JP2001073669A - トンネル覆工工法及び掘削装置 - Google Patents

トンネル覆工工法及び掘削装置

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JP2001073669A
JP2001073669A JP25082799A JP25082799A JP2001073669A JP 2001073669 A JP2001073669 A JP 2001073669A JP 25082799 A JP25082799 A JP 25082799A JP 25082799 A JP25082799 A JP 25082799A JP 2001073669 A JP2001073669 A JP 2001073669A
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plate
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lining plate
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Haruo Sato
春雄 佐藤
Mitsuaki Ooba
光商 大庭
Hiroyuki Arita
浩之 在田
Tomohide Kobayashi
共栄 小林
Kazumasa Asari
一正 浅利
Satoshi Nakajima
智 中嶋
Minoru Minegishi
稔 峯岸
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AOI SEKKEI JIMUSHO KK
East Japan Railway Co
Tekken Corp
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AOI SEKKEI JIMUSHO KK
East Japan Railway Co
Tekken Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】工期の短縮化を図ることができ、地山の変状も
抑えることができるトンネル覆工工法及び掘削装置を提
供する。 【解決手段】トンネルの掘削に先立ち、上部水平覆工版
及びこれに連結される鉛直覆工版とを有する覆工壁を地
山に構築するトンネル覆工工法であって、覆工壁の上部
覆工版と鉛直覆工版との連結部に対応する位置の地山
に、作業用鋼管4を挿入した後、対向する鋼管4,4間
の地山に、挿入方向両端部が鋼管4内に入った状態で1
枚版からなる覆工版7,10,11を挿入して、上部水
平覆工版及び鉛直覆工版とし、これらの覆工版7,1
0,11どうしを鋼管4内で剛結することを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、トンネル覆工工
法及び掘削装置に関し、さらに詳細には、鉄道線路下や
道路下にこれを横断するトンネルを構築する工法及び掘
削装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、鉄道線路や道路の下方を横断する
トンネルを構築する工法として、多数の鋼製角形エレメ
ントやPCエレメント等の覆工エレメントを予め地山に
挿入し、これを覆工壁として地山を掘削し、本体構造物
として利用する工法が知られている。
【0003】上記エレメントは牽引又は推進させること
により地山に挿入されるが、覆工壁全体がエレメントで
構成されるために、使用するエレメントの本数も多くな
る。このため、エレメントの牽引・推進回数も多くな
り、工期が長くなるだけでなく、地山の変状ひいては線
路の場合は軌道変状をきたしやすい。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明は上記のよう
な技術的背景に基づいてなされたものであって、次の目
的を達成するものである。この発明の目的は、工期の短
縮化を図ることができ、地山の変状も抑えることができ
るトンネル覆工工法及び掘削装置を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は上記課題を達
成するために、次のような手段を採用している。すなわ
ち、この発明は、トンネルの掘削に先立ち、上部水平覆
工版及びこれに連なる鉛直覆工版とを有する覆工壁を地
山に構築するトンネル覆工工法であって、前記覆工壁の
前記上部覆工版と前記鉛直覆工版との連結部に対応する
位置の地山に、作業用鋼管を挿入した後、対向する前記
作業用鋼管間の地山に、挿入方向両端部が前記作業用鋼
管内に入った状態で1枚版からなる覆工版を挿入して、
前記上部水平覆工版及び前記鉛直覆工版とし、これらの
覆工版どうしを前記作業用鋼管内で剛結することを特徴
とするトンネル覆工工法にある。
【0006】この発明によれば、作業用鋼管は覆工壁の
上部覆工版と鉛直覆工版との連結部に対応する位置の地
山に設置され、対向する作業用鋼管間には1枚版からな
る覆工版が設置される。したがって、覆工壁を構成する
部材を地山に挿入するための、牽引等の回数が少なくな
るので、工期を短縮することができ、また地山の変状も
極力抑えることができる。
【0007】前記作業用鋼管は、より具体的には角形の
ものからなり、その側板の一部にスライド板が組み込ま
れ、前記覆工版の地山への挿入に伴い前記スライド板を
スライドさせて側部を開放させ、この開放により前記覆
工版の両端部が前記作業用鋼管の内部に入った状態で、
前記覆工版を地山に挿入する。また、前記覆工版を地山
に挿入するに際しては、挿入に伴って、その先端付近の
地山が掘削される。
【0008】前記覆工版は、コンクリート製、鋼製等種
々の材料で作ることができ、特に地山への挿入前に内側
プレートと外側プレートとが一体化された中空のものと
することにより、軽量で挿入作業を容易に行うことがで
きる。
【0009】さらに、この発明は、前記覆工版の先端付
近の地山を掘削するための掘削装置にあり、対向して地
山に挿入された2つの作業用鋼管の内部に、鋼管軸方向
に移動可能に設置された搬送フレームと、前記搬送フレ
ームの一方又は双方に搭載された回転駆動部材と、前記
搬送フレーム間に架設され、前記回転駆動部材の駆動に
より回転する回転切削部材とを備えてなる。
【0010】前記切削部材は、外周面に多数の切削ビッ
トが設けられたローラチェーンからなり、この切削部材
は1段又は2段に配置されている。切削部材としては、
ローラチェーンに代えてワイヤロープを用いることもで
きる。さらに、前記切削部材は、翼先に多数の切削ビッ
トが設けられたスパイラル翼で構成することもできる。
【0011】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を図面を参
照しながら以下に説明する。以下に示す実施の形態は、
鉄道線路の下方にトンネルを構築する例であり、図1及
び図2において(a)は平面図、(b)は線路方向に直
角な断面図、(c)は線路方向に平行な断面図を示して
いる。
【0012】図1に示すように、レールRが敷設された
軌道1の両側に発進立坑2及び到達立坑3を築造し、発
進立坑2から到達立坑3に向けて角形の作業用鋼管4を
地山に挿入する。これらの作業用鋼管4の挿入位置は、
構築する覆工壁において後述する上部覆工版と鉛直覆工
版との連結部に対応する位置である。
【0013】作業用鋼管4は、図示しないが、従来と同
様に、地山に予め形成した水平ボーリング孔にPC鋼線
等の牽引線条を挿入し、これを牽引ジャッキで牽引する
ことにより地山に挿入される。また、作業用鋼管4は、
その先端に掘削刃口が装着され、鋼管先端付近の地山を
掘削しながら地山に挿入される。この作業用鋼管4は、
図3に示すように、1つの角部を規定する2つの側板の
一部に継手6を介してスライド板5a,5bが組み込ま
れ、これらのスライド板5a,5bは鋼管軸方向(長手
方向)にスライド自在である。
【0014】再び図1を参照し、上部において対向する
作業用鋼管4,4間の地山に、発進立坑2から到達立坑
3に向けて、上部水平覆工版を構成する1枚版からなる
覆工版7を挿入する。この覆工版7は、鋼管4と同様の
手法により、牽引ジャッキ8により牽引されて地山に挿
入され、それに伴って鋼管4の一方のスライド板5aが
地山から引き抜かれる。したがって、鋼管4の側部はス
ライド板5aのスライドにより開放し、覆工版7は、そ
の挿入方向両端部が開放部分を介して鋼管4内に入った
状態で牽引される。図1において、ジャッキ9は後述す
る掘削装置を牽引するための牽引ジャッキを示す。
【0015】次に、図2に示すように、側部において対
向する鋼管4,4間の地山にに、発進立坑2から到達立
坑3に向けて、鉛直覆工版を構成する1枚版からなる覆
工版10を挿入する。この覆工版10も、牽引ジャッキ
8により牽引されて地山に挿入され、それに伴って鋼管
4の他方のスライド板5bも牽引される。したがって、
覆工版10は、覆工版7の場合と同様に、その挿入方向
両端部がスライド板5bのスライドによる開放部分を介
して、鋼管4内に入った状態で牽引される。なお、図2
において、既に地山に挿入された覆工版7は簡略化のた
めに図示が省略されている。
【0016】引き続き、図5に示すように、下部におい
て対向する作業用鋼管4,4間の地山に、上部水平覆工
版7の場合と同様にして下部水平覆工版を構成する覆工
版11を挿入する。この下部覆工版11は必要に応じて
設置すればよい。次に、鋼管4内で水平覆工版7、11
と鉛直覆工版10とを剛結する。覆工版どうしの剛結
は、図示しない連結プレートを用いて溶接やボルト締め
等により行うことができる。
【0017】覆工版どうしの剛結後、後述するように各
覆工版7,10,11が中空の鋼製プレートで作られて
いる場合は、その内部にコンクリートを打設し、さらに
各鋼管4の内部にもコンクリートを打設する。そして、
このようにして形成された覆工壁15の内方の地山を掘
削し、覆工壁15の内周に仕上げを施して、覆工壁15
を本体構造物として利用したトンネルが構築される。
【0018】覆工版7,10,11は、種々の構造とす
ることができる。例えば、PC(プレーキャストコンク
リート)版とすることができ、この場合、工場で製造し
て現場に搬入してもよいし、現場で型枠を用いて製造し
てもよい。また、図4に示すように、外側プレート1
6、内側プレート17及び両プレート16,17間のリ
ブプレート18を有する中空鋼製のものとすることもで
きる。
【0019】この場合、図4(a)のように、外側プレ
ート16、内側プレート17及びリブプレート18を固
着して地山への挿入前に一体とした構造とすることがで
きる。また、同図(b)のように、リブプレート18に
継手19を設け、外側プレート16と内側プレート17
とがスライド自在である構造としてもよい。この場合、
外側プレート16と内側プレート17とを独立して交互
に牽引することができるので、牽引負荷を小さくするこ
とができる。また、同図(b)のように、外側プレート
16と内側プレート17とに、ジベル50を取り付けて
もよい。
【0020】覆工版はいずれの構造を採用した場合も、
地山への挿入時の摩擦抵抗を低減させるための処理を施
すことが望ましい。摩擦低減処理としては、表面にテフ
ロン板や、ステンレス板等の低摩擦板を取り付ける方
法、低摩擦シートを取り付ける方法、摩擦低減剤を塗布
する方法、覆工版の周囲の地山に滑剤を注入する方法等
が挙げられる。
【0021】上述の覆工版7,10,11は、その先端
付近の地山を掘削しながら地山に挿入される。以下、掘
削装置について、水平向きの状態で地山に挿入される覆
工版7を対象とする場合を例にとって説明する。図6は
掘削装置の実施の形態を示す水平断面図、図7は図6の
A−A線断面図、図8は図7のB−B線断面図である。
対向する鋼管4,4の内部には、搬送フレーム20,2
0がそれぞれ収容されている。各搬送フレーム20は、
この実施の形態では箱形のものであり、鋼管4の軸方向
に移動可能である。
【0022】各搬送フレーム4には回転駆動部材として
の2台の油圧モータ21,22がそれぞれ搭載されてい
る。油圧モータ21,22の軸はベベルギヤを介して鉛
直方向に延びるスプロケット軸23,24に駆動連結さ
れている。これらのスプロケット軸23,24には水平
方向に回転するスプロケット25,26がそれぞれ設け
られている。
【0023】一方のスプロケット25,25間には第1
段のチェーン27が巻き掛けられ、また、他方のスプロ
ケット26,26間にはチェーン27と高さレベルが異
なる第2段のチェーン28が巻き掛けられている。図示
されている覆工版7は、前述した中空鋼製のものであ
り、その外側プレート16は二重プレート構造となって
いる(図7及び図8参照)。
【0024】第1段のチェーン27は外側プレート16
の先端内部に配置され、また第2段のチェーン28は外
側プレート16と、これよりも先端が後退した内側プレ
ート17の先端との間に配置されている。そして、各チ
ェーン27,28の外周面には多数の切削ビット29が
設けられている。
【0025】覆工版7及び搬送フレーム20は、図1に
示した牽引ジャッキ8,9にPC鋼線等の牽引線条を介
してそれぞれ連結され、それぞれの牽引方向がP1,P2
で示されている。覆工版7の地山への挿入に際しては、
これに伴って搬送フレーム20,20を牽引する。また
油圧モータ21,22を作動させ、チェーン27,28
を回転させる。
【0026】この結果、各チェーン27,28の切削ビ
ット29により覆工版7の先端付近の地山が掘削され
る。掘削ずりは、搬送フレーム20内に取り込まれ、鋼
管4を通ってバキューム等により矢印Z方向すなわち発
進立坑2側に排出される。チェーン27,28の回転方
向は同一方向でも逆方向でもよいが、逆方向とした場合
は双方の鋼管4,4から掘削ずりが排出される。
【0027】図9は掘削装置の別の実施の形態を示す水
平断面図、図10は鉛直断面図、図11は図10のC−
C線に沿った断面図である。前記実施の形態では切削部
材がチェーン27,28からなるが、この実施の形態で
は切削部材がスパイラル翼30からなっている。搬送フ
レーム20,20は覆工版7と一体に設けられ、したが
って、この実施の形態の場合は搬送フレーム20,20
を必ずしも独立して牽引しなくともよい。油圧モータ3
1,31は、それらの軸が対向するように搬送フレーム
20,20に搭載され、この軸間にスパイラル翼30の
回転軸32が連結されている。
【0028】スパイラル翼30は覆工版7の単板からな
る外側プレート16と内側プレート17の先端との間に
配置され、翼先には多数の切削ビット29が設けられて
いる(図11参照)。油圧モータ31の駆動によりスパ
イラル翼30が回転し、切削ビット29により覆工版7
の先端付近の地山が掘削される。掘削ずりは、一方の鋼
管4内に取り込まれ、前記実施の形態と同様に矢印Z方
向に排出される。スパイラル翼30の巻き方向を、軸3
2の中央部で互いに逆方向となるようにすることによ
り、掘削ずりを双方の鋼管4,4に取り込むこともでき
る。
【0029】掘削装置に関しての上記各実施の形態は、
水平向きの状態で地山に挿入される覆工版7を対象とし
ているが、鉛直向きで地山に挿入される覆工版10の場
合も、配置方向が異なるだけで同様の掘削装置を適用で
きる。
【0030】上記実施の形態は例示にすぎず、この発明
は種々の態様をとることができる。例えば上記実施の形
態では、1ボックス構造のトンネルが示されているが、
鋼管の数を必要に応じて増加することにより、2ボック
ス構造以上のトンネルとすることもできる。鋼管や覆工
版の地山への挿入は、牽引に限らず後方から押して推進
させる方法をとることもできる。
【0031】また、覆工版の地山への挿入順序は、水平
覆工版及び鉛直覆工版のいずれを先にしてもよい。図6
乃至図8に示した掘削装置を使用する場合、油圧モータ
21、22を別個の搬送フレームに収容し、外側プレー
ト16を地山に挿入した後、内側プレート17を地山に
挿入するようにしてもよい。さらに、掘削装置に関し
て、上記実施の形態では、切削部材を2つの駆動部材で
駆動しているが、駆動部材は1つあればよい。
【0032】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、覆工
壁を構成する部材を地山に挿入するための、牽引等の回
数が少なくなるので、工期を短縮することができ、また
地山の変状も極力抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、水平覆工版となる覆工版を地山に挿入
する工程を示す図である。
【図2】図2は、鉛直覆工版となる覆工版を地山に挿入
する工程を示す図である。
【図3】図3は、作業用鋼管を示す断面図である。
【図4】図4は、中空のものからなる覆工版の一部を示
す断面図である。
【図5】図5は、構築された覆工壁構造を示す正面図で
ある。
【図6】図6は、掘削装置の実施の形態を示す水平断面
図である。
【図7】図7は、図6のA−A線に沿った断面図であ
る。
【図8】図8は、図7のB−B線に沿った断面図であ
る。
【図9】図9は、掘削装置の別の実施の形態を示す水平
断面図である。
【図10】図10は、同掘削装置の鉛直断面図である。
【図11】図11は、図10のC−C線に沿った断面図
である。
【符号の説明】
2:発進立坑 3:到達立坑 4:作業用鋼管 5a,5b:スライド板 6:継手 7,10,11:覆工版 8,9:牽引ジャッキ 15:覆工壁 16:外側プレート 17:内側プレート 18:リブプレート 20:搬送フレーム 21,31:油圧モータ 23,24:スプロケット軸 25,26:スプロケット 27,28:チェーン 29:切削ビット 30:スパイラル翼 32:回転軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 春雄 東京都渋谷区代々木二丁目2番2号 東日 本旅客鉄道株式会社内 (72)発明者 大庭 光商 東京都渋谷区代々木二丁目2番2号 東日 本旅客鉄道株式会社内 (72)発明者 在田 浩之 東京都渋谷区代々木二丁目2番2号 東日 本旅客鉄道株式会社内 (72)発明者 小林 共栄 東京都千代田区三崎町二丁目5番3号 鉄 建建設株式会社内 (72)発明者 浅利 一正 東京都千代田区三崎町二丁目5番3号 鉄 建建設株式会社内 (72)発明者 中嶋 智 東京都千代田区三崎町二丁目5番3号 鉄 建建設株式会社内 (72)発明者 峯岸 稔 東京都北区東田端一丁目12番8号 株式会 社アオイ設計事務所内 Fターム(参考) 2D054 AC15 AC18 AD37 BA03 BA10 BA14 DA13 FA11

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トンネルの掘削に先立ち、上部水平覆工版
    及びこれに連結される鉛直覆工版とを有する覆工壁を地
    山に構築するトンネル覆工工法であって、 前記覆工壁の前記上部覆工版と前記鉛直覆工版との連結
    部に対応する位置の地山に、作業用鋼管を挿入した後、 対向する前記作業用鋼管間の地山に、挿入方向両端部が
    前記作業用鋼管内に入った状態で1枚版からなる覆工版
    を挿入して、前記上部水平覆工版及び前記鉛直覆工版と
    し、これらの覆工版どうしを前記作業用鋼管内で剛結す
    ることを特徴とするトンネル覆工工法。
  2. 【請求項2】前記作業用鋼管は角形のものからなり、そ
    の側板の一部にスライド板が組み込まれ、前記覆工版の
    地山への挿入に伴い前記スライド板をスライドさせて側
    部を開放させ、この開放により前記覆工版の両端部が前
    記作業用鋼管の内部に入った状態で、前記覆工版を地山
    に挿入することを特徴とする請求項1記載のトンネル覆
    工工法。
  3. 【請求項3】前記覆工版の先端付近の地山を掘削しなが
    ら該覆工版を地山に挿入することを特徴とする請求項1
    又は2記載のトンネル覆工工法。
  4. 【請求項4】前記覆工版は、地山への挿入前に内側プレ
    ートと外側プレートとが一体化された中空のものからな
    ることを特徴とする請求項1,2又は3記載のトンネル
    覆工工法。
  5. 【請求項5】対向して地山に挿入された2つの作業用鋼
    管の内部に、鋼管軸方向に移動可能に設置された搬送フ
    レームと、 前記搬送フレームの一方又は双方に搭載された回転駆動
    部材と、 前記搬送フレーム間に架設され、前記回転駆動部材の駆
    動により回転する回転切削部材とを備えてなる掘削装
    置。
  6. 【請求項6】前記切削部材は、外周面に多数の切削ビッ
    トが設けられたローラチェーンからなることを特徴とす
    る請求項5記載の掘削装置。
  7. 【請求項7】前記切削部材は、1段又は2段に配置され
    ていることを特徴とする請求項6記載の掘削装置。
  8. 【請求項8】前記切削部材は、外周面に多数の切削ビッ
    トが設けられたワイヤロープからなることを特徴とする
    請求項5記載の掘削装置。
  9. 【請求項9】前記切削部材は、翼先に多数の切削ビット
    が設けられたスパイラル翼からなることを特徴とする請
    求項5記載の掘削装置。
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