JP2001070715A - ペレットろ過材のエンドレスな洗浄装置 - Google Patents

ペレットろ過材のエンドレスな洗浄装置

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JP2001070715A
JP2001070715A JP29574099A JP29574099A JP2001070715A JP 2001070715 A JP2001070715 A JP 2001070715A JP 29574099 A JP29574099 A JP 29574099A JP 29574099 A JP29574099 A JP 29574099A JP 2001070715 A JP2001070715 A JP 2001070715A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】従来、樹脂ペレットを使用するろ過槽の洗浄と
再生は、逆洗又はバブリング等であって、運転中エンド
レスに行うことはできなかった。 【解決手段】樹脂ペレットを流体としてポンプに吸い取
り、インペラーの衝撃でペレットを洗浄し、これを遠心
水流式固水分離装置に送入して、汚水とペレットをふる
い分け、汚水を排水する。ペレットは押込スクリューで
ろ槽に戻されるが、スクリューの先端に取り付けたすす
ぎ室からすすぎ水を吸い取り、ペレットポンプのサクシ
ョンに結束して、ペレットを流体化させる。このため、
ろ過運転中に洗浄を行っても処理水は濁らない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】発明は、樹脂ペレットろ過材
のエンドレスな洗浄とろ層の再生に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、樹脂ペレットの洗浄とろ層の再生
は、スクリューとエアーバブリングによる洗浄、逆洗を
行っていたため、このことによるろ過の運転又は、負圧
によるSSの除去を停止する必要があり、洗浄再生の時
間も必要なバッチ式であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】発明は、運転中、断続
的にろ層の再生を行い、ろ過運転には支障なくエンドレ
スに樹脂ペレットろ層の洗浄と、ろ層の再生をすること
を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】樹脂ペレット式ろ過槽の
底部に、ろ層のペレットをポンプで吸収する桝を取付
け、ポンプでペレットを汲み出し、これを水流式固水分
離装置に導入する。水流式固水分離装置は円筒形のタン
クで、中心にスクリューを取付け、これを取り巻くよう
に円錐形の網を取り付ける。この円筒形の水流式固水分
離装置にペレットが送入された時、水とペレットが水流
の遠心力によって固水が分離され、汚水だけが排水され
るようにする。スクリューはろ層に対し、固水分離され
たペレットを押し入るもので、先端を袋状にし、内部に
網を取り付けた部屋として、ここからパイプを取り出
し、ペレットポンプのサクションに結束する。この目的
は、固形物のペレットはポンピングできないため、この
水をペレットの吸い込みラインに結束し、調節バルブで
水6に対しペレット4の割合になるよう調節すること
と、ろ層内部から流入する水でペレットをすすぎ洗い
し、この排水は吸い出され、水流式固水分離装置から排
水されるため、運転中にろ層の洗浄再生を行っても処理
水が濁らない。
【0005】
【発明の実施形態】ペレットの洗浄を確実に、しかもス
ピーディーに循環洗浄処理するためにポンプを使用す
る。水とペレットが流体化して、筒形の水流式固水分離
装置に送入された際、遠心水流を作り、ここで固水分離
され、汚水を排水する水流式固水分離槽の中心にスクリ
ューを取付け、これを取り巻くように円錐形の網を取り
付ける。固水分離されたペレットはスクリューでろ層に
押し込まれるが、スクリュー用の筒の先端の内部に、網
の筒を作り、これを取り巻くような部屋を作って、ここ
にポンプのサクションに対し、水を供給するパイプを取
り出す。ペレット用のポンプは、ろ過槽の底部に取り付
けた桝からペレットを汲み出すが、固形物のペレット
は、スクリューの先端から取り出した水とポンプ入口に
て合流する。これを調節バルブで水6に対しペレット4
の割合に調節して、ペレットを流体化する遠心水流式固
水分離室で固水分離されたペレットは、スクリューです
すがれ、この汚水はペレットポンプで固水調整され、流
体として水流式固水分離装置に送水し、汚水は排水され
エンドレスに循環洗浄をすることができる、運転中にペ
レットの洗浄を行っても処理水が濁らない。
【0006】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明の実施例に
ついて説明する。 (イ)汚水の給水とろ過水の採水 1.の原水入口より流入する汚水は、3.の流入管を通
ってアップフローで樹脂ペレット層4.を通水してろ過
され、5.のろ過水彩水により採水される。ろ層の汚れ
が多くなると通水に対するヘッドロスが高くなり2.ク
ッションタンクの水位が上がるので、ここから情報を得
て、樹脂ペレットの洗浄が開始される。
【0007】(ロ)ろ過層の樹脂ペレット回収とこの洗
浄 アップフローで通水し、ろ過する場合、ろ層は底部から
汚れてくる。このため、底部にペレット回収桝6.を取
付け、これをペレットポンプに配管接続する。ペレット
は固体であり、単独ではポンピングできないため、1
4.のペレットすすぎ室から水を取り、8.9.の調節
バルブで水6、ペレット4の割合に調節して、これを流
体とし7.のペレットポンプで11.の水流遠心固水分
離室に送水して、ペレットと汚水を分離して、汚水は排
水口12.より原水槽に返送する。
【0008】(ハ)ろ槽に対するペレットの送入とすす
ぎ 11.で固水分離されたペレットは、スクリューでろ層
に送入されるが、ペレットの表面には汚物が付着してい
る。このためスクリューで攪拌し、送入する際ペレット
とろ過槽の水が合流してすすがれ、このことで発生した
汚水は、14.のペレットすすぎ室からポンプに吸入さ
れ、ペレットの流体化に利用し、再び11.水流式固水
分離装置から排水されてペレットはすすがれる。
【0009】(ニ)エンドレスな自動運転 2.のクッションタンクの水位は、ろ槽のヘッドロスで
水位が上がり、この情報を得てペレットポンプが作動
し、ペレットがポンプに回収されて11.遠心水流固水
分離装置でペレットと汚水はふるい分け、汚水は12.
から排水され、ペレットは13.スクリューで送入し,
すすがれる。この汚水は14.ペレットすすぎ室からポ
ンプに吸い取られて運転するため、運転中にこの作動が
あっても5.の採水に濁りはでない。この作動で、弊害
を起こすろ過槽底部の汚物は、16.汚水ポンプを利用
し、断続的にタイマー式に除去する。
【発明の効果】発明は以上説明の通り、樹脂性のろ過機
ペレットの洗浄をポンプで行い、原水入口のクッション
タンクの水位でろ層のつまりを感知する事で作動し、ポ
ンプで吸収桝から吸入するペレットに対し、固水分離装
置からペレットを送入するスクリューの先端に取り付け
たすすぎ室から水を取り、これを合流した際、ペレット
が流体としてポンピングできるように考慮し、ペレット
を水流式固水分離装置に送入する。ペレットと汚水を固
水分離して、汚水は排水し、ペレットはろ層に送入する
が、この運転は、ろ過採水中に行っても処理水は濁ら
ず、エンドレスな運転が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】発明の横断面による説明図である。
【符号の説明】
1.原水入口 9.すすぎ水ペレット流体
化用調節バルブ 2.クッションタンク 10.ペレット送水ライン 3.原水の流入 11.遠心水流式固水分離装
置 4.ペレットろ層 12.汚水排水口 5.処理水出口 13.スクリュー 6.ペレット吸入桝 14.ペレットすすぎ室 7.ペレットポンプ 15.ペレット流体化用すす
ぎ水のライン 8.ペレット調節バルブ 16.汚水ポンプ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】樹脂性のペレットをろ過材とし、水流によ
    って発生する負圧にSSを吸着して、ろ過を行う装置は
    すでに存在する。このペレットのエンドレスな洗浄装置
    である。
  2. 【請求項2】ろ過材のペレットをポンプに吸い取り、ポ
    ンプインペラーの衝撃を与えペレットを洗浄する過程に
    おいて、ペレットは固形物であるため、ポンンプに直接
    吸入することができないので、ペレットと水をバルブ調
    節で流体に混合して、ポンプにこれを吸い取ることので
    きる方法と構造である。
  3. 【請求項3】ポンプで衝撃し、ペレットのSSを除去し
    た汚水を遠心水流式固水分離室でペレットと、汚水を分
    離し、ふるいわけ、ペレットはろ層に戻し、汚水は原水
    槽に返送する方法と構造である。
  4. 【請求項4】遠心水流式固水分離室で、汚水を排水した
    ペレットは、スクリューでろ層に戻されるが、ペレット
    の表面には汚物が付着しているため、スクリューの先端
    に網で囲った部屋を作り、ここにペレットポンプの吸入
    管を接続し、ペレットを水で流体化するための水として
    給水する。このことでスクリューで摩擦されたペレット
    を通してろ過層の水がペレットをすすぎ洗い、ポンプの
    サクションに給水されるため、ペレットのすすぎ洗いと
    共に、この排水をポンプに供給し、ペレットを流体化す
    ることに利用し、この汚水が水流式固水分離装置から排
    水できる方法と構造である。
  5. 【請求項5】遠心式固水分離装置と押込スクリューを中
    心に、ペレット回収桝は対角線状に取付け、ろ過槽の大
    小により増減することのできる構造と方法。
JP29574099A 1999-09-08 1999-09-08 ペレットろ材の洗浄装置 Expired - Fee Related JP3458186B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100953298B1 (ko) 2009-10-07 2010-04-20 주식회사 멀티스하이드로 산업용 필터장치

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