JP2001079910A - 成型品取出機による成形機の型閉め制御方法 - Google Patents

成型品取出機による成形機の型閉め制御方法

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JP2001079910A
JP2001079910A JP25706699A JP25706699A JP2001079910A JP 2001079910 A JP2001079910 A JP 2001079910A JP 25706699 A JP25706699 A JP 25706699A JP 25706699 A JP25706699 A JP 25706699A JP 2001079910 A JP2001079910 A JP 2001079910A
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Japan
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mold
molding machine
molded product
chuck
closing
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JP25706699A
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English (en)
Inventor
Yosuke Shiotani
陽右 塩谷
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Star Seiki Co Ltd
Original Assignee
Star Seiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】金型とチャック部との干渉を確実に防止し、成
形サイクル及び成形品取り出しサイクルを短縮できる成
形品取出機による成形機の形閉め制御方法を提供する。 【解決手段】射出成形機に取り付けた成形品取出機21
のチャック部49を少なくとも成形機1の軸線と直交す
る左右方向へ移動して成形品を取り出す。型開きされた
固定金型15と可動金型内に浸入し、成形品を保持した
チャック部49を金型内から脱離する際に金型内にてチ
ャック部49が所定の位置まで移動したときに成形機に
型閉め指令信号を出力して型閉めを開始させる。型閉め
開始後、型閉めが完了する時間より短く、金型とチャク
部49との非干渉状態を保つ所定時間内にチャック部4
9に設けた金型検出器が金型非検出状態に遷移したとき
には型閉め動作を継続させる。所定時間の経過時に金型
検出状態が継続中の場合には型閉め動作を中断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、成型品取出機によ
る成形機の型閉め制御方法に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】成型品取出機にあって
は、成形機が成形完了した後に型開きされた金型内から
成型品を取り出す関係から成形機相互の間で型開き信
号、エゼクタ指令信号、型閉め信号等の各種信号を送受
信し合って整合を図っている。
【0003】その内、成形機による成形時間を短縮化す
るため、成型品取出機は金型間に侵入した成型品取出機
のチャック部が成型品を保持した後に所定時間、経過
し、かつチャック部が金型間から完全に離脱していない
状態で型閉め信号を成形機へ出力して成形機による型閉
め動作を開始させるように制御している。
【0004】しかしながら、この制御方法にあっては、
チャック部が金型間から完全に離脱していない状態で型
閉めが開始されるため、外部ノイズ等による誤った型閉
め信号が出力された場合や、チャック部が金型間から離
脱する途中でチャック部移動機構が故障して離脱不能に
なった場合にはチャック部と金型とが干渉して成形不能
や取り出し不能になるおそれを有している。
【0005】本発明は上記した従来の欠点を解決するた
めに発明されたものであり、その課題とする処は、誤っ
た型閉め信号やチャック部移動機構の故障による金型と
チャック部との干渉を確実に防止して成形サイクルを短
縮化することができる成型品取出機による成形機の型閉
め制御方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、型閉めされた
固定金型及び可動金型に合成樹脂を射出して成型品を成
形する成形機に取り付けられ、チャック部を少なくとも
成形機の軸線と直交する左右方向へ移動して成型品を取
り出す成型品取出機にあって、型開きされた固定金型及
び可動金型内に侵入し、成型品を保持したチャック部を
金型内から離脱させる際に金型内にてチャック部が所定
の位置まで移動したときに成形機に型閉め指令信号を出
力して成形機による型閉め動作を開始させた後、型閉め
開始後で、型閉め動作が完了する時間より短く、金型と
チャック部との非干渉状態を保つ所定時間内にチャック
部に設けられた金型検出器が金型非検出状態に遷移した
ときには型閉め動作を継続させ、反対に所定時間の経過
時に金型検出状態が継続している場合には型閉め動作を
中断させるように型閉め制御することを特徴とする。
【0007】
【発明の実施形態】以下、本発明の実施形態を図に従っ
て説明する。 実施形態1 図1は成型品取出機による成形機の型閉め制御方法を具
体化した装置例を示す斜視図、図2は成型品取出機の斜
視図、図3は成型品取出機の動作状態を示す正面図であ
る。
【0008】先ず、成型品取出機による成形機の型閉め
制御方法を具体化した装置例について説明すると、成形
機1の本体フレーム3には固定側取付盤5及び可動側取
付盤7が所定の間隔をおいて設けられ、これら固定側取
付盤5及び可動側取付盤7に横架されたタイバー9には
可動盤11が軸線方向へ摺動可能に支持されている。
【0009】
【0010】可動盤11は本体フレーム3に取り付けら
れた型閉めシリンダー13により固定側取付盤5側へ移
動され、可動盤11に取り付けられた可動金型17を固
定側取付盤5に取り付けられた固定金型15に型閉めさ
せる。
【0011】固定側取付盤5側の本体フレーム3上には
射出装置19が設けられ、該射出装置19は型閉めされ
た固定金型15及び可動金型17の成形空間内に溶融し
た合成樹脂を射出して成型品55を成形する。
【0012】一方、成形機1の固定側取付盤5上部に取
り付けられる成型品取出機21の本体フレーム23は射
出装置19の軸線直交方向(左右方向)で、固定金型1
5及び可動金型17と成形機1外の解放位置とにわたる
長さからなり、解放位置に応じた本体フレーム23の端
部にて射出装置19の軸線方向(前後方向)へ延出する
前後フレーム25には前後走行体27が前後方向へ移動
可能に支持されている。
【0013】該前後走行体27はサーボモータ等の電動
モータ29に連結された送りねじ(図示せず)の回転に
伴って前後方向へ移動される。電動モータ29にはロー
タリーエンコーダ等の位置検出器(図示せず)が取り付
けられ、該位置検出器からの信号により前後走行体27
の移動位置を検出する。
【0014】前後走行体27には左右方向へ延出する可
動フレーム31が左右方向へ移動可能に支持され、該可
動フレーム31は後述するチャック部49の移動距離の
約1/2の長手方向長さからなる。該可動フレーム31
は前後走行体27に取り付けられたサーボモータ等の電
動モータ33に連結された送りねじ35の回転に伴って
左右方向へ移動される。そして可動フレーム31の両端
部に回転可能に支持されたプーリ37には一部が前後走
行体27に固定されたベルト39が張設され、前後走行
体27に対する可動フレーム31の移動に伴ってプーリ
37が回転される。
【0015】尚、電動モータ33には電動モータ29と
同様にロータリーエンコーダ等の位置検出器(図示せ
ず)が取り付けられ、該位置検出器からの検出信号によ
りチャック部49の移動距離を検出する。
【0016】一方のプーリ37と同軸に取り付けられた
駆動プーリ41及び可動フレーム31の他端部に回転可
能に支持された従動プーリ43にはベルト45が張設さ
れ、前後走行体27に対する可動フレーム31の移動に
伴って走行される。そしてベルト45には可動フレーム
31上を左右方向へ移動可能に支持されたチャックホル
ダ47が固定され、ベルト45の走行に伴って可動フレ
ーム31上を左右方向へ移動される。
【0017】チャックホルダ47には成型品55を把持
又は吸着する複数のチャック部材49aが設けられたチ
ャック部49が、必要に応じて姿勢制御部材(図示せ
ず)を介して取り付けられている。該姿勢制御部材は成
型品55の解放時にチャック部49を前後方向へ反転し
て解放位置に設けられたコンベヤーやシューターの搬送
面に相対させる。チャック部49には金型検出器51が
取り付けられている。
【0018】該金型検出器51としては発光素子及び受
光素子からなる反射形光学センサーや作動ロッドにドグ
が取り付けられたリミットスイッチ等が適しており、型
開きした固定金型15及び可動金型17間への侵入時に
金型を検出した際にはOFF信号を、反対に固定金型1
5及び可動金型17間からチャック部49が抜け出して
金型の非検出状態になった際にはON信号を出力する。
【0019】そして成形機1と成型品取出機21とは以
下のように連携制御される。図4(A)・(B)は型閉
め継続作用を示す説明図、図5(A)・(B)は型閉め
中断作用を示す説明図、図6は型閉め時における成形機
と成型品取出機の制御連携状態を示す説明図、図7は成
型品取出機における型閉め処理のフローチャート、図8
は信号のタイミングチャートである。
【0020】成形機1は成形作業が終了すると、型閉め
シリンダー13を復動して固定金型15から可動金型1
7を型開きし、該型開きが完了した際に成型品取出機2
1へ型開き完了信号を出力する。成型品取出機21は該
型開き完了信号に応答して電動モータ33を駆動して前
後走行体27に対して可動フレーム31を型開きされた
固定金型15及び可動金型17間に向かって移動させる
と、該可動フレーム31の移動に伴って走行するベルト
45により移動する可動フレーム31に対してチャック
ホルダ47を更に移動して型開きされた固定金型15及
び可動金型17間に侵入させる。(図4参照)
【0021】そして固定金型15及び可動金型17間に
チャック部49が侵入して停止した際に成型品取出機2
1は成形機1に対してエゼクタピン作動指令信号を出力
し、成形機1によるエゼクタピンの作動により可動金型
17内に保持された成型品55を突き出させる。
【0022】又、成型品取出機21は可動金型17から
成型品55が突き出された際に成形機1から出力される
移動限位置信号に基づいて電動モータ29を駆動して前
後フレーム25に対して前後走行体27を前進し、突き
出された成型品55にチャック部49のチャック部材4
9aを当接して保持させる。
【0023】次に、成型品取出機21は電動モータ29
を逆転駆動してチャック部49を後退させることにより
保持された成型品55を可動金型17内から完全に抜き
出した後、電動モータ33を逆転駆動して前後走行体2
7に対して可動フレーム31を逆方向へ移動させること
によりチャック部49を成形機1外の解放位置上へ移動
させる。
【0024】上記したチャック部49の後退移動時に、
成型品取出機21はチャック部49の後退移動開始後、
予め設定された時間t1が経過した際、詳しくはチャッ
ク部49の後退開始に伴って電動モータ29の位置検出
器から出力されるエンコーダ出力をカウントし、そのカ
ウント値が予め設定された型閉め開始に応じた所定値に
達した際、成形機1に型閉め指令信号を出力し、成形機
1による型閉めシリンダー13の作動により可動金型1
7を固定金型15に向かって移動させる。
【0025】上記成形機1の型閉め動作と共に成型品取
出機21は電動モータ29を継続して逆転駆動してチャ
ック部49を後退限位置に向かって移動させた後、電動
モータ33を逆転駆動して前後走行体27に対して可動
フレーム31を解放位置側へ移動させる。これにより型
閉めされつつある固定金型15及び可動金型17からチ
ャック部49を抜け出させて解放位置へ移動させる。
【0026】上記した型閉め動作開始後においてチャッ
ク部49の後退及び水平移動により該チャック部49が
型閉め開始後から、固定金型15及び可動金型17から
チャック部49の抜け出し不可能になる時間t2より短
く、かつ相互が非干渉状態になる位置に応じた所定時間
3の間に、型閉めされつつある固定金型15及び可動
金型17から完全に抜け出たとき(図5参照)、金型検
出器51はOFF状態からON状態へ遷移する。尚、金
型検出器51からの信号は金型内にあるか否かによりそ
のON−OFFを設定すればよく、上記に限定されるも
のでないことは勿論である。
【0027】成型品取出機21は金型検出器51からの
ON信号に基づいて金型間からチャック部49が完全に
抜け出したと判断して成形機1へ型閉め継続信号を出力
して型閉め動作を継続させる。
【0028】上記所定時間t3は、チャック部49の後
退開始後から型閉め指令信号を出力するまでの時間をt
1、固定金型15に対して可動金型17が完全に型閉め
される時間をt2としたとき、該時間t1より長く、かつ
時間t2より若干短い時間に設定される。従って型閉め
開始後から所定時間t3経過した際には、固定金型15
に対して可動金型17は両者間からチャック部49が非
干渉で抜け出し可能な間隔でなる。
【0029】反対に、上記所定時間t3経過時に金型検
出器51のOFF状態が保たれている場合には、成型品
取出機21は型閉めされつつある固定金型15及び可動
金型17内にチャック部49が残って型閉めされつつあ
る固定金型15及び可動金型17と干渉可能な状態にな
ると判断し、成形機1へ型閉め中断指令信号を出力す
る。これにより成形機1は型閉めシリンダー13の作動
を中断して型閉め動作を停止させる。これによりチャッ
ク部49と固定金型15及び可動金型17とが干渉して
損傷するのを回避している。
【0030】尚、成形機1或いは成型品取出機21は型
閉め中断指令信号に基づいて警報装置(図示せず)を駆
動して作業者に型閉め動作が中断されたことを報知して
もよい。また、型閉め動作を中断した場合には、型閉め
シリンダー13を復動して型開き状態にさせてもよい。
【0031】そして型閉め動作が継続された場合、従っ
てチャック部49が固定金型15及び可動金型17間か
ら抜け出してシューターやコンベヤーが配設された解放
位置上へ移動されると、成形機1は必要に応じて姿勢制
御部材によりチャック部49を反転回動して保持された
成型品55をシューターやコンベヤーの搬送面に相対さ
せた後、チャック部材49aによる保持を解除して移載
させることにより取り出し動作を終了する。
【0032】本実施形態は、チャック部49の後退途中
に型閉め動作を開始する際に、チャック部49が型閉め
されつつある固定金型15及び可動金型17から完全に
抜け出した場合には型閉め動作を継続させる一方、型閉
め開始後の一定時間t3内にチャック部49が固定金型
15及び可動金型17内から抜け出していない場合には
型閉め動作を中断することによりチャック部49と固定
金型15及び可動金型17との干渉を回避し、成形不能
や取り出し不能になるのを防止することができ、成形作
業及び取り出し作業の安全性を確保することができる。
【0033】また、金型からチャック部49が抜け出し
たか否かをチャック部49の移動させる部材と無関係な
金型検出器51により行っているため、例えばベルト4
5が切れた場合にはチャック部49の移動部材からは位
置検出信号が出力され続けるためにチャック部49と金
型とが干渉する危険性があるが、本実施形態にあっては
チャック部49が金型内から離脱したか否かを確実に検
出することができ、相互の干渉を確実に防止することが
できる。
【0034】実施形態2 図9は型閉め時における成形機と成型品取出機の制御連
携状態を示す説明図、図10は成型品取出機における型
閉め処理のフローチャート、図11は信号のタイミング
チャートである。
【0035】上記と同様にチャック部49の後退移動を
開始した後の所定時間t1経過した際、成型品取出機2
1は成形機1に対して型閉め指令信号を出力し、成形機
1による型閉めシリンダー13の作動により固定金型1
5に対して可動金型17を型閉めさせる。成形機1によ
る型閉め動作は上記した所定時間t3の間、継続し、該
所定時間t3経過時に後述する成型品取出機21からの
型閉め継続信号が入力されない場合には型閉め動作を中
断するように制御される。
【0036】そして成形機1による型閉め動作と並行し
てチャック部49の後退及び水平移動により該チャック
部49が上記した所定時間t3内に型閉めされつつある
固定金型15及び可動金型17から抜け出して金型検出
器51がOFF状態からON状態へ遷移すると、成型品
取出機21は成形機1に対して型閉め継続信号を出力
し、該所定時間t3の経過後の型閉め動作を継続させ
る。
【0037】反対に、上記所定時間t3の経過時にチャ
ック部49が固定金型15及び可動金型17内に位置し
て金型検出器51のOFF状態が継続している場合、成
形機1は処理を終了する。この場合、成形機1側におい
て上記所定時間t3の経過により型閉め動作が中断され
るため、固定金型15及び可動金型17内にチャック部
49が残っていても、相互が干渉して成形不能及び取り
出し不能になるのを回避することができる。尚、この場
合も成形機1は型閉め動作を中断した際に警報装置(図
示せず)を作動して作業者に型閉め動作が中断されたこ
とを報知する。
【0038】上記各実施形態1・2は、チャック部49
を前後方向及び水平方向へ移動して成型品55を横取り
出しする成型品取出機21により説明したが、本発明に
適用する成型品取出機としては、チャック部を左右方
向、前後方向及び上下方向へ移動して金型間から成型品
55を取り出す形式又はチャック部を金型位置と解放位
置との間で旋回移動させて金型間から成型品55を取り
出す形式の何れであってもよい。
【0039】上記説明においては、前後走行体27を前
進制御してチャック部49のチャック部材49aを可動
金型17内に保持された成型品55に当接させて保持さ
せた後に後退させて可動金型17内から成型品55を抜
き出す方法としたが、本発明の成型品取出機において
は、例えば可動金型内に設けられたエゼクタピンの移動
に伴って突き出された成型品55を受け取って保持する
場合には、必ずしもチャック部を前後方向へ移動させる
必要はなく、直接左右方向へ移動制御して取り出し動作
を行ってもよい。
【0040】
【発明の効果】本発明は、誤った型閉め信号やチャック
部移動機構の故障による金型とチャック部との干渉を確
実に防止して成形サイクルを短縮化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】成型品取出機による成形機の型閉め制御方法を
具体化した装置例を示す斜視図である。
【図2】成型品取出機の斜視図である。
【図3】成型品取出機の動作状態を示す正面図である。
【図4】(A)・(B)は型閉め継続作用を示す説明図
である。
【図5】(A)・(B)は型閉め中断作用を示す説明図
である。
【図6】型閉め時における成形機と成型品取出機の制御
連携状態を示す説明図である。
【図7】成型品取出機における型閉め処理のフローチャ
ートである。
【図8】信号のタイミングチャートである。
【図9】型閉め時における成形機と成型品取出機の制御
連携状態を示す説明図である。
【図10】成型品取出機における型閉め処理のフローチ
ャートである。
【図11】信号のタイミングチャートである。
【符号の説明】
1−成形機、3−本体フレーム、5固定側取付盤、7−
可動側取付盤、11−可動盤、13−型締めシリンダ
ー、15−固定金型、17−可動金型、19−射出装
置、21−成型品取出機、27−前後走行体、29−電
動モータ、31−可動フレーム、33−電動モータ、4
9−チャック部、51−金型検出器

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】型閉めされた固定金型及び可動金型に合成
    樹脂を射出して成型品を成形する成形機に取り付けら
    れ、チャック部を少なくとも成形機の軸線と直交する左
    右方向へ移動して成型品を取り出す成型品取出機にあっ
    て、型開きされた固定金型及び可動金型内に侵入し、成
    型品を保持したチャック部を金型内から離脱させる際に
    金型内にてチャック部が所定の位置まで移動したときに
    成形機に型閉め指令信号を出力して成形機による型閉め
    動作を開始させた後、型閉め開始後で、型閉め動作が完
    了する時間より短く、金型とチャック部との非干渉状態
    を保つ所定時間内にチャック部に設けられた金型検出器
    が金型非検出状態に遷移したときには型閉め動作を継続
    させ、反対に所定時間の経過時に金型検出状態が継続し
    ている場合には型閉め動作を中断させるように型閉め制
    御する成型品取出機による成形機の型閉め制御方法。
  2. 【請求項2】型閉めされた固定金型及び可動金型に合成
    樹脂を射出して成型品を成形する成形機に取り付けら
    れ、チャック部を少なくとも成形機の軸線と直交する左
    右方向及び上下方向へ移動して成型品を取り出す成型品
    取出機にあって、型開きされた固定金型及び可動金型内
    に侵入し、成型品を保持したチャック部を金型間から離
    脱させる際に金型内にてチャック部が所定の位置まで移
    動したときに成形機に対して型閉め指令信号を出力して
    成形機による型閉め動作を開始させた後、型閉め開始
    後、型閉め動作が完了する時間より短く、金型とチャッ
    ク部との非干渉状態を保つ所定時間内にチャック部に設
    けられた金型検出器が金型非検出状態に遷移したときに
    は型閉め動作を継続させ、反対に所定時間経過時に金型
    検出状態が継続している場合には型閉め動作を中断させ
    るように型閉め制御する成型品取出機による成形機の型
    閉め制御方法。
  3. 【請求項3】型閉めされた固定金型及び可動金型に合成
    樹脂を射出して成型品を成形する成形機に取り付けら
    れ、チャック部を少なくとも成形機の軸線と直交する左
    右方向へ移動して成型品を取り出す成型品取出機にあっ
    て、型開きされた固定金型及び可動金型内に侵入し、成
    型品を保持したチャック部を金型間から離脱させる際に
    金型内にてチャック部が所定の位置まで移動したときに
    成形機に仮型閉め指令信号を出力して成形機による仮型
    閉めを、型閉めが完了する時間より若干短く、金型とチ
    ャック部との非干渉状態を保つ所定時間の間、継続させ
    た後、型閉め開始後で、前記所定時間の間にチャック部
    に設けられた金型検出器が金型非検出状態に遷移したと
    きには成形機に本型閉め指令信号を出力して型閉め動作
    を継続させて型閉め制御する成型品取出機による成形機
    の型閉め制御方法。
  4. 【請求項4】型閉めされた固定金型及び可動金型に合成
    樹脂を射出して成型品を成形する成形機に取り付けら
    れ、チャック部を少なくとも成形機の軸線と直交する左
    右方向及び上下方向へ移動して成形された成型品を取り
    出す成型品取出機にあって、型開きされた固定金型及び
    可動金型内に侵入し、成型品を保持したチャック部を金
    型間から離脱させる際に金型内にてチャック部が所定の
    位置まで移動したときに成形機に仮型閉め指令信号を出
    力して成形機による仮型閉めを、型閉めが完了する時間
    より若干短く、金型とチャック部との非干渉状態を保つ
    所定時間の間、継続させた後、型閉め開始後で、前記所
    定時間の間にチャック部に設けられた金型検出器が金型
    非検出状態に遷移したときには成形機に型閉め許可信号
    を出力して型閉め動作を継続させて型閉め制御する成型
    品取出機による成形機の型閉め制御方法。
  5. 【請求項5】型閉めされた固定金型及び可動金型に合成
    樹脂を射出して成型品を成形する成形機に取り付けら
    れ、チャック部を少なくとも成形機の軸線と直交して金
    型位置と成形機外の解放位置との間で旋回移動して成型
    品を取り出す成型品取出機にあって、型開きされた固定
    金型及び可動金型内に侵入し、成型品を保持したチャッ
    ク部を金型間から離脱させる際に金型内にてチャック部
    が所定の位置まで移動したときに成形機に型閉め指令信
    号を出力して成形機による型閉め動作を開始させた後、
    型閉め開始後、型閉め動作が完了する時間より短く、金
    型とチャック部との非干渉状態を保つ所定時間内にチャ
    ック部に設けられた金型検出器が金型非検出状態に遷移
    したときには型閉め動作を継続させ、反対に所定時間の
    経過時に金型検出状態が継続している場合には型閉め動
    作を中断させるように型閉め制御する成型品取出機によ
    る成形機の型閉め制御方法。
  6. 【請求項6】型閉めされた固定金型及び可動金型に合成
    樹脂を射出して成型品を成形する成形機に取り付けら
    れ、チャック部を少なくとも成形機の軸線と直交して金
    型位置と成形機外の解放位置との間で旋回移動して成型
    品を取り出す成型品取出機にあって、型開きされた固定
    金型及び可動金型内に侵入し、成型品を保持したチャッ
    ク部を後退して金型内から成型品を抜き出した後に左右
    方向へ移動して金型間から離脱させる際にチャック部が
    所定の位置まで後退したときに成形機に仮型閉め指令信
    号を出力して成形機による仮型閉めを、型閉めが完了す
    る時間より若干短く、金型とチャック部との非干渉状態
    を保持しうる所定時間の間、継続させた後、型閉め開始
    後で、前記所定時間の間にチャック部に設けられた金型
    検出器が金型非検出状態に遷移したときには成形機に本
    型閉め指令信号を出力して型閉め動作を継続させて型閉
    め制御する成型品取出機による成形機の型閉め制御方
    法。
  7. 【請求項7】請求項1〜6において、型閉め動作を中断
    した際には固定金型に対して可動金型を離間する方向へ
    移動制御する成型品取出機による成形機の型閉め制御方
    法。
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