】図1のファクシミリ装置のJIFファイルを説
明する図である。
【図5】図1のファクシミリ装置の割込みモード終了後
のフローを示す図である。
【図6】請求項2記載の発明に係るファクシミリ装置の
一実施例の要部断面を示し、(a)はその通常モード時
の断面図であり、(b)はその割込みモード開始時の断
面図である。
【図7】図6と同様の要部断面を示し、(c)はその割
込みモード中の断面図であり、(d)はその割込みモー
ド終了時の断面図である。
【図8】図6のファクシミリ装置の原稿押上げ部材の斜
視図である。
【図9】請求項3記載の発明に係るファクシミリ装置の
一実施例を示すその両面原稿蓄積のフローを示す図であ
る。
【図10】図9のファクシミリ装置のWJFファイルを
説明する図である。
【図11】図9のファクシミリ装置の両面原稿送信のフ
ローを示す図である。
【符号の説明】 1 画像読取り部(スキャナ) 4 SAFメモリ(画像蓄積メモリ) 7 原稿テーブル制御部(原稿テーブル制御手段) 8a 割込みキー(割込み指令入力手段) 8b 両面原稿読取りキー(両面原稿指令入力手段) 9 CPU(蓄積動作中断/再開制御手段、蓄積データ
読み出し制御手段) 13 原稿押上げ部材(原稿テーブル選択手段) 15 原稿セットセンサ(搬送終了検知手段) 21 原稿テーブル 31 第1原稿テーブル 32 第2原稿テーブル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿テーブルに載置された原稿の画データ
    を読取るスキャナと、 該スキャナにより読取られた画データを蓄積する画像蓄
    積メモリと、を備えた蓄積交換機能を有するファクシミ
    リ装置において、 一連の原稿の画データの蓄積動作中に、割込み指令を入
    力することが可能な割込み指令入力手段と、 割込み指令が割込み指令入力手段に入力されたとき、読
    取り中ページのスキャナによる原稿の読取り動作が終了
    した時点で、読取り中原稿の画データの蓄積動作を中断
    させ、次いで、割込み原稿の読取りおよび送信を実行さ
    せ、割込み原稿の読取り動作終了後に、割込み指令が入
    力されたときのページの次のページから原稿の読取り蓄
    積動作を再開可能にする蓄積動作中断/再開制御手段
    と、を有することを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】前記蓄積動作中の原稿を載置する第1原稿
    テーブルと、 割込み原稿を載置可能な第2原稿テーブルと、 第1原稿テーブルおよび第2原稿テーブルの何れかを選
    択して、選択した原稿テーブルからスキャナに向けての
    原稿の搬送を可能にする原稿テーブル選択手段と、 第2原稿テーブル上の原稿の搬送終了を検知する搬送終
    了検知手段と、 割込み指令が割込み指令入力手段に入力されて読取り中
    原稿の画データの蓄積動作が中断されたとき、原稿テー
    ブル切換え手段に第2原稿テーブルを選択させ、次いで
    搬送終了検知手段により第2原稿テーブル上の原稿の搬
    送終了が検知されたとき、原稿テーブル選択手段に第1
    原稿テーブルを選択させる原稿テーブル制御手段と、を
    設けたことを特徴とする請求項1記載のファクシミリ装
    置。
  3. 【請求項3】原稿テーブルに載置された原稿の画データ
    を読取るスキャナと、 該スキャナにより読取られた画データを蓄積する画像蓄
    積メモリと、を備えた蓄積交換機能を有するファクシミ
    リ装置において、 原稿の両面読取り指令を入力可能な両面読取り指令入力
    手段と、 両面読取り指令が両面読取り指令入力手段に入力された
    とき、原稿テーブルに載置された原稿束の各原稿の一方
    面側の画データのみを順に読取って画像蓄積メモリに蓄
    積させ、次いで、裏返されて原稿テーブルに載置された
    原稿束の各原稿の他方面側の画データのみを順に読取っ
    て画像蓄積メモリに蓄積させ、送信の際には原稿の一方
    面側の画データの次に同一原稿の他方面側の画データが
    連続するように、最初の原稿から順に画データを画像蓄
    積メモリから読み出して送信させる蓄積データ読み出し
    制御手段と、を有することを特徴とするファクシミリ装
    置。
JP4122415A 1992-05-15 1992-05-15 ファクシミリ装置 Pending JPH05328078A (ja)

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JP4122415A JPH05328078A (ja) 1992-05-15 1992-05-15 ファクシミリ装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007072623A (ja) * 2005-09-05 2007-03-22 Kyocera Mita Corp 情報処理装置、記録媒体、およびプログラム
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