JP2001077931A - 電話端末装置 - Google Patents

電話端末装置

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JP2001077931A
JP2001077931A JP25138799A JP25138799A JP2001077931A JP 2001077931 A JP2001077931 A JP 2001077931A JP 25138799 A JP25138799 A JP 25138799A JP 25138799 A JP25138799 A JP 25138799A JP 2001077931 A JP2001077931 A JP 2001077931A
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  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 表示部を視認することなく相手の確認をした
り、メッセージの内容を把握する。 【解決手段】 音声や歌唱音をPCMDEC/ENC1
8で圧縮符号化したり、歌唱音を楽音データに変換して
RAM11に格納する。相手先の電話番号を設定して送
信ボタンを操作すると、圧縮符号化データや楽音データ
がメッセージデータとして転送される。メッセージデー
タが着信された携帯電話機がリアルタイム再生モードと
されていると、メッセージデータが自動受信されて復調
された後、RAM11に格納される。そして、RAM1
1から読み出されてPCMDEC/ENC18あるいは
シーケンサ21と音源22で再生されて着信音としてリ
アルタイム再生される。この着信音を聞くことにより、
相手の確認やメール内容を把握することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、自動車電話機や携
帯電話機等に適用して好適な電話端末装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】アナログセルラーシステムやデジタルセ
ルラーシステムとして知られているPDC(Personal D
igital Cellular telecommunication system)等の携帯
電話システムや、簡易型携帯電話システム(PHS:Pe
rsonal Handyphone System)において、ユーザが携帯し
ている電話端末装置から呼び出し先の電話番号にメール
を転送することのできるメール転送サービスが知られて
いる。転送することのできるメールは、一般に数十ない
し数百文字の文字列のメッセージとされており、メール
が着信された際には、メール着信を報知する着信音が鳴
らされると共に、受信ボックスにメールが保存される。
このメールは、ユーザの指示により受信ボックスから読
み出されて表示器に表示される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の電話端末装置では、メールが着信したとき報知
される着信音を聞いてから、表示部に表示されたメッセ
ージを読むことにより、相手の確認およびメッセージの
内容を把握しなければならないという問題点がある。ま
た、メール転送サービスでは表示部に表示されるメール
のみしか転送することができず、メッセージを伝達でき
る他の情報を転送することができないという問題点があ
った。
【0004】そこで、本発明は、表示部にメールを表示
することなく相手の確認ができたり、メッセージの内容
を把握することのできる電話端末装置を提供することを
目的としている。また、本発明は、表示手段に表示され
るメールに限らず、メッセージを伝達できる他の情報を
転送できるようにした電話端末装置を提供することを目
的としている。さらに、本発明は、転送されたメッセー
ジを種々のモードで再生することのできる電話端末装置
を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の電話端末装置は、入力された音声信号を圧
縮符号化する圧縮符号化手段と、前記音声信号を楽音デ
ータに変換する楽音データ変換手段とを有する音声変換
手段と、該音声変換手段から出力された圧縮符号化デー
タおよび/または楽音データを保存する記憶手段と、選
択された転送モードを示す情報と、前記記憶手段に保存
されている圧縮符号化データおよび/または楽音データ
からなるメッセージデータとを相手先に送信する転送手
段とを備えている。また、前記目的を達成することので
きる本発明の他の電話端末装置は、リアルタイム再生モ
ードとされた際にメッセージデータが着信すると、着信
された前記メッセージデータ中のリアルタイム再生を示
す情報に従って、着信された圧縮符号化データおよび/
または楽音データからなるメッセージデータを自動受信
して復調する受信手段と、該受信手段で復調されたメッ
セージデータを保存する記憶手段と、該記憶手段に保存
されたメッセージデータを、リアルタイムで再生して着
信音として出力する再生手段とを備えている。
【0006】さらに、前記目的を達成することのできる
本発明の他の電話端末装置は、メッセージ再生可能と設
定されてメッセージデータの着信信号が着信した際に着
信音を報知する着信手段と、該着信手段で着信音が報知
された際に、着信ボタンを操作することにより、転送さ
れた圧縮符号化データおよび/または楽音データからな
るメッセージデータを受信して復調する受信手段と、該
受信手段で復調されたメッセージデータを保存する記憶
手段と、該記憶手段に保存されたメッセージデータを、
前記着信ボタンが操作されたことに従って再生して出力
する再生手段とを備えている。さらにまた、前記目的を
達成することのできる本発明の他の電話端末装置は、メ
ールを作成するメール作成手段と、入力された音声信号
を圧縮符号化する圧縮符号化手段と、前記音声信号を楽
音データに変換する楽音データ変換手段とを有する音声
変換手段と、前記メール作成手段から出力されたメール
と、前記音声変換手段から出力された圧縮符号化データ
および/または楽音データを保存する記憶手段と、転送
モードがメール添付再生モードとされた際に、メール添
付を示す情報と、前記記憶手段に保存されているメール
と、圧縮符号化データおよび/または楽音データからな
るメッセージデータとを相手先に送信する転送手段とを
備えている。
【0007】さらにまた、前記目的を達成することので
きる本発明の他の電話端末装置は、メッセージ再生可能
と設定されてメールとメッセージデータとが着信した際
にメール着信音を報知する着信手段と、メッセージ再生
可能と設定されて前記メールと前記メッセージデータと
が着信した際に、着信された前記メールと圧縮符号化デ
ータおよび/または楽音データからなる前記メッセージ
データとを自動受信して復調する受信手段と、該受信手
段で復調された前記メールと前記メッセージデータとを
保存する記憶手段と、該記憶手段に保存されたメッセー
ジデータを、メールを開いた際に再生して着信音として
出力する再生手段と、前記記憶手段に保存されたメール
を、メールを開いた際に表示手段に表示するメール表示
手段とを備えている。さらにまた、前記目的を達成する
ことのできる本発明の他の電話端末装置は、メッセージ
再生可能と設定されてメールとメッセージデータとが着
信した際に、着信された前記メールと圧縮符号化データ
および/または楽音データからなる前記メッセージデー
タとを自動受信して復調する受信手段と、該受信手段で
復調された前記メールと前記メッセージデータとを保存
する記憶手段と、該記憶手段に保存されたメッセージデ
ータを、リアルタイムで再生して着信音として出力する
再生手段と、前記記憶手段に保存されたメールを、メー
ルを開いた際に表示手段に表示するメール表示手段とを
備えている。
【0008】さらにまた、前記目的を達成することので
きる本発明の他の電話端末装置は、メッセージ再生可能
と設定されてメールの着信信号が着信した際に着信音を
報知する着信手段と、該着信手段で着信音が報知された
際に、着信ボタンを操作することにより、転送されたメ
ールと圧縮符号化データおよび/または楽音データから
なるメッセージデータとを受信して復調する受信手段
と、該受信手段で復調された前記メールと前記メッセー
ジデータを保存する記憶手段と、該記憶手段に保存され
た前記メッセージデータを、前記着信ボタンが操作され
たことに従って再生して出力する再生手段と、該記憶手
段に保存された前記メールを、メールを開いた際に表示
手段に表示するメール表示手段とを備えている。
【0009】さらにまた、前記目的を達成することので
きる本発明の他の電話端末装置は、入力された音声信号
をサンプリングして圧縮符号化する圧縮符号化手段と、
前記音声信号をサンプリングして楽音データに変換する
楽音データ変換手段とを有する音声変換手段と、該音声
変換手段から出力された圧縮符号化データあるいは楽音
データをオーサリングするオーサリング手段と、該オー
サリング手段の出力を転送する転送手段とを備えてい
る。上記本発明の電話端末装置の前記オーサリング手段
において、前記圧縮符号化データあるいは前記楽音デー
タが所定回数ループされて出力されるようにしてもよ
い。さらに、上記本発明の電話端末装置の前記オーサリ
ング手段において、前記圧縮符号化データに背景音が合
成されて出力されるようにしてもよい。さらにまた、上
記本発明の電話端末装置の前記オーサリング手段におい
て、前記楽音データに伴奏データがアレンジされて出力
されるようにしてもよい。
【0010】このような本発明によれば、入力された音
声や歌唱音を圧縮符号化した圧縮符号化データ、および
/または、歌唱音を変換した楽音データをメッセージデ
ータとして転送することができる。そして、転送された
メッセージデータをリアルタイムで再生すると、メッセ
ージデータを着信音として出力することができる。これ
により、音声や楽音データのメッセージを転送できると
共に、着信時にメッセージデータを聴くことにより相手
の確認ができたり、メッセージの内容を把握することが
できるようになる。また、転送されたメッセージデータ
を受信した側においては、転送されたメッセージデータ
を自動受信してリアルタイムで再生するモード、着信ボ
タンを操作したときに転送されたメッセージデータを受
信して再生するモードを有している。
【0011】さらに、メールにメッセージデータを添付
して転送することができるようにされている。この際
に、転送されたメールとメッセージデータを受信した側
においては、転送されたメールとメッセージデータを自
動受信してリアルタイムで再生するモード、着信ボタン
を操作したときに転送されたメールとメッセージデータ
を受信して再生するモードを有している。このように種
々の再生モードでメッセージデータやメールを再生する
ことができる。さらにまた、圧縮符号化データあるいは
楽音データを所定回数ループさせたり、圧縮符号化デー
タに背景音を合成したり、楽音データに伴奏をアレンジ
したりして種々のメッセージデータの形態で転送するこ
とができる。このように本発明では、メール以外のメッ
セージを伝達できる情報を転送することができると共
に、このような情報を受信した際には種々の再生モード
で再生することができるようになる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の電話端末装置を携帯電話
機に適用した際の実施の形態の構成例を図1に示す。図
1において、1は携帯電話機であり、各無線ゾーンを管
理する基地局と無線回線を介して接続されることにより
他の電話機と通話を行うことができる。携帯電話機にお
けるセルラーシステムは、一般に小ゾーン方式が採用さ
れてサービスエリア内に多数の無線ゾーンが配置されて
いる。この各々の無線ゾーンを管理するのが基地局であ
り、移動局である携帯電話機1が一般電話機と通話する
際には、携帯電話機1が基地局を介して交換機に接続さ
れ、交換機から一般電話網に接続されるようになる。
【0013】携帯電話機1は、一般にリトラクタブルと
されたアンテナ1aを備え、アンテナ1aは変調・復調
機能を有する送受信インターフェース(送受信I/F)
13に接続されている。中央処理装置(Central Proces
sing Unit:CPU)10は、電話機能プログラムを実
行することにより携帯電話機1における種々のモードの
送受信動作を制御するシステム制御部であり、動作時の
経過時間を示したり、特定の時間間隔でタイマ割込を発
生するタイマを備えている。RAM11は転送されたメ
ールデータ、MIDI形態の楽音データや音声あるいは
歌唱音として転送された圧縮符号化された音声データの
受信データ格納エリアや、相手に転送するメールデー
タ、MIDI形態の楽音データや音声あるいは歌唱音と
して転送する圧縮符号化された音声データの送信データ
格納エリア、ユーザ設定データ格納エリア、および、C
PU10のワークエリア等が設定されるRAM(Random
Access Memory)である。ROM12はCPU10が実
行する送信や着信の各種電話機能プログラム等のプログ
ラムや、着信音・保留音用のメロディデータ等の各種デ
ータが格納されているROM(Read Only Memory)であ
る。
【0014】また、送受信I/F13は、アンテナ1a
で受信された信号の復調を行うと共に、送信する信号を
変調してアンテナ1aに供給している。送受信I/F1
3で復調された通話信号は、復号・符号化部(DEC/
ENC)14において復号され、入力された通話信号は
DEC/ENC14において圧縮符号化される。DEC
/ENC14は、通話用の音声を高能率圧縮符号化/復
号化しており、例えばCELP(Code Excited LPC )
系のデコーダ/エンコーダとされている。表示器15は
電話機能のメニューや、転送されたメールの文字列等が
表示される表示器であり、ユーザインターフェース(ユ
ーザI/F)16は携帯電話機1に備えられた「0」か
ら「9」のダイヤルボタンや各種ボタンからなる操作パ
ネルやマイクのインターフェースである。カードインタ
ーフェース(カードI/F)17は、携帯電話機1に外
部メモリカードを増設する際のカードインターフェース
である。
【0015】PCM復号・符号部(PCMDEC/EN
C)18は、圧縮符号化されて転送された音声あるいは
歌唱音の圧縮符号化された音声データをデコードした
り、相手に転送する音声あるいは歌唱音の音声データを
エンコードして圧縮符号化するデコーダ/エンコーダで
ある。このPCMDEC/ENC18は、例えばMP3
(MPEGレイヤIII)方式やベクトル量子化を用いた
圧縮符号化方式とされている。MIDIインターフェー
ス19は、MIDI対応機器とされたパーソナルコンピ
ュータ等の外部機器25からMIDI形態の楽音データ
を受け取るためのMIDIインタフェースである。シー
ケンサ21は、CPU10の制御の下で転送されてRA
M11に格納された発音時間情報や次の音符までの時間
情報が付与されたMIDIイベントからなるMIDI形
態の楽音データを解釈して、時間情報に基づくタイミン
グで音源パラメータを音源22に設定することにより楽
音を再生している。増幅器23は、再生されて音源22
から出力された楽音信号を増幅してスピーカ24から放
音したり、外部出力端子26から出力している。この場
合、音源22はポリフォニック機能を有しており複数音
を同時発音することができるようにされている。なお、
各ブロックはバス20を介してデータや命令の授受を行
っている。
【0016】次に、図1に示す音源22をPCM音源と
した際の音源構成の一例を図2に示す。CPU30は、
楽音生成プログラムを実行することにより音源22の各
部の動作を制御して楽音を生成する中央処理装置であ
り、プログラムROM32はCPU30が実行する楽音
生成プログラムが格納されているROMであり、波形R
OM31は、種々の音色別の波形サンプルが格納されて
いるROMである。音源LSI33は、音源パラメータ
に従ってキーオン時にその音高情報に応じて位相データ
を発生し、音色パラメータ等に応じた波形をROM31
から位相データに応じて読み出すことにより楽音を生成
する音源チップであり、高調波成分を調整するディジタ
ルフィルタ(DCF)を備えている。エフェクト用IC
34は、音源LSI33により生成された楽音データに
リバーブ、コーラス、バリエーション等の効果を付与す
る効果回路を内蔵するICである。また、DAC35
は、エフェクト用IC34から出力された楽音データを
所定のサンプリング速度でアナログ信号に変換するディ
ジタルアナログ変換器である。
【0017】このような音源22において、MIDII
/F36を介して音源パラメータが設定される。音源パ
ラメータとしては、ピッチデータ、エンベロープパラメ
ータ、ノートオン/オフ信号、音量パラメータ、効果パ
ラメータ等とされる。音源パラメータ中にノートオン信
号が検出されると、音源パラメータのピッチデータに応
じた位相データが音源LSI33にて生成されて、生成
された位相データに応じて波形ROM31から波形サン
プルが読み出される。この際に波形ROM31から選択
して読み出される波形は、設定された音色パラメータに
より決定される。このようにして読み出された波形サン
プルに、音源パラメータ中の音量パラメータやエンベロ
ープパラメータに応じたエンベロープ処理が施され、さ
らに、エフェクト用IC34にて効果パラメータに応じ
てエフェクトが付与される。次いで、DAC35にて所
定の再生タイミングごとにアナログ信号に変換され、音
源22に縦続された増幅器23に出力される。これによ
り、シーケンサ21と音源22によりMIDI形態の楽
音データを再生することができる。
【0018】次に、図1に示す構成の携帯電話機1にお
いて、携帯電話機1と同様の構成とされた相手側の携帯
電話機にMIDI形態の楽音データや、音声や歌唱音を
圧縮符号化した音声データ(以下、総称して「メッセー
ジデータ」という)を転送する場合を例に挙げて、その
動作を説明する。以下、転送する側を発信元携帯電話機
と呼び、転送を受ける側を発信先携帯電話機と呼ぶ。発
信元携帯電話機からメッセージデータを転送する場合、
リアルタイム再生モード、メッセージ再生モード、
メール添付モード、メール添付リアルタイム再生モ
ード、メール添付メッセージ再生モードの5つの転送
モードの内の選択した転送モードでメッセージを転送す
ることができる。いずれの転送モードとするかは、表示
器15を見ながら操作パネルのボタンを操作することに
よりユーザが任意に設定することができる。設定された
転送モードに応じて発信元携帯電話機および発信先携帯
電話機における送受信の動作態様が異なるようになる。
以下、転送モードに応じた発信元携帯電話機および発信
先携帯電話機における送受信の動作態様を転送モード別
に説明する。
【0019】 リアルタイム再生モード (発信元携帯電話機)メッセージデータを圧縮符号化し
た音声データとする場合は、図示しないマイクからメッ
セージ用の音声あるいは歌唱音を入力する。この音声信
号はユーザI/F16を介して取り込まれ、PCMDE
C/ENC18において圧縮符号化されてRAM11の
送信データ格納エリアに保存される。また、メッセージ
データをMIDI形態の楽音データとする場合は、図示
しないマイクから歌唱音を入力する。この歌唱音はユー
ザI/F16を介して取り込まれ、CPU10が歌唱音
をMIDI形態の楽音データに変換するプログラムを実
行することにより、歌唱音をMIDI形態の楽音データ
に変換する。変換されたMIDI形態の楽音データは、
RAM11の送信データ格納エリアに保存される。この
場合の歌唱音とはハミングでもよく、本発明における歌
唱音とはハミングを含むものとする。さらに、圧縮符号
化した音声データとMIDI形態の楽音データとからな
るメッセージデータとする場合は、上述したようにマイ
クから入力したメッセージ用の音声や歌唱音を圧縮符号
化してRAM11の送信データ格納エリアに保存すると
共に、マイクから入力した歌唱音をMIDI形態の楽音
データに変換してRAM11の送信データ格納エリアに
保存する。
【0020】このようにRAM11の送信データ格納エ
リアに保存されたメッセージデータを送信する際には、
操作パネルのボタンを操作して転送モードとしてリアル
タイム再生モードを選択設定する。次いで、転送する発
信先携帯電話機の電話番号をダイヤルボタン等を操作し
て設定し、送信ボタンを操作すると、図3(a)に示す
ようにRAM11の送信データ格納エリアからメッセー
ジデータが読み出され、送受信I/F13の送信機能に
より送信されるようになる。送信されるメッセージデー
タは圧縮符号化された音声データ、MIDI形態の楽音
データの何れか一方でもよいし、両方のデータでもよ
い。また、送信されるデータにはリアルタイム再生を示
す情報が含まれている。なお、このMIDI形態とされ
た楽音データは、MIDIイベントに発音時間情報およ
び次の音符(休符)までの時間情報が付加されているデ
ータである。
【0021】(発信先携帯電話機)発信先携帯電話機に
メッセージデータが着信されると、着信データ中のリア
ルタイム再生を示す情報に従って、図3(b)に示すよ
うに送受信インターフェース13の受信機能により受信
データは復調されてRAM11の受信データ格納エリア
に書き込まれる。この際に、RAM11の受信データ格
納エリアに書き込まれたメッセージデータがMIDI形
態の楽音データとされて、リアルタイム再生可能に設定
されている場合は、RAM11からMIDI形態の楽音
データが読み出されてシーケンサ21に送られる。シー
ケンサ21は、MIDI形態の楽音データを解釈して発
音タイミングに基づくタイミングで、音源パラメータを
音源33に設定することにより、楽音を再生してスピー
カ24から放音する。すなわち、MIDI形態の楽音デ
ータのリアルタイム再生を行うことにより、メッセージ
データを着信メロディとして放音することができる。
【0022】また、RAM11の受信データ格納エリア
に書き込まれたメッセージデータが圧縮符号化された音
声データとされて、リアルタイム再生可能に設定されて
いる場合は、RAM11から圧縮符号化された音声デー
タが読み出されてPCMDEC/ENC18に送られ、
PCMDEC/ENC18において圧縮符号化された音
声データがデコードされてメッセージや歌唱音の音声に
復号され、増幅器23で増幅された後、スピーカ24か
らメッセージや歌唱音の音声が放音されるようになる。
このように、圧縮符号化された音声データのリアルタイ
ム再生を行うことにより、音声や歌唱音とされたメッセ
ージを着信時にリアルタイム再生することができる。
【0023】さらに、RAM11の受信データ格納エリ
アに書き込まれたメッセージデータが圧縮符号化された
音声データおよびMIDI形態の楽音データとされて、
リアルタイム再生可能に設定されている場合は、RAM
11から圧縮符号化された音声データが読み出されてP
CMDEC/ENC18に送られ、PCMDEC/EN
C18において圧縮符号化された音声データがデコード
されて音声や歌唱音のメッセージとされる。同時に、R
AM11からMIDI形態の楽音データが読み出されて
シーケンサ21に送られる。シーケンサ21は、MID
I形態の楽音データを解釈して発音タイミングに基づく
タイミングで、音源パラメータを音源33に設定するこ
とにより、楽音が再生される。そして、音声や歌唱音の
メッセージおよび再生された楽音はミキシングされて増
幅器23で増幅された後、スピーカ24から放音される
ようになる。このように、圧縮符号化された音声データ
およびMIDI形態の楽音データのリアルタイム再生を
行うことにより、音声や歌唱音とされたメッセージや楽
音を着信時にリアルタイム再生することができる。
【0024】ところで、リアルタイム再生モードで転送
されたメッセージデータは、交換機の一般電話網に接続
されているデータセンターに一時保存される。次いで、
転送されたメッセージデータに付随している電話番号か
ら発信先携帯電話機を呼び出してデータセンターに保存
されていたリアルタイム再生を示す情報を含むメッセー
ジデータを転送している。そこで、メッセージデータを
受け取った発信先携帯電話機が、メッセージデータを受
け取った後に着信ボタンを操作するとリアルタイム再生
が停止されると共に、このことを交換機が検出して発信
元携帯電話機と発信先携帯電話機との間の回線を確立さ
せる。同時に、データセンターに保存されていた転送さ
れたメッセージデータを消去する。これにより、リアル
タイム再生モードで転送したメッセージデータをリアル
タイム再生した後で、通話することができるようにな
る。
【0025】なお、発信先携帯電話機側でメッセージデ
ータを受信できない状況の場合、例えば携帯電話機の電
源が投入されていない場合や電波の届かないエリアにい
る場合、および、リアルタイム再生可能と設定されてい
ない場合は、交換機が「受信を受け付けられません。」
との録音メッセージを発信元携帯電話機に送り、発信元
携帯電話機は送信が受け付けられないことを確認して終
了ボタンを操作する。これにより、交換機はデータセン
ターに保存されていた当該メッセージデータを消去す
る。
【0026】 メッセージ再生モード (発信元携帯電話機)メッセージデータを圧縮符号化し
た音声データとする場合は、マイクから入力したメッセ
ージ用の音声や歌唱音を圧縮符号化してRAM11の送
信データ格納エリアに保存する。また、メッセージデー
タをMIDI形態の楽音データとする場合は、マイクか
ら入力した歌唱音をMIDI形態の楽音データに変換し
てRAM11の送信データ格納エリアに保存する。さら
に、圧縮符号化した音声データとMIDI形態の楽音デ
ータとからなるメッセージデータとする場合は、マイク
から入力したメッセージ用の音声や歌唱音を圧縮符号化
してRAM11の送信データ格納エリアに保存すると共
に、マイクから入力した歌唱音をMIDI形態の楽音デ
ータに変換してRAM11の送信データ格納エリアに保
存する。
【0027】このようにRAM11の送信データ格納エ
リアに保存されたメッセージデータを送信する際には、
操作パネルのボタンを操作して転送モードとしてメッセ
ージ再生モードを選択設定する。次いで、転送する発信
先携帯電話機の電話番号をダイヤルボタン等を操作して
設定し、送信ボタンを操作すると、図3(a)に示すよ
うにRAM11の送信データ格納エリアからメッセージ
データが読み出され、送受信I/F13の送信機能によ
り送信されるようになる。送信されるメッセージデータ
は圧縮符号化された音声データ、MIDI形態の楽音デ
ータの何れか一方でもよいし、両方のデータでもよい。
また、送信されるデータにはメッセージ再生を示す情報
が含まれている。なお、このMIDI形態とされた楽音
データは、MIDIイベントに発音時間情報および次の
音符(休符)までの時間情報が付加されているデータで
ある。
【0028】(発信先携帯電話機)メッセージ再生可能
と設定された発信先携帯電話機にメッセージデータが着
信されると、予め設定された着信音で着信が報知され
る。ここで、ユーザが着信ボタンを操作すると、着信デ
ータ中のメッセージ再生を示す情報に従って、図3
(b)に示すように送受信インターフェース13の受信
機能により受信データは復調されてRAM11の受信デ
ータ格納エリアに書き込まれる。この際に、RAM11
の受信データ格納エリアに書き込まれたメッセージデー
タがMIDI形態の楽音データとされている場合は、R
AM11からMIDI形態の楽音データが読み出されて
シーケンサ21に送られる。シーケンサ21は、MID
I形態の楽音データを解釈して発音タイミングに基づく
タイミングで、音源パラメータを音源33に設定するこ
とにより、楽音を再生してスピーカ24から放音する。
このように、MIDI形態の楽音データが着信ボタンを
操作することにより再生され、楽音とされたメッセージ
が再生されるようになる。
【0029】また、着信ボタンを操作した際にRAM1
1の受信データ格納エリアに書き込まれたメッセージデ
ータが圧縮符号化された音声データとされている場合
は、RAM11から圧縮符号化された音声データが読み
出されてPCMDEC/ENC18に送られ、PCMD
EC/ENC18において圧縮符号化された音声データ
がデコードされて音声や歌唱音のメッセージに復号さ
れ、増幅器23で増幅された後、スピーカ24から音声
や歌唱音のメッセージが放音されるようになる。このよ
うに、圧縮符号化された音声データを着信ボタンを操作
して再生することにより、音声や歌唱音とされたメッセ
ージを再生することができる。
【0030】さらに、着信ボタンを操作した際にRAM
11の受信データ格納エリアに書き込まれたメッセージ
データが圧縮符号化された音声データおよびMIDI形
態の楽音データとされている場合は、RAM11から圧
縮符号化された音声データが読み出されてPCMDEC
/ENC18に送られ、PCMDEC/ENC18にお
いて圧縮符号化された音声データがデコードされて音声
や歌唱音のメッセージとされる。同時に、RAM11か
らMIDI形態の楽音データが読み出されてシーケンサ
21に送られる。シーケンサ21は、MIDI形態の楽
音データを解釈して発音タイミングに基づくタイミング
で、音源パラメータを音源33に設定することにより、
楽音が再生される。そして、音声や歌唱音のメッセージ
および再生された楽音はミキシングされて増幅器23で
増幅された後、スピーカ24から放音されるようにな
る。このように、MIDI形態の楽音データおよび音声
データを着信ボタンを操作して再生することにより、楽
音および音声や歌唱音とされたメッセージを再生するこ
とができる。
【0031】ところで、メッセージ再生モードで転送さ
れたメッセージデータは、交換機の一般電話網に接続さ
れているデータセンターに一時保存される。次いで、転
送されたメッセージデータに付随している電話番号の発
信先携帯電話機を呼び出して、メッセージデータ中のメ
ッセージ再生を示す情報に従って着信信号を送る。発信
先携帯電話機が着信ボタンを操作すると、このことを交
換機が検出して発信元携帯電話機と発信先携帯電話機と
の間の回線を確立させる。同時に、データセンターに保
存されていたメッセージ再生を示す情報を含むメッセー
ジデータを発信先携帯電話機に転送する。なお、発信先
携帯電話機側で着信ボタンを操作しない場合はメッセー
ジ再生を示す情報に従って所定時間待機するが、メッセ
ージ再生可能と設定されていれば、着信ボタンが操作さ
れなくとも交換機はメッセージデータを発信先携帯電話
機に転送して自動受信させるようにしてもよい。これに
より、転送されたメッセージデータが発信先携帯電話機
のRAM11の受信データ格納エリアに書き込まれ、発
信先携帯電話機ではメッセージデータを受信した表示を
見ることにより、後でメッセージデータを再生すること
ができるようになる。
【0032】また、発信先携帯電話機側でメッセージデ
ータを受信できない状況の場合、例えば携帯電話機の電
源が投入されていない場合や電波の届かないエリアにい
る場合、および、メッセージ再生可能と設定されていな
い場合は、交換機が「受信を受け付けられません。」と
の録音メッセージを発信元携帯電話機に送り、発信元携
帯電話機は送信が受け付けられないことを確認して終了
ボタンを操作する。これにより、交換機はデータセンタ
ーに保存されていた当該メッセージデータを消去する。
【0033】 メール添付モード (発信元携帯電話機)まず、メール作成モードとしてメ
ールを作成する。メール作成モードにおいてユーザが文
字データを入力すべくダイヤルボタン等を操作すると、
この操作データがユーザI/F16を介して取り込ま
れ、文字データに変換されてそのテキストが表示器15
に入力に従って表示される。入力されたメール本文の文
字列のテキストデータは図3(a)に示すようにRAM
11の送信データ格納エリアに保存される。このように
して、作成したメールにメッセージデータを添付して転
送するのがメール添付モードにおける発信元携帯電話機
の動作である。メールに添付するメッセージデータを圧
縮符号化した音声データとする場合は、図示しないマイ
クからメッセージ用の音声や歌唱音を入力する。この音
声信号はユーザI/F16を介して取り込まれ、PCM
DEC/ENC18において圧縮符号化されてRAM1
1の送信データ格納エリアに保存される。
【0034】また、メールに添付するメッセージデータ
をMIDI形態の楽音データとする場合は、図示しない
マイクから歌唱音を入力する。この歌唱音はユーザI/
F16を介して取り込まれ、CPU10が歌唱音をMI
DI形態の楽音データに変換するプログラムを実行する
ことにより、歌唱音をMIDI形態の楽音データに変換
する。変換されたMIDI携帯の楽音データは、RAM
11の送信データ格納エリアに保存される。この場合の
歌唱音とはハミングでもよく、本発明における歌唱音と
はハミングを含むものとする。さらに、圧縮符号化した
音声データとMIDI形態の楽音データとからなるメッ
セージデータをメールに添付する場合は、上述したよう
にマイクから入力したメッセージ用の音声を圧縮符号化
してRAM11の送信データ格納エリアに保存すると共
に、マイクから入力した歌唱音をMIDI形態の楽音デ
ータに変換してRAM11の送信データ格納エリアに保
存する。
【0035】このようにRAM11の送信データ格納エ
リアに保存されたメッセージデータをメールに添付して
送信する際には、操作パネルのボタンを操作してメール
転送モードとする。メールに添付するメッセージデータ
は圧縮符号化された音声データ、MIDI形態の楽音デ
ータの何れか一方でもよいし、両方のデータでもよい。
例えば、メールに添付するメッセージデータを圧縮符号
化された音声データのメッセージおよびMIDI形態の
楽音データと設定した場合は、発信先携帯電話機の電話
機の電話番号をダイヤルして送信ボタンを操作すると、
図3(a)に示すようにRAM11の送信データ格納エ
リアからメール本文、MIDI形態の楽音データおよび
圧縮符号化された音声データが読み出され、送受信I/
F13の送信機能により送信されるようになる。送信さ
れるデータにはメール添付を示す情報が含まれている。
なお、このMIDI形態とされた楽音データは、MID
Iイベントに発音時間情報および次の音符(休符)まで
の時間情報が付加されているデータである。
【0036】(発信先携帯電話機)メッセージ再生可能
と設定された発信先携帯電話機にメールが着信される
と、メール着信を報知する着信音が報知されると共に、
メール添付を示す情報に従って図3(b)に示すように
送受信インターフェース13の受信機能により受信デー
タが復調されてRAM11の受信データ格納エリアに書
き込まれる。この際に、MIDI形態の楽音データおよ
び圧縮符号化された音声データがメールに添付されてい
た場合は、MIDI形態の楽音データおよび圧縮符号化
された音声データが分離されて図3(b)に示すように
それぞれRAM11の受信データ格納エリアのそれぞれ
に書き込まれる。ここで、受信したユーザがメールを開
く操作を行うと、RAM11の受信データ格納エリアに
書き込まれたメール本文が読み出されて表示器15にメ
ールが表示される一方、メッセージデータが再生されて
放音される。
【0037】この際に、RAM11の受信データ格納エ
リアに書き込まれたメッセージデータがMIDI形態の
楽音データとされている場合は、RAM11からMID
I形態の楽音データが読み出されてシーケンサ21に送
られる。シーケンサ21は、MIDI形態の楽音データ
を解釈して発音タイミングに基づくタイミングで、音源
パラメータを音源33に設定することにより、楽音を再
生してスピーカ24から放音する。このように、MID
I形態の楽音データがメールを開く操作をすることによ
り再生され、楽音とされたメッセージが再生されるよう
になる。また、メールを開く操作をした際にRAM11
の受信データ格納エリアに書き込まれたメッセージデー
タが圧縮符号化された音声データとされている場合は、
RAM11から圧縮符号化された音声データが読み出さ
れてPCMDEC/ENC18に送られ、PCMDEC
/ENC18において圧縮符号化された音声データがデ
コードされて音声や歌唱音のメッセージに復号され、増
幅器23で増幅された後、スピーカ24から音声や歌唱
音のメッセージが放音されるようになる。このように、
圧縮符号化された音声データがメールを開く操作をする
ことにより再生され、音声や歌唱音とされたメッセージ
が再生されるようになる。
【0038】さらに、メールを開く操作をした際にRA
M11の受信データ格納エリアに書き込まれたメッセー
ジデータが圧縮符号化された音声データおよびMIDI
形態の楽音データとされている場合は、RAM11から
圧縮符号化された音声データが読み出されてPCMDE
C/ENC18に送られ、PCMDEC/ENC18に
おいて圧縮符号化された音声データがデコードされて音
声や歌唱音のメッセージとされる。同時に、RAM11
からMIDI形態の楽音データが読み出されてシーケン
サ21に送られる。シーケンサ21は、MIDI形態の
楽音データを解釈して発音タイミングに基づくタイミン
グで、音源パラメータを音源33に設定することによ
り、楽音が再生される。そして、音声や歌唱音のメッセ
ージおよび再生された楽音はミキシングされて増幅器2
3で増幅された後、スピーカ24から放音されるように
なる。このように、MIDI形態の楽音データおよび音
声データがメールを開く操作をすることにより再生さ
れ、楽音および音声や歌唱音とされたメッセージが再生
されるようになる。
【0039】ところで、メール添付モードで転送された
メールと添付されたメッセージデータは、交換機の一般
電話網に接続されているデータセンターに一時保存され
る。次いで、転送されたメッセージデータに付随してい
る電話番号から発信先携帯電話機を呼び出して、メッセ
ージデータ中のメール添付を示す情報に従ってメール着
信信号を送ると共に、データセンターに保存されていた
メールとメッセージデータを転送している。発信先携帯
電話機におけるメール添付を示す情報に従って自動受信
が完了すると、このことを交換機が検出してデータセン
ターに保存されていた転送されたメールとメッセージデ
ータを消去する。
【0040】なお、発信先携帯電話機側でメールと添付
したメッセージデータを受信できない状況の場合、例え
ば携帯電話機の電源が投入されていない場合や電波の届
かないエリアにいる場合は、交換機が「受信を受け付け
られません。」との録音メッセージを発信元携帯電話機
に送り、発信元携帯電話機は送信が受け付けられないこ
とを確認して終了ボタンを操作する。交換機は発信先携
帯電話機が位置登録された際に、発信先携帯電話機がメ
ールと添付したメッセージデータを受信できる状況とな
ったと判定して、データセンターに保存されていた当該
メッセージデータを発信先携帯電話機に転送する。これ
により、転送されたメールとメッセージデータが発信先
携帯電話機におけるRAM11の受信データ格納エリア
に書き込まれ、発信先携帯電話機ではメールを表示する
ことができると共に、メッセージデータを再生すること
ができるようになる。
【0041】 メール添付リアルタイム再生モード (発信元携帯電話機)まず、メール添付モードと同様
にメール作成モードとしてメールを作成する。メール作
成モードにおいて入力されたメール本文の文字列のデー
タは図3(a)に示すようにRAM11の送信データ格
納エリアに保存される。このようにして、作成したメー
ルにメッセージデータを添付して転送する。メールに添
付するメッセージデータは、圧縮符号化された音声デー
タ、MIDI形態の楽音データの何れか一方でもよい
し、両方のデータでもよいが、圧縮符号化された音声デ
ータ、MIDI形態の楽音データは、メール添付モー
ドと同様にして作成され、それぞれのメッセージデータ
が図3(a)に示すようにRAM11の送信データ格納
エリアにそれぞれ保存される。
【0042】RAM11の送信データ格納エリアに保存
されたメッセージデータをメールに添付して送信する際
には、操作パネルのボタンを操作してメール添付リアル
タイム再生モードとする。メールに添付するメッセージ
データは圧縮符号化された音声データ、MIDI形態の
楽音データの何れか一方でもよいし、両方のデータでも
よい。例えば、メールに添付するメッセージデータを圧
縮符号化された音声データのメッセージおよびMIDI
形態の楽音データと設定した場合は、発信先携帯電話機
の電話機の電話番号をダイヤルして送信ボタンを操作す
ると、図3(a)に示すようにRAM11の送信データ
格納エリアからメール本文、MIDI形態の楽音データ
および圧縮符号化された音声データが読み出され、送受
信I/F13の送信機能により送信されるようになる。
送信されるデータにはメール添付リアルタイム再生を示
す情報が含まれている。なお、このMIDI形態とされ
た楽音データは、MIDIイベントに発音時間情報およ
び次の音符(休符)までの時間情報が付加されているデ
ータである。
【0043】(発信先携帯電話機)発信先携帯電話機に
メールとメッセージデータが着信されると、そのメッセ
ージデータ中のメール添付リアルタイム再生を示す情報
に従って図3(b)に示すように送受信インターフェー
ス13の受信機能により受信データは復調されてRAM
11の受信データ格納エリアに書き込まれる。この際
に、MIDI形態の楽音データおよび圧縮符号化された
音声データがメールに添付されていた場合は、メール本
文とMIDI形態の楽音データおよび圧縮符号化された
音声データとが分離されて図3(b)に示すようにそれ
ぞれRAM11の受信データ格納エリアに書き込まれ
る。そして、RAM11の受信データ格納エリアに書き
込まれたメッセージデータがMIDI形態の楽音データ
とされて、リアルタイム再生可能に設定されている場合
は、RAM11からMIDI形態の楽音データが読み出
されてシーケンサ21に送られる。シーケンサ21は、
MIDI形態の楽音データを解釈して発音タイミングに
基づくタイミングで、音源パラメータを音源33に設定
することにより、楽音を再生してスピーカ24から放音
する。すなわち、MIDI形態の楽音データのリアルタ
イム再生を行うことにより、着信メロディとして放音す
ることができる。
【0044】また、RAM11の受信データ格納エリア
に書き込まれたメッセージデータが圧縮符号化された音
声データとされて、リアルタイム再生可能に設定されて
いる場合は、RAM11から圧縮符号化された音声デー
タが読み出されてPCMDEC/ENC18に送られ、
PCMDEC/ENC18において圧縮符号化された音
声データがデコードされてメッセージや歌唱音の音声に
復号され、増幅器23で増幅された後、スピーカ24か
ら音声や歌唱音のメッセージが放音されるようになる。
このように、圧縮符号化された音声データのリアルタイ
ム再生を行うことにより、音声や歌唱音とされたメッセ
ージを着信時にリアルタイム再生することができる。
【0045】さらに、RAM11の受信データ格納エリ
アに書き込まれたメッセージデータが圧縮符号化された
音声データおよびMIDI形態の楽音データとされて、
リアルタイム再生可能に設定されている場合は、RAM
11から圧縮符号化された音声データが読み出されてP
CMDEC/ENC18に送られ、PCMDEC/EN
C18において圧縮符号化された音声データがデコード
されて音声や歌唱音のメッセージとされる。同時に、R
AM11からMIDI形態の楽音データが読み出されて
シーケンサ21に送られる。シーケンサ21は、MID
I形態の楽音データを解釈して発音タイミングに基づく
タイミングで、音源パラメータを音源33に設定するこ
とにより、楽音が再生される。そして、音声や歌唱音の
メッセージおよび再生された楽音はミキシングされて増
幅器23で増幅された後、スピーカ24から放音される
ようになる。このように、圧縮符号化された音声データ
およびMIDI形態の楽音データのリアルタイム再生を
行うことにより、音声や歌唱音とされたメッセージや楽
音を着信時にリアルタイム再生することができる。
【0046】ところで、メール添付リアルタイム再生を
示す情報が含まれるメールとメッセージデータは、交換
機の一般電話網に接続されているデータセンターに一時
保存される。次いで、転送されたメッセージデータに付
随している電話番号の発信先携帯電話機を呼び出して、
メッセージデータ中のメール添付リアルタイム再生を示
す情報に従ってデータセンターに保存されていたメール
とメッセージデータを転送している。そこで、メッセー
ジデータ中のメール添付リアルタイム再生を示す情報に
従ってメールとメッセージデータを自動受信した発信先
携帯電話機が、メールとメッセージデータを受け取った
後にメッセージデータをリアルタイム再生して報知され
た着信音を停止すべく着信ボタンを操作すると、このこ
とを交換機が検出して発信元携帯電話機と発信先携帯電
話機との間の回線を確立させる。同時に、データセンタ
ーに保存されていた転送されたメッセージデータを消去
する。これにより、メール添付リアルタイム再生モード
で転送したメッセージデータをリアルタイム再生した後
で、通話することができるようになる。また、メールと
メッセージデータを受け取った発信先携帯電話機が、メ
ールとメッセージデータを受け取った後にメッセージデ
ータをリアルタイム再生して報知された着信音を停止す
べくボタンを操作した際に、RAM11の受信データ格
納エリアに書き込まれたメール本文を読み出して表示器
15にメールを表示するようにしてもよい。なお、メー
ル添付リアルタイム再生モードではメールを開く操作を
行うことによりメール本文は表示器15に表示される。
【0047】なお、発信先携帯電話機側でメッセージデ
ータを受信できない状況の場合、例えば携帯電話機の電
源が投入されていない場合や電波の届かないエリアにい
る場合、および、リアルタイム再生可能と設定されてい
ない場合は、交換機が「受信を受け付けられません。」
との録音メッセージを発信元携帯電話機に送り、発信元
携帯電話機は送信が受け付けられないことを確認して終
了ボタンを操作する。これにより、メッセージデータ中
のメール添付リアルタイム再生を示す情報に従って交換
機は、データセンターに保存されていたメッセージデー
タのみを消去する。交換機は発信先携帯電話機が位置登
録された際に、発信先が受信できる状況となったと判定
して、データセンターに保存されていた当該メールのみ
を発信先携帯電話機に転送する。これにより、転送され
たメールがRAM11の受信データ格納エリアに書き込
まれ、発信先ではメールを表示することができるように
なる。
【0048】 メール添付メッセージ再生モード (発信元携帯電話機)まず、メール添付モードと同様
にメール作成モードとしてメールを作成する。メール作
成モードにおいて入力されたメール本文の文字列のデー
タは図3(a)に示すようにRAM11の送信データ格
納エリアに保存される。このようにして、作成したメー
ルにメッセージデータを添付して転送する。メールに添
付するメッセージデータは、圧縮符号化された音声デー
タ、MIDI形態の楽音データの何れか一方でもよい
し、両方のデータでもよいが、圧縮符号化された音声デ
ータ、MIDI形態の楽音データは、メール添付モー
ドと同様にして作成され、それぞれのメッセージデータ
が図3(a)に示すようにRAM11の送信データ格納
エリアにそれぞれ保存される。
【0049】RAM11の送信データ格納エリアに保存
されたメッセージデータをメールに添付して送信する際
には、操作パネルのボタンを操作してメール添付メッセ
ージ再生モードとする。メールに添付するメッセージデ
ータは圧縮符号化された音声データ、MIDI形態の楽
音データの何れか一方でもよいし、両方のデータでもよ
い。例えば、メールに添付するメッセージデータを圧縮
符号化された音声データのメッセージおよびMIDI形
態の楽音データと設定した場合は、発信先携帯電話機の
電話機の電話番号をダイヤルして送信ボタンを操作する
と、図3(a)に示すようにRAM11の送信データ格
納エリアからメール本文、MIDI形態の楽音データお
よび圧縮符号化された音声データが読み出され、送受信
I/F13の送信機能により送信されるようになる。送
信されるデータにはメール添付メッセージ再生を示す情
報が含まれている。なお、このMIDI形態とされた楽
音データは、MIDIイベントに発音時間情報および次
の音符(休符)までの時間情報が付加されているデータ
である。
【0050】(発信先携帯電話機)メッセージ再生可能
と設定された発信先携帯電話機にメールとメッセージデ
ータが着信されると、予め設定された着信音で着信が報
知される。ここで、ユーザが着信ボタンを操作すると、
メッセージデータ中のメール添付メッセージ再生を示す
情報に従って図3(b)に示すように送受信インターフ
ェース13の受信機能により受信データは復調されてR
AM11の受信データ格納エリアに書き込まれる。この
際に、MIDI形態の楽音データおよび圧縮符号化され
た音声データがメールに添付されていた場合は、メール
からMIDI形態の楽音データおよび圧縮符号化された
音声データが分離されて図3(b)に示すようにそれぞ
れRAM11の受信データ格納エリアに書き込まれる。
そして、RAM11の受信データ格納エリアに書き込ま
れたメッセージデータがMIDI形態の楽音データとさ
れていた場合は、RAM11からMIDI形態の楽音デ
ータが読み出されてシーケンサ21に送られる。シーケ
ンサ21は、MIDI形態の楽音データを解釈して発音
タイミングに基づくタイミングで、音源パラメータを音
源33に設定することにより、楽音を再生してスピーカ
24から放音する。このように、MIDI形態の楽音デ
ータが着信ボタンを操作することにより再生され、楽音
とされたメッセージが再生されるようになる。
【0051】また、RAM11の受信データ格納エリア
に書き込まれたメッセージデータが圧縮符号化された音
声データとされている場合は、RAM11から圧縮符号
化された音声データが読み出されてPCMDEC/EN
C18に送られ、PCMDEC/ENC18において圧
縮符号化された音声データがデコードされて音声や歌唱
音のメッセージに復号され、増幅器23で増幅された
後、スピーカ24から音声や歌唱音のメッセージが放音
されるようになる。このように、圧縮符号化された音声
データが着信ボタンを操作することにより再生され、音
声や歌唱音とされたメッセージが再生されるようにな
る。
【0052】さらに、RAM11の受信データ格納エリ
アに書き込まれたメッセージデータが圧縮符号化された
音声データおよびMIDI形態の楽音データとされてい
る場合は、RAM11から圧縮符号化された音声データ
が読み出されてPCMDEC/ENC18に送られ、P
CMDEC/ENC18において圧縮符号化された音声
データがデコードされて音声や歌唱音のメッセージとさ
れる。同時に、RAM11からMIDI形態の楽音デー
タが読み出されてシーケンサ21に送られる。シーケン
サ21は、MIDI形態の楽音データを解釈して発音タ
イミングに基づくタイミングで、音源パラメータを音源
33に設定することにより、楽音が再生される。そし
て、音声や歌唱音のメッセージおよび再生された楽音は
ミキシングされて増幅器23で増幅された後、スピーカ
24から放音されるようになる。このように、圧縮符号
化された音声データおよびMIDI形態の楽音データが
着信ボタンを操作することにより再生され、音声や歌唱
音とされたメッセージや楽音とされたメッセージが再生
されるようになる。
【0053】ところで、メール添付リアルタイム再生モ
ードで転送されたメールとメッセージデータは、交換機
の一般電話網に接続されているデータセンターに一時保
存される。次いで、転送されたメッセージデータに付随
している電話番号の発信先携帯電話機を呼び出してメッ
セージデータ中のメール添付メッセージ再生を示す情報
に従って着信信号を送る。発信先携帯電話機が、着信音
を聴いて着信ボタンを操作すると、このことを交換機が
検出してデータセンターに保存されていたメールとメッ
セージデータを発信先携帯電話機に転送する。メールと
メッセージデータを受け取った発信先携帯電話機が、メ
ールとメッセージデータを受け取った後にメールを開く
操作をすると、RAM11の受信データ格納エリアに書
き込まれたメール本文が読み出されて表示器15にメー
ルが表示される。この場合のメールを開く操作は、再生
されたメッセージデータを終了させるボタン操作であっ
てもよい。
【0054】なお、発信先携帯電話機側でメッセージデ
ータを受信できない状況の場合、例えば携帯電話機の電
源が投入されていない場合や電波の届かないエリアにい
る場合、および、リアルタイム再生可能と設定されてい
ない場合は、交換機が「受信を受け付けられません。」
との録音メッセージを発信元携帯電話機に送り、発信元
携帯電話機は送信が受け付けられないことを確認して終
了ボタンを操作する。交換機は発信先携帯電話機が位置
登録された際に、発信先携帯電話機が受信できる状況と
なったと判定して、データセンターに保存されていた当
該メールとメッセージデータを発信先携帯電話機に転送
する。これにより、転送されたメールとメッセージデー
タが発信先携帯電話機におけるRAM11の受信データ
格納エリアに書き込まれ、発信先携帯電話機ではメール
を表示したりメッセージデータを再生することができる
ようになる。以上説明したメッセージデータの5つの転
送モードは、携帯電話機間の転送に限られるものではな
く、携帯電話機1と同様の機能を有する一般電話機間と
の転送であってもよい。
【0055】ところで、本発明の電話端末装置では、音
声を圧縮した圧縮符号化データと音声を変換したMID
I形態の楽音データとをオーサリングできるようにされ
ている。この際の構成を機能ブロックで図4に示す。図
4において、入力信号である音声信号は、サンプリング
部(ADC)40にてサンプリングされてディジタル信
号に変換される。コントローラ41はユーザの設定に応
じてADC40にて変換されたディジタル信号を圧縮符
号化するか、MIDI形態の楽音データに変換するかを
制御しており、圧縮符号化する際にはディジタル信号を
圧縮部42aに供給して圧縮符号化する。この際の圧縮
符号化は、ベクトル量子化を用いた圧縮符号化やMP3
の圧縮符号化が行われる。なお、MP3の圧縮符号化で
は、サブバンド符号化、心理聴覚重み付けビット割り当
て、インテンシティステレオ、適応ブロック長変換符号
化、ハフマン符号化を行うことによりデータが圧縮され
ている。
【0056】また、MIDI形態の楽音データに変換す
る際には、ディジタル信号をMIDI変換部42bに供
給して圧縮符号化する。この際のMIDI変換部42b
では、歌唱音やハミングとされた入力音声を解析して、
ピッチ軌跡やアンプ軌跡をとり、発音時間情報および次
の音符までの時間情報を付加したMIDIイベントに変
換する。変換されたMIDIイベントと時間情報からな
るデータ列でMIDI形態の楽音データが生成される。
圧縮部42aから出力される圧縮符号化データと、MI
DI変換部42bから出力されるMIDI形態の楽音デ
ータとは、オーサリング部43に供給されてデータの編
集(オーサリング)が行われる。編集後のデータを出力
する出力部44の出力形態としては、圧縮符号化データ
のみ、MIDI形態の楽音データのみ、圧縮符号化デー
タとMIDI形態の楽音データとの3形態があり、出力
部44からはチャンクの形態でデータが出力される。こ
の際に、チャンクにおけるチャンクフラグでいずれの出
力形態かが示される。なお、出力部44は図1に示す携
帯電話機1の構成におけるRAM11に相当しており、
前記したようにメール転送モードあるいはメッセージ転
送モードにおいて、出力部44から指定されたデータが
読み出されて転送されるようになる。
【0057】オーサリング部43におけるオーサリング
機能の説明を行うと、第1のオーサリング機能では、出
力データを繰り返す(ループ)編集が行われる。このル
ープ編集の動作を図5にフローチャートで示す。ループ
編集が起動されると、図5におけるステップS1にて繰
り返し数Loop_CがNとされる。このNはユーザが設定す
ることができる。次いで、ステップS2にて出力部44
から指定されたデータが出力され、ステップS3にて繰
り返し数Loop_Cが1だけデクリメントされる。次いで、
ステップS4にて繰り返し数Loop_Cが0(ゼロ)になっ
たか否かが判定され、0になっていないと判定された場
合は、ステップS2に戻りステップS2ないしステップ
S4のステップが、繰り返し数Loop_Cが0になるまで繰
り返し実行される。これにより、繰り返し数Loop_Cだけ
圧縮符号化データあるいはMIDI形態の楽音データが
繰り返えされたデータとされる。
【0058】第2のオーサリング機能では、圧縮部42
aにより圧縮された音声の圧縮符号化データにRAM等
に蓄積されている楽音データを、背景音として合成する
ことができる。この場合、図示されていないが背景音は
予めRAM等に蓄積されているデータの何れかが選択さ
れてオーサリング部43に供給されていると共に、オー
サリング部43にはマイクから入力された音声が高能率
圧縮符号化されて供給されている。オーサリング部43
において背景音が合成されたメッセージデータは、相手
側の電話端末装置に送信後、再生されて出力される。こ
の場合、背景音は会話の内容に沿った曲調や雰囲気のデ
ータを選択して合成することが可能とされている。
【0059】第3のオーサリング機能では、MIDI変
換部42bより変換されたMIDI形態の楽音データに
所望の伴奏をアレンジすることができる。この伴奏は、
音程、リズム、テンポを任意に設定することができ、M
IDI形態の楽音データに伴奏をアレンジすることによ
り1つの曲となるよう編集される。以上の第1ないし第
3のオーサリング機能はそれぞれの機能のオーサリング
とすることはもちろんのこと、2つ以上の機能を組み合
わせたオーサリングをオーサリング部43で実行するよ
うにしてもよい。このようなオーサリングは、図1に示
す携帯電話機1において行うことができ、オーサリング
を実行する際には、CPU10がオーサリングプログラ
ムを実行することによりオーサリングが行われるように
なる。オーサリングにより編集されたデータは、第2の
オーサリング機能を実行した場合を除いて、前述したよ
うにメールに添付されて相手側の電話機に転送される。
【0060】このようなオーサリングが行われたデータ
が送信されて受信された際の受信側の動作を、図6に示
す受信部の機能ブロックで説明する。図6において、受
信されたチャンクのチャンクフラグを検出することによ
り圧縮データと楽音データとに分離されて、入力部50
に分離された音声の圧縮符号化データやMIDI形態の
楽音データ(MIDI)が蓄積される。楽音データはシ
ーケンサ51に送られ、シーケンサ51は、MIDI形
態の楽音データを解釈して発音タイミングに基づくタイ
ミングで、音源パラメータを音源(TG)52に設定す
ることにより、音源52から再生された楽音が出力され
る。また、音声の圧縮符号化データは、デコーダ53に
より伸長されて音声にデコードされる。再生された楽音
とデコードされた音声は、加算器54において合成され
て出力される。なお、入力部50は図1に示す携帯電話
機1の構成におけるRAM11に相当する。これによ
り、リアルタイム転送モード、メッセージ再生モー
ド、メール添付モード、メール添付リアルタイム再
生モード、メール添付メッセージ再生モードの5つの
転送モードのいずれかで音声の圧縮符号化データやMI
DI形態の楽音データが転送された際には、音声の圧縮
符号化データやMIDI形態の楽音データを再生するこ
とができる。また、背景音としてMIDI形態の楽音デ
ータが受信された場合は、シーケンサ51および音源5
2により再生されて、デコードされた音声と合成されて
出力されるようになる。
【0061】なお、本発明の電話端末装置において、内
蔵される音源の音源方式としては、FM音源方式、波形
メモリ音源(PCM音源)方式、物理モデル音源方式等
とすることができ、音源の構成としてはDSP等を用い
たハードウェア音源でも、音源プログラムを実行させる
ソフトウェア音源でもよい。また、楽音データは時間情
報を付加したMIDI形態データとして転送すると説明
したが、本発明はこれに限ることはなく、SMF(Stan
dard MIDI File)形式の楽音データとして転送するよう
にしてもよい。
【0062】
【発明の効果】本発明は以上説明したように、入力され
た音声や歌唱音を圧縮符号化した圧縮符号化データ、お
よび/または、歌唱音を変換した楽音データをメッセー
ジデータとして転送することができる。そして、転送さ
れたメッセージデータをリアルタイムで再生すると、メ
ッセージデータを着信音として出力することができる。
これにより、音声や楽音データのメッセージを転送でき
ると共に、着信時にメッセージデータを聴くことにより
相手の確認ができたり、メッセージの内容を把握するこ
とができるようになる。また、転送されたメッセージデ
ータを受信した側においては、転送されたメッセージデ
ータを自動受信してリアルタイムで再生するモード、着
信ボタンを操作したときに転送されたメッセージデータ
を受信して再生するモードを有している。
【0063】さらに、メールにメッセージデータを添付
して転送することができるようにされている。この際
に、転送されたメールとメッセージデータを受信した側
においては、転送されたメールとメッセージデータを自
動受信してリアルタイムで再生するモード、着信ボタン
を操作したときに転送されたメールとメッセージデータ
を受信して再生するモードを有している。このように種
々の再生モードでメッセージデータやメールを再生する
ことができる。さらにまた、圧縮符号化データあるいは
楽音データを所定回数ループさせたり、圧縮符号化デー
タに背景音を合成したり、楽音データに伴奏をアレンジ
したりして種々のメッセージデータの形態で転送するこ
とができる。このように本発明では、メール以外のメッ
セージを伝達できる情報を転送することができると共
に、このような情報を受信した際には種々の再生モード
で再生することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の電話端末装置を携帯電話機に適用し
た際の実施の形態の構成例示す図である。
【図2】 本発明の電話端末装置における音源をPCM
音源とした際の音源構成の一例を示す図である。
【図3】 本発明の電話端末装置におけるRAMに格納
されるデータを説明するための図である。
【図4】 本発明の電話端末装置におけるオーサリング
を行う構成を示すブロック図である。
【図5】 本発明の電話端末装置における第1のオーサ
リング機能を示すフローチャートである。
【図6】 本発明の電話端末装置におけるオーサリング
が行われたデータを受信する受信部の構成を示す機能ブ
ロック図である。
【符号の説明】
1 携帯電話機、1a アンテナ、10 CPU、11
RAM、12 ROM、13 送受信インターフェー
ス、14 DEC/ENC、15 表示器、16ユーザ
I/F、17 カードI/F、18 PCMDEC/E
NC、19 MIDIインターフェース、20 バス、
21 シーケンサ、22,33 音源、23 増幅器、
24 スピーカ、25 外部機器、26 外部出力端
子、30CPU、31 波形ROM、32 プログラム
ROM、33 音源LSI、34エフォクト用IC、3
5 DAC、36 MIDII/F、37 バス、40
サンプリング部、41 コントローラ、42a 圧縮
部、42b MIDI変換部、43 オーサリング部、
44 出力部、50 入力部、51 シーケンサ、52
TG、53 デコーダ、54 加算器
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04B 7/26 109L Fターム(参考) 5D045 DA11 DA20 5K027 AA11 BB01 CC08 FF25 HH23 5K036 AA01 AA07 BB01 DD25 JJ04 JJ15 5K067 AA21 BB21 DD51 EE02 FF02 FF13 FF23 FF25 FF40 HH21 HH23 5K101 KK06 LL12 NN07 NN15 NN21 PP03 PP10

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力された音声信号を圧縮符号化する圧
    縮符号化手段と、前記音声信号を楽音データに変換する
    楽音データ変換手段とを有する音声変換手段と、 該音声変換手段から出力された圧縮符号化データおよび
    /または楽音データを保存する記憶手段と、 選択された転送モードを示す情報と、前記記憶手段に保
    存されている圧縮符号化データおよび/または楽音デー
    タからなるメッセージデータとを相手先に送信する転送
    手段と、 を備えることを特徴とする電話端末装置。
  2. 【請求項2】 リアルタイム再生モードとされた際にメ
    ッセージデータが着信すると、着信された前記メッセー
    ジデータ中のリアルタイム再生を示す情報に従って、着
    信された圧縮符号化データおよび/または楽音データか
    らなるメッセージデータを自動受信して復調する受信手
    段と、 該受信手段で復調されたメッセージデータを保存する記
    憶手段と、 該記憶手段に保存されたメッセージデータを、リアルタ
    イムで再生して着信音として出力する再生手段と、 を備えることを特徴とする電話端末装置。
  3. 【請求項3】 メッセージ再生可能と設定されてメッセ
    ージデータの着信信号が着信した際に着信音を報知する
    着信手段と、 該着信手段で着信音が報知された際に、着信ボタンを操
    作することにより、転送された圧縮符号化データおよび
    /または楽音データからなるメッセージデータを受信し
    て復調する受信手段と、 該受信手段で復調されたメッセージデータを保存する記
    憶手段と、 該記憶手段に保存されたメッセージデータを、前記着信
    ボタンが操作されたことに従って再生して出力する再生
    手段と、 を備えることを特徴とする電話端末装置。
  4. 【請求項4】 メールを作成するメール作成手段と、 入力された音声信号を圧縮符号化する圧縮符号化手段
    と、前記音声信号を楽音データに変換する楽音データ変
    換手段とを有する音声変換手段と、 前記メール作成手段から出力されたメールと、前記音声
    変換手段から出力された圧縮符号化データおよび/また
    は楽音データを保存する記憶手段と、 転送モードがメール添付再生モードとされた際に、メー
    ル添付を示す情報と、前記記憶手段に保存されているメ
    ールと、圧縮符号化データおよび/または楽音データか
    らなるメッセージデータとを相手先に送信する転送手段
    と、 を備えることを特徴とする電話端末装置。
  5. 【請求項5】 メッセージ再生可能と設定されてメール
    とメッセージデータとが着信した際にメール着信音を報
    知する着信手段と、 メッセージ再生可能と設定されて前記メールと前記メッ
    セージデータとが着信した際に、着信された前記メール
    と圧縮符号化データおよび/または楽音データからなる
    前記メッセージデータとを自動受信して復調する受信手
    段と、 該受信手段で復調された前記メールと前記メッセージデ
    ータとを保存する記憶手段と、 該記憶手段に保存されたメッセージデータを、メールを
    開いた際に再生して着信音として出力する再生手段と、 前記記憶手段に保存されたメールを、メールを開いた際
    に表示手段に表示するメール表示手段と、 を備えることを特徴とする電話端末装置。
  6. 【請求項6】 メッセージ再生可能と設定されてメール
    とメッセージデータとが着信した際に、着信された前記
    メールと圧縮符号化データおよび/または楽音データか
    らなる前記メッセージデータとを自動受信して復調する
    受信手段と、 該受信手段で復調された前記メールと前記メッセージデ
    ータとを保存する記憶手段と、 該記憶手段に保存されたメッセージデータを、リアルタ
    イムで再生して着信音として出力する再生手段と、 前記記憶手段に保存されたメールを、メールを開いた際
    に表示手段に表示するメール表示手段と、 を備えることを特徴とする電話端末装置。
  7. 【請求項7】 メッセージ再生可能と設定されてメール
    の着信信号が着信した際に着信音を報知する着信手段
    と、 該着信手段で着信音が報知された際に、着信ボタンを操
    作することにより、転送されたメールと圧縮符号化デー
    タおよび/または楽音データからなるメッセージデータ
    とを受信して復調する受信手段と、 該受信手段で復調された前記メールと前記メッセージデ
    ータを保存する記憶手段と、 該記憶手段に保存された前記メッセージデータを、前記
    着信ボタンが操作されたことに従って再生して出力する
    再生手段と、 該記憶手段に保存された前記メールを、メールを開いた
    際に表示手段に表示するメール表示手段と、 を備えることを特徴とする電話端末装置。
  8. 【請求項8】 入力された音声信号をサンプリングして
    圧縮符号化する圧縮符号化手段と、前記音声信号をサン
    プリングして楽音データに変換する楽音データ変換手段
    とを有する音声変換手段と、 該音声変換手段から出力された圧縮符号化データあるい
    は楽音データをオーサリングするオーサリング手段と、 該オーサリング手段の出力を転送する転送手段と、 を備えることを特徴とする電話端末装置。
  9. 【請求項9】 前記オーサリング手段において、前記圧
    縮符号化データあるいは前記楽音データが所定回数ルー
    プされて出力されることを特徴とする請求項8記載の電
    話端末装置。
  10. 【請求項10】 前記オーサリング手段において、前記
    圧縮符号化データに背景音が合成されて出力されること
    を特徴とする請求項8記載の電話端末装置。
  11. 【請求項11】 前記オーサリング手段において、前記
    楽音データに伴奏データがアレンジされて出力されるこ
    とを特徴とする請求項8記載の電話端末装置。
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