JP2012148408A - ラベルプリンタ - Google Patents

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Abstract

【課題】印字時にライナレスラベルの片面に設けられた接着層により生じる印字不良を防止し、高精度の印字が可能なプリンタを提供する。
【解決手段】印字面と反対側に貼着用の接着層を有するライナレスラベルLに印字を行なうラベルプリンタにおいて、ライナレスラベルを接着搬送する搬送ベルト2と、搬送ベルトの搬送位置に該搬送ベルトと対向して配置した印字ヘッド4と、印字ヘッドと対向し、搬送ベルト表面と略面一ならしめてライナレスラベルを挟む位置に配置したプラテンローラ3と、搬送ベルトの搬送方向と直交する上方に、ライナレスラベルの接着層をベルト表面に圧着するラベル押え5、6と、を備え、搬送ベルト2と、プラテンローラ3の回転により、ライナレスラベルLを搬送する。
【選択図】図2

Description

本発明は、ラベル用紙として印字面と反対側の面に貼着用の接着層が形成されたライナレスラベル(台紙レスラベル)を使用するラベルプリンタに関する。
従来のライナレスラベルに印字を行なうラベルプリンタは、ラベルの搬送及びラベルに印字を行なう場合、ライナレスラベルの片面(印字面と反対側の面)に形成された貼着用の接着層(糊面)が原因でプラテンローラにライナレスラベルが巻き込まれるのを防止する為に、前記プラテンローラを非粘着素材で形成、或いはローラの表面を非粘着処理(例えば、積層、コーティング等)している(例えば、特許文献1参照)。
しかし、プラテンローラが非粘着性であるため、ラベルを搬送するためのグリップ力(送り出す力)が弱いという欠点がある。
そして、プラテンローラのラベルをグリップする力が弱く(不安定に)なると、ラベルの搬送速度にバラツキが生じ、それにより印字状態に伸縮が生じ、印字不良が発生することになる。
また、従来のプリンタは、前記プラテンローラの回転駆動によってライナレスラベルをラベル排出方向へ搬送しラベルを発行する構造であるため、プラテンローラは常時ライナレスラベルを、接着層を介して印字ヘッドに押し付けているため、プラテンローラが塑性変形し、結果、印字不良を招き、素材物性上好ましい状態とは言えないものであった。
特開平8−244260号公報
上記従来の技術が有する問題点に鑑みてなされたもので、印字時にライナレスラベルの片面に設けられた接着層により生じる印字不良を防止し、高精度の印字が可能なプリンタを提供することにある。
上記課題を達成するために本発明のラベルプリンタは、印字面と反対側に貼着用の接着層を有するライナレスラベルに印字を行なうラベルプリンタにおいて、前記ライナレスラベルを接着搬送する搬送ベルトと、前記搬送ベルトの搬送位置に該搬送ベルトと対向して配置した印字ヘッドと、前記印字ヘッドと対向し、前記搬送ベルト表面と略面一ならしめてライナレスラベルを挟む位置に配置したプラテンローラと、前記搬送ベルトの搬送方向と直交する上方に、前記ライナレスラベルの接着層をベルト表面に圧着するラベル押えと、を備え、前記搬送ベルトと、前記プラテンローラの回転により、前記ライナレスラベルを搬送することを特徴とする。
前記ライナレスラベルの印字面と反対側に形成される貼着用の接着層は、ラベルの全面に形成、或いは一部(例えば、帯状、ドット状等)に形成するなど何れでもよい。
また、前記ライナレスラベルを接着搬送する搬送ベルトは、ライナレスラベルの横幅と略同じ幅を有する1本のベルトで形成、或いは細幅のベルトを複数本、平行に並べて形成するなど何れでもよい。
上記手段によれば、ライナレスラベルはプラテンローラを挟んで上流側と下流側にラベルを接着搬送する搬送ベルトが配置されているため、プラテンローラにライナレスラベルの接着層を接触させても、ラベルをプラテンローラに巻きつかせることなく印字して搬送することができる。そして、前記プラテンローラはラベル印字時の印字用ベース(下敷き)として組み付けられ回転するので、該プラテンローラのスリップを無くし、高精度の印字を行なうことができる。
前記搬送ベルトはプラテンローラを挟んで上流側と下流側に配置されるが、その上流側と下流側の搬送ベルトは一本のベルトで連続して構成、或いは上流側と下流側を完全に分離独立した別々のベルトで構成するなど何れでもよい。一本のベルトで連続構成する具体例としては、例えば、前記搬送ベルトによるラベルの搬送領域の一部を略U字状に走行案内させて凹部を形成し、その凹部に前記プラテンローラを収容配置する。
上記手段によれば、プラテンローラを挟む上流側と下流側の搬送ベルトは連続一本ものであるから、上流側と下流側でラベルの搬送速度を同じに確保できる。従って、ラベルの搬送速度にバラつきが生じることはなく、高精度の印字を行なうことができる。
また、前記プラテンローラにライナレスラベルを介して圧接される印字ヘッドは、常時プラテンローラ側に圧接されていてもよいが、ラベルに印字する時のみライナレスラベルをプラテンローラ表面に押圧し、印字を行なわない時には、搬送中のライナレスラベルと当接しない位置に離間するようにしてもよい。
上記構成とした場合、印字ヘッドは印字の時のみラベルを介してプラテンローラに押圧されるので、プラテンローラのゴム素材の塑性変形を防止でき、長期に亘って当初の物性を維持でき、安定した印字を可能にする。
また、印字ヘッドが常時接触した場合、印字後の予熱により、ラベルの搬送方向に亘って貼着用の接着層が加熱され、それにより該接着層の接着強度が変化し(接着力が強くなり)、ラベル搬送不良が生じるが、前記構成によりラベル搬送不良を減少させることができる。
また、前記搬送ベルトの回転トルクに対し、前記プラテンローラの回転トルクを小さく設定した場合は、プラテンローラがライナレスラベルを無理に送り出すことがないので、ラベルのスリップや搬送遅れが生じるのをなくすことができる。
また、前記ラベル押えは、前記搬送ベルトの搬送方向始端側に、前記ライナレスラベルの接着層をベルト表面に圧着する第1ラベル押えと、前記搬送ベルトの搬送方向終端側で、前記プラテンローラより繰り出されたライナレスラベルを前記搬送ベルトの表面に圧着させて排出方向へ送出する第2ラベル押えとで構成し、前記第2ラベル押えは、前記搬送ベルトの表面に接着されて排出されるライナレスラベルを搬送ベルト側に押し付ける働きを有するが、更に、左右方向に回動可能(首振り可能)に取り付けてもよい。
前記構成とした場合、例えば、第2ラベル押えを左方向に回動すると、排出されるライナレスラベルは右方向に傾き、第2ラベル押えを右方向に回動すると、排出されるライナレスラベルは左方向に傾いて排出される。即ち、排出されるライナレスラベルに傾き(斜行)が発生した場合、前記第2ラベル押えを回動調整することで、排出の姿勢を修正することができる。
前記搬送ベルトとプラテンローラの等速回転は、夫々別々の動力源を同期させて等速回転させてもよいが、単一の動力源と等速の動力伝達機構、例えば、歯車列により等速回転させてもよい。その場合は、等速回転を単一の動力源によって簡単に構成することができる。
また、前記搬送ベルトによるライナレスラベルの搬送方向に対しプラテンローラより上流側近傍位置に、搬送ベルト表面に接着されたライナレスラベルを該搬送ベルト表面から剥離する剥離部材を配置してもよい。その剥離部材の具体例としては、例えば、前記搬送ベルトを略U字状の走行案内する案内ローラの外周面に、搬送ベルト表面より外方に突出する円板(フランジ)を固着して形成する。
前記構成により、ライナレスラベルを搬送ベルトからプラテンローラに確実に移載でき、安定した印字を行うことができる。
また、本発明のラベルプリンタは搬送ベルトを水平に配置した横型のプリンタでもよいが、前記搬送ベルトを、搬送方向始端側を鉛直方向上側に、搬送方向終端側を鉛直方向下側に向けて配置し、ラベルを垂直下方に向けて搬送する縦型のプリンタとしてもよい。
その場合、本プリンタに供給するラベルは、搬送ベルトの搬送方向に沿って同方向から供給してもよいが、該搬送ベルトの搬送方向と交叉する方向、例えば、直角に交叉する左右方向から供給するようにしてもよい。
又、ラベルが貼付される商品を該ラベルの搬送方向に対し直角に交叉する水平に搬送することで、商品上面へのラベル貼付は勿論、縦長の短冊状のラベルを商品の上面から底面に亘ってコの字状に容易に貼付することが可能となる。
本発明は、ライナレスラベルを、印字ヘッドとプラテンローラからなる印字部へ安定して搬送供給でき、且つ印字後のライナレスラベルを安定して排出できるため、ライナレスラベルの接着層によって生じる印字不良を防止でき、高精度の印字が可能なプリンタを提供することができる。
本発明に係るラベルプリンタを組み込んだラベル貼付装置の概略を示し、(a)は平面図、(b)は同正面図。 ラベルプリンタの概略を示し、(a)は縦断正面図、(b)は同側面図。 上側のラベル押えの動作を示す説明図で、(a)はライナレスラベルを搬送ベルトに圧着した状態、(b)はラベル押えの圧着を開放した状態。 下側のラベル押えの構成及び作用を示し、(a)は取り付け状態を示す正面図、(b),(c)は同ラベル押えを回動調整した後のラベルの繰出し状態を示す説明図。 ラベルプリンタにラベルを供給するラベル搬送手段を示し、(a)は平面図、(b)は一部切欠正面図。 ラベルプリンタから排出されたラベルの貼付動作を示す説明図。 (a)は印字済みラベルの正面図、(b)はラベルの貼付状態を示す斜視図。
以下、本発明に係るラベルプリンタの実施の形態の一例を、ラベル貼付装置について図面に基づき説明する。
図1は、ラベル貼付装置Aの概略を示す全体模式図で、基台1上に、ライナレスラベルL(以下、単に「ラベル」という)に所定事項を印字するラベルプリンタA1が配置されそのラベルプリンタA1の下方に商品Wを搬送する搬送手段Bが水平に設置され、搬送手段Bで搬送される商品WにラベルLを略コの字状に貼付し得るように構成されている。
商品Wは、容器本体の一側に蓋体が開閉可能に連接された蓋付きのトレイで、ラベルLは前記蓋付きトレイの蓋上面から容器側面を通って容器本体の底面に亘って略コの字状に貼付し得る縦長の短冊状をなしている。
ラベルプリンタA1は、ラベルLを接着搬送する搬送ベルト2と、その搬送ベルト2の搬送区間中程に配置したプラテンローラ3と、該プラテンローラ3と対向して配置した印字ヘッド(サーマルヘッド)4と、前記搬送ベルト2の搬送方向始端側に第1ラベル押え5が、搬送方向終端側に第2ラベル押え6が配置されて構成されている。
具体的には、図2に示すように、器枠7内に、ラベルLを接着搬送する搬送ベルト2を2本、幅方向に間隔をおいて平行に配置し、その搬送ベルト2の直線搬送区間の中程は、該搬送ベルト2の搬送面を後側方向(器枠の内部方向)へ略U字状に窪ませ、そのU字状の凹部8にプラテンローラ3が配置されている。
前記搬送ベルト2は、器枠7の一側辺の上下両側部に配置した案内ローラ9a,9bと、前記案内ローラ9a,9bの間で且つ該器枠7の一側辺より器枠内に配置した駆動軸10と、該駆動軸10の軸径と略同じ間隔をおいて前記案内ローラ9a,9bを結ぶライン上に配置した案内ローラ9c,9dに亘って掛け回されている。そして、前記搬送ベルト2を案内ローラ9c、駆動軸10、案内ローラ9dに掛け回すことで、該搬送ベルト2で前記U字状の凹部8が形成されている。
前記駆動軸10は駆動モータ11の出力軸とベルト12で連結され、更に該ベルト12にはエンコーダ13が接触配置されて、搬送ベルト2の速度が測定されている。この搬送ベルト2の速度を測定することによってラベルLに対する印字タイミングを制御できるように構成されている。
凹部8に収容配置されるプラテンローラ3の表面は、搬送ベルト2の表面と略面一に支持され、ラベルLを安定して搬送し得るように構成されている。
そして、前記プラテンローラ3は前記搬送ベルト2と等速回転するよう、搬送ベルト2を駆動回転させる駆動軸10と該プラテンローラ3の軸3’とが、夫々の軸端部に固着した等速歯車列14で連結されている。即ち、搬送ベルト2とプラテンローラ3は一つの駆動モータ11で駆動するように構成されている。
また、前記プラテンローラ3は軸3’の外側にゴム筒等の弾性筒が一体的に嵌着固定されており、ラベルL表面に当接される印字ヘッド4を弾性的に支持し得るようになっている。
また、前記プラテンローラ3を収容する凹部8を形成する上流側の案内ローラ9cの周面には、該案内ローラ9cに巻き掛けられる搬送ベルト2に接着されたラベルLを該搬送ベルト2の表面より剥離する剥離部材15が取り付けられている。
前記剥離部材15は、案内ローラ9cの半径に搬送ベルト2のベルト厚さを加えた半径より大径の円板で、円板の外周面に山形の歯が形成された歯付円板で構成されている。そして、歯付円板の剥離部材15は搬送ベルト2を挟む位置に配置されている。それにより、剥離部材15はラベルLを搬送ベルト2表面から浮き上がらせて剥離する働きの他に、搬送ベルト2が案内軸9c上で軸方向に移動(蛇行)するのを規制する働きを有する。
前記搬送ベルト2は、ラベルLを接着保持する表面に歯部が周方向に沿い一定間隔で突出形成されたタイミングベルトで形成されている。それにより、ラベルLの接着層20と適度に接着してラベルLを搬送し、印字後、搬送ベルト2からの剥離もスムーズに行われる。
前記印字ヘッド4は、サーマルヘッドで構成され、前記搬送ベルト2のラベル搬送面と対向する位置に配置した揺動アーム(図示省略)に取り付けられている。又、印字ヘッド(サーマルヘッド)3の前面(ラベルLの印字面と対向する面)にはインクリボン16が該印字ヘッド4前面を経由して巻取り可能に配置されている。そして、前記印字ヘッド4はラベルLに印字する時のみ前記ラベルLの印字面に押圧接触され、印字時以外はラベルL表面から離間して保持される。尚、プラテンローラ3と印字ヘッド4との間には1mm〜1.5mmの隙間が設けられている。
搬送ベルト2の搬送方向始端部側(図面では上側)に配置される第1ラベル押え5は、搬送ベルト2の始端部に供給されたラベルLを該搬送ベルト2の表面に圧着して、ラベルLを搬送ベルトの回動によって搬送方向下流側の印字部に搬送するもので、搬送ベルト2と対応させて2個並列配置されている。
また、第1ラベル押え5は、ラベルLの供給にあわせて開閉作動するように構成されている。図示の実施の形態は、ラベルLを、搬送ベルト2の搬送方向(上下方向)に対して略直角に交叉する水平方向(横方向)に配置したラベル供給装置A2から供給する例を示しており、前記第1ラベル押え5はラベル供給装置A2からのラベル受け渡しに連係して作動するように構成されている。
以下、ラベル供給装置A2を図面に基づいて簡単に説明する。
ラベルプリンタA1に供給されるラベルLは、図7(a)に示すように、縦長の短冊状をしたライナレスラベルで構成され、印字面とは反対側の面には粘着剤を塗布した接着層20が、長手方向の両側部と中間部2箇所の合計4箇所に形成されている。
そして、前記ラベルLは縦長のラベル長のテープ幅を有するライナレスラベルテープの長手方向に沿いラベル一枚分の模様等が事前印刷によって一定間隔で並列形成され、該テープからカッターによって枚葉状に1枚ずつ切断形成され、その切断形成したラベルLをラベル供給装置A2でラベルプリンタA1に送り込み、ラベルLに所定事項を印字して前記貼付部に送り出される。
ラベル供給装置A2は、図1(a)に示すように、ライナレスラベルテープロールL’を回転可能に支持するロール支持部21と、そのロール支持部21に支持されたライナレスラベルテープロールL’からテープL’aを引き出すテープ引き出し部22と、引き出したテープL’aから枚葉状のラベルLを切断形成するカッター23と、その切断されたラベルLをラベルプリンタA1の搬送ベルト2に受け渡すラベル搬送手段24とを備える。
ラベル搬送手段24は、図5に示すように、短冊形状のラベルLを垂直下方に垂れ下げた状態で搬送するもので、無端回動するタイミングベルトで構成された駆動側ベルト25と、無端回動するタイミングベルトで構成された従動側ベルト26の歯部(突部)を噛み合うように対向配置した一対の搬送部が二組、鉛直方向に間隔をおいて上下配置されて構成されている。
前記二組の搬送部の間隔は、ラベルLの裏面に形成される接着層20の上側2本(上端側と中間部の1本)の間隔に対応しており、それにより前記カッター23で切断されるラベルLが駆動側ベルト25aに仮着されるようになっている。
前記二組の駆動側ベルト25(25a,25a’)は、支持フレーム27に所定間隔をおいて配置した駆動ローラ28とテールローラ29とに亘り、歯部を外側に向けてタイミングベルトが掛け回して構成されている。そして、前記駆動ローラ28は搬送方向始端側に配置し、且つ該駆動ローラ28の外径は他方のテールローラ29の外径より大径に形成されている。
前記上側の駆動側ベルト25aと対向配置される上側の従動側ベルト26bは、固定の支持フレーム27’に前記駆動側ベルト25aの機長より短い間隔をおいて配置した一対のテールローラ30,31間に亘り歯部を外側に向けてタイミングベルトが掛け回されて構成されている。そして、上側の駆動側ベルト25aと対向する上側の従動側ベルト26bの始端部は、前記駆動側ベルト25aの始端部(駆動ローラ28の位置)より下流側にずらして配置され、終端部は駆動側ベルト25aの終端部より下流側に僅かずらして配置されている。
また、下側の駆動側ベルト25a’と対向する下側の従動側ベルト26b’は、前記支持フレーム27’に、前記上側の従動側ベルト26bの機長の略半分の長さ(間隔)をおいて配置した一対のテールローラ30’、31’間に亘り、歯部を外側に向けてタイミングベルトが掛け回されて構成されている。そして、該従動側ベルト26b’の始端部は、前記上側の従動側ベルト26bの始端部と同じ位置に配置し、終端部は駆動側ベルト25a’の機長の略中間位置に位置させる。下側の従動側ベルト26b’の機長を上側の従動側ベルト26bの機長に対して約半分の長さとした理由は、ラベル搬送手段24の搬送方向に対し略直角に交叉させて垂直下方へ配置されるラベルプリンタA1へのラベルLの受け渡しを安定してスムーズに行うことができるようにするためである。
その為に、前記駆動側ベルト25(25a,25a’)は、支持フレーム27が搬送方向始端側の大径な駆動ローラ28の軸芯を中心として前後方向に開閉可能に構成され、該駆動側ベルト25(25a,25a’)が開動して固定の従動側ベルト26(26b,26b’)から離間することでそれまで歯部間に挟持されていたラベルLが開放され、ラベルプリンタA1に受け渡される。
また、前記従動側ベルト26(26b,26b’)のうち、機長の長い上側の従動側ベルト26bには、その機長のほぼ中程にタイミングベルトの歯部面(ラベル挟持面)を対向する駆動側ベルト25aの歯部面(ラベル挟持面)側に押し付ける押圧ローラ32が設けられている。押圧ローラ32の設置個数は図示例の1個に限らず、複数個でもよい。
そして、前記二組の駆動側ベルト25(25a,25a’)と従動側ベルト26(26b,26b’)は、図5に示すように、タイミングベルトの歯部が噛み合うことで、従動側ベルト26(26b,26b’)は従動回転され、歯部間に挟持したラベルLを垂直下方に下げたまま搬送方向(水平方向)に向けて搬送することができる。また、両ベルト25(25a,25a’)、26(26b,26b’)の歯部間に挟まれたラベルLは歯部の噛み合いによってぎざぎざ波形に挟持される(図5(a)参照)。それにより、搬送中の振動、或いはベルト面に対する接触抵抗のバラツキ等があっても、挟持したラベルの向き、姿勢が変化せず、安定して次工程に送ることができる。尚、ラベル搬送手段24で水平搬送される短冊形状のラベルLは、下側2本の接着層20を露出したまま搬送され、前記したラベルプリンタA1の搬送ベルト2に受け渡された時、該下側2本の接着層20が搬送ベルト2に接着されるようになっている。そして、この受け渡されるラベルLを搬送ベルト2に接着させるのが前記第1ラベル押え5である。
即ち、駆動側ベルト25(25a,25a’)が開動する時、第1ラベル押え5は搬送ベルト2側に圧接され、駆動側ベルト25(25a,25a’)が閉動されて従動側ベルト26(26b,26b’)との間にラベルLを挟持搬送している時、第1ラベル押え5は搬送ベルト2の搬送面から離間している。尚、ラベル搬送手段24の駆動側ベルト25(25a,25a’)の開閉動作と、第1ラベル押え5の接離動作は略同じタイミングで行われるが、動作の内容から見れば、駆動側ベルト25(25a,25a’)が開動してラベルを剥離開放した後、第1ラベル押え5がラベルLの先端側(図3(a)中のラベルLの下側)を搬送ベルト2に圧接してラベルLを支え、且つラベルプリンタA1への搬送を可能とする。
前記第1ラベル押え5の接離動作と駆動側ベルト25(25a,25a’)の開閉動作を行う駆動源としては、例えばエアーシリンダを用い、そのエアーシリンダの伸縮動作によってリンク機構を作動させて連係作動させることができる。
具体的には、図3に示すように、ラベル搬送手段24の駆動側ベルト25(25a,25a’)を取り付けた支持フレーム27と、第1ラベル押え5を連結保持した連結片33とをコ形連結部材34で連結し、そのコ形連結部材34の支持フレーム27との連結部材側に、略菱形に構成したリンク35の屈折部35aを連結し、該屈折部35aと対向する屈折部35cは固定部材に軸支し、更に屈折部35aと35cとの間の屈折部35bにエアーシリンダ(アクチュエータ)36のロッド36aを連結する。
そして、ラベル搬送手段24の駆動側ベルト25(25a,25a’)が従動側ベルト26(26b,26b’)とでラベルLを挟持搬送する閉じ位置(初期位置)では、図3(a)に示すようにエアーシリンダ36のロッド36aも原点位置にあり、第1ラベル押え5はラベルLの表面から離間した位置に位置する。ラベル搬送手段24で搬送されるラベルLが搬送方向下流側の所定位置に搬送されると該ラベル搬送手段24の駆動側ベルト25(25a,25a’)の駆動が停止してラベルLは待機状態となる。そしてトレイ搬送手段37にてトレイが搬送されセンサ(図示省略)によってトレイが検出されると、エアーシリンダ36が作動してロッド36aが突出される。それにより、ロッド36aに連結されたリンク35は屈折部35cを支点として扁平状(横長菱形)に変形し、駆動側ベルト25(25a,25a’)を取り付けた支持フレーム27と連結されたコ形連結部材34が後方(図面では左方向)に移動される。それに伴い、第1ラベル押え5がラベルL側に移動してラベルLの先端側(下部)を搬送ベルト2側に押し付け、駆動側ベルト25(25a,25a’)をラベルLの接着層20面から引き離す方向に移動(開動)させる。尚、コ形連結部材34を前後方向に移動させる駆動源(アクチュエータ)としては、エアーシリンダに限らず電磁ソレノイドなどでもよい。また、前記搬送されるラベルLは搬送方向下流側の所定位置にて常に待機しており、該待機させたラベルLの下降動作が始まるのと同期させて次のラベルLをカットし、該カットしたラベルLをラベル搬送手段24で搬送方向下流側の所定位置へ搬送し待機させる。
また、前記第1ラベル押え5は、前記ラベル搬送手段24によって垂下状態で搬送されるラベルLが搬送ベルト2上に正確且つ確実に導入されるようにする為に、搬送されるラベル先端側部と対向する側縁にガイド片5’が上向きに傾斜させて連接形成されている。そして、この第1ラベル押え5は前記搬送ベルト2表面との間隔(隙間)を広狭調整し得るように上下移動可能に構成されている
また、搬送ベルト2の搬送方向終端側に配置される第2ラベル押え6は、図4に示すように、器枠7の下部に取り付けた取り付け枠17を介して始端側に配置した第1ラベル押え5と同様、搬送ベルト2と対応させて2個並列配置され、取り付け枠17にボルト・ナット18で左右回動調節可能に取り付けられている。尚、左右方向への回動調整の範囲(角度)は円弧溝とピンからなる規制手段19によって一定の範囲に規制されている。
この第2ラベル押え6は、貼付部に送り出す印字済みラベルLの向き、姿勢を調整するもので、第2ラベル押え6を正対視鉛直状態から右方向に傾けると送り出されるラベルLは左に斜行し(図4(b)参照)、第2ラベル押え6を正対視鉛直状態から左方向に傾けると送り出されるラベルLは右に斜行する(図4(c)参照)。従って、送り出されるラベルLに斜行(蛇行)現象がある場合は、前記要領により第2ラベル押え6を回動して正しい姿勢に調整する。
前記終端側の第2ラベル押え6を経由して垂直下方に送り出されるラベルLは、前記搬送手段Bの第1コンベア37の搬送方向終端側と、第2コンベア38の搬送方向始端側とで区画形成される開口39内に配置した撫で貼りローラ40より手前(上流側)に挿入されるようになっている。
また、図2(a)に示すように、前記器枠7における第2ラベル押え6を取り付けた箇所の下流側(図面では下方)には、前記印字部(印字ヘッド4とプラテンローラ3)で所定事項が印字された短冊状のラベルLの繰り出し位置より前方位置(図面では右側)に、該ラベルLの略上半部を商品Wの蓋体上面に撫で貼りし且つ該商品Wを押えるブラシ41が着脱交換可能に垂下取り付けられている。
更に、前記器枠7におけるラベル搬送手段24による搬送ラベルLと対向する側面には、前記ラベル搬送手段24で垂下搬送されるラベルLの下端側を、ラベルプリンタA1の搬送ベルト2上に誘導案内する案内枠42が取り付けられている。
この案内枠42は、ライナレスラベルテープロールL’から切断される短冊状のラベルLはロール巻きによって幅方向が円弧状にカールし、しかも略上半部がラベル搬送装置Bの駆動側ベルト25(25a,25a’)と従動側ベルト26(26b,26b’)で挟持されて垂下搬送されるラベルLの下半部は開放されているため、前記カールした幅方向の側端部が搬送ベルト2の幅方向側面或いは前記搬送ベルト2の掛け回し位置を規制する軸フランジ等に当たって、搬送ベルト2上に正しく載らないことがある。このようなことが起きるのを防止し、ラベルLの下端側を確実に搬送ベルト2の上に案内するものである。図1中、43は液晶表示板等で構成された表示部、44はキーボードなどで構成された入力操作部で、印字情報の入力、ラベル貼付データの設定等を行なうものである。
次に、上記の如く構成したラベル貼付装置のラベル貼付動作について簡単に説明する。
(1)ロール支持部21に保持したライナレスラベルテープロールL’からテープL’aを所定長さ引き出し、テープL’aの長手方向に沿ってラベル一枚分の模様が並列形成(事前印字)されたラベルをカッター23で一枚分を切断すると同時に、その切断された短冊状のラベルLは、図5(b)に示すように、印字面と反対側に形成された接着層20が、ラベル搬送手段24の駆動側ベルト25(25a,25a’)に仮着され、該駆動側ベルト25(25a,25a’)の回動によって従動側ベルト26(26b,26b’)との挟持部に向けて垂下したまま水平搬送される。
(2)駆動側ベルト25(25a,25a’)の回動によってラベルLは、対向配置した従動側ベルト26(26b,26b’)とで挟持され、搬送方向終端側に向けて挟持搬送される。そして、ラベルLは終端部で、略直角に交叉配置したラベルプリンタA1の搬送ベルト2に受け渡される。
(3)ラベル搬送手段24からラベルプリンタA1の搬送ベルト2への受け渡しは、ラベル搬送手段24の駆動側ベルト25(25a,25a’)の回動によって従動側ベルト26(26b,26b’)とで挟持搬送されたラベルLの、開放された下半部が案内枠42を通ってラベルプリンタA1の搬送ベルト2上に搬送されると、該搬送ベルト2の搬送方向始端側(図面では上側)に配置された第1ラベル押え5が前記ラベルLを搬送ベルト2表面側に押し付けて、ラベルL裏側の接着層20を搬送ベルト2に接着させる。そして、前記第1ラベル押え5の移動に連係してラベル搬送手段24の駆動側ベルト25(25a,25a’)が従動側ベルト26(26b,26b’)から離間する方向に開動し、それにより、該駆動側ベルト25(25a,25a’)に接着され且つ従動側ベルト26bとで挟持されていたラベルLの上半部は開放され、ラベルプリンタA1の搬送ベルト2による垂直下方へのラベル搬送が可能な状態となる。
(4)ラベルプリンタA1の縦二列の搬送ベルト2上に乗り移ったラベルLは、該搬送ベルト2の回動によって垂直下方に搬送され、その搬送途中に印字ヘッド4とプラテンローラ3によってラベルLに所定事項(例えば、製造年月日、賞味期限、値段、バーコード、製造元等)(図7(a)参照)が1箇所または2箇所印字される。図示例は2箇所印字の例を示す。ラベルLを接着搬送する搬送ベルト2とプラテンローラ3は駆動モータ11の回転を歯車列14の組み合わせにより等速回転させ、綺麗な印字が確保される。
(5)所定事項が印字されたラベルは、搬送ベルト2の回動で垂直下方に送り出され、ラベルプリンタA1の略真下に配置された搬送手段Bの第1コンベア37と撫で貼りローラ40との間の開口に挿入される(図6(a)参照)。
(6)ラベルプリンタA1より送り出された印字済みのラベルLの略下半部が前記開口39に挿入された時点で、第1コンベア37で搬送された商品Wの搬送方向前側の周壁が前記ラベルLに当接し、更に第1コンベア37の回動で該商品Wが前方に搬送されるために、前記ラベルLは商品Wの周壁より上側の部分が商品Wの蓋体部分に、周壁より下方に垂れた部分は商品Wの底部に、略コの字に折り曲げられて貼着される(図6(b)参照)。前記ラベルLの上半部はブラシ41で商品Wの蓋体表面に撫で貼りされ、ラベルLの下半部は撫で貼りローラ40で商品Wの周壁から底部に亘って撫で貼りされる。
(7)ラベルLがコの字状に貼付された商品Wは搬送手段Bの第2コンベア38の回動で貼付部から搬送排出される(図6(c)参照)。ラベルLの貼付状態は図7(b)に示す通りである。
上記構成により、縦長の短冊状のラベルでも、該ラベルへの印字はラベルを縦長方向に搬送して印字するため、印字ヘッドの幅は該ラベルの横幅(短手方向)でよく、非常に経済的であり、且つ効率的な印字を行なうことができるという効果を奏する。尚、一般的なラベルプリンタであれば、前記ライナレスラベルテープロールを水平に保持し、その水平に保持したライナレスラベルテープロールからラベルテープを引出して印字を行なう場合、ラベルの長手方向の長さの印字ヘッドが必要となる。
本発明は図示した実施の形態に限定されず、本発明の要旨を変更しない範囲内で適宜変更可能である。
(1)実施の形態では、ラベルプリンタを縦置きし、印字されたラベルが垂直下方に排出される例を示したがこれに限定されず、ラベルプリンタを横置きし、印字されたラベルが水平状態で排出される構成でもよいものである。
(2)実施の形態では、ラベルプリンタへのラベルの供給を、ラベルの搬送方向に対し略直角に交叉する横方向から供給する形態を示したがこれに限定されず、ラベルプリンタにおけるラベル搬送方向と同方向から直線的に供給する構成としてもよい。
(3)実施の形態では、ラベルを印字部に向けて搬送する搬送ベルトとして細幅ベルトを2本平行に配置した例を示したがこれに限らず、ラベルを接着搬送する搬送ベルトは、広幅ベルトを1本、或いは細幅ベルトを3本以上設けるなど何れでもよい。
(4)実施の形態では、プラテンローラより上流側と下流側の搬送ベルトは1本の無端状ベルトの掛け回しで構成した例を示したがこれに限らず、プラテンローラを境に上流側と下流側の搬送ベルトを夫々独立した無端状ベルトで構成してもよい。但し、その場合は上流側の搬送ベルトと、下流側の搬送ベルトは同期させ、回転速度を同じにする必要がある。
A1…ラベルプリンタ 2…搬送ベルト
3…プラテンローラ 4…印字ヘッド
5…第1ラベル押え 6…第2ラベル押え
8…凹部 9c…案内ローラ
10…駆動軸 11…駆動モータ
14…等速歯車列(動力伝達機構) 15…剥離部材
L…ラベル(ライナレスラベル)

Claims (10)

  1. 印字面と反対側に貼着用の接着層を有するライナレスラベルに印字を行なうラベルプリンタにおいて、
    前記ライナレスラベルを接着搬送する搬送ベルトと、
    前記搬送ベルトの搬送位置に該搬送ベルトと対向して配置した印字ヘッドと、
    前記印字ヘッドと対向し、前記搬送ベルト表面と略面一ならしめてライナレスラベルを挟む位置に配置したプラテンローラと、
    前記搬送ベルトの搬送方向と直交する上方に、前記ライナレスラベルの接着層をベルト表面に圧着するラベル押えと、
    を備え、
    前記搬送ベルトと、前記プラテンローラの回転により、前記ライナレスラベルを搬送することを特徴とするラベルプリンタ。
  2. 前記プラテンローラは、前記搬送ベルトを搬送面に対し略U字状に掛け回して形成した凹部に収容配置されていることを特徴とする請求項1記載のラベルプリンタ。
  3. 前記印字ヘッドは、前記ライナレスラベルに印字を行なう時、前記ライナレスラベルを前記プラテンローラ表面へ押圧して印字を行ない、印字を行なわない時には、前記搬送中のライナレスラベルと当接しない位置に離間することを特徴とする請求項1又は2記載のラベルプリンタ。
  4. 前記搬送ベルトの回転トルクに対し、前記プラテンローラの回転トルクが小さく設定されていることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項記載のラベルプリンタ。
  5. 前記ラベル押えは、前記搬送ベルトの搬送方向始端側に、前記ライナレスラベルの接着層をベルト表面に圧着する第1ラベル押えと、前記搬送ベルトの搬送方向終端側で、前記プラテンローラより繰り出されたライナレスラベルを前記搬送ベルトの表面に圧着させて排出方向へ送出する第2ラベル押えとからなり、
    前記第2ラベル押えは、前記搬送ベルトに接着されて排出されるライナレスラベルの斜行、姿勢を調整し得る様、左右方向に回動可能に取り付けられていることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項記載のラベルプリンタ。
  6. 前記搬送ベルトと前記プラテンローラとは、単一の動力源及び等速の動力伝達機構により等速回転することを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項記載のラベルプリンタ。
  7. 前記搬送ベルトによるライナレスラベルの搬送方向に対しプラテンローラより上流側近傍位置に、搬送ベルト表面に接着されたライナレスラベルを該搬送ベルト表面から剥離する剥離部材が配置されていることを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項記載のラベルプリンタ。
  8. 前記剥離部材は、前記搬送ベルトを略U字状に走行案内する案内ローラの外周面に、搬送ベルト表面より外方に突出する円板を固着して形成されていることを特徴とする請求項7記載のラベルプリンタ。
  9. 前記搬送ベルトは、搬送方向始端側を鉛直方向上側に、搬送方向終端側を鉛直方向下側に向けて配置され、ラベルを垂直下方に向けて搬送することを特徴とする請求項1乃至8の何れか1項記載のラベルプリンタ。
  10. 一方面が印字面で、他方面が粘着剤を塗布した接着面であるライナレスラベルテープロールからライナレスラベルテープを引き出し、カッターにより所定長さの一枚ラベルに切断し、その切断したラベルを移送部により印字部に移送させ、該移送されたラベルに印字を行なうラベルプリンタであって、
    前記移送部は、無端回動するベルト同士のベルト間に前記ラベルが挟持されるように対向配置させ、該対向配置させた一対のベルトのラベル挟持面を鉛直方向に沿うよう配置して水平方向に無端回動させ、且つ一対のベルトのうち一方のベルトは他方のベルトのラベル挟持面に対して開閉接離自在とし、搬送方向終端側で挟持搬送する前記ラベルを前記印字部に解放し、
    前記印字部は、
    前記移送部が解放したラベルを受け取り、搬送方向始端側を鉛直方向上側に、搬送方向終端側を鉛直方向下側に向けて配置させ、前記移送部の移送方向と直交し前記受け取ったラベルを垂直下方に向けて接着搬送する搬送ベルトと、
    前記搬送ベルトの搬送位置に該搬送ベルトと対向して配置した印字ヘッドと、
    前記印字ヘッドと対向し、前記搬送ベルト表面と略面一ならしめてライナレスラベルを挟む位置に配置したプラテンローラと、
    前記搬送ベルトの搬送方向と直交する上方に、前記ライナレスラベルの接着層をベルト表面に圧着するラベル押えと、を備え、
    前記搬送ベルトと、前記プラテンローラの回転により、前記ライナレスラベルを搬送することを特徴とするラベルプリンタ。
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JP2014114041A (ja) * 2012-12-10 2014-06-26 Osaka Sealing Printing Co Ltd ラベル貼付装置

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