JP2001071396A - カットテープ貼着装置 - Google Patents

カットテープ貼着装置

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JP2001071396A
JP2001071396A JP25358599A JP25358599A JP2001071396A JP 2001071396 A JP2001071396 A JP 2001071396A JP 25358599 A JP25358599 A JP 25358599A JP 25358599 A JP25358599 A JP 25358599A JP 2001071396 A JP2001071396 A JP 2001071396A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】長尺のカットテープ素材を切断してカットテー
プとしながら、長尺の外装紙に所定の間隔をあけて貼り
付けることができ、また、カットテープの長さ及び貼り
付ける位置を、制御部に任意のパルス数を設定入力する
という簡単な操作で、容易に行うことができるカットテ
ープ貼着装置を提供すること。 【解決手段】走行する長尺の外装紙上面に、長尺のカッ
トテープ素材をカットテープ素材供給ローラにより供給
しつつ、切断刃により切断して短尺のカットテープと
し、このカットテープを長尺の外装紙に熱接着し、カッ
トテープが貼着された長尺の外装紙を外装紙送り用サー
ボモータで駆動される外装紙送り駆動ローラにより引き
取って送り出すことにより、長尺の外装紙に間隔をあけ
てカットテープを貼り付けるカットテープ貼着装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、物品、例えばチュ
ウインガム、キャンディ、チョコレート、菓子等湿気を
嫌う物品を内部に収納するフィンシール包装体に使用さ
れる外装紙に、カットテープを貼り付けるカットテープ
貼着装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、チュウインガム、キャンディ、チ
ョコレート、菓子等の物品を収納した包装体には、開封
が容易にできるように包装体を構成する外装紙には予め
カットテープが貼着されている。
【0003】図5に示されるような物品のフィンシール
包装体Pは、カットテープTが貼り付けられた外装紙S
0を包装機内でU形に折り曲げて内部に物品Gを収納
し、収納部の気密性、密封性を保持するために、折り曲
げにより重なった外装紙周縁の三辺をフィンシールし
て、このフィンシール部F(図6には、フィンシール部
Fの一辺が示されている。)を収納部側に折り曲げてフ
ィンシール包装体Pとして形成されている。この場合、
図5のフィンシール包装体のA−A線断面図として示し
た図6に示すように、カットテープ先端T1がフィンシ
ール部Fの内部に挟持接着されたカットテープTと、該
カットテープTの後端T2とが接合しないようにするこ
とにより、フィンシール部FとしたときカットテープT
が輪状にならないようにして、フィンシール包装体Pの
開封が容易にできるようにしている。また、カットテー
プ先端T1をフィンシール部Fの内部に挟持接着するこ
とにより、フィンシール包装体Pはその気密性、密封性
が保持される。
【0004】このようにするために、図4に示すよう
に、長尺の外装紙S’に、フィンシール包装体P単体に
相当する区分ごとに間隔をあけてカットテープTを貼り
付け、この長尺の外装紙Sをフィンシール包装体単体に
相当する長さに切断線S1位置で切断して、1個のフィ
ンシール包装体Pの外装紙S0として使用している。こ
の場合、フィンシール包装体Pが図6の断面図に示すよ
うなフィンシール包装体であるから、カットテープT
を、図4に示すように、外装紙S0の長さSLより短い
長さのカットテープTとした上で、カットテープTの両
端外側方に余白S2、S3を残して外装紙S’に貼り付
ける必要がある。なお、図4中、S4は外装紙表面に印
刷された光電管マーク(所謂レジマーク)であり、S5
はフィンシール包装体としたときに摘み部を形成するた
めの切り口又はミシン目であり、この摘み部は余白部S
3に形成される。
【0005】従来、長尺の外装紙S’にカットテープT
を貼り着ける装置として、長尺のカットテープ素材を切
断してカットテープとし、間隔をあけて貼り付けるもの
はなかった。というのは、従来、図6に示すようなカッ
トテープ先端T1がフィンシール部Fの内部に挟持接着
されたカットテープTと、該カットテープTの後端T2
とが接合しないようにしたフィンシール包装体Pがなか
ったので、カットテープTを外装紙S’に余白S2,S
3を残して貼り付ける必要がなかったからである。すな
わち、従来のカットテープの貼り付け装置は、外装紙
S’に長尺のカットテープ素材T’を連続的に貼り付け
るもので、カットテープ素材T’を切断して、間隔をあ
けてカットテープを貼り付けることができないものであ
った。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は、長
尺のカットテープ素材を切断して短尺のカットテープと
しながら、長尺の外装紙に所定の間隔をあけて貼り付け
ることができ、また、カットテープの長さ及び貼り付け
る位置を、制御部に任意のパルス数を設定入力するとい
う簡単な操作で、容易に行うことができるカットテープ
貼着装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、「走行する長尺の外装紙上面に、カット
テープ素材をカットテープ素材供給ローラにより間欠的
に供給するカットテープ素材供給手段と、前記供給され
たカットテープ素材を切断刃により切断してカットテー
プとするカットテープ素材切断手段と、カットテープを
長尺の外装紙に貼り付ける熱接着手段と、カットテープ
が貼着された長尺の外装紙を外装紙送り用サーボモータ
で駆動される外装紙送り駆動ローラにより引き取って送
り出す外装紙送り出し手段とからなる、長尺の外装紙に
間隔をあけてカットテープを貼り付けるカットテープ貼
着装置」という構成とすると共に、「前記カットテープ
貼着装置において、カットテープ素材供給ローラを駆動
するカットテープ素材供給用サーボモータは、制御部の
設定用カウンタに、外装紙送り用サーボモータのパルス
数で任意に入力された設定値に基づいて出力されるカッ
トテープ貼り付け指令信号により、回転駆動及び停止が
行われて間欠的に回転する」こと、「前記カットテープ
貼着装置において、外装紙送り出し手段における外装紙
送り用サーボモータは、長尺の外装紙を所定単位長さ送
り出す毎に停止して、間欠的に長尺の外装紙を送り出す
ように設定される」こと、「前記カットテープ貼着装置
において、外装紙送り出し手段における外装紙送り用サ
ーボモータは、長尺の外装紙を連続的に送り出すように
設定される」こと、「前記カットテープ貼着装置におい
て、カットテープ素材供給ローラを駆動するカットテー
プ素材供給用サーボモータは、前記外装紙送り用サーボ
モータから出力されるパルスにより、同期回転される」
こと及び「前記カットテープ貼着装置において、カット
テープ素材切断手段における切断刃は、カットテープ素
材供給ローラを駆動するカットテープ素材供給用サーボ
モータの停止直前に下降してカットテープ素材を切断す
る」ことという構成としたものである。
【0008】
【作用】上記構成からなるカットテープ貼着装置は、走
行する長尺の外装紙上面に、カットテープ素材供給ロー
ラにより、長尺のカットテープ素材を間欠的に供給し、
この供給されたカットテープ素材を切断刃により切断し
てカットテープとし、このカットテープを長尺の外装紙
に熱接着手段により貼り付けるもので、カットテープが
貼着された長尺の外装紙は、外装紙送り用サーボモータ
で駆動される外装紙送り駆動ローラにより引き取られて
送り出される。
【0009】この場合、前記カットテープ素材供給手段
におけるカットテープ素材供給ローラを間欠的に回転さ
せるカットテープ素材供給用サ−ボモータは、制御部の
設定用カウンタに、外装紙送り用サーボモータのパルス
数で任意に設定入力された設定値に基づいて出力される
カットテープ貼り付け指令信号のオン、オフにより、回
転駆動及び停止が行われるので、設定入力するパルス数
を任意に変更すれば、長尺のカットテープ素材は任意の
長さに切断され、該切断されたカットテープは、長尺の
外装紙に間隔をあけて任意の位置に貼り付けられる。
【0010】また、カットテープ貼着装置において、カ
ットテープ素材供給ローラを駆動するカットテープ素材
供給用サーボモータが、外装紙送り用サーボモータのパ
ルスにより、同期回転されるので、外装紙とカットテー
プとが同一速度で走行し、その走行中両者がずれること
なく熱接着される。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、実
施例に基づき図1〜図6を参照して説明する。図1に
は、カットテープ貼着装置の主要構成が示され、このカ
ットテープ貼着装置1は、長尺の外装紙S’が上流側か
ら下流側に走行する間に、長尺のカットテープ素材T’
が長尺の外装紙S’に供給されながら、所定長さに切断
され、この切断されたカットテープTを間隔(余白S2
+S3)をあけて貼り付け、図4に示されるような、長
尺の外装紙S’にカットテープTが貼着された長尺の外
装紙Sを得るものである。
【0012】カットテープ貼着装置1は、外装紙供給部
2を走行する長尺の外装紙S’に、上方からカットテー
プ素材T’を供給するカットテープ素材供給部3と、カ
ットテープ素材T’を切断するカットテープ素材切断部
4と、長尺の外装紙S’にカットテープを貼着する熱接
着部5と、カットテープTが貼着された長尺の外装紙S
を引き取って送り出す外装紙送り出し部6と、これらの
作動を制御する制御部8とからなる。
【0013】外装紙供給部2は、巻取りドラム(図示
略)から繰り出された長尺の外装紙S’をガイドローラ
21により案内して、後記する熱接着部5に供給するも
のである。この長尺の外装紙S’の表面には、光電管マ
ークS4(レジマーク)が印刷されており、この光電管
マークS4は、センサー7で検出される。そして、この
ような供給部2により長尺の外装紙供給手段は構成され
る。
【0014】カットテープ素材供給部3は、外装紙供給
部2を走行する長尺の外装紙S’上面に、カットテープ
素材T’を供給するガイド部材31を備えている。該ガ
イド部材31には、装置本体に設けられたカットテープ
素材供給用サーボモータMTにより駆動されるカットテ
ープ素材供給駆動ローラ32に圧接する下部押さえロー
ラ33と、カットテープ素材T’案内走行させる凹溝3
4(図2参照。)とが設けられ、カットテープ素材T’
は、カットテープ素材供給駆動ローラ32と下部押さえ
ローラ33とからなるカットテープ素材供給ローラによ
り供給される。このガイド部材31は、支軸35に軸支
され、スプリング36によりカットテープ素材供給駆動
ローラ32側に付勢されている。なお、図1中の37
は、カットテープ素材T’のガイドローラである。そし
て、このようなカットテープ素材供給部3によりカット
テープ素材供給手段は構成される。
【0015】カットテープ素材T’を切断するカットテ
ープ素材切断部4は、シリンダ41に設けられた切断刃
42からなり、カットテープ素材供給部3のガイド部材
31出口近傍で切断刃42を下降させて、長尺のカット
テープ素材T’を切断して短尺のカットテープTとする
ようになっている。この場合、カットテープ素材T’
は、一方が前記ガイド部材31のカットテープ素材供給
駆動ローラ32と下部押さえローラ33に保持されてい
ると共に、他方が後記する板状ヒータ51に形成された
凹部54の角部55とプレスローラ53とで保持されて
いる間に、下降する切断刃42により切断される。な
お、図1中の43は、カットテープ貼着装置本体フレー
ムへのシリンダ41の取り付け部材である。そして、こ
のようなカットテープ素材切断部4によりカットテープ
素材切断手段は構成される。
【0016】熱接着部5は、板状ヒータ51と該板状ヒ
ータ51を昇降させるシリンダ52と該板状ヒータ51
上に設けられた細幅のプレスローラ53とからなる。そ
して、板状ヒータ51には凹部54が形成されており、
この凹部54の角部55とプレスローラ53との間を外
装紙S’上面にカットテープ素材T’が載置された状態
で通過するときに瞬間的に熱接着される。この場合、カ
ットテープTは、その裏面に塗布された熱接着材により
熱接着される。そして、このような熱接着部5により、
熱接着手段が構成される。
【0017】カットテープTが貼着された長尺の外装紙
Sを引き取って送り出す外装紙送り出し部6は、外装紙
送り用サーボモータMSにより駆動される駆動ローラ6
1と、押さえシリンダで加圧されたプレスローラ62と
からなり、このような外装紙送り出し部6により外装紙
送り出し手段が構成される。
【0018】制御部8は、シーケンス制御部であり、図
3に示すタイムチャートのような順余で制御が行われる
ようにプログラムが設定される。ここで、図4に示すよ
うな長尺の外装紙S’にカットテープTを貼り付ける場
合、カットテープTの長さ及びカットテープTの貼り付
け位置は、任意に設定されるものである。
【0019】すなわち、カットテープTの長さ及びカッ
トテープTの貼り付け位置の設定は、カットテープ素材
供給用サーボモータMTの回転開始時と停止時とを設定
することにより行われる。そのために、カットテープ素
材供給用サーボモータMTの回転開始と停止とが、カッ
トテープ貼り付け指令信号のオン、オフによって行われ
るように、制御部8の設定用カウンターに、設定値とし
て外装紙送り用サーボモータMSのパルス数、すなわち
外装紙送り用サーボモータMSのエンコーダから出力さ
れるパルスのパルス数で任意に設定して入力することに
より行われる。
【0020】このようにすると、任意に入力された設定
値に基づいて制御部8からカットテープ貼り付け指令信
号が出力され、この出力信号のオンにより、カットテー
プ素材供給用サーボモータMTは、回転し始めてカット
テープ素材T’を外装紙上面に供給し、次いで出力信号
のオフにより停止する。
【0021】そして、カットテープ素材供給用サーボモ
ータMTの停止直前に、切断刃42を下降させてカット
テープ素材T’を切断するものであるが、この切断刃4
2を下降させるカットテープ素材切断用のシリンダ41
がカットテープ素材供給用サーボモータMTの停止直前
に下降するように予め制御部に設定される。
【0022】以上のように、カットテープ素材供給用サ
ーボモータMTの回転開始時期及び停止時期を任意に設
定して制御部8に入力することにより、カットテープ貼
り付け指令信号が出力されるようになるので、カットテ
ープTの長さと貼り付け位置を任意に決めることができ
る。この場合、制御部8に入力する設定値は、制御部8
の設定用パルスカウンタに外装紙送り用サーボモータM
Sのパルス数で任意に入力するという簡単な操作で設定
することができる。
【0023】また、長尺の外装紙S’の走行速度とカッ
トテープ素材T’の供給速度とを同期させるには、外装
紙送り用サーボモータMSとカットテープ送り用サーボ
モータMT(パルスモータ)とで同期をとるようにすれ
ばよい。この場合、外装紙送り用サーボモータMSのエ
ンコーダからの出力パルスが利用される。このように、
外装紙送り用サーボモータMSとカットテープ送り用サ
ーボモータMTとで同期をとるようにするので、外装紙
S’上面にカットテープTを同一速度で供給することが
できる。ここで、各駆動ローラの外径が異なる場合に
は、各サーボモータと各駆動ローラとの間に適宜変速歯
車、電子ギヤ等を介在させて、外装紙及びカットテープ
を同一の走行速度とすればよい。
【0024】ところで、長尺の外装紙にカットテープを
貼り付けて送り走行させる際、長尺の外装紙を間欠送り
する場合と長尺の外装紙を連続送りする場合とがある。
ここで、長尺の外装紙を間欠送りする場合というのは、
以降の行程で物品を包装するとき、外装紙Sを包装体単
位に相当する長さSLに切断して外装紙S0とし、外装
紙S0で物品の包装が行われている間、外装紙Sの送り
を一時停止するためである。
【0025】長尺の外装紙Sを間欠送りしてカットテー
プTを貼り付ける場合は、外装紙送り用サーボモータM
Sの回転・停止1サイクル(例えば、外装紙送り120
mm)に相当する基準のパルス数(例えば、外装紙送り
用サーボモータMSのエンコーダから出力されるパル
ス;120パルス)を予め制御部8に設定入力してピッ
チ送りするか、あるいは1サイクルに相当する位置で外
装紙Sに印刷された光電管マークS4(レジマーク)を
センサー7で検出し、その検出信号によりピッチ送りす
るようにする。
【0026】ここで、外装紙Sを基準のパルス数をもと
に間欠送りする場合、外装紙に印刷された光電管マーク
S4を停止時に検出するが、外装紙S’が湿気を含んで
伸びていたり、外装紙送り駆動ローラ61のところでス
リップしていたりすると、光電管マークS4の検出位置
がずれて検出されなくなる。このとき、再び1サイクル
の送りを120パルスで行うとさらにずれるので、それ
を修正するために、従来行われているように、次のサイ
クルの送り、あるいは次の次のサイクル送りで、例えば
125パルス分送るように予め設定しておくと、長尺の
外装紙が常時送り修正されるようになる。
【0027】次に、カットテープ貼着装置の作用を、外
装紙送り用サーボモータMSが間欠回転し、例えば、1
サイクルが、外装紙送り用サーボモータMSの120パ
ルス(略々120mm)で行われ、外装紙送り駆動ロー
ラ61とカットテープ素材供給駆動ローラ32とが同一
外径で、カットテープ貼り付け1サイクルが150ms
という高速で行われる場合について以下説明する。
【0028】この場合、カットテープが貼り付けられた
長尺の外装紙Sは、後の行程で切断線S1で切断され
て、略々120mmの長さ(SL)の外装紙S0として
使用されるもので、長尺の外装紙Sの表面側には、略々
120mmの間隔(SL)をもって光電管マークS4が
印刷されている。そして、外装紙送り120mmで1サ
イクルの作動を行うために、制御部に基本のパルス数と
して、外装紙送り用サーボモータMSのパルス数で12
0パルスを入力する。このようにすると、外装紙送り用
サーボモータMSのエンコーダから出力されるパルス数
を120パルスカウントする毎に1時停止して間欠回転
することになる。
【0029】また、カットテープ素材供給用サーボモー
タMTが、外装紙送り用サーボモータMSの20〜10
0パルス出力する間回転するように、カットテープ貼り
付け指令信号として、制御部8の設定カウンタに20パ
ルス及び100パルスをそれぞれ設定値として入力す
る。この場合、プログラムに、予めカットテープ素材供
給用サーボモータMTが設定したパルス数(100パル
ス)で、カットテープ貼り付け指令信号がオフになる直
前に、切断刃42が下降するように、例えば−2パルス
と設定しておくと、98パルスで切断刃42が下降す
る。
【0030】まず、外装紙送り用サーボモータMSが回
転して外装紙送り駆動ローラ61が駆動し、外装紙Sを
送り出し始めると、板状ヒータ51がシリンダ52によ
り上昇し、それと共に外装紙送り用サーボモータMSの
エンコーダから出力されるパルスがカウントされ、20
パルスで、制御部8から出力されるカットテープ貼り付
け指令信号がオンとなり、カットテープ素材供給用サー
ボモータMTが回転始動する。そうすると、カットテー
プ素材供給ローラ、すなわち、カットテープ素材供給駆
動ローラ32と押さえローラ33とにより、その前の段
階ですでに切断されていたカットテープ素材T’の先端
が、熱接着部の板状ヒータ51の凹部54とプレスロー
ラ53との間に飛翔され、走行する外装紙S’上面に給
送される。
【0031】そこで、加熱されている板状ヒータ51の
角部55とプレスローラ53との間を通過するときに、
外装紙S’にカットテープ素材T’が熱接着され、外装
紙送り駆動ローラ61の方向に走行する。ここで、さら
に回転する外装紙送り用サーボモータMSの出力パルス
がカウントされて、98パルスで出力される信号により
切断刃42が下降してカットテープ素材T’を切断し、
100パルスでカットテープ貼り付け指令信号がオフに
なることにより、カットテープ素材供給用モータMTが
停止する。この時点では、まだ外装紙送り用サーボモー
タMSは回転し続け、長尺の外装紙S’に切断されたカ
ットテープTを熱接着し、120パルスで外装紙送り用
サーボモータMSは停止し、この停止に同期してヒータ
51が下降する。
【0032】このとき、外装紙Sが設定どおり120m
m送られていると、この停止時に、センサー7により光
電管マークS4が検出される。ここで、光電管マークS
4を検出しない場合もあるが、このときは同じように次
の1サイクル(120パルス)の送り走行を行い、この
とき再び検出しないときは、外装紙S’が伸びている
か、あるいは外装紙送り駆動ローラ61のところでスリ
ップしているものと判断し、次の1サイクルでの送り
を、例えば125パルス(125mm)で行って位置ず
れを修正する。
【0033】前記外装紙送り用サーボモータMSの停止
後、再び外装紙送り用サーボモータMSが回転し始め、
以上のような作動の繰り返しで、長尺の外装紙S’に4
0パルスに相当する分の長さ間隔(40mm)をあけて
カットテープTが貼着された外装紙Sを得る。
【0034】要するに、カットテープ貼着装置は、制御
部の設定用カウンタに、カットテープ貼り付け指令信号
出力の設定値として、外装紙送り用サーボモータMSの
エンコーダから出力されるパルスをもとに、任意のパル
ス数を入力するという簡単な操作だけで、カットテープ
供給用サーボモータMTは、その入力されたパルス数
(20パルス、100パルス)に応じて回転・停止す
る。このようにすると、カットテープの長さ及び貼り付
け位置を任意に設定することができる。この場合、例え
ば20パルスと100パルスを入力する代わりに、15
パルスと90パルス、5パルスと110パルス、0パル
スと100パルス等任意にパルス数を設定入力すると、
そのカットテープの長さ及び貼り付け位置を変更するこ
とができる。
【0035】また、カットテープ素材供給駆動ローラ3
2を駆動するカットテープ素材供給用サーボモータMT
の停止直前に下降する切断刃42により切断するもので
あるから、カットテープ素材T’は、その一方がカット
テープ素材供給ローラで保持され、他方が熱接着部5の
プレスローラ53と角部55とで保持されて張った状態
で、垂直に下降する切断刃42により切断されることに
なり、その結果、カットテープ素材T’を確実に切断す
ることができる。
【0036】外装紙S0の長さSLが変わった場合、そ
の長さに応じた送りで1サイクルの作動を行うように、
制御部に基本のパルス数として、その長さに応じたパル
ス数(すなわち、外装紙送り用サーボモータMSのパル
ス数)、例えば120パルスの代わりに、100パル
ス、140パルス、160パルス等を入力すれば、外装
紙送り用サーボモータMSのエンコーダから出力される
そのパルス数(100,140,160パルス)がカウ
ントされる毎に1時停止して間欠回転するようになる。
そうすると、外装紙S0の長さSLが異なった場合で
も、装置の機械的変更を行わなくとも対応することがで
きる。
【0037】他の実施例として、長尺の外装紙を連続的
に走行させてカットテープを貼着する場合について以下
説明する。カットテープ貼着装置の構造は、前記実施例
のものと異ならないのでその詳細説明は省略し、その作
用について説明する。制御部8に設定されるプログラム
は、前記実施例と同様に、カットテープ張り付けの1サ
イクルが外装紙送り用サーボモータMSの120パルス
で行われ、このとき、外装紙には光電管マークS4が1
20パルス相当分の間隔(120mm)で印刷されてい
る。そして、カットテープ貼り付け指令信号が外装紙送
り用サーボモータMSの20〜100パルスで出力され
るように、設定用カウンタに20パルスと100パルス
とが入力される。
【0038】まず、外装紙送り用サーボモータMSが回
転して、長尺の外装紙S’が送られ、光電管マークS4
をセンサー7が検出すると、外装紙送り用サーボモータ
MSのエンコーダから出力されるパルスをカウントする
カウンタが0に戻ってリセットされる。さらに、回転す
る外装紙送り用サーボモータMSの20パルスがカウン
トされると、制御部8から出力されるカットテープ貼り
付け指令信号のオンにより、前記実施例と同様に、カッ
トテープ素材供給用サーボモータMTが回転を開始し、
カットテープ素材T’を外装紙S’上面に供給して熱接
着部5で貼着し、さらに回転する外装紙送り用サーボモ
ータMSのパルスがカウントされて98パルスで切断刃
42が下降し、カットテープ素材T’を切断し、100
パルスでカットテープ貼り付け指令信号のオフにより、
カットテープ素材供給用モータMTが停止する。そし
て、さらなる外装紙送り用サーボモータMSの回転で長
尺の外装紙Sが送り出されると共に、外装紙S’にカッ
トテープTが熱接着される。
【0039】そして、走行する外装紙S’の光電管マー
クS4がセンサー7で検出されると、外装紙送り用サー
ボモータMSのパルスのカウンタが0に戻りリセットさ
れる。しかし、このとき外装紙送り用サーボモータMS
は停止することなく回転し続け、20パルスで再びカッ
トテープ素材T’が供給され、上記の作動を繰り返し
て、長尺の外装紙S’にカットテープTを間隔をあけて
貼着された外装紙Sを得る。
【0040】なお、この実施例の場合、熱接着部におけ
るヒータ51は、カットテープTが供給されないとき、
必ずしも下降させる必要はなく、上昇したままにしてお
いてもよい。この場合、長尺の外装紙Sは1サイクル所
要時間150msという高速で連続走行しているので、
加熱による弊害はない。
【0041】以上各実施例について説明したが、他の態
様として、カットテープ素材切断用の切断刃を上昇、下
降させる手段としてシリンダに替えて、ソレノイドを用
いてもよい。
【0042】
【発明の効果】本発明のカットテープ貼着装置は、走行
する長尺の外装紙上面に、カットテープ素材をカットテ
ープ素材供給ローラにより間欠的に供給するカットテー
プ素材供給手段と、前記供給されたカットテープ素材を
切断刃により切断してカットテープとするカットテープ
素材切断手段と、カットテープを長尺の外装紙に貼り付
ける熱接着手段とを備えたものであるから、走行する長
尺の外装紙上面にカットテープ素材T’を切断してカッ
トテープとしながら熱接着することができ、また、切断
したカットテープを外装紙上面に間隔をあけて貼り付け
ることができる。
【0043】カットテープ素材供給用サーボモータは、
制御部に任意に入力された設定値に基づいて出力される
カットテープ貼り付け指令信号のオン、オフにより回転
駆動及び停止が行われるものであるから、カットテープ
Tの長さ及び貼り付け位置を変更する場合、装置の機械
的変更、取り替えなど行う必要はなく、その交換作業を
省略することができる。
【0044】カットテープ素材供給用サーボモータが、
制御部の設定用カウンタに、外装紙送り用サーボモータ
のパルス数で入力されたパルス数に基づいて出力される
カットテープ貼り付け指令信号により回転駆動及び停止
が行われるので、貼着するカットテープの長さ及び貼り
付け位置の変更は、制御部に設定値としてパルス数を変
更して入力するという簡単な操作で容易に行うことがで
きる。
【0045】カットテープ素材切断手段における切断刃
は、カットテープ素材供給ローラを駆動するカットテー
プ素材供給用サーボモータの停止直前に下降するので、
カットテープ素材を張った状態で切断することができ、
その結果、カットテープ素材を確実に切断することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例であるカットテープ貼着装置
の主要構成を示す説明図である。
【図2】 ガイド部材の断面図である。
【図3】 カットテープ貼着装置のタイムチャートであ
る。
【図4】 カットテープが貼り付けられた長尺の外装紙
の平面図である。
【図5】 物品フィンシール包装体の斜視図である。
【図6】 図5のA−A線断面図である。
【符号の説明】
1・・・カットテープ貼着装置 2・・・外装紙
供給部 3・・・カットテープ素材供給部 31・・カット
テープ素材のガイド部材 32・・カットテープ素材供給駆動ローラ 33・・下
部押さえローラ 4・・・カットテープ素材切断部 41・・シリン
ダ 42・・切断刃 5・・・熱接着
部 51・・板状ヒータ 52・・シリン
ダ 53・・プレスローラ 54・・凹部 55・・角部 6・・・外装紙
送り出し部 61・・外装紙送り駆動ローラ 62・・プレス
ローラ 7・・・センサー 8・・・制御部 S・・・カットテープが貼着された外装紙 S’・・カットテープが貼着される前の外装紙 T・・・カットテープ T’・・カット
テープ素材 MS・・外装紙S送り用サーボモータ MT・・カットテープ素材供給用サーボモータ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行する長尺の外装紙上面に、カットテ
    ープ素材をカットテープ素材供給ローラにより間欠的に
    供給するカットテープ素材供給手段と、 前記供給されたカットテープ素材を切断刃により切断し
    てカットテープとするカットテープ素材切断手段と、 カットテープを長尺の外装紙に貼り付ける熱接着手段
    と、 カットテープが貼着された長尺の外装紙を外装紙送り用
    サーボモータで駆動される外装紙送り駆動ローラにより
    引き取って送り出す外装紙送り出し手段とからなる、 長尺の外装紙に間隔をあけてカットテープを貼り付ける
    カットテープ貼着装置。
  2. 【請求項2】 前記カットテープ素材供給ローラを駆動
    するカットテープ素材供給用サーボモータは、制御部の
    設定用カウンタに、外装紙送り用サーボモータのパルス
    数で任意に入力された設定値に基づいて出力されるカッ
    トテープ貼り付け指令信号により、回転駆動及び停止が
    行われて間欠的に回転する請求項1に記載のカットテー
    プ貼着装置。
  3. 【請求項3】 前記外装紙送り出し手段における外装紙
    送り用サーボモータは、長尺の外装紙を所定単位長さ送
    り出す毎に停止して、間欠的に長尺の外装紙を送り出す
    ように設定される請求項1又は2に記載のカットテープ
    貼着装置。
  4. 【請求項4】 前記外装紙送り出し手段における外装紙
    送り用サーボモータは、長尺の外装紙を連続的に送り出
    すように設定される請求項1又は2に記載のカットテー
    プ貼着装置。
  5. 【請求項5】 前記カットテープ素材供給ローラを駆動
    するカットテープ素材供給用サーボモータは、前記外装
    紙送り用サーボモータから出力されるパルスにより、同
    期回転される請求項1乃至4のいずれかに記載のカット
    テープ貼着装置。
  6. 【請求項6】 前記カットテープ素材切断手段における
    切断刃は、カットテープ素材供給ローラを駆動するカッ
    トテープ素材供給用サーボモータの停止直前に下降して
    カットテープ素材を切断する請求項1乃至5のいずれか
    に記載のカットテープ貼着装置。
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