JP2001078066A - 複合カメラ及びその冷却方法 - Google Patents
複合カメラ及びその冷却方法Info
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- JP2001078066A JP2001078066A JP24741399A JP24741399A JP2001078066A JP 2001078066 A JP2001078066 A JP 2001078066A JP 24741399 A JP24741399 A JP 24741399A JP 24741399 A JP24741399 A JP 24741399A JP 2001078066 A JP2001078066 A JP 2001078066A
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- case
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- Cameras Adapted For Combination With Other Photographic Or Optical Apparatuses (AREA)
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- Camera Bodies And Camera Details Or Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 動作時発生する熱により、カメラ本体の撮像
素子やLSIなどの電子部品の性能が劣化したり、寿命
が早期に低下する。 【解決手段】 カメラベース3を介して天井などに取付
けられたカメラ筐体1内に、カメラ本体2が収納された
カメラケース9を旋回及び上下方向へ揺動自在に設けた
複合カメラにおいて、前記カメラケース9に、空気流入
口9e及び空気排出口9dを開口すると共に、前記空気
排出口9dの近傍に、カメラケース9内の空気を排出す
る冷却ファン10を設けたもので、冷却ファン10によ
りカメラケース9内に空気を強制循環させて、カメラ本
体2の撮像素子4や電子部品を効率よく冷却することが
できるため、動作時発生する熱により撮像素子4や電子
部品の性能が劣化したり、寿命が早期に低下するのを未
然に防止することができる。
素子やLSIなどの電子部品の性能が劣化したり、寿命
が早期に低下する。 【解決手段】 カメラベース3を介して天井などに取付
けられたカメラ筐体1内に、カメラ本体2が収納された
カメラケース9を旋回及び上下方向へ揺動自在に設けた
複合カメラにおいて、前記カメラケース9に、空気流入
口9e及び空気排出口9dを開口すると共に、前記空気
排出口9dの近傍に、カメラケース9内の空気を排出す
る冷却ファン10を設けたもので、冷却ファン10によ
りカメラケース9内に空気を強制循環させて、カメラ本
体2の撮像素子4や電子部品を効率よく冷却することが
できるため、動作時発生する熱により撮像素子4や電子
部品の性能が劣化したり、寿命が早期に低下するのを未
然に防止することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は主として監視カメ
ラに使用する複合カメラ及びその冷却方法に関する。
ラに使用する複合カメラ及びその冷却方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来監視システムに使用する監視カメラ
として、ドームカメラと称する複合カメラが使用されて
いる。
として、ドームカメラと称する複合カメラが使用されて
いる。
【0003】前記複合カメラは、レンズ及びレンズの焦
点調整を行う焦点調整手段、CCDや、C−MOSより
なる半導体撮像素子(以下単に撮像素子という)、増幅
回路や同期回路などの電気回路が搭載された機能プリン
ト基板などにより構成されており、カメラ本体は、旋回
手段により水平方向へ360度旋回自在に、また揺動手
段により上下方向へ90度または180度揺動自在とな
っていて、監視すべき室内や店内などの映像を撮像素子
が撮像して、監視センタなどへ送るようになっている。
点調整を行う焦点調整手段、CCDや、C−MOSより
なる半導体撮像素子(以下単に撮像素子という)、増幅
回路や同期回路などの電気回路が搭載された機能プリン
ト基板などにより構成されており、カメラ本体は、旋回
手段により水平方向へ360度旋回自在に、また揺動手
段により上下方向へ90度または180度揺動自在とな
っていて、監視すべき室内や店内などの映像を撮像素子
が撮像して、監視センタなどへ送るようになっている。
【0004】また従来の複合カメラでは、カメラ本体内
に空気を自然循環させて、動作中に発生した熱を冷却す
るようになっている。
に空気を自然循環させて、動作中に発生した熱を冷却す
るようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし複合カメラに
は、高密度に集積された撮像素子や、LSIなどの熱に
弱い電子部品が多用されているため、カメラ本体を小さ
なカメラ筐体内に収納し、また常時通電状態で使用する
監視カメラに複合カメラを使用した場合、従来の空気を
自然循環させて内部を冷却する方法では、動作中に発生
した熱により撮像素子やLSIなどの電子部品の性能が
劣化し、初期に設定された性能が得られなくなったり、
撮像素子やLSIなどの電子部品の寿命が早期に低下す
るなどの不具合があった。
は、高密度に集積された撮像素子や、LSIなどの熱に
弱い電子部品が多用されているため、カメラ本体を小さ
なカメラ筐体内に収納し、また常時通電状態で使用する
監視カメラに複合カメラを使用した場合、従来の空気を
自然循環させて内部を冷却する方法では、動作中に発生
した熱により撮像素子やLSIなどの電子部品の性能が
劣化し、初期に設定された性能が得られなくなったり、
撮像素子やLSIなどの電子部品の寿命が早期に低下す
るなどの不具合があった。
【0006】この発明はかかる従来の不具合を改善する
ためになされたもので、電子部品の性能劣化や、寿命の
低下を防止した複合カメラ及びその冷却方法を提供する
ことを目的とするものである。
ためになされたもので、電子部品の性能劣化や、寿命の
低下を防止した複合カメラ及びその冷却方法を提供する
ことを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、カメラベースを介して天井などに取付け
られたカメラ筐体内に、カメラ本体が収納されたカメラ
ケースを旋回及び上下方向へ揺動自在に設けた複合カメ
ラにおいて、前記カメラケースに、空気流入口及び空気
排出口を開口すると共に、前記空気排出口の近傍に、カ
メラケース内の空気を排出する冷却ファンを設けたもの
である。
め、本発明は、カメラベースを介して天井などに取付け
られたカメラ筐体内に、カメラ本体が収納されたカメラ
ケースを旋回及び上下方向へ揺動自在に設けた複合カメ
ラにおいて、前記カメラケースに、空気流入口及び空気
排出口を開口すると共に、前記空気排出口の近傍に、カ
メラケース内の空気を排出する冷却ファンを設けたもの
である。
【0008】前記構成により、冷却ファンによりカメラ
ケース内へ空気を強制循環させてカメラ本体を冷却する
ようにしたことから、カメラ本体の動作中に発生する熱
を効率よく冷却することができる。
ケース内へ空気を強制循環させてカメラ本体を冷却する
ようにしたことから、カメラ本体の動作中に発生する熱
を効率よく冷却することができる。
【0009】前記目的を達成するため、本発明は、前記
カメラ本体に設けられた撮像素子の近傍に、空気流入口
を開口すると共に、前記撮像素子の背面に、金属よりな
る放熱板を設けたものである。
カメラ本体に設けられた撮像素子の近傍に、空気流入口
を開口すると共に、前記撮像素子の背面に、金属よりな
る放熱板を設けたものである。
【0010】前記構成により、空気流入口より流入する
空気が、撮像素子の背面に設けられた放熱板に集中的に
当たって撮像素子を冷却するため、撮像素子が高温にな
るのを未然に防止できるようになる。
空気が、撮像素子の背面に設けられた放熱板に集中的に
当たって撮像素子を冷却するため、撮像素子が高温にな
るのを未然に防止できるようになる。
【0011】前記目的を達成するため、本発明は、前記
カメラ本体の側面に設けられた機能プリント基板の近傍
に、空気排出口を開口したものである。
カメラ本体の側面に設けられた機能プリント基板の近傍
に、空気排出口を開口したものである。
【0012】前記構成により、空気流入口よりカメラケ
ース内に流入した空気は機能プリント基板に設けら得た
電子部品を冷却して空気排出口より排出されるため、電
子部品が高温になるのを未然に防止できるようになる。
ース内に流入した空気は機能プリント基板に設けら得た
電子部品を冷却して空気排出口より排出されるため、電
子部品が高温になるのを未然に防止できるようになる。
【0013】前記目的を達成するため、本発明は、前記
カメラ筐体の上部外周面に、放熱フィンを突設したもの
である。
カメラ筐体の上部外周面に、放熱フィンを突設したもの
である。
【0014】前記構成により、カメラケース内よりカメ
ラ筐体内へ排出された空気は、カメラ筐体の上部外周に
突設された放熱フィンにより放熱されて冷却されるた
め、冷却された空気を再び空気流入口よりカメラケース
内へ流入させて、カメラ本体を冷却することができるよ
うになる。
ラ筐体内へ排出された空気は、カメラ筐体の上部外周に
突設された放熱フィンにより放熱されて冷却されるた
め、冷却された空気を再び空気流入口よりカメラケース
内へ流入させて、カメラ本体を冷却することができるよ
うになる。
【0015】前記目的を達成するため、本発明は、カメ
ラベースを介して天井などに取付けられたカメラ筐体内
に、カメラ本体が収納されたカメラケースを旋回及び上
下方向へ揺動自在に設けた複合カメラにおいて、前記カ
メラケースに、空気流入口及び空気排出口を開口し、か
つ前記空気排出口の近傍に設けた冷却ファンによりカメ
ラケース内の空気を排出して、空気流入口より流入する
空気をカメラケース内へ流通させることにより、カメラ
本体の撮像素子や、機能プリント基板に設けられた電子
部品を冷却するようにしたものである。
ラベースを介して天井などに取付けられたカメラ筐体内
に、カメラ本体が収納されたカメラケースを旋回及び上
下方向へ揺動自在に設けた複合カメラにおいて、前記カ
メラケースに、空気流入口及び空気排出口を開口し、か
つ前記空気排出口の近傍に設けた冷却ファンによりカメ
ラケース内の空気を排出して、空気流入口より流入する
空気をカメラケース内へ流通させることにより、カメラ
本体の撮像素子や、機能プリント基板に設けられた電子
部品を冷却するようにしたものである。
【0016】前記方法により、冷却ファンによりカメラ
ケース内へ空気を強制循環させて、カメラ本体を冷却す
ることができるため、カメラ本体の動作中に発生する熱
を効率よく冷却することができる。
ケース内へ空気を強制循環させて、カメラ本体を冷却す
ることができるため、カメラ本体の動作中に発生する熱
を効率よく冷却することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を図1ない
し図6に示す図面を参照して詳述する。
し図6に示す図面を参照して詳述する。
【0018】図1は複合カメラの斜視図、図2はカメラ
本体が収容されたカメラ筐体の正面図、図3は同側面
図、図4は冷却装置の斜視図、図5は同平面図、図6は
作用を示すフローチャートである。
本体が収容されたカメラ筐体の正面図、図3は同側面
図、図4は冷却装置の斜視図、図5は同平面図、図6は
作用を示すフローチャートである。
【0019】図1においてカメラ筐体1は、カメラ本体
2を収容し、カメラベース3により所定位置、例えば天
井などに取付けられている。
2を収容し、カメラベース3により所定位置、例えば天
井などに取付けられている。
【0020】カメラ筐体1は、外周面に放熱フィン1a
が形成された筒状部1bと、筒状部1bの下面開口を覆
うように設けられた半球状の透明カバー1cより形成さ
れていて、このカメラ筐体1内にカメラ本体2が収容さ
れている。
が形成された筒状部1bと、筒状部1bの下面開口を覆
うように設けられた半球状の透明カバー1cより形成さ
れていて、このカメラ筐体1内にカメラ本体2が収容さ
れている。
【0021】カメラ本体2は、映像を撮像素子4に結像
するレンズ部2aと、撮像信号を増幅する増幅回路や、
同期回路などの電気回路が搭載された機能プリント基板
5などにより構成されていて、旋回手段(図示せず)に
より水平方向へ360度旋回される旋回板6の下面に支
持部材7を介して支持されている。支持部材7には、カ
メラ本体2の揺動中心を支持する支軸7aが設けられて
いて、揺動モータ8により切欠ギヤ8aを介して、支軸
7aを中心にカメラ本体2が上下方向へほぼ180度揺
動できるようになっていると共に、カメラ本体2は、円
筒部9aと、円筒部9aの両端側開口部を覆う両側板9
bよりなる金属製のカメラケース9内に収容されてい
る。
するレンズ部2aと、撮像信号を増幅する増幅回路や、
同期回路などの電気回路が搭載された機能プリント基板
5などにより構成されていて、旋回手段(図示せず)に
より水平方向へ360度旋回される旋回板6の下面に支
持部材7を介して支持されている。支持部材7には、カ
メラ本体2の揺動中心を支持する支軸7aが設けられて
いて、揺動モータ8により切欠ギヤ8aを介して、支軸
7aを中心にカメラ本体2が上下方向へほぼ180度揺
動できるようになっていると共に、カメラ本体2は、円
筒部9aと、円筒部9aの両端側開口部を覆う両側板9
bよりなる金属製のカメラケース9内に収容されてい
る。
【0022】カメラケース9の円筒部9aには、カメラ
本体2のレンズ部2aと合致する位置に切欠部9cが形
成され、またカメラ本体2の側面に設けられた機能プリ
ント基板5と対向する内面には、カメラ本体2の動作と
ともに動作を開始する冷却ファン10が取付けられてい
て、カメラケース9内の空気を、円筒部9aに開口され
た複数の空気排出口9dよりカメラケース9外へ排出す
るようになっていると共に、撮像素子4の背面に取付け
られた金属板よりなる放熱板4aと対向する面には、カ
メラ筐体1内の空気をカメラケース9内へ流入させる複
数の空気流入口9eが開口されている。
本体2のレンズ部2aと合致する位置に切欠部9cが形
成され、またカメラ本体2の側面に設けられた機能プリ
ント基板5と対向する内面には、カメラ本体2の動作と
ともに動作を開始する冷却ファン10が取付けられてい
て、カメラケース9内の空気を、円筒部9aに開口され
た複数の空気排出口9dよりカメラケース9外へ排出す
るようになっていると共に、撮像素子4の背面に取付け
られた金属板よりなる放熱板4aと対向する面には、カ
メラ筐体1内の空気をカメラケース9内へ流入させる複
数の空気流入口9eが開口されている。
【0023】一方、カメラ本体2の収納されたカメラケ
ース9は、ほぼ半球状に形成されたカメラカバー12内
に収容されている。
ース9は、ほぼ半球状に形成されたカメラカバー12内
に収容されている。
【0024】カメラカバー12は金属より形成されてい
て、旋回手段によりカメラ本体2とともに360度旋回
されるようになっていると共に、カメラカバー12の半
球状部12aには、カメラ本体2のレンズ部2aと合致
する位置に、揺動方向のほぼ半周に亘って円弧状の開口
部12bが開口されていて、カメラ本体2が上下方向へ
揺動する際、カメラカバー12とレンズ部2aが干渉し
ないようになっている。
て、旋回手段によりカメラ本体2とともに360度旋回
されるようになっていると共に、カメラカバー12の半
球状部12aには、カメラ本体2のレンズ部2aと合致
する位置に、揺動方向のほぼ半周に亘って円弧状の開口
部12bが開口されていて、カメラ本体2が上下方向へ
揺動する際、カメラカバー12とレンズ部2aが干渉し
ないようになっている。
【0025】なお図2におけるカメラ位置センサ13
は、カメラ本体2の揺動位置を検出し、信号線14はカ
メラ本体2により撮像された映像を監視センタなどへ送
る信号線である。
は、カメラ本体2の揺動位置を検出し、信号線14はカ
メラ本体2により撮像された映像を監視センタなどへ送
る信号線である。
【0026】次に構成された複合カメラの冷却方法を説
明する。
明する。
【0027】カメラ本体2を構成する撮像素子4及び機
能プリント基板5に設けられたLSIなどの電子部品
は、動作時発熱量が多い反面、熱に弱く、温度が上昇す
ると、アナログ増幅回路の動作点が変化して性能が劣化
したり、寿命が早期に低下する。
能プリント基板5に設けられたLSIなどの電子部品
は、動作時発熱量が多い反面、熱に弱く、温度が上昇す
ると、アナログ増幅回路の動作点が変化して性能が劣化
したり、寿命が早期に低下する。
【0028】特に複合カメラを小さなカメラ筐体1内に
収容して、常時通電状態で使用する監視カメラに使用し
た場合、性能の劣化や、寿命の早期低下が著しい。
収容して、常時通電状態で使用する監視カメラに使用し
た場合、性能の劣化や、寿命の早期低下が著しい。
【0029】かかる不具合を改善するため、この発明の
冷却装置では、次のようにしてカメラ本体2を冷却し、
性能を安定化させると同時に、電子部品の寿命向上を図
っている。
冷却装置では、次のようにしてカメラ本体2を冷却し、
性能を安定化させると同時に、電子部品の寿命向上を図
っている。
【0030】いま図6に示すフローチャートのステップ
S1で、カメラ本体2に通電して動作を開始すると、ス
テップS2でカメラケース9内に設けられた冷却ファン
10が動作を開始し、カメラケース9内の空気を空気排
出口9dより排出する。
S1で、カメラ本体2に通電して動作を開始すると、ス
テップS2でカメラケース9内に設けられた冷却ファン
10が動作を開始し、カメラケース9内の空気を空気排
出口9dより排出する。
【0031】これによってカメラケース9内に負圧が発
生(ステップS3)し、ステップS4で空気流入口9e
よりカメラケース9内へカメラ筐体1内の空気が流入す
る。
生(ステップS3)し、ステップS4で空気流入口9e
よりカメラケース9内へカメラ筐体1内の空気が流入す
る。
【0032】空気流入口9eは、カメラ本体2の撮像素
子4近傍に開口されているため、空気流入口9eより流
入した空気は、撮像素子4の背面に取付けられた放熱板
4aに集中的に当たって、放熱板4aを介して撮像素子
4が冷却される(ステップS5)。
子4近傍に開口されているため、空気流入口9eより流
入した空気は、撮像素子4の背面に取付けられた放熱板
4aに集中的に当たって、放熱板4aを介して撮像素子
4が冷却される(ステップS5)。
【0033】その後冷却空気は、図5の矢印Aで示すよ
うにカメラ本体2の側面に設けられた機能プリント基板
5に沿って流通する際、機能プリント基板5に設けられ
たLSIなどの電子部品を冷却しながら空気排出口9d
へと向かい、ステップS6で空気排出口9dよりカメラ
ケース9外へ排出される。
うにカメラ本体2の側面に設けられた機能プリント基板
5に沿って流通する際、機能プリント基板5に設けられ
たLSIなどの電子部品を冷却しながら空気排出口9d
へと向かい、ステップS6で空気排出口9dよりカメラ
ケース9外へ排出される。
【0034】これによって動作中に撮像素子4や電子部
品より発生される熱が効率よく冷却されるため、撮像素
子4や電子部品を安定した状態で動作させることができ
ると共に、空気排出口9dよりカメラ筐体1内へ排出さ
れた空気は、ステップS7でカメラ筐体1の上部へ上昇
し、カメラ筐体1の筒状部1bに設けられた放熱フィン
1aにより外気と熱交換されて冷却され、冷却された空
気はステップS8でカメラ筐体1内を下降して、再び空
気流入口9eよりカメラケース9内へ流入される。
品より発生される熱が効率よく冷却されるため、撮像素
子4や電子部品を安定した状態で動作させることができ
ると共に、空気排出口9dよりカメラ筐体1内へ排出さ
れた空気は、ステップS7でカメラ筐体1の上部へ上昇
し、カメラ筐体1の筒状部1bに設けられた放熱フィン
1aにより外気と熱交換されて冷却され、冷却された空
気はステップS8でカメラ筐体1内を下降して、再び空
気流入口9eよりカメラケース9内へ流入される。
【0035】以下上記動作を繰返して、カメラ本体2の
動作中に発生する熱を冷却して、映像素子4や電気回路
の動作を安定させるもので、冷却ファン10によりカメ
ラ筐体1内の空気を強制循環させるため、小さなカメラ
筐体1内に収容され、かつ常時通電されて使用される監
視カメラとして複合カメラを使用した場合でも、性能が
劣化して、初期に設定された性能が得られなくなった
り、撮像素子4や、LSIなどの電子部品の性能が早期
に低下するのを確実に防止することができるようにな
る。
動作中に発生する熱を冷却して、映像素子4や電気回路
の動作を安定させるもので、冷却ファン10によりカメ
ラ筐体1内の空気を強制循環させるため、小さなカメラ
筐体1内に収容され、かつ常時通電されて使用される監
視カメラとして複合カメラを使用した場合でも、性能が
劣化して、初期に設定された性能が得られなくなった
り、撮像素子4や、LSIなどの電子部品の性能が早期
に低下するのを確実に防止することができるようにな
る。
【0036】
【発明の効果】この発明は以上詳述したように、カメラ
筐体内に旋回及び上下揺動自在に設けられたカメラケー
スに、空気流入口及び空気排出口を開口して、空気排出
口の近傍に設けた冷却ファンにより、空気流入口より流
入される空気をカメラケース内へ強制循環させて、カメ
ラケース内のカメラ本体を冷却するようにしたことか
ら、カメラ本体の動作中に発生する熱を効率よく冷却す
ることができる。
筐体内に旋回及び上下揺動自在に設けられたカメラケー
スに、空気流入口及び空気排出口を開口して、空気排出
口の近傍に設けた冷却ファンにより、空気流入口より流
入される空気をカメラケース内へ強制循環させて、カメ
ラケース内のカメラ本体を冷却するようにしたことか
ら、カメラ本体の動作中に発生する熱を効率よく冷却す
ることができる。
【0037】これによって複合カメラを監視カメラとし
て使用すべく、小さなカメラ筐体に収容して、常時動作
させても、動作中に発生する熱を効率よく冷却すること
ができるため、発生した熱により撮像素子やLSIなど
の電子部品の性能が劣化したり、寿命が早期に低下する
のを未然に防止することができる。
て使用すべく、小さなカメラ筐体に収容して、常時動作
させても、動作中に発生する熱を効率よく冷却すること
ができるため、発生した熱により撮像素子やLSIなど
の電子部品の性能が劣化したり、寿命が早期に低下する
のを未然に防止することができる。
【図1】この発明の実施の形態になる冷却装置を使用し
た複合カメラの斜視図
た複合カメラの斜視図
【図2】この発明の実施の形態になる冷却装置を使用し
た複合カメラのカメラ筐体を示す正面図
た複合カメラのカメラ筐体を示す正面図
【図3】この発明の実施の形態になる冷却装置を使用し
た複合カメラのカメラ筐体の側面図
た複合カメラのカメラ筐体の側面図
【図4】この発明の実施の形態になる複合カメラの冷却
装置を示す一部切欠斜視図
装置を示す一部切欠斜視図
【図5】この発明の実施の形態になる複合カメラの冷却
装置を示す平面図
装置を示す平面図
【図6】この発明の実施の形態になる複合カメラの冷却
方法を示すフローチャート
方法を示すフローチャート
1 カメラ筐体 1a 放熱フィン 1b 筒状部 1c 透明カバー 2 カメラ本体 2a レンズ部 3 カメラベース 4 撮像素子 4a 放熱板 5 機能プリント基板 6 旋回板 7 支持部材 7a 支軸 8 揺動モータ 8a 切欠ギヤ 9 カメラケース 9a 円筒部 9b 両側板 9c 切欠部 9d 空気排出口 9e 空気流入口 10 冷却ファン 12 カメラカバー 12a 半球状部 12b 開口部 13 カメラ位置センサ 14 信号線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03B 17/55 G03B 17/55 (72)発明者 生駒 賢 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内 Fターム(参考) 2H100 AA61 BB05 BB11 CC04 EE00 2H104 AA16 3L044 AA04 BA06 CA13 DA01 FA03 KA04 5C022 AA01 AC27 AC63 AC70 AC74 AC77
Claims (5)
- 【請求項1】 所定位置に取付けられたカメラ筐体内
に、カメラ本体が収納されたカメラケースを旋回及び上
下方向へ揺動自在に設けた複合カメラにおいて、前記カ
メラケースに、空気流入口及び空気排出口を開口すると
共に、前記空気排出口の近傍に、前記カメラケース内の
空気を排出する冷却ファンを設けたことを特徴とする複
合カメラ。 - 【請求項2】 前記カメラ本体に設けられた撮像素子の
近傍に、前記空気流入口を開口すると共に、前記撮像素
子の背面に、金属よりなる放熱板を設けてなる請求項1
記載の複合カメラ。 - 【請求項3】 前記カメラ本体の側面に設けられた機能
プリント基板の近傍に、前記空気排出口を開口してなる
請求項1または2記載の複合カメラ。 - 【請求項4】 前記カメラ筐体の上部外周面に、放熱フ
ィンを突設してなる請求項1ないし3の何れか1項記載
の複合カメラ。 - 【請求項5】 所定位置に取付けられたカメラ筐体内
に、カメラ本体が収納されたカメラケースを旋回及び上
下方向へ揺動自在に設けた複合カメラにおいて、前記カ
メラケースに、空気流入口及び空気排出口を開口し、か
つ前記空気排出口の近傍に設けた冷却ファンにより前記
カメラケース内の空気を排出して、前記空気流入口より
流入する空気を前記カメラケース内へ流通させることに
より、前記カメラ本体の撮像素子や、機能プリント基板
に設けられた電子部品を冷却することを特徴とする複合
カメラの冷却方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24741399A JP2001078066A (ja) | 1999-09-01 | 1999-09-01 | 複合カメラ及びその冷却方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24741399A JP2001078066A (ja) | 1999-09-01 | 1999-09-01 | 複合カメラ及びその冷却方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001078066A true JP2001078066A (ja) | 2001-03-23 |
Family
ID=17163074
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24741399A Pending JP2001078066A (ja) | 1999-09-01 | 1999-09-01 | 複合カメラ及びその冷却方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001078066A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009076957A (ja) * | 2007-09-18 | 2009-04-09 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 撮像装置 |
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CN102692810A (zh) * | 2011-03-24 | 2012-09-26 | 株式会社拓普康 | 全方向照相机 |
JP2022511845A (ja) * | 2018-12-17 | 2022-02-01 | ウェイモ エルエルシー | 回転センサのための統合型冷却ソリューション |
-
1999
- 1999-09-01 JP JP24741399A patent/JP2001078066A/ja active Pending
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