JP2001071608A - インクリボン走行方法およびインクリボン走行機構ならびに熱転写プリンタ - Google Patents

インクリボン走行方法およびインクリボン走行機構ならびに熱転写プリンタ

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JP2001071608A
JP2001071608A JP25204799A JP25204799A JP2001071608A JP 2001071608 A JP2001071608 A JP 2001071608A JP 25204799 A JP25204799 A JP 25204799A JP 25204799 A JP25204799 A JP 25204799A JP 2001071608 A JP2001071608 A JP 2001071608A
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Masashi Ogasawara
政司 小笠原
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Alps Alpine Co Ltd
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Alps Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インクリボンに付与するテンションの値をよ
り安定させることができるインクリボン走行方法および
インクリボン走行機構ならびに熱転写プリンタを提供す
ること。 【解決手段】 巻取り機構12および送出し機構14の
うちの少なくとも一方に、インクリボンRに当接するよ
うにして回転可能に配設されるリボン送りローラ24
と、リボン送りローラ24に接続されるトルクリミッタ
25と、トルクリミッタ25を回転駆動するリミッタ駆
動モータ26とを具備するテンション付与手段23を設
けるとともに、トルクリミッタ25の回転速度を制御す
るリミッタ回転速度制御部49を設け、記録動作を実行
する際に、リボン送りローラ24をトルクリミッタ25
によって所望の回転速度で回転させることにより、イン
クリボンRにテンションを付与するようにしたことを特
徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクリボン走行
方法およびインクリボン走行機構ならびに熱転写プリン
タに係り、特に、熱転写プリンタなどのインクリボンを
用いる記録装置に好適なインクリボン走行方法およびイ
ンクリボン走行機構ならびに熱転写プリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、普通紙、OHP用紙などの多種
多様の記録媒体にインクリボンを用いて所望の文字や図
形などの画像を記録することのできる熱転写プリンタ
が、高記録品質、低騒音、低コスト、メンテナンスの容
易性などの理由によりワードプロセッサあるいはコンピ
ュータなどの外部記録装置として多用されている。
【0003】このような熱転写プリンタにおいて、イン
クリボンは、一端部側が送出しリールに予め巻回されて
おり、他端部は巻取りリールに固定されている。したが
って、インクリボンを走行させる場合には、巻取りリー
ルは、キャリッジの走行に従動されるかあるいはキャリ
ッジに搭載されたモータなどにより駆動される巻取りボ
ビンとフェルトなどのスリップ機構を介して所定の巻取
りトルクたるフロントテンションにより駆動され、イン
クリボンに所定のテンションが付与される。また、送出
しリールは、キャリッジに搭載された送出しボビンとコ
イルばねなどのスリップ機構を介して所定の送出しトル
クたるバックテンションにより駆動され、インクリボン
に所定のテンションが付与される。
【0004】このような熱転写プリンタにおいては、プ
ラテンの前方に記録媒体と、インクリボンとをこの順に
支持しておき、複数の発熱素子を配列させたサーマルヘ
ッドをキャリッジとともにプラテンに沿って往復動させ
ながら前記インクリボンを繰り出すように走行し、前記
サーマルヘッドに記録媒体の搬送方向に沿って整列配置
されている複数の発熱素子を記録情報たる記録データに
基づいて選択的に発熱させることにより、記録媒体上に
所望の画像の記録を行うようになっている。
【0005】また、インクリボンは、記録動作時に、イ
ンクリボン走行機構によって、キャリッジの移動にとも
なって送出しリールから繰り出されて順次記録に供さ
れ、記録に供された後、記録媒体から剥離された部分の
インクリボンは、前記巻取りリールに順次巻き取られる
ことになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年の熱転
写プリンタなどの記録装置においては、フルカラーで写
真画質に匹敵するような高画質の記録品質が求められて
いるとともに、1台の熱転写プリンタで記録速度の異な
る多種多様の記録モードを実行することが求められてい
る。
【0007】そして、フルカラーの高画質の記録品質を
得るためには、インクリボンに付与するテンションの値
をより安定させることのできるインクリボン走行機構が
望まれている。
【0008】さらに、記録速度の異なる多種多様の記録
モードを実行するためには、記録動作時のキャリッジの
移動速度である記録速度に応じて、インクリボンのテン
ションの値を制御することのできるインクリボン走行機
構が望まれている。
【0009】すなわち、従来のインクリボン走行方法を
用いたインクリボン走行機構では、フルカラーの高画質
の記録品質を得るには、インクリボンに付与するテンシ
ョンの値の安定性が不十分で、記録するドットの大きさ
や濃度が変化したりするという問題点があった。
【0010】また、従来のインクリボン走行方法を用い
たインクリボン走行機構では、記録速度の異なる多種多
様の記録モードに応じて、インクリボンのテンションの
値を制御することができないという問題点があった。
【0011】本発明はこれらの点に鑑みてなされたもの
であり、インクリボンに付与するテンションの値をより
安定させることができるとともに、記録速度に応じてイ
ンクリボンのテンションの値を制御することのできるイ
ンクリボン走行方法およびこのインクリボン走行方法を
容易に実現することのできるインクリボン走行機構なら
びにこのインクリボン走行機構を搭載した熱転写プリン
タを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ため特許請求の範囲の請求項1に係る本発明のインクリ
ボン走行方法の特徴は、リボン送りローラを任意に回転
させられるトルクリミッタに接続するとともに、記録動
作を実行する際に、リボン送りローラをトルクリミッタ
によって所望の回転速度で回転させることにより、イン
クリボンにテンションを付与するようにした点にある。
【0013】そして、このような構成を採用したことに
より、インクリボンに付与するテンションの値を確実に
一定値に保持することができる。したがって、高画質の
記録品質を得るのに必要なインクリボンに付与するテン
ションの値の安定性を容易に得ることができる。
【0014】また、特許請求の範囲の請求項2に係る本
発明のインクリボン走行方法の特徴は、トルクリミッタ
の出力軸とケース体との回転速度の差であるスリップ回
転速度を任意の値に制御する点にある。
【0015】そして、このような構成を採用したことに
より、記録速度にかかわらずトルクリミッタのスリップ
回転速度を任意の値にすることができるので、インクリ
ボンに付与するテンションの値を容易に制御することが
でき、その結果、記録速度の異なる多種多様の記録モー
ドに応じて、インクリボンのテンションの値を容易に制
御することができる。さらに、スリップ回転速度を大き
くすることなしに速い記録速度まで対応できるので、ト
ルクリミッタの性能低下を防止することができる。
【0016】また、特許請求の範囲の請求項3に係る本
発明のインクリボン走行機構の特徴は、巻取り機構およ
び送出し機構のうちの少なくとも一方に、インクリボン
に当接するようにして回転可能に配設されるリボン送り
ローラと、リボン送りローラに接続されるトルクリミッ
タと、トルクリミッタを回転駆動するリミッタ駆動モー
タとを具備するテンション付与手段を設けるとともに、
トルクリミッタの回転速度を制御するリミッタ回転速度
制御部を設けた点にある。
【0017】そして、このような構成を採用したことに
より、記録動作を実行する際に、リミッタ駆動モータを
駆動すると、トルクリミッタが回転し、このトルクリミ
ッタの回転によりリボン送りローラが回転して、リボン
送りローラに当接して走行するインクリボンにテンショ
ンを付与することができるとともに、リミッタ回転速度
制御部は、トルクリミッタの回転速度を制御することが
できるので、インクリボンに付与するテンションの値を
確実に一定値に保持することができる。したがって、高
画質の記録品質を得るのに必要なインクリボンに付与す
るテンションの値の安定性を容易に得ることができる。
したがって、請求項1に記載のインクリボン走行方法、
すなわち、リボン送りローラを任意に回転させられるト
ルクリミッタに接続するとともに、記録動作を実行する
際に、リボン送りローラをトルクリミッタによって所望
の回転速度で回転させることにより、インクリボンにテ
ンションを付与するインクリボン走行方法を容易に実現
することができる。
【0018】また、特許請求の範囲の請求項4に係る本
発明のインクリボン走行機構の特徴は、請求項3におい
て、リミッタ回転速度制御部は、トルクリミッタの出力
軸とケース体との回転速度の差であるスリップ回転速度
を任意の値に制御するように構成されている点にある。
【0019】そして、このような構成を採用したことに
より、リミッタ回転速度制御部は、記録速度にかかわら
ずトルクリミッタのスリップ回転速度を任意の値にする
ことができるので、インクリボンに付与するテンション
の値を容易に制御することができ、その結果、記録速度
の異なる多種多様の記録モードに応じて、インクリボン
のテンションの値を容易に制御することができる。さら
に、スリップ回転速度を大きくすることなしに速い記録
速度まで対応できるので、トルクリミッタの性能低下を
防止することができる。したがって、請求項2に記載の
インクリボン走行方法、すなわち、トルクリミッタの出
力軸とケース体との回転速度の差であるスリップ回転速
度を任意の値に制御するインクリボンの走行方法を容易
に実現することができる。
【0020】また、特許請求の範囲の請求項5に係る本
発明の熱転写プリンタの特徴は、インクリボン走行機構
が請求項3または請求項4に記載のインクリボン走行機
構である点にある。
【0021】そして、このような構成を採用したことに
より、請求項3に記載のインクリボン走行機構を用いた
場合には、インクリボンに付与するテンションの値をよ
り安定、すなわち一定値に保持させることができ、請求
項4に記載のインクリボン走行機構を用いた場合には、
記録速度の異なる多種多様の記録モードに応じて、イン
クリボンのテンションの値を容易に制御することができ
る。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す実施形
態により説明する。
【0023】図1および図2は本発明に係るインクリボ
ン走行方法を用いたインクリボン走行機構を搭載した熱
転写プリンタの実施形態の要部を示すものであり、図1
はキャリッジ近傍の斜視図、図2は正面図である。
【0024】図1および図2に示すように、本実施形態
の熱転写プリンタ1は、キャリッジ2を有している。こ
のキャリッジ2のキャリッジフレーム3の図1および図
2の手前側に示す表面の下方中央部に示す先端部には、
図示しないプリンタフレームに配設されたプラテン4に
対向し、ACサーボモータからなるヘッド駆動モータ5
(図1)の駆動力によりプラテン4に対して接離可能と
されたサーマルヘッド6が配設されている。
【0025】前記サーマルヘッド6には、ホストコンピ
ュータ、イメージリーダなど、あるいはキーボードなど
の適宜な入力装置(図示せず)により入力される所望の
記録情報たる記録データに基づいて選択的に発熱される
複数の発熱素子(図示せず)が図1および図2において
両矢印Aにて示す主走査方向に対して直交する方向に沿
って整列配置されている。すなわち、各発熱素子は、副
走査方向などと称される図示しない記録媒体の搬送方向
に沿って整列配置されている。
【0026】また、ヘッド駆動モータ5は、後述する制
御手段45(図7)に電気的に接続されており、制御手
段45から送出される制御指令に基づいて、サーマルヘ
ッド6がプラテン4に対して離間したヘッドアップ状態
と、サーマルヘッド6がプラテン4に対して当接したヘ
ッドダウン状態との2位置を選択的に切り換えることが
できるようになっている。
【0027】前記キャリッジ2は、ステッピングモータ
からなるキャリッジ駆動モータ7(図7)の駆動力によ
って、図1および図2において両矢印Aにて示すよう
に、プラテン4に沿って往復移動可能とされている。こ
のキャリッジ駆動モータ7は、後述する制御手段45
(図7)に電気的に接続されており、制御手段45から
送出される制御指令に基づいて駆動可能とされている。
なお、本実施形態においては、記録時のキャリッジ2の
移動方向は、図1および図2において矢印Bにて示す方
向とされている。
【0028】前記キャリッジ2のキャリッジフレーム3
の表面上には、インクリボンRを走行させるインクリボ
ン走行機構10として、キャリッジフレーム3の右上角
部近傍に回転自在に突設されている巻取りボビン11を
具備する巻取り機構12と、同様にキャリッジ2の左上
角部近傍に回転自在に突設されている送出しボビン13
を具備する送出し機構14とが配設されている。
【0029】前記巻取りボビン11は、インクリボンR
が巻回されている巻取りリール16が係合可能とされて
おり、送出しボビン13は、インクリボンRが巻回され
ている送出しリール17が係合可能とされている。そし
て、各ボビン11,13は、カップリング19(図1に
一方のみ図示)を介して接続された超音波モータからな
るリボン走行モータ20(図1)の駆動力によりそれぞ
れ個別に回転駆動可能とされている。すなわち、巻取り
ボビン11は、巻取り用のリボン走行モータ20たる巻
取りモータ20a(図7)の駆動力により、ダイレクト
ドライブと称される直接駆動され、送出しボビン13
は、送出し用のリボン走行モータ20たる送出しモータ
20b(図1,図7)の駆動力により、ダイレクトドラ
イブと称される直接駆動されるようになっている。ま
た、各リボン走行モータ20は、後述する制御手段45
に電気的にそれぞれ接続されており、制御手段45から
送出される制御指令に基づいて駆動可能とされており、
記録動作を実行する際の記録時に、インクリボンRを送
出しリール17から繰り出して巻取りリール16で巻き
取るように、図1および図2において矢印Cにて示す方
向に走行可能に形成されている。
【0030】前記キャリッジフレーム3の右下角部近傍
および左下角部近傍には、インクリボンRに対して所定
のテンションを付与するためのテンション付与手段23
の一部を構成するリボン送りローラ24が回転自在にし
てそれぞれ突設されている。これらのリボン送りローラ
24のうちの送出しボビン13の図2下方に位置する一
方は、記録動作を実行する際に、インクリボンRに送り
出し用の送出しトルクたるバックテンションを付与する
テンション付与手段23Bの一部を構成する送り出し用
のリボン送りローラ24bであり、このリボン送りロー
ラ24bの外周の一部がインクリボンRに所定の巻き付
け角度をもって当接するように配設されている。
【0031】また、リボン送りローラ24のうちの巻取
りボビン11の図2下方に位置する他方は、記録動作を
実行する際に、インクリボンRに巻き取り用の巻取りト
ルクたるフロントテンションを付与するテンション付与
手段23Aの一部を構成する巻取り用のリボン送りロー
ラ24aであり、リボン送りローラ24aの外周の一部
がインクリボンRに所定の巻き付け角度をもって当接す
るように配設されている。
【0032】すなわち、本実施形態においては、巻取り
機構12および送出し機構14のそれぞれにテンション
付与手段23が設けられている。
【0033】ここで、本実施形態の熱転写プリンタ1の
キャリッジ2に搭載されるテンション付与手段23につ
いて図3から図6により詳しく説明する。なお、各テン
ション付与手段23は、同一構成とされている。
【0034】図3から図6は本発明の熱転写プリンタの
キャリッジに搭載されるテンション付与手段の要部を示
すものであり、図3は拡大斜視図、図4は図3の縮小正
面図、図5は図3の縮小右側面図、図6は図3の縮小平
面図である。
【0035】図3から図6に示すように、本実施形態の
テンション付与手段23は、巻取り用あるいは送出し用
として用いられるリボン送りローラ24と、リボン送り
ローラ24に接続されるトルクリミッタ25と、トルク
リミッタ25を回転駆動するリミッタ駆動モータ26と
を有している。
【0036】前記リボン送りローラ24は、その基端部
に配設された駆動ギア27が、伝達軸28の先端部に配
設された出力ギア29と噛合されており、伝達軸28の
基端部に配設された入力ギア30をトルクリミッタ25
の出力軸25aに配設された駆動力伝達ギア31に噛合
させることにより、トルクリミッタ25から出力される
駆動力により回転駆動されるようになっている。また、
トルクリミッタ25のケース体25bの基端部側には、
トルクリミッタカップリング32を介して接続された中
間ギア33が配設されており、この中間ギア33は、ト
ルクリミッタ25を回転駆動するHB型のステッピング
モータからなるリミッタ駆動モータ26の出力軸26a
に配設されたピニオンギア34と噛合されている。
【0037】すなわち、本実施形態のテンション付与手
段23は、記録動作を実行する際に、トルクリミッタ2
5に接続されたリボン送りローラ24を、リミッタ駆動
モータ26によりトルクリミッタ25を所定の回転速度
たる回転数で回転させた状態でインクリボンRに当接す
るように構成されている。
【0038】また、前記リミッタ駆動モータ26は、後
述する制御手段45に電気的に接続されており、制御手
段45から送出される制御指令に基づいて駆動可能とさ
れている。
【0039】またさらに、インクリボンRに巻き取り用
の巻取りトルクたるフロントテンションを付与するテン
ション付与手段23Aに用いられるリミッタ駆動モータ
26A(図7)と、インクリボンRに送り出し用の送出
しトルクたるバックテンションを付与するテンション付
与手段23Bに用いられるリミッタ駆動モータ26B
(図7)とは、それぞれ個別に回転速度が制御されるよ
うになっている。
【0040】なお、本実施形態においては、インクリボ
ンRを走行させる巻取り機構12および送出し機構14
の両者にテンション付与手段23を配設する構成とした
が、テンション付与手段23を、巻取り機構12および
送出し機構14のうちの一方のみに配設する構成として
もよい。
【0041】図1および図2に戻って、前記キャリッジ
フレーム3の表面上の送出しボビン13と送出し用のリ
ボン送りローラ24bとの間には、リボン経路に望んで
いる2つのガイドローラ35a,35bが回転自在に配
設されており、これらのガイドローラ35a,35bの
間には、インクリボンRに対して付与する送出しトルク
たるバックテンションの微調整に用いるトルク調整用ロ
ーラ36bが回転自在にして配設されている。このトル
ク調整用ローラ36bは、基端部がキャリッジフレーム
3の裏面に配設されたポテンショメータ37b(図1)
に接続された図示しないアームの先端部に回転自在にし
て取り付けられており、キャリッジフレーム3の裏面に
配設された図示しない付勢ばねの付勢力により図2左方
に付勢されているとともに、トルク調整用ローラ36b
の外周の一部がインクリボンRに所定の巻き付け角度を
もって当接するように配設されている。さらに、ポテン
ショメータ37bは、後述する制御手段45に電気的に
接続されており、記録動作を実行する際に、アームの角
度の誤差を制御手段45に送出するように構成されてい
る。
【0042】前記キャリッジフレーム3の表面上の送出
し用のリボン送りローラ24bとサーマルヘッド6との
間には、リボン経路に望んでいる2つのガイドローラ3
5c,35dが回転自在に配設されており、これらのガ
イドローラ35c,35dの間には、送出しトルクたる
バックテンションを検出するためのロードセルからなる
テンションセンサ38bに連結された検出子として機能
するテンション検出ローラ39bが回転自在に配設され
ている。そして、テンション検出ローラ39bの外周の
一部がインクリボンRに所定の巻き付け角度をもって当
接するように配設されている。さらに、テンションセン
サ38bは、後述する制御手段45に電気的に接続され
ており、記録動作を実行する際に、インクリボンRに付
与されている送出しトルクたるバックテンションを検出
して制御手段45に送出するようにされている。
【0043】前記テンションセンサ38bおよびテンシ
ョン検出ローラ39bにより、本実施形態の送出しトル
クたるバックテンションを検出するためのテンション検
出手段40bが構成されている。
【0044】また、キャリッジフレーム3の表面上のサ
ーマルヘッド6と巻取り用のリボン送りローラ24aと
の間には、リボン経路に望んでいる2つのガイドローラ
35e,35fが回転自在に配設されており、これらの
ガイドローラ35e,35fの間には、巻取りトルクた
るフロントテンションを検出するためのロードセルから
なるテンションセンサ38aに連結された検出子として
機能するテンション検出ローラ39aが回転自在に配設
されている。そして、テンション検出ローラ39aの外
周の一部がインクリボンRに所定の巻き付け角度をもっ
て当接するように配設されている。さらに、テンション
センサ38aは、後述する制御手段45に電気的に接続
されており、記録動作を実行する際に、インクリボンR
に付与されている巻取りトルクたるフロントテンション
を検出して制御手段45に送出するようにされている。
【0045】前記テンションセンサ38aおよびテンシ
ョン検出ローラ39aにより、本実施形態の巻取りトル
クたるフロントテンションを検出するためのテンション
検出手段40aが構成されている。
【0046】なお、各テンションセンサ38a,38b
としては、インクリボンRのテンションを検出できるも
のであればよく、特に本実施形態のロードセルに限定さ
れるものではない。
【0047】さらにまた、キャリッジフレーム3の表面
上の送出し用のリボン送りローラ24aと巻取りボビン
11との間には、リボン経路に望んでいる2つのガイド
ローラ35g,35hが回転自在に配設されており、こ
れらのガイドローラ35g,35hの間には、インクリ
ボンRに対して付与する巻取りトルクたるフロントテン
ションの微調整に用いるトルク調整用ローラ36aが回
転自在にして配設されている。このトルク調整用ローラ
36aは、基端部がキャリッジフレーム3の裏面に配設
されたポテンショメータ37a(図7)に接続された図
示しないアームの先端部に回転自在にして取り付けられ
ており、キャリッジフレーム3の裏面に配設された図示
しない付勢ばねの付勢力により図2右方に付勢されてい
るとともに、トルク調整用ローラ36aの外周の一部が
インクリボンRに所定の巻き付け角度をもって当接する
ように配設されている。さらに、ポテンショメータ37
aは、後述する制御手段45に電気的に接続されてお
り、記録動作を実行する際に、アームの角度の誤差を制
御手段45に送出するようにされている。
【0048】ここで、本実施形態の熱転写プリンタ1の
制御手段45について図7により説明する。
【0049】図7は本実施形態の制御手段の要部を示す
ブロック図である。
【0050】前記制御手段45は、熱転写プリンタ1の
各部の動作を司るためのものであり、図7に示すよう
に、少なくとも、熱転写プリンタ1の各部との電気的な
接続に用いるI/Oインターフェース46と、CPU4
7と、適宜な容量のROM、RAMなどにより形成され
たメモリ48とを有している。
【0051】前記I/Oインターフェース46には、少
なくとも、ヘッド駆動モータ5、サーマルヘッド6、キ
ャリッジ駆動モータ7、リボン走行モータ20たる巻取
りモータ20aおよび送出しモータ20b、リミッタ駆
動モータ26A,26B、ポテンショメータ37a,3
7b、テンションセンサ38a,38bおよび図示しな
い記録媒体を搬送する搬送モータや電源スイッチや操作
パネルに配設された各種の操作スイッチや表示手段など
が電気的に接続されている。
【0052】前記メモリ48は、少なくともリミッタ回
転速度制御部49を有している。このリミッタ回転速度
制御部49には、トルクリミッタ25の出力軸25aと
ケース体25bとの回転速度の差であるスリップ回転速
度を任意の値に制御する制御プログラムが記憶されてい
る。さらに説明すると、本実施形態においては、トルク
リミッタ25のケース体25bを回転させるリミッタ駆
動モータ26の回転速度を記録速度に応じて所定の値に
制御する制御プログラムが記憶されている。
【0053】なお、トルクリミッタ25の回転速度を記
録速度に応じて制御するとは、トルクリミッタ25の回
転速度たる回転数をインクリボンRの走行速度に応じて
制御することでもあり、トルクリミッタ25の回転速度
たる回転数をキャリッジ2の移動速度に応じて制御する
ことでもある。
【0054】また、トルクリミッタ25の回転速度を記
録速度に応じて制御するとは、記録速度の異なる多種多
様の記録モードに応じて、トルクリミッタ25の回転速
度たる回転数を制御することである。
【0055】なお、熱転写プリンタ1として、記録速度
を可変としない構成の場合には、記録動作を実行する際
のインクリボンRおよびキャリッジ2の移動速度が一定
なので、リミッタ回転速度制御部49には、各リミッタ
駆動モータ26A,26Bの回転速度を所定の値に制御
する制御プログラムを記憶するとよい。
【0056】前記メモリ48には、電源投入時のイニシ
ャライズ動作を実行する制御プログラムや、ヘッド駆動
モータ5を制御することによりプラテン4に対するサー
マルヘッド6の接離動作およびそのタイミングを制御す
る制御プログラムや、キャリッジ駆動モータ7を制御す
ることによりキャリッジの移動速度、移動方向および移
動位置などを制御する制御プログラムや、記録媒体の搬
送異常を検出するプログラムなどの各種のプログラム、
および、記録動作に要する各種のデータなども記憶され
るようになっている。
【0057】つぎに、前述した構成からなる本実施形態
の作用についてインクリボン走行方法とともに説明す
る。
【0058】本実施形態の熱転写プリンタ1によれば、
記録動作を実行する際に、インクリボンRは、キャリッ
ジ2の走行に同期してインクリボン走行機構10の送出
し機構14により送出しリール17から繰り出されて巻
取り機構12により巻取りリール16に巻き取られる途
中でサーマルヘッド6により記録に供される。
【0059】この時、インクリボン走行機構10は、イ
ンクリボンRに当接しているリボン送りローラ24bに
より、インクリボンRに対して所定のバックテンション
を付与し、インクリボンRに当接しているリボン送りロ
ーラ24aにより、インクリボンRに対して所定のフロ
ントテンションを付与する。これらのテンションは、リ
ミッタ回転速度制御部49に記憶された制御プログラム
に基づいて、各リミッタ駆動モータ26A,26Bの回
転速度を記録速度に応じて制御することにより、各トル
クリミッタ25の回転速度を記録速度に応じて制御する
ことにより実行する。
【0060】さらに詳しく説明すると、トルクリミッタ
25を構成する出力軸25aとケース体25bとの回転
速度の差をスリップ回転速度とすると、図8に示すよう
に、トルクリミッタ25のスリップ回転速度とトルクと
の関係は、直線的ではない。したがって、トルクリミッ
タ25のケース体25bを固定する構成とした場合に
は、図9に示すように、記録速度とテンションとの関係
が一定にならず、記録速度によってテンションが変化す
ることになり、高画質の記録品質を得ることができな
い。また、トルクリミッタ25は、本来、出力軸25a
とケース体25bとの間に介在しているグリースなどの
作動流体の摩擦によりトルクを伝達し、トルクの値が一
定の値以上になった場合にトルクの伝達を遮断する構成
とされているため、トルクリミッタ25のスリップ回転
速度が高速になった場合、摩擦やグリスの焼き付きなど
により性能が著しく劣化するという特性を有している。
【0061】そこで、本実施形態においては、リミッタ
駆動モータ26でトルクリミッタ25のケース体25b
を回転させることにより、図10に示すように、リミッ
タ駆動モータ26の回転速度と記録速度との関係を直線
的とし、記録速度にかかわらずトルクリミッタ25のス
リップ回転速度を一定にしている。
【0062】したがって、図11に示すように、スリッ
プ回転速度を変化させることで、記録速度とは独立に、
インクリボンRに付与するテンションの値を一定値に設
定可能になる。
【0063】すなわち、リミッタ駆動モータ26の回転
速度を制御することで、トルクリミッタ25のケース体
25bの回転速度を制御してフロントテンションの値を
一定値に設定可能になるとともに、リミッタ駆動モータ
26の回転速度を変化させることで、記録速度に影響さ
れることなく、任意の値のフロントテンションの設定が
可能になる。
【0064】また、同様にして、バックテンションにつ
いても、リミッタ駆動モータ26の回転速度を変化させ
ることで、記録速度に影響されることなく、任意の値の
バックテンションの設定が可能になる。
【0065】このように、本実施形態の熱転写プリンタ
1によれば、記録動作を実行する際に、リミッタ駆動モ
ータ26を一定速度で駆動すると、トルクリミッタ25
のケース体25bが回転し、これによりリボン送りロー
ラ24が一定値の回転トルクを発生する。そして、リボ
ン送りローラ24に当接して走行するインクリボンRに
は一定値のテンションが付与されるとともに、リミッタ
回転速度制御部49により、記録速度に応じたインクリ
ボンRの走行速度に応じてトルクリミッタ25のスリッ
プ回転速度を制御することができる。その結果、インク
リボンRに付与するテンションを制御することができ、
インクリボンRに付与するテンションの値を記録速度と
は独立に任意の値に保持することができる。
【0066】したがって、本実施形態の熱転写プリンタ
1によれば、高画質の記録品質を得るのに必要なインク
リボンRに付与するテンションの値の安定性を容易に得
ることができるとともに、記録速度の異なる多種多様の
記録モードに応じて、インクリボンRに付与するテンシ
ョンの値を高画質を得ることのできる適正な値に容易か
つ安定的に制御することができる。
【0067】また、本実施形態の熱転写プリンタ1によ
れば、トルクリミッタ25のケース体25bと出力軸2
5aの回転速度の差、すなわちスリップ回転速度を大き
くすることなく速い記録速度まで対応できるので、トル
クリミッタ25の性能低下を防止することができる。
【0068】したがって、本実施形態の熱転写プリンタ
1によれば、高画質の記録品質を容易に得ることができ
るとともに、記録速度の異なる多種多様の記録モードに
よる記録動作を容易に実行することができる。
【0069】なお、本発明は、前記実施形態に限定され
るものではなく、必要に応じて種々変更することができ
る。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に係る本発
明のインクリボン走行方法によれば、インクリボンの走
行速度に応じてリボン送りローラの回転速度を制御でき
るため、インクリボンに付与するテンションを制御する
ことができるので、インクリボンに付与するテンション
の値を確実に一定値に保持することができる。したがっ
て、高画質の記録品質を得るのに必要なインクリボンに
付与するテンションの値の安定性を容易に得ることがで
きるなどの極めて優れた効果を奏する。
【0071】また、請求項2に係る本発明のインクリボ
ン走行方法によれば、請求項1に記載の効果に加えて、
記録速度にかかわらずトルクリミッタのスリップ回転速
度を任意の値にすることができるので、インクリボンに
付与するテンションの値を容易に制御することができ、
その結果、記録速度の異なる多種多様の記録モードに応
じて、インクリボンのテンションの値を容易に制御する
ことができる。さらに、スリップ回転速度を大きくする
ことなしに速い記録速度まで対応できるので、トルクリ
ミッタの性能低下を防止することができるなどの極めて
優れた効果を奏する。
【0072】また、請求項3に係る本発明のインクリボ
ン走行機構によれば、記録動作を実行する際に、リミッ
タ駆動モータを駆動すると、トルクリミッタが回転し、
このトルクリミッタの回転によりリボン送りローラが回
転して、リボン送りローラに当接して走行するインクリ
ボンにテンションを付与することができるとともに、リ
ミッタ回転速度制御部は、トルクリミッタの回転速度を
制御することができるので、インクリボンに付与するテ
ンションの値を確実に一定値に保持することができる。
したがって、高画質の記録品質を得るのに必要なインク
リボンに付与するテンションの値の安定性を容易に得る
ことができる。よって、請求項1に記載のインクリボン
走行方法を容易に実現することができるなどの極めて優
れた効果を奏する。
【0073】また、請求項4に係る本発明のインクリボ
ン走行機構によれば、請求項3に記載の効果に加えて、
リミッタ回転速度制御部は、記録速度にかかわらずトル
クリミッタのスリップ回転速度を任意の値にすることが
できるので、インクリボンに付与するテンションの値を
容易に制御することができ、その結果、記録速度の異な
る多種多様の記録モードに応じて、インクリボンのテン
ションの値を容易に制御することができる。さらに、ス
リップ回転速度を大きくすることなしに速い記録速度ま
で対応できるので、トルクリミッタの性能低下を防止す
ることができる。したがって、請求項2に記載のインク
リボン走行方法を容易に実現することができるなどの極
めて優れた効果を奏する。
【0074】また、請求項5に係る本発明の熱転写プリ
ンタによれば、請求項3に記載のインクリボン走行機構
を用いた場合には、インクリボンに付与するテンション
の値をより安定、すなわち一定値に保持させることがで
き、請求項4に記載のインクリボン走行機構を用いた場
合には、記録速度の異なる多種多様の記録モードに応じ
て、インクリボンのテンションの値を容易に制御するこ
とができる。したがって、高画質の記録品質を容易に得
ることができるとともに、記録速度の異なる多種多様の
記録モードによる記録動作を容易に実行することができ
るなどの極めて優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るインクリボン走行方法を用いた
本発明に係るインクリボン走行機構を搭載した本発明に
係る熱転写プリンタの実施形態のキャリッジ近傍の斜視
【図2】 図1の正面図
【図3】 図1のテンション付与手段の要部を示す拡大
斜視図
【図4】 図3の縮小正面図
【図5】 図3の縮小右側面図
【図6】 図3の縮小平面図
【図7】 図1の熱転写プリンタの制御手段の要部を示
すブロック図
【図8】 トルクリミッタのスリップ回転速度とトルク
との関係を示す線図
【図9】 トルクリミッタのケース体を固定した場合の
記録速度とテンションとの関係を示す線図
【図10】 図1の熱転写プリンタのリミッタ駆動モー
タの回転速度と記録速度との関係を示す線図
【図11】 図1の熱転写プリンタのスリップ回転速度
とテンションと記録速度との関係を示す線図
【符号の説明】
1 熱転写プリンタ 2 キャリッジ 4 プラテン 5 ヘッド駆動モータ 6 サーマルヘッド 7 キャリッジ駆動モータ 10 インクリボン走行機構 11 巻取りボビン 12 巻取り機構 13 送出しボビン 14 送出し機構 16 巻取りリール 17 送出しリール 20 リボン走行モータ 20a 巻取りモータ 20b 送出しモータ 23、23A、23B テンション付与手段 24、24a、24b リボン送りローラ 25 トルクリミッタ 25a 出力軸 25b ケース体 26、26A、26B リミッタ駆動モータ 45 制御手段 47 CPU 48 メモリ 49 リミッタ回転速度制御部 R インクリボン

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送出しリールから繰り出されるインクリ
    ボンを巻取りリールによって巻き取るとともに、前記イ
    ンクリボンに走行途中でリボン送りローラを当接させて
    前記インクリボンにテンションを付与しつつ前記インク
    リボンを走行させるインクリボン走行方法であって、 前記リボン送りローラを任意に回転させられるトルクリ
    ミッタに接続するとともに、記録動作を実行する際に、
    前記リボン送りローラを前記トルクリミッタによって所
    望の回転速度で回転させることにより、前記インクリボ
    ンにテンションを付与するようにしたことを特徴とする
    インクリボン走行方法。
  2. 【請求項2】 前記トルクリミッタの出力軸とケース体
    との回転速度の差であるスリップ回転速度を任意の値に
    制御することを特徴とする請求項1に記載のインクリボ
    ン走行方法。
  3. 【請求項3】 インクリボンを走行させる巻取り機構お
    よび送出し機構を具備するインクリボン走行機構であっ
    て、 前記巻取り機構および送出し機構のうちの少なくとも一
    方に、前記インクリボンに当接するようにして回転可能
    に配設されるリボン送りローラと、前記リボン送りロー
    ラに接続されるトルクリミッタと、前記トルクリミッタ
    を回転駆動するリミッタ駆動モータとを具備するテンシ
    ョン付与手段を設けるとともに、前記トルクリミッタの
    回転速度を制御するリミッタ回転速度制御部を設けたこ
    とを特徴とするインクリボン走行機構。
  4. 【請求項4】 前記リミッタ回転速度制御部は、前記ト
    ルクリミッタの出力軸とケース体との回転速度の差であ
    るスリップ回転速度を任意の値に制御するように構成さ
    れていることを特徴とする請求項3に記載のインクリボ
    ン制御機構。
  5. 【請求項5】 プラテンに沿って往復移動可能とされイ
    ンクリボンを走行するインクリボン走行機構を搭載した
    キャリッジと、このキャリッジに配設され前記プラテン
    に対して接離可能とされた複数の発熱素子を記録方向に
    対して直交する方向に整列配置してなるサーマルヘッド
    とを具備し、記録情報に基づいて前記サーマルヘッドの
    複数の発熱素子を選択的に駆動してインクリボンのイン
    クを記録媒体上に転写して記録媒体に所望の画像の記録
    を行う熱転写プリンタであって、前記インクリボン走行
    機構が請求項3または請求項4に記載のインクリボン走
    行機構であることを特徴とする熱転写プリンタ。
JP25204799A 1999-09-06 1999-09-06 インクリボン走行方法およびインクリボン走行機構ならびに熱転写プリンタ Pending JP2001071608A (ja)

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