JPH0943718A - 画像撮影装置 - Google Patents

画像撮影装置

Info

Publication number
JPH0943718A
JPH0943718A JP19488995A JP19488995A JPH0943718A JP H0943718 A JPH0943718 A JP H0943718A JP 19488995 A JP19488995 A JP 19488995A JP 19488995 A JP19488995 A JP 19488995A JP H0943718 A JPH0943718 A JP H0943718A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
grip
image
optical system
image capturing
silver salt
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP19488995A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsutomu Honda
努 本田
Togo Teramoto
東吾 寺本
Takashi Kato
隆史 加藤
Kiyoshi Seigenji
潔 清玄寺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Minolta Co Ltd filed Critical Minolta Co Ltd
Priority to JP19488995A priority Critical patent/JPH0943718A/ja
Priority to US08/659,690 priority patent/US5664243A/en
Priority to DE19622802A priority patent/DE19622802A1/de
Publication of JPH0943718A publication Critical patent/JPH0943718A/ja
Priority to US08/834,107 priority patent/US5953546A/en
Priority to US10/680,340 priority patent/US7133608B1/en
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cameras In General (AREA)
  • Cameras Adapted For Combination With Other Photographic Or Optical Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 撮影時の操作性と携帯性を両立させることが
でき、携帯性の向上を図った画像撮影装置を提供する。 【解決手段】 主光学系及び該主光学系の光軸方向後方
に配設されたボディCからなる装置本体と、該装置本体
を支持するためのグリップGとを備えた画像撮影装置に
おいて、グリップを、ボディに対して、主光学系の光軸
と対向するボディの背面に沿う収納部位を含み且つほぼ
ボディの外面に沿う軌跡上で回動変位可能に取り付けた
ことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、撮影時に装置本体
を安定した状態で支持するためのグリップを備えた画像
撮影装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】周知のように、スチルカメラやビデオカ
メラ等の画像撮影装置は、撮影時に装置本体を安定した
状態で支持するためのグリップを備えているが、従来、
グリップの取り扱いを考慮して、その他の構成を有機的
に結合させ、操作性の向上を図ったものが種々提案され
ている。
【0003】すなわち、第1の先行技術例としては、液
晶表示素子からなるエレクトロビューファインダー部
(以下、EVF部と呼ぶ)を備え、このEVF部がデッ
キ部と一体化されており、これら両者がカメラユニット
部に対して横方向に回転自在に取り付けられており、さ
らに前記両者を支持するためのグリップが取り付けられ
たものがある。
【0004】第2の先行技術例として特開平5−836
08号公報には、回転自在な載置台が設けられ、この載
置台上にEVF部を載置し、さらにその回転載置台がグ
リップと連動するように構成したものが開示されてい
る。
【0005】さらに、第3の先行技術例としては、本体
グリップと反対側にEVF部を配置し、該EVF部を収
納した状態では全体がフラットな形状を呈し、且つ、液
晶表示画面が保護されるようになっており、該EVF部
の液晶表示画面を引き出すことにより使用できる状態と
なるものが知られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記第
1の先行技術例では、カメラ本体を手で支持するための
グリップをEVF部とは別に設けなければならないた
め、これがカメラ本体のコンパクト化を図るための障害
となっている。
【0007】また、第2の先行技術例では、回転載置台
を設けたことにより、グリップを回転操作に連動してE
VF部を任意の姿勢に回転させることができるが、グリ
ップがEVF部と連動しているため、グリップを収納し
得ないという問題点がある。
【0008】さらに、第3の先行技術例の場合もグリッ
プを収納して非使用時のコンパクト性を実現することが
できないという問題点があった。
【0009】上記従来例では、いずれも、グリップによ
って携帯性が損なわれていた。
【0010】本発明は、撮影時の操作性と携帯性を両立
させることができ、携帯性の向上を図った画像撮影装置
を提供することを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1に記載の画像撮影装置は、主光学系及び該
主光学系の光軸方向後方に配設されたボディからなる装
置本体と、該装置本体を支持するためのグリップとを備
えた画像撮影装置において、前記グリップを、前記ボデ
ィに対して、前記主光学系の光軸と対向する前記ボディ
の背面に沿う収納部位を含み且つほぼ前記ボディの外面
に沿う軌跡上で回動変位可能に取り付けたことを特徴と
するものである。
【0012】また、請求項2に記載の画像撮影装置は、
請求項1に記載の画像撮影装置において、装置本体が、
主光学系を通じて入射した被写体像を銀塩フィルムに撮
像する銀塩撮像手段を具備していることを特徴とするも
のである。
【0013】また、請求項3に記載の画像撮影装置は、
請求項1に記載の画像撮影装置において、装置本体が、
主光学系を通じて入射した被写体像を光電変換して得ら
れた映像情報を記録媒体に記録する電子写真撮像手段を
具備していることを特徴とするものである。
【0014】また、請求項4に記載の画像撮影装置は、
請求項1に記載の画像撮影装置において、装置本体が、
主光学系を通じて入射した被写体像を銀塩フィルムに撮
像する銀塩撮像手段、及び前記被写体像を光電変換して
得られた映像情報を記録媒体に記録する電子写真撮像手
段を具備していることを特徴とするものである。
【0015】また、請求項5に記載の画像撮影装置は、
請求項1に記載の画像撮影装置において、グリップが、
使用時においてその長手方向の面が装置本体の光軸方向
とほぼ直交する方向に姿勢変位するように構成されてい
ることを特徴とするものである。
【0016】また、請求項6に記載の画像撮影装置は、
請求項1に記載の画像撮影装置において、グリップが、
使用時においてその長手方向の面が装置本体の光軸方向
に沿う方向に姿勢変位するように構成されていることを
特徴とするものである。
【0017】また、請求項7に記載の画像撮影装置は、
請求項1に記載の画像撮影装置において、グリップに電
気表示素子が装備されていることを特徴とするものであ
る。
【0018】また、請求項8に記載の画像撮影装置は、
請求項4に記載の画像撮影装置において、装置本体は主
光学系を通じて入射した被写体の光を二方向に分割する
光分割器と、リレー光学系とを有し、前記光分割器によ
って分割された一方の光を銀塩撮像手段及び電子写真撮
像手段のいずれか一方に供給し、前記光分割器によって
分割され且つ前記リレー光学系によってリレーされた他
方の光を銀塩写真撮像手段及び電子写真撮像手段のいず
れか他方に供給するように構成されていることを特徴と
するものである。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の具体的な実施の形
態を図面を参照しながら説明する。図1は本発明の第1
実施形態の画像撮影装置を表側から見た斜視図、図2は
この画像撮影装置を裏側から見た斜視図、図3はこの画
像撮影装置の内部構成を示す透視図、図4はこの画像撮
影装置の光学系の概略構成図、図5はこの画像撮影装置
の使用状態を示す斜視図である。
【0020】本実施形態が対象とする画像撮影装置はス
チルカメラ、ビデオカメラの双方の機能を備えたハンデ
ィタイプカメラであって、図1及び図2に示すように、
その装置本体は、主光学系としての主レンズLと、該主
光学系の光軸方向後方に配設され、主レンズLが着脱可
能に取り付けられるボディCとからなる。また、前記ボ
ディCの一側面には、撮影時に装置本体を安定した状態
で支持するためのグリップGが設けられ、グリップGは
連結機構1を介してボディCに連結されている。さら
に、グリップGにおけるボディCと反対側の側面には回
転ジョイント2を介してモニターMが連結されている。
【0021】そして、上記構成を備えた画像撮影装置
は、主レンズL、ボディC及びグリップGが電気的、機
械的に結合されて、銀塩フィルムを用いた撮影を行う銀
塩写真撮像系と、ビデオムービー等の撮影を行う電子写
真撮像系を構成しており、これによって銀塩写真撮影を
行うための銀塩撮影モード、ビデオムービー撮影を行う
ためのビデオ撮影モード、ビデオムービーと銀塩写真と
を同時撮影可能な同時撮影モード、撮影後等におけるビ
デオ再生モード、磁気記録媒体や固体メモリーに静止画
像を記録する方式の撮影を行うためのスチルビデオ撮影
モード、銀塩フィルム上の撮影情報記録部に記録されて
いる情報の書き換えを行う編集モード等の機能を有する
ものであり、これらのモードを必要に応じて切り換え
て、撮影、再生、編集等を行うことができるようになっ
ている。
【0022】連結機構1は、グリップGを水平方向に約
90°の範囲にわたって回動可能に連結するもので、そ
の具体的な構成は、後述する第2実施形態の連結機構3
と同等である。グリップGは、ボディCの側面に沿う使
用部位(図5(c)参照)とボディCの背面に沿う収納
部位(図5(d)参照)とを含み且つほぼボディCの外
面に沿う円弧状上の軌跡上で回動変位する。
【0023】回転ジョイント2は、モニターMをグリッ
プGに対して水平方向に約90°の範囲にわたって回動
可能に連結するとともに、水平方向にのびる軸線のまわ
りに回転可能に連結するものである。連結機構1及び回
転ジョイント2は回動時に適度の摩擦抵抗があり、グリ
ップG及びモニターMを所望の位置に静止させることが
できるようになっている。ボディC内部とグリップG内
部の間の配線は連結機構1の内部を貫通して接続されて
おり、グリップG内部とモニターM内部の間の配線は回
転ジョイント2の内部を貫通して接続されている。
【0024】次に、この画像撮影装置の内部構成につい
て説明すると、図3において、C01は銀塩撮影用フィ
ルム、G01は電子写真撮像系のメカや制御回路を備え
記録媒体としてのカセットテープが脱着可能なデッキ
部、G02はバッテリー、G03はモニターMを収納す
るための収納凹部である。
【0025】次に、この画像撮影装置の光学系について
説明すると、図4において、被写体からの光は、主光学
系に入射し、主レンズLを通り、主レンズ絞りC02に
より光量を制御され、光分割器として機能するペリクル
ミラーC03によりシャッターC04を経てフィルムC
01に至る第1の光路と、ペリクルミラーC03で第1
の光路から分かれ、コンデンサレンズC05、反射ミラ
ーC06、NDフィルタC07からリレー光学系(リレ
ーレンズRL、リレー絞りC08)に至る第2の光路と
に分割される。なお、AXは被写体から主レンズLに向
かう光軸である。
【0026】第2の光路を通り、リレーレンズRLに到
達した光は、リレー絞りC08により光量を制御され、
光学ローパスフィルタC09、IRカットフィルタC1
0を経て、光電変換部として機能するCCDイメージセ
ンサC11に到達する。なお、図4ではCCDイメージ
センサC11は単板で示してあるが、多板式を使用して
も差し支えない。第1の光路は銀塩フィルムを使用した
スチル撮影用の光路であり、第2の光路はビデオ用の記
録媒体を使用したムービー撮影用の光路である。
【0027】次に、装置の外観について説明すると、図
1において、L01はレンズ鏡筒、L02はズーム操作
をするためのズーム操作環、L03はオートフォーカス
とマニュアル操作を切り換えるためのAF/MF切換ボ
タン、C12はフラッシュ、C13はステレオマイクで
ある。
【0028】次に、ボディCの操作部について説明する
と、図2において、COP01はメインスイッチを兼用
した動作モード切換スイッチ、COP02は銀塩撮影モ
ード、スチルビデオ撮影モード時にはセルフタイマー、
連写、単写を設定するボタンである。
【0029】COP03は撮影モード選択ボタンであっ
て、後述するモード切換ダイヤルGOP04と同時に使
用することにより同時撮影モード、銀塩撮影モード、ビ
デオ撮影モード、スチルビデオ撮影モードで、ポートレ
ートやスポーツモードなどのシーンセレクトモードを設
定するために使用する。COP04は銀塩撮影モード、
スチルビデオ撮影モード時のフラッシュ使用時に赤目を
軽減する作用を設定するための赤目軽減ボタンである。
【0030】COP05はフィルムカートリッジ装填、
脱着のためのフィルムカートリッジ交換ボタン、COP
06はプログラムボタンで、単独で使用する場合には撮
影モードをプログラムに設定する。また、後述するモー
ド切換ダイヤルGOP04と同時に使用することによ
り、同時撮影モード、銀塩撮影モード、ビデオ撮影モー
ド、スチルビデオ撮影モードで絞り優先モード、シャッ
ター速度優先モード、マニュアルモードの選択ができ
る。COP07は操作情報等を表示するLCD表示部で
ある。
【0031】次に、図1において、COP08はボディ
Cからレンズ鏡筒L01を取り外すためのレンズ交換ボ
タン、COP09は銀塩撮影時の画面サイズの切換スイ
ッチ、COP10はビデオムービー画面の切換スイッ
チ、COP11は銀塩撮影モード、スチルビデオ撮影モ
ードでのフラッシュ強制発光ボタン、COP12はセル
フタイマーが動作中であることを知らせるセルフタイマ
ーランプである。
【0032】次に、グリップGについて説明すると、G
04はスピーカである。また、図示しないが、収納凹部
G03内に収納したモニターMを飛び出さないようにロ
ックするためのロック機構を備えている。
【0033】グリップGの操作部について説明すると、
GOP01は銀塩撮影時のレリーズボタン、G0P02
はズーム操作環L02と同様にレンズLの焦点距離を変
化させるズームレバー、GOP03はデッキ部G01を
操作するための操作ボタン群、GOP04は銀塩及びビ
デオの撮影時においてAV、TVの切り換えを行うとと
もにモード切り換えを行うモード切換ダイヤルである。
【0034】GOP05は同時撮影モード、ビデオ撮影
モード時は記録媒体への録画のスタート、ストップを制
御する録画スタート・ストップボタンで、マニュアルモ
ード時にこのボタンGOP05を押しながら前述の切換
ダイヤルGOP04を切り換えると、AV、TVを切り
換えることができる。
【0035】GOP06は同時撮影モード、ビデオ撮影
モード時には手振れ補正制御のON/OFFボタンで、
銀塩撮影モード、スチルビデオ撮影モード時にはこのボ
タンGOP06を押しながらモード切換ダイヤルGOP
04を切り換えると、露出補正ができる。GOP07は
バッテリー交換ボタンであり、G02はバッテリーであ
る。
【0036】次に、モニターMについて説明すると、M
01は電気表示素子としてのEVF(液晶ビューファイ
ンダー)部であり、CCDイメージセンサC11から出
力される映像及びその他の情報を表示する。次に、モニ
ターMの操作部について説明すると、MOP01はEV
F部M01上のメッセージ表示のON/OFFボタン
で、MOP02はVモード時の音量やEVF部M01上
の映像の調整(明るさ、色合い)をするためのボタンで
ある。
【0037】モニターMは、前述したように、回転ジョ
イント2のまわりに水平方向に約90°の範囲にわたっ
て回動可能に案内されており、図5(b)、図5(c)
に示すようにグリップGの収納凹部G03内に収納され
た状態と、図5(a)に示すようにグリップGの収納凹
部G03から突出した状態とを取ることができる。
【0038】次に、この画像撮影装置の使用方法を説明
する。図5(a)は通常の使用時を示す。この状態にお
いて、撮影者は両手でボディCとグリップGを持ち、E
VF部M01を見ながら撮影を行う。この状態でモニタ
ーMを前方に回動させて、図5(b)に示すようにグリ
ップGの収納凹部G03内に収納すると、EVF部M0
1が露出した状態で収納されるため、EVF部M01で
再生画像等の情報を見ることができる。
【0039】モニターMを収納凹部G03内に収納する
と、前述のロック機構によってモニターMがロックされ
る。また、モニターMは図示しないバネによって収納凹
部G03から飛び出す方向に弾性付勢されており、ロッ
ク機構を解除すると、モニターMが図5(a)の位置に
飛び出すようになっている。
【0040】前述したように、モニターMは水平方向に
のびる軸線のまわりに回転可能であるため、EVF部M
01を反転させて前方に向けることができる。そして、
この状態でモニターMを前方に回動させて収納凹部G0
3内に収納すると、図5(c)に示すように、EVF部
M01が隠れた状態になり、携帯時等においてEVF部
M01を傷つかないように保護することができる。
【0041】そして、非使用時には、グリップGを、図
5(d)に示すように、ボディCの背面の収納部位に回
動変位させる。これによって、装置がコンパクトにな
り、携帯性が向上する。
【0042】次に、本発明の第2の実施形態について説
明する。図6、図7は本発明の第2実施形態の画像撮影
装置の平面図、図8はこの画像撮影装置の使用状態を示
す斜視図である。なお、以下の各実施形態において、図
中、前記第1実施形態と同一の部分には同一の符号を付
して説明を省略する。
【0043】この画像撮影装置は、片手で持って撮影す
るように設計されたもので、図7に示すように、ボディ
Cの一側面側にデッキ部G01を内蔵したグリップGが
設けられ、グリップGは連結機構3を介してボディCに
連結されている。そして、ボディCの背面にはEVF部
M01が設けられている。なお、C14はカセット取り
出し蓋、C15はフィルムパトローネ取り出し蓋、C1
6は携帯用ストラップ、C17はフィルムパトローネを
収納するフィルムパトローネ室、C18はフィルムを巻
き取るためのスプールを収納するスプール室である。
【0044】連結機構3は、一端がグリップGの内側面
に固着されグリップGから直角に突出したアーム板4を
有し、アーム板4の他端はボデイCに設けた垂直支軸5
によって回動可能に軸支されている。グリップGは、図
6に示すボディCの背面の収納部位と図7に示すボディ
Cの側面の使用部位を含み且つほぼボディCの外面に沿
う円弧状の軌跡上を回動変位する。なお、グリップG
が、図7に示す使用部位に回動変位したとき、その長手
方向の面が装置本体の光軸方向に沿うようになってい
る。
【0045】連結機構3は、図示しないグリップ機構に
より図6と図7の状態で静止させることができるように
なっている。また、グリップGの内側面には凹部6が設
けられており、グリップ3がボディCの裏面に回動した
とき、EVF部M01がこの凹部6内に収納されるよう
になっている。グリップG内部とボディC内部の間の配
線は連結機構3の内部を貫通して接続されている。
【0046】この画像撮影装置を使用する場合には、図
8(b)に示すように、グリップGをボディCの側面に
回動する。この状態において、EVF部M01が露出
し、視認可能になる。使用しないときには、図8(a)
に示すようにグリップ3をボディCの背面に回動する。
この状態において、装置が横方向及び光軸方向にコンパ
クトになり、携帯性が向上する。また、EVF部M01
が収納された状態になり、保護される。
【0047】次に本発明の第3の実施形態について説明
する。図9、10は本発明の第3実施例の画像撮影装置
を裏側から見た斜視図であり、図11は図10の右側面
図、図12は図9の要部を拡大した平面図である。
【0048】図9に示すように、この画像撮影装置で
は、ボディCの一側面にグリップGが連結機構7を介し
て連結されている。そして、グリップGにはEVF部M
01が設けられている。また、図12に示すように、グ
リップGとボディCの間には、グリップGをボディCに
ロックするためのロック機構8が設けられている。
【0049】連結機構7は、図11に示すように、ボデ
ィCのグリップG側の側面に取り付けられた回転ジョイ
ント9と、この回転ジョイント9に固着されたヒンジ板
10とからなっている。ヒンジ板10は、グリップGの
ボディC側の側部の上下に設けられた軸受部11にそれ
ぞれ垂直支軸12を介して回動可能に連結されている。
グリップ部G内部とボディC内部の間の配線は連結機構
7の内部を貫通して接続されている。
【0050】グリップGは垂直支軸12のまわりに約1
80°の範囲にわたって回動することができ、図9に示
すボディCの側面の使用部位と図10に示すボディCの
背面に沿う収納部位とを含み且つほぼボディCの外面に
沿う半円状の軌跡上を回動変位する。なお、グリップG
が、図9示す位置に回動変位したとき、その長手方向の
面が装置本体の光軸とほぼ直交するようになっている。
また、グリップGは水平方向にのびる軸線のまわりに回
転することができ、撮影者自身を被写体とする対面撮影
を行うこともできる。回転ジョイント9には回動時に適
度の摩擦抵抗があり、グリップGを所望の角度で静止さ
せることができるようになっており、下アングル及び上
アングルの撮影も可能である。
【0051】図12に示すように、ロック機構8はグリ
ップGに水平方向に回動可能に軸支されたロックレバー
13を備えている。ロックレバー13は一端がグリップ
Gから突出し、一端にヒンジ板10に形成した切欠10
aに係合する爪13aを有し、他端にロック解除ボタン
13bを有している。ロックレバー13はスプリング1
4によって内側方向に弾性付勢されている。
【0052】グリップGを図9に示す位置に回動する
と、ロックレバー13の爪13aに形成した斜辺13c
がヒンジ板10の切欠10aの側辺に当接し、ロックレ
バー13がスプリング14の弾性に抗して時計回りの方
向に回動し、爪13aがヒンジ板10を越えると、スプ
リング14の弾性によってロックレバー13が反時計回
りの方向に回動して爪13aがヒンジ板10に係合す
る。これによって、グリップGがボディCにロックされ
た状態になる。ロックを解除する場合には、ロック解除
ボタン13bを押圧してロックレバー13を回動させ、
ロックレバー13の爪13aとヒンジ板10との係合を
解除する。
【0053】この画像撮影装置を使用する場合には、図
9に示すように、グリップGをボディCの側面に回動す
る。この状態において、EVF部M01が露出し、視認
可能になる。撮影者は両手でボディCとグリップGを持
って撮影する。使用しない場合には、図10に示すよう
に、グリップGをボディCの背面に回動する。この状態
において、装置が横方向にコンパクトになり、携帯性が
向上する。また、EVF部M01が収納された状態にな
り、保護される。
【0054】図13〜図15は、非使用時にグリップを
収納できるようにした横型の画像撮影装置を示す。図1
3、図14は斜視図であり、図15は内部構成を示す透
視図である。
【0055】これらの図に示す装置は、ボディCと、こ
のボディCの上面に回動収納されるグリップGとからな
る。グリップGはボディCの上面の後端縁に一対のヒン
ジ15を介して水平方向にのびる軸線のまわりに回動可
能に連結されており、内側面にEVF部M01を有す
る。グリップGは、図14に示すボディC背面の使用部
位と図13に示すボディCの上面の収納部位とを含む円
弧状の軌跡上を回動変位する。グリップG内部とボディ
C内部の間の配線はヒンジ15の内部を貫通して接続さ
れている。ヒンジ15は、回動時に適度の摩擦抵抗があ
り、グリップGを所望の位置に安定した状態で静止させ
ることができるようになっている。なお、C19は銀塩
撮影用のファインダーである。
【0056】図15に示すように、ボディCの内部に
は、銀塩撮影用フィルムC01、主レンズL、デッキ部
G01等が内蔵されている。銀塩撮影用フィルムC01
はいわゆるS字ローディングによって装填されている。
【0057】グリップGの一側部にはバッテリーG02
が内蔵されている。また、グリップGの内面の自由端側
には、グリップGをボディCの上面にロックする一対の
ロック機構16が設けられており、ボディCの上面にお
ける前記ロック機構16に対応する位置には、このロッ
ク機構16に係合する一対の係合部17が設けられてい
る。なお、ロック機構16は図12に示すロック機構8
と同等の構成を有しており、説明は省略する。
【0058】この装置を使用するときには、図14に示
すように、グリップGをボディCの背面に回動する。ま
た、使用しないときには、図13に示すように、グリッ
プGをボディCの上面の収納部位に回動する。これによ
って装置が光軸方向にコンパクトになり、携帯性が向上
する。また、EVF部M01が収納された状態になり、
携帯時においてEVF部M01が保護される。
【0059】図16、17は非使用時にグリップを収納
できるようにした横型の画像撮影装置の他の例を示す斜
視図である。
【0060】この装置は、ボディCと、このボディCの
上面に収納されるグリップGとからなり、グリップG
は、ボディCの上面の前端縁に一対のヒンジ15を介し
て水平方向にのびる軸線のまわりに回動可能に連結され
ている。グリップGは、図17に示すほぼ直立する部位
と図16に示すボディCの上面の収納部位とを含む円弧
状の軌跡上を回動変位する。その他の構成は図13のも
のと同様である。
【0061】この装置を使用するときには、図17に示
すように、グリップGをボディCの前方に回動する。ま
た、使用しないときには、図16に示すように、グリッ
プGをボディCの上面の収納部位に回動する。これによ
って装置がコンパクトになり、携帯性が向上する。ま
た、EVF部M01が収納された状態になり、携帯時に
おいてEVF部M01が保護される。
【0062】図18、19は非使用時にグリップを収納
できるようにした横型の画像撮影装置を示す斜視図であ
る。
【0063】この装置は、ボディCと、このボディCの
上面に収納されるグリップGとからなり、グリップG
は、ボディCの上面の後端縁に一対のヒンジ15を介し
て水平方向にのびる軸線のまわりに回動可能に連結され
ている。グリップGは、図19に示すほぼ直立する部位
と図18に示すボディCの上面の収納部位とを含む円弧
状の軌跡上を回動変位する。そして、グリップGの外側
面にEVF部M01が設けられている。その他の構成は
図13のものと同様である。
【0064】この装置は、図18に示すウエストレベル
での撮影から図19に示すアイレベルでの撮影まで、幅
広いアングルの撮影が可能である。
【0065】なお、上記の各実施形態では、ボディCと
レンズ鏡筒L01は別体で構成し、ボディCとフラッシ
ュC12は一体で構成したものを示しているが、本発明
では、ボディCとレンズ鏡筒L01を一体化したもの、
ボディCとフラッシュC12を別体で構成したもの、ボ
ディC、レンズ鏡筒L01、フラッシュC12の三者を
一体化したものも含まれる。
【0066】また、電子写真撮像光学系と銀塩撮像光学
系とは相互に独立した構成としてもよい。また、本実施
形態では銀塩用の撮像系と電子写真用の撮像系が一体化
したSLR方式のものを示しているが、銀塩用の撮像系
と電子写真用の撮像系とが別々の方式で構成されたもの
であってもよい。また、本発明は、電子写真撮像手段の
みを有したものであっても良いし、銀塩写真撮像手段の
みを有したものであっても良い。また、電気表示素子は
液晶以外のものであってもよい。さらに、電子写真撮像
手段の記録媒体はカセットテープ以外のものであっても
よい。
【0067】
【発明の効果】請求項1に記載の画像撮影装置は、非使
用時にグリップをボディ背面の収納部位に回動変位させ
ることができ、非使用時に装置をコンパクトにすること
ができるので、携帯性が良い。また、撮影時の操作性と
携帯性を両立させることができる。
【0068】請求項5に記載の画像撮影装置は、グリッ
プをボディ背面の収納部位に回動変位させると装置が横
方向にコンパクトになるので、携帯性が良い。特に、両
手でボディとグリップを持って撮影するようにしたタイ
プの装置に適している。
【0069】請求項6に記載の画像撮影装置は、グリッ
プをボディ背面の収納部位に回動変位させると装置が光
軸方向にコンパクトになるので、携帯性が良い。特に、
片手で持って撮影するようにしたタイプの装置に適して
いる。
【0070】請求項7に記載の画像撮影装置は、グリッ
プに電気表示素子が設けられているので、装置をコンパ
クトにすることができる。また、非使用時に電気表示素
子が収納されるので、携帯性が良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態の画像撮影装置を表側
から見た斜視図。
【図2】 本発明の第1実施形態の画像撮影装置を裏側
から見た斜視図。
【図3】 図1の画像撮影装置の内部構成を示す透視
図。
【図4】 図1の画像撮影装置の光学系の概略構成図。
【図5】 図1の画像撮影装置の使用状態を示す斜視
図。
【図6】 本発明の第2実施形態の画像撮影装置の平面
図。
【図7】 本発明の第2実施形態の画像撮影装置の平面
図。
【図8】 図6の画像撮影装置の使用状態を示す斜視
図。
【図9】 本発明の第3実施形態の画像撮影装置を裏側
から見た斜視図。
【図10】 本発明の第3実施形態の画像撮影装置を裏
側から見た斜視図。
【図11】 図10の右側面図。
【図12】 図9の要部を拡大した平面図。
【図13】 グリップを収納できるようにした横型の画
像撮影装置の斜視図。
【図14】 図13の画像撮影装置の使用状態を示す斜
視図。
【図15】 図13の画像撮影装置の内部構成を示す透
視図。
【図16】 グリップを収納できるようにした横型の画
像撮影装置の他の例を示す斜視図。
【図17】 図16の画像撮影装置の使用状態を示す斜
視図。
【図18】 グリップを収納できるようにした横型の画
像撮影装置の他の例を示す斜視図。
【図19】 図18の画像撮影装置の使用状態を示す斜
視図。
【符号の説明】
C ボディ C01 銀塩フィルム(銀塩写真撮像手段の一部) C02 主レンズ絞り(主光学系の一部) C03 ペリクルミラー(光分割器) C04 シャッター(銀塩写真撮像手段の一部) C08 リレー絞り(リレー光学系の一部) C09 光学ローパスフィルタ(電子写真撮像手段の一
部) C10 IRカットフィルタ(電子写真撮像手段の一
部) C11 CCDイメージセンサ(電子写真撮像手段の一
部) G グリップ G01 デッキ部(電子写真撮像手段の一部) M01 EVF部(電気表示素子) L 主レンズ(主光学系の一部) RL リレーレンズ(リレー光学系の一部)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加藤 隆史 大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪 国際ビル ミノルタ株式会社内 (72)発明者 清玄寺 潔 大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪 国際ビル ミノルタ株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主光学系及び該主光学系の光軸方向後方
    に配設されたボディからなる装置本体と、該装置本体を
    支持するためのグリップとを備えた画像撮影装置におい
    て、前記グリップを、前記ボディに対して、前記主光学
    系の光軸と対向する前記ボディの背面に沿う収納部位を
    含み且つほぼ前記ボディの外面に沿う軌跡上で回動変位
    可能に取り付けたことを特徴とする画像撮影装置。
  2. 【請求項2】 装置本体は、主光学系を通じて入射した
    被写体像を銀塩フィルムに撮像する銀塩撮像手段を具備
    している請求項1の画像撮影装置。
  3. 【請求項3】 装置本体は、主光学系を通じて入射した
    被写体像を光電変換して得られた映像情報を記録媒体に
    記録する電子写真撮像手段を具備している請求項1の画
    像撮影装置。
  4. 【請求項4】 装置本体は、主光学系を通じて入射した
    被写体像を銀塩フィルムに撮像する銀塩撮像手段、及び
    前記被写体像を光電変換して得られた映像情報を記録媒
    体に記録する電子写真撮像手段を具備している請求項1
    の画像撮影装置。
  5. 【請求項5】 グリップは、使用時においてその長手方
    向の面が装置本体の光軸方向とほぼ直交する方向に姿勢
    変位するように構成されている請求項1の画像撮影装
    置。
  6. 【請求項6】 グリップは、使用時においてその長手方
    向の面が装置本体の光軸方向に沿う方向に姿勢変位する
    ように構成されている請求項1の画像撮影装置。
  7. 【請求項7】 グリップには電気表示素子が装備されて
    いる請求項1の画像撮影装置。
  8. 【請求項8】 装置本体は主光学系を通じて入射した被
    写体の光を二方向に分割する光分割器と、リレー光学系
    とを有し、前記光分割器によって分割された一方の光を
    銀塩撮像手段及び電子写真撮像手段のいずれか一方に供
    給し、前記光分割器によって分割され且つ前記リレー光
    学系によってリレーされた他方の光を銀塩写真撮像手段
    及び電子写真撮像手段のいずれか他方に供給するように
    構成されている請求項4の画像撮影装置。
JP19488995A 1995-06-08 1995-07-31 画像撮影装置 Pending JPH0943718A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19488995A JPH0943718A (ja) 1995-07-31 1995-07-31 画像撮影装置
US08/659,690 US5664243A (en) 1995-06-08 1996-06-06 Camera
DE19622802A DE19622802A1 (de) 1995-06-08 1996-06-07 Kamera
US08/834,107 US5953546A (en) 1995-06-08 1997-04-14 Camera
US10/680,340 US7133608B1 (en) 1995-06-08 2003-10-08 Camera

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19488995A JPH0943718A (ja) 1995-07-31 1995-07-31 画像撮影装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0943718A true JPH0943718A (ja) 1997-02-14

Family

ID=16332020

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19488995A Pending JPH0943718A (ja) 1995-06-08 1995-07-31 画像撮影装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0943718A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6041195A (en) * 1996-07-24 2000-03-21 Minolta Co., Ltd. Camera capable of video and film shooting having optical viewfinder
JP2002314865A (ja) * 2001-04-17 2002-10-25 Canon Inc ビデオカメラ
JP2009239622A (ja) * 2008-03-27 2009-10-15 Casio Comput Co Ltd 撮像装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6041195A (en) * 1996-07-24 2000-03-21 Minolta Co., Ltd. Camera capable of video and film shooting having optical viewfinder
JP2002314865A (ja) * 2001-04-17 2002-10-25 Canon Inc ビデオカメラ
JP4557457B2 (ja) * 2001-04-17 2010-10-06 キヤノン株式会社 ビデオカメラ
JP2009239622A (ja) * 2008-03-27 2009-10-15 Casio Comput Co Ltd 撮像装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5664243A (en) Camera
JP3374461B2 (ja) カメラ
US6041195A (en) Camera capable of video and film shooting having optical viewfinder
US7133608B1 (en) Camera
JP4146984B2 (ja) 撮像装置
JP4957795B2 (ja) デジタルカメラ
JPS63261242A (ja) スチルカメラ付きビデオカメラ
JPH11355618A (ja) 電子ビューファインダー
JPH0943716A (ja) 画像撮影装置
JPH0943718A (ja) 画像撮影装置
JPH08146512A (ja) プロジェクター付き複合カメラ
JPH0943717A (ja) 画像撮影装置
JPH11331669A (ja) ビデオカメラ
JPH1039408A (ja) カメラ
JP4214600B2 (ja) 電子スチルカメラ
JP3741089B2 (ja) 撮影装置
JP2006352637A (ja) 撮像装置
JP2008252675A (ja) デジタルカメラ
JPH0943715A (ja) 画像撮影装置
JP2887089B2 (ja) スチルカメラ一体型ビデオムービーカメラ
JPS63161778A (ja) スチルカメラ付きビデオカメラ
JP3393252B2 (ja) カメラ用アダプタ
JPH10285440A (ja) 電子カメラ
JP2008252673A (ja) デジタルカメラ
JPH06233159A (ja) 撮影装置