JP2001075160A - カメラ - Google Patents

カメラ

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JP2001075160A
JP2001075160A JP24611499A JP24611499A JP2001075160A JP 2001075160 A JP2001075160 A JP 2001075160A JP 24611499 A JP24611499 A JP 24611499A JP 24611499 A JP24611499 A JP 24611499A JP 2001075160 A JP2001075160 A JP 2001075160A
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JP
Japan
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camera
optical system
lens
film
condenser lens
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JP24611499A
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English (en)
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Shin Koide
津 小出
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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  • Lens Barrels (AREA)
  • Structure And Mechanism Of Cameras (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】銀塩フイルムカメラ及び電子的撮像装置を兼用
する後蓋交換式のカメラにおいて、電子的撮像装置とし
て機能させた場合にコンデンサーレンズの取り付け誤差
等に起因する光軸の偏芯等を防止し良好な撮影結果を取
得し得るカメラを提供する。 【解決手段】被写体からの光束を透過させて所定の位置
に被写体像を結像させる第1の光学系3aと、第1の光
学系を保持する鏡枠3と、鏡枠を保持する本体2と、第
1の光学系の被写体側とは異なる側に挿脱自在に配設さ
れる第2の光学系(コンデンサーレンズ)26と、本体
もしくは鏡枠に設けられ第2の光学系の取り付け位置を
設定する位置決め手段12とを具備して構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、カメラ、詳しく
はカメラ本体に着脱自在なアダプタを交換することによ
って、被写体像を銀塩フイルムに露光するフイルムカメ
ラとして機能させ得る一方、同被写体像を撮像素子等を
利用して光電変換し、これにより得られた画像信号を記
録する電子的撮像装置として機能させ得るようにしたカ
メラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、カメラ本体の背面側に着脱自在に
配設される後蓋を交換することによって、撮影光学系に
より形成される被写体像を写真撮影用の銀塩フイルムに
露光させるフイルムカメラとして機能させ得る一方、同
一の撮影光学系により形成される被写体像を撮像素子等
を利用して光電変換し、これにより得られた画像信号を
所定の形態、例えばデジタルデータとして所定の記録媒
体に記録する電子的撮像装置として機能させ得るように
した、いわゆる銀塩フイルムカメラと電子的撮像装置と
を兼用し得る後蓋交換式のカメラについての種々の提案
がなされている。
【0003】このような形態のカメラにおいては、例え
ば従来の銀塩フイルムカメラの後蓋に相当する部分を着
脱自在に構成し、圧板部材等を備えた後蓋をカメラ本体
に取り付けた状態では、銀塩フイルムカメラとして使用
することができる一方、上述の圧板部材等を取り付けた
後蓋をカメラ本体より取り外し、これに代えてCCD等
の撮像素子等を備えた後蓋ユニットをカメラ本体に取り
付けることで電子的撮像装置として使用することができ
るようにしたものが提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述のよう
な形態のカメラでは、同一の撮影光学系を利用すること
になるので、銀塩フイルムカメラとして機能させた場合
と、電子的撮像装置として機能させた場合とで、撮影光
学系の焦点距離が同一である場合、そのままでは撮影画
角の差が生じてしまうことになる。
【0005】このことは、通常の銀塩フイルム、例えば
35mm幅の写真撮影用フイルムを使用して得られる撮
影画像の大きさ(面積)と、従来の一般的な電子的撮像
装置に使用される撮像素子の受光面によって規定される
撮影画像の大きさ(面積)とでは異なるものになるとい
う理由による。
【0006】つまり、銀塩フイルムカメラとして機能さ
せた場合の撮影可能範囲と、電子的撮像装置として機能
させた場合の撮影可能範囲とが異なってしまうことにな
るのである。このことから、上述のような形態のカメラ
においては、フイルムと撮像素子とによるそれぞれの撮
影結果(画像範囲)を略一致させるための工夫が必要に
なる。
【0007】そのために従来においては、例えば電子的
撮像装置として機能させる際には、撮影光学系を透過し
た光束により形成される撮影画像(被写体像)の大きさ
を縮小するためのいわゆるコンデンサーレンズをカメラ
本体に配設することによって、銀塩フイルムカメラとし
て機能させた場合に得られる撮影画像の画角に略一致さ
せた撮影画像が撮像素子の受光面上に結像されるように
する手段が考えられている。
【0008】この場合において、電子的撮像装置として
機能させる場合に必要となる縮小光学系としてのコンデ
ンサーレンズは、銀塩フイルムカメラとして機能させる
場合には不要となるために、同コンデンサーレンズをカ
メラ本体に対して着脱自在となるように構成することに
なる。
【0009】しかし、コンデンサーレンズを装着したと
きには、撮影光学系の光軸とコンデンサーレンズの光軸
との間に位置ずれ等が生じてしまうと、良好な撮影結果
を得ることができず、よって撮影結果としての撮影画像
の解像力等に大きな影響を及ぼしてしまうという問題点
がある。
【0010】したがって、コンデンサーレンズを装着し
たときに、このコンデンサーレンズを所定の位置に確実
に配置するための手段が必要になるのであるが、従来の
手段においては、着脱自在に配設されるコンデンサーレ
ンズを使用する都度、撮影光学系に対して確実に位置決
めすることは、非常に困難であるという問題点がある。
【0011】本発明は、上述した点に鑑みてなされたも
のであって、その目的とするところは、銀塩フイルムカ
メラ及び電子的撮像装置を兼用し得る後蓋交換式のカメ
ラにおいて、電子的撮像装置として機能させて写真撮影
等を行なう場合に、コンデンサーレンズの取り付け誤差
等に起因するコンデンサーレンズの光軸の偏芯、傾き等
を防止して、常に良好な撮影結果(撮影画像)を得るこ
とができるカメラを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1の発明によるカメラは、被写体からの光束を透
過させて所定の位置に被写体像を結像させる第1の光学
系と、この第1の光学系を保持する鏡枠と、この鏡枠を
保持する本体と、上記第1の光学系の被写体側とは異な
る側に挿脱自在に配設される第2の光学系と、上記本体
もしくは上記鏡枠に設けられ、上記第2の光学系の取り
付け位置を設定する位置決め手段とを具備して構成され
ることを特徴とする。
【0013】また、第2の発明は、上記第1の発明によ
るカメラにおいて、上記本体に対して着脱自在に配設さ
れるアダプタを、さらに具備し、上記第2の光学系は、
上記アダプタに配設されていることを特徴とする。
【0014】そして、第3の発明は、上記第1の発明又
は上記第2の発明によるカメラにおいて、上記第2の光
学系は、上記第1の光学系の画角を変更するコンデンサ
ーレンズであることを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図示の実施の形態によって
本発明を説明する。図1は、本発明の一実施形態のカメ
ラを背面側から見た際の外観斜視図であって、後蓋を取
り外した状態を示している。図2は、本実施形態のカメ
ラを銀塩フイルムカメラとして機能させる際に使用され
る後蓋の外観斜視図であり、図3は、本実施形態のカメ
ラを電子的撮像装置として機能させる際に使用される後
蓋の外観斜視図である。また、図4・図5は、本実施形
態のカメラの本体と後蓋とを連結する部分を拡大して示
す図であって、図4は、同所の要部拡大斜視図を、図5
は、図4のA−A線に沿う要部拡大断面図を示してい
る。
【0016】本実施形態においては、銀塩フイルムカメ
ラとして使用する場合と、電子的撮像装置として使用す
る場合とを切り替えるためのアダプタとして、後蓋を用
いている。また、本実施形態においては、後蓋全てを交
換するように構成しているが、本発明は、このような構
成に限られるものではない。
【0017】そして、図6・図7・図8は、本実施形態
のカメラの断面図を示し、図6は、本カメラを銀塩フイ
ルムカメラとして機能させるようにした状態の縦断面図
である。また図7は、本カメラを電子的撮像装置として
機能させるようにした状態の縦断面図であり、図8は、
図7と同様の状態のカメラの横断面図を示している。な
お、図6・図7・図8においては、撮影レンズ鏡枠3を
カメラ本体2の内部に最も沈胴させた状態を示してい
る。
【0018】さらに、図9・図10は、本カメラの撮影
用開口部近傍を拡大して示す平面図であって、図9は、
本カメラを銀塩フイルムカメラとして機能させるように
したときの状態(図6の状態)を示し、図10は、本カ
メラを電子的撮像装置として機能させるようにしたとき
の状態(図7・図8の状態)を示すものである。
【0019】なお、本実施形態のカメラにおいては、銀
塩フイルムカメラとして機能させる場合には、例えば3
5mm幅の写真撮影用ロール状フイルムを用いるものと
し、電子的撮像装置として機能させる場合には、CCD
等の撮像素子を用いるものとしている。
【0020】通常の場合、35mm幅の写真撮影用ロー
ル状フイルムを用いるカメラ等においては、フイルムに
露光される範囲、即ち撮影画面枠は、撮影用開口部によ
り規定されるようになっており、この画面枠は一般的に
は、横36mm×縦24mmの寸法とするのが普通であ
る。
【0021】これに対して、一般的に実用化されている
CCD等の撮像素子の受光面の大きさは、銀塩フイルム
カメラの画面枠に比べて小さいもの、例えば1/2イン
チサイズと呼ばれるCCDでは、横6.4mm×縦4.
8mmの寸法となっている。
【0022】ここで、まず本実施形態のカメラの構成に
ついて、図1に基づき以下に説明する。本実施形態のカ
メラ1は、図1に示すようにカメラ本体2が外装部材1
4に覆われるようにして構成されていて、このカメラ本
体2及び外装部材14の背面側に対して図2に示す後蓋
21A又は図3に示す後蓋21Bのいずれか一方が適宜
取り付けられるようになっている。そして、本カメラ1
は、後蓋21A又は後蓋21Bをカメラ本体2に対して
選択的に装着することによって銀塩フイルムカメラ又は
電子的撮像装置として機能させることができるようにな
っているものである。
【0023】つまり、本カメラ1は、図2に示す後蓋2
1Aをカメラ本体2に装着すると銀塩フイルムカメラと
して機能するようになっており、また、図3に示す後蓋
21Bをカメラ本体2に装着すると電子的撮像装置とし
て機能するようになっている。
【0024】カメラ本体2の内部には、前面に向けて突
出するように複数のレンズ等からなる第1の光学系3a
(図6・図7・図8参照)等を保持する鏡枠としての撮
影レンズ鏡枠3が配設されている。この撮影レンズ鏡枠
3に保持される第1の光学系3aのうち所定のレンズ
は、光軸O(図6・図7・図8参照)に沿う方向に移動
自在に保持されている。
【0025】カメラ本体2の撮影レンズ鏡枠3の後方に
は、撮影用開口部9が穿設されている。この撮影用開口
部9は、第1の光学系3aの光軸Oを中心として所定の
面積を有する矩形状に形成されていて、第1の光学系3
aを透過した被写体からの光束が本カメラ1の背面側へ
と出射する際の光束の範囲を規制し、これにより画面枠
が規定されるようになっている。
【0026】外装部材14の背面側の一端部には、後述
する後蓋21A・21B(図2・図3参照)を回動自在
に軸支する穴部2aが、上下部分の両側縁部近傍に設け
られている。この穴部2aには、図4・図5に示すよう
に後蓋21A・21Bの支持軸21aが回動自在に軸支
されるようになっている。これと同時に穴部2aは、支
持軸21aが挿脱自在となるように断面が鍵穴形状によ
って形成されている。
【0027】一方、後蓋21A・21Bの支持軸21a
は、略円柱状の軸部材からなり、外周面の一部が切除さ
れた形態に形成されている。これにより、直径より狭い
所定の幅寸法を有する部分が形成され、断面がいわゆる
小判形状に形成されている。
【0028】そして、穴部2aから背面側に向けて溝部
2aaが穿設されており、この溝部2aaの幅寸法は、
支持軸21aの対向する二面間の幅寸法よりも若干広く
かつ支持軸21aの直径よりも若干小さくなるように形
成されている。
【0029】したがって、後蓋21A・21Bを外装部
材14に対して取り付けるときには、支持軸21aに設
けられた対向する二面を溝部2aaに沿うように通過さ
せて、穴部2aの内部に挿入した後、支持軸21aが植
設されている後蓋21A・21Bを所定の方向(閉方
向)に回動させる。これによって後蓋21A又は後蓋2
1Bは、カメラ本体2に装着され、このとき支持軸21
aは、カメラ本体2から取り外すことができない状態と
なるのである。
【0030】一方、カメラ本体2の両端部には、フイル
ムカートリッジ(図示せず)を収納するカートリッジ室
10と、このフイルムカートリッジの内部から引き出さ
れた写真撮影用のロール状フイルム(以下、単にフイル
ムという)であって、露光済みのフイルムを巻回して収
納するフイルム巻取室11とがそれぞれ配設されてい
る。
【0031】カートリッジ室10の床部には、フイルム
カートリッジの内部に設けられているカートリッジ軸
(図示せず)に係合し、これを回転させ得るスプール軸
15が回動自在に設けられている。そして、このスプー
ル軸15には、所定の駆動機構等が連結されていて、撮
影終了後に露光済みのフイルムをフイルムカートリッジ
の内部へと巻き戻すことができるようになっている。
【0032】また、フイルム巻取室11の床部と天井部
との間には、フイルム巻上スプール8が回動自在に配設
されていて、このフイルム巻上スプール8には、所定の
駆動機構等が連結されていて、露光済みのフイルムを巻
き上げるようになっている。
【0033】他方、カメラ本体2の背面側の略中央部の
上縁寄りの所定の位置には、観察光学系を構成し複数の
レンズ等からなるファインダーユニット4が設けられて
おり、また外装部材14の上面の所定の位置には、例え
ば撮影動作を実行させるための指令信号を発生させるレ
リーズボタン5等の複数の操作部材等が配設されてい
る。
【0034】そして、外装部材14の上述の穴部2aが
配置される側とは異なる側の一側面には、後蓋21A・
21Bの閉状態を解除して、開状態とするための操作部
材6が設けられている。
【0035】この操作部材6には、後蓋21A・21B
の係止部27(図2・図3参照)に係止される係止爪7
が連設されており、後蓋21A・21Bを閉状態とした
ときには、係止部27が係止爪7によって係止されるよ
うになっている。また、係止部27が係止爪7によって
係止された状態、即ち後蓋21A・21Bの閉状態にお
いて、操作部材6を摺動操作すれば、係止爪7による後
蓋21A・21B(の係止部27)の係止状態が解除さ
れるようになっている。このように、操作部材6及び係
止爪7と係止部27等によって、後蓋21A・21Bの
閉状態を解除して、これを開状態にするための後蓋開閉
機構が構成されているのである。この後蓋開閉機構は、
従来のカメラ等においては、一般的に実用化されている
機構である。したがって、従来と同様の機構が適用され
ているものとして、その詳細な構成についての説明は省
略する。
【0036】また、カメラ本体2の背面側の所定の位置
には、カメラ本体2の内部に設けられる所定の電気回路
(図示せず)と後蓋21A・21B側に設けられる所定
の電気回路とを電気的に接続するための複数の電気接点
となるコネクタ端子13が配設されている。つまり、こ
のコネクタ端子13は、カメラ本体2に後蓋21A・2
1Bを装着し閉状態にしたときに、後蓋21A・21B
側の複数の電気接点となるコネクタ端子23と接触し得
る位置に設けられているのである。
【0037】そして、カメラ本体2の内部において、撮
影レンズ鏡枠3の被写体側とは異なる側、つまりカメラ
1の背面寄りの位置であって、撮影用開口部9よりも内
側の所定の位置には、レンズ位置決め手段12が配設さ
れている(図1・図6・図7参照)。
【0038】このレンズ位置決め手段12は、カメラ本
体2に一体的に形成される複数の腕部材からなり、後述
する第2の光学系であるコンデンサーレンズ26の位置
決めをするために設けられるものである。
【0039】なお、本実施形態におけるレンズ位置決め
手段12は、カメラ本体2の天井側に1本及び床側に2
本の合計3本の腕部材によって構成されており、略円形
状の第2の光学系(コンデンサーレンズ26)を確実に
保持し得るように形成されている。
【0040】そのために各腕部材の先端部は、断面が略
L字形状によって形成されており、コンデンサーレンズ
26を光軸Oに直交する方向から受けて同方向の位置決
めを行なう第1当接面12aと、コンデンサーレンズ2
6を光軸方向から受けて同方向の位置決めを行なう第2
当接面12bとが形成されている。
【0041】また、上述のように位置決め手段12は、
第1の光学系3aの後方であって撮影用開口部9の前方
に配設されることから、同位置決め手段12によって、
例えば第1の光学系3aを透過した被写体からの光束の
うち有害となる光束が遮られるようになる。したがっ
て、位置決め手段12は、このような有害光束に起因し
て生じ得るゴーストやフレア等、画像を劣化させる原因
を防止するためのいわゆる絞り手段の役目も兼ね備えて
いる。
【0042】次に、カメラ本体2に装着される後蓋21
A及び後蓋21Bの構成について、それぞれ説明する。
まず、本カメラ1を銀塩フイルムカメラとして機能させ
得る後蓋21Aは、図2に示すように外形が略矩形状か
らなり、内部に皿状の窪みを有する形状によって形成さ
れている。
【0043】この銀塩フイルムカメラ用の後蓋21Aの
一端部には、上述の支持軸21aが上下の両側縁部から
外方に向けて植設されている。また、後蓋21Aの他端
部の内側の面には、カメラ本体2側の上述の係止爪7が
係止される係止部27が形成されている。
【0044】また、後蓋21Aの内壁面側の略中央部分
であって、同後蓋21Aをカメラ本体2に装着し、これ
を閉状態としたときにカメラ本体2側の撮影用開口部9
に対向する所定の位置に圧板部材22が配設されてい
る。この圧板部材22は、図6に示すように付勢力を有
する付勢部材22aによって光軸Oに沿う方向に移動自
在に支持されており、後蓋21Aを閉状態としたときに
は、圧板部材22は、撮影用開口部9の背面側の周縁部
に押圧されるようになっている。
【0045】後蓋21Aをカメラ本体2に装着して使用
するときには、カートリッジ室10に装填されたフイル
ムカートリッジの内部から引き出されたフイルムが撮影
用開口部9の背面寄りの位置に載置される状態となる。
そして圧板部材22は、同フイルムを介して撮影用開口
部9の背面側の周縁部に向けて付勢部材22aの付勢力
により付勢されるようになっている。これによってフイ
ルム(図示せず)の平面性が確保されるようになってい
る。
【0046】そして、この状態において被写体からの光
束は、図6の符号O1・O2で示されるように第1の光
学系3aを透過して撮影用開口部9により規制され、フ
イルムの受光面に照射されることになっている。なお、
レンズ位置決め手段12は、この被写体からの光束を遮
らない位置となるように設定されている。
【0047】つまり、図9に示すようにカメラ1の正面
側から、即ち被写体側から撮影用開口部9の近傍を見た
場合においては、レンズ位置決め手段12は、撮影用開
口部9の内部に若干突設されているように見えるのであ
るが、上述の図6で示されるように実際には、被写体か
らの光束は、第1の光学系3aによって屈折させられる
ので、同光束がレンズ位置決め手段12によって遮られ
ることがないようになっている。
【0048】なお、圧板部材22には、所定の位置に孔
25が穿設されている。この孔25の後方には、例えば
日付・日時情報等をフイルムの露光面上に写しこむため
のデータ写し込み機構を構成するLED等の各種の構成
部材が配設されている。このデータ写し込み機構につい
ては、従来より一般的に実用化されている機構であるの
で、従来と同様のものが適用されるものとし、その詳細
な構成についての説明は省略する。
【0049】また、上述したようにカメラ本体2に後蓋
21A・21Bを装着し閉状態にしたときに、カメラ本
体2側のコネクタ端子13と接触し得る位置には、コネ
クタ端子23が設けられている。
【0050】一方、本カメラ1を電子的撮像装置として
機能させ得る後蓋21Bは、図3に示すように後蓋21
Aと略同様に外形が略矩形状からなり、内部に皿状の窪
みを有する形状に形成されている。
【0051】この電子的撮像装置用の後蓋21Bには、
内壁面側の略中央部分であって、同後蓋21Bをカメラ
本体2に装着し、これを閉状態としたときにカメラ本体
2側の撮影用開口部9に対向する所定の位置にCCD等
の撮像素子31が配設されている。この撮像素子31の
近傍には、第1の光学系3aの画角を変更するために設
けられる第2の光学系であるコンデンサーレンズ26を
保持するレンズ係止部材29が配設されている。
【0052】このレンズ係止部材29は、図7に示すよ
うにレンズ係止部材29に保持されるコンデンサーレン
ズ26の光軸O(図3参照)に沿う方向に突設され、横
断面が円弧形状に形成された部材が後蓋21Bに一体的
に配設されているものである。そして、このレンズ係止
部材29の所定の位置には、コンデンサーレンズ26の
腕部26aを係止することにより保持すると共に、同コ
ンデンサーレンズ26が光軸Oに沿う方向に所定の範囲
で移動し得るよう規制する貫通孔29aがそれぞれに形
成されている。
【0053】そして、レンズ係止部材29にコンデンサ
ーレンズ26が保持された状態で、コンデンサーレンズ
26と後蓋21Bの間には、両者を離間させる方向に付
勢力を有するコイルばね等のばね部材からなる付勢部材
28が配設されている。これによりコンデンサーレンズ
26は、付勢部材28の付勢力によって常に被写体側、
即ち第1の光学系3aの側に向けて付勢されていて、こ
の付勢力は、レンズ係止部材29の貫通孔29aにより
規制されている。つまり、同コンデンサーレンズ26
は、付勢部材28とレンズ係止部材29の貫通孔29a
とによって遊動自在とされているのである。
【0054】一方、コンデンサーレンズ26に対して光
軸Oに沿う方向であって後蓋21Bの側に向けて付勢部
材28の付勢力に抗して所定の外力が作用したときに
は、コンデンサーレンズ26は、後蓋21B側に向けて
所定の範囲内で移動し得るようになっている。このとき
のコンデンサーレンズ26の移動範囲は、レンズ係止部
材29の貫通孔29aによって規定されるようになって
いる。
【0055】なお、後蓋21Bにおいても、一端部に
は、上述の後蓋21Aと同様の支持軸21aが設けられ
ており、他端部には、カメラ本体2側の係止爪7が係止
される係止部27が形成されている。また、カメラ本体
2に後蓋21Bを装着し閉状態としたときに、カメラ本
体2側のコネクタ端子13と接触し得る位置には、コネ
クタ端子23が設けられており、これらの構成部材は、
上述の後蓋21Aと全く同様に構成されるものである。
【0056】このように構成された本実施形態のカメラ
1において、カメラ本体2に対して後蓋21Aと後蓋2
1Bとを取り付ける際の作用を、以下に説明する。
【0057】本カメラ1を銀塩フイルムカメラとして機
能させるためには、カメラ本体2に対して図2に示す後
蓋21Aを装着する。
【0058】この場合においては、まずカメラ本体2側
の外装部材14の穴部2aに対して後蓋21A側の支持
軸21aを取り付ける。即ち、支持軸21aの対向する
二面を溝部2aaに沿うようにして通過させ、支持軸2
1aを穴部2aの内部に挿入する(図4参照)。次い
で、この状態において支持軸21aが植設されている後
蓋21Aを所定の方向(閉方向)に回動させる。これに
よって支持軸21aは、カメラ本体2から容易に取り外
すことができない状態となり、後蓋21Aがカメラ本体
2及び外装部材14に対して回動自在に一体化されるこ
とになる(図5参照)。なお、後蓋21Bを取り付ける
際の手順も全く同様となっている。
【0059】このようにしてカメラ本体2及び外装部材
14に対して後蓋21Aが装着されると、本カメラ1
は、銀塩フイルムカメラとして使用することができる状
態となる(図6参照)。
【0060】この状態において、写真撮影を行なうため
には、写真撮影用のフイルムをカメラ1の内部に装填す
る必要がある。そのためには、まず後蓋21Aを開状態
にし写真撮影用のロール状フイルムが巻回されたフイル
ムカートリッジをカートリッジ室10に装填する。
【0061】次に、このフイルムカートリッジからフイ
ルム先端部分を引き出して、フイルム巻取室11内のフ
イルム巻上スプール8の外周面に接触する所定の位置に
配置する。このとき、フイルムは、撮影用開口部9を覆
うように配置されることになる。この状態で、後蓋21
Aを閉方向へと回動させて、カメラ本体2側の係止爪7
を後蓋21A側の係止部27に係止させることで、後蓋
21Aの閉状態が確保される。すると、これに連動し
て、所定の駆動機構の作用によりフイルム巻上スプール
8がフイルムを巻き上げる方向に所定の回転量だけ回転
し、同フイルムを所定の位置に設定する。このようにし
て、本カメラ1は、フイルムへの露光を行ない得る撮影
準備状態となる。
【0062】また、このように後蓋21Aを利用した撮
影動作の終了後、カメラ1の内部からフイルムカートリ
ッジを取り出すには、次のような手順が行なわれること
になる。
【0063】まず、カメラ1に装填されているフイルム
の最終コマの撮影動作が終了した時点で、露光済みのフ
イルムは、所定の駆動機構の作用により自動的にフイル
ムカートリッジの内部に巻き戻される。また、撮影途中
に撮影動作を中断してフイルムを巻き戻す場合には、所
定の操作部材を操作することによって、同様に露光済み
のフイルムをフイルムカートリッジの内部に巻き戻すこ
とができる。
【0064】そして、露光済みのフイルムがフイルムカ
ートリッジ内に全て巻き戻された時点で、操作部材6を
操作して後蓋21Aの閉状態を解除する。これにより後
蓋21Aは開状態となり、カートリッジ室10が開放さ
れるのでフイルムカートリッジを取り出すことができる
状態になる。なお、これらの一連の作用は、従来の銀塩
フイルムカメラにおいて一般的に実用化されている手段
により実現されていることである。
【0065】次いで、後蓋21Aに代えて後蓋21Bを
装着し、カメラ1を電子的撮像装置として利用する場合
には、まず後蓋21Aを取り外す。この場合には、後蓋
21Aを所定の位置、つまり支持軸21aの対向する二
面が溝部2aaの幅方向に沿う位置まで回動させ、支持
軸21aを溝部2aaに沿わせるようにして後蓋21A
を外装部材14から引き出すようにして取り外す。
【0066】続いて、後蓋21Aを装着する場合と全く
同様にして、電子的撮像装置として機能し得る後蓋21
Bをカメラ本体2及び外装部材14に装着する。そし
て、後蓋21Bを回動させて閉状態とする。
【0067】このとき、図7に示すように後蓋21Bに
配設されるコンデンサーレンズ26の外周縁部26bの
外周面がレンズ位置決め手段12の第1当接面12aに
当接して、コンデンサーレンズ26を光軸Oに直交する
方向の位置決めを行なう。また、これと同時にコンデン
サーレンズ26の外周縁部26bの被写体側に向く外周
縁面がレンズ位置決め手段12の第2当接面12bに当
接する。このとき、コンデンサーレンズ26は、レンズ
位置決め手段12の第2当接面12bにより押圧されて
付勢部材28の付勢力に抗して後蓋21Bの側に向けて
若干移動することになる。このようにしてコンデンサー
レンズ26は、光軸Oに沿う方向の位置決めが規定され
る。なお、この状態では、コンデンサーレンズ26は、
レンズ係止部材29による規制から開放されている状態
にある。
【0068】また、後蓋21Bを取り外すには、操作部
材6を操作して係止部27と係止爪7の係止状態を解除
し、上述したように支持軸21aを溝部2aaを介して
引き出すようにして取り外す。
【0069】以上説明したように上記一実施形態によれ
ば、画角の変更を行なう第2の光学系であるコンデンサ
ーレンズ26を後蓋21Bの側に配設し、この後蓋21
Bをカメラ本体2に装着するのみで、同カメラ本体2側
に固設されたレンズ位置決め手段12によってコンデン
サーレンズ26が所定の位置に確実に位置決めされるよ
うにしている。したがって、後蓋によってコンデンサー
レンズの位置決めを行なうようにした場合に比べて、カ
メラ本体に対する後蓋の取り付けずれ等に起因する取り
付け誤差等の影響を受けることがなく、よってコンデン
サーレンズ26を確実に所定の位置に位置決めすること
ができ、後蓋交換式のカメラにおいて、後蓋側にコンデ
ンサーレンズ26を配設したにも関わらず常に良好な撮
影結果を得ることができる。
【0070】また、第1の光学系3aを透過した被写体
からの光束のうち有害となる光束を遮る位置に位置決め
手段12を配設したので、これにより有害光束の撮影用
開口部9から後方への出射を防ぎ、ゴーストやフレア等
の発生を防止することができる。
【0071】ところで、上述の一実施形態は、レンズ位
置決め手段12をカメラ本体2の内部の所定の位置に固
設して構成したものであるが、このレンズ位置決め手段
12の配置は、これに限らず、例えば図11に示すよう
な形態も考えられる。
【0072】図11は、上述の一実施形態のカメラの変
形例であって、レンズ位置決め手段の配置のみを変更し
た例を示している。
【0073】図11に示すように、本変形例のカメラ1
Aでは、撮影レンズ鏡枠3Aの後端部分の固定部材にレ
ンズ位置決め手段12Aを一体的に形成している。本カ
メラ1Aの撮影レンズ鏡枠3Aは、その詳細な図示を省
略しているが、第1の光学系3aを構成する複数のレン
ズのうち所定のレンズが別の鏡枠(図示せず)によって
保持するように構成されっており、同鏡枠が光軸O方向
に移動することによって、例えば焦点調節動作等に寄与
するようになっている。その他の構成については、上述
の一実施形態と全く同様である。
【0074】この変形例では、レンズ位置決め手段12
を撮影レンズ鏡枠3Aの後端部分に一体に形成すること
によって、撮影レンズ鏡枠3Aとレンズ位置決め手段1
2とを別々に形成した場合に生じ得る取り付け誤差等を
極力抑えることができる。
【0075】したがって、本変形例によれば、レンズ位
置決め手段12により位置決めされるコンデンサーレン
ズ26(第2の光学系)と、第1の光学系3aとの間の
光軸ずれ等が生じるのをさらに抑えることができる。
【0076】[付記]上記発明の実施形態により、以下
のような構成の発明を得ることができる。
【0077】(1) 被写体からの光束により形成され
る被写体像を所定の位置に結像させる第1の光学系と、
この第1の光学系を保持する鏡枠と、この鏡枠を保持す
る本体と、上記第1の光学系の被写体側とは異なる側に
挿脱自在に設けられる第2の光学系と、上記本体に対し
て着脱自在に配設され、上記第2の光学系を有する後蓋
と、を具備し、上記第2の光学系は、上記後蓋に対して
遊動自在に配設されているカメラ。
【0078】(2) 付記1に記載のカメラにおいて、
上記本体もしくは上記鏡枠に設けられ、上記第2の光学
系を所定の位置に位置決めする位置決め手段を、さらに
備え、上記後蓋が上記本体に取り付けられた状態で、上
記第2の光学系は、上記位置決め手段によって取り付け
位置が決められる。
【0079】(3) 付記1又は付記2に記載のカメラ
において、上記第2の光学系に対して付勢力を与える付
勢手段を、さらに有してなるカメラ。
【0080】(4) 付記3に記載のカメラにおいて、
上記付勢手段は、上記後蓋が本体に取り付けられた状態
で、第2の光学系を上記本体もしくは上記鏡枠の側に向
けて付勢している。
【0081】(5) 付記4に記載のカメラにおいて、
上記付勢手段は、上記後蓋に配設されたばね部材であ
り、このばね部材の弾性力は、上記第2の光学系に対し
て付勢力を与えるようになっている。
【0082】(6) 被写体からの光束を透過させて所
定の位置に被写体像を結像させる第1の光学系と、この
第1の光学系を保持する鏡枠と、この鏡枠を保持する本
体と、上記第1の光学系の被写体側と異なる側に挿脱自
在に設けられる第2の光学系と、上記本体もしくは上記
鏡枠に設けられ、上記第2の光学系の取り付け位置を決
める位置決め手段と、を具備し、上記位置決め手段は、
上記第1の光学系を透過する光束を遮らない位置に設け
られているカメラ。
【0083】(7) 付記6に記載のカメラにおいて、
上記位置決め手段は、上記第1の光学系を透過した光束
のうち有害となる光束を遮る位置に設けられている。
【0084】(8) 付記6に記載のカメラにおいて、
上記位置決め手段は、上記第1の光学系を透過した光束
により生じるゴースト及びフレアを防止する絞り手段を
兼ねている。
【0085】(9) 被写体からの光束により形成され
る被写体像を所定の位置に結像させる第1の光学系と、
この第1の光学系を保持する鏡枠と、この鏡枠を保持す
る本体と、上記第1の光学系の被写体側とは異なる側に
挿脱自在に設けられ、上記第1の光学系の画角を変更す
る第2の光学系と、上記本体に着脱自在に設けられ、上
記第2の光学系を有する後蓋と、この後蓋に設けられた
撮像素子と、上記本体もしくは上記鏡枠に一体的に配設
され、上記第2の光学系の取り付け位置を決める位置決
め手段と、を具備したカメラ。
【0086】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、銀塩
フイルムカメラ及び電子的撮像装置を兼用し得る後蓋交
換式のカメラにおいて、電子的撮像装置として機能させ
て写真撮影等を行なう場合に、コンデンサーレンズの取
り付け誤差等に起因するコンデンサーレンズの光軸の偏
芯等を防止して、常に良好な撮影結果(撮影画像)が得
られるカメラを提供することができる。
【0087】カメラを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のカメラを示し、後蓋を取
り外した状態のカメラの背面側から見た際の外観斜視
図。
【図2】図1のカメラを銀塩フイルムカメラとして機能
させる際に使用される後蓋の外観斜視図。
【図3】図1のカメラを電子的撮像装置として機能させ
る際に使用される後蓋の外観斜視図。
【図4】図1のカメラの本体と後蓋との取付部分を拡大
して示す要部拡大図。
【図5】図4のA−A線に沿う要部拡大断面図。
【図6】図1のカメラを銀塩フイルムカメラとして機能
させるようにした状態の縦断面図。
【図7】図1のカメラを電子的撮像装置として機能させ
るようにした状態の縦断面図。
【図8】図7に示す状態のカメラの横断面図。
【図9】図1のカメラを銀塩フイルムカメラとして機能
させるようにしたときの撮影用開口部近傍の状態を示す
平面図。
【図10】図1のカメラを電子的撮像装置として機能さ
せるようにしたときの撮影用開口部近傍の状態を示す平
面図。
【図11】本発明の一実施形態のカメラの変形例を示
し、レンズ位置決め手段の配置のみを変更して構成した
例を示す図。
【符号の説明】
1・1A……カメラ 2……カメラ本体(本体) 2a……穴部 2aa……溝部 3・3A……撮影レンズ鏡枠(鏡枠) 3a……第1の光学系 4……ファインダーユニット 6……操作部材 7……係止爪 8……フイルム巻上スプール 9……撮影用開口部 10……カートリッジ室 11……フイルム巻取室 12・12A……レンズ位置決め手段(位置決め手段) 12a……第1当接面 12b……第2当接面 13……コネクタ端子 14……外装部材 15……スプール軸 21A……後蓋(銀塩フイルムカメラ用) 21B……後蓋(電子的撮像装置用) 21a……支持軸 22……圧板部材 22a……付勢部材 23……コネクタ端子 25……孔 26……コンデンサーレンズ(第2の光学系) 26a……腕部 26b……外周縁部 27……係止部 28……付勢部材 29……レンズ係止部材 29a……貫通孔 31……撮像素子

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体からの光束を透過させて所定の
    位置に被写体像を結像させる第1の光学系と、 この第1の光学系を保持する鏡枠と、 この鏡枠を保持する本体と、 上記第1の光学系の被写体側とは異なる側に挿脱自在に
    配設される第2の光学系と、 上記本体もしくは上記鏡枠に設けられ、上記第2の光学
    系の取り付け位置を設定する位置決め手段と、 を具備して構成されることを特徴とするカメラ。
  2. 【請求項2】 上記本体に対して着脱自在に配設され
    るアダプタを、さらに具備し、 上記第2の光学系は、上記アダプタに配設されているこ
    とを特徴とする請求項1に記載のカメラ。
  3. 【請求項3】 上記第2の光学系は、上記第1の光学
    系の画角を変更するコンデンサーレンズであることを特
    徴とする請求項1又は請求項2に記載のカメラ。
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