JP2001075090A - 液晶表示装置の製造方法 - Google Patents
液晶表示装置の製造方法Info
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Abstract
セル厚を得ることができ、さらに該層間絶縁膜の厚膜化
を容易に行うことができる液晶表示装置の製造方法を実
現する。 【解決手段】 POP構造の液晶表示装置の製造方法に
おいて、層間絶縁膜3を形成する際にドライフィルムレ
ジスト18を用いる。該ドライフィルムレジスト18
は、ベースフィルム19上に感光性樹脂20を均一に塗
布し、さらに該感光性樹脂20の膜面に保護フィルム層
21が形成されて作製される。ガラス基板1付近まで誘
導されたドライフィルムレジスト18は、転写直前に保
護フィルム21が剥離され、転写ローラ25により上記
ガラス基板1に感光性樹脂20が加熱・圧着されて、層
間絶縁膜3が形成される。
Description
造方法に関し、特にPOP(Pixel on Passivat-ion )
構造の液晶表示装置の製造方法に関する。
率は、ディスプレイそのものの明るさに直結するため、
従来より液晶表示装置の高開口率化が求められてきた。
この手法として図10(c)に示すように、TFT10
2(Thin Film Transistor)等のアクティブ素子(スイ
ッチング素子)付きのガラス基板101と画素電極10
3b(図10(a)中、一点鎖線で示されている)との
間に層間絶縁膜104を設け、画素電極103bと、I
TO(Indium Tin Oxide)等からなる透明電極である下
層電極105とを、コンタクトホール106を介して接
続するPOP構造が考えられる。該POP構造の液晶表
示装置の場合、図10(a)に示されている信号配線
(ゲート信号配線122およびソース信号配線121)
の上部までを画素領域とすることが可能となるため、図
10(b)に示されているPOP構造でない液晶表示装
置の画素電極103a(図10(a)中、二点鎖線で示
されている)と比較すると開口率が高い。
される側の基板である画素基板(背面基板)の一画素分
周辺を示す平面図であり、POP構造ではない画素電極
103aと、POP構造の画素電極103bとを、比較
のため同時に示している。
うに、POP構造の液晶表示装置における画素電極10
3bに光拡散性を持たせるために、層間絶縁膜104の
表面に微細な凹凸を形成して、かつ上記画素電極103
bにアルミなどの高反射材料を採用して反射電極を形成
することで、開口率が高く、かつ視差の発生しない反射
型の液晶表示装置が実現可能となる。
射電極を備えた画素基板の平面図(コンタクトホールは
図示せず)であり、図11(b)は、該画素基板の一画
素当たりの断面図である。
うに、凹凸領域(反射領域)107と、層間絶縁膜10
4を除いた領域(透過領域)108とを同時に作製し、
反射領域107には画素電極103bにアルミなどの高
反射材料を採用した反射電極、透過領域108には透明
電極の下層電極105を利用することで、透過と反射と
が両方使用可能なハイブリット型液晶表示装置も開発さ
れている。
つの特性が要求される。
Nx、SiO2 等の無機膜、またはフォトレジスト等の
感光性有機膜(感光性樹脂)が考えられるが、SiN
x、SiO2 等の無機膜は厚膜化や加工性に難があるの
で、所望の光散乱特性を得るために、形状を制御した微
細な凹凸が必要となる反射型液晶表示装置への利用は不
可能に近い。
リソ工程によりコンタクトホール106および凹凸等を
形成することができるので、POP構造の液晶表示装置
に対して層間絶縁膜104として使用されることが多
い。
来の方法では、(1)層間絶縁膜の膜厚分布、(2)寄
生容量、(3)反射型液晶表示装置の製造、および
(4)ハイブリット型液晶表示装置の製造に関して、そ
れぞれ以下に示すような問題が生じる。
装置の代表的な製造工程図が示されている。尚、図13
(a)ないし(e)では、図の煩雑化を避けるため、T
FT、信号配線等は省略されている。POP構造の液晶
表示装置の製造方法は以下のとおりである。
101上に、層間絶縁膜104としてスピンコータによ
り感光性樹脂膜が形成される(図13(a)参照)。
される画素電極103bとを接続するためのコンタクト
ホール106を形成するため、フォトマスク110を用
いて上記層間絶縁膜104に露光する(図13(b)参
照)。
完成する(図13(c)参照)。
03b形成用としてITO膜が成膜される(図13
(d)参照)。
画素電極103bを形成する(図13(e)参照)。
いて、層間絶縁膜104はスピンコータにより形成され
ている。スピンコータの利点は、比較的均一な膜厚を得
やすいことであるが、溶媒を含んだ感光性樹脂材料を塗
布するため、溶媒の乾燥時に「乾きむら」のような状態
が発生する。この「乾きむら」の現象は層間絶縁膜10
4の膜厚が厚くなるほど顕著となる。
ンコータの動作原理上、基板周辺部分上の周辺層間絶縁
膜104aの膜厚は、基板中央部分上の中央層間絶縁膜
104bの膜厚に比べて、表面張力等の影響で厚くなり
やすい。その結果、同一基板内である程度の膜厚分布が
発生してしまう。
述の「寄生容量」の部分で説明するためここでは省略す
るが、スピンコータにより層間絶縁膜等の塗布材料の厚
膜化を図る場合、考えられる方法は次の3つである。
点を有している。
基板を回転させることで均一な膜厚を得るとともに、材
料に混入された溶剤を蒸発させている。一般に、高速に
回転するほどこれらの効果は大きくなるため、低速回転
にて膜を形成した場合にはこれらの効果は少なくなって
しまう。このため、POP構造に代表される、「最終形
態として液晶表示装置内に塗布材料が残る」液晶表示装
置においては、の手法を採用することは難しい。
り、「塗布→フォトリソ→焼成」の工程を繰り返すこと
は、いたずらに工程数を増加させてスループットの低
下、不良の増加を招く。また、単に塗布を繰り返した場
合、つまり、「塗布→塗布→……→塗布→フォトリソ→
焼成」とした場合、レジストなどの材料が焼成される前
に次の材料が吐出されるので、その溶剤により先に形成
された膜が溶けてしまう。その結果、例えば1回目の塗
布により形成される膜厚がaμmで、n回塗布工程を繰
り返したとしても、その膜厚はa×nμmとはならず
(a×nμm以下となる)、また塗布むらも発生しやす
くなる。
般に使用されている方法である。しかしながらこの方法
の場合、(a)材料の吐出時間の増加、(b)塗布工程
の各種条件の最適化、といった問題が挙げられる。
ストなどの材料を吐出する場合には、混入した異物など
を取り除くためにフィルタを介することが多い。このと
き、吐出する材料の粘度が大きいと、フィルタを通すた
めにかなりの圧力を加えなくてはならず、時間も要する
こととなる。また、吐出時間を短くするためにフィルタ
の目を荒くすると、異物等を充分に除去することができ
なくなるので、フィルタの目を荒くして吐出時間の増加
を抑えることもできない。
れる基板によって変化はするものの、吐出した材料を基
板全体にひきのばすことの困難さ(塗布されない領域が
発生するなど)や、基板全体の膜厚を均一化するための
最終段階における振りきりなど、塗布工程の各段階にお
いて、いわゆる「条件だし」をかなり厳密に行う必要が
生じることである。仮に、最適な条件が見つかったとし
ても、基板の状態の変化、周辺環境、材料その物の経時
的変化により、その「最適条件」も変化することから、
常に安定した膜質(厚さ、面内分布)の、厚膜化された
層間絶縁膜を形成することは非常に困難である。
く取り上げられることの少なかった理由は、液晶表示装
置に使用されるTFT等のアクティブ素子を形成するた
めのレジスト膜はエッチング後に剥離されるので、従来
の解像度の液晶表示装置を作製する上では、該レジスト
膜の膜厚分布が特に問題視されることがなかったからで
ある。しかし、レジスト膜をPOP構造の液晶表示装置
の層間絶縁膜に使用する場合は、最終形態で、膜厚分布
の形状がそのままセル内に残ることになる。このため、
POP構造の液晶表示装置では、層間絶縁膜の膜厚の分
布はセル厚の不良に直結する。
厚分布が基板単位で発生した場合に、ガラス基板101
上に層間絶縁膜104が形成された画素基板111と、
対向基板112とを、基板シール材113にて貼り合わ
せてパネル化した時の断面図が模式的に示されている。
このような液晶セルにおける中央部のセルギャップd3
は、周辺部のセルギャップd4よりも大きくなってしま
う。この様なセル厚の不均一(基板内でのセル厚分布が
大きい)は、特に反射型液晶表示装置で顕著に確認され
る。その理由は、周囲光を利用するため、透過型のよう
にバックライトによる調整が不可能であることや、リタ
ーデイションがセル厚の2倍に比例するため、透過型に
比べ2倍の影響をうけること、等が挙げられる。
一性に直接影響を与えるような液晶表示装置では、層間
絶縁膜の厚膜化をスピンコータにて実現することは非常
に困難である。
において、信号配線(ゲート信号配線122およびソー
ス信号配線121)の境界までを表示に利用する場合、
自ずと画素電極103b(図中一点鎖線で示されてい
る)と信号配線(ゲート信号配線122およびソース信
号配線121)とが重なり合う領域114が発生する。
更に反射型液晶表示装置では、前面からの光を利用する
ため、ゲート信号配線122およびソース信号配線12
1上も画素電極103bとして利用できるため、前述の
重なり合う領域114(斜線領域)の幅が更に大きくな
る。
れる容量成分が発生する。この寄生容量は、以下に式1
にて示すように、各信号配線(ゲート信号配線122、
ソース信号配線121)と画素電極103bとが重なる
領域114が増加すると、当然ながら大きくなる。
間距離 上記のような寄生容量は、クロストークの発生、ドライ
バヘの負荷等の問題を発生させる。また寄生容量の発生
を無視できるようなドライバ、アクティブ素子の設計も
可能ではあるものの、その場合、消費電流の増大を招
き、液晶表示装置の低消費電力という優位性が損なわれ
る。
がある。寄生容量を低減するためには、前述の(式1)
より、信号配線と画素電極との重なり部分の面積Sを
小さくする、層間絶縁膜の比誘電率εrを下げる、
信号配線と画素電極との重なり部分の電極間距離dを広
くする、等が考えられる。しかし、上記面積Sは開口率
を保つために低下させることができず、また、有機膜の
比誘電率は液晶に対し極端に低下させることが困難であ
る事から、電極間距離dを大きくする手法が最も有効と
考えられる。
有する有機膜を層間絶縁膜として用いた場合、その膜厚
が3〜4μm以上であれば表示に悪影響(クロストー
ク)を与えず、かつ消費電力の増加を防ぐことが可能と
なることを実験的に確認した。しかしながら、前述のス
ピンコータにより、3〜4μm以上という膜厚を、液晶
パネルのセル厚に影響を与えない程度の膜厚分布で塗布
することは非常に困難である上、現像等の工程で必然的
に発生する「膜減り」と呼ばれる膜厚の低下が、更に膜
厚分布を大きくする傾向があることも確認された。この
様な膜厚分布は、特に反射型液晶表示装置を作製する場
合、「反射むら」と呼ばれる光拡散性のむらも同時に引
き起こし、極端に表示品位を低下させる。
により反射して表示に利用しているが、この際、反射電
極に光拡散機能を付加することで「白い」表示を行って
いる。このため層間絶縁膜表面には微細な凹凸が加工さ
れることとなる。図16(a)ないし(e)には、上記
層間絶縁膜表面の凹凸パターンを製造する工程が示され
ている。
基板101上に、層間絶縁膜104としてスピンコータ
により感光性樹脂を塗布する(図16(a)参照)。
間絶縁膜104をハーフ露光する(図16(b)参
照)。
10により、コンタクトホール106形成部分を露光す
る(図16(c)参照)。
(図16(d)参照)。
を起こして、凹凸部分が滑らかに変形する(図16
(e)参照)。
め、層間絶縁膜104の表面の凹凸形状そのものは「ハ
ーフ露光」プロセスを採用している。「ハーフ露光」プ
ロセスとは、現像完了時に除去領域の感光性樹脂からな
る膜がある程度残るように、即ち、上記感光性樹脂から
なる膜の下地が露出しないように露光したプロセスのこ
とを示している。該ハーフ露光プロセスを採用すると、
現像完了時の層間絶縁膜104の断面は図16(d)に
示すようになり、その後の焼成によりなだらかな凹凸形
状を容易に形成することが可能となる。しかしながら、
このプロセスを採用しつつ、層間絶縁膜104の厚膜化
を行うと次のような問題が発生する。
の底の部分の膜厚が厚いので、焼成時の熱ダレにより平
坦化してしまう(図17(a)参照)。
凸形状は実現できるが、焼成時の熱ダレにより平坦化は
発生するため、結果的に膜厚が減少してしまう(図17
(b)参照)。
号配線(ゲート信号配線122,ソース信号配線12
1)上の層間絶縁膜104の表面に凹凸パターンを施さ
ずに、この部分の層間絶縁膜104をそのまま残す場
合、凹凸形成領域と信号配線領域間とで段差が発生して
しまうため(図16(c)参照)、画素部分のセル厚が
厚くなる、スイッチングドメインが発生する、等の問題
が発生する。
感光性樹脂からなる層間絶縁膜の厚膜化との両方を満足
するプロセスを確立するのは非常に困難であり、また、
プロセス上のマージンも狭い。
構造を示す。該ハイブリット型液晶表示装置において、
透過領域108の液晶層118のリターデイションR1
および反射領域107の液晶層118のリターデイショ
ンR2は、次に示す式で求められる。
リターデイション Δn:液晶の屈折率異方性,d1:透過領域のセル厚 d2:反射領域のセル厚 上記式2および式3に示すように、各領域のリターデイ
ションR1,R2は、各領域のセル厚d1,d2の値に
より変化する、つまり、d1、d2の値により電圧−透
過(反射)率特性が変化する。尚、図18(a)に示さ
れているハイブリット型液晶表示装置は、ノーマリブラ
ックモードの場合を示している。また、図18(a)に
おいて、116は偏光素子であり、117はバックライ
トである。
−透過率特性が示されている。透過領域108のセル厚
d1が反射領域107のセル厚d2に対して、d1<2
・d2 (式4)の関係をみたしている場合、反
射領域107の電圧−透過率特性は、図18(c)に示
すように、透過領域108と比較してリターデイション
変化が大きくなる。
1が反射領域107のセル厚d2に対して、 d1=2・d2 (式5) の関係をみたしている場合、図18(d)に示すよう
に、反射領域107の電圧−透過率特性は、透過領域1
08と略一致する。
4をセル厚d2と同程度にし、透過領域108のセル厚
d1を反射領域107のセル厚d2の2倍にすること
で、光学特性の一致が図れる。しかし、液晶のセル厚は
3〜5μm程度であることを考えると、厚い層間絶縁膜
104を形成する必要が生じるが、この点については先
に述べたようにスピンコータでは困難である。
ので、層間絶縁膜の膜厚分布を小さくして安定したセル
厚を得ることができ、さらに該層間絶縁膜の厚膜化を容
易に行うことができる液晶表示装置の製造方法を実現す
ることを課題とする。
めに、本発明の液晶表示装置の製造方法は、液晶層を介
して対向配置される一対の基板のうち、少なくとも一方
の基板が透光性を有する透光性基板であり、該透光性基
板に対向配置される背面基板上に層間絶縁膜を介して画
素電極が形成されて、該層間絶縁膜に形成されたコンタ
クトホールを介して下層電極と上記画素電極とが接続さ
れる液晶表示装置の製造方法において、上記背面基板上
に信号配線および下層電極を形成する第1の工程と、上
記背面基板上に、ドライフィルムレジストを用いて層間
絶縁膜を形成する第2の工程と、上記層間絶縁膜を所定
の形状にパターニングし、上記下層電極の位置に合わせ
てコンタクトホールを形成する第3の工程と、上記層間
絶縁膜上に画素電極を形成する第4の工程とを含むこと
を特徴としている。
る側の背面基板と画素電極との間に層間絶縁膜が形成さ
れるPOP(Pixel on Passivation)構造の液晶表示装
置を形成する際、上記層間絶縁膜をドライフィルムレジ
ストを用いて形成することで、上記背面基板内における
膜厚分布が非常に小さく、また膜厚の厚い層間絶縁膜を
容易に形成することが可能となる。これは、ドライフィ
ルムレジストに予め形成された、均一で所望の膜厚の層
間絶縁膜用の膜を用いて、層間絶縁膜を形成するためで
ある。
層間絶縁膜の形成方法では、初回に滴下した材料の大半
が遠心力で基板外に飛び散るために、実際に背面基板上
に残る材料はごく僅かとなってしまうが、ドライフィル
ムレジストを用いて形成することで、材料の無駄を省い
てコストの増加を抑制することができる。
の発生を低減できるとともに、スピンコータによる形成
方法と比較して材料の節約を行うことができるため、コ
ストダウンを図ることができる。
は、上記の課題を解決するために、上記第2の工程にお
いて、上記層間絶縁膜の表面に凹凸が形成されており、
さらに、上記第4の工程において形成される画素電極
を、反射膜にて形成することもできる。
層としての機能を兼ね備える反射電極として形成される
ので、膜厚が厚く、かつ均一な層間絶縁膜を備えた反射
型液晶表示装置を形成することができる。さらに、上記
反射電極に光拡散性を持たせるための凹凸を形成するた
めに、該反射電極の下地となる層間絶縁膜の表面に凹凸
を形成するのであるが、このように表面に凹凸を有する
層間絶縁膜をドライフィルムレジストを用いて形成する
ことにより、層間絶縁膜の膜厚に関係なく、再現性(安
定性)良く凹凸を有する層間絶縁膜を形成することがで
きる。
を抑制し、かつ層間絶縁膜の厚膜化と安定性の良い凹凸
形状を同時に実現して、安定した光拡散性を有する反射
型液晶表示装置を製造することができる。
は、上記の課題を解決するために、上記した液晶表示装
置の製造方法において、上記ドライフィルムレジスト
が、ベースフィルム表面に凹凸パターンを形成し、さら
に該ベースフィルムの凹凸形成面側に感光性材料が成膜
されて形成されることが望ましい。
ストを構成しているベースフィルムにあらかじめ凹凸パ
ターンを形成しておき、該凹凸パターンを層間絶縁膜と
なる感光性材料に反映させる、すなわちドライフィルム
レジストの段階で、上記感光性材料に予め凹凸パターン
を形成しておくことができる。
ライフィルムレジストを用いて容易に、かつ従来の熱ダ
レ法と比較して格段に安定した再現性で実現することが
できる。
は、上記の課題を解決するために、上記第1の工程にお
いて、背面基板上の表示画素領域内に下層電極を形成
し、さらに、上記第3の工程において、上記表示画素領
域内における上記層間絶縁膜の一部をパターニングによ
り除去することも可能である。
ストを用いて、透過および反射の双方で使用可能なハイ
ブリット型液晶表示装置を製造することで、反射型液晶
表示装置を製造した場合と同様の効果が得られる上、さ
らに層間絶縁膜の膜厚を安定して制御することが可能と
なり、透過領域と反射領域の電圧−透過(反射)率特性
を略一致させることが容易となる。
た場合に得られる上述した効果に加えて、透過領域と反
射領域の電気−光学特性のズレを抑制したハイブリット
型液晶表示装置を製造することができる。
実施の形態について図1ないし図3、および図8に基づ
いて説明すれば、以下のとおりである。尚、本実施の形
態においては、POP構造(P-ixel on Passivation )
の透過型液晶表示装置の製造方法について説明する。
構造の透過型液晶表示装置の製造工程が示されている。
尚、図2においては、図の煩雑化を避けるため、スイッ
チング素子として用いられる薄膜トランジスタ(以下、
TFT(Thin Film Transis-tor )と称する。)、およ
び信号配線等は省略されている。上記POP構造の透過
型液晶表示装置の製造方法は以下のとおりである。
透明電極である下層電極2が形成されたガラス基板(背
面基板)1上に、層間絶縁膜3として感光性樹脂膜がド
ライフィルムレジストを用いて形成される(図2(a)
参照)。
る画素電極5とを接続するためのコンタクトホール4を
形成するため、図8(a)に示されているフォトマスク
6(黒部分:遮光領域,白部分:透光領域)を用いて上
記層間絶縁膜3に露光する(図2(b)参照)。
タクトホール4が完成する(図2(c)参照)。
ITO膜が成膜される(図2(d)参照)。
画素電極5を形成する(図2(e)参照)。
る必要はなく、不透明な金属膜でもよい。
晶表示装置の画素基板の、一画素分周辺を示す平面図を
図3(a)に、該図3(a)のA−A断面図を図3
(b)に示す。尚、図3(a)および(b)には、図2
において省略されていたTFTおよび信号配線が示され
ている。
および補助容量作成用信号線8が互いに略平行に設けら
れている。上記ゲート信号配線7からは、一画素毎にゲ
ート電極9が分岐している。上記ゲート信号配線7に
は、後述するゲート絶縁膜12を介してソース信号配線
10が交差して配されている。該ソース信号配線10か
らは、一画素毎にソース電極11が分岐している。上記
ゲート絶縁膜12は、上記ゲート信号配線7、ソース信
号配線10、および補助容量作成用信号線8を覆って、
ガラス基板1上のほぼ全面に設けられている層である。
12、後述するa−Si層13、およびコンタクト層で
あるn+ a−Si層14aを介して上記ゲート電極9の
一方の側部に重畳形成されている。上記a−Si層13
は、ゲート電極9の上方にゲート絶縁膜12を介して形
成されている層である。
は、上記ゲート絶縁膜12、上記a−Si層13、およ
びコンタクト層であるn+ a−Si層14bを介してド
レイン電極である下層電極2が重畳形成されている。該
下層電極2は上記補助容量作成用信号線8上まで延長し
て形成されている。該下層電極2の延長部分2aと該補
助容量作成用信号線8とは、上記ゲート絶縁膜12介し
て対向配置されており、補助容量15を形成している。
また、上記a−Si層13上に設けられている16は、
エッチストッパである。
スイッチング素子であるTFT17は、上記ゲート電極
9、ソース電極11、下層電極2等から構成されてい
る。
に、層間絶縁膜3を介して画素電極5(図3(a)にお
いては一点鎖線で示されている)が配置されている。
製造方法における層間絶縁膜3の形成方法について、詳
細に説明する。
法では、上述したの工程において層間絶縁膜3を形成
する際、ドライフィルムレジストが用いられる。そこ
で、図1(a)および(b)を用いて、ドライフィルム
レジストによる層間絶縁膜3の形成方法について、以下
に説明する。
レジスト18は、例えばPET(ポリエチレンテレフタ
レート)からなる透明なベースフィルム19上に、感光
性樹脂20をスリットコータ等の塗工機を用いて、感光
性樹脂塗布用保護スリット23から均一に塗布し、ヒー
タ24を用いて100℃で5分間乾燥させ、さらに、上
記感光性樹脂20の膜面に、ポリエチレンテレフタレー
トからなる保護フィルム層21を形成することで得るこ
とができる。該保護フィルム層21は、感光性樹脂20
に対する外部からの損傷や異物の付着を防止するために
設けられる層である。このように形成されたドライフィ
ルムレジスト18は、ロール状に巻き取られてロール状
ドライフィルムレジスト22となる。尚、上記感光性樹
脂20には、特に制限無く公知の材料が使用できるが、
アクリル系の感光性樹脂材料を用いることがより望まし
い。
ルムレジスト18を、真空ラミネータを用いてTFT1
7、下層電極2等が形成されているガラス基板1に転写
する。上記真空ラミネータの例としては、アンガーエレ
クトロニック(ANGER ELECT-RONIC )(GMBH社製)
の、VACUUM LAMINATOR TYPE VCL 等がある。図1(b)
には、上記真空ラミネータを用いて、ドライフィルムレ
ジスト18をガラス基板1上に転写する様子が模式的に
示されている。尚、図1(b)においては、上記ガラス
基板1上に形成されているTFT17および下層電極2
等は省略されている。
着)ローラ25とロール状ドライフィルムレジスト22
との間には、該ロール状ドライフィルムレジスト22か
らのドライフィルムレジスト18の導入領域26にて、
ドライフィルムレジスト18にタワミやシワが発生しな
いようテンションがかけられている。上記導入領域26
でのシワやタワミは、ガラス基板1への転写時に発生す
る、レジスト層である感光性樹脂20のムラ、気泡のか
み込みとなるため、使用する感光性樹脂20の材料、及
び転写するガラス基板1のサイズに応じ、上記テンショ
ンに対して適時条件出しされる。
ィルムレジスト18は、該ガラス基板1への転写直前に
保護フィルム剥離装置27により保護フィルム21が剥
離されて、転写ローラ25によりガラス基板1に感光性
樹脂20が加熱・圧着されて、層間絶縁膜3が形成され
る。尚、剥離された保護フィルム21は、保護フィルム
巻取りローラ28に巻きとられる。また、感光性樹脂2
0が転写された後に残るベースフィルム19は、ベース
フィルム巻取りローラ29に巻き取られる。
3が設けられたガラス基板1は、前述の図2(b)ない
し(e)に示される工程ないしを経て、POP構造
の透過型液晶表示装置の画素基板として完成する。
間絶縁膜3を形成する際にドライフィルムレジスト18
を用いる利点としては、スピンコータを用いるよりも部
材のコストメリットがあるのは当然として(スピンコー
タでは初回に滴下したレジスト等の大半が遠心力でガラ
ス基板1外に飛ぶために、実際にガラス基板1上に残る
レジストは僅かとなってしまう。)、膜厚の均一性が良
いことが挙げられる。
れる感光性樹脂20は、塗工の始点および終点部分で、
やはり膜厚の変動が発生する。しかし、ロール状ドライ
フィルムレジスト22には、非常に長いドライフィルム
レジスト18が巻き取られるため、非常に長いベースフ
ィルム19上における感光性樹脂20の塗工の始点およ
び終点部分の領域は、全体に比べれば極僅かである。こ
れにより、膜厚の変動した上記始点および終点部分を使
用せずともコスト的にデメリットになることは少なく、
ましてスピンコータと比較した場合では、問題にならな
い程の部材が節約できる。
0を塗工した段階で、図1(a)に示されているヒータ
24により溶媒の乾燥が行われるため、スピンコータで
塗布した時の様に、塗布した後ガラス基板1上で溶媒の
乾燥を行う必要がない。換言すれば、事前にある程度乾
燥させてあるため、仮に「乾きムラ」が発生したとして
もその部分のフィルムを使用しなければ、パネルに対す
る影響を無くすことができる。
コータ等の塗工機により感光性樹脂20を塗工するた
め、3〜6μm程度の厚い膜厚も容易に作製することが
できる。また、ベースフィルム19上にもともと均一に
形成された感光性樹脂20をガラス基板1上に転写する
ため、スピンコータを用いた場合のように、ガラス基板
1の中央部と周辺部とで膜厚差が大きくなることもな
い。
ルムレジスト18を用いて感光性樹脂材料により形成す
ることで、同一基板内の層間絶縁膜3の均一性、および
層間絶縁膜3の厚膜化といった、スピンコータでは実現
が困難であった問題を解決することができる。さらに、
コンタクトホール4の形成工程などは、これまでと同様
に、フォトリソ工程を利用することができる。
して、光の当たった所が除去されるポジ型のレジストを
用いて説明しているが、光の当たった所が残るネガ型の
レジストを用いることも当然可能である。
態について図4ないし図6、および図8に基づいて説明
すれば、以下のとおりである。尚、本実施の形態におい
ては、POP構造の反射型液晶表示装置の製造方法につ
いて説明する。該反射型液晶表示装置における画素電極
は、その表面に凹凸が形成された反射電極である。ま
た、説明の便宜上、前記した実施の形態1で説明した構
成と同一の構成については同じ参照番号を付記し、その
説明を省略する。
際に、感光性樹脂20を塗工するベースフィルム19の
表面上にあらかじめ凹凸を形成して、且つ上記感光性樹
脂20には加熱による形状変化の小さい感光性樹脂材料
を用いてドライフィルムレジスト40を作製している。
以下に、該ドライフィルムレジスト40の形成方法につ
いて説明する。
タ、ハーフ露光、熱ダレプロセスを用いる場合、面内で
の層間絶縁膜の膜厚がばらついて、安定(再現)性が得
られないという問題があることは、上述したとおりであ
る。また、プロセス上の問題として、反射電極表面に形
成される凹凸自身の高低差は露光量によってある程度決
定されてしてしまうため、高さ方向のランダム性を求め
た場合、複数回のスピンコート、フオトリソ工程が必須
となる。各パネル(基板)毎にそれらプロセスを行うこ
とは、生産性の点から現実的ではない。
の1つについて説明する。反射電極上に形成する凹凸形
状を、上述したような「熱ダレプロセス」により作製す
る場合、そのフォトリソ工程の露光装置として適してい
るのは、ステッパと呼ばれる光源光の平行度が非常に良
い装置である。しかし、この装置の場合、露光領域はパ
ネル換算でおおよそ数型となる程度の範囲である。これ
に対し、通常生産にて使用されるマザーガラスと呼ばれ
る大判のガラスは、300mm□以上のものであり、ス
テッパの露光エリアに比べて非常に大きい。
渡って光源光が完全に平行というわけではなく、若干の
光量分布、平行度の分布等が発生する。この分布が発生
しやすいのが露光領域周辺である。この部分(露光領域
周辺)で隣り合う領域を接続すると、その接続部分に境
界線が発生してしまうことは本出願人らによって確認さ
れている。このような境界線(継ぎ目)が有る限り、多
面取りの領域に合わせた凹凸付きドライフィルムレジス
トを形成した上、更に基板のパターンに合わせて貼り合
わせる必要が生じてしまう。また、大型画面の液晶表示
装置では、このような方法すら利用できず、画面内に露
光領域の継ぎ目が発生してしまうという問題が生じる。
3や特開平11−7032号公報に開示されているよう
な、継ぎ目の発生を無くして露光領域を継ぐ技術が開発
されることにより、上記マザーガラス全面に渡る凹凸パ
ターンを形成することが可能となる。これによれば、ス
テッパの露光領域以上の大型画面液晶表示装置(極端に
いえばマザーガラス1枚がパネルサイズになる程度の大
きさのもの)にも充分に対応することができるものの、
依然として複雑、かつ多様な「条件だし」が必要となっ
てしまう。
11−7032号公報に開示されている技術を利用しな
くても、ステッパの露光領域の中でも特に光量および平
行度の分布が小さい部分のみを用いて露光することによ
り、継ぎ目をなくすことが可能である。しかし、この方
法を従来の工程に用いた場合の最大の問題は、1基板当
たりの露光回数が極端に増加することである。この様に
露光回数(ショット数)が増加すると、1基板当たりの
処理時間が増加することとなり、スループットの大幅な
低下が招かれる。従って、この方法を生産に利用するの
は、現実的ではない。
形状を1度(数度)だけ試験的に作製することは可能で
ある。本実施の形態のようにドライフィルムレジストの
ベースフィルムを形成するマスタとして使用する場合、
一旦、上記した何れかの手法を用いてマスタを形成すれ
ば、前記した実施の形態1で示した製造工程と同様に、
反射電極製造工程を実現することができる。
ば、その後の工程、つまり実際に反射型液晶表示装置を
作製する工程は、何ら増加することがない。それどころ
か、従来の「熱ダレプロセス」の方式と比較して、各段
に安定した生産が実現可能となる。また、最も完成度の
高いマスタを用いてドライフィルムレジストを作製すれ
ば、常にその最高の完成度を有する反射電極の製造が可
能となる、製造上、従来の「熱ダレプロセス」の方式と
比較して、はかり知れない効果を得ることができる。
平11−7032号公報に開示されている技術により、
マザーガラスの全面に継ぎ目無く凹凸が形成された基板
をマスタとして、前記実施の形態1に示した方法により
ドライフィルムレジストのベースフィルムを作製すれ
ば、上述したようにマザーガラス内のパネル形成領域と
ドライフィルムの凹凸形成領域とを位置合わせすること
なく、容易に転写することができる。これにより、製造
するパネルサイズ、画素ピッチ等によらず、常に同一の
ドライフィルムレジストを用いることを指し、製造プロ
セスとしては非常に大きな利点となる。
イフィルムレジスト工程を導入することにより、従来の
「熱ダレプロセス」が生産性、再現性の面で抱えていた
大きな問題点を一度に解決することができる。
て、上記凹凸金型の作製方法について以下に説明する。
尚、簡単化のため、原版となる凹凸基板の作製プロセス
は、ハーフ露光、「熱ダレプロセス」を各々1回行った
ものとして以下に説明するが、これらのプロセスを数回
行うことは当然可能である。
1上に、感光性樹脂33をスピンコータにより塗布する
(図4(a)参照)。
フォトマスク36(黒部分:遮光領域,白部分:透光領
域)を用いてハーフ露光する(図4(b)参照)。
させる(図4(d)参照)。
してNi(ニッケル)を成膜して、電鋳用Ni層34を
形成する(図4(e)参照)。
Ni−SO4 −NH4 Cl−H3 B03 )を行い、凹凸
形成用金型(凹凸マスタ)35を形成する(図4(f)
参照)。
(g)参照)。
いられる原板としての凹凸基板は、反射むら、膜厚む
ら、異物などの欠陥のない領域を選択することが望まし
い。
を原版としてドライフィルムレジスト40を形成する工
程について、図5(a)および(b)に基づき説明す
る。
7に凹凸形成用金型35の凹凸形状を転写する(図5
(a)参照)。
態1において図1(a)で示した方法と同様の方法によ
り、感光性樹脂膜38、保護フィルム39を形成し、ド
ライフィルムレジスト40を作製する(図5(b)参
照)。
フィルムレジスト40を用いて、反射型液晶表示装置の
画素基板を形成する工程について、図6(a)ないし
(e)を用いて説明する。
に、実施の形態1において図1(b)で示した方法と同
様の方法により、ドライフィルムレジスト40を用い
て、感光性樹脂41をガラス基板1上に転写して、層間
絶縁膜41を形成する(図6(a)参照)。
フォトマスク6を用いて、露光する(図6(b)参
照)。
を形成する(図6(c)参照)。
ム)膜をスパッタ装置にて成膜する(図6(d)参
照)。この時、下層電極2がITOにより形成されてい
る場合、反射電極42との電食を防止するため、図示し
ていないが、バリアメタルとしてMo(モリブデン)層
を、Al膜の下地として成膜しておく。
反射電極42を所定の形状に加工する(図6(e)参
照)。
素基板が完成する。尚、本実施の形態においては、上記
下層電極2をTi、Ta等の金属を用いて形成し、上記
バリアメタルを形成しない構成とすることも可能であ
る。
形成される層間絶縁膜41は、実施の形態1に係る液晶
表示装置の製造方法によって形成される層間絶縁膜3と
は表面に凹凸が形成されていることのみが異なるだけで
ある。従って、本実施の形態に係る製造方法にて作製さ
れた層間絶縁膜41も、実施の形態1で説明した利点と
同様の利点を有する。
装置の製造方法は、熱ダレによる凹凸の平坦化の問題も
解決できるため、最適な表面形状、層間絶縁膜の厚膜化
を同時に行うことが可能となる。
装置の製造方法は、装置依存性が非常に大きく、また作
製状況にも大きく依存するハーフ露光、熱ダレという工
程により層間絶縁膜41を形成する場合と比較して、良
好な再現性(プロセスの安定性)を得ることができる。
変化に乏しい材料を使用することで、ベースフィルム3
7の凹凸形状を反映した状態で焼成を行うことも可能で
ある。
して、光の当たった所が除去されるポジ型のレジストを
用いて説明しているが、光の当たった所が残るネガ型の
レジストを用いることも当然可能である。
態について図7ないし図9に基づいて説明すれば、以下
のとおりである。尚、本実施の形態においては、ハイブ
リット型液晶表示装置の製造方法について述べる。該ハ
イブリット型液晶表示装置とは、透過型および反射型の
双方の特徴を有する液晶表示装置である。また、説明の
便宜上、前記した実施の形態1または2で説明した構成
と同一の構成については同じ参照番号を付記し、その説
明を省略する。
示装置の製造方法によって形成される層間絶縁膜は、前
記実施の形態2において作製されたドライフィルムレジ
スト40(ベースフィルム37の表面上に凹凸を形成し
たドライフィルムレジスト)を使用し、感光性樹脂38
をガラス基板1に転写して層間絶縁膜41とするまでの
工程は、実施の形態2と同様である。尚、この時の層間
絶縁膜41の膜厚(表面に凹凸が形成されるため、膜厚
とは平均の膜厚のことである)は、液晶層のセル厚と同
程度とする。層間絶縁膜41が形成されたガラス基板1
を図7(a)ないし(e)に示した工程により処理し、
画素基板を作製する方法について、以下に説明する。
に、ドライフィルムレジスト40を用いて層間絶縁膜4
1を形成する(図7(a)参照)。
トマスク45(黒部分:遮光領域,白部分:透光領域)
を用いて露光し(図7(a)参照)、コンタクトホール
4と同時に透過領域43を形成する(図7(c)参
照)。
装置にて成膜する(図7(d)参照)。この時、下層電
極2は透過領域の画素電極となるためITOにより形成
されており、このITOと、反射電極42との電食を防
止するため、図示していないが、バリアメタルとしてM
o(モリブデン)層を、Al膜の下地として成膜してお
く。
チングにより、所定の形状に加工し、かつ透過領域43
に成膜されたものは除去する(図7(e)参照)。
部に、透過領域43と、反射領域44との双方を有する
ため、図9に示す様に、透過でも反射でも使用可能なハ
イブリット型液晶表示装置を製造することができる。こ
のように、ドライフィルムレジスト40を用いて層間絶
縁膜を41を形成することにより、層間絶縁膜41の厚
みを、反射領域44におけるセル厚(液晶層46の層
厚)d2と等しくなるように厚く形成することができ
る。このように、層間絶縁膜41の膜厚は、反射領域4
4のセル厚d2に等しいため、透過領域43のセル厚
(液晶層46の層厚)d1は反射領域44のセル厚d2
の2倍となる。従って、反射領域44のセル厚d2は式
5の関係を満足するので、図18(d)に示した電圧─
反射率特性と同様に、反射および透過の2つの領域でリ
ターデイションを略一致させることができる。尚、図9
において、47は偏光素子であり、48はバックライト
であり、49は対向基板である。
て層間絶縁膜41を形成することにより、精度良く、ま
た均一な分布の層間絶縁膜41を形成することができる
ので、セル厚のむら、透過領域43と反射領域44との
光学特性のズレの発生等を低減したハイブリット型液晶
表示装置を製造することができる。
して、光の当たった所が除去されるポジ型のレジストを
用いて説明しているが、光の当たった所が残るネガ型の
レジストを用いることも当然可能である。
置の製造方法は、背面基板上に信号配線および下層電極
を形成する第1の工程と、上記背面基板上に、ドライフ
ィルムレジストを用いて層間絶縁膜を形成する第2の工
程と、上記層間絶縁膜を所定の形状にパターニングし、
上記下層電極の位置に合わせてコンタクトホールを形成
する第3の工程と、上記層間絶縁膜上に画素電極を形成
する第4の工程とを含む方法である。
非常に小さく、また膜厚の厚い層間絶縁膜を容易に形成
することが可能となる。これは、ドライフィルムレジス
トに予め形成された、均一で所望の膜厚の層間絶縁膜用
の膜を用いて、層間絶縁膜を形成するためである。さら
に、スピンコータによる形成方法と比較すれば、ドライ
フィルムレジストを用いて層間絶縁膜を形成すること
で、材料の無駄を省いてコストの増加を抑制するとがで
きる。これにより、セル厚のムラによる表示不良の発生
を低減できるとともに、スピンコータによる形成方法と
比較して材料の節約を行うことができるため、コストダ
ウンを図ることができるという効果を奏する。
上記第2の工程において、上記層間絶縁膜の表面に凹凸
が形成されており、さらに、上記第4の工程において形
成される画素電極を、反射膜にて形成することができ
る。
を兼ね備えた反射電極として形成されるので、膜厚が厚
く、かつ均一な層間絶縁膜を備えた反射型液晶表示装置
を形成することができる。さらに、表面に凹凸を有する
層間絶縁膜をドライフィルムレジストを用いて形成する
ことにより、層間絶縁膜の膜厚に関係なく、再現性(安
定性)良く凹凸を有する層間絶縁膜を形成することがで
きる。これにより、セル厚のムラによる表示不良を抑制
し、かつ層間絶縁膜の厚膜化と安定性の良い凹凸形状を
同時に実現して、安定した光拡散性を有する反射型液晶
表示装置を製造することができるという効果をさらに奏
する。
方法は、上記液晶表示装置の製造方法において、上記ド
ライフィルムレジストが、ベースフィルム表面に凹凸パ
ターンを形成し、さらに該ベースフィルムの凹凸形成面
側に感光性材料が成膜されて形成されることが望まし
い。
で、上記感光性材料に予め凹凸パターンを形成しておく
ことができる。これにより、層間絶縁膜表面の凹凸を、
ドライフィルムレジストを用いて容易に、かつ従来の熱
ダレプロセスの方法と比較して格段に安定した再現性で
実現することができるという効果をさらに奏する。
方法は、上記第1の工程において、背面基板上の表示画
素領域内に下層電極を形成し、さらに、上記第3の工程
において、上記表示画素領域内における上記層間絶縁膜
の一部をパターニングにより除去することができる。
製造した場合と同様の効果が得られる上、さらに層間絶
縁膜の膜厚を安定して制御することが可能となり、透過
領域と反射領域の電圧−透過(反射)率特性を略一致さ
せることが容易となる。これにより、反射型液晶表示装
置を製造した場合に得られる上述した効果に加えて、透
過領域と反射領域との光学特性のズレを抑制したハイブ
リット型液晶表示装置を製造することができるという効
果をさらに奏する。
晶表示装置の製造方法において、ドライフィルムレジス
トを作製する様子を模式的に示した説明図であり、
(b)は、前記ドライフィルムレジストを用いて層間絶
縁膜を形成する様子を模式的に示した説明図である。
造方法において、画素基板を形成する工程を概略的に示
す工程図である。
を示す平面図であり、(b)は(a)のA─A断面図で
ある。
形態に係る液晶表示装置の製造方法において用いられ
る、ドライフィルムレジスト形成用の凹凸形成用金型の
製造工程を概略的に示す工程図である。
用いてドライフィルムレジストを形成する工程を概略的
に示す工程図である。
造方法において、画素基板を形成する工程を概略的に示
す工程図である。
形態に係る液晶表示装置の製造方法において、画素基板
を形成する工程を概略的に示す工程図である。
おける層間絶縁膜形成時に用いられるフォトマスク、
(b)は、上記第2および第3の実施の形態における層
間絶縁膜形成時に用いられるフォトマスク、(c)は、
上記第3の実施の形態における層間絶縁膜形成時に用い
られるフォトマスクを示す平面図である。
る、ハイブリット型液晶表示装置の概略断面を示す説明
図である。
示装置の画素電極と、従来のPOP構造の液晶表示装置
の画素電極との比較を行う説明図であり、(b)は、P
OP構造ではない従来の液晶表示装置の、上記(a)に
おけるB−B断面図であり、(c)は、POP構造の従
来の液晶表示装置の、上記(a)におけるB−B断面図
である。
示装置において、凹凸が形成された反射電極を備えた画
素基板の平面図であり、(b)は、上記画素基板の一画
素当たりの断面図である。
型液晶表示装置において、凹凸が形成された反射電極を
備えた画素基板の平面図であり、(b)は、上記画素基
板の一画素当たりの断面図である。
の製造方法において、画素基板を形成する工程を概略的
に示す工程図である。
様子を示す画素基板の断面図であり、(b)は、上記画
素基板をパネル化した際のセル厚分布を示す断面図であ
る。
る、POP構造の液晶表示装置の概略平面図である。
示装置の製造方法を概略的に示す工程図である。
膜表面に凹凸を形成する場合に発生する問題点を説明す
る説明図である。
本的な構成を示す断面図であり、(b)は、上記ハイブ
リット型液晶表示装置の透過領域における電圧−透過率
特性を示すグラフであり、(c)は、上記透過領域にお
けるセル厚d1と、上記ハイブリット型液晶表示装置の
反射領域におけるセル厚d2とが、d1<2・d2の関
係を満たす場合の、上記反射領域における電圧−反射率
特性を示すグラフであり、(d)は、上記透過領域にお
けるセル厚d1と、上記反射領域におけるセル厚d2と
が、d1=2・d2の関係を満たす場合の、上記反射領
域における電圧−反射率特性を示すグラフである。
Claims (4)
- 【請求項1】液晶層を介して対向配置される一対の基板
のうち、少なくとも一方の基板が透光性を有する透光性
基板であり、該透光性基板に対向配置される背面基板上
に層間絶縁膜を介して画素電極が形成されて、該層間絶
縁膜に形成されたコンタクトホールを介して下層電極と
上記画素電極とが接続される液晶表示装置の製造方法に
おいて、 上記背面基板上に信号配線および下層電極を形成する第
1の工程と、 上記背面基板上に、ドライフィルムレジストを用いて層
間絶縁膜を形成する第2の工程と、 上記層間絶縁膜を所定の形状にパターニングし、上記下
層電極の位置に合わせてコンタクトホールを形成する第
3の工程と、 上記層間絶縁膜上に画素電極を形成する第4の工程とを
含むことを特徴とする液晶表示装置の製造方法。 - 【請求項2】上記第2の工程において、上記層間絶縁膜
の表面に凹凸が形成されており、 さらに、上記第4の工程において形成される画素電極
を、反射膜にて形成することを特徴とする請求項1に記
載の液晶表示装置の製造方法。 - 【請求項3】上記ドライフィルムレジストは、ベースフ
ィルム表面に凹凸パターンを形成し、さらに該ベースフ
ィルムの凹凸形成面側に感光性材料が成膜されて形成さ
れることを特徴とする請求項2に記載の液晶表示装置の
製造方法。 - 【請求項4】上記第1の工程において、背面基板上の表
示画素領域内に下層電極を形成し、 さらに、上記第3の工程において、上記表示画素領域内
における上記層間絶縁膜の一部をパターニングにより除
去することを特徴とする請求項2または3に記載の液晶
表示装置の製造方法。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000092389A JP3490375B2 (ja) | 1999-06-28 | 2000-03-29 | 液晶表示装置の製造方法 |
US09/597,981 US6376271B1 (en) | 1999-06-28 | 2000-06-20 | Fabrication method of liquid crystal display device |
TW089112415A TW586045B (en) | 1999-06-28 | 2000-06-23 | Fabrication method of liquid crystal display device |
KR10-2000-0035565A KR100378754B1 (ko) | 1999-06-28 | 2000-06-27 | 액정 표시 장치의 제조 방법 |
Applications Claiming Priority (3)
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JP18235699 | 1999-06-28 | ||
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Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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