JP2001074144A - 回転軸シール - Google Patents

回転軸シール

Info

Publication number
JP2001074144A
JP2001074144A JP24887899A JP24887899A JP2001074144A JP 2001074144 A JP2001074144 A JP 2001074144A JP 24887899 A JP24887899 A JP 24887899A JP 24887899 A JP24887899 A JP 24887899A JP 2001074144 A JP2001074144 A JP 2001074144A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lip
rotating shaft
tip
seal member
storage chamber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP24887899A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4035577B2 (ja
Inventor
Atsushi Hosokawa
敦 細川
Takeshi Baba
健 馬場
Tomoya Inagaki
朋也 稲垣
Toshiro Fujii
俊郎 藤井
Hisaya Yokomachi
尚也 横町
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Industries Corp
Mitsubishi Cable Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Cable Industries Ltd
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Cable Industries Ltd, Toyoda Automatic Loom Works Ltd filed Critical Mitsubishi Cable Industries Ltd
Priority to JP24887899A priority Critical patent/JP4035577B2/ja
Priority to US09/444,390 priority patent/US6367811B1/en
Priority to KR10-1999-0052059A priority patent/KR100374882B1/ko
Priority to DE69929489T priority patent/DE69929489T2/de
Priority to EP99123169A priority patent/EP1004801B1/en
Publication of JP2001074144A publication Critical patent/JP2001074144A/ja
Priority to US10/046,299 priority patent/US6764080B2/en
Priority to US10/046,221 priority patent/US6715769B2/en
Application granted granted Critical
Publication of JP4035577B2 publication Critical patent/JP4035577B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sealing With Elastic Sealing Lips (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 特に高圧下で使用され、リップ先端部の変形
が少なくて、摩耗が少なく、耐久性に優れ、かつ、面接
触を防止した密封性の安定した回転軸シールを提供す
る。 【解決手段】 ゴム製シール部材5が、流体収納室33の
圧力増加に伴って、回転軸32の軸心L方向に弾性変形し
て、リップ先端部13bが、回転軸32より離間する方向に
引張られるよう構成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転軸シールに関
し、特にカーエアコン用コンプレッサ等に於ける高圧流
体を密封するのに用いられる回転軸シールに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の回転軸シールとしては、
図12に示すようなものが知られている。即ち、この回転
軸シールは、コンプレッサのケース等のハウジング31
と、回転軸32の間に介装され、流体収納室内の液体や気
体を密封する。
【0003】その構造は、アウターケース34にゴム製シ
ール部材35が接着され、さらに、螺旋溝付きの第1シー
ルエレメント36・第2シールエレメント37を、第1イン
ナーケース38・ワッシャ39・第2インナーケース40等を
介して、アウターケース34内に(かしめにて)一体化さ
れている。
【0004】ゴム製シール部材35は、流体収納室33側へ
突設されたリップ部42を備え、リップ部42は、その付け
根の流体収納室33側に周方向の窪部44を有すると共に、
流体収納室33側へしだいに縮径するリップ先端部41を有
しており、帯状面接触状に回転軸32にこのリップ先端部
41の先端が接触して密封作用をなす。即ち、静止時は流
体収納室33の圧力、及びリップ先端部41自身のゴム弾性
力によって、流体が完全に密封される。
【0005】そして、回転軸32の回転時には、リップ先
端部41と回転軸32の摺接部から僅かな漏れを発生する
が、第1・第2シールエレメント36,37の螺旋溝(スク
リュ溝)のハイドロダイナミック効果により上記漏れを
(図12の左方向へ)押しもどし、回転軸シール全体とし
ては密封を行いえる構造である。
【0006】具体的に述べると、図13(イ)に示すよう
に、回転軸32に装着されたゴム製シール部材35に於て、
リップ先端部41の(回転軸32との)接触部43には、ゴム
の弾性による緊迫力F11が、回転軸32の外周面に対して
働く。そして、図13(ロ)に示すように、流体収納室33
の加圧状態で(流体の圧力Pにより)加圧されたゴム製
シール部材35に於て、接触部43には、(加圧による)自
封力F12と、(常時作用する)緊迫力F11が働き、結
果、接触部43には、回転軸32の外周面に対して、全体力
13(=F11+F12)が働く。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来のシールに
於て、流体収納室33の圧力が高い場合、(図13(ロ)中
に矢印P方向に高圧力が作用して)リップ先端部41が大
きく変形し、回転軸32と面接触状態となり、密封性(シ
ール性)が不安定となり、かつ、第1シールエレメント
36の密封性(シール性)にも影響し、さらに、リップ先
端部41の回転軸32との接触部位が早期に大きく摩耗し
て、流体漏れが発生するという問題がある。
【0008】さらに、リップ部42の付け根に窪部44を有
しているため、圧力の受圧面積が大きくなると共に(他
の部分に比べ)ゴム量が少ない。従って、リップ部42の
付け根が高圧により大きく変形し、リップ部42表面から
アウターケース34まで連続的に応力が発生するため、リ
ップ部42の付け根に亀裂が生じたり、ゴム製シール部材
35のアウターケース34からの剥離が生じたりし、さら
に、リップ先端部41の回転軸32との接触部位が一層大き
くなり、シール寿命を低下させるという問題がある。
【0009】そこで、本発明は、特に(CO2 等の高圧
冷媒を使用する)高圧下で使用され、リップ先端部の変
形が少なくて、早期摩耗を防止して、耐久性に優れ、か
つ、面接触を防止した密封性の安定した回転軸シールを
提供する。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、ハウジングと
回転軸の間に介装され、該回転軸に摺接するシールエレ
メントと、該シールエレメントより流体収納室側に配設
されて上記回転軸に摺接するリップ先端部を有するゴム
製シール部材とを、備えた回転軸シールに於て、該ゴム
製シール部材が、上記流体収納室の圧力増加に伴って、
回転軸の軸心方向に弾性変形して、上記リップ先端部
が、回転軸より離間する方向に引張られるよう構成した
ものである。
【0011】また、ハウジングと回転軸の間に介装さ
れ、該回転軸に摺接するシールエレメントと、該シール
エレメントより流体収納室側に配設されて上記回転軸に
摺接するリップ先端部を有するゴム製シール部材とを、
備えた回転軸シールに於て、該ゴム製シール部材の背面
を保持するよう付設された受持部材と、該ゴム製シール
部材と、の間に隙間部を設け、上記流体収納室の圧力増
加に伴って、該ゴム製シール部材が該隙間部に侵入する
よう弾性変形して、上記リップ先端部が、回転軸より離
間する方向に引張られるよう構成したものである。
【0012】また、リップ先端部を有するリップ部の付
け根の流体収納室側に、アール部を設け、該流体収納室
の圧力増加による上記リップ部の付け根の弾性変形を、
緩和するよう構成したものである。
【0013】また、リップ先端部は回転軸の軸心に対し
て所定の傾斜角度を有し、かつ、該回転軸の軸心に対し
て所定の傾斜角度を成す勾配受け面を有するサポート金
具を付設して、流体収納室側へしだいに縮径する上記リ
ップ先端部の背面を保持するように構成したものであ
る。
【0014】また、所定の傾斜角度を10°〜45°とした
ものである。また、サポート金具の勾配受け面の先端角
部にアール状面取り部を形成したものである。また、ゴ
ム製リップ先端部のJIS硬度を、87〜96に設定したも
のである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に基づ
き本発明を詳説する。
【0016】図1は本発明に係る回転軸シールを示し、
例えば、流体収納室33側に高圧の冷媒(CO2 等)が作
用するカーエアコンコンプレッサ等に使用される。
【0017】即ち、この回転軸シールは、コンプレッサ
のケース等のハウジング31と、回転軸32(の外周面)と
の間に介装され、高圧の冷媒等の流体を密封するのに用
いられる。
【0018】具体的構成は、図1に示すように、内鍔部
2,3を有する金属製アウターケース1と、このアウタ
ーケース1の円筒部4の外周面と内鍔部2の両面に接着
・溶着・焼付等によって固着一体化されたゴム製シール
部材5と、螺旋溝6…付きの第1シールエレメント7・
第2シールエレメント8と、第1インナーケース9と、
ワッシャ10と、第2インナーケース11と、サポート金具
12と、から成る。
【0019】ゴム製シール部材5は、ハウジング31の内
周面に弾発的に接して密封作用を成すため(自由状態で
は)凹凸波状に外周面が形成された円筒部被覆部5a
と、一方の内鍔部2の内外両面を被覆する断面U字形の
内鍔外被部5bと、この断面U字形の内鍔外被部5bの
内周側から流体収納室33側へ突設されたリップ部13と、
から構成されている。
【0020】このリップ部13は、さらに、短円筒部13a
と、流体収納室33側へしだいに縮径するリップ先端部13
bとから成り、リップ部13は略同一の肉厚で、(図1の
ように)断面“へ”の字状に折曲がった形状である。こ
のリップ先端部13bの先端角部14は、(流体収納室33
の)未加圧状態では回転軸32(の外周面)に線接触状態
で接して密封作用をなす。
【0021】ところで、このゴム製シール部材5と、ゴ
ム製シール部材5の背面を保持するよう付設された受持
部材21と、の間に隙間部Sを設けている。具体的に述べ
ると、このゴム製シール部材5の内鍔外被部5bの反流
体収納室側部乃至内径部、及び、短円筒部13aと、リッ
プ先端部13bと、に隙間部Sを有すると共に一部密着し
て支持するように、サポート金具12が、第1シールエレ
メント7とこのゴム製シール部材5との間に、介装され
ている。なお、この場合、受持部材21は、サポート金具
12と第1シールエレメント7とから成る。
【0022】図2と図1に示すように、回転軸32の軸心
Lに対して、リップ先端部13bは10°〜45°の傾斜角度
を有するので、これに対応させてサポート金具12は、上
記軸心Lに対して、10°〜45°の傾斜角度θを成すよう
に勾配受け面Aを先端に有する。
【0023】具体的には、サポート金具12は、軸心Lに
直交する平板部15と、軸心Lを中心とする短円筒状の円
筒部16と、から成り、断面略L字形であるが、その円筒
部16の(流体収納室33側の)先端部16aを、先端へしだ
いに縮径するように折曲部17にて前記傾斜角度θをもっ
て折曲げて、該先端部16aの外周面を前記勾配受け面A
としている。
【0024】折曲部17は、シール部材5の短円筒部13a
とリップ先端部13bの折曲内隅部よりも先端側で、密着
する。即ち、サポート金具12の円筒部16は、リップ部13
の短円筒部13aと、リップ先端部13bの一部と、隙間部
Sを有して密着(支持)しておらず、サポート金具12の
先端部16a(の勾配受け面A)が、リップ先端部13bと
密着(支持)している。
【0025】そして、図2(ロ)に示すように、サポー
ト金具12の勾配受け面Aの先端角部にアール状面取り部
20を形成するのが、良い。即ち、流体収納室33(図1参
照)の加圧(運転)状態に於て、流体の高い圧力が作用
したとき、サポート金具12の先端角部がリップ部13のリ
ップ先端部13bに食い込んでリップ先端部13bに亀裂が
入るのを、有効に防止できる。
【0026】なお、図1に示したように、ゴム製シール
部材5が予め接着等で一体化されたアウターケース1で
あって、他方の内鍔部3を形成しないストレート状態
(円筒状態)で、サポート金具12、第1シールエレメン
ト7、第1インナーケース9、ワッシャ10、第2シール
エレメント8、第2インナーケース11を順次嵌込み、そ
の後、かしめ加工にて内鍔部3を形成して、全体を一体
化する。
【0027】サポート金具12、第1・第2インナーケー
ス9,11、ワッシャ10、及び、アウターケース1の材質
は鋼等の金属とし、かつ、第1・第2シールエレメント
7,8はPTFE等のふっ素系樹脂とし、さらに、シー
ル部材5は耐冷媒性を考慮してHNBRを用いるが、特
に好ましいのは、受圧時の変形を防止するため(配合に
よって)JIS硬度を87〜96に設定したものが良い。J
IS硬度が87未満であると変形が多くなり、逆に96を越
すと弾性がやや不足する。
【0028】そして、ゴム製シール部材5は、流体収納
室33の圧力増加に伴って、主として短円筒部13aが縮径
する方向に弾性変形して、隙間部Sに侵入するよう弾性
変形する。本発明では、このような弾性変形を巧妙に利
用して、リップ先端部13bが、回転軸32より離間する方
向に引張られるよう構成している。
【0029】具体的に述べると、先ず、図4(イ)に示
すように、回転軸32への非装着状態(自由状態)のゴム
製シール部材5に於て、ゴム製シール部材5(リップ部
13)とサポート金具12との間には隙間部Sが設けられ、
サポート金具12の勾配受け面Aにて、リップ先端部13b
の背面を保持している。
【0030】そして、図4(ロ)に示すように、流体収
納室33側より、(高圧流体等の)圧力Pが、ゴム製シー
ル部材5(リップ部13)に作用すると、リップ部13の短
円筒部13aが、隙間部Sに侵入するよう弾性変形する。
即ち、リップ部13には、回転軸32の軸心L方向(図1参
照)に弾性変形する移動力Fx と、軸心Lと垂直方向に
弾性変形する押圧力Fy と、が作用する。
【0031】このとき、移動力Fx により、リップ部13
のリップ先端部13bが、回転軸32から離間する方向に、
勾配受け面A上に沿って引張られる。即ち、リップ先端
部13bの先端角部14には、回転軸32から離間する方向に
引張力F1 が働く。
【0032】そして、このゴム製シール部材5を回転軸
32へ装着すると、図5(イ)に示すように、流体収納室
33の未加圧時、リップ部13が勾配受け面Aから離間し、
隙間部Sが拡大し、ゴム製シール部材5(リップ部13)
が弾発付勢した状態で、回転軸32(の外周面)に線接触
する。即ち、リップ先端部13bの(回転軸32との)接触
部22(先端角部14)には、回転軸32に対して、ゴムの弾
性による緊迫力F3 が作用する。
【0033】そして、図5(ロ)に示すように、流体収
納室33の加圧(運転)状態に於て、高圧流体の圧力Pに
より、リップ先端部13bの接触部22(先端角部14)に
は、回転軸32に対して、(加圧による)自封力F4 が作
用すると共に、(上述の)緊迫力F3 と、(上述の)引
張力F1 とが作用する。即ち、リップ先端部13bの接触
部22(先端角部14)には、回転軸32に対して、全体力F
5 (=F3 +F4 −F1)が働く。
【0034】従って、従来例(図12)に示す(回転軸32
への非装着状態では隙間部Sが存在しない)場合に比
べ、回転軸32に作用する力が(引張力F1 分)小さくな
り、リップ先端部13b(の接触部22)の接触面圧が低下
して、摩耗が低減される。
【0035】さらに、リップ先端部13bを有するリップ
部13の付け根の流体収納室33側に、アール部18を設け、
流体収納室33の圧力増加によるリップ部13の付け根の弾
性変形を、緩和するよう構成している。即ち、アール部
18を設けたことで、従来(図13)に比べ、窪部(44)が
なく、アール形状を有し、流体収納室33側の圧力の受圧
面積が減少し、さらに、リップ部13の付け根のゴム量が
増加している。
【0036】従って、流体収納室33の圧力が増加した使
用状態に於て、(加圧の)応力が分散されて、リップ部
13の付け根の弾性変形が緩和され、リップ部13の付け根
の亀裂や、ゴム製シール部材5(内鍔外被部5b)のア
ウターケース1(内鍔部2)からの剥離を生じ難くし、
さらに、リップ先端部13b(の接触部22)の接触面圧を
一層低下して、摩耗が低減される。
【0037】また、リップ先端部13bに圧力Pが作用し
た際、裏面側(内径側)から、サポート金具12の勾配受
け面Aによって受持(サポート)され、変形防止が図ら
れ、高圧力下でのリップ先端部13bの密封(シール)性
能を良好に維持できる。
【0038】上述のように、図2では、軸心Lに対し
て、10°≦θ≦45°なる式を満たす傾斜角度θの勾配受
け面Aを、サポート金具12に形成して、リップ先端部13
bの傾斜角度と略一致して、これを裏面(背面)側から
確実に保持(サポート)して、受圧(符号P参照)時の
変形を防止できる。リップ先端部13bの傾斜角度を10°
〜45°に維持することによって、優れたシール性(密封
性)を発揮できる。
【0039】ところで、図3に示した別の実施の形態の
ように、従来のオイルシールに於て提案されている実公
平2−47311号公報記載のバックアップリング45
を、ゴム製シール部材5のリップ部13の保持に適用して
もよい。即ち、このバックアップリング45ではその先端
45aが直角90°に曲がりかつ極めて短い寸法である。
【0040】次に、図6と図7は、本発明の他の実施の
形態を示す。図1,図2と比較すれば明らかな如く、次
の構成が相違している。
【0041】即ち、図1の第1シールエレメント7を省
略し、その分、十分な肉厚寸法Tのサポート金具12とす
ると共に、このサポート金具12は(図1の折曲部17等を
省略して)先端面をシール部材5のリップ先端部13bの
裏面(背面)側に密着受持する形状として、勾配受け面
Aを形成したものである。
【0042】この勾配受け面Aが、回転軸の軸心Lをな
す傾斜角度θは前実施の形態と同様の数値範囲に設定さ
れる。それ以外も、同一符号は同様の構成であるので、
説明を省略する。なお、この場合、受持部材21は、サポ
ート金具12から成る。
【0043】次に、図8に、本発明の別の実施の形態を
示す。図8(イ)は、図1と比較すれば明らかな如く、
次の構成が相違してくる。
【0044】即ち、アウターケース1の内鍔部2の端面
2aを、リップ部13の短円筒部13aの外周面23よりも、
外径側(径方向の外側)に位置させ、ゴム製シール部材
5(リップ部13と内鍔外被部5b)が、回転軸32の軸心
L方向(図1参照)に変形しやすいよう形成されてい
る。このように、ゴム製シール部材5が、流体収納室33
の圧力増加に伴って、回転軸32の軸心L方向に弾性変形
して、リップ先端部13bが、回転軸32より離間する方向
に引張られるよう構成されている。
【0045】そして、図8(ロ)は、図1と比較すれば
明らかな如く、次の構成が相違してくる。即ち、流体収
納室33の未加圧状態に於て、ゴム製シール部材5の内鍔
外被部5bと、サポート金具12の平板部15と、の間に、
隙間部Sを設け、ゴム製シール部材5(リップ部13と内
鍔外被部5b)が、回転軸32の軸心L方向(図1参照)
に変形しやすいよう形成されている。このように、ゴム
製シール部材5の背面を保持するよう付設された受持部
材21(サポート金具12・第1シールエレメント7)と、
ゴム製シール部材5と、の間に隙間部Sを設け、流体収
納室33の圧力増加に伴って、ゴム製シール部材5が隙間
部Sに侵入するよう弾性変形して、リップ先端部13b
が、回転軸32より離間する方向に引張られるよう構成さ
れている。また、内鍔外被部5bと平板部15の間に、複
数個の突起部24…を設け、内鍔外被部5bと平板部15の
間の隙間部Sを確保できるようにしてもよい。
【0046】さらに、図8(ハ)は、図1と比較すれば
明らかな如く、次の構成が相違してくる。即ち、流体収
納室33の未加圧状態に於て、(ゴム製シール部材5の)
内鍔外被部5bとリップ部13(短円筒部13a)の連設結
合部25に対向する(サポート金具12の)平板部15と円筒
部16の連設結合部26を、反流体収納室33側へ折り曲げ
て、(ゴム製シール部材5の)連設結合部25と(サポー
ト金具12の)連設結合部26との間に、隙間部Sを設け、
ゴム製シール部材5(リップ部13)が、回転軸32の軸心
L方向(図1参照)に変形しやすいよう形成されてい
る。このように、ゴム製シール部材5の背面を保持する
よう付設された受持部材21(サポート金具12・第1シー
ルエレメント7)と、ゴム製シール部材5と、の間に隙
間部Sを設け、流体収納室33の圧力増加に伴って、ゴム
製シール部材5が隙間部Sに侵入するよう弾性変形し
て、リップ先端部13bが、回転軸32より離間する方向に
力を加えられるよう構成されている。
【0047】また、図8(ニ)は、図1と比較すれば明
らかな如く、次の構成が相違してくる。即ち、流体収納
室33の未加圧状態に於て、ゴム製シール部材5の短円筒
部13aと、サポート金具12の円筒部16と、が接触しない
ように、短円筒部13a(内鍔外被部5bとリップ部13の
連設結合部25)を、円筒部16から離間させて隙間部Sを
設け、ゴム製シール部材5(リップ部13)が、回転軸32
の軸心L方向(図1参照)に変形しやすいよう形成され
ている。このように、ゴム製シール部材5の背面を保持
するよう付設された受持部材21(サポート金具12・第1
シールエレメント7)と、ゴム製シール部材5と、の間
に隙間部Sを設け、流体収納室33の圧力増加に伴って、
ゴム製シール部材5が隙間部Sに侵入するよう弾性変形
して、リップ先端部13bを、回転軸32より離間する方向
に引張る力が働くよう構成されている。
【0048】なお、(図8(イ)〜(ハ)に示すよう
に)流体収納室33の未加圧状態に於て、ゴム製シール部
材5の短円筒部13aと、サポート金具12の円筒部16と、
が接触している場合、円筒部16、又は、その接触部(内
鍔外被部5bとリップ部13の連設結合部25)に、低摩擦
樹脂被膜等をコーティングして、摩擦力を低減させ、ゴ
ム製シール部材5(リップ部13と内鍔外被部5b)が、
回転軸32の軸心L方向(図1参照)に変形しやすいよう
形成してもよい。
【0049】なお、図8(イ)〜(ニ)に示す、各々の
(独自の)構成を、様々に組合せて、ゴム製シール部材
5(リップ部13と内鍔外被部5b)が、流体収納室33の
圧力増加に伴って、回転軸32の軸心L方向(図1参照)
に変形しやすいよう形成してもよい。
【0050】次に、図9と図10に、本発明のさらに他の
実施の形態を示す。図4と図5と比較すれば明らかな如
く、次の構成が相違してくる。
【0051】即ち、図4(イ)に示すリップ部13とサポ
ート金具12(円筒部16)との間の隙間部Sがなく、(ゴ
ム製シール部材5の)内鍔外被部5bとリップ部13(短
円筒部13a)の連設結合部25と、サポート金具12と、の
間に隙間部Sを設けている。
【0052】具体的に述べると、図9(イ)に示すよう
に、回転軸32への非装着状態(自由状態)のゴム製シー
ル部材5に於て、内鍔外被部5bとリップ部13の連設結
合部25と、(サポート金具12の)平板部15と円筒部16の
連設結合部26と、の間には隙間部Sが設けられ、リップ
部13の短円筒部13aとリップ先端部13bは、サポート金
具12の円筒部16と勾配受け面Aにて、密着支持されてい
る。
【0053】そして、図9(ロ)に示すように、流体収
納室33側より、(高圧流体等の)圧力Pが、ゴム製シー
ル部材5(リップ部13)に作用すると、リップ部13が、
隙間部Sに侵入するよう(連設結合部25が連設結合部26
に接触するよう)弾性変形する。即ち、リップ部13に
は、回転軸32の軸心L方向(図1参照)に弾性変形する
移動力Fx が作用する。
【0054】このとき、移動力Fx により、リップ部13
のリップ先端部13bが、回転軸32から離間する方向に、
勾配受け面A上に沿って引張られる。即ち、リップ先端
部13bの先端角部14には、回転軸32から離間する方向に
引張力F1 が働く。
【0055】そして、このゴム製シール部材5を回転軸
32へ装着すると、図10(イ)に示すように、流体収納室
33の未加圧時、リップ部13が勾配受け面Aから離間し、
隙間部Sが拡大し、ゴム製シール部材5(リップ部13)
が弾発付勢した状態で、回転軸32(の外周面)に線接触
する。即ち、リップ先端部13bの(回転軸32との)接触
部22(先端角部14)には、回転軸32に対して、ゴムの弾
性による緊迫力F3 が作用する。
【0056】そして、図10(ロ)に示すように、流体収
納室33の加圧(運転)状態に於て、高圧流体の圧力Pに
より、リップ先端部13bの接触部22(先端角部14)に
は、回転軸32に対して、(加圧による)自封力F4 が作
用すると共に、(上述の)緊迫力F3 と、(上述の)引
張力F1 とが作用する。即ち、リップ先端部13bの接触
部22(先端角部14)には、回転軸32に対して、全体力F
5 (=F3 +F4 −F1)が働く。
【0057】従って、従来例(図12)に示す(回転軸32
への非装着状態では隙間部Sが存在しない)場合に比
べ、回転軸32に作用する力が(引張力F1 分)小さくな
り、リップ先端部13b(の接触部22)の摩耗が低減され
る。また、図4と図5に示す場合に比べ、回転軸32への
非装着状態では、ゴム製シール部材5の短円筒部13a
が、サポート金具12の円筒部16に、密着支持されている
ため、非常に安定性のあるものとなる。
【0058】次に、図11に、本発明のさらに別の実施の
形態を示す。即ち、図9と図10に示すような、リップ部
13の短円筒部13aとリップ先端部13bが、サポート金具
12の円筒部16と勾配受け面Aにて、密着支持されると共
に、図8(ロ)〜(ニ)に示すような各々の(独自の)
構成を組合せている。
【0059】具体的に述べると、図11(イ)に示すよう
に、流体収納室33の未加圧状態に於て、ゴム製シール部
材5の内鍔外被部5bと、サポート金具12の平板部15
と、の間に、隙間部Sを設け、ゴム製シール部材5(リ
ップ部13と内鍔外被部5b)が、回転軸32の軸心L方向
(図1参照)に変形しやすいよう形成されている。この
ように、ゴム製シール部材5が、流体収納室33の圧力増
加に伴って、回転軸32の軸心L方向に弾性変形して、リ
ップ先端部13bが、回転軸32より離間する方向に引張ら
れるよう構成されている。なお、内鍔外被部5bと平板
部15の間に、複数個の突起部24…を設け、内鍔外被部5
bと平板部15の間の隙間部Sを確保できるようにしても
よい。
【0060】また、図11(ロ)に示すように、流体収納
室33の未加圧状態に於て、(ゴム製シール部材5の)内
鍔外被部5bとリップ部13(短円筒部13a)の連設結合
部25に対向する(サポート金具12の)平板部15と円筒部
16の連設結合部26を、反流体収納室33側へ折り曲げて、
(ゴム製シール部材5の)連設結合部25と(サポート金
具12の)連設結合部26との間に、隙間部Sを設け、ゴム
製シール部材5(リップ部13)が、回転軸32の軸心L方
向(図1参照)に変形しやすいよう形成されている。
【0061】なお、(図11(イ)(ロ)に示すように)ゴ
ム製シール部材5の短円筒部13aと、サポート金具12の
円筒部16と、の接触面に、低摩擦樹脂被膜等をコーティ
ングして、摩擦力を低減させ、ゴム製シール部材5(リ
ップ部13と内鍔外被部5b)が、回転軸32の軸心L方向
(図1参照)に変形しやすいよう形成してもよい。
【0062】もちろん、図11(イ)(ロ)に示す、各々の
(独自の)構成を、様々に組合せて、ゴム製シール部材
5(リップ部13と内鍔外被部5b)が、流体収納室33の
圧力増加に伴って、回転軸32の軸心L方向(図1参照)
に変形しやすいよう形成してもよい。
【0063】なお、図示省略するが、リップ先端部13b
の先端角部14が、未加圧状態で、回転軸32に締め代なし
の線接触乃至微小に離間し、かつ、流体収納室33の加圧
状態で、上記先端角部14が、回転軸32に接触するよう形
成してもよく、回転軸32に装着した際、リップ先端部13
bの接触部22(先端角部14)には、(図5参照の)緊迫
力(F3 )は作用しない。従って、従来例(図12)と比
べると、締め代がないことと、隙間部Sを有すること
と、の相乗効果により、リップ先端部13bが回転軸32表
面に接触する面圧が低下して、摩耗が一層低減される。
【0064】なお、本発明は上述の実施の形態に限定さ
れず、例えば、受持部材21を、サポート金具12なしの第
1シールエレメント7のみで構成してもよく、本発明の
要旨を逸脱しない範囲で設計変更可能である。
【0065】
【発明の効果】本発明は上述の構成により次のような著
大な効果を奏する。
【0066】 (請求項1、2によれば、)流体収納
室33の圧力が増加した使用状態で、リップ先端部13bの
回転軸32への接触面圧が低下し、リップ先端部13bの摩
耗を低減させる。
【0067】 特にリップ先端部13bが回転軸32に摺
接する接触面圧の増大を防ぎ、発熱・摩耗を防止でき
て、長寿命である。
【0068】 (請求項3によれば、)流体収納室33
の圧力が増加した使用状態で、リップ部13の付け根の亀
裂や、ゴム製シール部材5(内鍔外被部5b)のアウタ
ーケース1(内鍔部2)からの(接着)剥離を、生じ難
くした耐久性の優れたものとなる。
【0069】 さらに、リップ先端部13bの回転軸32
への接触面圧を一層低下して、リップ先端部13bの摩耗
が低減される。
【0070】 (請求項4によれば、)リップ先端部
13bの背面に勾配受け面Aが確実に密着して保持して、
リップ先端部13bの受圧時の変形を防止するので、優れ
たシール性能及び耐久性を発揮する。
【0071】 (請求項5によれば、)リップ先端部
13bの背面に勾配受け面Aが確実に密着して保持して、
リップ先端部13bの受圧時の変形を防止するので、一層
優れたシール性能及び耐久性を発揮する。
【0072】 (請求項6によれば、)リップ先端部
13bの背面に、サポート金具12の先端角部が食い込ん
で、亀裂を発生することを有効に防止し、ゴム製シール
部材5の寿命が延びる。
【0073】 (請求項7によれば、)ゴム硬度が高
いため、サポート金具12との相乗効果によって、シール
性能及び耐久性が、一層良好となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を示す半截正面図であ
る。
【図2】要部拡大断面図である。
【図3】別の実施の形態を示す要部拡大断面図である。
【図4】要部作用説明図である。
【図5】要部作用説明図である。
【図6】本発明の他の実施の形態を示す半截正面図であ
る。
【図7】要部拡大断面図である。
【図8】本発明の別の実施の形態を示す要部断面図であ
る。
【図9】本発明のさらに他の実施の形態を示す要部作用
説明図である。
【図10】要部作用説明図である。
【図11】本発明のさらに別の実施の形態を示す要部断面
図である。
【図12】従来例の半截正面図である。
【図13】従来例の要部作用説明図である。
【符号の説明】
5 ゴム製シール部材 7 第1シールエレメント 8 第2シールエレメント 12 サポート金具 13 リップ部 13b リップ先端部 14 先端角部 18 アール部 20 アール状面取り部 21 受持部材 31 ハウジング 32 回転軸 33 流体収納室 L 軸心 A 勾配受け面 θ 傾斜角度 S 隙間部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年10月5日(1999.10.
5)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図13
【補正方法】変更
【補正内容】
【図13】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 馬場 健 和歌山県有田市箕島663番地 三菱電線工 業株式会社箕島製作所内 (72)発明者 稲垣 朋也 和歌山県有田市箕島663番地 三菱電線工 業株式会社箕島製作所内 (72)発明者 藤井 俊郎 愛知県刈谷市豊田町2丁目1番地 株式会 社豊田自動織機製作所内 (72)発明者 横町 尚也 愛知県刈谷市豊田町2丁目1番地 株式会 社豊田自動織機製作所内 Fターム(参考) 3J006 AE05 AE16 AE30 CA01

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジングと回転軸の間に介装され、該
    回転軸に摺接するシールエレメントと、該シールエレメ
    ントより流体収納室側に配設されて上記回転軸に摺接す
    るリップ先端部を有するゴム製シール部材とを、備えた
    回転軸シールに於て、該ゴム製シール部材が、上記流体
    収納室の圧力増加に伴って、回転軸の軸心方向に弾性変
    形して、上記リップ先端部が、回転軸より離間する方向
    に引張られるよう構成したことを特徴とする回転軸シー
    ル。
  2. 【請求項2】 ハウジングと回転軸の間に介装され、該
    回転軸に摺接するシールエレメントと、該シールエレメ
    ントより流体収納室側に配設されて上記回転軸に摺接す
    るリップ先端部を有するゴム製シール部材とを、備えた
    回転軸シールに於て、該ゴム製シール部材の背面を保持
    するよう付設された受持部材と、該ゴム製シール部材
    と、の間に隙間部を設け、上記流体収納室の圧力増加に
    伴って、該ゴム製シール部材が該隙間部に侵入するよう
    弾性変形して、上記リップ先端部が、回転軸より離間す
    る方向に引張られるよう構成したことを特徴とする回転
    軸シール。
  3. 【請求項3】 リップ先端部を有するリップ部の付け根
    の流体収納室側に、アール部を設け、該流体収納室の圧
    力増加による上記リップ部の付け根の弾性変形を、緩和
    するよう構成した請求項1又は2記載の回転軸シール。
  4. 【請求項4】 リップ先端部は回転軸の軸心に対して所
    定の傾斜角度を有し、かつ、該回転軸の軸心に対して所
    定の傾斜角度を成す勾配受け面を有するサポート金具を
    付設して、流体収納室側へしだいに縮径する上記リップ
    先端部の背面を保持するように構成した請求項1,2又
    は3記載の回転軸シール。
  5. 【請求項5】 所定の傾斜角度を10°〜45°とした請求
    項4記載の回転軸シール。
  6. 【請求項6】 サポート金具の勾配受け面の先端角部に
    アール状面取り部を形成した請求項4又は5記載の回転
    軸シール。
  7. 【請求項7】 ゴム製リップ先端部のJIS硬度を、87
    〜96に設定した請求項1,2,3,4,5又は6記載の
    回転軸シール。
JP24887899A 1998-11-24 1999-09-02 回転軸シール Expired - Fee Related JP4035577B2 (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24887899A JP4035577B2 (ja) 1999-09-02 1999-09-02 回転軸シール
US09/444,390 US6367811B1 (en) 1998-11-24 1999-11-22 Rotation shaft seal
DE69929489T DE69929489T2 (de) 1998-11-24 1999-11-23 Wellendichtung
EP99123169A EP1004801B1 (en) 1998-11-24 1999-11-23 Rotation shaft seal
KR10-1999-0052059A KR100374882B1 (ko) 1998-11-24 1999-11-23 회전축 밀봉부
US10/046,299 US6764080B2 (en) 1998-11-24 2002-01-16 Rotation shaft seal
US10/046,221 US6715769B2 (en) 1998-11-24 2002-01-16 Rotation shaft seal

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24887899A JP4035577B2 (ja) 1999-09-02 1999-09-02 回転軸シール

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001074144A true JP2001074144A (ja) 2001-03-23
JP4035577B2 JP4035577B2 (ja) 2008-01-23

Family

ID=17184786

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24887899A Expired - Fee Related JP4035577B2 (ja) 1998-11-24 1999-09-02 回転軸シール

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4035577B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1296086A3 (en) * 2001-09-25 2004-02-18 Mitsubishi Cable Industries, Ltd. Rotation shaft seal
JP2005114058A (ja) * 2003-10-08 2005-04-28 Mitsubishi Cable Ind Ltd 回転軸シール
JP2008537072A (ja) * 2005-04-22 2008-09-11 ヴイアール ディヒトゥング ゲゼルシャフト ミット ベシュクレンクター ハフトゥング 軸封リング

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1296086A3 (en) * 2001-09-25 2004-02-18 Mitsubishi Cable Industries, Ltd. Rotation shaft seal
JP2005114058A (ja) * 2003-10-08 2005-04-28 Mitsubishi Cable Ind Ltd 回転軸シール
JP2008537072A (ja) * 2005-04-22 2008-09-11 ヴイアール ディヒトゥング ゲゼルシャフト ミット ベシュクレンクター ハフトゥング 軸封リング
JP4696156B2 (ja) * 2005-04-22 2011-06-08 ヴイアール ディヒトゥング ゲゼルシャフト ミット ベシュクレンクター ハフトゥング 軸封リング

Also Published As

Publication number Publication date
JP4035577B2 (ja) 2008-01-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6840521B2 (en) Seal device
EP1099069B1 (en) Unitized oil seal and method of manufacture
JP5710053B2 (ja) シール装置
JP3875824B2 (ja) リップ型シール
JP4855936B2 (ja) シール装置
KR101331248B1 (ko) 메카니컬 실링장치
KR101085159B1 (ko) 리프형 실
JP4800158B2 (ja) 回転軸シール
JP2006300191A (ja) シール装置
JP2001074144A (ja) 回転軸シール
JP3346743B2 (ja) 回転軸シール
US20200278028A1 (en) Sealing apparatus
JP7051310B2 (ja) 密封装置
JP2001074145A (ja) 回転軸シール
JP2002115762A (ja) 密封装置
JP2008169933A (ja) 密封装置
JP2000304138A (ja) リップ型シール
JP2002031244A (ja) 軸シール
JP2001304423A (ja) 高圧用リップ型シール
JP2003120821A (ja) シール装置
JP3111991U (ja) シール装置
JP2020063813A (ja) 密封装置
JPH10318378A (ja) 密封装置
JP2002005305A (ja) 回転軸シール
JP2001027328A (ja) リップ型シール

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050602

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050614

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050722

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20051101

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051129

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20051129

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20060110

A912 Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20060324

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070927

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101109

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees