JP4345603B2 - 電話端末装置 - Google Patents

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Description

本発明は、自動車電話機や携帯電話機等に適用して好適な電話端末装置に関するものである。
アナログセルラーシステムやデジタルセルラーシステムとして知られているPDC(Personal Digital Cellular telecommunication system)等の携帯電話システムや、簡易型携帯電話システム(PHS:Personal Handyphone System)において、ユーザが携帯している電話端末装置から呼び出し先の電話番号にメールを転送することのできるメール転送サービスが知られている。転送することのできるメールは、一般に数十ないし数百文字の文字列のメッセージとされており、メールが着信された際には、メール着信を報知する着信音が鳴らされると共に、受信ボックスにメールが保存される。このメールは、ユーザの指示により受信ボックスから読み出されて表示器に表示される。
しかしながら、上記した従来の電話端末装置では、メールが着信したとき報知される着信音を聞いてから、表示部に表示されたメッセージを読むことにより、相手の確認およびメッセージの内容を把握しなければならないという問題点がある。
また、メール転送サービスでは表示部に表示されるメールのみしか転送することができず、メッセージを伝達できる他の情報を転送することができないという問題点があった。
そこで、本発明は、表示部にメールを表示することなく相手の確認ができたり、メッセージの内容を把握することのできる電話端末装置を提供することを目的としている。
また、本発明は、表示手段に表示されるメールに限らず、メッセージを伝達できる他の情報を転送できるようにした電話端末装置を提供することを目的としている。
前記目的を達成するために、本発明の電話端末装置は、入力された音声信号を圧縮符号化して出力する第1の音声変換手段と、入力された音声信号を楽音データに変換して出力する第2の音声変換手段とを有し、第1の音声変換手段から出力された圧縮符号化データおよび/または第2の音声変換手段から出力された楽音データが入力され、入力されたデータを編集して、圧縮符号化データのみ、楽音データのみ、圧縮符号化データと楽音データとの3形態の内のいずれかの形態のデータを、いずれの形態であるかがフラグで示されるチャンクの形態で出力するオーサリング手段と、オーサリング手段から出力されたチャンクの形態のデータを保存する記憶手段と、記憶手段に保存されているデータをメッセージデータとして相手先に送信するようにしたことを最も主要な特徴としている。
また、メッセージデータがメールに添付されて送信されるものであってもよい。
本発明によれば入力された音声や歌唱音を圧縮符号化した圧縮符号化データのみ、歌唱音を変換した楽音データのみ、圧縮符号化データと楽音データのいずれかをメッセージデータとして送信することができる。そして、転送されたメッセージデータが再生されて着信音として出力することができる。これにより、音声や楽音データのメッセージを転送できると共に、着信時にメッセージデータを聴くことにより相手の確認ができたり、メッセージの内容を把握することができるようになる。さらに、メールにメッセージデータを添付して送信することができるようになる。
本発明の電話端末装置を携帯電話機に適用した際の実施の形態の構成例を図1に示す。
図1において、1は携帯電話機であり、各無線ゾーンを管理する基地局と無線回線を介して接続されることにより他の電話機と通話を行うことができる。携帯電話機におけるセルラーシステムは、一般に小ゾーン方式が採用されてサービスエリア内に多数の無線ゾーンが配置されている。この各々の無線ゾーンを管理するのが基地局であり、移動局である携帯電話機1が一般電話機と通話する際には、携帯電話機1が基地局を介して交換機に接続され、交換機から一般電話網に接続されるようになる。
携帯電話機1は、一般にリトラクタブルとされたアンテナ1aを備え、アンテナ1aは変調・復調機能を有する送受信インターフェース(送受信I/F)13に接続されている。中央処理装置(Central Processing Unit:CPU)10は、電話機能プログラムを実行することにより携帯電話機1における種々のモードの送受信動作を制御するシステム制御部であり、動作時の経過時間を示したり、特定の時間間隔でタイマ割込を発生するタイマを備えている。RAM11は転送されたメールデータ、MIDI形態の楽音データや音声あるいは歌唱音として転送された圧縮符号化された音声データの受信データ格納エリアや、相手に転送するメールデータ、MIDI形態の楽音データや音声あるいは歌唱音として転送する圧縮符号化された音声データの送信データ格納エリア、ユーザ設定データ格納エリア、および、CPU10のワークエリア等が設定されるRAM(Random Access Memory)である。ROM12はCPU10が実行する送信や着信の各種電話機能プログラム等のプログラムや、着信音・保留音用のメロディデータ等の各種データが格納されているROM(Read Only Memory)である。
また、送受信I/F13は、アンテナ1aで受信された信号の復調を行うと共に、送信する信号を変調してアンテナ1aに供給している。送受信I/F13で復調された通話信号は、復号・符号化部(DEC/ENC)14において復号され、入力された通話信号はDEC/ENC14において圧縮符号化される。DEC/ENC14は、通話用の音声を高能率圧縮符号化/復号化しており、例えばCELP(Code Excited LPC )系のデコーダ/エンコーダとされている。表示器15は電話機能のメニューや、転送されたメールの文字列等が表示される表示器であり、ユーザインターフェース(ユーザI/F)16は携帯電話機1に備えられた「0」から「9」のダイヤルボタンや各種ボタンからなる操作パネルやマイクのインターフェースである。カードインターフェース(カードI/F)17は、携帯電話機1に外部メモリカードを増設する際のカードインターフェースである。
PCM復号・符号部(PCMDEC/ENC)18は、圧縮符号化されて転送された音声あるいは歌唱音の圧縮符号化された音声データをデコードしたり、相手に転送する音声あるいは歌唱音の音声データをエンコードして圧縮符号化するデコーダ/エンコーダである。このPCMDEC/ENC18は、例えばMP3(MPEGレイヤIII)方式やベクトル量子化を用いた圧縮符号化方式とされている。MIDIインターフェース19は、MIDI対応機器とされたパーソナルコンピュータ等の外部機器25からMIDI形態の楽音データを受け取るためのMIDIインタフェースである。シーケンサ21は、CPU10の制御の下で転送されてRAM11に格納された発音時間情報や次の音符までの時間情報が付与されたMIDIイベントからなるMIDI形態の楽音データを解釈して、時間情報に基づくタイミングで音源パラメータを音源22に設定することにより楽音を再生している。増幅器23は、再生されて音源22から出力された楽音信号を増幅してスピーカ24から放音したり、外部出力端子26から出力している。この場合、音源22はポリフォニック機能を有しており複数音を同時発音することができるようにされている。なお、各ブロックはバス20を介してデータや命令の授受を行っている。
次に、図1に示す音源22をPCM音源とした際の音源構成の一例を図2に示す。
CPU30は、楽音生成プログラムを実行することにより音源22の各部の動作を制御して楽音を生成する中央処理装置であり、プログラムROM32はCPU30が実行する楽音生成プログラムが格納されているROMであり、波形ROM31は、種々の音色別の波形サンプルが格納されているROMである。音源LSI33は、音源パラメータに従ってキーオン時にその音高情報に応じて位相データを発生し、音色パラメータ等に応じた波形をROM31から位相データに応じて読み出すことにより楽音を生成する音源チップであり、高調波成分を調整するディジタルフィルタ(DCF)を備えている。エフェクト用IC34は、音源LSI33により生成された楽音データにリバーブ、コーラス、バリエーション等の効果を付与する効果回路を内蔵するICである。また、DAC35は、エフェクト用IC34から出力された楽音データを所定のサンプリング速度でアナログ信号に変換するディジタルアナログ変換器である。
このような音源22において、MIDII/F36を介して音源パラメータが設定される。音源パラメータとしては、ピッチデータ、エンベロープパラメータ、ノートオン/オフ信号、音量パラメータ、効果パラメータ等とされる。音源パラメータ中にノートオン信号が検出されると、音源パラメータのピッチデータに応じた位相データが音源LSI33にて生成されて、生成された位相データに応じて波形ROM31から波形サンプルが読み出される。この際に波形ROM31から選択して読み出される波形は、設定された音色パラメータにより決定される。このようにして読み出された波形サンプルに、音源パラメータ中の音量パラメータやエンベロープパラメータに応じたエンベロープ処理が施され、さらに、エフェクト用IC34にて効果パラメータに応じてエフェクトが付与される。次いで、DAC35にて所定の再生タイミングごとにアナログ信号に変換され、音源22に縦続された増幅器23に出力される。これにより、シーケンサ21と音源22によりMIDI形態の楽音データを再生することができる。
次に、図1に示す構成の携帯電話機1において、携帯電話機1と同様の構成とされた相手側の携帯電話機にMIDI形態の楽音データや、音声や歌唱音を圧縮符号化した音声データ(以下、総称して「メッセージデータ」という)を転送する場合を例に挙げて、その動作を説明する。以下、転送する側を発信元携帯電話機と呼び、転送を受ける側を発信先携帯電話機と呼ぶ。
発信元携帯電話機からメッセージデータを転送する場合、A.リアルタイム再生モード、B.メッセージ再生モード、C.メール添付モード、D.メール添付リアルタイム再生モード、E.メール添付メッセージ再生モードの5つの転送モードの内の選択した転送モードでメッセージを転送することができる。いずれの転送モードとするかは、表示器15を見ながら操作パネルのボタンを操作することによりユーザが任意に設定することができる。設定された転送モードに応じて発信元携帯電話機および発信先携帯電話機における送受信の動作態様が異なるようになる。以下、転送モードに応じた発信元携帯電話機および発信先携帯電話機における送受信の動作態様を転送モード別に説明する。
A. リアルタイム再生モード
(発信元携帯電話機)
メッセージデータを圧縮符号化した音声データとする場合は、図示しないマイクからメッセージ用の音声あるいは歌唱音を入力する。この音声信号はユーザI/F16を介して取り込まれ、PCMDEC/ENC18において圧縮符号化されてRAM11の送信データ格納エリアに保存される。また、メッセージデータをMIDI形態の楽音データとする場合は、図示しないマイクから歌唱音を入力する。この歌唱音はユーザI/F16を介して取り込まれ、CPU10が歌唱音をMIDI形態の楽音データに変換するプログラムを実行することにより、歌唱音をMIDI形態の楽音データに変換する。変換されたMIDI形態の楽音データは、RAM11の送信データ格納エリアに保存される。この場合の歌唱音とはハミングでもよく、本発明における歌唱音とはハミングを含むものとする。
さらに、圧縮符号化した音声データとMIDI形態の楽音データとからなるメッセージデータとする場合は、上述したようにマイクから入力したメッセージ用の音声や歌唱音を圧縮符号化してRAM11の送信データ格納エリアに保存すると共に、マイクから入力した歌唱音をMIDI形態の楽音データに変換してRAM11の送信データ格納エリアに保存する。
このようにRAM11の送信データ格納エリアに保存されたメッセージデータを送信する際には、操作パネルのボタンを操作して転送モードとしてリアルタイム再生モードを選択設定する。次いで、転送する発信先携帯電話機の電話番号をダイヤルボタン等を操作して設定し、送信ボタンを操作すると、図3(a)に示すようにRAM11の送信データ格納エリアからメッセージデータが読み出され、送受信I/F13の送信機能により送信されるようになる。送信されるメッセージデータは圧縮符号化された音声データ、MIDI形態の楽音データの何れか一方でもよいし、両方のデータでもよい。また、送信されるデータにはリアルタイム再生を示す情報が含まれている。なお、このMIDI形態とされた楽音データは、MIDIイベントに発音時間情報および次の音符(休符)までの時間情報が付加されているデータである。
(発信先携帯電話機)
発信先携帯電話機にメッセージデータが着信されると、着信データ中のリアルタイム再生を示す情報に従って、図3(b)に示すように送受信インターフェース13の受信機能により受信データは復調されてRAM11の受信データ格納エリアに書き込まれる。この際に、RAM11の受信データ格納エリアに書き込まれたメッセージデータがMIDI形態の楽音データとされて、リアルタイム再生可能に設定されている場合は、RAM11からMIDI形態の楽音データが読み出されてシーケンサ21に送られる。シーケンサ21は、MIDI形態の楽音データを解釈して発音タイミングに基づくタイミングで、音源パラメータを音源33に設定することにより、楽音を再生してスピーカ24から放音する。すなわち、MIDI形態の楽音データのリアルタイム再生を行うことにより、メッセージデータを着信メロディとして放音することができる。
また、RAM11の受信データ格納エリアに書き込まれたメッセージデータが圧縮符号化された音声データとされて、リアルタイム再生可能に設定されている場合は、RAM11から圧縮符号化された音声データが読み出されてPCMDEC/ENC18に送られ、PCMDEC/ENC18において圧縮符号化された音声データがデコードされてメッセージや歌唱音の音声に復号され、増幅器23で増幅された後、スピーカ24からメッセージや歌唱音の音声が放音されるようになる。
このように、圧縮符号化された音声データのリアルタイム再生を行うことにより、音声や歌唱音とされたメッセージを着信時にリアルタイム再生することができる。
さらに、RAM11の受信データ格納エリアに書き込まれたメッセージデータが圧縮符号化された音声データおよびMIDI形態の楽音データとされて、リアルタイム再生可能に設定されている場合は、RAM11から圧縮符号化された音声データが読み出されてPCMDEC/ENC18に送られ、PCMDEC/ENC18において圧縮符号化された音声データがデコードされて音声や歌唱音のメッセージとされる。同時に、RAM11からMIDI形態の楽音データが読み出されてシーケンサ21に送られる。シーケンサ21は、MIDI形態の楽音データを解釈して発音タイミングに基づくタイミングで、音源パラメータを音源33に設定することにより、楽音が再生される。そして、音声や歌唱音のメッセージおよび再生された楽音はミキシングされて増幅器23で増幅された後、スピーカ24から放音されるようになる。このように、圧縮符号化された音声データおよびMIDI形態の楽音データのリアルタイム再生を行うことにより、音声や歌唱音とされたメッセージや楽音を着信時にリアルタイム再生することができる。
ところで、リアルタイム再生モードで転送されたメッセージデータは、交換機の一般電話網に接続されているデータセンターに一時保存される。次いで、転送されたメッセージデータに付随している電話番号から発信先携帯電話機を呼び出してデータセンターに保存されていたリアルタイム再生を示す情報を含むメッセージデータを転送している。そこで、メッセージデータを受け取った発信先携帯電話機が、メッセージデータを受け取った後に着信ボタンを操作するとリアルタイム再生が停止されると共に、このことを交換機が検出して発信元携帯電話機と発信先携帯電話機との間の回線を確立させる。同時に、データセンターに保存されていた転送されたメッセージデータを消去する。これにより、リアルタイム再生モードで転送したメッセージデータをリアルタイム再生した後で、通話することができるようになる。
なお、発信先携帯電話機側でメッセージデータを受信できない状況の場合、例えば携帯電話機の電源が投入されていない場合や電波の届かないエリアにいる場合、および、リアルタイム再生可能と設定されていない場合は、交換機が「受信を受け付けられません。」との録音メッセージを発信元携帯電話機に送り、発信元携帯電話機は送信が受け付けられないことを確認して終了ボタンを操作する。これにより、交換機はデータセンターに保存されていた当該メッセージデータを消去する。
B. メッセージ再生モード
(発信元携帯電話機)
メッセージデータを圧縮符号化した音声データとする場合は、マイクから入力したメッセージ用の音声や歌唱音を圧縮符号化してRAM11の送信データ格納エリアに保存する。また、メッセージデータをMIDI形態の楽音データとする場合は、マイクから入力した歌唱音をMIDI形態の楽音データに変換してRAM11の送信データ格納エリアに保存する。さらに、圧縮符号化した音声データとMIDI形態の楽音データとからなるメッセージデータとする場合は、マイクから入力したメッセージ用の音声や歌唱音を圧縮符号化してRAM11の送信データ格納エリアに保存すると共に、マイクから入力した歌唱音をMIDI形態の楽音データに変換してRAM11の送信データ格納エリアに保存する。
このようにRAM11の送信データ格納エリアに保存されたメッセージデータを送信する際には、操作パネルのボタンを操作して転送モードとしてメッセージ再生モードを選択設定する。次いで、転送する発信先携帯電話機の電話番号をダイヤルボタン等を操作して設定し、送信ボタンを操作すると、図3(a)に示すようにRAM11の送信データ格納エリアからメッセージデータが読み出され、送受信I/F13の送信機能により送信されるようになる。送信されるメッセージデータは圧縮符号化された音声データ、MIDI形態の楽音データの何れか一方でもよいし、両方のデータでもよい。また、送信されるデータにはメッセージ再生を示す情報が含まれている。なお、このMIDI形態とされた楽音データは、MIDIイベントに発音時間情報および次の音符(休符)までの時間情報が付加されているデータである。
(発信先携帯電話機)
メッセージ再生可能と設定された発信先携帯電話機にメッセージデータが着信されると、予め設定された着信音で着信が報知される。ここで、ユーザが着信ボタンを操作すると、着信データ中のメッセージ再生を示す情報に従って、図3(b)に示すように送受信インターフェース13の受信機能により受信データは復調されてRAM11の受信データ格納エリアに書き込まれる。この際に、RAM11の受信データ格納エリアに書き込まれたメッセージデータがMIDI形態の楽音データとされている場合は、RAM11からMIDI形態の楽音データが読み出されてシーケンサ21に送られる。シーケンサ21は、MIDI形態の楽音データを解釈して発音タイミングに基づくタイミングで、音源パラメータを音源33に設定することにより、楽音を再生してスピーカ24から放音する。このように、MIDI形態の楽音データが着信ボタンを操作することにより再生され、楽音とされたメッセージが再生されるようになる。
また、着信ボタンを操作した際にRAM11の受信データ格納エリアに書き込まれたメッセージデータが圧縮符号化された音声データとされている場合は、RAM11から圧縮符号化された音声データが読み出されてPCMDEC/ENC18に送られ、PCMDEC/ENC18において圧縮符号化された音声データがデコードされて音声や歌唱音のメッセージに復号され、増幅器23で増幅された後、スピーカ24から音声や歌唱音のメッセージが放音されるようになる。
このように、圧縮符号化された音声データを着信ボタンを操作して再生することにより、音声や歌唱音とされたメッセージを再生することができる。
さらに、着信ボタンを操作した際にRAM11の受信データ格納エリアに書き込まれたメッセージデータが圧縮符号化された音声データおよびMIDI形態の楽音データとされている場合は、RAM11から圧縮符号化された音声データが読み出されてPCMDEC/ENC18に送られ、PCMDEC/ENC18において圧縮符号化された音声データがデコードされて音声や歌唱音のメッセージとされる。同時に、RAM11からMIDI形態の楽音データが読み出されてシーケンサ21に送られる。シーケンサ21は、MIDI形態の楽音データを解釈して発音タイミングに基づくタイミングで、音源パラメータを音源33に設定することにより、楽音が再生される。そして、音声や歌唱音のメッセージおよび再生された楽音はミキシングされて増幅器23で増幅された後、スピーカ24から放音されるようになる。
このように、MIDI形態の楽音データおよび音声データを着信ボタンを操作して再生することにより、楽音および音声や歌唱音とされたメッセージを再生することができる。
ところで、メッセージ再生モードで転送されたメッセージデータは、交換機の一般電話網に接続されているデータセンターに一時保存される。次いで、転送されたメッセージデータに付随している電話番号の発信先携帯電話機を呼び出して、メッセージデータ中のメッセージ再生を示す情報に従って着信信号を送る。発信先携帯電話機が着信ボタンを操作すると、このことを交換機が検出して発信元携帯電話機と発信先携帯電話機との間の回線を確立させる。同時に、データセンターに保存されていたメッセージ再生を示す情報を含むメッセージデータを発信先携帯電話機に転送する。
なお、発信先携帯電話機側で着信ボタンを操作しない場合はメッセージ再生を示す情報に従って所定時間待機するが、メッセージ再生可能と設定されていれば、着信ボタンが操作されなくとも交換機はメッセージデータを発信先携帯電話機に転送して自動受信させるようにしてもよい。これにより、転送されたメッセージデータが発信先携帯電話機のRAM11の受信データ格納エリアに書き込まれ、発信先携帯電話機ではメッセージデータを受信した表示を見ることにより、後でメッセージデータを再生することができるようになる。
また、発信先携帯電話機側でメッセージデータを受信できない状況の場合、例えば携帯電話機の電源が投入されていない場合や電波の届かないエリアにいる場合、および、メッセージ再生可能と設定されていない場合は、交換機が「受信を受け付けられません。」との録音メッセージを発信元携帯電話機に送り、発信元携帯電話機は送信が受け付けられないことを確認して終了ボタンを操作する。これにより、交換機はデータセンターに保存されていた当該メッセージデータを消去する。
C. メール添付モード
(発信元携帯電話機)
まず、メール作成モードとしてメールを作成する。メール作成モードにおいてユーザが文字データを入力すべくダイヤルボタン等を操作すると、この操作データがユーザI/F16を介して取り込まれ、文字データに変換されてそのテキストが表示器15に入力に従って表示される。入力されたメール本文の文字列のテキストデータは図3(a)に示すようにRAM11の送信データ格納エリアに保存される。このようにして、作成したメールにメッセージデータを添付して転送するのがメール添付モードにおける発信元携帯電話機の動作である。
メールに添付するメッセージデータを圧縮符号化した音声データとする場合は、図示しないマイクからメッセージ用の音声や歌唱音を入力する。この音声信号はユーザI/F16を介して取り込まれ、PCMDEC/ENC18において圧縮符号化されてRAM11の送信データ格納エリアに保存される。
また、メールに添付するメッセージデータをMIDI形態の楽音データとする場合は、図示しないマイクから歌唱音を入力する。この歌唱音はユーザI/F16を介して取り込まれ、CPU10が歌唱音をMIDI形態の楽音データに変換するプログラムを実行することにより、歌唱音をMIDI形態の楽音データに変換する。変換されたMIDI携帯の楽音データは、RAM11の送信データ格納エリアに保存される。この場合の歌唱音とはハミングでもよく、本発明における歌唱音とはハミングを含むものとする。
さらに、圧縮符号化した音声データとMIDI形態の楽音データとからなるメッセージデータをメールに添付する場合は、上述したようにマイクから入力したメッセージ用の音声を圧縮符号化してRAM11の送信データ格納エリアに保存すると共に、マイクから入力した歌唱音をMIDI形態の楽音データに変換してRAM11の送信データ格納エリアに保存する。
このようにRAM11の送信データ格納エリアに保存されたメッセージデータをメールに添付して送信する際には、操作パネルのボタンを操作してメール転送モードとする。メールに添付するメッセージデータは圧縮符号化された音声データ、MIDI形態の楽音データの何れか一方でもよいし、両方のデータでもよい。例えば、メールに添付するメッセージデータを圧縮符号化された音声データのメッセージおよびMIDI形態の楽音データと設定した場合は、発信先携帯電話機の電話機の電話番号をダイヤルして送信ボタンを操作すると、図3(a)に示すようにRAM11の送信データ格納エリアからメール本文、MIDI形態の楽音データおよび圧縮符号化された音声データが読み出され、送受信I/F13の送信機能により送信されるようになる。送信されるデータにはメール添付を示す情報が含まれている。なお、このMIDI形態とされた楽音データは、MIDIイベントに発音時間情報および次の音符(休符)までの時間情報が付加されているデータである。
(発信先携帯電話機)
メッセージ再生可能と設定された発信先携帯電話機にメールが着信されると、メール着信を報知する着信音が報知されると共に、メール添付を示す情報に従って図3(b)に示すように送受信インターフェース13の受信機能により受信データが復調されてRAM11の受信データ格納エリアに書き込まれる。この際に、MIDI形態の楽音データおよび圧縮符号化された音声データがメールに添付されていた場合は、MIDI形態の楽音データおよび圧縮符号化された音声データが分離されて図3(b)に示すようにそれぞれRAM11の受信データ格納エリアのそれぞれに書き込まれる。ここで、受信したユーザがメールを開く操作を行うと、RAM11の受信データ格納エリアに書き込まれたメール本文が読み出されて表示器15にメールが表示される一方、メッセージデータが再生されて放音される。
この際に、RAM11の受信データ格納エリアに書き込まれたメッセージデータがMIDI形態の楽音データとされている場合は、RAM11からMIDI形態の楽音データが読み出されてシーケンサ21に送られる。シーケンサ21は、MIDI形態の楽音データを解釈して発音タイミングに基づくタイミングで、音源パラメータを音源33に設定することにより、楽音を再生してスピーカ24から放音する。このように、MIDI形態の楽音データがメールを開く操作をすることにより再生され、楽音とされたメッセージが再生されるようになる。
また、メールを開く操作をした際にRAM11の受信データ格納エリアに書き込まれたメッセージデータが圧縮符号化された音声データとされている場合は、RAM11から圧縮符号化された音声データが読み出されてPCMDEC/ENC18に送られ、PCMDEC/ENC18において圧縮符号化された音声データがデコードされて音声や歌唱音のメッセージに復号され、増幅器23で増幅された後、スピーカ24から音声や歌唱音のメッセージが放音されるようになる。このように、圧縮符号化された音声データがメールを開く操作をすることにより再生され、音声や歌唱音とされたメッセージが再生されるようになる。
さらに、メールを開く操作をした際にRAM11の受信データ格納エリアに書き込まれたメッセージデータが圧縮符号化された音声データおよびMIDI形態の楽音データとされている場合は、RAM11から圧縮符号化された音声データが読み出されてPCMDEC/ENC18に送られ、PCMDEC/ENC18において圧縮符号化された音声データがデコードされて音声や歌唱音のメッセージとされる。同時に、RAM11からMIDI形態の楽音データが読み出されてシーケンサ21に送られる。シーケンサ21は、MIDI形態の楽音データを解釈して発音タイミングに基づくタイミングで、音源パラメータを音源33に設定することにより、楽音が再生される。そして、音声や歌唱音のメッセージおよび再生された楽音はミキシングされて増幅器23で増幅された後、スピーカ24から放音されるようになる。このように、MIDI形態の楽音データおよび音声データがメールを開く操作をすることにより再生され、楽音および音声や歌唱音とされたメッセージが再生されるようになる。
ところで、メール添付モードで転送されたメールと添付されたメッセージデータは、交換機の一般電話網に接続されているデータセンターに一時保存される。次いで、転送されたメッセージデータに付随している電話番号から発信先携帯電話機を呼び出して、メッセージデータ中のメール添付を示す情報に従ってメール着信信号を送ると共に、データセンターに保存されていたメールとメッセージデータを転送している。発信先携帯電話機におけるメール添付を示す情報に従って自動受信が完了すると、このことを交換機が検出してデータセンターに保存されていた転送されたメールとメッセージデータを消去する。
なお、発信先携帯電話機側でメールと添付したメッセージデータを受信できない状況の場合、例えば携帯電話機の電源が投入されていない場合や電波の届かないエリアにいる場合は、交換機が「受信を受け付けられません。」との録音メッセージを発信元携帯電話機に送り、発信元携帯電話機は送信が受け付けられないことを確認して終了ボタンを操作する。交換機は発信先携帯電話機が位置登録された際に、発信先携帯電話機がメールと添付したメッセージデータを受信できる状況となったと判定して、データセンターに保存されていた当該メッセージデータを発信先携帯電話機に転送する。これにより、転送されたメールとメッセージデータが発信先携帯電話機におけるRAM11の受信データ格納エリアに書き込まれ、発信先携帯電話機ではメールを表示することができると共に、メッセージデータを再生することができるようになる。
D. メール添付リアルタイム再生モード
(発信元携帯電話機)
まず、C.メール添付モードと同様にメール作成モードとしてメールを作成する。メール作成モードにおいて入力されたメール本文の文字列のデータは図3(a)に示すようにRAM11の送信データ格納エリアに保存される。このようにして、作成したメールにメッセージデータを添付して転送する。
メールに添付するメッセージデータは、圧縮符号化された音声データ、MIDI形態の楽音データの何れか一方でもよいし、両方のデータでもよいが、圧縮符号化された音声データ、MIDI形態の楽音データは、C.メール添付モードと同様にして作成され、それぞれのメッセージデータが図3(a)に示すようにRAM11の送信データ格納エリアにそれぞれ保存される。
RAM11の送信データ格納エリアに保存されたメッセージデータをメールに添付して送信する際には、操作パネルのボタンを操作してメール添付リアルタイム再生モードとする。メールに添付するメッセージデータは圧縮符号化された音声データ、MIDI形態の楽音データの何れか一方でもよいし、両方のデータでもよい。例えば、メールに添付するメッセージデータを圧縮符号化された音声データのメッセージおよびMIDI形態の楽音データと設定した場合は、発信先携帯電話機の電話機の電話番号をダイヤルして送信ボタンを操作すると、図3(a)に示すようにRAM11の送信データ格納エリアからメール本文、MIDI形態の楽音データおよび圧縮符号化された音声データが読み出され、送受信I/F13の送信機能により送信されるようになる。送信されるデータにはメール添付リアルタイム再生を示す情報が含まれている。なお、このMIDI形態とされた楽音データは、MIDIイベントに発音時間情報および次の音符(休符)までの時間情報が付加されているデータである。
(発信先携帯電話機)
発信先携帯電話機にメールとメッセージデータが着信されると、そのメッセージデータ中のメール添付リアルタイム再生を示す情報に従って図3(b)に示すように送受信インターフェース13の受信機能により受信データは復調されてRAM11の受信データ格納エリアに書き込まれる。この際に、MIDI形態の楽音データおよび圧縮符号化された音声データがメールに添付されていた場合は、メール本文とMIDI形態の楽音データおよび圧縮符号化された音声データとが分離されて図3(b)に示すようにそれぞれRAM11の受信データ格納エリアに書き込まれる。そして、RAM11の受信データ格納エリアに書き込まれたメッセージデータがMIDI形態の楽音データとされて、リアルタイム再生可能に設定されている場合は、RAM11からMIDI形態の楽音データが読み出されてシーケンサ21に送られる。シーケンサ21は、MIDI形態の楽音データを解釈して発音タイミングに基づくタイミングで、音源パラメータを音源33に設定することにより、楽音を再生してスピーカ24から放音する。すなわち、MIDI形態の楽音データのリアルタイム再生を行うことにより、着信メロディとして放音することができる。
また、RAM11の受信データ格納エリアに書き込まれたメッセージデータが圧縮符号化された音声データとされて、リアルタイム再生可能に設定されている場合は、RAM11から圧縮符号化された音声データが読み出されてPCMDEC/ENC18に送られ、PCMDEC/ENC18において圧縮符号化された音声データがデコードされてメッセージや歌唱音の音声に復号され、増幅器23で増幅された後、スピーカ24から音声や歌唱音のメッセージが放音されるようになる。このように、圧縮符号化された音声データのリアルタイム再生を行うことにより、音声や歌唱音とされたメッセージを着信時にリアルタイム再生することができる。
さらに、RAM11の受信データ格納エリアに書き込まれたメッセージデータが圧縮符号化された音声データおよびMIDI形態の楽音データとされて、リアルタイム再生可能に設定されている場合は、RAM11から圧縮符号化された音声データが読み出されてPCMDEC/ENC18に送られ、PCMDEC/ENC18において圧縮符号化された音声データがデコードされて音声や歌唱音のメッセージとされる。同時に、RAM11からMIDI形態の楽音データが読み出されてシーケンサ21に送られる。シーケンサ21は、MIDI形態の楽音データを解釈して発音タイミングに基づくタイミングで、音源パラメータを音源33に設定することにより、楽音が再生される。そして、音声や歌唱音のメッセージおよび再生された楽音はミキシングされて増幅器23で増幅された後、スピーカ24から放音されるようになる。このように、圧縮符号化された音声データおよびMIDI形態の楽音データのリアルタイム再生を行うことにより、音声や歌唱音とされたメッセージや楽音を着信時にリアルタイム再生することができる。
ところで、メール添付リアルタイム再生を示す情報が含まれるメールとメッセージデータは、交換機の一般電話網に接続されているデータセンターに一時保存される。次いで、転送されたメッセージデータに付随している電話番号の発信先携帯電話機を呼び出して、メッセージデータ中のメール添付リアルタイム再生を示す情報に従ってデータセンターに保存されていたメールとメッセージデータを転送している。そこで、メッセージデータ中のメール添付リアルタイム再生を示す情報に従ってメールとメッセージデータを自動受信した発信先携帯電話機が、メールとメッセージデータを受け取った後にメッセージデータをリアルタイム再生して報知された着信音を停止すべく着信ボタンを操作すると、このことを交換機が検出して発信元携帯電話機と発信先携帯電話機との間の回線を確立させる。同時に、データセンターに保存されていた転送されたメッセージデータを消去する。これにより、メール添付リアルタイム再生モードで転送したメッセージデータをリアルタイム再生した後で、通話することができるようになる。
また、メールとメッセージデータを受け取った発信先携帯電話機が、メールとメッセージデータを受け取った後にメッセージデータをリアルタイム再生して報知された着信音を停止すべくボタンを操作した際に、RAM11の受信データ格納エリアに書き込まれたメール本文を読み出して表示器15にメールを表示するようにしてもよい。なお、メール添付リアルタイム再生モードではメールを開く操作を行うことによりメール本文は表示器15に表示される。
なお、発信先携帯電話機側でメッセージデータを受信できない状況の場合、例えば携帯電話機の電源が投入されていない場合や電波の届かないエリアにいる場合、および、リアルタイム再生可能と設定されていない場合は、交換機が「受信を受け付けられません。」との録音メッセージを発信元携帯電話機に送り、発信元携帯電話機は送信が受け付けられないことを確認して終了ボタンを操作する。これにより、メッセージデータ中のメール添付リアルタイム再生を示す情報に従って交換機は、データセンターに保存されていたメッセージデータのみを消去する。交換機は発信先携帯電話機が位置登録された際に、発信先が受信できる状況となったと判定して、データセンターに保存されていた当該メールのみを発信先携帯電話機に転送する。これにより、転送されたメールがRAM11の受信データ格納エリアに書き込まれ、発信先ではメールを表示することができるようになる。
E. メール添付メッセージ再生モード
(発信元携帯電話機)
まず、C.メール添付モードと同様にメール作成モードとしてメールを作成する。メール作成モードにおいて入力されたメール本文の文字列のデータは図3(a)に示すようにRAM11の送信データ格納エリアに保存される。このようにして、作成したメールにメッセージデータを添付して転送する。
メールに添付するメッセージデータは、圧縮符号化された音声データ、MIDI形態の楽音データの何れか一方でもよいし、両方のデータでもよいが、圧縮符号化された音声データ、MIDI形態の楽音データは、C.メール添付モードと同様にして作成され、それぞれのメッセージデータが図3(a)に示すようにRAM11の送信データ格納エリアにそれぞれ保存される。
RAM11の送信データ格納エリアに保存されたメッセージデータをメールに添付して送信する際には、操作パネルのボタンを操作してメール添付メッセージ再生モードとする。メールに添付するメッセージデータは圧縮符号化された音声データ、MIDI形態の楽音データの何れか一方でもよいし、両方のデータでもよい。例えば、メールに添付するメッセージデータを圧縮符号化された音声データのメッセージおよびMIDI形態の楽音データと設定した場合は、発信先携帯電話機の電話機の電話番号をダイヤルして送信ボタンを操作すると、図3(a)に示すようにRAM11の送信データ格納エリアからメール本文、MIDI形態の楽音データおよび圧縮符号化された音声データが読み出され、送受信I/F13の送信機能により送信されるようになる。送信されるデータにはメール添付メッセージ再生を示す情報が含まれている。なお、このMIDI形態とされた楽音データは、MIDIイベントに発音時間情報および次の音符(休符)までの時間情報が付加されているデータである。
(発信先携帯電話機)
メッセージ再生可能と設定された発信先携帯電話機にメールとメッセージデータが着信されると、予め設定された着信音で着信が報知される。ここで、ユーザが着信ボタンを操作すると、メッセージデータ中のメール添付メッセージ再生を示す情報に従って図3(b)に示すように送受信インターフェース13の受信機能により受信データは復調されてRAM11の受信データ格納エリアに書き込まれる。この際に、MIDI形態の楽音データおよび圧縮符号化された音声データがメールに添付されていた場合は、メールからMIDI形態の楽音データおよび圧縮符号化された音声データが分離されて図3(b)に示すようにそれぞれRAM11の受信データ格納エリアに書き込まれる。
そして、RAM11の受信データ格納エリアに書き込まれたメッセージデータがMIDI形態の楽音データとされていた場合は、RAM11からMIDI形態の楽音データが読み出されてシーケンサ21に送られる。シーケンサ21は、MIDI形態の楽音データを解釈して発音タイミングに基づくタイミングで、音源パラメータを音源33に設定することにより、楽音を再生してスピーカ24から放音する。このように、MIDI形態の楽音データが着信ボタンを操作することにより再生され、楽音とされたメッセージが再生されるようになる。
また、RAM11の受信データ格納エリアに書き込まれたメッセージデータが圧縮符号化された音声データとされている場合は、RAM11から圧縮符号化された音声データが読み出されてPCMDEC/ENC18に送られ、PCMDEC/ENC18において圧縮符号化された音声データがデコードされて音声や歌唱音のメッセージに復号され、増幅器23で増幅された後、スピーカ24から音声や歌唱音のメッセージが放音されるようになる。このように、圧縮符号化された音声データが着信ボタンを操作することにより再生され、音声や歌唱音とされたメッセージが再生されるようになる。
さらに、RAM11の受信データ格納エリアに書き込まれたメッセージデータが圧縮符号化された音声データおよびMIDI形態の楽音データとされている場合は、RAM11から圧縮符号化された音声データが読み出されてPCMDEC/ENC18に送られ、PCMDEC/ENC18において圧縮符号化された音声データがデコードされて音声や歌唱音のメッセージとされる。同時に、RAM11からMIDI形態の楽音データが読み出されてシーケンサ21に送られる。シーケンサ21は、MIDI形態の楽音データを解釈して発音タイミングに基づくタイミングで、音源パラメータを音源33に設定することにより、楽音が再生される。そして、音声や歌唱音のメッセージおよび再生された楽音はミキシングされて増幅器23で増幅された後、スピーカ24から放音されるようになる。このように、圧縮符号化された音声データおよびMIDI形態の楽音データが着信ボタンを操作することにより再生され、音声や歌唱音とされたメッセージや楽音とされたメッセージが再生されるようになる。
ところで、メール添付リアルタイム再生モードで転送されたメールとメッセージデータは、交換機の一般電話網に接続されているデータセンターに一時保存される。次いで、転送されたメッセージデータに付随している電話番号の発信先携帯電話機を呼び出してメッセージデータ中のメール添付メッセージ再生を示す情報に従って着信信号を送る。発信先携帯電話機が、着信音を聴いて着信ボタンを操作すると、このことを交換機が検出してデータセンターに保存されていたメールとメッセージデータを発信先携帯電話機に転送する。
メールとメッセージデータを受け取った発信先携帯電話機が、メールとメッセージデータを受け取った後にメールを開く操作をすると、RAM11の受信データ格納エリアに書き込まれたメール本文が読み出されて表示器15にメールが表示される。この場合のメールを開く操作は、再生されたメッセージデータを終了させるボタン操作であってもよい。
なお、発信先携帯電話機側でメッセージデータを受信できない状況の場合、例えば携帯電話機の電源が投入されていない場合や電波の届かないエリアにいる場合、および、リアルタイム再生可能と設定されていない場合は、交換機が「受信を受け付けられません。」との録音メッセージを発信元携帯電話機に送り、発信元携帯電話機は送信が受け付けられないことを確認して終了ボタンを操作する。交換機は発信先携帯電話機が位置登録された際に、発信先携帯電話機が受信できる状況となったと判定して、データセンターに保存されていた当該メールとメッセージデータを発信先携帯電話機に転送する。これにより、転送されたメールとメッセージデータが発信先携帯電話機におけるRAM11の受信データ格納エリアに書き込まれ、発信先携帯電話機ではメールを表示したりメッセージデータを再生することができるようになる。
以上説明したメッセージデータの5つの転送モードは、携帯電話機間の転送に限られるものではなく、携帯電話機1と同様の機能を有する一般電話機間との転送であってもよい。
ところで、本発明の電話端末装置では、音声を圧縮した圧縮符号化データと音声を変換したMIDI形態の楽音データとをオーサリングできるようにされている。この際の構成を機能ブロックで図4に示す。
図4において、入力信号である音声信号は、サンプリング部(ADC)40にてサンプリングされてディジタル信号に変換される。コントローラ41はユーザの設定に応じてADC40にて変換されたディジタル信号を圧縮符号化するか、MIDI形態の楽音データに変換するかを制御しており、圧縮符号化する際にはディジタル信号を圧縮部42aに供給して圧縮符号化する。この際の圧縮符号化は、ベクトル量子化を用いた圧縮符号化やMP3の圧縮符号化が行われる。なお、MP3の圧縮符号化では、サブバンド符号化、心理聴覚重み付けビット割り当て、インテンシティステレオ、適応ブロック長変換符号化、ハフマン符号化を行うことによりデータが圧縮されている。
また、MIDI形態の楽音データに変換する際には、ディジタル信号をMIDI変換部42bに供給して圧縮符号化する。この際のMIDI変換部42bでは、歌唱音やハミングとされた入力音声を解析して、ピッチ軌跡やアンプ軌跡をとり、発音時間情報および次の音符までの時間情報を付加したMIDIイベントに変換する。変換されたMIDIイベントと時間情報からなるデータ列でMIDI形態の楽音データが生成される。
圧縮部42aから出力される圧縮符号化データと、MIDI変換部42bから出力されるMIDI形態の楽音データとは、オーサリング部43に供給されてデータの編集(オーサリング)が行われる。編集後のデータを出力する出力部44の出力形態としては、圧縮符号化データのみ、MIDI形態の楽音データのみ、圧縮符号化データとMIDI形態の楽音データとの3形態があり、出力部44からはチャンクの形態でデータが出力される。この際に、チャンクにおけるチャンクフラグでいずれの出力形態かが示される。なお、出力部44は図1に示す携帯電話機1の構成におけるRAM11に相当しており、前記したようにメール転送モードあるいはメッセージ転送モードにおいて、出力部44から指定されたデータが読み出されて転送されるようになる。
オーサリング部43におけるオーサリング機能の説明を行うと、第1のオーサリング機能では、出力データを繰り返す(ループ)編集が行われる。このループ編集の動作を図5にフローチャートで示す。ループ編集が起動されると、図5におけるステップS1にて繰り返し数Loop_CがNとされる。このNはユーザが設定することができる。次いで、ステップS2にて出力部44から指定されたデータが出力され、ステップS3にて繰り返し数Loop_Cが1だけデクリメントされる。次いで、ステップS4にて繰り返し数Loop_Cが0(ゼロ)になったか否かが判定され、0になっていないと判定された場合は、ステップS2に戻りステップS2ないしステップS4のステップが、繰り返し数Loop_Cが0になるまで繰り返し実行される。これにより、繰り返し数Loop_Cだけ圧縮符号化データあるいはMIDI形態の楽音データが繰り返えされたデータとされる。
第2のオーサリング機能では、圧縮部42aにより圧縮された音声の圧縮符号化データにRAM等に蓄積されている楽音データを、背景音として合成することができる。この場合、図示されていないが背景音は予めRAM等に蓄積されているデータの何れかが選択されてオーサリング部43に供給されていると共に、オーサリング部43にはマイクから入力された音声が高能率圧縮符号化されて供給されている。オーサリング部43において背景音が合成されたメッセージデータは、相手側の電話端末装置に送信後、再生されて出力される。この場合、背景音は会話の内容に沿った曲調や雰囲気のデータを選択して合成することが可能とされている。
第3のオーサリング機能では、MIDI変換部42bより変換されたMIDI形態の楽音データに所望の伴奏をアレンジすることができる。この伴奏は、音程、リズム、テンポを任意に設定することができ、MIDI形態の楽音データに伴奏をアレンジすることにより1つの曲となるよう編集される。
以上の第1ないし第3のオーサリング機能はそれぞれの機能のオーサリングとすることはもちろんのこと、2つ以上の機能を組み合わせたオーサリングをオーサリング部43で実行するようにしてもよい。このようなオーサリングは、図1に示す携帯電話機1において行うことができ、オーサリングを実行する際には、CPU10がオーサリングプログラムを実行することによりオーサリングが行われるようになる。オーサリングにより編集されたデータは、第2のオーサリング機能を実行した場合を除いて、前述したようにメールに添付されて相手側の電話機に転送される。
このようなオーサリングが行われたデータが送信されて受信された際の受信側の動作を、図6に示す受信部の機能ブロックで説明する。
図6において、受信されたチャンクのチャンクフラグを検出することにより圧縮データと楽音データとに分離されて、入力部50に分離された音声の圧縮符号化データやMIDI形態の楽音データ(MIDI)が蓄積される。楽音データはシーケンサ51に送られ、シーケンサ51は、MIDI形態の楽音データを解釈して発音タイミングに基づくタイミングで、音源パラメータを音源(TG)52に設定することにより、音源52から再生された楽音が出力される。また、音声の圧縮符号化データは、デコーダ53により伸長されて音声にデコードされる。再生された楽音とデコードされた音声は、加算器54において合成されて出力される。なお、入力部50は図1に示す携帯電話機1の構成におけるRAM11に相当する。
これにより、A.リアルタイム転送モード、B.メッセージ再生モード、C.メール添付モード、D.メール添付リアルタイム再生モード、E.メール添付メッセージ再生モードの5つの転送モードのいずれかで音声の圧縮符号化データやMIDI形態の楽音データが転送された際には、音声の圧縮符号化データやMIDI形態の楽音データを再生することができる。また、背景音としてMIDI形態の楽音データが受信された場合は、シーケンサ51および音源52により再生されて、デコードされた音声と合成されて出力されるようになる。
なお、本発明の電話端末装置において、内蔵される音源の音源方式としては、FM音源方式、波形メモリ音源(PCM音源)方式、物理モデル音源方式等とすることができ、音源の構成としてはDSP等を用いたハードウェア音源でも、音源プログラムを実行させるソフトウェア音源でもよい。
また、楽音データは時間情報を付加したMIDI形態データとして転送すると説明したが、本発明はこれに限ることはなく、SMF(Standard MIDI File)形式の楽音データとして転送するようにしてもよい。
本発明の電話端末装置を携帯電話機に適用した際の実施の形態の構成例示す図である。 本発明の電話端末装置における音源をPCM音源とした際の音源構成の一例を示す図である。 本発明の電話端末装置におけるRAMに格納されるデータを説明するための図である。 本発明の電話端末装置におけるオーサリングを行う構成を示すブロック図である。 本発明の電話端末装置における第1のオーサリング機能を示すフローチャートである。 本発明の電話端末装置におけるオーサリングが行われたデータを受信する受信部の構成を示す機能ブロック図である。
符号の説明
1 携帯電話機、1a アンテナ、10 CPU、11 RAM、12 ROM、13 送受信インターフェース、14 DEC/ENC、15 表示器、16 ユーザI/F、17 カードI/F、18 PCMDEC/ENC、19 MIDIインターフェース、20 バス、21 シーケンサ、22,33 音源、23 増幅器、24 スピーカ、25 外部機器、26 外部出力端子、30 CPU、31 波形ROM、32 プログラムROM、33 音源LSI、34 エフォクト用IC、35 DAC、36 MIDII/F、37 バス、40 サンプリング部、41 コントローラ、42a 圧縮部、42b MIDI変換部、43 オーサリング部、44 出力部、50 入力部、51 シーケンサ、52 TG、53 デコーダ、54 加算器

Claims (5)

  1. 入力された音声信号を圧縮符号化して出力する圧縮符号化手段を有する第1の音声変換手段と、
    入力された音声信号を楽音データに変換して出力する楽音データ変換手段を有する第2の音声変換手段と、
    前記第1の音声変換手段から出力された圧縮符号化データおよび/または前記第2の音声変換手段から出力された楽音データが入力され、入力されたデータを編集して、圧縮符号化データのみ、楽音データのみ、圧縮符号化データと楽音データとの3形態の内のいずれかの形態のデータを、いずれの形態であるかがフラグで示されるチャンクの形態で出力するオーサリング手段と、
    前記オーサリング手段から出力されたチャンクの形態のデータを保存する記憶手段と、
    前記記憶手段に保存されている前記データをメッセージデータとして相手先に送信する転送手段と、
    を備えることを特徴とする電話端末装置。
  2. メールを作成するメール作成手段と、
    入力された音声信号を圧縮符号化データとして出力する圧縮符号化手段を有する第1の音声変換手段と、
    入力された音声信号を楽音データに変換して出力する楽音データ変換手段を有する第2の音声変換手段と、
    前記第1の音声変換手段から出力された圧縮符号化データおよび/または前記第2の音声変換手段から出力された楽音データが入力され、入力されたデータを編集して、圧縮符号化データのみ、楽音データのみ、圧縮符号化データと楽音データとの3形態の内のいずれかの形態のデータを、いずれの形態であるかがフラグで示されるチャンクの形態で出力するオーサリング手段と、
    前記メール作成手段から出力されたメールと、前記オーサリング手段から出力されたチャンクの形態のデータを保存する記憶手段と、
    前記記憶手段に保存されているメールと、前記データからなるメッセージデータと、メッセージデータのメール添付を示す情報とを相手先に送信する転送手段と、
    を備えることを特徴とする電話端末装置。
  3. 前記オーサリング手段において、前記圧縮符号化データあるいは前記楽音データが所定回数ループされて出力されることを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載の電話端末装置。
  4. 前記オーサリング手段において、前記圧縮符号化データに背景音が合成されて出力されることを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載の電話端末装置。
  5. 前記オーサリング手段において、前記楽音データに伴奏データがアレンジされて出力されることを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載の電話端末装置。
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