JP2001074754A - 自動分析装置 - Google Patents

自動分析装置

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JP2001074754A
JP2001074754A JP25301499A JP25301499A JP2001074754A JP 2001074754 A JP2001074754 A JP 2001074754A JP 25301499 A JP25301499 A JP 25301499A JP 25301499 A JP25301499 A JP 25301499A JP 2001074754 A JP2001074754 A JP 2001074754A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 サンプル容器をその分析項目に応じた所要の
分析ユニットに効率的に搬送でき、全体の分析処理能力
を有効に向上できる自動分析装置を提供する。 【解決手段】 複数の分析ユニット2〜5をサンプル容
器6の搬送ラインに沿って直列的に配置して、搬送ライ
ンを搬送されるサンプル容器6内のサンプルを分析する
ようにした自動分析装置において、搬送ラインとして、
複数の分析ユニット2〜5間に亘ってそれぞれサンプル
容器6を搬送可能な複数のサンプル送り用搬送ライン1
1,12を並列的に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は自動分析装置、特
に複数の分析ユニットをサンプル容器の搬送ラインに沿
って直列的に配置して、搬送ラインにより搬送されるサ
ンプル容器内のサンプルを分析するようにした自動分析
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】このような自動分析装置として、例えば
特開平2−25755号公報には、搬送ライン部に沿っ
て複数の反応部を設けると共に、各反応部に隣接してバ
イパスラインを設け、各反応部でサンプリングすべきサ
ンプル容器を当該反応部に対応するバイパスラインにバ
イパスさせてサンプリングするようにしたものが開示さ
れている。
【0003】また、本出願人も例えば特開平2−110
376号公報において、直列的に配置した複数台の分析
ユニットの少なくとも1つに、試料採取位置を含む分析
対象試料通過経路と、試料採取位置を含まない分析対象
外試料通過経路とを並列的に設けると共に、この分析ユ
ニットの試料容器導入側に試料分配手段を設けて、試料
分配手段に順次供給される試料容器を、各試料について
予め指定されている分析項目と当該分析ユニットで分析
できる分析項目とに応じて分析対象試料通過経路および
分析対象外試料通過経路のいずれかに送り込むようにし
た自動分析装置を提案している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
特開平2−25755号公報に開示されている自動分析
装置にあっては、各反応部においてサンプリングすべき
サンプル容器を、搬送ライン部から当該反応部に対応す
るバイパスラインにバイパスさせてからサンプリング
し、その後は再び搬送ライン部に戻すようにしているた
め、ある反応部において搬送ライン部からバイパスライ
ンへのサンプル容器の引き込み動作や、バイパスライン
から搬送ライン部へのサンプル容器の戻し動作が行われ
ていると、その動作中は搬送ライン部での搬送動作が中
断されることになるため、サンプル容器の搬送効率が低
くなり、分析処理能力が低下することになる。
【0005】また、上記の本出願人の提案に係る自動分
析装置にあっては、各分析ユニットにおいて順次供給さ
れる試料容器を、その分析項目に応じて試料分配手段に
より分析対象試料通過経路または分析対象外試料通過経
路に振り分けるようにしており、試料分配手段では試料
通過経路が一つとなるために、前段の分析ユニットを経
過した試料容器が後段の分析ユニットの試料分配手段に
複数個滞る場合があり、これにより試料容器の搬送効率
が低下して、分析処理能力が低下することが懸念され
る。
【0006】この発明は、このような従来の問題点に着
目してなされたもので、サンプル容器をその分析項目に
応じた所要の分析ユニットに効率的に搬送でき、全体の
分析処理能力を有効に向上できるよう適切に構成した自
動分析装置を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する請求
項1に係る発明は、複数の分析ユニットをサンプル容器
の搬送ラインに沿って直列的に配置して、前記搬送ライ
ンを搬送されるサンプル容器内のサンプルを分析するよ
うにした自動分析装置において、前記搬送ラインとし
て、前記複数の分析ユニット間に亘ってそれぞれサンプ
ル容器を搬送可能な複数のサンプル送り用搬送ラインを
並列的に設けたことを特徴とするものである。
【0008】このようにすると、複数のサンプル送り用
搬送ラインを適宜選択して、サンプル容器をその分析項
目に応じた所要の分析ユニットに効率的に搬送すること
が可能となるので、全体の分析処理能力を有効に向上で
きるようようになる。
【0009】請求項2に係る発明は、請求項1に記載の
自動分析装置において、前記各分析ユニットにおいて、
前記複数のサンプル送り用搬送ラインによりそれぞれ搬
送されるサンプル容器から当該分析ユニットの反応容器
へ選択的にサンプルを分注するよう構成したことを特徴
とするものである。
【0010】このようにすると、各分析ユニットにおい
てサンプル容器のバイパスラインを設けることなく、複
数のサンプル送り用搬送ライン上のサンプル容器からサ
ンプルを選択的に直接サンプリングすることができるの
で、複数のサンプル送り用搬送ラインを含むサンプル容
器の搬送機構を簡単に構成することが可能となる。
【0011】請求項3に係る発明は、請求項1または2
に記載の自動分析装置において、前記複数の分析ユニッ
トの少なくとも一つに、前記複数のサンプル送り用搬送
ライン間でサンプル容器を選択的に移し変えるラインチ
ェンジャを設けたことを特徴とするものである。
【0012】このようにすると、例えばサンプル容器を
その分析項目および後段の分析ユニットの分析状況に応
じて、中間の分析ユニットで分析中のサンプル容器を追
い越して後段の分析ユニットに搬送することができるの
で、サンプル容器をその分析項目に応じてより効率的に
搬送でき、全体の分析処理能力をより向上することが可
能になると共に、各分析ユニットにおける分析項目設定
の自由度を高めることが可能となる。
【0013】請求項4に係る発明は、請求項3に記載の
自動分析装置において、前記複数のサンプル送り用搬送
ラインに沿って、該サンプル送り用搬送ラインにおける
送り方向とは逆方向にサンプル容器を搬送するサンプル
戻し用搬送ラインを設けると共に、前記ラインチェンジ
ャを前記複数のサンプル送り用搬送ラインおよび前記サ
ンプル戻し用搬送ライン間でサンプル容器を選択的に移
し変えるよう構成したことを特徴とするものである。
【0014】このようにすると、ある分析ユニットにお
いてサンプリングが終了したサンプル容器に対して、後
段の分析ユニットでの分析項目が無い場合には、該サン
プル容器を後段の分析ユニットに搬送することなく、当
該分析ユニットのラインチェンジャによってサンプル戻
し用搬送ラインに移し変えて戻すことができるので、サ
ンプル容器をより効率的に搬送でき、全体の分析処理能
力をより向上することが可能となると共に、複数のサン
プル送り用搬送ラインの上流側にサンプル容器供給部お
よびサンプル容器回収部を配置できるので、自動分析装
置へのサンプル容器のセットおよび分析済みサンプル容
器の回収等の操作性を向上することが可能となる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて、図面を参照して説明する。図1は、この発明に係
る自動分析装置の一実施の形態を線図的に示す平面図で
ある。この実施の形態は、例えば血清等のサンプル中の
所定の物質(項目)を分析するもので、直列的に配置し
たサンプラ1と、4つの分析ユニット2、3、4および
5とを有し、サンプラ1から分析すべきサンプルをそれ
ぞれ収容するサンプル容器6を複数本(例えば10本)
保持するラック7を送り方向に、すなわち分析ユニット
2から分析ユニット5に向けて順次供給して分析ユニッ
ト2〜5において選択的に分析し、分析の終了したラッ
ク7を送り方向とは逆方向の戻り方向に、すなわち分析
ユニット5から分析ユニット2に向けて搬送してサンプ
ラ1で回収するものである。なお、主制御部としてのC
PUは、分析装置全体を制御するものである。
【0016】分析ユニット2〜5は、例えばユニット間
で異なる項目を分析するように、例えば分析ユニット2
は電極法によりサンプル中の電解質を測定し、分析ユニ
ット3〜5はエンドポイント法、レイト法、フィックス
ド法等により所定の生化学項目を分析するように構成す
る。ここで、各分析ユニット2〜5は、主制御部からの
指令を受けてユニット内の動作を制御する副制御部を内
臓した構成であってもよい。
【0017】これら分析ユニット2〜5の各々には、分
析ユニット2から分析ユニット5に亘って合流すること
なく連通し、かつ互いに平行となるように第1のサンプ
ル送り用搬送ライン11、第2のサンプル送り用搬送ラ
イン12およびサンプル戻し用搬送ライン13を並列的
に接続させるようにして設ける。第1のサンプル送り用
搬送ライン11および第2のサンプル送り用搬送ライン
12は、それぞれサンプラ1から供給されるラック7を
送り方向に搬送するようにし、サンプル戻し用搬送ライ
ン13は、該ライン13上のラック7を戻り方向に搬送
するようにする。各搬送ライン11〜13は、例えばベ
ルトコンベアを用いて構成し、図2に示すように連続し
て一体に延びた搬送路を形成している。このように延長
された搬送ライン11〜13は、常時、一定方向に一定
速度で搬送可能に駆動されている。なお、各搬送ライン
11〜13には、適宜、搬送用の固定ガイド(図示せ
ず)が形成されており、ラック7を案内するようになっ
ている。
【0018】分析ユニット2は、回動および昇降可能な
サンプル分注機構15により第1のサンプル送り用搬送
ライン11および第2のサンプル送り用搬送ライン12
上の所定のサンプル吸引位置S1およびS2で、ラック
7に保持されたサンプル容器6から選択的にサンプルを
吸引し、その吸引したサンプルを測定容器16に吐出し
て電極法によりサンプル中の電解質を測定するよう構成
する。なお、分析ユニット2において、ラック7は第1
のサンプル送り用搬送ライン11および第2のサンプル
送り用搬送ライン12上で、公知のピッチ送り機構(間
欠ストッパ、間欠ベルト停止等)により選択的にピッチ
送りして、ラック7に保持されたサンプル容器6をサン
プル吸引位置S1またはS2に順次位置決めするように
する。
【0019】分析ユニット3、4および5の各々は、い
ずれも同様の構成でもって直列的に連結されており、回
動および昇降可能なサンプル分注機構21により、第1
のサンプル送り用搬送ライン11および第2のサンプル
送り用搬送ライン12上の所定のサンプル吸引位置で、
ラック7に保持されたサンプル容器6から選択的にサン
プルを吸引して、ターンテーブル22に保持された反応
容器23に所定の分注位置で分注し、そのサンプルが分
注された反応容器23に対して第1試薬テーブル24お
よび第2試薬テーブル25から第1試薬分注機構26お
よび第2試薬分注機構27によりそれぞれ分析項目に対
応する第1試薬および第2試薬を分注して、所定の分析
法により所定の項目を分析するよう構成する。ここで、
サンプルと第1試薬の分注順序は、第1試薬が先であっ
てもよい。
【0020】ここでは、第1のサンプル送り用搬送ライ
ン11および第2のサンプル送り用搬送ライン12上に
おける分析ユニット3のサンプル吸引位置をS3および
S4で示し、分析ユニット4のサンプル吸引位置をS5
およびS6で示し、分析ユニット5のサンプル吸引位置
をS7およびS8で示している。これら各分析ユニット
3、4および5においても、ラック7は、第1のサンプ
ル送り用搬送ライン11および第2のサンプル送り用搬
送ライン12上で、公知のピッチ送り機構により選択的
にピッチ送りして、ラック7に保持されたサンプル容器
6を所望のサンプル吸引位置に順次位置決めするように
する。なお、各分析ユニット3、4および5において、
反応容器23はターンテーブル22の同心円状の二つの
円周に沿ってそれぞれ等間隔に保持されている。
【0021】また、各分析ユニット3、4および5の手
前に連通させて設けたサンプル搬送ライン11,12お
よび13において、対応するサンプル吸引位置よりも送
り方向下流側にラインチェンジャ31を設け、このライ
ンチェンジャ31により第1のサンプル送り用搬送ライ
ン11、第2のサンプル送り用搬送ライン12およびサ
ンプル戻し用搬送ライン13の間でラック7を選択的に
移し変えるようにする。ただし、最下流の分析ユニット
5においては、専らサンプル送り用搬送ライン11およ
び12の上流から搬送された各ラック7をサンプル戻し
用搬送ライン13に移し変えるように設定されている。
このように、ラインチェンジャ31の配置位置をサンプ
ル吸引位置よりも送り方向下流側に設けることによっ
て、複数の分析ユニットのそれぞれに接続されたサンプ
ル搬送部を同一の構成で繰り返すだけの簡単な構造とし
ながら、全てのラック7を最下流のサンプル搬送部から
戻し方向へと移し変えることを可能にしている。
【0022】ラインチェンジャ31は、図2に拡大平面
図を示すように、第1のサンプル送り用搬送ライン1
1、第2のサンプル送り用搬送ライン12およびサンプ
ル戻し用搬送ライン13間を移動可能に設けたチェンジ
用ガイド32と、このチェンジ用ガイド32の送り方向
下流側で上記搬送ライン11、12および13に亘っ
て、ラック7に当接可能な高さで選択的に進退可能に設
けたストッパ33とを有している。なお、ラインチェン
ジャ31の移動手段は、例えば、ラインチェンジャ31
の上方に設けられ、搬送ラインよりも若干上方にライン
チェンジャ31が宙づり状態で移動できるように設計さ
れている。また、ラインチェンジャ31およびストッパ
33の移動を自在にするために、これらの移動範囲に対
応する搬送ライン11、12および13の部分には、上
述したような案内用の固定ガイド(図示せず)は設け
ず、かつ搬送ライン11、12および13のラック7の
設置面は段差のないバリアフリーの状態となっている。
【0023】チェンジ用ガイド32は、常時は第2のサ
ンプル送り用搬送ライン12に位置し、ストッパ33が
搬送ライン11、12および13から後退した状態で
は、上流側の各搬送ライン11、12および13上のラ
ック7を、ラインチェンジャ31をそのまま通過させて
下流側の同一搬送ラインに搬送するようになっている。
【0024】このラインチェンジャ31では、例えば搬
送ライン12を搬送されるラック7を搬送ライン11あ
るいは搬送ライン13に移し変える場合には、図3
(a)に示すように、チェンジ用ガイド32が搬送ライ
ン12に位置する状態でストッパ33を搬送ライン1
1、12および13に進入させ、チェンジ用ガイド32
に上流側の搬送ライン12から搬送されたラック7を停
止させた状態とし、さらにこの状態を維持しながら、搬
送ラインの垂直方向にチェンジ用ガイド32を搬送ライ
ン11あるいは搬送ライン13側に移動させてストッパ
33を搬送ライン11、12および13から後退させる
ことにより、上流側の搬送ライン12を搬送されてきた
ラック7を該搬送ライン11から横滑りさせて脱線さ
せ、速やかに下流側の搬送ライン11あるいは搬送ライ
ン13に位置決めして移し変える。こうして、各搬送ラ
イン11または13に移し変えられたラック7は、搬送
方向に沿った向きをそのまま維持しているので、ストッ
パ33が後退した直後に正常に搬送される。特に、チェ
ンジ用ガイド32を宙づり状態にして、ラック7を搬送
ライン上で横スライドさせることにより、ラック7をロ
ボットアーム等により把持して持ち上げて移動させる構
成よりも迅速かつミスの少ない移し変えが可能となる。
また、ラインチェンジャ31を各分析ユニットの間では
なく、各分析ユニットの対向面部分に配置したので、分
析装置全体の長さも短くできる。
【0025】同様に、搬送ライン11を搬送されるラッ
ク7を搬送ライン12あるいは搬送ライン13に移し変
える場合には、図3(b)に示すように、チェンジ用ガ
イド32を搬送ライン11に移動させると共に、ストッ
パ33を搬送ライン11、12および13に進入させ、
チェンジ用ガイド32に上流側の搬送ライン11からラ
ック7が搬送された後に、チェンジ用ガイド32を搬送
ライン12あるいは搬送ライン13側に移動させてスト
ッパ33を搬送ライン11、12および13から後退さ
せることにより、上流側の搬送ライン11を搬送されて
きたラック7を下流側の搬送ライン12あるいは搬送ラ
イン13に移し変える。
【0026】一方、サンプラ1には、分析用ラックセッ
ト部41、ラック供給回収部42および分析済みラック
収納部43を設ける。分析用ラックセット部41には、
分析すべきサンプルをそれぞれ収容するサンプル容器6
を複数本保持するラック7を複数個セットして、これら
順次のラック7を当該ラック7に保持された各サンプル
容器6に対する分析項目、および分析ユニット2〜5で
の分析状況に応じて、ラック供給回収部42を経て第1
のサンプル送り用搬送ライン11および第2のサンプル
送り用搬送ライン12に選択的に供給するようにする。
また、ラック供給回収部42は、サンプル戻し用搬送ラ
イン13により搬送されてくるラック7を回収して、分
析済みラック収納部43に搬送して収納するようにす
る。なお、各サンプル容器6に対する分析項目は、当該
サンプル容器6にサンプルの分析項目等を表すバーコー
ドを貼付し、そのバーコードをサンプラ1において図示
しないバーコードリーダで読み取って認識する。
【0027】次に、この実施の形態による自動分析装置
の動作の一例について説明する。この自動分析装置にお
いて、分析ユニット2、3、4および5の各々は、主と
して第2のサンプル送り用搬送ライン12を一般検体分
析ラインとして用い、第1のサンプル送り用搬送ライン
11は、ラック7を上流側の分析ユニットで分析するこ
となく下流側の分析ユニットに搬送する追い越しライ
ン、緊急検体の分析ライン等として用いる。
【0028】図1に示すように、サンプラ1のラック供
給回収部42から供給すべきラック7に保持されている
サンプルが分析ユニット3での分析項目がある場合に
は、当該ラック7を分析ユニット2の第2のサンプル送
り用搬送ライン12に供給する。ここで、当該ラック7
に分析ユニット2での分析項目がある場合には、分析ユ
ニット2のサンプル吸引位置S2でサンプルを吸引して
分析を行なうようにし、その後、さらに搬送して分析ユ
ニット3のサンプル吸引位置S4でサンプルを吸引して
分析を行なう。なお、分析ユニット2での分析項目が無
い場合には、分析ユニット2のサンプル吸引位置S2で
停止させることなく分析ユニット2を通過させて、分析
ユニット3のサンプル吸引位置S4に搬送する。
【0029】また、分析ユニット2および3での分析項
目が無く、分析ユニット4での分析項目がある場合に
は、当該ラック7を分析ユニット2の第1のサンプル送
り用搬送ライン11に供給して、分析ユニット2をその
サンプル吸引位置S1で停止させることなく通過させる
と共に、分析ユニット3のサンプル吸引位置S3で停止
させることなくそのラインチェンジャ31まで搬送し、
その後、該ラインチェンジャ31で当該ラック7を第1
のサンプル送り用搬送ライン11から第2のサンプル送
り用搬送ライン12に移し変えて、分析ユニット4のサ
ンプル吸引位置S6に搬送し、ここでサンプルを吸引し
て分析を行なう。
【0030】同様に、分析ユニット2、3および4での
分析項目が無く、分析ユニット5での分析項目がある場
合には、当該ラック7を分析ユニット2の第1のサンプ
ル送り用搬送ライン11に供給して、分析ユニット2、
3および4のサンプル吸引位置S1、S3およびS5で
それぞれ停止させることなく、分析ユニット4のライン
チェンジャ31まで搬送し、その後、該ラインチェンジ
ャ31で当該ラック7を第1のサンプル送り用搬送ライ
ン11から第2のサンプル送り用搬送ライン12に移し
変えて、分析ユニット5のサンプル吸引位置S6に搬送
し、ここでサンプルを吸引して分析を行なう。
【0031】上記の各場合において、分析ユニット3で
サンプルの吸引が終了したラック7について下流側の分
析ユニット4および5での分析項目が無い場合、また分
析ユニット4でサンプルの吸引が終了したラック7につ
いて下流側の分析ユニット5での分析項目が無い場合、
あるいは最下流の分析ユニット5でサンプルの吸引が終
了した場合には、図4に示すように、当該ラック7を対
応するラインチェンジャ31で第2のサンプル送り用搬
送ライン12からサンプル戻し用搬送ライン13に移し
変えて、サンプラ1のラック供給回収部42で回収して
分析済みラック収納部43に搬送して収納する。
【0032】また、分析ユニット3の第2のサンプル送
り用搬送ライン12でサンプルの吸引が終了したラック
7について、下流側の分析ユニット4での分析項目が無
く、さらに下流側の分析ユニット5での分析項目があ
り、かつ下流側の分析ユニット4の第2のサンプル送り
用搬送ライン12に他のラック7が存在する場合には、
図5に示すように、分析ユニット3でサンプル吸引が終
了したラック7を、分析ユニット3のラインチェンジャ
31で第2のサンプル送り用搬送ライン12から第1の
サンプル送り用搬送ライン11に移し変えて、分析ユニ
ット4にあるラッック7を追い越して当該分析ユニット
4のラインチェンジャ31まで搬送し、ここで当該ラッ
ク7を第1のサンプル送り用搬送ライン11から第2の
サンプル送り用搬送ライン12に移し変えて、分析ユニ
ット5のサンプル吸引位置S6に搬送して分析を行な
う。
【0033】さらに、分析ユニット5の第2のサンプル
送り用搬送ライン12が空いていて、分析ユニット3の
第2のサンプル送り用搬送ライン12にあるラック7に
対する分析ユニット4での分析項目数が少なく、かつ分
析ユニット5での分析項目数が多くある場合で、分析ユ
ニット4の第2のサンプル送り用搬送ライン12にある
ラック7の分析項目数が多くて、分析ユニット3にある
ラック7をサンプリング動作終了後に直ちに分析ユニッ
ト4の第2のサンプル送り用搬送ライン12に搬送でき
ない場合には、当該ラック7を分析ユニット3のライン
チェンジャ31で第1のサンプル送り用搬送ライン11
に移し変えて分析ユニット4に搬送し、分析ユニット4
では第2のサンプル送り用搬送ライン12にあるラック
7に対するサンプリング動作を一旦中断して、分析ユニ
ット3から第1のサンプル送り用搬送ライン11を介し
て搬送されるラック7に対してサンプル吸引位置S5で
サンプリング動作を行い、所要のサンプリング動作終了
後に、当該ラック7を分析ユニット4のラインチェンジ
ャ31で第2のサンプル送り用搬送ライン12に移し変
えて分析ユニット5に搬送すると共に、一旦中断した第
2のサンプル送り用搬送ライン12にあるラック7に対
するサンプリング動作を再開する。
【0034】一方、緊急検体の分析要求が生じた場合に
は、該緊急検体をサンプラ1のラック供給回収部42か
ら第1のサンプル送り用搬送ライン11に供給し、その
緊急検体の分析項目に応じて、分析ユニット2〜5によ
り対応するサンプル吸引位置S1、S3、S5およびS
7で緊急検体を選択的に吸引して分析を行なう。
【0035】なお、この発明は、上述した実施の形態に
のみ限定されるものではなく、幾多の変形または変更が
可能である。例えば、ラック7の搬送形態は、上述した
場合に限らず、当該ラック7における分析項目および下
流側の分析ユニットでの分析状況に応じて、種々の形態
が可能である。例えば、分析ユニット4および5での分
析項目がある場合で、分析ユニット4に既にあるラック
7に対する分析項目数が多く、かつ分析ユニット5が空
いている場合には、当該ラック7を第1のサンプル送り
用搬送ライン11および分析ユニット4のラインチェン
ジャ31を経て分析ユニット5の第2のサンプル送り用
搬送ライン12に搬送して、先に分析ユニット5でサン
プリング動作を行なわせ、その後、分析ユニット5のラ
インチェンジャ31、サンプル戻し用搬送ライン13お
よび分析ユニット3のラインチェンジャ31を経て分析
ユニット4の第2のサンプル送り用搬送ライン12に搬
送してサンプリング動作を行なわせるようにすることも
できる。
【0036】また、直列的に配置する分析ユニット数
は、4ユニットに限らず2ユニット以上の任意の数とす
ることができると共に、分析ユニットの種類も電解質や
生化学項目の分析ユニットに限らず、免疫項目や遺伝子
項目等の分析ユニットを含む各種の分析ユニットを種々
組み合わせて配置することもできる。ここで、複数の分
析ユニットの分析項目が異なる等により、サンプル吸引
のための吸引位置や吸引箇所の個数等が異なる場合に
は、各分析ユニットに対応するサンプル搬送部に並列さ
せるサンプル送り用および/または戻し用搬送ラインの
個数やラインチェンジャの個数、配置位置等を分析ユニ
ット毎に適宜変更ないし増設するのが好ましい。さら
に、同一項目を分析する複数の分析ユニットを直列的に
配置し、各分析ユニットにおいて第1のサンプル送り用
搬送ラインおよび第2のサンプル送り用搬送ラインを選
択的に用いてサンプリング動作を行うようにすることも
できる。
【0037】さらに、上述した実施の形態では、直列的
に配置した複数の分析ユニットの一端側にサンプラ1を
配置して、ラック7を供給および回収するようにした
が、一端側にラック供給装置を、他端側にラック回収装
置を配置して、ラック7を一端側から供給して他端側で
回収するようにすることもできる。また、この場合にお
いて、サンプル戻し用搬送ラインを省略することもでき
る。
【0038】また、上記実施の形態では、サンプル容器
6をラック7に複数本保持して、ラック単位で搬送する
ようにしたが、サンプル容器6を一個ずつ容器単位で搬
送する場合にも、この発明を有効に適用することができ
る。また、上述した実施の形態において、ラインチェン
ジャ31はストッパ33が搬送ライン11,12および
13に亘って進退する構成であるが、搬送ライン11お
よび12間でのみラック7を移し変える場合には、搬送
ライン11および12に亘って進退させ、搬送ライン1
3には進出させない構成にすることにより、搬送ライン
13上でのラック7の搬送を妨げずに済む。同様に、図
の反対方向から進退する第2のストッパを付設すること
により、搬送ライン11上でのラック7の搬送を妨げな
いようにすることもできる。
【0039】また、上述した実施の形態に示したライン
チェンジャ31では、ストッパ33をチェンジ用ガイド
32に対してサンプル送りの下流側にのみ進退するよう
に設けたが、チェンジ用ガイド32に対してサンプル送
りの上流側にも設けることで、送りミス等によって誤っ
て上流から次のラック7が搬送された場合にも、チェン
ジ用ガイド32の動作の支障にならないようにしたり、
サンプル戻し方向への移し変えの直後においてラック7
が下流(図の右側)に移動するタイミングを制御したり
することもできる。
【0040】また、図6に示すように、チェンジ用ガイ
ド32が移動する部分を挟んで、上流側の搬送ライン5
1,52および53と下流側の搬送ライン51′、5
2′および53′とを分断して設け、チェンジ用ガイド
32が移動する部分には独立駆動されるベルトコンベア
等によってチェンジャ用搬送ライン54、55および5
6を設けることにより、チェンジ用ガイド32が搬送ラ
インを移し変える期間のみ、移し変えるべき搬送ライン
に対応するチェンジャ用搬送ラインのコンベアを停止さ
せることにより、ストッパを設けることなく、ラック7
の移し変えを行うことができ、しかも移し変えを行わな
い搬送ラインの搬送を維持できるという利点がある。こ
の場合、チェンジ用ガイド32を、分断された搬送ライ
ンの各ベルトコンベア間(図6では、ラックセット部4
1側の分断スペース部分)をベルト上面より下方の高さ
で選択的に進退可能な支持棒57に取り付けることによ
り、チェンジ用ガイド32の移動機構を省スペースで、
かつラック搬送の邪魔にならないように設計することも
可能である。
【0041】また、上述した実施の形態では、ラインチ
ェンジャ31の配置位置をサンプル吸引位置よりも送り
方向下流側(図の左側)に設けたが、最下流の分析ユニ
ット以外の分析ユニットについては、サンプル吸引位置
よりも送り方向上流側(図の右側)に設けてもよい。場
合によっては、最下流の分析ユニットの下流側に送り用
搬送ライン11および12からのラック7の全てをサン
プル戻し用搬送ライン13に移し変えるためのラインチ
ェンジャ31を別途設けることによって、全ての分析ユ
ニットにおけるラインチェンジャの配置位置を自由に設
定できるようにしてもよい。
【0042】
【発明の効果】この発明によれば、複数の分析ユニット
間に亘ってそれぞれサンプル容器を搬送可能な複数のサ
ンプル送り用搬送ラインを並列的に設けたので、複数の
サンプル送り用搬送ラインを適宜選択して、サンプル容
器をその分析項目に応じた所要の分析ユニットに効率的
に搬送することができ、全体の分析処理能力を有効に向
上することができる。
【0043】また、各分析ユニットにおいて、複数のサ
ンプル送り用搬送ラインによりそれぞれ搬送されるサン
プル容器から当該分析ユニットの反応容器へ選択的にサ
ンプルを分注するよう構成することにより、複数のサン
プル送り用搬送ラインを含むサンプル容器の搬送機構を
簡単に構成することができる。
【0044】さらに、複数の分析ユニットの少なくとも
一つに、複数のサンプル送り用搬送ライン間でサンプル
容器を選択的に移し変えるラインチェンジャを設けるこ
とで、サンプル容器をその分析項目および後段の分析ユ
ニットの分析状況に応じてより効率的に搬送でき、全体
の分析処理能力をより向上することができると共に、各
分析ユニットにおける分析項目設定の自由度を高めるこ
とができる。
【0045】また、複数のサンプル送り用搬送ラインに
沿ってサンプル戻し用搬送ラインを設けると共に、これ
ら複数のサンプル送り用搬送ラインおよびサンプル戻し
用搬送ライン間でラインチェンジャによりサンプル容器
を選択的に移し変えるように構成することで、サンプル
容器をより効率的に搬送でき、全体の分析処理能力をよ
り向上することができると共に、複数のサンプル送り用
搬送ラインの上流側にサンプル容器供給部およびサンプ
ル容器回収部を配置でき、自動分析装置へのサンプル容
器のセットおよび分析済みサンプル容器の回収等の操作
性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係る自動分析装置の一実施の形態
を線図的に示す平面図である。
【図2】 図1に示すラインチェンジャの拡大平面図で
ある。
【図3】 ラインチェンジャの動作を説明するための図
である。
【図4】 図1に示す自動分析装置の動作を説明するた
めの図である。
【図5】 同じく、図1に示す自動分析装置の動作を説
明するための図である。
【図6】 ラインチェンジャの他の例を示す拡大平面図
である。
【符号の説明】
1 サンプラ 2、3、4、5 分析ユニット 6 サンプル容器 7 ラック 11 第1のサンプル送り用搬送ライン 12 第2のサンプル送り用搬送ライン 13 サンプル戻し用搬送ライン 31 ラインチェンジャ 32 チェンジ用ガイド 33 ストッパ S1〜S8 サンプル吸引位置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石橋 養親 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 向笠 聡 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 Fターム(参考) 2G058 AA05 AA07 AA09 AA10 CB09 CB15 CB16 CB18 CB20 CD06 CD16 CF12 CF16 CF25 EA02 EA04 EA12 ED03 ED06 ED19 GA11 GC02 GC05 GE05 HA04

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の分析ユニットをサンプル容器の搬
    送ラインに沿って直列的に配置して、前記搬送ラインを
    搬送されるサンプル容器内のサンプルを分析するように
    した自動分析装置において、 前記搬送ラインとして、前記複数の分析ユニット間に亘
    ってそれぞれサンプル容器を搬送可能な複数のサンプル
    送り用搬送ラインを並列的に設けたことを特徴とする自
    動分析装置。
  2. 【請求項2】 前記各分析ユニットにおいて、前記複数
    のサンプル送り用搬送ラインによりそれぞれ搬送される
    サンプル容器から当該分析ユニットの反応容器へ選択的
    にサンプルを分注するよう構成したことを特徴とする請
    求項1に記載の自動分析装置。
  3. 【請求項3】 前記複数の分析ユニットの少なくとも一
    つに、前記複数のサンプル送り用搬送ライン間でサンプ
    ル容器を選択的に移し変えるラインチェンジャを設けた
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の自動分析装
    置。
  4. 【請求項4】 前記複数のサンプル送り用搬送ラインに
    沿って、該サンプル送り用搬送ラインにおける送り方向
    とは逆方向にサンプル容器を搬送するサンプル戻し用搬
    送ラインを設けると共に、前記ラインチェンジャを前記
    複数のサンプル送り用搬送ラインおよび前記サンプル戻
    し用搬送ライン間でサンプル容器を選択的に移し変える
    よう構成したことを特徴とする請求項3に記載の自動分
    析装置。
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