JP4461274B2 - シールド掘進機及びそれを用いた地下空間の構築方法 - Google Patents

シールド掘進機及びそれを用いた地下空間の構築方法 Download PDF

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Description

本発明は、道路用トンネルや地下鉄道用トンネル等の地下空間を構築するためのシールド掘進機及びそれを用いた地下空間の構築方法に関する。
本願出願人は、先に特許文献1に示すような地下空間体の構築工法を提供した。
この地下空間体の構築工法は、適宜間隔をもって構築された複数の立坑間の地中に地下空間体を構築する際に、立坑間に矩形断面のシールド掘進機を用いて複数の矩形断面の外部トンネルを適宜間隔毎に並行して断面環状に構築し、これら並行する外部トンネル間の地山を掘削して形成した間隙部を利用して相隣る外部トンネル同士を連結具で連結するとともに、間隙部にコンクリートを打設することにより断面視において無端状に連結・一体化された外部構造体を構築し、この外部構造体で囲まれた内側の地山を掘削・覆工して内部トンネルを構築するようにしている。
特公平8−19825号公報
このような地下空間体の構築方法にあっては、例えば、図9に示すように、少なくとも4つの外部トンネル100を掘削しなければならず、掘進回数が多く、しかも、この4つの外部トンネル100を連結して外部構造体を構築するためには、少なくとも4ヶ所において外部トンネル100同士を連結具102で連結して、間隙部にコンクリートを打設する作業が必要となり、連結作業が多く、それだけ工期が長期化し、施工コストも高くなってしまう。
また、連結作業個所が多いと、狭隘空間での鉄筋組立作業が増えることとなり、作業効率及び作業環境も好ましくない。
さらに、この地下空間体の構築工法においては、縦型及び横型の2種類のシールド機が必要となり、シールド機に要する費用が高くなってしまうというものである。
本発明の目的は、掘進回数及び連結個所を削減し、作業効率及び作業環境を向上させ、工期の短縮、施工コストの削減、シールド機費用の削減を行うことができるシールド掘進機及びそれを用いた地下空間の構築方法を提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明のシールド掘進機は、所定間隔を置いて配設した一対の断面矩形の第1の掘進機と、
前記一対の第1の掘進機の対向面同士を前記対向面と隣接する一方の側面側で連結する第2の掘進機とを有し、
前記一対の第1の掘進機と前記第2の掘進機とが分割可能とされ、
前記各第1の掘進機は、本体部と、前記第2の掘進機の駆動部とを有し、前記本体部と前記第2の掘進機の駆動部を含む前記第2の掘進機との連結部とに分割可能にされ、
前記第2の掘進機は、前記連結部を介して前記第1の掘進機の対面で隣接する他方の側面側に取り付け可能とされていることを特徴とする。
本発明によれば、一対の第1の掘進機とこの一対の第1の掘進機を隣接する一方の側面側で連結する第2の掘進機とでコ字状のシールド掘進機とすることができ、このコ字状のシールド掘進機を用いて、一度の掘進でコ字状のトンネルを構築することができ、しかも、開放端を対向させた状態で少なくとも2度の掘進で環状のトンネルを構築することができ、しかも、連結個所は少なくとも2個所あれば足り、掘進回数及び連結個所を削減して作業効率向上、作業環境の向上をなすことができるとともに、工期の短縮及び施工コストの削減が可能となる。
また、シールド掘進機は1台で済むため、シールド機費用の削減を行うことができる。
また、第1の掘進機内に第2の掘進機の駆動部を設けることで、第2の掘進機をコンパクトにすることができる。
さらに、第2の掘進機の位置を変えて反復利用を容易にすることができる。
本発明においては前記一対の第1の掘進機は、横方向に所定間隔を置いて配設され、
前記第2の掘進機は、第1の掘進機の対向面同士を前記対向面と隣接する一方の側面側で水平方向に掛け渡されて連結し、
前記各連結部は、前記一対の本体部に対して上下反転した状態で前記一方の側面側と反対の側面側にり付け可能とされ、
前記第2の掘進機は、上下反転して前記連結部に連結可能にすることができる。
このような構成とすることにより、第2の掘進機の第1の掘進機に対する取り付け位置を容易かつ確実に変えて反復利用を行うことができる。
本発明の地下空間の構築方法は、請求項1に記載のシールド掘進機を用いて上または下開放のコ字状の第1のトンネルを掘削する工程と、
前記コ字状のトンネルの開放端側に第2のトンネルを掘削する工程と、
前記コ字状の第1のトンネルと前記開放端側の第2のトンネルとを連結して閉断面のトンネルを構築する工程と、
前記閉断面のトンネルに囲まれた地盤を掘削して地下空間を構築する工程とみ、
前記開放端側の第2のトンネルは、請求項1に記載のシールド掘進機の形状を上下反転させて掘削形成した、開放端同士が前記コ字状の第1のトンネルと対向するコ字状のトンネルとされ、
前記第1及び第2のトンネル同士の連結工程では、前記開放端同士を連結することを特徴とする
本発明によれば、第1のトンネルと第2のトンネルを掘削することで閉断面のトンネルを構築することができ、しかも、連結個所は対向する開放端側の2ヶ所で済み、掘進回数及び連結個所の削減ができ、作業効率、作業環境の向上、工期の短縮化及び施工コストの削減が可能となる。
また、2度の掘進で第1のトンネル及び第2のトンネルを開放端同士が対向するコ字状のトンネルとすることで、開放端同士の2ヶ所を連結するだけで閉断面のトンネルを容易に構築することができ、作業効率、作業環境の向上ができ、工期短縮、施工コスト削減ができる。
また、シールド掘進機も1台で済むため、シールド機費用の削減も可能となる。
この場合、記シールド掘進機の形状を反転させる工程では、
前記第2の掘進機を取り外し、前記第1の掘進機の本体部と連結部を分割する工程と、
前記各連結部を前記一対の本体部に対して上下反転した状態で前記一方の側面側と反対の側面側にり付ける工程と、
前記第2の掘進機を上下反転して前記連結部に連結する工程と、
を含むものとすることができる。
このような構成とすることにより、容易、確実にシールド掘進機の第2の掘進機の位置を変えて反復利用できることとなる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1〜図5は、本発明の一実施の形態に係るシールド掘進機を示す図である。
図1は本実施の形態に係るシールド掘進機の正面図、図2はその平面図、図3は第1の掘進機の縦断面図、図4は第2の掘進機の縦断面図、図5は第2の掘進機の取付位置を変更する状態を示す背面図である。
このシールド掘進機10は、図1及び図2に示すように、所定間隔をおいて配設した一対の第1の掘進機12a、12bと、この一対の第1の掘進機12a、12bを連結する第2の掘進機14とを有している。
一対の第1の掘進機12a、12bは、図1に示すように、矩形断面の本体部16a、16bを有するシールド機とされ、前面にプラネタリーカッタ18を取り付けた面盤20を有し、このプラネタリーカッタ18により本体部16a、16bの断面形状に沿って切羽を掘削可能とされている。
また、各本体部16a、16bの内部には、図3に示すように、面盤20を回転させる駆動モータ22、掘削土砂を排出するスクリューコンベア24、ベルトコンベア26、セグメント28組み立て用のエレクター30等が配設されている。
さらに、この本体部16a、16bの対向する側面には、第2の掘進機14を連結するための連結部32a、32bが設けられている。
この連結部32a、32bは、一対の第1の掘進機12a、12bの対向面と隣接する一方の側面(上面)側に設けられ、一対の第1の掘進機12a、12bの対向面と隣接する一方の側面側で第2の掘進機14が一対の掘進機12a、12bを連結するようになっている。
また、連結部32a、32bは、一対の第1の掘進機12a、12bの対向面と隣接する他方の側面(下面)側にも取り付け可能とされ、第2の掘進機14を一対の第1の掘進機12a、12b間の下部側に取り付けることも可能となっている。
第2の掘進機14は、図2及び図4に示すように、第1の掘進機12a、12bよりも短く、かつ薄型に形成されたもので、ボックス状の本体部34と、その前面に設けられた円筒形状のドラムカッタ36とから構成されている。
このドラムカッタ36の駆動モータ38を含む駆動部40は、第2の掘進機14の本体部34内に設けられず、第1の掘進機12a、12b内に連結部32a、32bと一体に設けられた状態となっている。
このように、ドラムカッタ36の駆動部40を第1の掘進機12a、12bの本体部16a、16b内に設けることにより、駆動部40の点検等を作業者が本体部34内に入って作業を行う必要がなく、本体部34を薄型に形成することが可能となる。
次に、このシールド掘進機10における第2の掘進機14の位置を変更する状態を図5に示す。
同図(A)は、第1の掘進機12a、12bの対向面の上部側に第2の掘進機14を取り付けた状態を示している。
同図(A)の組み立ては、例えば発進立坑内で行うようにしている。
この状態から、第2の掘進機14を第1の掘進機12a、12bの下部側に取り付けるには、まず、第2の掘進機14と連結部32a、32bとを分割するとともに、第1の掘進機12a、12bの本体部16a、16bから第2の掘進機14の駆動部40を含む連結部32a、32bを分割する。
この作業は、例えばシールド掘進機10が到達立坑に到達した時点で、シールド掘進機10を到達立坑内に引き出して、第1の掘進機12a、12bの上下、左右の位置関係をそのままに発進立坑側に方向変換し、到達立坑内で前記分解作業を行うようにしている。
次いで、同図(B)に示すように、駆動部40を含む連結部32aを上下反転して第1の掘進機12bの対向面下部に取り付けるとともに、連結部32bを第1の掘進機12aの対向面下部に上下反転して取り付ける。
この作業も到達立坑内で行われる。
そして、同図(C)に示すように、第2の掘進機14を上下反転してそれぞれの連結部32a、32bに取り付けることで、第1の掘進機12a、12bをそのままの状態にして、第1の掘進機12a、12bの上部側から下部側へと第2の掘進機14を移設することができる。
この作業も到達立坑内で行われ、第2の掘進機14を上下反転して掘進方向を発進立坑側に向けることで、発進立坑側への掘進が可能となる。
次に、このようなシールド掘進機10を用いた地下空間の構築方法について図6〜図8を参照して説明する。
図6は、2車線の地下空間を構築する場合を示したもので、同図(A)に示すように、まず、図5(C)に示すような第1の掘進機12a、12bの対向面間の下部側に第2の掘進機14を取り付けた状態のシールド掘進機10を用いて上方側が開口するコ字状の第1のトンネル50を構築する。
次いで、シールド掘進機10の第2の掘進機14と、駆動部40を含む連結部32a、32bをそれぞれ分割し、第1の掘進機12a側の連結部32bを上下反転して第2の掘進機12bの対向面上部側に取り付け、第1の掘進機12b側の連結部32aを上下反転して第1の掘進機12aの対向面上部側に取り付けるとともに、第2の掘進機14を上下反転して連結部32a、32bと連結することで、第1の掘進機12a、12bの対向面間上部に第2の掘進機14が位置するシールド掘進機10とした状態で、第1のトンネル50の上方を掘進して、下側が開口するコ字状の第2のトンネル52(同図(B)参照)を形成する。
この場合、地盤条件によっては、第2のトンネル52の施工前に第1のトンネルの開放端外方側から上載地盤の改良工を行って地盤改良部65を形成する。
次いで、同図(B)に示すように、第1のトンネル50及び第2のトンネル52の開放端外側部をスライド鋼板54で接続し、側壁部56の配筋を行い、底版58、頂版60の鋼殻部とともに側壁部56に高流動コンクリートを打設し、一体化して閉断面のトンネル62を構築する。
そして、閉断面のトンネル62によって囲まれた内部土砂を掘削、除去しながら、内側の四隅の鋼殻を撤去して2車線の地下空間63を完成させる。
このように、この実施の形態に係るシールド掘進機10を用いることで、2度の掘進で環状のトンネル62を構築することができ、しかも、第1のトンネル50と第2のトンネル52との連結部分は2ヶ所で済むこととなり、掘削効率がよく、連結作業も少なくてすむため、工期の短縮、コストの削減、狭隘空間での連結作業の削減による作業環境の向上がなし得ることとなる。
図7は、横方向4車線の地下空間の構築状態を示すもので、同図(A)に示すように、図6における下側の第1のトンネル50と、上側の第2のトンネル52を構築した後、その横方向右側に第1のトンネル50及び第2のトンネル52と同様に、下側の第3のトンネル64と上側の第4のトンネル66とを構築する。
この場合、地盤条件によっては、第1〜第4のトンネル50、52、64、66の外側の接続部分に地盤の改良工を行って地盤改良部65を形成する。
次いで、第1〜第4のトンネル50、52、64、66のそれぞれをスライド鋼板54にて接続する。
その後、同図(B)に示すように、側壁部56の配筋を行い、底版58、頂版60とともに高流動コンクリートを打設し、閉断面のトンネル62を構築する。
そして、内部土砂を掘削、除去しながら、トンネル62内の四隅の鋼殻を撤去してそれぞれ2車線の2つの地下空間63を構築する。
このように、1台のシールド掘進機10で、しかも、上下左右の4回の掘進で、横方向4車線のトンネルの構築ができ、接続工が、側壁部2ヶ所、頂部1ヶ所、底部1ヶ所、中壁部1ヶ所の計5ヶ所ですみ、工期の短縮化、施工コストの削減、作業効率の向上等が可能となる。
図8は、縦方向4車線のトンネルの構築状態を示すもので、同図(A)に示すように、1台のシールド掘進機10で、底部及び頂部の第1のトンネル50及び第2のトンネル52の構築を行い、第1のトンネル50と第2のトンネル52の間に、第2の掘進機14及び連結部32a、32bを取り外した第1の掘進機12a、12bを用いて中間部に2本のシールド掘進を行って2つの単ボックストンネル68を構築する。
次いで、適宜地盤改良部65を形成した後、第1のトンネル50と、単ボックストンネル68、第2のトンネル52と単ボックストンネル68とをスライド鋼板54にて接続する。
次に、同図(B)に示すように、第1のトンネル50、第2のトンネル52、単ボックストンネル68それぞれの間に側壁部56の配筋を行い、底版58及び頂版60とともに高流動コンクリートを打設し、縦方向に長いトンネル70を構築する。
その後、内部土砂を掘削、除去して中間スラブ72を構築することで上下に2車線ずつ、合計4車線の地下空間63を有するトンネルを構築することができる。
このように、掘進回数は4回で、接続工が側壁部4ヶ所のみとなり、工期の短縮、施工コストの削減、作業効率の向上が可能となる。
また、第1のトンネル50と第2のトンネル52との間に、第1の掘進機12a、12bの中央部に第2の掘進機14を取り付けたシールド掘進機を用いてシールド掘進を行うことで第3のトンネルを構築し、この第3のトンネルを中間スラブとして用いるようにしてとも良い。
本発明は、前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内において種々の形態に変形可能である。
例えば、前記実施の形態では、シールド掘進機の第2の掘進機の取り付け位置を変えることで、対向するコ字状のトンネルの掘進を行うようにしているが、第2の掘進機の取り付け位置を変えるとなく、シールド掘進機自体を反転させて対向するコ字状のトンネルの掘進を行うようにすることも可能である。
また、前記実施の形態では、コ字状のトンネル同士の組み合わせについて説明したが、コ字状のトンネルと直線のトンネルとの組み合わせとすることも可能である。
さらに、前記実施の形態では、第1の掘進機を断面矩形のものとしているが、この第1の掘進機を断面円形とすることも可能である。
本発明の一実施の形態に係るシールド掘進機の正面図である。 図1のシールド掘進機の平面図である。 図1及び図2におけるシールド掘進機の第1の掘進機の縦断面図である。 図1及び図2のシールド掘進機における第2の掘進機の縦断面図である。 (A)は第2の掘進機を上部側に取り付けたシールド掘進機の背面図、(B)は(A)の状態から第2の掘進機及び連結部を取り外し、連結部を下部側に付け替えた状態を示す背面図、(C)は(B)の状態から第2の掘進機を取り付けた状態を示す背面図である。 2車線のトンネルの構築状態を示すもので、(A)は第1のトンネルの構築後第2のトンネルの掘進を行う状態を示す断面図、(B)は第1のトンネル及び第2のトンネルを接続した後内部土砂を掘削して地下空間を形成する状態を示す断面図である。 横方向4車線のトンネルを構築する状態を示すもので、(A)は上下左右に4つのトンネルを構築した状態を示す断面図であり、(B)は上下左右4つのトンネルを接続して内部土砂を掘削して左右に2つのトンネルを構築した状態を示す断面図である。 縦方向4車線のトンネルを構築する状態を示すもので、(A)は上下2つのコ字状のトンネル間に2つの単ボックストンネルを構築した状態を示す断面図、(B)は(A)の状態から各トンネルを接続し、内部土砂を掘削した後、中間スラブを構築して上下に2つのトンネルを構築した状態を示す断面図である。 従来の複数のトンネルを連結して大断面のトンネルを構築する状態を示す断面図である。
符号の説明
10 シールド掘進機
12a、12b 第1の掘進機
14 第2の掘進機
16a、16b 本体部
32a、32b 連結部
38 駆動モータ
40 駆動部
50 第1のトンネル
52 第2のトンネル
62 閉断面のトンネル
63 地下空間

Claims (4)

  1. 所定間隔を置いて配設した断面矩形の一対の第1の掘進機と、
    前記一対の第1の掘進機の対向面同士を前記対向面と隣接する一方の側面側で連結する第2の掘進機とを有し、
    前記一対の第1の掘進機と前記第2の掘進機とが分割可能とされ、
    前記各第1の掘進機は、本体部と、前記第2の掘進機の駆動部とを有し、前記本体部と前記第2の掘進機の駆動部を含む前記第2の掘進機との連結部とに分割可能にされ、
    前記第2の掘進機は、前記連結部を介して前記第1の掘進機の対面で隣接する他方の側面側に取り付け可能とされていることを特徴とするシールド掘進機。
  2. 請求項1において、
    前記一対の第1の掘進機は、横方向に所定間隔を置いて配設され、
    前記第2の掘進機は、第1の掘進機の対向面同士を前記対向面と隣接する一方の側面側で水平方向に掛け渡されて連結し、
    前記各連結部は、前記一対の本体部に対して上下反転した状態で前記一方の側面側と反対の側面側に取り付け可能とされ、
    前記第2の掘進機は、上下反転して前記連結部に連結可能にされていることを特徴とするシールド掘進機。
  3. 請求項1に記載のシールド掘進機を用いて上または下開放のコ字状の第1のトンネルを掘削する工程と、
    前記コ字状のトンネルの開放端側に第2のトンネルを掘削する工程と、
    前記コ字状の第1のトンネルと前記開放端側の第2のトンネルとを連結して閉断面のトンネルを構築する工程と、
    前記閉断面のトンネルに囲まれた地盤を掘削して地下空間を構築する工程とを含み、
    前記開放端側の第2のトンネルは、請求項1に記載のシールド掘進機の形状を上下反転させて掘削形成した、開放端同士が前記コ字状の第1のトンネルと対向するコ字状のトンネルとされ、
    前記第1及び第2のトンネル同士の連結工程では、前記開放端同士を連結することを特徴とする地下空間の構築方法。
  4. 請求項3において、
    前記シールド掘進機の形状を反転させる工程では、
    前記第2の掘進機を取り外し、前記第1の掘進機の本体部と連結部を分割する工程と、
    前記各連結部を前記一対の本体部に対して上下反転した状態で前記一方の側面側と反対の側面側に取り付ける工程と、
    前記第2の掘進機を上下反転して前記連結部に連結する工程と、
    を含むことを特徴とする地下空間の構築方法。
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